JPH04240314A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH04240314A
JPH04240314A JP645491A JP645491A JPH04240314A JP H04240314 A JPH04240314 A JP H04240314A JP 645491 A JP645491 A JP 645491A JP 645491 A JP645491 A JP 645491A JP H04240314 A JPH04240314 A JP H04240314A
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JP
Japan
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heating
heating chamber
thermistor
time
steam
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Pending
Application number
JP645491A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Uehashi
浩之 上橋
Atsushi Horinouchi
淳 堀之内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱調理に伴って食品
から発生する水蒸気の変化を、センサで検出して食品の
量の多少を判別し、加熱制御を行う調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理に伴って食品から発生する水蒸
気を、絶対湿度センサで検出してヒータ加熱を制御する
ものが、特開平2−46101号公報に開示されている
。この種調理器では、加熱室内に発生する水蒸気を絶対
湿度センサに供給するべく、調理開始とともに加熱室内
を換気している。従って、この換気により加熱エネルギ
ーが加熱室外に排出され、加熱効率が低下し調理時間が
長くなる。
【0003】更に、上記絶対湿度センサでは、実開昭5
5−181537号公報に開示の如く、一対の感熱素子
に所定電流を通電して、自己加熱状態(約200℃)で
使用するため、制御電源容量が大きくなるとともに、感
熱素子も熱劣化による経時変化が生じ易い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加熱調理時
の加熱室内の換気に伴う加熱効率の低下を小さくすると
ともに、湿度センサの変化量で食品の多少を検知し、食
品の量に応じた加熱制御を行う調理器を提供する。
【0005】更に、小型で低消費電力の新規な湿度セン
サを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】調理器本体と、この調理
器本体内に設けられた加熱室と、この加熱室内の食品を
加熱するヒータと、上記加熱室内に送風し、加熱調理に
伴って食品から発生する蒸気を、加熱室外に排出するフ
ァンと、上記加熱室から排出された蒸気を、上記調理器
本体外に導出する排気ダクトと、この排気ダクト壁に取
り付けられ、上記加熱室から排出される蒸気の変化を検
出する湿度センサと、この湿度センサの出力変化に基づ
いて、加熱制御する制御部とを備え、この制御部は、加
熱開始から所定時間を計時する遅延手段、この遅延手段
の出力に基づき上記ファンを一定時間駆動して、湿度セ
ンサの変化量を検出する湿度変化検知手段、調理メニュ
ーに応じて予め決められた複数の追加加熱時間を記憶す
る加熱時間記憶手段、上記湿度変化検知手段にて求めら
れた湿度の変化量より、上記加熱時間記憶手段より追加
加熱時間を選択して追加加熱制御を行う追加加熱制御手
段を設ける。
【0007】更に、薄板金属板と、この薄板金属板の一
面に設けられた第1サーミスタと、この第1サーミスタ
を覆い閉空間を形成するキャップと、加熱室から排出さ
れる蒸気と接する上記薄板金属板の他の面に設けられた
上記第1サーミスタと特性の揃った第2サーミスタとを
備え、上記第1及び上記第2サーミスタの第1直列回路
と、複数の抵抗からなる第2直列回路とを並列接続した
ブリッジ回路を有し、両直列回路の中点で得られた蒸気
熱量信号の出力に基づいて、加熱室から排出される湿度
の変化を検出する。
【0008】
【作用】加熱開始から所定時間経過した後、一定時間庫
内を強制換気して加熱室内の水蒸気を湿度センサに供給
し、食品量に応じた湿度変化量を検知して、この湿度変
化量に対応する後加熱時間を自動的に選択することによ
り、加熱室外に排出される熱エネルギーを少なくできる
【0009】更に、加熱室から排出される湿度の変化を
、絶対湿度センサの如く感熱素子を自己発熱させること
なく蒸気熱量で検出することにより、感熱素子の熱劣化
を防止でき、且つ制御電源容量を小さくできる。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は本発明実施例を示し、1は調
理器本体、2はこの調理器本体内に形成された加熱室、
3はこの加熱室2内に設けられたターンテーブル、4は
加熱室2底壁外に設けられ、ターンテーブル3を駆動す
るモータである。5は上記加熱室2上壁外に設けられた
上ヒータで、この上ヒータ5はハロゲンヒータ、赤外線
ヒータ等の輻射加熱ヒータで構成され、加熱室2壁に設
けられた高周波電波を遮断するパンチング孔6を介して
、ターンテーブル3に載置された調理網7上の食品8を
加熱調理する。9は上ヒータ5を覆って支持するととも
に、上ヒータ5が輻射する熱線を加熱室2内へ反射する
反射板、10は加熱室底壁に設けられた下ヒータである
【0011】11は上記本体内に設けられた電装室、1
2はこの電装室11に配設されたマグネトロン等の電気
部品(図示せず)を冷却するとともに、上記加熱室2壁
に設けられた吸気孔13を介して加熱室2内に送風する
ファン、14は加熱室2内で発生した蒸気を排出する排
気孔、15は加熱室2の側壁に沿って設けられた合成樹
脂製の排気ダクトで、上記排気孔14を介して加熱室2
から排出される蒸気を、調理器本体1外に排出する。1
6は上記排気ダクト15壁に取り付けられた湿度センサ
、17はこの湿度センサ16と加熱室2壁との間に設け
られた遮熱板で、この遮熱板17は排気ダクト15に取
着され、排気ダクト15内を流れる排気風を整流して湿
度センサ16に供給するとともに、加熱室2壁から湿度
センサ16に輻射される輻射熱を遮断する。
【0012】図4乃至図5は湿度センサ16部構造を示
し、18は上記排気ダクト15壁の筒状部19に設けら
れた薄板金属板、20、21は薄板金属板18の両面の
略中央に接着固定された第1及び第2サーミスタで、こ
の第1及び第2サーミスタは、温度特性が揃った熱時定
数の小さい(例えば1秒以下)極小サーミスタが用いら
れる。22は第1及び第2サーミスタのリード線23を
導出するために筒状部19に設けられたスリット、24
は筒状部19の環状溝に嵌合する突起で係合取着したキ
ャップで、このキャップ24の端面と筒状部19に設け
られた段部25とで薄板金属板18を保持すると共に、
第1サーミスタ20を収納する閉空間26を形成してい
る。
【0013】図6は上記加熱調理器の制御回路を示し、
27は調理器の制御を司るマイクロコンピュータを含む
主制御手段、28は主制御手段27の信号により上ヒー
タ5、下ヒータ10等の加熱源をオン、オフ制御する加
熱源制御手段、29は主制御手段27の信号により庫内
を換気する上記ファン12の駆動を制御するファン駆動
制御手段、30は加熱室2から排出される蒸気の変化を
検知し、主制御手段27に入力するための湿度検知手段
である。
【0014】この湿度検知手段30は、上記湿度センサ
16の薄板金属板18の両面に設けられた蒸気熱量を検
出する上記第1サーミスタ20、上記第2サーミスタ2
1よりなる第1直列回路と、2つの抵抗R1、R2より
なる第2直列回路とを並列に接続してブリッジ回路31
を形成し、このブリッジ回路31に直列にサーミスタ2
0、21が自己発熱しないように、電流制限抵抗R3が
接続されている。更に、ブリッジ回路の第1サーミスタ
20、第2サーミスタ21の中点と、2つの抵抗R1、
R2の中点との出力は、ブリッジ回路の抵抗の影響を無
くするために、それぞれボルテージフォロワ回路32、
33でインピーダンス変換を行った後、差動増幅器34
で増幅し湿度検知信号Voとして主制御手段27に入力
される。35は主制御手段27の出力により、加熱調理
開始時の初期湿度検知レベルを所定レベル(例えばマイ
クロコンピュータ電源電圧の略1/2)に調整するため
の抵抗群である。
【0015】図7に加熱に伴う湿度センサ出力の変化を
示す。湿度検知回路の動作が安定した後の加熱開始初期
に、湿度検知信号Voのレベル設定を行い(P点)、湿
度センサは検知状態になる。加熱調理初期には電気部品
の発熱に伴う吸気温度及び、加熱室内の温度上昇に伴い
、湿度センサ16部の雰囲気温度が上昇するが、この温
度上昇は比較的緩やかであるため、第1サーミスタ20
と第2サーミスタ21の温度差は生じず、湿度検知出力
Voは殆ど変化しない。
【0016】加熱が進行して、食品から蒸気が発生し始
めると(Q点)、蒸気の持つ熱エネルギーが閉空間26
内の基準空気(乾燥空気が最良)の熱エネルギーより大
きいため、薄板金属板18の第2サーミスタ21側に結
露が生じ、潜熱の放出により薄板金属板18及び、直接
蒸気に触れる第2サーミスタ21の温度が上昇して、第
1サーミスタ20との抵抗バランスが崩れて湿度検知出
力Voの急上昇が生じる。そして、蒸気の熱は薄板金属
板18を介して第2サーミスタ21よりやや遅れて第1
サーミスタ20に伝わる。この時第2サーミスタ21側
では結露した蒸気が潜熱を吸収して第2サーミスタ21
の温度が低下し、第1サーミスタ20と第2サーミスタ
21との抵抗バランスは、先の状態と逆になり、湿度検
知出力Voは急降下する。このような湿度検知出力Vo
の変動幅Vwは、蒸気量の増大に比例して大きくなる。 従って、この湿度検知出力Voの所定変動幅Vwを検知
することにより、加熱調理制御を行うことが可能となる
【0017】上記湿度センサを備えた調理器のヒータ加
熱調理制御を、上記主制御装置に組み込まれた動作プロ
グラムを示す図8に基づき説明する。調理開始とともに
S1ステップでヒータをオンし、S2ステップで調理経
過時間の計時を開始するとともに、ファン12を駆動し
て加熱室2内に溜っている蒸気を排出する。S3ステッ
プで湿度検知回路系が安定するに要する時間T1(例え
ば15秒)経過したか否かが判断され、T1時間が経過
するとS4ステップに移行して、湿度検知信号Voが所
定レベル(例えば、−2.5V近傍)になるよう抵抗群
35を切り換え、S5ステップに移行する。S5ステッ
プでは、ファン12駆動時間Tf1(例えば20秒)経
過したか否かが判断され、Tf1が経過するとS6ステ
ップに移行してファン12の駆動を停止し、S7ステッ
プに移行する。S7ステップでは第1加熱時間T2が経
過したか否かが判断され、第1加熱時間T2が経過する
と、S8ステップ乃至S10ステップに移行してファン
12をTf2時間駆動し、加熱室2に溜った蒸気を湿度
センサ16に供給し、湿度センサ出力Voの最大値と最
小値を検出する。Tf2時間が経過すると、S10ステ
ップからS11乃至S13ステップに移行し、S11ス
テップでファン12を停止させ、S12ステップでは、
湿度センサ出力Voの最大値と最小値から、調理食品量
に比例する変動幅Vwを算出し、S13ステップでは、
変動幅Vwに応じた後加熱時間を設定する。そして、S
14ステップに移行して、設定された後加熱時間が経過
したか否かが判断され、後加熱時間が経過するとS15
ステップに移行して、ヒータをオフし調理を終了する。
【0018】
【発明の効果】所定時間加熱調理を行った後、一定時間
だけ庫内を強制換気して、調理に伴って加熱室内に溜っ
ている食品量に比例した蒸気量を検出し、食品量に応じ
た後加熱時間を、自動的に選択するようにしたから、加
熱室外に排出される熱エネルギーを少なくでき、加熱効
率が向上し調理時間の短縮が図れる。更に、湿度の変化
を蒸気熱量で検出するから、湿度センサの低消費電力化
とともに、小型化で低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明調理器の正断面図である。
【図2】本発明調理器の左側断面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本発明の湿度センサの断面図である。
【図5】本発明の湿度センサのキャップを取り外した状
態の平面図である。
【図6】本発明の調理器の制御回路図である。
【図7】加熱に伴う本発明の湿度センサ出力の変化を示
す図である。
【図8】本発明調理器の制御動作を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1    調理器本体 2    加熱室 5    上ヒータ 10  下ヒータ 12  ファン 15  排気ダクト 16  湿度センサ 18  薄板金属板 20  第1サーミスタ 21  第2サーミスタ 24  キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  調理器本体と、この調理器本体内に設
    けられた加熱室と、この加熱室内の食品を加熱するヒー
    タと、上記加熱室内に送風し、加熱調理に伴って食品か
    ら発生する蒸気を、加熱室外に排出するファンと、上記
    加熱室から排出された蒸気を、上記調理器本体外に導出
    する排気ダクトと、この排気ダクト壁に取り付けられ、
    上記加熱室から排出される蒸気の変化を検出する湿度セ
    ンサと、この湿度センサの出力変化に基づいて、加熱制
    御する制御部とを備え、この制御部は、加熱開始から所
    定時間を計時する遅延手段、この遅延手段の出力に基づ
    き上記ファンを一定時間駆動して、湿度センサの変化量
    を検出する湿度変化検知手段、調理メニューに応じて予
    め決められた複数の追加加熱時間を記憶する加熱時間記
    憶手段、上記湿度変化検知手段にて求められた湿度の変
    化量より、上記加熱時間記憶手段より追加加熱時間を選
    択して追加加熱制御を行う追加加熱制御手段を有する加
    熱調理器。
  2. 【請求項2】  薄板金属板と、この薄板金属板の一面
    に設けられた第1サーミスタと、この第1サーミスタを
    覆い閉空間を形成するキャップと、加熱室から排出され
    る蒸気と接する上記薄板金属板の他の面に設けられた上
    記第1サーミスタと特性の揃った第2サーミスタとを備
    え、上記第1及び上記第2サーミスタの第1直列回路と
    、複数の抵抗からなる第2直列回路とを並列接続したブ
    リッジ回路を有し、両直列回路の中点で得られた蒸気熱
    量信号の出力に基づいて、加熱室から排出される湿度の
    変化を検出して加熱制御する制御手段を備えてなる加熱
    調理器。
JP645491A 1991-01-23 1991-01-23 加熱調理器 Pending JPH04240314A (ja)

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