JPH04241792A - 横形ロータリコンプレッサ - Google Patents
横形ロータリコンプレッサInfo
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- JPH04241792A JPH04241792A JP166791A JP166791A JPH04241792A JP H04241792 A JPH04241792 A JP H04241792A JP 166791 A JP166791 A JP 166791A JP 166791 A JP166791 A JP 166791A JP H04241792 A JPH04241792 A JP H04241792A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
サに係り、特に各シリンダへの吸込パイプの確実な固着
と省スペースとを果たすようにした横形ロータリコンプ
レッサに関する。
プレッサでは図4に示したように各シリンダ51、52
にケーシング53の側方からクランクシャフト54と直
交するように吸込パイプ55、56がそれぞれ接続され
、内部の各圧縮室に冷媒ガスを送るようになっている(
特開昭63−38691号公報参照)。また、この種の
ロータリコンプレッサではクランクシャフトがシリンダ
内部で偏心運動するため、回転安定性を保持するために
上記回転軸を両端で支持するベアリング間の距離をなる
べく短くするように設計されており、省スペースの観点
から開発された横形ロータリコンプレッサでも全高を低
く押さえるために上記吸込パイプをクランクシャフトと
平行となるように配置し、ロータリコンプレッサのケー
シングを貫通させてベアリングに固着させるような構造
となっている。
せるためにベアリングに2本の吸込パイプをそれぞれ接
続したり、各吸込パイプの直径を大きくするという改良
がなされている。
横形ロータリコンプレッサのサブベアリングには複数本
の取付ボルトやマフラが配置されるので、吸込パイプを
固着するスペースが狭い部分に限られている。このため
2本の吸込パイプを接近した状態で配置してケーシング
を貫通させてパイプ端部をベアリングに固着しなければ
ならない。また、ケーシングには近接したパイプを接続
するための貫通孔が形成されており、この貫通孔部分に
吸込パイプを嵌挿させてパイプ周辺の貫通孔との隙間を
ロー付け等により封止するようにして吸込パイプを固定
するようになっている。ところが、このケーシングは深
絞り等の塑性加工により成形されているため、上述のよ
うに局部的に加熱されるとその周辺に熱変形が生じ、上
記貫通孔の間に亀裂が発生するおそれがある。また、上
記サブベアリングに吸込パイプを固着する際にはケーシ
ングと同様にロー付けしたり、サブベアリングにテーパ
孔を穿設し、この孔に吸込パイプの先端をかしめる等の
固着方法がとられるが、かしめ固定の場合にはサブベア
リングに近接した孔が穿設されているので、かしめ工程
時にこのサブベアリングが変形するという問題がある。 そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問
題点を解消し、吸込パイプを各シリンダに確実に固着す
るとともに、ケーシングの大きさをコンパクトにするこ
とのできる横形ロータリコンプレッサを提供することに
ある。
に、本発明は第1のシリンダと第2のシリンダとを仕切
板で仕切り、2室の圧縮機部を設け、クランクシャフト
が水平になるように横置きした横形ロータリコンプレッ
サにおいて、上記第1のシリンダに固着されたサブベア
リングに上記クランクシャフトと平行な貫通孔を穿設し
て吸込パイプの一端を固着するとともに、上記仕切板の
所定位置に貫通孔を穿設して第1の上記第2のシリンダ
に接続する第2の吸込パイプを固着したことを特徴とす
るものである。
タリコンプレッサにおいて、第1のシリンダに固着され
たサブベアリングに上記クランクシャフトと平行な貫通
孔を穿設して第1の吸込パイプの一端を固着するととも
に、上記仕切板の所定位置に貫通孔を穿設して上記第2
のシリンダに接続する第2の吸込パイプを固着したので
、ケーシングに穿設される貫通孔の間隔を広げることが
でき、冷媒漏れやケース割れを防止できると共に、シリ
ンダの厚さを押さえた状態で直径の大きな吸込パイプを
使用でき、吸込み効率を高めることができる。
の一実施例を第1図乃至第3図を参照して説明する。第
1図において、符号1はケーシングを示しており、この
ケーシング1の内部は電動機部2と圧縮機部3とから構
成されている。上記電動機部2は上記ケーシング1の内
面に固定された円筒形状のステータ4と、この内側でス
テータ4と対向するように回転軸5のに固着されたロー
タ6とから構成されている。また、上記回転軸5の一端
は上記電動機部2から圧縮機部3に延出し、サブベアリ
ング7とメインベアリング8とにより回転自在に支持さ
れている。
グ8との間において上記回転軸5の一部に互いにほぼ1
80°をなして偏心したクランク部9、10が形成され
、クランク部9の外周位置には第1シリンダ11が、ク
ランク部10の外周位置には第2シリンダ12が配置さ
れている。また、上記第1シリンダ11と第2シリンダ
12との間には仕切板13が介挿されており、これらは
貫通ボルト14により一体的に固定されている。さらに
上記クランク部11、12の外周にはリング状のローラ
15、16が嵌装されており、上記回転軸5の回転に伴
って偏心回転するようになっている。
ダ12の内部には図2に示したようにそれぞれ平板状の
ブレード17、18が図示しない圧縮バネにより上記回
転軸中心方向に付勢されながら上記回転軸中心に向かっ
て装着され、その先端は上記ローラ15、16の外周面
に当接するようになっている。上記ブレード17はシリ
ンダ11の最下部においてほぼ鉛直方向にシリンダ11
内に装着される一方、ブレード18はブレード19と角
度θ1 をなしてシリンダ12内に装着されている。そ
してこれらブレード17、18は上記ローラ15、16
の偏心回転によりシリンダ11、12内を往復運動する
ようになっている。
15と第1シリンダ11、ブレード18とローラ16と
第2シリンダ12とで包囲された閉空間がそれぞれ圧縮
室19、20を密閉形成し、これら圧縮室19、20の
体積変化により冷媒ガスの圧縮、排出を行えるようにな
っている。
ード摺動部での摩耗防止と上記電動機の滑らかな回転を
保持するためにケーシング1内には潤滑油が貯留されて
いる。この潤滑油は上記ブレード17の往復運動による
ポンプ作用によりオイルパイプ21を介して各摺動部に
給油されるようになっており、このオイルパイプ21の
下端部は上記サブベアリング7の外周に配置されシリン
ダ12の外面に固着された取付プレート22に取着され
ている。
込パイプ23は図2に示したようにほぼ鉛直に固着され
た上記オイルパイプ21からブレード18と反対方向に
θ2 の角度をなしてサブベアリング8の所定位置に穿
設された取付孔に固着されている。また、この吸込パイ
プ23から流出する冷媒を円滑に圧縮室19内に送るた
めに吸込口24部分のシリンダにはテーパ状の切欠部2
5が形成されている。
パイプ26は上記吸込パイプ23の位置から角度θ3
だけオイルパイプ21側にずれた位置の仕切板13に直
接固着されている。また、第2シリンダ12の内部の吸
込口27に対向する位置にはテーパ状の切欠部28が第
1シリンダと同様に形成されている。なお、本実施例で
はθ1 とθ3 をほぼ等しく設定して吸込パイプを配
置しているが、吸込パイプ23と吸込パイプ26とはそ
の離間を十分確保でき、構造上支障のない位置であれば
サブベアリングと仕切板13の任意の位置をとることが
できる。図3は仕切板13を示しており、この仕切板1
3は上記第1シリンダ11と第2シリンダ12を仕切る
とともに上記吸込パイプ26を固着するための貫通孔2
9が回転軸の貫通孔30から偏心した位置に穿設されて
いる。なお、上記仕切板13は圧縮室19、20を仕切
ることが可能であれば任意の形状とすることができる。
コンプレッサ作動時に2本の吸込パイプ23,26を介
して各々に対応するシリンダ11,12内に冷媒を確実
に送り込むことができ、さらにシリンダに形成されたテ
ーパ状切欠部25,28に沿い、冷媒を圧縮室19,2
0内に円滑にゆきわたらせることがでる。
によればクランクシャフトと平行な貫通孔を穿設して一
方の吸込パイプの端部をサブベアリングに固着するとと
もに、他の吸込パイプを仕切板の所定位置に固着したの
で、冷媒漏れやケース割れ等の事故を防止できるととも
にコンパクトな構造で吸込み効率を向上させることがで
きる等の効果を奏する。
施例を示した縦断面図。
断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】第1のシリンダと第2のシリンダとを仕切
板で仕切り、2室の圧縮機部を設け、クランクシャフト
が水平になるように横置きした横形ロータリコンプレッ
サにおいて、上記第1のシリンダに固着されたサブベア
リングに上記クランクシャフトと平行な貫通孔を穿設し
て第1の吸込パイプの一端を固着するとともに、上記仕
切板の所定位置に貫通孔を穿設して上記第2のシリンダ
に接続する第2の吸込パイプを固着したことを特徴とす
る横形ロータリコンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001667A JP2980385B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 横形ロータリコンプレッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3001667A JP2980385B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 横形ロータリコンプレッサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241792A true JPH04241792A (ja) | 1992-08-28 |
JP2980385B2 JP2980385B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=11507875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001667A Expired - Fee Related JP2980385B2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 横形ロータリコンプレッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980385B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013227957A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ロータリ圧縮機 |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP3001667A patent/JP2980385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013227957A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ロータリ圧縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2980385B2 (ja) | 1999-11-22 |
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