JPH04241118A - 気相成長炭素繊維の製造装置 - Google Patents
気相成長炭素繊維の製造装置Info
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- JPH04241118A JPH04241118A JP3001720A JP172091A JPH04241118A JP H04241118 A JPH04241118 A JP H04241118A JP 3001720 A JP3001720 A JP 3001720A JP 172091 A JP172091 A JP 172091A JP H04241118 A JPH04241118 A JP H04241118A
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Landscapes
- Inorganic Fibers (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、気相成長炭素繊維の製
造装置に関し、さらに詳しくは、炭素化合物を含有する
ガスと無機遷移金属化合物または有機遷移金属化合物を
含有するガスとキャリヤガスとを反応管内に導入し、高
温条件下に反応させることにより、ガス気流中で気相成
長炭素繊維を生成させ、生成中に反応管内壁に付着およ
び堆積した一部の気相成長炭素繊維を連続的に取り出す
ことのできる気相成長炭素繊維の製造装置に関する。
造装置に関し、さらに詳しくは、炭素化合物を含有する
ガスと無機遷移金属化合物または有機遷移金属化合物を
含有するガスとキャリヤガスとを反応管内に導入し、高
温条件下に反応させることにより、ガス気流中で気相成
長炭素繊維を生成させ、生成中に反応管内壁に付着およ
び堆積した一部の気相成長炭素繊維を連続的に取り出す
ことのできる気相成長炭素繊維の製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
装置の従来例を、図４を参照しながら、説明する。
装置の従来例を、図４を参照しながら、説明する。
【０００３】同図に示す気相成長炭素繊維の製造装置５
０は、気相法により炭素繊維を製造するものであり、炭
素質原料及びキャリアガスを導入するための円筒状の反
応管５６と、この反応管５６内を加熱する加熱器５５と
、反応管５６内においてその中心軸線とほぼ同じ中心軸
線を有して回転駆動されるスクリュー５１と、このスク
リュー５１を回転駆動するモータ５２と、前記反応管５
６の右側に配置した捕集器５８と、前記反応管５６に単
素質原料を含むキャリアガスを供給する原料供給部５９
とを具備している。
０は、気相法により炭素繊維を製造するものであり、炭
素質原料及びキャリアガスを導入するための円筒状の反
応管５６と、この反応管５６内を加熱する加熱器５５と
、反応管５６内においてその中心軸線とほぼ同じ中心軸
線を有して回転駆動されるスクリュー５１と、このスク
リュー５１を回転駆動するモータ５２と、前記反応管５
６の右側に配置した捕集器５８と、前記反応管５６に単
素質原料を含むキャリアガスを供給する原料供給部５９
とを具備している。
【０００４】しかしながら、前記装置においては反応管
５６内にスクリュー５１を配置しているから、その構造
上、スクリュー５１に付着した気相成長炭素繊維や炭素
質の付着量が、気相成長炭素繊維の生成を続けていく内
に増大し、前記スクリュー５１による気相成長炭素繊維
の排出を妨げ、放置しておくと最終的には反応ガスの通
路を塞ぎ、気相成長炭素繊維の生成を阻害するという問
題があった。
５６内にスクリュー５１を配置しているから、その構造
上、スクリュー５１に付着した気相成長炭素繊維や炭素
質の付着量が、気相成長炭素繊維の生成を続けていく内
に増大し、前記スクリュー５１による気相成長炭素繊維
の排出を妨げ、放置しておくと最終的には反応ガスの通
路を塞ぎ、気相成長炭素繊維の生成を阻害するという問
題があった。
【０００５】そこで、本発明は、捕集効率の良い気相成
長炭素繊維を連続して製造することのできる、気相成長
炭素繊維の製造装置を提供することを目的とする。
長炭素繊維を連続して製造することのできる、気相成長
炭素繊維の製造装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、炭素化合物含有のガスと無機遷移金属化合
物または有機遷移化合物含有のガスとキャリヤガスとの
混合ガスを高温条件下に反応させることにより、気相で
炭素繊維を生成させる反応管を備えた気相成長炭素繊維
の製造方法において、前記反応管の内壁に摺接する外周
部を有し、かつ、前記混合ガスの流通路を残す状態に形
成された押出部材と、この押出部材を反応管内でその軸
線方向に往復駆動する駆動手段とを有することを特徴と
する気相成長炭素繊維の製造装置である。
の本発明は、炭素化合物含有のガスと無機遷移金属化合
物または有機遷移化合物含有のガスとキャリヤガスとの
混合ガスを高温条件下に反応させることにより、気相で
炭素繊維を生成させる反応管を備えた気相成長炭素繊維
の製造方法において、前記反応管の内壁に摺接する外周
部を有し、かつ、前記混合ガスの流通路を残す状態に形
成された押出部材と、この押出部材を反応管内でその軸
線方向に往復駆動する駆動手段とを有することを特徴と
する気相成長炭素繊維の製造装置である。
【０００７】
【作用】前記構成の気相成長炭素繊維の製造装置による
と、駆動手段により押出部材が反応管の内壁に摺接しつ
つ駆動されるので、生成した気相成長炭素繊維が反応管
内に残存することがなくなる。
と、駆動手段により押出部材が反応管の内壁に摺接しつ
つ駆動されるので、生成した気相成長炭素繊維が反応管
内に残存することがなくなる。
【０００８】また、押出部材にはガスの流通路が残され
ているので、気相成長炭素繊維の生成に支障が生じるこ
ともない。
ているので、気相成長炭素繊維の生成に支障が生じるこ
ともない。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【００１０】図１に示す実施例装置１は、炭素化合物を
含むガスと無機遷移金属化合物または有機遷移金属化合
物を含有するガスとキャリヤガスとを含む混合ガスを導
入するための円筒状の反応管６と、前記反応管６内に配
置された押出部材１１と、この押出部材１１を往復駆動
する駆動手段（図示せず。）と、反応管６の出口に配置
された捕集器８と、前記反応管６に前記混合ガスを供給
する原料供給部２０とを具備している。
含むガスと無機遷移金属化合物または有機遷移金属化合
物を含有するガスとキャリヤガスとを含む混合ガスを導
入するための円筒状の反応管６と、前記反応管６内に配
置された押出部材１１と、この押出部材１１を往復駆動
する駆動手段（図示せず。）と、反応管６の出口に配置
された捕集器８と、前記反応管６に前記混合ガスを供給
する原料供給部２０とを具備している。
【００１１】前記押出部材１１は、図２に示すように、
反応管６の内壁に摺接する半月状に形成され、反応管６
内に配置されたとき、その上部に混合ガスの流通路を残
すように形成されている。
反応管６の内壁に摺接する半月状に形成され、反応管６
内に配置されたとき、その上部に混合ガスの流通路を残
すように形成されている。
【００１２】次に、上述した実施例装置１の作用を説明
する。
する。
【００１３】加熱器５により所定の温度に加熱された反
応管６内に原料供給部２０から前記混合ガスを供給する
ことにより気相成長炭素繊維が生成する。そして、生成
した気相成長炭素繊維が反応管６内に付着または堆積し
始める。このとき適宜に駆動手段を介して前記押出部材
１１を往復駆動することにより円板状の押出部材１１が
反応管６の内壁に接しつつ、付着または堆積した気相成
長炭素繊維を、原料供給部２０側から捕集器８へと余す
ことなく押し出す。これにより、従来の装置に比べて反
応管６内の気相成長炭素繊維を効率良く取り出すことが
できる。これを定期的に行うことにより、付着または堆
積した気相成長炭素繊維が反応管６内の混合ガスの流路
を狭めることによる気相成長炭素繊維の収率の低下また
は粒子状炭素質の生成を防ぐことができる。
応管６内に原料供給部２０から前記混合ガスを供給する
ことにより気相成長炭素繊維が生成する。そして、生成
した気相成長炭素繊維が反応管６内に付着または堆積し
始める。このとき適宜に駆動手段を介して前記押出部材
１１を往復駆動することにより円板状の押出部材１１が
反応管６の内壁に接しつつ、付着または堆積した気相成
長炭素繊維を、原料供給部２０側から捕集器８へと余す
ことなく押し出す。これにより、従来の装置に比べて反
応管６内の気相成長炭素繊維を効率良く取り出すことが
できる。これを定期的に行うことにより、付着または堆
積した気相成長炭素繊維が反応管６内の混合ガスの流路
を狭めることによる気相成長炭素繊維の収率の低下また
は粒子状炭素質の生成を防ぐことができる。
【００１４】また、前記押出部材１１の上部に混合ガス
の流通路が形成されているので気相成長炭素繊維の生成
に支障を生じることはない。
の流通路が形成されているので気相成長炭素繊維の生成
に支障を生じることはない。
【００１５】本発明は、上述した実施例の他、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
の範囲内で種々の変形が可能である。
【００１６】たとえば、半月状の押出部材を駆動装置に
より単純に往復駆動させるのみならず、一往復毎に半月
状の押出部材を一定角度回転させるようにすると、反応
管の内壁を万遍なく摺接することができ、反応管の内壁
に付着ないし堆積する気相成長炭素繊維を完全に除去す
ることができる。
より単純に往復駆動させるのみならず、一往復毎に半月
状の押出部材を一定角度回転させるようにすると、反応
管の内壁を万遍なく摺接することができ、反応管の内壁
に付着ないし堆積する気相成長炭素繊維を完全に除去す
ることができる。
【００１７】又、たとえば、前記実施例においては、押
出部材は半月状に形成されているが、図３に示すように
、円板状をなすと共に、その円板１１ａの上半分の領域
において適宜の形状の、例えば扇形の貫通開口部１１ｂ
を設けて構成しても良い。なお、図４において１１ｃで
示すのは、断面円形の押出棒である。
出部材は半月状に形成されているが、図３に示すように
、円板状をなすと共に、その円板１１ａの上半分の領域
において適宜の形状の、例えば扇形の貫通開口部１１ｂ
を設けて構成しても良い。なお、図４において１１ｃで
示すのは、断面円形の押出棒である。
【００１８】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によると、反応管
内に生成した気相成長炭素繊維を余すことなく捕集する
ことができ、しかも堆積した気相成長炭素繊維による収
率の低下や粒子状炭素質の生成を防止することができ、
また、捕集作業のために気相成長炭素繊維を製造するた
めの反応の中断を余儀なくされることもなく、連続的に
気相成長炭素繊維を製造することができる、気相成長炭
素繊維の製造装置を提供することができる。
内に生成した気相成長炭素繊維を余すことなく捕集する
ことができ、しかも堆積した気相成長炭素繊維による収
率の低下や粒子状炭素質の生成を防止することができ、
また、捕集作業のために気相成長炭素繊維を製造するた
めの反応の中断を余儀なくされることもなく、連続的に
気相成長炭素繊維を製造することができる、気相成長炭
素繊維の製造装置を提供することができる。
【図１】本発明の実施例である製造装置を示す概略構成
図である。
図である。
【図２】前記実施例にかかる製造装置における押出部材
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図３】本発明の他の実施例である製造装置における押
出部材を示す正面図出或る。
出部材を示す正面図出或る。
【図４】従来の装置を示す概略構成図である。
１ 気相成長炭素繊維の製造装置、６ 反
応管、 １１ 押出部材、 １２ 駆動手段
応管、 １１ 押出部材、 １２ 駆動手段
Claims (1)
- 【請求項１】 炭素化合物含有のガスと無機遷移金属
化合物または有機遷移化合物含有のガスとキャリヤガス
との混合ガスを高温条件下に反応させることにより、気
相で炭素繊維を生成させる反応管を備えた気相成長炭素
繊維の製造方法において、前記反応管の内壁に摺接する
外周部を有し、かつ、前記混合ガスの流通路を残す状態
に形成された押出部材と、この押出部材を反応管内でそ
の軸線方向に往復駆動する駆動手段とを有することを特
徴とする気相成長炭素繊維の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3001720A JPH04241118A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 気相成長炭素繊維の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3001720A JPH04241118A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 気相成長炭素繊維の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04241118A true JPH04241118A (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=11509406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3001720A Withdrawn JPH04241118A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 気相成長炭素繊維の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04241118A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012172274A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | グラファイトナノカーボンファイバー及びその製造方法 |
| JP2012172273A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | グラファイトナノカーボンファイバー及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP3001720A patent/JPH04241118A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012172274A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | グラファイトナノカーボンファイバー及びその製造方法 |
| JP2012172273A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Toshiba Corp | グラファイトナノカーボンファイバー及びその製造方法 |
| US8444948B2 (en) | 2011-02-18 | 2013-05-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Graphite nano-carbon fiber and method of producing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |