JPH0424344A - 耐火パネル - Google Patents

耐火パネル

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JPH0424344A
JPH0424344A JP13056390A JP13056390A JPH0424344A JP H0424344 A JPH0424344 A JP H0424344A JP 13056390 A JP13056390 A JP 13056390A JP 13056390 A JP13056390 A JP 13056390A JP H0424344 A JPH0424344 A JP H0424344A
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cooling
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cooling pipe
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Akira Sakurai
彰 桜井
Masahiro Shiozu
塩津 正博
Toshikazu Yano
歳和 矢野
Masao Ochi
越智 正雄
Toshihiro Sugawara
菅原 敏博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐火パネルに関するものである。
[従来の技術] 従来、建築物等を耐火構造とするには、建築物等の内装
材や外装材に耐火材を用いたり、内装材と外装材との間
に断熱材を配設したりしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら建築物等を耐火構造とするために、耐火材
や断熱材を用いた場合には、以下のような問題がある。
■ 例えば建築物等の外部に火災が発生した時に、耐火
材や断熱材では、外部から内部への入熱を完全に遮断す
ることができないので、建築物の内部の温度を上昇させ
てしまう。
■ 耐火材や断熱材は別体なので施工がたいへんである
本発明は上述の実情に鑑み、内部の温度を一定に保持す
ることが可能で、且つ、施工を容易とした耐火パネルを
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は不透液性の中間層と、該中間層の表面に形成さ
れ、中間層の表面を覆うように張りめぐらされた冷却管
と、前記冷却管の始端部に形成された冷却液供給口と、
前記中間層の裏面に形成された多孔質性のしみ出し冷却
層と、中間層としみ出し冷却層との境界に配設され、冷
却管の終端部と連通し、先端に冷却液しみ出し孔を有す
るしみ出し用配管とを備えたことを特徴とする耐火パネ
ルにかかるものである。
[作   用] 冷却液供給管に冷却液を供給すると、冷却液は冷却管を
流れて冷却管を冷却する。
その後、冷却液はしみ出し冷却層に導かれて冷却液しみ
出し孔から排出される。
排出された冷却液は多孔質のしみ出し冷却層に毛管現象
によりしみ拡がり、しみ出し冷却層を湿らせる。
すると、外部から熱が加わった時に、しみ出し冷却層の
表面から冷却液が蒸発してこのときの蒸発潜熱によりし
み出し冷却層の熱が奪われ、しみ出し冷却層の冷却が行
われる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例である。
アルミ板やステンレス鋼板等により不透液性の中間層l
を形成する。
該中間層1の裏面に、繊維状の8102を漉いて形成し
たセラミックペーパー等の柔かい多孔質材2と、セラミ
ックペーパーにシリコンを含浸させた強化セラミックペ
ーパー等の硬い多孔質材3とから成る、しみ出し冷却層
4を設ける。
一方、中間層1の表面に、例えば中間層lの底辺と一方
の側辺に沿って延びる主冷却管5と該主冷却管5に一端
を接続されて中間層lの表面を覆うように張りめぐらさ
れた枝冷却管6とから成る、冷却管7を取付けて、伝熱
冷却層8を形成する。主冷却管5の下端の冷却管7の始
端部9にワンタッチジヨイント等の冷却液供給口10を
取付ける。
主冷却管5の上端の冷却管7の外部への分配端11に前
記ワンタッチジヨイントに嵌合係止されるワンタッチジ
ヨイント等の冷却液分配口12を取付ける。
冷却管7の終端部13となっている枝冷却管6の他端に
、中間層lの上辺から裏面側へ回り込む延長部14を設
ける。
該延長部14に、中間層1と多孔質材2との境界に挿入
配置された、先端に冷却液しみ出し孔15を有する複数
の分岐管16から成るしみ出し用配管17を接続する。
上記構成の耐火パネル18を、例えば第4図に示すよう
に、伝熱冷却層8が内側でしみ出し冷却層4が外側とな
るよう枠体19に取付けて耐火室20を構成する。
第4図・第5図に示すように、ステンレス製のコルゲー
ト管のような可撓管21外周に、孔22のあいた銅製の
冷却液供給管23を巻付けて、その外側をシリカ布のよ
うな透液性のある耐火布24で覆った耐熱可撓管25を
設け、前記耐火室20の底部に外部から導かれた耐熱可
撓管25を接続し、耐熱可撓管25を通して外部からの
給電ケーブル26や前記とは別の冷却液供給管27を耐
火室20内部へ導くようにする。
そして、冷却液供給管27を、各耐火パネル18の冷却
液供給口lOに接続するか(このとき各耐火パネル18
の冷却液分配口12を閉止しておく)、或いは、複数枚
の耐火パネル18の冷却管7を冷却液供給口10と冷却
液分配口12で連結した場合には、冷却液供給管27を
各耐火パネル18のうち空いている冷却液供給管10に
接続する(このとき各耐火パネル18のうち空いている
冷却液分配口は閉止しておく)。
尚、28は冷却液、29は耐火パネル18の伝熱冷却層
8表面を覆う内装材である。
以下、作動について説明する。
平常時には、耐熱可撓管25内部に通した冷却液供給管
27、及び、耐熱可撓管25の可撓管21外周に巻付け
た冷却液供給管23には冷却液28を流さないようにし
ておく。
火災発生時には、火災報知器等と連動させて、或いは防
火責任者等が手動で冷却液供給管23゜27に冷却液2
8を流す。
すると、先ず、耐熱可撓管25では、可撓管21外周に
巻付けた冷却液供給管23の孔22から冷却液28が漏
出し、漏出した冷却液28が透液性のある耐火布24に
毛管現象によってしみ拡がり、耐火布24全面を湿らせ
る。
このように、耐熱可撓管25表面の耐火布24が湿った
状態となると、耐熱可撓管25が火災の熱にさらされた
時に、耐火布24の表面から冷却液28が蒸発してこの
ときの蒸発潜熱により耐火布24の熱が奪われるので、
耐熱可撓管25は熱から保護される。そして、冷却液2
8が蒸発している耐火布24へは、毛管現象により冷却
液28が補給されて行くので、冷却液供給管23へ流す
冷却液28の量が適正である限り、常に耐火布24は湿
った状態に保たれる。
このように、耐熱可撓管25が熱から保護されることに
よって、冷却液供給管27を介して耐火室20への冷却
液28の安定供給が確保される。
耐火室20では、冷却液供給管27から各耐火パネル1
8の冷却液供給口lOに冷却液28が供給され、冷却液
28は冷却管7の主冷却管5と枝冷却管6を流れて伝熱
冷却層8を冷却し、耐火パネル18の表面即ち耐火室2
0の内部の温度を一定に保つ。
その後、冷却液28は延長部14を介してしみ出し用配
管17の分岐管16に導かれ、冷却液しみ出し孔15か
ら排出される。
排出された冷却液28は毛管現象によってしみ出し冷却
層4の多孔質材2,3にしみ拡がり、しみ出し冷却層4
全面を湿らせる。
このように、しみ出し冷却層4全面が湿った状態となる
と、耐火室20が火災の熱にさらされた時に、しみ出し
冷却層4の表面から冷却液28が蒸発してこのときの蒸
発潜熱によりしみ出し冷却層4の表面から熱が奪われる
ので、耐火室20は外部からの入熱が防止される。
本発明では、冷却液28を、耐火室20内部の伝熱冷却
層8の冷却に用いた後、外部のしみ出し冷却層4の冷却
に用いるようにしているので、高い冷却効率を得ること
ができる。
更に、しみ出し冷却層4と伝熱冷却層8を一体の耐火パ
ネル18に組み込んだので、施工を容品化することがで
きる。
上記したような耐火室20は内部の温度を一定に保つこ
とができるので、火災時の避難室やコンピユータ室を作
るのに適している。又、建物の通路を耐火パネル18で
覆って火災時の避難通路を作ることもできる。
尚、本発明の耐火パネルは、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の耐火パネルによれば、下
記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
■ しみ出し冷却層側から冷却管側への入熱を略完全に
遮断することができるので、耐火室を構成した場合には
耐火室内部の温度を常に一定に保持することができる。
■ しみ出し冷却層と冷却管とを一体化したので施工が
容易化される。
■ 冷却液を冷却管の冷却に用いた後にしみ出し冷却層
の冷却に用いるようにしたので、高い冷却効率が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の耐火パネルを表面側から見
た図、第2図は第1図を裏面側から見た図、第3図は第
1図の■−■矢視図、第4図は第1図の耐火パネルによ
り構成された耐火室の一部破断した斜視図、第5図は第
4図に用いる耐熱可撓管の断面図である。 図中1は中間層、4はしみ出し冷却層、7は冷却管、9
は始端部、lOは冷却液供給口、13は終端部、15は
冷却液しみ出し孔、17はしみ出し用配管、28は冷却
液を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)不透液性の中間層と、該中間層の表面に形成され、
    中間層の表面を覆うように張りめぐらされた冷却管と、
    前記冷却管の始端部に形成された冷却液供給口と、前記
    中間層の裏面に形成された多孔質性のしみ出し冷却層と
    、中間層としみ出し冷却層との境界に配設され、冷却管
    の終端部と連通し、先端に冷却液しみ出し孔を有するし
    み出し用配管とを備えたことを特徴とする耐火パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113914459A (zh) * 2021-11-08 2022-01-11 南通鼎峰钢结构有限公司 一种防火保温安全型钢结构

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