JPH0424295A - 繊維の染色方法 - Google Patents

繊維の染色方法

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JPH0424295A
JPH0424295A JP2124412A JP12441290A JPH0424295A JP H0424295 A JPH0424295 A JP H0424295A JP 2124412 A JP2124412 A JP 2124412A JP 12441290 A JP12441290 A JP 12441290A JP H0424295 A JPH0424295 A JP H0424295A
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water
dyeing
fibers
dye
dyed
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Yoji Hori
堀 洋二
Hiroshi Usuki
宏 臼杵
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、繊維の染色方法の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
一般に、木綿や絹織物等の繊維の染色は、次のような方
法による。まず染料を水に入れて溶かし、徐々に加熱し
て40〜50″Cになった時に、予め湯洗しておいた被
染物をよく拡げてからこの中に入れて染め始める。加熱
を続けて約30分で沸謄点に達するようにし、この間に
2〜3回、被染物を引きあげて絞り、又、染液の中”入
れる・入れたら速やかに液の中に沈め、沸騰した後、こ
の染液に、硫酸ソーダを水に溶かした液を加え、約30
分間沸騰を続ける。この間に、また2〜3回被染物を染
液から引あげて絞って文人れる。沸1130分の後、染
色が完了したなら被染物を染液から引き上げ、絞ってか
ら少しさまし、水洗する。更に必要があれば糊付或いは
防水等の加工をして乾燥し、乾燥後更に必要であれば湯
のしにかけて輻出しをすることもある。(第5.6図参
照)上記の工程において、被染物を予め湯洗する目的は
、次の通りである。糸はたくさんの繊維をより合わせて
実用に適するような太さに作りあげであるため、その繊
維と繊維の隙間にたくさんの気泡が含まれており、これ
をそのまま染液の中に入れて染めると、この気泡が染液
の侵入を妨げてうま(染まらない。そこで、予め被染物
を湯の中に浸して、絞っては又浸すという作業によって
、できるだけその気泡を追い出し、全繊維の表面をまん
べんなく水に濡らしておくのである。こうしておくと、
染液に入れたとき、液がよく糸の中に侵入して行って平
均的によく染まり、染めむらのできる危険が少ない。
又、染液中に被染物を入れてから沸騰点に達する時間を
かなり長(して除々に加熱を行い、急に温度をあげるこ
とを避けているのは、これも、染着速度をなるべく遅く
して、急に染めつくことによって生ずる染めむらの防止
のためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の方法では、繊維間の気泡を充分に
除去することができず、残留した気泡によって水濡れの
良い部分と悪い部分が生し、染めむらの原因となってし
まう。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上述の課題に鑑み、脱気水を用いて染色す
ることにより染めむらの発生を防止するようにしたもの
で、具体的には、原水を脱気装置にて脱気処理し、これ
に染料を溶解させて染色水とする工程と、該染色水を用
いて繊維を染色する工程を含むこと、或いは、原水を脱
気装置にて脱気処理し、これに繊維を浸漬する工程と、
該浸漬済繊維に染料を適用して染色する工程を含むこと
を特徴としている。
[作用] この発明によれば、繊維間の気泡と水とが置換されて濡
れ特性が向上し、染めむらを防止することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の好ましい実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、(1)は軟水装置、(2)は腹式脱気
装置、(3)は給水タンク、(4)は給水ポンプ、(5
)は染色タンクである。軟水装置(1)は、Na型イオ
ン交換樹脂を用いて原水中の硬度分(Mg、Ca等)を
除去するようにしたもので、好ましくは脱気装置(2)
の上流位置に設ける。
第2図に腹式脱気装置(2)の−例を示すが、同図にお
いで、(6)は中空糸状気体透過膜を用いた脱気膜で、
該透過膜の外周を水封式真空ポンプ(7)にて真空状、
QGこし、膜中を流れる原水の溶存気体を該膜を通、し
て除去するようにしたものである。(8)は減圧弁、(
9)は定流量弁、00)、(11)は電磁弁である。
02)はフロースインチであって、このスイッチは、そ
の出力信号により、前記水封式真空ポンプ(7)の稼働
及び電磁弁00)、(11)の開閉を制御するように働
く。即ち、該装置内を原水が流れると、該スイッチが作
動して、真空ポンプをONにするとともに、2つの電磁
弁が開状態になる。
染色タンク(5)では、加温の為に蒸気を導入するよう
にしているが、給水タンク(3)及び染色タンク(5)
は、空気の再混入を防く為にクローズドタイプのものが
望ましい。又、前記腹式脱気装置(2)の上流位置で、
温排水と熱交換させて原水を加温するようにすれば、腹
式脱気装置における脱気量を増加させることができる。
上述のシステムにおいては、軟水装置(1)で硬度分を
除去し、腹式脱気装置(2)で溶存気体を除去して脱気
水を製造し、給水タンク(3)を介して染色タンク(5
)へ送り、染料を脱気水に溶解させて染色水とし、これ
を用いて染色作業を行う。そうすることにより、繊維間
の気泡が水と置換され、脱気水中に保持された状態で繊
維内に入り込むことがなく、染料が繊維間に隅々まで且
つ均一に侵入する。
又、第3図、第4図に示すように、予め繊維を脱気水に
所定の時間浸漬させて、繊維間の空気を脱気水中へ溶は
込ませ、気泡を水と充分に置換させた後、染色作業を行
うようにすれば、繊維の濡れ特性が向上し、染めむらを
防止することができる。この手法は、特に薄い色の染色
に効果がある。
その他、絹糸、羊毛等は、表面が鱗状になっている為、
内部に気泡を取り込み易いので、これらのものの染色に
も有効である。
又、腹式脱気装置を用いる利点としては、常温での作業
が可能、薬剤を用いないので安全性が高く、薬剤のよう
に特定成分の除去に限定されず、種々の溶存気体(0□
、N、、Co□等)の除去が可能であることなどが挙げ
られる。
C発明の効果〕 この発明は、以上のような構成であるので、脱気水を用
いて染色することにより、繊維の水又は染色水−に対す
る濡れ特性を向上させ、染めむらを防止することができ
る。従って、染め上がりの非常に美しい(均一な)織物
の製造が可能になる。
又、従来のような、予め被染物を湯の中に浸して、絞っ
ては又浸すという作業を簡略化、或いは省略することが
できるとともに、作業時間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す系統図、第2図はこ
の発明における腹式脱気装置の一例を概略的に示す説明
図、第3図、第4図はこの発明における別の実施例を示
す説明図、第5図a、b及び第6図a、bは従来の染色
方法の説明図である。 (1)・・・軟水装置     (2)・・・腹式脱気
装置(3)・・・給水タンク    (3)・・・給水
ポンプ(5)・・・染色タンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原水を脱気装置にて脱気処理し、これに染料を溶
    解させて染色水とする工程と、該染色水を用いて繊維を
    染色する工程を含むことを特徴とする繊維の染色方法。
  2. (2)原水を脱気装置にて脱気処理し、これに繊維を浸
    漬する工程と、該浸漬済繊維に染料を適用して染色する
    工程を含むことを特徴とする繊維の染色方法。
JP2124412A 1990-05-14 1990-05-14 繊維の染色方法 Expired - Lifetime JPH0689516B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102080862A (zh) * 2009-11-27 2011-06-01 三菱电机株式会社 空气调节器的控制装置
JP2016519724A (ja) * 2013-03-25 2016-07-07 ユニヴァーシティ オブ リーズUniversity Of Leeds 基質の染色および処理のための新規方法

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US9945072B2 (en) 2013-03-25 2018-04-17 University Of Leeds Method for coloration and treatment of substrates

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