JPH04240965A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ＩＳＤＮに接続される
ファクシミリ装置に関する。ＩＳＤＮに接続されるファ
クシミリ装置においては、受信機側が受信不可能状態に
あると、送信機側でもう一度電文を送信しなければなら
なくなり、電文の不達が生じることがある。

【０００２】このような電文の不達を低減することが必
要である。

【０００３】

【従来の技術】現在、メディア毎に設けられている通信
網を、一つの通信網に統一する目的でＩＳＤＮ網の開発
が進められている。図５はＩＳＤＮ網の概略図である。 図５において、１はＩＳＤＮ網であり、ＩＳＤＮ網１に
は、回線終端装置２，３を介して複数の端末４，５がそ
れぞれ接続されている。

【０００４】また、ＩＳＤＮ網１には、パケット交換デ
ータ網６および電話網７がそれぞれ接続されている。送
信側の端末４から受信側の端末５に対して電文を送信す
るとき、受信側の端末５が受信不可能状態にあると、送
信側の端末４ではオペレータがもう一度、電文の送信を
行うようにしていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の、Ｉ
ＳＤＮに接続されたファクシミリ装置にあっては、受信
側が受信不可能状態にあると、送信側のオペレータは再
送信しなければならず、手間や時間がかかるだけではな
く、電文の不達が生じるという問題点があった。本発明
は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであ
って、電文の不達を低減するようにしたファクシミリ装
置を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理説明
図である。図１において、２３は回線を介して送られて
くる呼設定メッセージを検出する検出手段、２４は受信
不可能状態にあった着信の呼設定メッセージと送信不可
になった電文を記憶する記憶手段、２５は送信不可とな
った電文をポーリング送信予約するポーリング送信予約
手段、２６は受信不可能状態に復旧したとき前記呼設定
メッセージより発番号を検出してポーリング受信を行う
ポーリング受信手段である。

【０００７】

【作用】本発明においては、受信側は着信があって、受
信不可の状態の場合、呼設定メッセージを検出し、記憶
しておき、受信不可であることを送信側に通知する。送
信側は、受信不可の通知を受けて、送信することができ
なかった電文のポーリング送信予約を行う。

【０００８】受信側が受信可能な状態に復旧した場合、
記憶した呼設定メッセージにより発番号を検出し、この
発番号を用いて、ポーリング受信を行う。このように、
受信側が樹脂不可の状態のため、送信不可の電文を、受
信側が復旧したのち、送信側で待機することなく、受け
取ることができ、手間と時間を節約することができ、電
文の不達を低減することができる。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図２〜図４は本発明の一実施例を示す図である。 図２において、１１は電文を読み取る読取部、１２は電
文を記録する記録部、１３は電文を圧縮する圧縮部、１
４は電文を伸長する伸長部、１５は電文を記憶する電文
メモリ部、１６は電文メモリ部１５を制御するメモリ制
御部、１７はデータを表示する表示部、１８はＩＳＤＮ
回線１９の制御を行う回線制御部、２０は電文の復変調
を行うモデム部、２１は各種キーの操作を行う操作部、
２２は各部の制御を行う主制御部である。

【００１０】２３は検出手段としての通信制御部であり
、通信制御部２３は、ＩＳＤＮ用交換機からＩＳＤＮ回
線１９を介して送られてくる呼設定メッセージを検出す
る。２４は記憶手段としての記憶部であり、記憶部２４
は、受信不可能状態（例えは、記録部１２の故障、電文
メモリ部１５の残量なしなど）の場合、着信の呼設定メ
ッセージを記憶する。

【００１１】呼設定メッセージを記憶する形式としては
、例えば図３に示すように、受付番号をつけて複数の呼
設定メッセージを記憶する。また、記憶部２４は、電文
を送信したとき、送信不可となった電文を記憶しておく
。２５はポーリング送信予約手段としてのポーリング送
信予約部であり、ポーリング送信予約部２５は、受信側
から受信不可の通知を受けたとき、通信不可となった電
文のポーリング送信予約を行う。

【００１２】２６はポーリング受信手段としてのポーリ
ング受信部であり、ポーリング受信部２６に、受信可能
状態に復旧したとき、記憶部２４に記憶した呼設定メッ
セージより発番号および発サブアドレスを検出して、ポ
ーリング受信を行う。次に、動作を説明する。図４は処
理手順を示す図である。

【００１３】図４において、Ａが受信機、Ｂが送信機で
ある。まず、ＢがＡに対して発呼を行う（ａ、参照）。 Ａが受信不可の状態、例えば、記録部１２の故障、電文
メモリ部１５の残量なしなどの場合、Ａは呼設定メッセ
ージを、図３に示すように、受付番号を付して記憶する
（ｂ、参照）。そして、Ａは受信が不可能な旨の通知を
Ｂに送り、Ｂでは送信しよとした電文のポーリング送信
予約を行う。すなわち、Ｂは受信不可の通知を受けると
、記憶部２４内または読取部１１にある電文をＡが吸い
上げることを可能な状態にする（ｃ、参照）。

【００１４】次に、Ａが受信可能な状態に復旧した場合
、Ａは記憶部２４に記憶した呼設定メッセージよりＢの
発番号および発サブアドレスを検出し、ポーリング受信
を行う。すなわち、Ａは電文が記憶部２４内または読取
部１１にあるＢを呼び出して、その電文をＡ側の操作で
吸い上げる。なお、記憶部２４に記憶した呼設定メッセ
ージが図３に示すように、複数個あるときは、ポーリン
グ受信をその数だけ行う。

【００１５】このように、受信側が受信不可能状態のた
め、送信側では電文を送信することができないとき、受
信側が復旧した場合は、送信側で待機することなく、受
信側で受信することができ、手間と時間を節約すること
ができ、電文の不達を低減することができる。

【００１６】

【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、受信側が受信不可能状態のため、送信不可になった
電文を、受信側が復旧したのち、送信側で待機すること
なく、受け取ることができ、手間と時間を節約すること
ができ、電文の不達を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理説明図

【図２】本発明の一実施例を示すブロック図

【図３】呼
設定メッセージの登録を示す図

【図４】処理手順を示す
説明図

【図５】ＩＳＤＮの概略図

【符号の説明】

１１：読取部 １２：記録部 １３：圧縮部 １４：伸長部 １５：電文メモリ部 １６：メモリ制御部 １７：表示部 １８：回線制御部 １９：ＩＳＤＮ回線（回線） ２０：モデム部 ２１：操作部 ２２：主制御部 ２３：通信制御部（検出手段） ２４：記憶部（記憶手段） ２５：ポーリング送信予約部（ポーリング送信予約手段
）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】インテグレーテッドサービスデジタルネッ
   トワーク（ＩＳＤＮ）に接続されるファクシミリ装置に
   おいて、回線（１９）を介して送られてくる呼設定メッ
   セージを検出する検出手段（２３）と、受信不可能状態
   にあった着信の呼設定メッセージと送信不可になった電
   文を記憶する記憶手段（２４）と、送信不可となった電
   文をポーリング送信予約するポーリング送信予約手段（
   ２５）と、受信不可能状態に復旧したとき前記呼設定メ
   ッセージより発番号を検出してポーリング受信を行うポ
   ーリング受信手段（２６）と、を備えたことを特徴とす
   るファクシミリ装置。