JPH04242614A - 流体バランサ - Google Patents

流体バランサ

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Publication number
JPH04242614A
JPH04242614A JP58891A JP58891A JPH04242614A JP H04242614 A JPH04242614 A JP H04242614A JP 58891 A JP58891 A JP 58891A JP 58891 A JP58891 A JP 58891A JP H04242614 A JPH04242614 A JP H04242614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid balancer
control plate
liquid
rotation
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Ikeda
光行 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP58891A priority Critical patent/JPH04242614A/ja
Publication of JPH04242614A publication Critical patent/JPH04242614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば遠心分離によっ
てジュース液を遠心分離させるジューサの遠心分離籠等
のような、回転駆動される円筒状容器に用いられる流体
バランサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体バランサの一例は、例えば特
公昭45−14632号公報(72C322)に開示さ
れている如く、回転駆動される円筒状容器である脱水槽
に環状に液体収容部を設け、その中に適当量の液体を封
入してバランスを取る装置が知られている。
【0003】一般に、上記公知例の脱水槽のような回転
体において、回転初期の低速回転時に固有振動、中速回
転時には共振振動が起こり、脱水槽内の物には関係なく
振動が起こる。このような振動を押さえるためには液体
収容部の液体をできる限り下方において、重心を低くと
ることが大切である。
【0004】しかしながら、このような流体バランサで
は脱水槽の回転初期の環状液体収容部内の液面は回転放
物面となり、回転初期の夫々の振動が起こる時期には液
体がかなり上部に上がってしまい、上部に上がった液体
の重量によって回転初期の振動が更に大きくなるという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、回転初期の低速回転時における固
有振動と、中速回転時における共振振動とを軽減するこ
とができ、且つ円筒状容器内の偏荷重による傾きや振動
も緩和することのできる流体バランサを提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機によっ
て回転駆動される円筒状容器の外周に液体を封入した環
状の流体バランサにおいて、前記流体バランサ内の縦方
向の略中央部の内側、或いは外側から水平方向に環状の
横制御板を形成し、該横制御板の先端は相対する壁との
間に隙間を設け、且つ前記流体バランサ内には縦方向の
縦制御板を複数個形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】円筒状容器が電動機によって回転を始める回転
初期には固有振動と共振振動が起こる。これらの振動と
、回転による遠心力で、流体バランサ内の液体が上方に
上がろうとするのを横制御板によって防止する。また、
円筒状容器内に、偏荷重がかかった時、流体バランサ内
の液体はその編荷重とは相対する方向へ移動するが、そ
の動きが速すぎるため、縦規制板によって遠心分離籠が
バランスをとるように液体の流れの速さを調整して、傾
いた遠心分離籠を元に戻す。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例をジューサを例に図面に基
づき以下に詳述する。
【0009】1は電動機2を内蔵する合成樹脂製の本体
で、該本体1には絞り出されたジュースを受けるための
コップ(図示せず)が着脱自在に設けられており、前記
電動機2の出力軸3から減速機構4を介して低速コネク
タ5が本体1上面略中央部の開口6を貫通して本体1上
方に突出されている。また、該本体1には支点7を軸に
して上方に爪8を設け、該本体1の外方へバネ9によっ
て付勢されているクランプ機構10を内蔵しており、後
述する容器蓋と係合する。
【0010】11は前記本体1上に載置される合成樹脂
性の受容器で、該受容器11の底で前記コップの上方に
は絞り出したジュースを排出するための排出口(図示示
せず)を設けている。
【0011】12は前記受容器11上で空間を有して上
方を覆った容器蓋であり、該容器蓋12の略中央には材
料が投入できる大きさの材料投入口13を設けており、
該投入口13から後述するカッタまで材料を導くための
材料投入筒14をカッタ上方まで設けている。該容器蓋
12下方には固定穴15を形成しており、前記本体1に
内蔵した前記クランプ機構10の爪8と係合することに
よって、前記本体1と前記容器蓋12との間に受容器1
1を挟んで固定する。
【0012】16は前記本体1と前記容器蓋12を固定
するためのクランプ機構10を解除する金属製のレバー
で、操作部(図示せず)によって上下に動かすことがで
き、該レバー16を上に動かすことによって前記クラン
プ機構10に設けた傾斜部17に摺動して、前記レバー
16を前記バネ9に抗して前記本体1内方へ動かし、前
記爪8と前記固定穴15との係合を外して前記本体1と
前記容器蓋12との固定を解除することができる。この
摺動時に前記傾斜部17に傷を付けないように、摺動す
る部分のレバー16側に摺動性の良い樹脂18を設けて
いる。また、該摺動性の良い樹脂18を設けることによ
って動作がスムーズになる。
【0013】19は前記材料投入口13から投入した材
料を前記カッタ近傍まで押し込むための投入棒である。
【0014】20は、前記受容器11と前記容器蓋12
によってつくられた空間内で、前記電動機2によって回
転駆動される上面開口で有底の筒状の遠心分離籠、即ち
円筒状容器で、前記低速コネクタ5と着脱自在に設けて
あり、前記低速コネクタ5によって回転駆動される。ま
た、該遠心分離籠20の内底部には円盤状のカッタ21
を備えており、該遠心分離籠20の外周には外周壁を囲
むように流体バランサ22を一体に形成している。該流
体バランサ22は、前記遠心分離籠20の外周壁全体に
密封された空間を設け、その空間内の外側の壁から複数
個の縦制御板23を前記遠心分離籠20の上端から下端
まで縦方向に突出形成している。また、前記流体バラン
サ22内の横規制板24は外側壁略中央部から内側壁と
隙間を設けて水平方向環状に形成し、該横制御板24と
前記縦制御板23との交わる部分は該横制御板24に切
り欠き部25を形成し、縦制御板23が該切り欠き部2
5に隙間を設けて通るように形成している。該流体バラ
ンサ22内には食塩水などの液体26が、その容積の3
5〜50%の量で封入してある。
【0015】27は前記遠心分離籠20の内壁に着脱自
在に装着されているフィルタ−である。次に、動作につ
いて説明をする。
【0016】電動機2によって回転している遠心分離籠
20に、材料投入口13から果物や野菜を投入し、遠心
分離籠20に設けられたカッタ21によって切削する。 切削された材料はおろし状になり、回転する遠心分離籠
20の遠心力によってフィルター27に付着する。この
時、フィルター27からはジュース分だけがフィルター
27の外に流出し、粕は内部に残る。フィルター27か
ら流出したジュ−スは遠心分離籠20上端から受容器1
1内に飛び出し、受容器11に設けられた排出口からコ
ップに入る。
【0017】上記のジュースを作る過程において、遠心
分離籠20の回転中のバランスについて着目してみると
以下のようになる。
【0018】遠心分離籠20の回転初期のジュースを生
成していない低速回転時には、遠心分離籠20の中には
切削された材料は入っておらず、ジュ−サ自身の固有振
動が起きる。また、中速回転時には共振振動が起きる。 これらの振動を緩和するためには、遠心分離籠20に設
けられた流体バランサ22の液体26の位置は下方にあ
るほうが最も良い。この時の回転初期に起こる振動と遠
心分離籠20の回転で、流体バランサ22内の液体26
は上方に上がろうとするが、流体バランサ22の略中央
部にある横制御板24によって、液体26が上方に上が
るのを防止され、振動は緩和される。
【0019】次に、遠心分離籠20が高速回転になり、
遠心分離籠20の中に材料が投入されたとき、切削され
た材料はフィルタ−27内に均等には付かず、第4図に
示す如く、偏荷重Gのように他の場所よりも多くの切削
材料が付着する場合がある。このように遠心分離籠20
がバランスを崩し、遠心分離籠20が傾いた時に起こる
振動には、遠心分離籠20に設けられた流体バランサ2
2の液体26の位置は上方にあるほうが傾いた状態を元
に戻しやすい。
【0020】この実施例では、図4及び図5の如く、遠
心分離籠20が偏荷重Gの方向へ傾いた時、液体26は
偏荷重Gとは逆の方向に移動し、切り欠き部25を液体
26が流れて遠心分離籠20の遠心力によって液体26
は上方にも上がり、傾いた遠心分離籠20は元に戻る。 この時、水平方向の流れの速度が速すぎるとバランスが
早く取れないために、縦制御板23によって水平方向の
液体26の流れを適度な速度にしている。
【0021】以上のように流体バランサ22内に縦制御
板23と横制御板24とを形成することによって、回転
初期の振動を緩和することができ、また遠心分離籠20
に偏荷重がかかったときに起きる傾きや振動に対しても
効率よく対応できる。
【0022】本実施例では遠心分離籠20に設けた流体
バランサ22内に形成した横制御板24を外側壁略中央
から突出形成したが、内側壁から突出形成してもよい。 また、縦制御板*も内側壁から突出形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、回転初期の
固有振動、及び共振振動を緩和することができ、且つ高
速回転時の偏荷重による振動も緩和する等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面断面図である。
【図2】遠心分離籠の上面断面図である。
【図3】遠心分離籠の側面断面図である。
【図4】偏荷重がかかった時の遠心分離籠の上面断面図
である。
【図5】偏荷重がかかった時の遠心分離籠の側面断面図
である。
【符号の説明】
2    電動機 20    円筒状容器(遠心分離籠)26    液
体 22    流体バランサ 24    横規制板 23    縦規制板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機によって回転駆動される円筒状容器
    の外周に液体を封入した環状の流体バランサにおいて、
    前記流体バランサ内の縦方向の略中央部に、環状の横制
    御板をその先端が相対する壁との間に隙間を有するよう
    に形成し、且つ前記流体バランサ内には縦方向の縦制御
    板を複数個形成したことを特徴とする流体バランサ。
JP58891A 1991-01-08 1991-01-08 流体バランサ Pending JPH04242614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58891A JPH04242614A (ja) 1991-01-08 1991-01-08 流体バランサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58891A JPH04242614A (ja) 1991-01-08 1991-01-08 流体バランサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04242614A true JPH04242614A (ja) 1992-08-31

Family

ID=11477888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58891A Pending JPH04242614A (ja) 1991-01-08 1991-01-08 流体バランサ

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JP (1) JPH04242614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101849761A (zh) * 2010-05-07 2010-10-06 美的集团有限公司 一种电动榨汁机的自动平衡结构

Cited By (1)

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