JPH0424327A - 角形の断面をもつ山留用鋼製切梁 - Google Patents

角形の断面をもつ山留用鋼製切梁

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JPH0424327A
JPH0424327A JP12905690A JP12905690A JPH0424327A JP H0424327 A JPH0424327 A JP H0424327A JP 12905690 A JP12905690 A JP 12905690A JP 12905690 A JP12905690 A JP 12905690A JP H0424327 A JPH0424327 A JP H0424327A
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JP
Japan
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steel
strut
section
square
struts
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JP12905690A
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Masatada Saito
斉藤 正忠
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は山留用鋼製支保材である腹起と切梁の耐力を従
来のものに比べて大幅に向上させかつその取扱いを極め
て容易にすることを可能とする新形式の支保材の構造に
関するものである。第1図、第2図は現在の山留工事の
最も一般的な支保材の配置例を示しているが、この支保
材の基本部材をなす腹起(1)や切梁(2)は、土木や
建築の構造物を地下に構築するために山留壁(5)内の
土砂を所定の深さ迄掘削するときに山留1! (5)に
作用する土圧や水圧によって山留壁(5)が倒壊しない
ように山留壁(5)に取り付けられる仮設構造材である
。従って切梁(2)は、自重その他の荷重による曲げ変
形、土圧や水圧に基づく軸方向圧縮力による座屈に対し
充分安全でなければならない。従来この目的に使用され
てきた鋼製切梁の断面形状は第3図に示すようにH形を
なしている。このH形形状は戦後支保材が木製から鋼製
に変わって以来−貫しており、現在H形鋼製切梁は所与
のものという観念すら持たれている。本来H形断面は第
3図に示すy軸回りの変形に対し高い性能を持つが、2
軸回りに対してはy軸回りに比べて数段抵抗力の弱いと
いう特徴をもっている。そのためこのH型鋼をy軸回り
の変形に限定されるような用い方であれば極めて合理的
な使用といえるが、軸圧縮力が主体となる切梁のような
長柱材として使用すると2軸回りの座屈耐力が極めて低
いために甚だ不経済なものとなる。
本発明である角形銅管の鋼製切梁への利用は、部材の接
合等に解決すべき問題があるものの、切梁断面はH形で
あるという従来の観念を打破り、切梁をより合理的な仮
設構造材にしようとする意図に基づくものである。
即ちy軸、z軸の両輪に関し対称或はほぼ対称な断面を
持つ角形の鋼管を切梁材として使用すると、その形状特
性故に従来のH形断面の切梁に比べて甚だ有利なものに
なる。具体的には、成る大きさの土圧や水圧を受けるの
に必要な角形の鋼管の断面積はH形のそれに°比べ小さ
く経済的になるし、又H形の銅製の切梁と同程度の断面
積を持つ角形の鋼管を使用すると、その本数を少くした
り、切梁段数を少くすることが可能となりやはり経済的
なものになる。
本発明である角形の鋼管の切梁への使用はこのような材
料費の低下をもたらすのみならず、部材数が大きく減少
するので一つの工事における支保材の組立や解体に要す
る日数を大幅に減少させ、かつ切梁間隔の拡大による掘
削並びに躯体構築等の作業の大幅能率向上にも繋がる。
更にこの角形の鋼製切梁の両端に腹起と切梁が一体化さ
れた三角ブロックを接合し、第5図に示すような構成に
すると、それは腹起の経済性の向上にもなる。理由は三
角ブロックの三角部の寸法を切梁間隔に応じて長さ調整
をすることにより、三角部の一辺をなしている腹起の曲
げモーメントと三角ブロックの張出部の曲げモーメント
をほぼ等しくすることが可能となること、更には三角部
の三つの格点は全て工場製作であるためその剛性を極め
て高いものにすることができ構造計算上剛域が形成され
る等にある。
現在の山留設計手法によれば、腹起は切梁と火打付近を
支点とする単純梁或は連続梁として計算される。この場
合、仮設部材である山留支保材の部材接合は普通ボルト
による現場接合であるので完全な剛接点にならず、構造
力学的に切梁と火打の荷重分担を明確にすることは極め
て困難である。そのため土木学会や建築学会の規準では
、腹起と切梁の接合点は当然の事ながら腹起を梁として
計算するための支点として認めているが、腹起と火打の
接合点は完全な支点となることを認めていない。例えば
45度配置の火打に対しては、腹Eと切梁の交点と、腹
起と火打の交点、との中間点を梁計算上の火打ちの支点
としている。
この事は腹起の曲げモーメントの増大をもたらし、時と
して市場性の良いリース材での対応を不可能にする。
本発明である角形鋼製支保材を適切に使用すると、先に
述べたように従来の支保材に比し極めて経済的になるの
みならず、取付・解体等に要する時間を大幅に短縮する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のH形鋼を切梁とした支保配置平面図の例
を示し、(1)は腹起、(2)は切梁、(3)は火打、
(4)は切梁を支える支柱を示す。第2図は第1図の断
面図を示し、(5)は山留壁を示している。但し第1図
ではこの山留壁(5)を省略している。 第3図は従来用いられている鋼製H形の形状とこの部材
が持つ三つの軸、x1ySz軸の方向を示している。第
4図は本発明による角形の鋼製切梁の形状図であり、第
3図と同様にX s )’ % Z軸の方向を示してい
る。第5図は本発明による角形鋼製支保材の三角ブロッ
クの構造を示しており、(6)は枝分かれした切梁を示
し、(1)と(6)とで張出付き三角ブロックを形成し
ている。尚(7)は切梁間隔に応じて腹起を最も経済的
な構造にするための部材長さ調整用継手を示している。 第6図は本発明による角形鋼製切梁の配置平面側面を示
している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 角形の断面をもつ鋼製切梁とその両端の切梁と腹起が一
    体化された三角ブロックで構成される山留用鋼製支保材
JP12905690A 1990-05-21 1990-05-21 角形の断面をもつ山留用鋼製切梁 Pending JPH0424327A (ja)

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JPH0424327A true JPH0424327A (ja) 1992-01-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56153020A (en) * 1980-02-09 1981-11-26 Krings Josef Arrow plate unit
JPH02120411A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Marubeni Kenzai Lease Kk 土木・建築用山留構造及び一体化火打材

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56153020A (en) * 1980-02-09 1981-11-26 Krings Josef Arrow plate unit
JPH02120411A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Marubeni Kenzai Lease Kk 土木・建築用山留構造及び一体化火打材

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