JPH04240281A - 古紙ほぐし装置及び古紙再生前処理装置 - Google Patents

古紙ほぐし装置及び古紙再生前処理装置

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JPH04240281A
JPH04240281A JP1716191A JP1716191A JPH04240281A JP H04240281 A JPH04240281 A JP H04240281A JP 1716191 A JP1716191 A JP 1716191A JP 1716191 A JP1716191 A JP 1716191A JP H04240281 A JPH04240281 A JP H04240281A
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JP
Japan
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waste paper
loosening
pair
paper
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP1716191A
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English (en)
Inventor
Kifuku Takagi
基福 高木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は古紙ほぐし装置及び古
紙再生前処理装置に関する。古紙は所謂「故紙」を総称
する。
【0002】
【従来の技術】自然保護の観点から古紙を材料とする紙
の再生が注目されている。しかし目下のところ再生紙は
製造コストが高くつくという問題がある。再生紙のコス
トを高くしている原因の一つとして、古紙の回収から本
格的な離解作業に到るまでの、所謂前処理工程の非能率
性が挙げられる。
【0003】即ち、回収された状態における古紙は一般
に、紐等により束ねられていたり、ダンボールの箱に容
れられていたり、或いは重ねられていることが多く、こ
れらの状態のものをそのまま離解処理できない場合が多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上に述べた
ような問題を解決し、再生の前処理工程の能率を改善で
きる新規な古紙ほぐし装置及び古紙再生前処理装置の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の古紙ほぐし装
置は「回収された古紙を再生用に離解処理するに先立っ
て離解し易いようにほぐす装置」であって、「古紙投入
部と、投入された古紙を解すほぐし部と、ほぐされた古
紙を排出する排出部と」を有する。
【0006】「ほぐし部」は、投入部から投入される古
紙を解すための1対のほぐしローラーと、回転駆動手段
と、1対の側壁部材とを有する。1対の「ほぐしローラ
ー」は、それぞれの周面全体に引っ掻き用の突起を形成
され、回転軸を略水平にし、互いの周面を近接もしくは
接触させて古紙投入部の下位に配備される。
【0007】「回転駆動手段」は、各ほぐしローラーの
周面の近接部もしくは接触部が上方に向かって移動する
ように各ほぐしローラーを互いに逆向きに回転駆動する
【0008】1対の「側壁部材」は、各ほぐしローラー
の上部周面に、ローラー回転軸方向にわたって接触もし
くは近接し、上下方向へ弾性力により変位可能である。
【0009】請求項2の古紙再生前処理装置は、上記請
求項1の古紙ほぐし装置と、その排出部に連結された離
解装置とを有する。
【0010】「離解処理」とは、古紙をその成分である
繊維質にまで分解する一連の工程を意味するが、請求項
2にいう「離解装置」は、製紙工場で本格的に行われる
離解作業の前段階として、古紙を細かい紙片状にしたり
、あるいは更にペースト状にする程度の離解装置であっ
て良い。この発明で目的としているのは製紙工場におい
て本格的に行われる離解作業に先立つ前処理としての離
解処理の能率の向上であるから請求項2の「離解装置」
は上記の程度のものでこと足りる。
【0011】従って「離解装置」としては従来から知ら
れたカッティングブロワーを用いることができ(請求項
3)、ファイバーフロードラム等の公知の離解装置を適
宜利用できる。
【0012】請求項2,3の古紙再生前処理装置は、こ
れを自動車に搭載することができる(請求項4)。
【0013】また、離解装置としてカッティングブロワ
ーを用いる古紙再生前処理装置の場合、カッティングブ
ロワーにより離解された古紙片を圧縮する圧縮装置を一
緒に自動車に搭載することができる(請求項5)。
【0014】
【作用】束ねられたり、ダンボールの箱に容れられたり
、重ねられたりした状態で回収された古紙は、古紙ほぐ
し装置の投入部から、そのままの状態で投入される。
【0015】投入された古紙は投入部下位に設けられた
1対のほぐしローラーの上に落下する。1対のほぐしロ
ーラーは、その近接もしくは接触する周面が上方に移動
するようにして互いに逆向きに回転しているので、ロー
ラー上に落ちた古紙はローラー対の両側へ移動させられ
る。しかるに各ほぐしローラーの上部周面には側壁部材
がローラー回転軸方向にわたって近接もしくは接触して
いるため、ローラーにより移動される古紙は、その移動
を1対の側壁部材により阻まれ、ほぐしローラー対上部
周面と側壁部材とにより仕切られた空間に溜った状態に
なる。
【0016】ほぐしローラーはその周面全体に引っ掻き
用の突起が形成されているため、ほぐしローラーが回転
するにつれて、ローラーに接触している古紙部分は突起
により引っ掻かれて小紙片に細分化され、少しずつ側壁
部材とローラー周面との間の部分から排出され、排出部
へ落下し、排出部から排出される。側壁部材の上方への
弾性的な変位が、細分化された古紙の排出部への送出を
可能にする。なお引っ掻き用の突起が「ローラーの周面
全体に形成されている」とは、解されるべき古紙に接触
するローラー周面部全体に突起が形成されていることを
意味する。
【0017】排出部に解離装置を連結することにより、
解された古紙片に対して直ちに離解処理を実行できる。 またこのような古紙ほぐし装置と離解装置とを自動車に
搭載すると、古紙の回収場所へ直接に出向いて、回収現
場で直ちに再生前処理を開始することができ、また製紙
工場への搬送途上の時間も再生前処理に有効に利用する
ことができる。
【0018】事務処理に伴って多量に発生するOA古紙
は再生紙の大きな材料源であるが、情報機密性のため古
紙としての放出に不安を感ずる場合が多い。しかし上記
のように古紙再生前処理装置を自動車に搭載して、回収
現場で即ち古紙放出者の目前で回収OA古紙を前処理す
れば情報漏洩の不安を一掃できるのでOA古紙の回収効
率の向上が期待される。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら具体的な実施例に
即して説明する。図1は本発明の1実施例を示しており
、同図(a)は側面図的説明図、(b)は平面図的説明
図である。この実施例は請求項5の発明の具体例になっ
ている。
【0020】即ち、この実施例の古紙再生前処理装置は
、古紙ほぐし装置と離解装置と圧縮装置とを自動車に搭
載した構成となっている。
【0021】符号12は自動車を示す。その荷台には古
紙ほぐし装置1と離解装置としてのカッティングブロワ
ー6と圧縮装置8が搭載されている。また符号11はベ
ルトコンベアを示す。ベルトコンベア11は必ずしも必
要でない。
【0022】図1(a)に示すように、古紙ほぐし装置
1は装置本体をなすケースの上部に古紙の投入部1Aが
形成され、下部は排出部としてカッティングブロワー6
に連結されている。
【0023】ケースの中程で投入部1Aの下位には、1
対のほぐしローラー2が回転軸を略水平にして設けられ
ている。1対のほぐしローラー2は、その周面を互いに
近接もしくは接触するように配設され、ローラー2Aは
時計廻り、ローラー2Bは半時計廻りに回転駆動される
。従ってローラー2A,2Bの周面が近接もしくは接触
する部分では各ローラー周面は上方に向かって移動する
【0024】各ほぐしローラー2A,2Bの周面には鋭
利な尖端をもった突起20が植立されている。この突起
をカッターの刃のように形成しても良い。
【0025】ほぐしローラー対2の回転駆動は、自動車
12の荷台に装荷されたモーター5とベルトプーリー5
A(図1(b)参照)により行われる。従って、モータ
ー5とベルトプーリー5Aとは回転駆動手段を構成する
【0026】ほぐしローラー対2の上方には1対の側壁
部材3が設けられている。これら側壁部材は板状であっ
て、ばね部材3A,3Bにより上下方向へ弾性的に変位
可能になっている。また側壁部材の、ほぐしローラー対
の側の端部には押さえロール4A,4Bが回転自在に取
り付けられ、各ほぐしローラーの上部周面にローラー回
転軸方向(図1(a)の図面に直交する方向)にわたっ
て近接させている。
【0027】ケース上方の投入部から、回収した古紙を
投入すると投入された古紙はほぐしローラー対2にの上
に落ち、ほぐしローラー対2の回転に伴い突起20によ
り引っ掻かれてほぐされ、小紙片にほぐされた古紙片の
みが、ほぐしローラー2Aと押さえロール4Aの間およ
びほぐしローラー2Bと押さえロール4Bとの間から送
り出され排出部へ落下し、離解装置としてのカッティン
グブロワー6内に送りこまれる。
【0028】モーター7により駆動されるカッティング
ブロワー6は、ほぐされて送りこまれてきた古紙片を効
率良く細片化し、細片化された古紙片を空気流により圧
縮装置8内に送りこむ。ある程度の古紙片が圧縮装置内
に溜ると、圧縮装置8は油圧シリンダー9により圧縮板
10を移動して古紙片を圧縮して塊にする。
【0029】この塊は、製紙工場等でベルトコンベア1
1により自動車外へ搬出される。回収古紙がOA古紙の
場合には、例えば上記ほぐし処理から離解処理までを回
収現場で行って、回収した古紙が完全に処理されたこと
を古紙放出者に確認させれば良い。このためには、例え
ばカッティングブロワーもしくは圧縮装置の一部にのぞ
き窓等を設けて、処理状態を目認できるようにするのが
良い。
【0030】この実施例では古紙ほぐし装置、離解装置
とも自動車に搭載した専用のモーターで駆動しているが
、自動車のエンジン動力を利用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば新規な
古紙ほぐし装置及び古紙再生前処理装置を提供できる。 これらの装置は上記の如き構成となっているから、古紙
再生プロセスにおける再生前処理工程を有効に能率化で
き、再生紙のコスト低減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
1      古紙ほぐし装置 2      1対のほぐしローラー 3      1対の側壁部材 6      カッティングブロワー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回収された古紙を再生用に離解処理するに
    先立って離解処理し易いようにほぐす装置であって、古
    紙投入部と、投入された古紙を解すほぐし部と、ほぐさ
    れた古紙を排出する排出部とを有し、上記ほぐし部は、
    回転軸を略水平にし周面を近接もしくは接触させて古紙
    投入部の下位に配備される1対のほぐしローラーと、こ
    れら1対のほぐしローラーを互いに逆向きに回転させる
    回転駆動手段と、各ほぐしローラーの上部周面にローラ
    ー回転軸方向にわたって接触もしくは近接し上下方向へ
    弾性力により変位可能な1対の側壁部材とを有し、上記
    各ほぐしローラーは、周面全体に引っ掻き用の突起を植
    立され、周面の接触もしくは近接部が上方へ向かって移
    動するように回転方向を定められたことを特徴とする古
    紙ほぐし装置。
  2. 【請求項2】請求項1の古紙ほぐし装置と、その排出部
    に連結された離解装置とを有する古紙再生前処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、離解装置がカッティン
    グブロワーであることを特徴とする古紙再生前処理装置
  4. 【請求項4】請求項2または3の古紙再生前処理装置を
    自動車に搭載したことを特徴とする古紙再生前処理装置
  5. 【請求項5】離解装置がカッティングブロワーであって
    、カッティングブロワーにより離解された古紙片を圧縮
    する圧縮装置を有することを特徴とする請求項4の古紙
    再生前処理装置。
JP1716191A 1991-01-17 1991-01-17 古紙ほぐし装置及び古紙再生前処理装置 Pending JPH04240281A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693583A (ja) * 1992-09-09 1994-04-05 Meiden Plant Kk 古紙の処理装置
JPH06272182A (ja) * 1993-03-22 1994-09-27 Meiden Plant Kk 古紙の処理装置
JPH0673192U (ja) * 1993-03-25 1994-10-11 明電プラント株式会社 古紙の処理装置
JPH06306787A (ja) * 1993-04-19 1994-11-01 Meiden Plant Kk 古紙の処理装置

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