JPH04242323A - 音声pcm放送受信機 - Google Patents
音声pcm放送受信機Info
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- JPH04242323A JPH04242323A JP3003706A JP370691A JPH04242323A JP H04242323 A JPH04242323 A JP H04242323A JP 3003706 A JP3003706 A JP 3003706A JP 370691 A JP370691 A JP 370691A JP H04242323 A JPH04242323 A JP H04242323A
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星による音声PCM
放送およびテレビ信号の配信や放送の受信機に関するも
のである。
放送およびテレビ信号の配信や放送の受信機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星CSを用いたサービスが
拡大しつつあり、音声PCM放送もその一つである。こ
のシステムは、通常1チャンネル分の映像・音声を含む
テレビジョン信号を伝送するために使用されるトランス
ポンダ1本分の帯域27MHzを占有して衛星放送BS
と同等の高品質PCM音声の6チャンネル分をデジタル
多重化して伝送するものである。本システムでは、通信
衛星のトランスポンダの入出力非線形特性を考慮して、
デジタル多重化した音声PCM信号をMSK変調して伝
送することが計画されている。これを受信するための音
声PCM放送受信機は図2に示すようなブロックダイヤ
図で構成されている。参考文献:『多チャンネルPCM
音声衛星放送』 NHK技研 R&D 1990
年2月15日 発行 亀田、河合著 図2において、10は音声PCM放送受信機のIF入力
端子である。この端子10には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第1中間周波信号が印加される。11は選局回路
、12はバンドパスフィルタ、13はMSK復調器、1
5は高次多重復号器、16はPCM復号器、17はD/
Aコンバータ、18は低域通過フィルタLPF、19、
20は音声出力信号端子である。
拡大しつつあり、音声PCM放送もその一つである。こ
のシステムは、通常1チャンネル分の映像・音声を含む
テレビジョン信号を伝送するために使用されるトランス
ポンダ1本分の帯域27MHzを占有して衛星放送BS
と同等の高品質PCM音声の6チャンネル分をデジタル
多重化して伝送するものである。本システムでは、通信
衛星のトランスポンダの入出力非線形特性を考慮して、
デジタル多重化した音声PCM信号をMSK変調して伝
送することが計画されている。これを受信するための音
声PCM放送受信機は図2に示すようなブロックダイヤ
図で構成されている。参考文献:『多チャンネルPCM
音声衛星放送』 NHK技研 R&D 1990
年2月15日 発行 亀田、河合著 図2において、10は音声PCM放送受信機のIF入力
端子である。この端子10には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第1中間周波信号が印加される。11は選局回路
、12はバンドパスフィルタ、13はMSK復調器、1
5は高次多重復号器、16はPCM復号器、17はD/
Aコンバータ、18は低域通過フィルタLPF、19、
20は音声出力信号端子である。
【0003】選局回路11によって、1GHz帯のMS
K信号は第2中間周波数に変換される。バンドパスフィ
ルタ12はMSK信号のみを取り出し、ノイズや他チャ
ンネルの信号を除去するためのフィルタであり、一般的
に位相群遅延特性に優れたガウス特性のフィルタが採用
される。MSK復調器13は、互いに直交するI,Qの
ベースバンド信号を取り出す役割を果すものである。そ
のベースバンド信号を入力して高次多重復号器14は、
MSK復調された6チャンネル分のデジタル多重された
音声信号をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、
デジタル処理により伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂
正する機能を果す。分離された1チャンネル分のデジタ
ル信号はPCM復号器16に入力されて、インタリーブ
やレンジビット処理や制御信号の処理が行なわれる。D
/Aコンバータ17は、デジタル信号をアナログ信号に
変換し、LPF18を介して、音声ベースバンド信号R
,Lを出力端子19、20に出力するものである。
K信号は第2中間周波数に変換される。バンドパスフィ
ルタ12はMSK信号のみを取り出し、ノイズや他チャ
ンネルの信号を除去するためのフィルタであり、一般的
に位相群遅延特性に優れたガウス特性のフィルタが採用
される。MSK復調器13は、互いに直交するI,Qの
ベースバンド信号を取り出す役割を果すものである。そ
のベースバンド信号を入力して高次多重復号器14は、
MSK復調された6チャンネル分のデジタル多重された
音声信号をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、
デジタル処理により伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂
正する機能を果す。分離された1チャンネル分のデジタ
ル信号はPCM復号器16に入力されて、インタリーブ
やレンジビット処理や制御信号の処理が行なわれる。D
/Aコンバータ17は、デジタル信号をアナログ信号に
変換し、LPF18を介して、音声ベースバンド信号R
,Lを出力端子19、20に出力するものである。
【0004】一方、衛星を利用した映像配信やテレビ放
送の受信などの目的で使用される衛星テレビ受信機は図
3に示すような構成を有している。図3で40は第1中
間周波信号の入力端子である。41は選局回路で、多数
の第1中間周波信号から選局して1つのチャンネルを受
信する機能を果す。50はバンドパスフィルタで、チャ
ンネルフィルタに用いられる。51はFM復調器で選局
されたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。53は
復調された検波出力信号に対してデエンファシスなどの
処理を行う映像信号処理回路であり、映像信号出力端子
54に1Vp−pの映像信号を出力する。52はQPS
K復調器で、5.7MHzのサブキャリアにQPSK変
調された音声信号を復調し、互いに直交するI,Qのベ
ースバンド信号を取り出す役割を果すものである。I,
Qのベースバンド信号は差動変換により、PCM符号化
されたデジタル信号になる。16はPCM復号器で、P
CM符号化されたデジタル信号に対してインタリーブや
レンジビット処理や制御信号の処理を行う。D/Aコン
バータ17は、デジタル信号をアナログ信号に変換し、
LPF18を介して、音声ベースバンド信号R,Lを出
力端子19、20に出力するものである。
送の受信などの目的で使用される衛星テレビ受信機は図
3に示すような構成を有している。図3で40は第1中
間周波信号の入力端子である。41は選局回路で、多数
の第1中間周波信号から選局して1つのチャンネルを受
信する機能を果す。50はバンドパスフィルタで、チャ
ンネルフィルタに用いられる。51はFM復調器で選局
されたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。53は
復調された検波出力信号に対してデエンファシスなどの
処理を行う映像信号処理回路であり、映像信号出力端子
54に1Vp−pの映像信号を出力する。52はQPS
K復調器で、5.7MHzのサブキャリアにQPSK変
調された音声信号を復調し、互いに直交するI,Qのベ
ースバンド信号を取り出す役割を果すものである。I,
Qのベースバンド信号は差動変換により、PCM符号化
されたデジタル信号になる。16はPCM復号器で、P
CM符号化されたデジタル信号に対してインタリーブや
レンジビット処理や制御信号の処理を行う。D/Aコン
バータ17は、デジタル信号をアナログ信号に変換し、
LPF18を介して、音声ベースバンド信号R,Lを出
力端子19、20に出力するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、音声P
CM放送受信機と衛星テレビ受信機とはともに衛星を用
いて伝送するシステムの端末であるので一体化して、両
方のメディアを楽しむことのできる受信機が考えられる
。この際、PCM符号の復号処理などは両者ともに必要
で重複しているという課題があった。
CM放送受信機と衛星テレビ受信機とはともに衛星を用
いて伝送するシステムの端末であるので一体化して、両
方のメディアを楽しむことのできる受信機が考えられる
。この際、PCM符号の復号処理などは両者ともに必要
で重複しているという課題があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、音声PCM放送
受信機と衛星テレビ受信機との共用化を図ることを目的
としている。
受信機と衛星テレビ受信機との共用化を図ることを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の音声PCM放送受信機は、衛星からの電波を
受信して周波数変換してなる第1中間周波数信号を入力
信号とする第1の選局回路と、選局回路の出力を入力と
して希望のMSK信号のみを通過させる第1のバンドパ
スフィルタと、第1のバンドパスフィルタの出力信号を
入力とするMSK復調器と、MSK復調器の出力信号を
入力して一つのチャンネルを選択する高次多重復号器と
、衛星からの電波を受信して周波数変換してなる第1中
間周波数信号を入力信号とする第2の選局回路の出力を
入力として希望のFM信号のみを通過させる第2のバン
ドパスフィルタと、第2のバンドパスフィルタの出力信
号を入力とするFM復調器と、FM復調器の検波出力信
号を入力して映像信号を出力する映像信号処理回路と、
FM復調器の検波出力信号を入力して音声サブキャリア
を復調するQPSK復調器と、高次多重復号器とQPS
K復調器との出力信号を切り替えていずれか一方を出力
する切替器と、切替器の出力信号を入力してPCM符号
化された音声信号を復号して音声信号を得る音声信号処
理回路とを備えたものである。
に本発明の音声PCM放送受信機は、衛星からの電波を
受信して周波数変換してなる第1中間周波数信号を入力
信号とする第1の選局回路と、選局回路の出力を入力と
して希望のMSK信号のみを通過させる第1のバンドパ
スフィルタと、第1のバンドパスフィルタの出力信号を
入力とするMSK復調器と、MSK復調器の出力信号を
入力して一つのチャンネルを選択する高次多重復号器と
、衛星からの電波を受信して周波数変換してなる第1中
間周波数信号を入力信号とする第2の選局回路の出力を
入力として希望のFM信号のみを通過させる第2のバン
ドパスフィルタと、第2のバンドパスフィルタの出力信
号を入力とするFM復調器と、FM復調器の検波出力信
号を入力して映像信号を出力する映像信号処理回路と、
FM復調器の検波出力信号を入力して音声サブキャリア
を復調するQPSK復調器と、高次多重復号器とQPS
K復調器との出力信号を切り替えていずれか一方を出力
する切替器と、切替器の出力信号を入力してPCM符号
化された音声信号を復号して音声信号を得る音声信号処
理回路とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、入力された衛
星からの第1中間周波信号のうちから、希望するチャン
ネルを第1の選局回路により選択し、第2中間周波信号
を得る。音声PCM放送のMSK信号は第1のバンドパ
スフィルタを通過して、ノイズなどが除かれ、MSK復
調される。MSK復調器から出力される、互いに直交す
るI,Qのベースバンド信号は高次多重復号器に導かれ
る。高次多重復号器はデジタル多重された6チャンネル
分の音声信号をそれぞれのチャンネルに分離するととも
に、伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂正する機能を果
す。分離された1チャンネル分の音声デジタル信号は、
切替器により選択されて、音声信号処理回路に導かれる
。音声信号処理回路においてPCM符号化された音声信
号は復号され、音声ベースバンド信号が得られる。
星からの第1中間周波信号のうちから、希望するチャン
ネルを第1の選局回路により選択し、第2中間周波信号
を得る。音声PCM放送のMSK信号は第1のバンドパ
スフィルタを通過して、ノイズなどが除かれ、MSK復
調される。MSK復調器から出力される、互いに直交す
るI,Qのベースバンド信号は高次多重復号器に導かれ
る。高次多重復号器はデジタル多重された6チャンネル
分の音声信号をそれぞれのチャンネルに分離するととも
に、伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂正する機能を果
す。分離された1チャンネル分の音声デジタル信号は、
切替器により選択されて、音声信号処理回路に導かれる
。音声信号処理回路においてPCM符号化された音声信
号は復号され、音声ベースバンド信号が得られる。
【0009】一方、第2の選局回路に入力されたテレビ
信号と音声サブキャリアによるFM信号は選局された後
、第2のバンドパスフィルタを通過して、ノイズなどが
除かれてFM復調器に導かれる。FM復調器で選局され
たFM信号を復調し、検波出力信号を得る。この信号を
入力して映像信号処理回路はデエンファシスなどの処理
を行い、映像信号を得る。また検波出力信号はQPSK
復調器にも入力され、音声サブキャリアが復調されて互
いに直交するI,Qのベースバンド信号が得られる。 I,Qのベースバンド信号は差動変換されて1チャンネ
ル分のPCM符号化された音声デジタル信号となる。こ
の音声デジタル信号は切替器により選択されて、音声信
号処理回路に導かれる。音声PCM放送の場合と同様に
、音声信号処理回路においてPCM符号化された音声信
号は復号され、音声ベースバンド信号が得られる。この
ようにして、音声PCM放送受信機と衛星テレビ受信機
とで音声信号処理回路を共用することができる。
信号と音声サブキャリアによるFM信号は選局された後
、第2のバンドパスフィルタを通過して、ノイズなどが
除かれてFM復調器に導かれる。FM復調器で選局され
たFM信号を復調し、検波出力信号を得る。この信号を
入力して映像信号処理回路はデエンファシスなどの処理
を行い、映像信号を得る。また検波出力信号はQPSK
復調器にも入力され、音声サブキャリアが復調されて互
いに直交するI,Qのベースバンド信号が得られる。 I,Qのベースバンド信号は差動変換されて1チャンネ
ル分のPCM符号化された音声デジタル信号となる。こ
の音声デジタル信号は切替器により選択されて、音声信
号処理回路に導かれる。音声PCM放送の場合と同様に
、音声信号処理回路においてPCM符号化された音声信
号は復号され、音声ベースバンド信号が得られる。この
ようにして、音声PCM放送受信機と衛星テレビ受信機
とで音声信号処理回路を共用することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図を参照しな
がら説明する。図1は本発明の一実施例における音声P
CM放送受信機を示すものである。図1において、10
は第1中間周波信号の入力端子、11は選局回路、12
はバンドパスフィルタ、13はMSK復調器、15は高
次多重復号器、30は切替器、35は音声信号処理回路
、16はPCM復号器、17はD/Aコンバータ、18
は低域通過フィルタLPF、19、20は音声出力信号
端子、40は第1中間周波信号の入力端子、41は選局
回路、50はバンドパスフィルタ、51はFM復調器、
53は映像信号処理回路、52はQPSK復調器である
。
がら説明する。図1は本発明の一実施例における音声P
CM放送受信機を示すものである。図1において、10
は第1中間周波信号の入力端子、11は選局回路、12
はバンドパスフィルタ、13はMSK復調器、15は高
次多重復号器、30は切替器、35は音声信号処理回路
、16はPCM復号器、17はD/Aコンバータ、18
は低域通過フィルタLPF、19、20は音声出力信号
端子、40は第1中間周波信号の入力端子、41は選局
回路、50はバンドパスフィルタ、51はFM復調器、
53は映像信号処理回路、52はQPSK復調器である
。
【0011】以上のように構成された受信機について、
以下その動作について説明する。入力端子10には、ア
ンテナで受信された衛星からの12GHz帯の電波をダ
ウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換し、同軸
ケーブルで屋内に導かれた第1中間周波信号が印加され
る。選局回路11によって、1GHz帯のMSK信号は
第2中間周波数に変換される。バンドパスフィルタ12
はMSK信号のみを取り出し、ノイズや他チャンネルの
信号を除去するためのフィルタであり、一般的に位相群
遅延特性に優れたガウス特性のフィルタが採用される。 MSK復調器13は、互いに直交するI,Qのベースバ
ンド信号を取り出す役割を果すものである。そのベース
バンド信号を入力して高次多重復号器14は、MSK復
調された6チャンネル分のデジタル多重された音声信号
をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、デジタル
処理により伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂正する機
能を果す。また、高次多重復号器14は正しい高次多重
信号が入力されて正しく復号されているときには、高次
フレームに対する同期検出信号31を出力する。分離さ
れた1チャンネル分のデジタル信号は切替器30により
選択されて、音声信号処理回路35に導かれる。
以下その動作について説明する。入力端子10には、ア
ンテナで受信された衛星からの12GHz帯の電波をダ
ウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換し、同軸
ケーブルで屋内に導かれた第1中間周波信号が印加され
る。選局回路11によって、1GHz帯のMSK信号は
第2中間周波数に変換される。バンドパスフィルタ12
はMSK信号のみを取り出し、ノイズや他チャンネルの
信号を除去するためのフィルタであり、一般的に位相群
遅延特性に優れたガウス特性のフィルタが採用される。 MSK復調器13は、互いに直交するI,Qのベースバ
ンド信号を取り出す役割を果すものである。そのベース
バンド信号を入力して高次多重復号器14は、MSK復
調された6チャンネル分のデジタル多重された音声信号
をそれぞれのチャンネルに分離するとともに、デジタル
処理により伝送系の劣化に伴うビット誤りを訂正する機
能を果す。また、高次多重復号器14は正しい高次多重
信号が入力されて正しく復号されているときには、高次
フレームに対する同期検出信号31を出力する。分離さ
れた1チャンネル分のデジタル信号は切替器30により
選択されて、音声信号処理回路35に導かれる。
【0012】切替器30の入力切り替えを制御する信号
は、高次多重復号器14の同期検出信号31を用いる。 すなわち高次多重復号器14に高次多重信号が入力され
ているときは、同期検出信号31が出力されているので
、これにより切替器30を切り替えて、高次多重復号器
14の出力するデジタル信号を音声信号処理回路35に
導くようにする。音声信号処理回路35はPCM復号器
16、D/Aコンバータ17、低域通過フィルタLPF
18から成る。PCM復号器16は、インタリーブやレ
ンジビット処理や制御信号の処理などが行なわれる。 D/Aコンバータ17は、デジタル信号をアナログ信号
に変換し、LPF18を介して、音声ベースバンド信号
R,Lを出力端子19、20に出力するものである。
は、高次多重復号器14の同期検出信号31を用いる。 すなわち高次多重復号器14に高次多重信号が入力され
ているときは、同期検出信号31が出力されているので
、これにより切替器30を切り替えて、高次多重復号器
14の出力するデジタル信号を音声信号処理回路35に
導くようにする。音声信号処理回路35はPCM復号器
16、D/Aコンバータ17、低域通過フィルタLPF
18から成る。PCM復号器16は、インタリーブやレ
ンジビット処理や制御信号の処理などが行なわれる。 D/Aコンバータ17は、デジタル信号をアナログ信号
に変換し、LPF18を介して、音声ベースバンド信号
R,Lを出力端子19、20に出力するものである。
【0013】一方、衛星を利用した映像配信やテレビ放
送などを受信した第1中間周波信号は入力端子40に導
かれる。41は選局回路で、多数の第1中間周波信号か
ら選局して1つのチャンネルを受信する機能を果す。5
0はチャンネルフィルタで1波のみを通過させるバンド
パスフィルタでSAW フィルタなどが一般的に用い
られる。51はFM復調器で選局されたFM信号を復調
し、検波出力信号を得る。53は復調された検波出力信
号に対してデエンファシスなどの処理を行う映像信号処
理回路であり、映像信号出力端子54に1Vp−pの映
像信号を出力する。52はQPSK復調器で、5.7M
HzのサブキャリアにQPSK変調された音声信号を復
調し、互いに直交するI,Qのベースバンド信号を取り
出す役割を果すものである。I,Qのベースバンド信号
は差動変換により、PCM符号化されたデジタル信号に
なる。この1チャンネル分のデジタル信号は切替器30
により選択されて、音声信号処理回路35に導かれる。 切替器30の入力切り替えを制御する信号は、上記した
ように高次多重復号器14の同期検出信号31を用いる
。すなわち高次多重復号器14にこの場合は映像FM信
号が入力されているので、同期検出信号31が出力され
ないので、QPSK復調器52の出力するデジタル信号
が音声信号処理回路35に導かれる。音声信号処理回路
35は音声ベースバンド信号R,Lを出力端子19、2
0に出力する。
送などを受信した第1中間周波信号は入力端子40に導
かれる。41は選局回路で、多数の第1中間周波信号か
ら選局して1つのチャンネルを受信する機能を果す。5
0はチャンネルフィルタで1波のみを通過させるバンド
パスフィルタでSAW フィルタなどが一般的に用い
られる。51はFM復調器で選局されたFM信号を復調
し、検波出力信号を得る。53は復調された検波出力信
号に対してデエンファシスなどの処理を行う映像信号処
理回路であり、映像信号出力端子54に1Vp−pの映
像信号を出力する。52はQPSK復調器で、5.7M
HzのサブキャリアにQPSK変調された音声信号を復
調し、互いに直交するI,Qのベースバンド信号を取り
出す役割を果すものである。I,Qのベースバンド信号
は差動変換により、PCM符号化されたデジタル信号に
なる。この1チャンネル分のデジタル信号は切替器30
により選択されて、音声信号処理回路35に導かれる。 切替器30の入力切り替えを制御する信号は、上記した
ように高次多重復号器14の同期検出信号31を用いる
。すなわち高次多重復号器14にこの場合は映像FM信
号が入力されているので、同期検出信号31が出力され
ないので、QPSK復調器52の出力するデジタル信号
が音声信号処理回路35に導かれる。音声信号処理回路
35は音声ベースバンド信号R,Lを出力端子19、2
0に出力する。
【0014】なお、上記実施例において切替器30の入
力切り替えを制御する信号は、高次多重復号器14の同
期検出信号31を用いたが、QPSK復調器52のPL
L同期検出信号や映像信号処理回路53の同期信号の有
無検出信号を用いることとも可能である。また、リモコ
ン等により手動で切り替えても良い。
力切り替えを制御する信号は、高次多重復号器14の同
期検出信号31を用いたが、QPSK復調器52のPL
L同期検出信号や映像信号処理回路53の同期信号の有
無検出信号を用いることとも可能である。また、リモコ
ン等により手動で切り替えても良い。
【0015】また、音声PCM放送信号と衛星テレビ信
号とおいて、PCM符号化された音声デジタル信号のレ
ンジビットのフォーマットがやや異なる。すなわち音声
PCM放送信号ではレンジビットは0から7まで伝送さ
れるが、衛星テレビ信号では0から4までである。しか
しながられレンジビットの方式に対する基本的な考え方
は同一であり、0から7まで伝送されるものとして処理
することにより両方のシステムに対応できる。
号とおいて、PCM符号化された音声デジタル信号のレ
ンジビットのフォーマットがやや異なる。すなわち音声
PCM放送信号ではレンジビットは0から7まで伝送さ
れるが、衛星テレビ信号では0から4までである。しか
しながられレンジビットの方式に対する基本的な考え方
は同一であり、0から7まで伝送されるものとして処理
することにより両方のシステムに対応できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、音声PC
M放送受信機と衛星テレビ受信機の機能を、自動的に切
り替え受信できると共に、音声信号処理回路を共用する
ことができる。
M放送受信機と衛星テレビ受信機の機能を、自動的に切
り替え受信できると共に、音声信号処理回路を共用する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例における音声PCM放送受信
機のブロック図
機のブロック図
【図2】従来例における音声PCM放送受信機のブロッ
ク図
ク図
【図3】従来例における衛星テレビ受信機のブロック図
10 第1中間周波信号の入力端子
11 選局回路
12 バンドパスフィルタ
13 MSK復調器
15 高次多重復号器
16 PCM復号器
17 D/Aコンバータ
18 低域通過フィルタLPF
19 音声出力信号端子
20 音声出力信号端子
30 切替器
35 音声信号処理回路
40 第1中間周波信号の入力端子
41 選局回路
50 バンドパスフィルタ
51 FM復調器
52 QPSK復調器
53 映像信号処理回路
Claims (1)
- 【請求項1】 衛星からの電波を受信して周波数変換
してなる第1中間周波数信号を入力信号とする第1の選
局回路と、第1の選局回路の出力信号を入力として希望
のMSK信号のみを通過させる第1のバンドパスフィル
タと、第1のバンドパスフィルタの出力信号を入力とす
るMSK復調器と、MSK復調器の出力信号を入力して
1つのチャンネルを選択する高次多重復号器と、衛星か
らの電波を受信して周波数変換してなる第1中間周波数
信号を入力信号とする第2の選局回路と、第2の選局回
路の出力信号を入力として希望のFM信号のみを通過さ
せる第2のバンドパスフィルタと、第2のバンドパスフ
ィルタの出力信号を入力とするFM復調器と、FM復調
器の検波出力信号を入力して映像信号を出力する映像信
号処理回路と、FM復調器の検波出力信号を入力して音
声サブキャリアを復調するQPSK復調器と、高次多重
復号器とQPSK復調器の出力信号を入力しいずれか一
方を選択的に出力する切替器と、切替器の出力信号を入
力してPCM符号化された音声信号を復号して音声信号
を得る音声信号処理回路とを備え、音声PCM放送を受
信するときは切替器により、高次多重復号器の出力信号
を選択し、テレビ信号を受信するときは切替器により、
QPSK復調器の出力信号を選択することを特徴とする
音声PCM放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003706A JP2847973B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 音声pcm放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003706A JP2847973B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 音声pcm放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242323A true JPH04242323A (ja) | 1992-08-31 |
JP2847973B2 JP2847973B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=11564799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003706A Expired - Fee Related JP2847973B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 音声pcm放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847973B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP3003706A patent/JP2847973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2847973B2 (ja) | 1999-01-20 |
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