JPH04244207A - シリカ不純物を含有する水の処理方法 - Google Patents
シリカ不純物を含有する水の処理方法Info
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- JPH04244207A JPH04244207A JP3025190A JP2519091A JPH04244207A JP H04244207 A JPH04244207 A JP H04244207A JP 3025190 A JP3025190 A JP 3025190A JP 2519091 A JP2519091 A JP 2519091A JP H04244207 A JPH04244207 A JP H04244207A
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリカ不純物を含有す
る水の処理方法に係り、特に原子力発電所や火力発電所
で使用する水から、ろ過によりシリカ不純物を除去する
水の処理方法に関する。
る水の処理方法に係り、特に原子力発電所や火力発電所
で使用する水から、ろ過によりシリカ不純物を除去する
水の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所や火力発電所では、水を原
子炉あるいはボイラーで暖めて蒸気とし、この蒸気でタ
ービンを回転して発電を行う。この時、系統の保全、機
器の健全性の確保、運転員の負荷、原子力発電所にあっ
ては被曝低減のため、使用する水は例えば、粉末イオン
交換樹脂を用いた浄化装置によって極力不純物の少ない
ものとしている。この水中の不純物の1つにシリカがあ
るが、シリカを含む水がボイラ・原子炉等で暖められる
と、水は蒸発し、次第にシリカ濃度が高くなり、蒸発面
にスケールとして析出し、伝熱効率の低下や過熱による
腐食、流れの阻害を引き起す。また一部は選択的キャリ
ーオーバによって下流へ蒸気とともに流出し、タービン
の各段において減温・減圧されるとタービン静翼、動翼
、ノズル部にスケールとして析出し蒸気通路を狭め、タ
ービン効率の低下、出力の低下をきたす。シリカは蒸気
中に溶解し、その溶解度は運転圧力、水中のシリカ濃度
により影響されるが、蒸気中のシリカを0.02mg/
l以下にするとシリカによる障害は小さいとされている
。
子炉あるいはボイラーで暖めて蒸気とし、この蒸気でタ
ービンを回転して発電を行う。この時、系統の保全、機
器の健全性の確保、運転員の負荷、原子力発電所にあっ
ては被曝低減のため、使用する水は例えば、粉末イオン
交換樹脂を用いた浄化装置によって極力不純物の少ない
ものとしている。この水中の不純物の1つにシリカがあ
るが、シリカを含む水がボイラ・原子炉等で暖められる
と、水は蒸発し、次第にシリカ濃度が高くなり、蒸発面
にスケールとして析出し、伝熱効率の低下や過熱による
腐食、流れの阻害を引き起す。また一部は選択的キャリ
ーオーバによって下流へ蒸気とともに流出し、タービン
の各段において減温・減圧されるとタービン静翼、動翼
、ノズル部にスケールとして析出し蒸気通路を狭め、タ
ービン効率の低下、出力の低下をきたす。シリカは蒸気
中に溶解し、その溶解度は運転圧力、水中のシリカ濃度
により影響されるが、蒸気中のシリカを0.02mg/
l以下にするとシリカによる障害は小さいとされている
。
【0003】BWRでは炉水の圧力(約70kg/cm
2 ) で、蒸気中のこの濃度0.02ppm に対応
する炉水中のシリカ濃度は、約10ppm であり、余
裕を見て1ppm を目標値として運用されている。ま
た、シリカは鋭敏化したステンレスのSCC(応力腐食
割れ)に対して影響があるとの知見もある。従ってシリ
カの濃度は低い程良い。また新しいBWRではプラント
の構成材料の改善がすすめられ、不純物のうち錆の発生
が減って粉末イオン交換樹脂を用いた浄化装置への錆の
負荷が軽減したため、シリカ除去能力が向上すると浄化
装置の運転寿命を長くでき経済的運用が可能となる。粉
末イオン交換樹脂を用いた浄化装置としては炉水浄化系
や復水系の助材型ろ過脱塩装置があり、シリカは主とし
て陰イオン交換樹脂で除去できるが系統の保全、廃棄物
の低減、経済的運用のためシリカ除去能力の大きい粉末
陰イオン交換樹脂が求められていた。従来これらの装置
で使用されている粉末陰イオン交換樹脂は架橋度が8%
のゲル型であった。
2 ) で、蒸気中のこの濃度0.02ppm に対応
する炉水中のシリカ濃度は、約10ppm であり、余
裕を見て1ppm を目標値として運用されている。ま
た、シリカは鋭敏化したステンレスのSCC(応力腐食
割れ)に対して影響があるとの知見もある。従ってシリ
カの濃度は低い程良い。また新しいBWRではプラント
の構成材料の改善がすすめられ、不純物のうち錆の発生
が減って粉末イオン交換樹脂を用いた浄化装置への錆の
負荷が軽減したため、シリカ除去能力が向上すると浄化
装置の運転寿命を長くでき経済的運用が可能となる。粉
末イオン交換樹脂を用いた浄化装置としては炉水浄化系
や復水系の助材型ろ過脱塩装置があり、シリカは主とし
て陰イオン交換樹脂で除去できるが系統の保全、廃棄物
の低減、経済的運用のためシリカ除去能力の大きい粉末
陰イオン交換樹脂が求められていた。従来これらの装置
で使用されている粉末陰イオン交換樹脂は架橋度が8%
のゲル型であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の架橋度が8%の
粉末陰イオン交換樹脂は、シリカ除去能力は小さく、シ
リカ除去の点では十分満足のいくものではなかった。本
発明は、上記の点を改善し、シリカの捕捉量が十分大き
なろ過助材を用いてプレコートしたろ材上に通液する水
の処理方法を提供することを課題とする。
粉末陰イオン交換樹脂は、シリカ除去能力は小さく、シ
リカ除去の点では十分満足のいくものではなかった。本
発明は、上記の点を改善し、シリカの捕捉量が十分大き
なろ過助材を用いてプレコートしたろ材上に通液する水
の処理方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、水中のシリカ不純物の除去において、
シリカ不純物を含有する水を、ろ過助材として、母材が
スチレンとジビニルベンゼンの共重合体で、交換基とし
て第4級アンモニウム基を有するゲル型イオン交換樹脂
であって、架橋度即ち、ジビニルベンゼン(DVB)の
含有率を3〜7.5%とした粉末陰イオン交換樹脂、及
び粉末陽イオン交換樹脂を使用し、該ろ過助材を低濃度
のスラリーとして、ろ過エレメント上にプレコートし、
プレコートしたろ材上に通液することを特徴とするシリ
カ不純物を含有する水の処理方法としたものである。
に、本発明では、水中のシリカ不純物の除去において、
シリカ不純物を含有する水を、ろ過助材として、母材が
スチレンとジビニルベンゼンの共重合体で、交換基とし
て第4級アンモニウム基を有するゲル型イオン交換樹脂
であって、架橋度即ち、ジビニルベンゼン(DVB)の
含有率を3〜7.5%とした粉末陰イオン交換樹脂、及
び粉末陽イオン交換樹脂を使用し、該ろ過助材を低濃度
のスラリーとして、ろ過エレメント上にプレコートし、
プレコートしたろ材上に通液することを特徴とするシリ
カ不純物を含有する水の処理方法としたものである。
【0006】また、前記の処理方法において、ろ過助材
として用いる粉末陰イオン交換樹脂は、粒径が平均50
〜100μmのものがよい。また、プレコートするため
のろ過助材のスラリー濃度は、スラリー中の助材の濃度
が0.01〜0.06重量%であるのがよい。本発明に
おいて、シリカは陰イオン交換樹脂で除去されるが、イ
オン交換樹脂の架橋度を8%より低くすると、ポアサイ
ズは大きくなり、イオン状シリカはもち論、コロイド状
シリカも、樹脂内部へ取り込れ易すくなり、その結果、
シリカの捕捉量が多くすることができる。
として用いる粉末陰イオン交換樹脂は、粒径が平均50
〜100μmのものがよい。また、プレコートするため
のろ過助材のスラリー濃度は、スラリー中の助材の濃度
が0.01〜0.06重量%であるのがよい。本発明に
おいて、シリカは陰イオン交換樹脂で除去されるが、イ
オン交換樹脂の架橋度を8%より低くすると、ポアサイ
ズは大きくなり、イオン状シリカはもち論、コロイド状
シリカも、樹脂内部へ取り込れ易すくなり、その結果、
シリカの捕捉量が多くすることができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 イオン交換樹脂の架橋度を従来の8%から下げると、シ
リカ除去に対して有効であることを確認するために行っ
た試験である。下記表1の供試アニオン樹脂を約1cc
はかりとり、500mlビーカーに移しシリカ水(Si
O2 として150〜200ppm )400mlを入
れて、N2ガスを封入してから密封して一昼夜放置し、
浸漬前後の濃度からシリカに対する静的交換容量を求め
た。その結果は従来型アニオン樹脂を1として比較する
と樹脂A〜Dでは1.25〜1.33倍のシリカの静的
交換容量を示した。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 イオン交換樹脂の架橋度を従来の8%から下げると、シ
リカ除去に対して有効であることを確認するために行っ
た試験である。下記表1の供試アニオン樹脂を約1cc
はかりとり、500mlビーカーに移しシリカ水(Si
O2 として150〜200ppm )400mlを入
れて、N2ガスを封入してから密封して一昼夜放置し、
浸漬前後の濃度からシリカに対する静的交換容量を求め
た。その結果は従来型アニオン樹脂を1として比較する
と樹脂A〜Dでは1.25〜1.33倍のシリカの静的
交換容量を示した。
【0008】
【表1】表 1
【0009】実施例2
次に、図1のろ過装置を用いて、本発明の水の処理方法
を説明する。ろ過助材供給タンク4にろ過助材を入れて
攪拌機9でよく混合する。プリコートポンプ5を起動し
プリコートタンク3、5、ろ過器1のプリコートライン
15に通液する。ろ過助材供給水ライン13に通液し、
ろ過助材供給タンク4よりエダクタ6でろ過助材を一定
低濃度でプリコートライン15に注入し、ろ過器1の中
に設置されたエレメント2にプリコートする。プリコー
ト完了後、保持ポンプ22を起動し保持ライン23に通
液し、その後プリコートを停止する。被処理水入口11
、ろ過器1、処理水出口12で被処理水を導入し、22
のポンプを停止し、保持ラインを停止しろ過をする。 差圧が1.75kg/cm2 となったら、22のポン
プを起動し11、12をとめる。ろ過器1の上部に17
から空気を導入し、18から水を排出する。水の排出が
終ったら18を閉め1の上部に空気を圧力が6〜7kg
/cm2 となるまでためる。
を説明する。ろ過助材供給タンク4にろ過助材を入れて
攪拌機9でよく混合する。プリコートポンプ5を起動し
プリコートタンク3、5、ろ過器1のプリコートライン
15に通液する。ろ過助材供給水ライン13に通液し、
ろ過助材供給タンク4よりエダクタ6でろ過助材を一定
低濃度でプリコートライン15に注入し、ろ過器1の中
に設置されたエレメント2にプリコートする。プリコー
ト完了後、保持ポンプ22を起動し保持ライン23に通
液し、その後プリコートを停止する。被処理水入口11
、ろ過器1、処理水出口12で被処理水を導入し、22
のポンプを停止し、保持ラインを停止しろ過をする。 差圧が1.75kg/cm2 となったら、22のポン
プを起動し11、12をとめる。ろ過器1の上部に17
から空気を導入し、18から水を排出する。水の排出が
終ったら18を閉め1の上部に空気を圧力が6〜7kg
/cm2 となるまでためる。
【0010】空気がたまったら、弁20をあけ、使用済
のろ過助材を空気逆洗排出する。その後19を開け、2
4から洗浄水を入れながら、21からの空気でスクラビ
ングしてエレメントを洗浄する。洗浄水が1中に一杯と
なったら、再び1の上部から空気を入れ空気逆洗して排
水し逆洗する。その後1中を満水として次サイクルのろ
過運転をする。ここで、本発明の実施テスト例を表2に
示す。被処理水は、シリカをSiO2 として11pp
m 含む水を用いた。また粉末陰イオン交換樹脂は表1
の樹脂Cを用いた。
のろ過助材を空気逆洗排出する。その後19を開け、2
4から洗浄水を入れながら、21からの空気でスクラビ
ングしてエレメントを洗浄する。洗浄水が1中に一杯と
なったら、再び1の上部から空気を入れ空気逆洗して排
水し逆洗する。その後1中を満水として次サイクルのろ
過運転をする。ここで、本発明の実施テスト例を表2に
示す。被処理水は、シリカをSiO2 として11pp
m 含む水を用いた。また粉末陰イオン交換樹脂は表1
の樹脂Cを用いた。
【0011】
【表2】表 2
【0012】尚、試験の過程でプリコート濃度、粉末ア
ニオンの粒径は従来と同等であると良好であることがわ
かった。上表から、本発明では従来と比べ、シリカの除
去率は同等で除去量が約30%も多いことが確認された
。尚、*の項目は従来を1として比率で示した。
ニオンの粒径は従来と同等であると良好であることがわ
かった。上表から、本発明では従来と比べ、シリカの除
去率は同等で除去量が約30%も多いことが確認された
。尚、*の項目は従来を1として比率で示した。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、従来のアニオン交換樹
脂より低架橋度の樹脂をろ過助剤として用いているため
、被処理水中のシリカ除去が良好で、プラントの円滑な
運転に寄与できる。
脂より低架橋度の樹脂をろ過助剤として用いているため
、被処理水中のシリカ除去が良好で、プラントの円滑な
運転に寄与できる。
【図1】本発明の水の処理方法に用いるろ過装置の概略
図である。
図である。
【符号の説明】
1 ろ過器
13 ろ過助材供給水ライン 2 エレメント
14 プリコートライン 3 プリコートタンク
15 プリコートライン 4 ろ過助材供給タンク
16 ベント5 プリコートポンプ
17 空気入口 6 エダクタ
18 ドームドレン 7 流量計
19 管板ベント 8 流量計
20 逆洗出口 9 攪拌機
21 空気入口 10 差圧計
22 保持ポンプ 11 被処理水入口
23 保持ライン 12 処理水出口
24 洗浄水ライン
13 ろ過助材供給水ライン 2 エレメント
14 プリコートライン 3 プリコートタンク
15 プリコートライン 4 ろ過助材供給タンク
16 ベント5 プリコートポンプ
17 空気入口 6 エダクタ
18 ドームドレン 7 流量計
19 管板ベント 8 流量計
20 逆洗出口 9 攪拌機
21 空気入口 10 差圧計
22 保持ポンプ 11 被処理水入口
23 保持ライン 12 処理水出口
24 洗浄水ライン
Claims (3)
- 【請求項1】 水中のシリカ不純物の除去において、
シリカ不純物を含有する水を、ろ過助材として、母材が
スチレンとジビニルベンゼンの共重合体で、交換基とし
て第4級アンモニウム基を有するゲル型イオン交換樹脂
であって、架橋度即ち、ジビニルベンゼン(DVB)の
含有率を3〜7.5%とした粉末陰イオン交換樹脂、及
び粉末陽イオン交換樹脂を使用し、該ろ過助材を低濃度
のスラリーとして、ろ過エレメント上にプレコートし、
プレコートしたろ材上に通液することを特徴とするシリ
カ不純物を含有する水の処理方法。 - 【請求項2】 前記粉末アニオン交換樹脂は、粒径が
平均50〜100μmであることを特徴とする請求項1
記載の水の処理方法。 - 【請求項3】 前記ろ過助材のスラリー濃度は、スラ
リー中の助材の濃度が0.01〜0.06重量%である
ことを特徴とする請求項1記載の水の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3025190A JPH04244207A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | シリカ不純物を含有する水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3025190A JPH04244207A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | シリカ不純物を含有する水の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244207A true JPH04244207A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12159051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3025190A Pending JPH04244207A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | シリカ不純物を含有する水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04244207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633624B1 (en) * | 1999-11-22 | 2003-10-14 | Organo Corporation | Condensate demineralization |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131187A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | Ebara Corp | 混床式濾過脱塩装置による懸濁不純物の除去方法 |
JPH02131188A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | Ebara Corp | 混床式濾過脱塩装置による懸濁不純物の除去方法 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3025190A patent/JPH04244207A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02131187A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | Ebara Corp | 混床式濾過脱塩装置による懸濁不純物の除去方法 |
JPH02131188A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | Ebara Corp | 混床式濾過脱塩装置による懸濁不純物の除去方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633624B1 (en) * | 1999-11-22 | 2003-10-14 | Organo Corporation | Condensate demineralization |
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