JPH0424104A - ラジアルタイヤ - Google Patents
ラジアルタイヤInfo
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- JPH0424104A JPH0424104A JP2127961A JP12796190A JPH0424104A JP H0424104 A JPH0424104 A JP H0424104A JP 2127961 A JP2127961 A JP 2127961A JP 12796190 A JP12796190 A JP 12796190A JP H0424104 A JPH0424104 A JP H0424104A
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Links
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、左右の旋回時のコーナリングフォースの差を
減じ、運動性を改善しうるラジアルタイヤに関する。
減じ、運動性を改善しうるラジアルタイヤに関する。
ウェット路面での接地性を向上するべく、トレッド部に
、タイヤ円周方向にのびる縦溝と、該縦溝に交差する向
きの横溝とにより区分されるブロックを設けたブロック
パターンを採用する場合が多い。
、タイヤ円周方向にのびる縦溝と、該縦溝に交差する向
きの横溝とにより区分されるブロックを設けたブロック
パターンを採用する場合が多い。
又これらのブロックパターンのタイヤにおいては、トレ
ッド面の途切れ部となる横溝により生じるパターンノイ
ズ及び振動を減じるべく、例えば第2図に示すように、
横溝gを、タイヤ赤道COと斜めに交差する向きに傾け
ることにより、けり出し、踏み込み便となる上辺a、下
辺すをタイヤ族、道に対して傾けた菱形状のブロックB
が用いられる。
ッド面の途切れ部となる横溝により生じるパターンノイ
ズ及び振動を減じるべく、例えば第2図に示すように、
横溝gを、タイヤ赤道COと斜めに交差する向きに傾け
ることにより、けり出し、踏み込み便となる上辺a、下
辺すをタイヤ族、道に対して傾けた菱形状のブロックB
が用いられる。
しかもこのとき、横溝gによる排水性を向上するべく、
前記横11gが、一方のトレッド端から他方のトレッド
端に亘り、タイヤ赤道COに対する傾きの向きを同一と
することも行われている。
前記横11gが、一方のトレッド端から他方のトレッド
端に亘り、タイヤ赤道COに対する傾きの向きを同一と
することも行われている。
しかしながら、このような上辺a、下辺すを斜めとした
ブロックBが路面と接しかつ車両が旋回するときには、
左右の旋回時においてコーナリングフォースに差が生じ
る。これは、第5図に1つのブロックBをタイヤ上方か
らみて模式的に示すように、タイヤの右旋回8時にブロ
ックBの中心の路面に対する駆動力Frを、前記下辺す
に直交する向きと、下辺すに平行な向きとに分解した分
力Frl、Fr2と、左旋回しに際しての駆動力F!の
同様な分力Ffl、Fr2とを対比すると明らかなごと
く、各分力Frl、Fj!1、分力Fr2、Fr2に差
異があることに起因する0例えば左旋回しにおいて、下
辺すと平行な分力Fi2は、右旋回Rにおける分力Fr
2よりも大であり、このように、左旋回し時においては
、剛性の大な下辺すと平行な方向の分力F12が大とな
り、又剛性の小な下辺すと直角方向の分力Fflが相対
的に減じる。下辺すが傾く方向である左旋回しにおいて
、右旋回Rに比してブロックの剛性が増す結果、左旋回
し時において大きなコーナリングフォースが発注する。
ブロックBが路面と接しかつ車両が旋回するときには、
左右の旋回時においてコーナリングフォースに差が生じ
る。これは、第5図に1つのブロックBをタイヤ上方か
らみて模式的に示すように、タイヤの右旋回8時にブロ
ックBの中心の路面に対する駆動力Frを、前記下辺す
に直交する向きと、下辺すに平行な向きとに分解した分
力Frl、Fr2と、左旋回しに際しての駆動力F!の
同様な分力Ffl、Fr2とを対比すると明らかなごと
く、各分力Frl、Fj!1、分力Fr2、Fr2に差
異があることに起因する0例えば左旋回しにおいて、下
辺すと平行な分力Fi2は、右旋回Rにおける分力Fr
2よりも大であり、このように、左旋回し時においては
、剛性の大な下辺すと平行な方向の分力F12が大とな
り、又剛性の小な下辺すと直角方向の分力Fflが相対
的に減じる。下辺すが傾く方向である左旋回しにおいて
、右旋回Rに比してブロックの剛性が増す結果、左旋回
し時において大きなコーナリングフォースが発注する。
このような同一の向きのブロックが一方のトレッド端か
ら他方のトレッド端まで設けられたタイヤにおいては、
左旋回し、右旋回Rにおいて、パターンの有する剛性が
異なり、発注するコーナリングフォースに相違が生じ、
旋回に際しての運動性に違和感が住しることとなってい
た。
ら他方のトレッド端まで設けられたタイヤにおいては、
左旋回し、右旋回Rにおいて、パターンの有する剛性が
異なり、発注するコーナリングフォースに相違が生じ、
旋回に際しての運動性に違和感が住しることとなってい
た。
本発明は、左旋回、右旋回時におけるブロックの剛性差
に基づくコーナリングフォースによる運動性の違和感を
減じ、前記11題を解決しうるラジアルタイヤの提供を
目的としている。
に基づくコーナリングフォースによる運動性の違和感を
減じ、前記11題を解決しうるラジアルタイヤの提供を
目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウオール部をへてビー
・ド部のビードコアで折返すラジアル配置のカーカスと
、トレッド部の内方かつカーカスの半径方向外側に配さ
れるベルト層と、ビード部に配されかつビード底部から
半径方向外向きにのびる補強コードを有するビード補強
層とを具えるとともに、前記トレッド部に、周方向にの
びる複数本の縦溝と、該縦溝に交差しかつ一方のトレッ
ド端から他方のトレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する
傾きの向きが同一な横溝とにより区分されるブロックを
少なくともタイヤ赤道を中心としてトレッド巾の1/3
を除く範囲に設ける一方、ビード部をトレッド部側に展
開した状態において、前記補強コードのタイヤ赤道に対
する傾きの向きを前記横溝の前記向きと同一としたラジ
アルタイヤである。
・ド部のビードコアで折返すラジアル配置のカーカスと
、トレッド部の内方かつカーカスの半径方向外側に配さ
れるベルト層と、ビード部に配されかつビード底部から
半径方向外向きにのびる補強コードを有するビード補強
層とを具えるとともに、前記トレッド部に、周方向にの
びる複数本の縦溝と、該縦溝に交差しかつ一方のトレッ
ド端から他方のトレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する
傾きの向きが同一な横溝とにより区分されるブロックを
少なくともタイヤ赤道を中心としてトレッド巾の1/3
を除く範囲に設ける一方、ビード部をトレッド部側に展
開した状態において、前記補強コードのタイヤ赤道に対
する傾きの向きを前記横溝の前記向きと同一としたラジ
アルタイヤである。
トレッド部には、縦溝と、一方のトレッド端から他方の
トレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する傾きの向きが同
一な横溝とにより区分されるブロックを具える。又この
ブロックは、トレッド巾の1/3をタイヤ赤道を中心と
して除く旋回に際して比較的大きな影響を有する範囲に
少なくとも設けられる。なお前記1/3の範囲に設けら
れてもよい、又前記ビード補強層の補強コードは、ビー
ド部をトレッド部側に展開した状態において、前記横溝
の前記向きと同一としている。
トレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する傾きの向きが同
一な横溝とにより区分されるブロックを具える。又この
ブロックは、トレッド巾の1/3をタイヤ赤道を中心と
して除く旋回に際して比較的大きな影響を有する範囲に
少なくとも設けられる。なお前記1/3の範囲に設けら
れてもよい、又前記ビード補強層の補強コードは、ビー
ド部をトレッド部側に展開した状態において、前記横溝
の前記向きと同一としている。
補強コードは、駆動による旋回に際して、該補強コード
がつっかい棒となる圧縮側となることにより、ビード部
を補強できる。又駆動旋回に際して、伸びが生じる引張
側に旋回するとき、ビード部の補強効果に劣る。
がつっかい棒となる圧縮側となることにより、ビード部
を補強できる。又駆動旋回に際して、伸びが生じる引張
側に旋回するとき、ビード部の補強効果に劣る。
又タイヤ旋回に際しては、タイヤの旋回により外側とな
る部分が、内側となる部分、大きな圧縮荷重を受けて変
形する。従って、タイヤの旋回に際して、ブロックの剛
さが相対的に大となりコーナリングフォースが増す向き
の旋回に際して、その旋回時においてタイヤの外側とな
るビード部の剛性を低下させ、他方への旋回に際しては
、その旋回時の外側となるビード部の剛性を高めること
により、左右旋回時の運動性をバランスする。ビード部
の剛性を増すには、前記のように、つっかい棒として機
能する向きにビード捕!!層の補強コードを傾けるのが
よい、又その反対側の旋回に離しては、引っ張り側とな
る向きに補強コードを傾ける、この向きは、と−ド部を
トレッド部側に展開したとき、前記横溝の向きと補強コ
ードの向きとが同一となる。
る部分が、内側となる部分、大きな圧縮荷重を受けて変
形する。従って、タイヤの旋回に際して、ブロックの剛
さが相対的に大となりコーナリングフォースが増す向き
の旋回に際して、その旋回時においてタイヤの外側とな
るビード部の剛性を低下させ、他方への旋回に際しては
、その旋回時の外側となるビード部の剛性を高めること
により、左右旋回時の運動性をバランスする。ビード部
の剛性を増すには、前記のように、つっかい棒として機
能する向きにビード捕!!層の補強コードを傾けるのが
よい、又その反対側の旋回に離しては、引っ張り側とな
る向きに補強コードを傾ける、この向きは、と−ド部を
トレッド部側に展開したとき、前記横溝の向きと補強コ
ードの向きとが同一となる。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、ラジアルタイヤ1は、トレッド部2か
らサイドウオール部3をへてビード部4のビードコア5
で折返すラジアル配置のカーカス6と、トレッド部2の
内方かつカーカス6の半径方向外側に配されるベルト層
7と、前記ビード部4に配されかつビード底部から半径
方向外向きにのびるビード補強層9とを具えている。
らサイドウオール部3をへてビード部4のビードコア5
で折返すラジアル配置のカーカス6と、トレッド部2の
内方かつカーカス6の半径方向外側に配されるベルト層
7と、前記ビード部4に配されかつビード底部から半径
方向外向きにのびるビード補強層9とを具えている。
前記カーカス6は、スチールコード、アラミドコードな
どの高強度コードからなるカーカスコードを、タイヤ赤
道COに対して、90〜70度となるラジアル構造に配
置される。なおり−カスコードとして、ポリエステル、
ナイロンなどの有機繊維コードをも利用しうる。
どの高強度コードからなるカーカスコードを、タイヤ赤
道COに対して、90〜70度となるラジアル構造に配
置される。なおり−カスコードとして、ポリエステル、
ナイロンなどの有機繊維コードをも利用しうる。
又前記ベルト層7は、本例では、内外二層のベルトブラ
イからなり、又該ブライには、スチールコード、アラミ
ドコード等の高強度コードを用いたベルトコードを、タ
イヤ赤道COに対して比較的小さい角度で、かつ上下の
プライにおいて交差する向きに配される。
イからなり、又該ブライには、スチールコード、アラミ
ドコード等の高強度コードを用いたベルトコードを、タ
イヤ赤道COに対して比較的小さい角度で、かつ上下の
プライにおいて交差する向きに配される。
第2図はタイヤのトレッド面から見てかつビード部4を
タイヤ赤道COと同一面に展開して示しており、トレッ
ド部2には、タイヤ赤道COの両側に円周方向にのびか
つ本例では直線状をなす縦溝G1、Glと、その両側で
略同間隔を隔てる同様な縦溝G2、G2と、サイドウオ
ール部トレッド端近傍に位置し、バットレス部との境界
部をなす2列の小中かつ浅底の縦溝G3、G4を設けて
いる。さらに縦溝G1、G2の間のリブには、本例では
タイヤ赤道COに対して、傾きの向きが右上がりの横溝
g1−が、タイヤ周方向に間隙を隔てて設けられる。な
お横溝g1は、ややく字に折曲がり、その両端中央点を
結ぶ線分は、タイヤ赤道に対して約50〜70度で傾く
。
タイヤ赤道COと同一面に展開して示しており、トレッ
ド部2には、タイヤ赤道COの両側に円周方向にのびか
つ本例では直線状をなす縦溝G1、Glと、その両側で
略同間隔を隔てる同様な縦溝G2、G2と、サイドウオ
ール部トレッド端近傍に位置し、バットレス部との境界
部をなす2列の小中かつ浅底の縦溝G3、G4を設けて
いる。さらに縦溝G1、G2の間のリブには、本例では
タイヤ赤道COに対して、傾きの向きが右上がりの横溝
g1−が、タイヤ周方向に間隙を隔てて設けられる。な
お横溝g1は、ややく字に折曲がり、その両端中央点を
結ぶ線分は、タイヤ赤道に対して約50〜70度で傾く
。
又この横溝glは、タイヤ赤道COを挟む両側において
、ともに傾きの向きを右上がりとしている。
、ともに傾きの向きを右上がりとしている。
又前記縦溝G2、G3の間のリブにも、横溝g2・−・
−が円周方向に隔設される。該横溝g2も略く字に折曲
るとともに、その両端中央点を結ぶ線分の間きは、前記
横溝81と同じ、図において右上がりに傾く、又線分の
タイヤ赤道COに対して角度は、70〜95程度の角度
で傾く、なお前記縦溝G3.04間の小中のリブには、
前記横溝g2に連なる横溝g3が設けられる。なおこの
短寸の横溝g3は、タイヤ赤道COに対してやや右下が
りに傾き、このように、トレッド部2には、前記縦溝G
1〜G4と横溝g1〜g3とにより区分されるブロック
B−が形成されるとともに、短寸の横溝g3を除いて、
一方のトレッド端から、他方のトレッド端に亘り、タイ
ヤ赤道COに対する傾きの向きが路間−な前記横溝g1
、g2、g3からなる横溝gが形成される。なお縦溝G
1.62間のタイヤ赤道COに沿うリブにも、前記横溝
g1からのびかつタイヤ赤道COと距離を隔てる位置で
途切れる小さな横溝goを設けている。
−が円周方向に隔設される。該横溝g2も略く字に折曲
るとともに、その両端中央点を結ぶ線分の間きは、前記
横溝81と同じ、図において右上がりに傾く、又線分の
タイヤ赤道COに対して角度は、70〜95程度の角度
で傾く、なお前記縦溝G3.04間の小中のリブには、
前記横溝g2に連なる横溝g3が設けられる。なおこの
短寸の横溝g3は、タイヤ赤道COに対してやや右下が
りに傾き、このように、トレッド部2には、前記縦溝G
1〜G4と横溝g1〜g3とにより区分されるブロック
B−が形成されるとともに、短寸の横溝g3を除いて、
一方のトレッド端から、他方のトレッド端に亘り、タイ
ヤ赤道COに対する傾きの向きが路間−な前記横溝g1
、g2、g3からなる横溝gが形成される。なお縦溝G
1.62間のタイヤ赤道COに沿うリブにも、前記横溝
g1からのびかつタイヤ赤道COと距離を隔てる位置で
途切れる小さな横溝goを設けている。
このような、図において右上がりのブロックB−が連な
るブロックパターンのタイヤは、前記したごとく、ブロ
ックBの上辺a、下辺すに直交する向きに駆動力の向き
が近づく旋回、第2図のトレッド面からみた場合には、
矢印で示すタイヤの右旋回Rに際して、ブロックBによ
る剛性が低下し、横力を低下させる。
るブロックパターンのタイヤは、前記したごとく、ブロ
ックBの上辺a、下辺すに直交する向きに駆動力の向き
が近づく旋回、第2図のトレッド面からみた場合には、
矢印で示すタイヤの右旋回Rに際して、ブロックBによ
る剛性が低下し、横力を低下させる。
他方、前記補強コード10は、スチールコード、アラミ
ドコード等の圧縮剛さの比較的大なるコードを用いてお
り、前記ビードコア5を折返すカーカス6の底部から、
半径方向外側に延在する。又その上端は、タイヤの最大
中点W以下かつ該最大中点Wの高さのビードベースから
の高さhwの1/2の高さの点mとの間に位置すること
によりビード部4からサイドウオール部3に至る範囲を
補強している。
ドコード等の圧縮剛さの比較的大なるコードを用いてお
り、前記ビードコア5を折返すカーカス6の底部から、
半径方向外側に延在する。又その上端は、タイヤの最大
中点W以下かつ該最大中点Wの高さのビードベースから
の高さhwの1/2の高さの点mとの間に位置すること
によりビード部4からサイドウオール部3に至る範囲を
補強している。
又補強コード10は、第3図に示すように、矢示方向に
進行するべく、タイヤ1が矢印に示す開きに回転するに
陳じて、ビードコア5側の基端から、先端が半径方間線
Yに対して回転の同きに傾く破線で示す補強コード10
aは、回転に伴う路面との接地に際して、圧縮を受け、
いわゆるつっかい棒となってビード部4からサイドウオ
ール部3を補強できる。これと反対に傾く一点鎖線で示
す補強コード10bは、伸びを受け、と−ド部4からサ
イドウオール部3に亘る補強効果に劣る。
進行するべく、タイヤ1が矢印に示す開きに回転するに
陳じて、ビードコア5側の基端から、先端が半径方間線
Yに対して回転の同きに傾く破線で示す補強コード10
aは、回転に伴う路面との接地に際して、圧縮を受け、
いわゆるつっかい棒となってビード部4からサイドウオ
ール部3を補強できる。これと反対に傾く一点鎖線で示
す補強コード10bは、伸びを受け、と−ド部4からサ
イドウオール部3に亘る補強効果に劣る。
前記横溝gの傾きによるブロックBの傾きの向きと、補
強コード10の傾きに関して、1つのブロックBを例に
とって模式的に第4図に示している。
強コード10の傾きに関して、1つのブロックBを例に
とって模式的に第4図に示している。
第4図において、ブロックBは、上方からみて、上辺a
1下辺すはタイヤ赤道に対して右下がり、即ちトレッド
面から見るときには、第2図に示すように右上がりに傾
いている。
1下辺すはタイヤ赤道に対して右下がり、即ちトレッド
面から見るときには、第2図に示すように右上がりに傾
いている。
このタイヤが右旋回Rしたときには、前記したごとく、
この旋回Rが上辺a、下辺すと直角方向に近づく旋回で
あり、ブロックBにより生じるコーナリングフォースは
、左旋回しのときに比べて小となる。従って、右旋回R
のときに外側となるビード部4Rには、その剛性を高め
るべく前記ビード補強層9の補強コード10を、先端が
回転方向に偏位するように傾ける。なお他方のビード部
41側の補強コード10は、左旋回しに際して外側とな
るビード部4にの剛性を下げるべく、補強コード10!
の傾きを前記と逆に配置する。
この旋回Rが上辺a、下辺すと直角方向に近づく旋回で
あり、ブロックBにより生じるコーナリングフォースは
、左旋回しのときに比べて小となる。従って、右旋回R
のときに外側となるビード部4Rには、その剛性を高め
るべく前記ビード補強層9の補強コード10を、先端が
回転方向に偏位するように傾ける。なお他方のビード部
41側の補強コード10は、左旋回しに際して外側とな
るビード部4にの剛性を下げるべく、補強コード10!
の傾きを前記と逆に配置する。
このようなタイヤは、ビード部4.4をトレッド部2と
面一に展開すると、第2図に示すように、横溝gのタイ
ヤ赤道COに対する傾きの向きと、補強ニード10の傾
きの向きとは同一となる。
面一に展開すると、第2図に示すように、横溝gのタイ
ヤ赤道COに対する傾きの向きと、補強ニード10の傾
きの向きとは同一となる。
なお補強コード10は、タイヤ赤道COに対して、15
〜60度の範囲に配置する。なお本発明のラジアルタイ
ヤは、乗用車用の他、トラック、パス用タイヤ、さらに
は二輪軍用のタイヤなど、種々な車両用タイヤとして利
用できる。
〜60度の範囲に配置する。なお本発明のラジアルタイ
ヤは、乗用車用の他、トラック、パス用タイヤ、さらに
は二輪軍用のタイヤなど、種々な車両用タイヤとして利
用できる。
C具体例〕
タイヤサイズi85/60R14のタイヤであって、第
2図に示すトレンドパターンのタイヤを、第1表に示す
仕様により、比較例品とともに試作した。このタイヤを
、1600ccの乗用車に装着し、旋回時の特性を、運
転者によるフィーリングテストにより実施した結果を、
5点評価により同表に示す0点数が大なるほど良い結果
であることを示している。
2図に示すトレンドパターンのタイヤを、第1表に示す
仕様により、比較例品とともに試作した。このタイヤを
、1600ccの乗用車に装着し、旋回時の特性を、運
転者によるフィーリングテストにより実施した結果を、
5点評価により同表に示す0点数が大なるほど良い結果
であることを示している。
実施例のタイヤは、比較例に比して、左旋回、右旋回の
相違が少なく、フィーリングテストが良好であった。
相違が少なく、フィーリングテストが良好であった。
このように本発明のタイヤは、縦溝と、一方のトレッド
端から他方のトレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する傾
きの向きが同一な横溝とにより区分されるブロックを具
え、かつビード補強層の補強コードを、ビード部をトレ
ッド部側に展開した状態において、前記横溝の前記向き
と同一とすることにより、左右旋回時のコーナリングフ
ォースの差異を減じ、運転時の違和感を低減しうる。
端から他方のトレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する傾
きの向きが同一な横溝とにより区分されるブロックを具
え、かつビード補強層の補強コードを、ビード部をトレ
ッド部側に展開した状態において、前記横溝の前記向き
と同一とすることにより、左右旋回時のコーナリングフ
ォースの差異を減じ、運転時の違和感を低減しうる。
第1図は本発明のタイヤの一実施例を示す雪面図、第2
図はそのトレッドパターンの一例を示す平面図、第3図
は補強コードの傾きに関して説明する正面図、第4図は
本発明のタイヤの作用を説明する斜視図、第5図はブロ
ックの旋回に際して作用する各分力を説明する線図であ
る。 2・−トレッド、 3−−−−−サイドウオール部
、4・・−ビード部、 5−ビードコア6−・カー
カス、 7−・ベルト層、9−ビード補強層、
1〇−補強コード、Gl、G2−・−縦溝、 gl
−・横溝。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁
理士 苗 村 正第 表 第3 図 ■ 第4 国 第5 図
図はそのトレッドパターンの一例を示す平面図、第3図
は補強コードの傾きに関して説明する正面図、第4図は
本発明のタイヤの作用を説明する斜視図、第5図はブロ
ックの旋回に際して作用する各分力を説明する線図であ
る。 2・−トレッド、 3−−−−−サイドウオール部
、4・・−ビード部、 5−ビードコア6−・カー
カス、 7−・ベルト層、9−ビード補強層、
1〇−補強コード、Gl、G2−・−縦溝、 gl
−・横溝。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社代理人 弁
理士 苗 村 正第 表 第3 図 ■ 第4 国 第5 図
Claims (1)
- 1 トレッド部からサイドウォール部をへてビード部の
ビードコアで折返すラジアル配置のカーカスと、トレッ
ド部の内方かつカーカスの半径方向外側に配されるベル
ト層と、ビード部に配されかつビード底部から半径方向
外向きにのびる補強コードを有するビード補強層とを具
えるとともに、前記トレッド部に、周方向にのびる複数
本の縦溝と、該縦溝に交差しかつ一方のトレッド端から
他方のトレッド端に亘ってタイヤ赤道に対する傾きの向
きが同一な横溝とにより区分されるブロックを少なくと
もタイヤ赤道を中心としてトレッド巾の1/3を除く範
囲に設ける一方、ビード部をトレッド部側に展開した状
態において、前記補強コードのタイヤ赤道に対する傾き
の向きを前記横溝の前記向きと同一としたラジアルタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2127961A JPH0424104A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2127961A JPH0424104A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424104A true JPH0424104A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14972950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2127961A Pending JPH0424104A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5714026A (en) * | 1992-11-20 | 1998-02-03 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method of making a pneumatic tire |
US6093835A (en) * | 1997-07-22 | 2000-07-25 | Mitsubishi Chemical Corporation | Process for producing maleic anhydride |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP2127961A patent/JPH0424104A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5714026A (en) * | 1992-11-20 | 1998-02-03 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method of making a pneumatic tire |
US6093835A (en) * | 1997-07-22 | 2000-07-25 | Mitsubishi Chemical Corporation | Process for producing maleic anhydride |
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