JPH04241705A - 蒸気タ―ビン制御装置 - Google Patents
蒸気タ―ビン制御装置Info
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- JPH04241705A JPH04241705A JP175491A JP175491A JPH04241705A JP H04241705 A JPH04241705 A JP H04241705A JP 175491 A JP175491 A JP 175491A JP 175491 A JP175491 A JP 175491A JP H04241705 A JPH04241705 A JP H04241705A
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 claims description 5
- 230000011664 signaling Effects 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電プラントにおける蒸
気タ―ビン制御装置に関するものである。
気タ―ビン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントにおけるタ―ビン蒸
気系統の一例を図4に示す。
気系統の一例を図4に示す。
【0003】図4において、原子炉1で発生した蒸気は
主蒸気止め弁2および蒸気加減弁(以下CVと呼ぶ)3
を通ってタ―ビン4に流入してタ―ビンを駆動し、復水
器5で復水される。また、一部の蒸気は主蒸気止め弁2
の手前からタ―ビンバイパス弁(以下TBVと呼ぶ)6
を通ってタ―ビン4をバイパスして復水器5に排出され
る。常時は主蒸気止め弁2を全開とし、CV3とTBV
6の弁開度を調節してタ―ビン入口蒸気圧力およびタ―
ビン速度の制御が行われる。この場合、実圧力および実
速度はそれぞれ主蒸気止め弁2の手前に設けた圧力検出
器7およびタ―ビン軸に取付けた速度検出器8によって
検出される。従来の蒸気タ―ビン制御装置の機能ブロッ
ク図を図5に示す。
主蒸気止め弁2および蒸気加減弁(以下CVと呼ぶ)3
を通ってタ―ビン4に流入してタ―ビンを駆動し、復水
器5で復水される。また、一部の蒸気は主蒸気止め弁2
の手前からタ―ビンバイパス弁(以下TBVと呼ぶ)6
を通ってタ―ビン4をバイパスして復水器5に排出され
る。常時は主蒸気止め弁2を全開とし、CV3とTBV
6の弁開度を調節してタ―ビン入口蒸気圧力およびタ―
ビン速度の制御が行われる。この場合、実圧力および実
速度はそれぞれ主蒸気止め弁2の手前に設けた圧力検出
器7およびタ―ビン軸に取付けた速度検出器8によって
検出される。従来の蒸気タ―ビン制御装置の機能ブロッ
ク図を図5に示す。
【0004】図5において、速度設定器9で設定された
設定速度v1 と速度検出器8で検出された実速度v2
とは加算器10で減算され、速度偏差v3 (=v1
−v2 )が速度制御指令値v3 として出力される
。一方、圧力設定器11で設定される設定圧力v4 と
圧力検出器7で検出された実圧力v5 は加算器12で
減算され、圧力偏差v6 (=v5 −v4 )が位相
補正器13を介して圧力制御指令値v7 として取出さ
れる。
設定速度v1 と速度検出器8で検出された実速度v2
とは加算器10で減算され、速度偏差v3 (=v1
−v2 )が速度制御指令値v3 として出力される
。一方、圧力設定器11で設定される設定圧力v4 と
圧力検出器7で検出された実圧力v5 は加算器12で
減算され、圧力偏差v6 (=v5 −v4 )が位相
補正器13を介して圧力制御指令値v7 として取出さ
れる。
【0005】上記速度制御指令値v3 と圧力制御指令
値v7 は低値選択器14に入力され、低い方の指令値
が選択されてCV開度指令値v8 として出力され、弁
位置変換器15によって検出されたCV3の実開度信号
v9 と加算器16によって比較され、その偏差信号v
10(=v8 −v9 )が弁駆動器17を介してCV
3の弁開度指令値v8に対応して制御する。
値v7 は低値選択器14に入力され、低い方の指令値
が選択されてCV開度指令値v8 として出力され、弁
位置変換器15によって検出されたCV3の実開度信号
v9 と加算器16によって比較され、その偏差信号v
10(=v8 −v9 )が弁駆動器17を介してCV
3の弁開度指令値v8に対応して制御する。
【0006】一方、上記圧力制御指令値v7 とCV開
度指令値v8 とは加算器18で減算されその差がTB
V6のTBV開度指令値v11として出力され、弁位置
変換器19で検出されたTBV6の実開度信号v12と
加算器20で比較されその偏差v13(=v11−v1
2)が弁駆動器21を介してTBV6の弁開度をTBV
開度指令値v11に対応して制御する。
度指令値v8 とは加算器18で減算されその差がTB
V6のTBV開度指令値v11として出力され、弁位置
変換器19で検出されたTBV6の実開度信号v12と
加算器20で比較されその偏差v13(=v11−v1
2)が弁駆動器21を介してTBV6の弁開度をTBV
開度指令値v11に対応して制御する。
【0007】上記の蒸気タ―ビン制御装置を用いて、常
時は下記のような圧力制御運転が行われる。圧力制御運
転では速度制御指令値v3 が圧力制御指令値v7 よ
り少し高くなるように設定速度v1 を高く設定し、圧
力制御指令値v7 が低値選択されてCV開度指令値v
8となるようにしている。従って、v7 =v8 とな
ってTBV開度指令値v11は零となり、TBV6は全
閉となって、CV3のみで圧力制御が行われる。
時は下記のような圧力制御運転が行われる。圧力制御運
転では速度制御指令値v3 が圧力制御指令値v7 よ
り少し高くなるように設定速度v1 を高く設定し、圧
力制御指令値v7 が低値選択されてCV開度指令値v
8となるようにしている。従って、v7 =v8 とな
ってTBV開度指令値v11は零となり、TBV6は全
閉となって、CV3のみで圧力制御が行われる。
【0008】圧力制御運転中に実速度v2 が上昇する
と速度制御指令値v3 が減少し、v3<v7 となる
ので、CV開度指令値v8 は速度制御指令値v3 と
なり、CV3の開度は閉方向に制御される。
と速度制御指令値v3 が減少し、v3<v7 となる
ので、CV開度指令値v8 は速度制御指令値v3 と
なり、CV3の開度は閉方向に制御される。
【0009】この時はv7 >v8 となるので、v1
1>0となりTBV6は開方向に制御される。すなわち
CV3の閉によってタ―ビン4に流入する蒸気量は減少
し、余剰蒸気はTBV6に流れ、原子炉1から見た蒸気
流量は一定となり、タ―ビン4の入口蒸気圧力も一定と
なる。
1>0となりTBV6は開方向に制御される。すなわち
CV3の閉によってタ―ビン4に流入する蒸気量は減少
し、余剰蒸気はTBV6に流れ、原子炉1から見た蒸気
流量は一定となり、タ―ビン4の入口蒸気圧力も一定と
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように通常の圧
力制御運転時には実速度v2 や実圧力v5 が変動し
てもCV3およびTBV6の開度がそれぞれの指定値に
対して遅れなく追従するので、問題は生じないが、系統
事故などで急激な外欄が発生したときは下記のような問
題が生じる。
力制御運転時には実速度v2 や実圧力v5 が変動し
てもCV3およびTBV6の開度がそれぞれの指定値に
対して遅れなく追従するので、問題は生じないが、系統
事故などで急激な外欄が発生したときは下記のような問
題が生じる。
【0011】すなわち、図6のタイムチャ―トに示すよ
うに、圧力制御運転中に時点t1 で実速度v2 が基
準速度から急上昇したとすると、速度制御指令値v3
が低下しv3 <v7 となる時点t2 からCV開度
指令値v8 が減少してCV3の実開度信号v9 も減
少させ、同時にTBV6の開度指令値v11が上昇し、
TBV6の実開度信号v12もTBV開度指令値v11
と共に増大する。
うに、圧力制御運転中に時点t1 で実速度v2 が基
準速度から急上昇したとすると、速度制御指令値v3
が低下しv3 <v7 となる時点t2 からCV開度
指令値v8 が減少してCV3の実開度信号v9 も減
少させ、同時にTBV6の開度指令値v11が上昇し、
TBV6の実開度信号v12もTBV開度指令値v11
と共に増大する。
【0012】この場合CV3の閉動作量(=v9 )と
TBV6の開動作量(=v12)とは大きさが等しいの
で、タ―ビンの実圧力v5には変動を生じない。しかし
、実速度v2 が時点t4 で急激に基準速度に復帰す
るときは、CV開度指令値、v8 は開方向にTBV開
度指令値v11は閉方向に変化する。
TBV6の開動作量(=v12)とは大きさが等しいの
で、タ―ビンの実圧力v5には変動を生じない。しかし
、実速度v2 が時点t4 で急激に基準速度に復帰す
るときは、CV開度指令値、v8 は開方向にTBV開
度指令値v11は閉方向に変化する。
【0013】この場合双方の開度指令値v8 、v11
の変化速度および開閉量は同じであるが、実際のCV3
の開速度とTBV6の閉速度は異り、TBV6が速く閉
るので、原子炉1からの蒸気が制限され、入口実圧力v
5 が上昇する。
の変化速度および開閉量は同じであるが、実際のCV3
の開速度とTBV6の閉速度は異り、TBV6が速く閉
るので、原子炉1からの蒸気が制限され、入口実圧力v
5 が上昇する。
【0014】このため、圧力制御指令値v7 が開方向
となって、TBV6は時点t7 から開き始め、時点t
8 で全開となるが、この時点で入口実圧力v5 は制
限値を越え、原子炉保護インタロックが作動して原子炉
スクラムに至る可能性がある。
となって、TBV6は時点t7 から開き始め、時点t
8 で全開となるが、この時点で入口実圧力v5 は制
限値を越え、原子炉保護インタロックが作動して原子炉
スクラムに至る可能性がある。
【0015】この対策としてCV3の開速度をCV開度
指令値v8 に早く追従させる方法があるが、時点t4
〜t5 開の時間差が数秒以下と短いので、CV3の
開速度を早めることがタ―ビン側の機械的な熱応力の点
で問題となり、またCV3を操作する油圧系統からの制
限もあり、開速度を速くすることは困難である。
指令値v8 に早く追従させる方法があるが、時点t4
〜t5 開の時間差が数秒以下と短いので、CV3の
開速度を早めることがタ―ビン側の機械的な熱応力の点
で問題となり、またCV3を操作する油圧系統からの制
限もあり、開速度を速くすることは困難である。
【0016】本発明は、CVの急開指令が入力されたと
きにCVの実開度に追従してTBVの閉速度を制御し、
これによってタ―ビン入口蒸気圧の変動を防止する蒸気
タ―ビン制御装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
きにCVの実開度に追従してTBVの閉速度を制御し、
これによってタ―ビン入口蒸気圧の変動を防止する蒸気
タ―ビン制御装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明はタ―ビン入口蒸気実圧力が与えられる圧力制
御信号とタ―ビン実速度から与えられる速度制御信号と
を比較し双方の信号から低値を選択する手段と、選択さ
れた信号を蒸気加減弁開度指令信号として蒸気加減弁開
度を制御する手段と、圧力制御信号から蒸気加減弁開度
指令信号を減算し、タ―ビンバイパス弁開度指令信号と
してタ―ビンバイパス弁開度を制御する手段とを有する
蒸気タ―ビン制御装置において、蒸気加減弁開度指令信
号をタ―ビンバイパス弁の閉速度が蒸気加減弁の最大開
速度を越えないように、緩やかに変化させる変化率制限
器を設けたことを特徴とするものである。
に本発明はタ―ビン入口蒸気実圧力が与えられる圧力制
御信号とタ―ビン実速度から与えられる速度制御信号と
を比較し双方の信号から低値を選択する手段と、選択さ
れた信号を蒸気加減弁開度指令信号として蒸気加減弁開
度を制御する手段と、圧力制御信号から蒸気加減弁開度
指令信号を減算し、タ―ビンバイパス弁開度指令信号と
してタ―ビンバイパス弁開度を制御する手段とを有する
蒸気タ―ビン制御装置において、蒸気加減弁開度指令信
号をタ―ビンバイパス弁の閉速度が蒸気加減弁の最大開
速度を越えないように、緩やかに変化させる変化率制限
器を設けたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】上記構成により変化率制限器を経た蒸気加減弁
開度指令信号を緩やかに変化させタ―ビンバイパス弁の
実開度が蒸気加減弁の実開度と同じ速度で逆方向に変化
させるようにする。
開度指令信号を緩やかに変化させタ―ビンバイパス弁の
実開度が蒸気加減弁の実開度と同じ速度で逆方向に変化
させるようにする。
【0019】これによってタ―ビン速度が低下し、磁気
加減弁の開度を増大するときにも、バイパス弁開度の減
少を蒸気加減弁の開度の増大に見合せて行い、タ―ビン
入口蒸気圧力が、急上昇するのを防止することが可能に
なる。
加減弁の開度を増大するときにも、バイパス弁開度の減
少を蒸気加減弁の開度の増大に見合せて行い、タ―ビン
入口蒸気圧力が、急上昇するのを防止することが可能に
なる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。
明する。
【0021】図1において、低値選択器14から出力さ
れるCV初期開度指令値v8 は変化率制限器23に入
力され、CV開度指令値v15として取出される。この
CV開度指令値v15に基づきCV3あるいはTBV6
の実開度信号v9 ,v12との間で加算器16、20
にて偏差が求められ、弁駆動器17、21を介してCV
3あるいはTBB6の弁開度が制御される。次に、蒸気
構成による作用を図2を参照して説明する。
れるCV初期開度指令値v8 は変化率制限器23に入
力され、CV開度指令値v15として取出される。この
CV開度指令値v15に基づきCV3あるいはTBV6
の実開度信号v9 ,v12との間で加算器16、20
にて偏差が求められ、弁駆動器17、21を介してCV
3あるいはTBB6の弁開度が制御される。次に、蒸気
構成による作用を図2を参照して説明する。
【0022】圧力制御運転中に時点t1 で実速度v2
が上昇し始めると、時点t2 でv7 >v3 とな
り、CV初期開度指令値v8 が閉方向に変化し、実開
度信号v9 もCV初期開度指令値v8 に追従して閉
方向に変化する。 このときv7 >v8 となるのでTBV開度指令値v
11が開方向に動作する。なお、CV初期開度指令値v
8 が閉方向なので、変化率制限器23から出力される
CV開度指令値v15はCV初期開度指令値v8 その
ものであり、TBV6は開方向に動作する。
が上昇し始めると、時点t2 でv7 >v3 とな
り、CV初期開度指令値v8 が閉方向に変化し、実開
度信号v9 もCV初期開度指令値v8 に追従して閉
方向に変化する。 このときv7 >v8 となるのでTBV開度指令値v
11が開方向に動作する。なお、CV初期開度指令値v
8 が閉方向なので、変化率制限器23から出力される
CV開度指令値v15はCV初期開度指令値v8 その
ものであり、TBV6は開方向に動作する。
【0023】次に、時点t4 で実速度v2 が基準値
に戻り始めると、CV初期開度指令値v8 が開方向と
なり、実速度v2が基準値に戻った時点t6 にCV初
期開度指令値v8 も元の開度に戻るが、実開度信号v
9 はv8 に遅れてゆっくり上昇を続ける。また、T
BV開度指令値v11も変化率制限器23がない場合は
CV初期開度指令値v8 と同じ速度で下降し、時点t
6 で全閉となるが、変化率制限器信号23を経たCV
開度指令値v8 およびTBV開度指令値v11はCV
3の開速度と同程度にゆっくりと下降するため、TBV
6で検出される実開度信号v12もゆっくり下降する。
に戻り始めると、CV初期開度指令値v8 が開方向と
なり、実速度v2が基準値に戻った時点t6 にCV初
期開度指令値v8 も元の開度に戻るが、実開度信号v
9 はv8 に遅れてゆっくり上昇を続ける。また、T
BV開度指令値v11も変化率制限器23がない場合は
CV初期開度指令値v8 と同じ速度で下降し、時点t
6 で全閉となるが、変化率制限器信号23を経たCV
開度指令値v8 およびTBV開度指令値v11はCV
3の開速度と同程度にゆっくりと下降するため、TBV
6で検出される実開度信号v12もゆっくり下降する。
【0024】これによってCV3の開方向の変化速度と
TBV6の閉方向の変化速度が同じになるので、原子炉
1からの総流量は変化せず、従ってタ―ビン入口蒸気圧
力の変動は生じない。また、図3は本発明の他の実施例
を示している。
TBV6の閉方向の変化速度が同じになるので、原子炉
1からの総流量は変化せず、従ってタ―ビン入口蒸気圧
力の変動は生じない。また、図3は本発明の他の実施例
を示している。
【0025】本実施例は図1に示される実施例に変化率
制限器除外回路31を設けたものである。すなわち、C
V初期開度指令値v8 が変化率制限器23を経てCV
開度指令値v15として取出される上記実施例に対し本
実施例は除外条件によりCV開度指令値v8 が変化率
制限器除外回路31を経てそのまま加算器16,20に
出力される。本実施例によれば、TBV6のみで圧力制
御中にTBV6の制御性が損なわれない利点を有する。
制限器除外回路31を設けたものである。すなわち、C
V初期開度指令値v8 が変化率制限器23を経てCV
開度指令値v15として取出される上記実施例に対し本
実施例は除外条件によりCV開度指令値v8 が変化率
制限器除外回路31を経てそのまま加算器16,20に
出力される。本実施例によれば、TBV6のみで圧力制
御中にTBV6の制御性が損なわれない利点を有する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明したように本発明によれば、
CV開度指令値が開方向に急激に変化しても、TBV開
度はCV実開度の開方向速度と同程度の速度で閉方向に
制御され、また変化量も等しくなるので、CVとTBV
に流れる蒸気の総流量は変化せず、従って、タ―ビン入
口蒸気圧力に変動を生じることがなく、発電プラントの
制御を安定に保てるという優れた効果を奏する。
CV開度指令値が開方向に急激に変化しても、TBV開
度はCV実開度の開方向速度と同程度の速度で閉方向に
制御され、また変化量も等しくなるので、CVとTBV
に流れる蒸気の総流量は変化せず、従って、タ―ビン入
口蒸気圧力に変動を生じることがなく、発電プラントの
制御を安定に保てるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る蒸気タ―ビン制御装置の実施例を
示す機能ブロック図。
示す機能ブロック図。
【図2】本発明の蒸気タ―ビン制御装置の動作を示すタ
イムチャ―ト。
イムチャ―ト。
【図3】本発明の他の実施例を示す機能ブロック図。
【図4】従来の蒸気タ―ビンの系統構成を示す構成図。
【図5】従来の蒸気タ―ビン制御装置を示す機能ブロッ
ク図。
ク図。
【図6】従来の蒸気タ―ビン制御装置の動作を示すタイ
ムチャ―ト。
ムチャ―ト。
3…蒸気加減弁 6…
タ―ビンバイパス弁 14…低値選択器 1
6,18,20…加算器23…変化率制限器
31…変化率制限器除外回路
タ―ビンバイパス弁 14…低値選択器 1
6,18,20…加算器23…変化率制限器
31…変化率制限器除外回路
Claims (2)
- 【請求項1】 タ―ビン入口蒸気実圧力から与えられ
る圧力制御信号とタ―ビン実速度から与えられる速度制
御信号とを比較し双方の信号から低値を選択する手段と
、選択された信号を蒸気加減弁開度指令信号として蒸気
加減弁開度を制御する手段と、上記圧力制御信号から上
記蒸気加減弁開度指令信号を演算し、タ―ビンバイパス
弁開度指令信号としてタ―ビンバイパス弁開度を制御す
る手段とを有する蒸気タ―ビン制御装置において、上記
蒸気加減弁開度指令信号を、タ―ビンバイパイス弁の閉
速度が蒸気加減弁の最大開速度を越えないように緩やか
に変化させる変化率制限器を設けたことを特徴とする蒸
気タ―ビン制御装置。 - 【請求項2】 タ―ビンバイパス弁で圧力制御してい
る時点では上記変化率制限器を除外する除外回路を具備
したことを特徴とする請求項1記載の蒸気タ―ビン制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP175491A JPH04241705A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 蒸気タ―ビン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP175491A JPH04241705A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 蒸気タ―ビン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241705A true JPH04241705A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11510368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP175491A Pending JPH04241705A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 蒸気タ―ビン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04241705A (ja) |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP175491A patent/JPH04241705A/ja active Pending
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