JPH0424478A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0424478A
JPH0424478A JP12817690A JP12817690A JPH0424478A JP H0424478 A JPH0424478 A JP H0424478A JP 12817690 A JP12817690 A JP 12817690A JP 12817690 A JP12817690 A JP 12817690A JP H0424478 A JPH0424478 A JP H0424478A
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pressure
hot gas
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compressor
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Noriyasu Kawakatsu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍装置、詳しくはホットガスバイパス路を
備え、蒸発器へのホットガス供給量を制御することによ
りコンテナあるいは冷蔵庫の庫内温度を冷凍領域あるい
はヂルド領域に制御できるようにした冷凍装置に関する
ものである。
(従来の技術) 上記の如き構成の冷凍装置においては、蒸発器に供給さ
れるホットガス量を制御することによって、庫内温度を
冷凍領域あるいはチルド領域とするようにしているが、
冷凍領域運転とチルド領域運転とでは、冷媒循環量に差
が生じることとなる。
即ち、ホットガスをバイパスさせて吹出空気温度をチル
ド領域に制御する冷蔵運転においては、吹出空気温度に
対応して冷媒の低圧が高くなり、それだけ冷媒循環量が
多くなるし、ホットガスをバイパスさせないで吸込空気
温度を冷凍領域に制御する冷凍運転においては、冷媒の
低圧が低くなり、それだけ冷媒循環量が少なくなる。
一方、このような構成の冷凍装置において、蒸発器への
フロストが進行した場合、前記ホットガス弁により循環
する冷媒の全量をホットガスバイパス路を介して蒸発器
に供給することによりデフロスト運転が行なわれるが、
」―記した如く冷凍装置の運転状態により冷媒循環量に
差が生じることから、冷蔵運転時におけるデフロスト運
転と冷凍運転時におけるデフロスト運転とでは、デフロ
ストに供される冷媒循環量に差が生ずることとなる。
かかる冷媒循環量の差は、デフロスト運転における種々
の問題発生、即ちデフロスト時間がかかり過ぎることあ
るいは冷凍運転復帰時における高圧異常上昇等につなが
るところから、デフロスト運転においては、デフロスト
前の運転状態のいかんにかかわらず、所定量の冷媒を蒸
発器に供給し得るようにしたものが提案されている(特
開昭59−197764号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記公知例の場合、予じめ設定された一定量
の冷媒でデフロスト運転が行なわれることとなっている
ため、外気温度が低い低負荷時には、冷媒循環量が少な
すぎることとなり、デフロスト時間が長くなったり、残
霜が起り易いという問題がある。この問題に対処するた
めには、予じめ設定する冷媒量を多くすればよいが、そ
の場合、外気温度が高い高負荷時には冷媒循環量の過多
に起因して高圧圧力が上昇して高圧カットが生じたり、
圧縮機モータの電流が上昇して圧縮機保護用の過電流開
閉器が作動したりして、デフロスト運転が不能となると
いう問題が新たに生ずる。いずれにしても、海上コンテ
ナのように外気温度の変化が大きい条件下で使用される
冷凍装置においては、最適冷媒量の設定が難しいという
問題が存することとなっているのである。なお、特開昭
63−183359号公報に開示されているように、デ
フロスト運転時に圧縮機の吐出圧力が高(なり過ぎた場
合に、デフロスト用循環冷媒の所定量を前記凝縮器を含
む液溜部へ逃がずことにより、高圧カットを防止するよ
うにする試みがなされているが、この場合においては、
低外気温度条件下における前記した不具合には対応しき
れないという問題が残る。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、デフロス
ト運転時における圧縮機の吐出圧力に基づいてデフロス
ト回路を循環する冷媒量を加減制御することにより、外
気温度条件に左右されない適正なデフロスト運転を行い
得るようにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明では、上記課題を解決するための手段と
して、図面に示すように、圧縮機lから吐出されるホッ
トガスを、凝縮器2をバイパスして蒸発器5に供給する
ホットガスバイパス路7と、デフロスト時においては循
環する冷媒の金星を前記ホットガスバイパス路7を介し
て前記蒸発器5に循環さ什てデフロスト運転を行うべく
作動するホットガス弁8と、デフロスト運転時に前記圧
縮機lの吐出圧力が異常高圧に近づいた場合にデフロス
ト用循環冷媒の所定量を前記凝縮器2を含む液溜部10
へ逃がずべく作用するホットガスリリーフ手段15とを
備えた冷凍装置において、デフロスト運転時に前記圧縮
機1の吐出圧力が冷媒循環量不足を示す圧力まで低下し
た場合に前記液溜部10の冷媒の所定量を前記蒸発器5
へ供給すべく作用する冷媒補充手段22を付設している
請求項2の発明では、上記課題を解決するための手段と
して、図面に示すよう″に、前記請求項1記載の冷凍装
置において、デフロスト運転時において前記液溜部10
の圧力より前記蒸発器5の圧力が高くなった場合に前記
ホットガス弁8を凝縮器2側への流路が全開となるよう
に所定時間切り換える如く作用する第3制御手段21を
付設している。
請求項3の発明では、」−記課題を解決するための手段
として、図面に示すように、前記請求項1あるいは2の
冷凍装置において、前記冷媒補充手段22を、前記液溜
部10の下流側に設けられ、電子信号により全閉から全
開まで開度制御されるべく構成された電子膨張弁4と、
該電子膨張弁4の開度制御を行う第2制御手段20とに
より構成している。
(作 用) 請求項1の発明では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
即ち、冷凍装置運転中において蒸発器5へのフロストが
進行すると、ホットガス弁8の作動によりホットガスバ
イパス路7を介して蒸発器5ヘホツトガスが供給される
デフロスト運転が開始されるが、高外気温度条件下にお
けるデフロスト運転であって圧縮機lの吐出圧力が異常
高圧(例えば、高圧圧力スイッチの作動圧)に近付いた
場合には、ホットガスリリーフ手段I5の作用によりホ
ットガスの所定量が凝縮器2側へ逃がされて、高圧カッ
トあるいは電流カット等が防止されることとなる一方、
低外気温度条件下でのデフロスト運転であって圧縮機l
の吐出圧力が冷媒循環量不足を示す圧力まで低下した場
合には、冷媒補充手段22の作用に上り液溜部10の冷
媒の所定量が蒸発器5へ供給されるのである。従って、
外気温度の変化に対応した適正なデフロスト用の冷媒循
環量が得られることとなるのである。
請求項2の発明では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
即ち、外気温度が異常に低い条件下でのデフロスト運転
時においては、液溜部10の圧力より蒸発器5の圧力が
高くなって冷媒補充手段22による液溜部10から蒸発
器5への冷媒補充が不可能になることがあるが、その場
合には、第3制御手段21の作用によりホットカス弁8
か凝縮器2 (Illへの流路が全開となるように所定
時間切り換えられ、圧縮機1の吐出ガスが凝縮器2側へ
供給される。従って、液溜部10の圧力が−L昇するこ
ととなって、冷媒Mi充千手段2による液溜部10から
蒸発器5への冷媒補充が可能となるのである。
請求項3の発明では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
即ち、低外気温度条件下でのデフロスト運転であって圧
縮機1の吐出圧力が冷媒循環量不足を示す圧力まで低下
した場合には、第2制御手段20からの指令により電子
膨張弁4か所定時間全開され、液溜部10の冷媒の所定
量が蒸発器5へ供給されるのである。
(発明の効果) 請求項1の発明によれば、圧縮機1から吐出されるホッ
トガスを、凝縮器2をバイパスして蒸発器5に供給する
ホットガスバイパス路7と、デフロスト時においては循
環ず°る冷媒の全量を前記ホットガスバイパス路7を介
して前記蒸発器5に循環させてデフロスト運転を行うべ
く作動するホットガス弁8と、デフロスト運転時に前記
圧縮機1の吐出圧力が異常高圧に近づいた場合にデフロ
スト用循環冷媒の所定量を前記凝縮器2を含む液溜部1
0へ逃がずへく作用するホットガスリリーフ手段15と
を備えた冷凍装置において、デフロスト運転時に前記圧
縮機Iの吐出圧力か冷媒循環量不足を示す圧力まで低下
した場合に前記液溜部10の冷媒の所定量を前記蒸発器
5へ供給ずべく作用する冷媒補充手段22を付設して、
低外気温度条件下でのデフロスト運転時におけるデフロ
スト用冷媒の循環m不足を解消し得るようにしたので、
低外気温度条件下でのデフロスト時間の短縮が図れ、そ
の結果、冷凍装置の効率改善が図れるという優れた効果
かある。また、異常な圧力上昇あるいは圧力低下を防止
することができるため、圧縮機lの耐久性が向上すると
いう効果もある。
請求項2の発明によれば、請求項1記載の冷凍装置にお
いて、デフロスト運転時において前記液溜部10の圧力
より前記蒸発器5の圧力が高くなった場合に前記ホット
カス弁8を凝縮器2側への流路が全開となるように所定
時間切り換える如く作用する第3制御手段21を付設し
て、極めて低い外気温度条件下でのデフロスト運転時に
おいて、液溜部10の圧力と蒸発器5の圧力とが逆転し
た場合には、圧縮機1から吐出されるホットガスの所定
量を凝縮器2側へ供給し得るようにしたので、液溜部1
0の圧力が上昇することとなって、前記圧力の逆転が解
消される結果、冷媒補充手段22による液溜部10から
蒸発器5への冷媒補充が可能となり、極めて低い外気温
度条件下におけるデフロスト運転時においてら、デフロ
スト用冷媒の循環量不足を解消し得ることとなる。この
ことにより、デフロスト時間の短縮が図れる結果、冷凍
装置の効率改善が図れるという優れた効果がある。
また、異常な圧力上昇あるいは圧力低下を防止すること
ができるため、圧縮機lの耐久性か向上するという効果
もある。
請求項3の発明によれば、請求項1あるいは2の冷凍装
置において、冷媒補充手段22を、液溜部10の下流側
に設けられ、電子信号により全開から全開まで開度制御
されるべく構成された電子膨張弁4と、該電子膨張弁4
の開度制御を行う第2制御手段20とにより構成したの
で、冷凍運転時における冷媒減圧機能とデフロスト運転
時における冷媒補充機能とを1個の電子膨張弁4に保有
せしめることが可能となり、大幅なコストダウンおよび
制御系統の簡略化を図ることができるという優れた効果
がある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の幾つかの好適な実
施例を説明する。
実施例1 第1図および第2図には、本発明の実施例1にかかる冷
凍装置におけるコントローラの内容および冷媒回路が示
されている。本実施例は、請求項1.2および3の発明
に対応するものである。
本実施例の冷凍装置は、海上コンテナ用として使用され
るものであり、第2図図示の冷媒回路Aを備えている。
該冷媒回路Aは、圧縮機1、凝縮器2、受液器3、減圧
機構として作用するとともに後述する冷媒補充制御を行
う電子膨張弁4および蒸発器5を冷媒配管6により順次
接続して構成されており、蒸発器4によりコンテナの庫
内空気を冷却する冷凍サイクルを形成している。
前記圧縮機lの吐出側と凝縮器2の入口側とを結ぶ高圧
ガス管6aと、前記電子膨張弁4と蒸発器5とを結ぶ低
圧液管6bとの間には、前記圧縮機lから吐出されるホ
ットガスを、前記凝縮器2、受液器3および電子膨張弁
4をバイパスして蒸発器5へ導くホットガスバイパス路
7か介設されており、該ホットガスバイパス路7の前記
高圧ガス管6aへの接続部位には、電動三方弁からなる
ホットガス弁8が介装されている。該ホットガス弁8は
、圧縮機lの吐出側に接続される第1ボート8aと、ホ
ットガスバイパス路7側に接続される第2ボート8bと
、凝縮器2の入口側に接続される第3ボー)・8cとを
備えており、電圧に比例して前記ホットガスバイパス路
7への弁開度を0%〜100%に制御可能とされ、前記
蒸発器5へのホットガスバイパス量を制御して能力調整
を行うと同時に、デフロスト時に循環する冷媒の全量を
前記ホットガスバイパス路7に流通させる如くなした比
例制御弁とされている。そして、該ホットガス弁8は、
後述するコントローラ18により作動制御されるように
なっている。つまり、デフロスト運転時においては、冷
媒は、圧縮機1、ボッI・カス弁8、ホットガスバイパ
ス路7、蒸発器5および圧縮機lからなるデフロスト回
路Xを循環することとなっている。符号9は前記ホット
ガス弁8と凝縮器2との間には介設された逆止弁、jO
は凝縮器2および受液器3を含む液溜部、11はホッガ
スバイパス路7に設けられたトレンパンヒータ、12は
蒸発器用ファンである。
前記電子膨張弁4は、電子信号により全閉から全開まで
の範囲で開度制御され得るように構成されており、デフ
ロスト運転開始と同時に全閉される。
前記ボッガスバイパス路7におけるドレンパンヒータ1
1の上流側と前記逆止弁9の下流側との間には、電磁開
閉弁14を有するホットガスリリーフ路13が介設され
ている。該電磁開閉弁14は、デフロスト運転時におい
て圧縮機lの吐出圧力Pが異常高圧(例えば、高圧圧力
スイッチの作動圧)に近い第1設定値P、(例えば、1
6kg/ Cm2G )を超えた場合に後述する制御手
段からの指令により開作動せしめられることとなってお
り、前記ホットガスリリーフ路13とともにボッガスバ
イパス路7から凝縮器2へ冷媒を逃がすためのホットガ
スリリーフ手段15を構成している。
また、前記蒸発器5には、該蒸発器5へのフロストの進
行度を検出して、デフロスト開始指令を出力するフロス
ト検知手段16が付設されており、該フロスト検知手段
16からの指令により、前記電子膨張弁4が全閉される
と同時にホットガス弁8が圧縮機1から吐出されるホッ
トガスの全量をボッガスバイパス路7へ供給する如く切
り換えられることとなっている。
そして、本実施例の冷媒回路Aには、圧縮機1の吐出圧
力Pを検知する圧力検知手段として作用する圧力センサ
ー17が付設されている。
しかして、前記圧力センサー17からの出力信号は、デ
フロスト運転時における冷媒循憚量加減制御を行うべく
作用するコントローラ18に入力され、該コントローラ
I8からの指令により前記電子膨張弁4、ホットガス弁
8および電磁開閉弁14の作動制御が行なわれるように
なっている。
前記コントローラ18は、例えばマイクロコンピュータ
等からなっており、第1図の機能対応図に示すように、
下記の如き各種機能手段を備えている。
即ち、コントローラ18は、デフロスト運転時に圧縮機
lの吐出圧力Pが異常高圧(例えば、高圧圧力スイッチ
の作動圧)に近い第1設定圧力■〕(本実施例の場合、
16kg/ cm” G )を超えた場合にホットガス
リリーフ手段15を構成する電磁開閉弁14を所定時間
(本実施例の場合、5sec)開作動させるべく作用す
る第1制御手段19と、デフロスト運転時に前記圧縮機
1の吐出圧力Pか冷媒循環量不足を示す圧力である第2
設定圧力P2(本実施例の場合、7kg/ cn+’ 
G )まで低下した場合に前記電子膨張弁4を所定時間
(本実施例の場合、5sec)全開となすべく作用する
第2制御手段20と、デフ〔1スト運転時において前記
液溜部10の圧力より前記蒸発器5の圧力が高くなった
場合に前記ホットガス弁8を凝縮器2側への流路が全開
となるように所定時間(本実施例の場合、5sec)切
り換えるべく作用する第3制御手段21とを備えている
。本実施例の場合、前記電子膨張弁4と第2制御手段2
0とによって、液溜部10の冷媒の所定量を蒸発器5側
へ供給するための冷媒補充手段22が構成されることと
なっている。また、本実施例の場合、液溜部10の圧力
より前記蒸発器5の圧力が高くなっていることの判断は
、前記冷媒補充手段22による冷媒補充操作回数nが設
定回数n。(本実施例の場合、5回)を超えたことによ
りなされることとなっている。その理由は、冷媒補充手
段22による冷媒補充操作を設定回数n。繰り返してし
圧縮機Iの吐出圧力Pが第2設定圧力P、まて上昇しな
いということが液溜部10から蒸発器5への冷媒供給が
なされていないこと(換言すれば、液溜部10の圧力よ
り蒸発器5の圧力が高くなっていること)を示している
からである。
ついて、実施例1の冷凍装置のデフロスト運転時の作用
を第3図図示のフローチャーI・を参照して詳述する。
本実施例の冷凍装置は、ホットガス弁8によりホットガ
スバイパス路7へのホットガス流量を制御することによ
り、蒸発器5の冷却能力を制御し、以って庫内温度を冷
凍領域あるいはチルド領域に制御しつつ運転されるが、
蒸発器5へのフロストが進行すると、フロスト検知手段
12からのデフロスト開始信号により電子膨張弁4を全
開とし且つホットガス弁8がON作動して、第1ポート
8aと第2ボート8bとが連通せしめられ、圧縮機lの
吐出側とホットガスバイパス路7とが連通せしめられて
デフロスト運転が開始される(ステップS、)。デフロ
スト運転が開始されると圧カセンサ−17により検知さ
れた圧縮機lの吐出圧力Pがコントローラ18に入力さ
れ(ステップS、)、該吐出圧力Pと第1設定圧力P、
(実施例の場合・16kg/am″G)とが比較される
(ステップS3)。ここで、FDP、となっている場合
にけ、第1制御手段19からの指令によりホットガスリ
リーフ手段15を構成する電磁開閉弁14か所定時間(
本実施例の場合、5sec)開作動せしめられる(ステ
ップS5)。つまり、高外気温度条件下におけるデフロ
スト運転であって圧縮機lの吐出圧力が異常圧(例えば
、高圧圧力スイッチの作動圧)に近付いた場合には、ホ
ットガスリリーフ手段15の作用によりホットカスの所
定量が凝縮器2側へ逃がされることとなり、高圧圧力ス
イッチの作動が未然に防止されることとなっているので
ある。なお、該ホットガスリリーフ手段15による冷媒
逃がし操作が完了すると、コントローラ18による制御
はステップS3にリターンする。
そして、ステップS3において■)≦P、と判定された
場合には、コントローラ18の制御はステップS、に進
み、後述する冷媒補充操作の回数をカウントする操作カ
ウント数nをクリア(n= O)した後、前記吐出圧ノ
月〕と第2設定圧力P2(本実施例の場合、P y =
 7kg/ am’ G )とが比較され(ステップS
、)、p < P tとなっている場合には、前記操作
カウント数nが設定回数n。(本実施例では、5回)を
超えているか否かの判定が行なわれる(ステップS7)
。なお、ステップS8においてI)≧P、と判定された
場合には、コントローラ18による制御はステップS3
にリターンする。ステップS7においてn≦nOと判定
された場合には、第2制御手段20からの指令により電
子膨張弁4が所定時間(本実施例の場合、5sec)全
開とされる(ステップSB)。
つまり、低外気温度条件下でのデフロスト運転であって
圧縮機lの吐出圧力Pが冷媒循環量不足を示す圧力まで
低下した場合には、冷媒補充手段22の作用(具体的に
は、電子膨張弁4の全開)により前記液溜部10の冷媒
の所定量が蒸発器5へ供給されることとなり、デフロス
ト回路Xにおける冷媒循環量不足が解消されることとな
っているのである。該冷媒補充操作後においては、ステ
ップS8において操作カウント数nをカウントアツプさ
せた後、コントローラ18の制御はステップS8にリタ
ーンする。そして、前記したと同様に圧縮機1の吐出圧
力■)と第2設定圧力P、との比較かなされ、なおP<
P、となっている場合には前記した冷媒補充操作か繰り
返されるか、ステップS7において1>noと判定され
た場合には液溜部10の圧力より蒸発器5の圧力が高く
なっていると判断され、コントローラI8による制御(
」ステップS、。に進み、第3制御手段21の作用によ
りホットガス弁8が、第1ボー)・8gと第3ボーt−
8cとが連通する如く所定時間(本実施例の場合、5s
ec)切り換えられる。なお、この時、冷媒補充手段2
2として作用する電子膨張弁4は、所定時間(本実施例
の場合、5sec)全開とされる。すると、圧縮機1か
ら吐出されるホットガスの所定量が凝縮器2側へ供給さ
れることとなる結果、液溜部10の圧力が上昇して蒸発
器5の圧力より高くなり、冷媒補充手段22によるデフ
ロスト回路Xへの冷媒補充が可能となるのである。従っ
て、外気温度が極めて低い条件下におけるデフロスト運
転においても、デフロスト回路Xが冷媒循環量不足に陥
るのを防止することが可能となるのである。なお、上記
操作の完了後にはコントローラ18による制御はステッ
プS3にリターンする。上記制御はデフロスト運転中縁
り返えされるか、デフロスト終了と同時にコントローラ
18はリセットされる。
上記した如く本実施例においては、外気温度か高い場合
、低い場合、極めて低い場合のいずれであっても、デフ
ロスト回路Xの冷媒循mfRを適正に保持することがで
きることとなっているので、高外気温度条件下での高圧
カット等の不具合か解消されるばかりでなく、低外気温
度条件下でのデフロスト運転時間の短縮化も図れる。
実施例2 第4図および第5図には、本発明の実施例2にかかる冷
凍装置におけるコントローラの内容および冷媒回路が示
されている。本実施例は、請求項1.2および3の発明
に対応するものである。
本実施例の場合、液溜部10の圧力P、を検知する圧力
検知手段として作用する圧力センサー23と、蒸発器5
の圧力P4を検知する圧力検知手段として作用する圧力
センサー24とが冷媒回路Aに付設されており、コント
ローラ18における第3制御手段21の作動時期をP3
≦P4となった時点により決定するようにしている。
ついで、実施例2の冷凍装置におけるデフロスト運転時
の作用を第6図図示のフローヂャートを参照して詳述す
る。
本実施例の場合、ステップS4までの制御は、ステップ
S、において圧縮機lの吐出圧力Pの他に圧力センサー
23により検知される液溜部10の圧力P3および圧力
センサー24により検知される蒸発器5の圧力P4がコ
ントローラI8に入力される点を除いて、前記実施例1
の場合と同様なので説明を省略する。ステップS3にお
いてP≦P、と判定された場合には、コントローラ18
の制御はステップS5に進み、圧縮機lの吐出圧力Pと
第2設定圧力pt(本実施例の場合、P、=7kg/c
m″G)とが比較される。そして、ステップS5におい
てP<P、と判定された場合には、コントローラ18に
よる制御はステップS8に進み、圧力センサー23によ
り検知された液溜部10の圧力P3と圧力センサー24
により検知された蒸発器5の圧力P4とが比較される。
ステップS6においてI)3〉P4と判定された場合に
は、第2制御手段20からの指令により電子膨張弁4が
所定時間(本実施例の場合、5sec)全開とされ(ス
テップS7)、デフロスト回路Xへの冷媒補充が行なわ
れる。
ステップS8においてP、≦P4と判定された場合には
液溜部10の圧力より蒸発器5の圧力が高くなっている
と判断され、コントローラ18による制御はステップS
8に進み、第3制御手段21の作用によりホットガス弁
8が、第1ボート8aと第3ボート8cとが連通ずる如
く所定時間(本実施例の場合、5sec)切り換えられ
る。なお、この時、冷媒補充手段22として作用する電
子膨張弁4は、所定時間(本実施例の場合、5sec)
全開とされる。
その他の作用は前記実施例1の場合と同様である。
」1記した如く、本実施例の場合、液溜部10の圧力P
3と蒸発器5の圧力P4とを直接比較するようにしてい
るので、液溜部10の圧力より蒸発器5の圧力が高くな
ったことを的確に判断することが可能となる。
実施例3 第7図には、本発明の実施例3にかかる冷凍装置の冷媒
回路が示されている。本実施例は、請求項1および2の
発明に対応するものである。
本実施例の場合、実施例1における電子膨張弁4に代え
て、機械式の感温膨張弁25と電磁開閉弁26とが採用
されており、コントローラI8における第2制御手段2
0からの指令により電磁開閉弁26を開作動せしめるよ
うにしている。つまり、本実施例では、第2制御手段2
0と電磁開閉弁26とにより冷媒補充手段22が構成さ
れることとなっているのである。その他の構成および作
用効果は実施例1の場合と同様なので説明を省略する。
なお、本実施例の場合にも、第3制御手段21の作動時
期を、液溜部10の圧力と蒸発器5の圧力とを比較する
ことにより決定するようにしてもよい。
実施例4 第7図には、本発明の実施例3にかがる冷凍装置の冷媒
回路が示されている。本実施例は、請求項1.2および
3の発明に対応するものである。
本実施例の場合、実施例1における電磁開閉弁14に代
えて、機械式の圧力調整弁27を採用している。該圧力
調整弁27は、例えばセット圧力が16kg/cm”G
で開作動し、セット圧力が15kg/cm’Gで閉作動
する如くされている。本実施例の場合、ホットガスリリ
ーフ路13と圧力調整弁27とによりホラI・ガスリリ
ーフ手段15が構成されることとなっている。従って、
本実施例では、実施例1のコントローラ18における第
1制御手段19は省略されることとなる。その他の構成
および作用効果は実施例1の場合と同様なので説明を省
略する。なお、本実施例の場合にも、第3制御手段21
の作動時期を、液溜部10の圧力と蒸発器5の圧力とを
比較することにより決定するようにしてもよい。
上記各実施例では、圧力検知手段17として圧力センサ
ーを用いているか、2個の圧力スイッチを用いるように
してもよい。
また、本発明は、」−記名実施例の構成に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜
設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1にかかる冷凍装置における機
能対応図、第2図は本発明の実施例1にかかる冷凍装置
の冷媒回路図、第3図は本発明の実施例!にかかる冷凍
装置の作用を説明するだめのフローヂャート、第4図は
本発明の実施例2にかかる冷凍装置における機能対応図
、第5図は本発明の実施例2にかかる冷凍装置の冷媒回
路図、第6図は本発明の実施例2にかかる冷凍装置の作
用を説明するためのフローヂャート、第7図は本発明の
実施例3にかかる冷凍装置の冷媒回路図、第8図は本発
明の実施例4にかかる冷凍装置の冷媒回路図である。 I・・・・・・・・圧縮機 2・・・・・・・・凝縮器 4・・・・・・・・電子膨張弁 5・・・・・・・・蒸発器 7・・・・・・・・ホットガスバイパス路8・・・・・
・・・ホットガス弁 10・・・・・・・液溜部 15・・・・・・・ホットガスリリーフ手段+7.23
.24・・圧力検知手段 18・・・・・・・コントローラ 19・・・・・・・第1制御手段 20・・・・・・・第2制御手段 21・・・・・・・第3制御手段 22・・・・・・・冷媒補充手段 第31!1 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、圧縮機(1)から吐出されるホットガスを、凝縮器
    (2)をバイパスして蒸発器(5)に供給するホットガ
    スバイパス路(7)と、デフロスト時においては循環す
    る冷媒の全量を前記ホットガスバイパス路(7)を介し
    て前記蒸発器(5)に循環させてデフロスト運転を行う
    べく作動するホットガス弁(8)と、デフロスト運転時
    に前記圧縮機(1)の吐出圧力が異常高圧に近づいた場
    合にデフロスト用循環冷媒の所定量を前記凝縮器(2)
    を含む液溜部(10)へ逃がすべく作用するホットガス
    リリーフ手段(15)とを備えた冷凍装置において、デ
    フロスト運転時に前記圧縮機(1)の吐出圧力が冷媒循
    環量不足を示す圧力まで低下した場合に前記液溜部(1
    0)の冷媒の所定量を前記蒸発器(5)へ供給すべく作
    用する冷媒補充手段(22)を付設したことを特徴とす
    る冷凍装置。 2、デフロスト運転時において前記液溜部(10)の圧
    力より前記蒸発器(5)の圧力が高くなった場合に前記
    ホットガス弁(8)を凝縮器(2)側への流路が全開と
    なるように所定時間切り換える如く作用する第3制御手
    段(21)を付設したことを特徴とする前記請求項1記
    載の冷凍装置。 3、前記冷媒補充手段(22)を、前記液溜部(10)
    の下流側に設けられ、電子信号により全閉から全開まで
    開度制御されるべく構成された電子膨張弁(4)と、該
    電子膨張弁(4)の開度制御を行う第2制御手段(20
    )とにより構成したことを特徴とする前記請求項1ある
    いは2記載の冷凍装置。
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