JPH0424002A - 靴底モールド - Google Patents

靴底モールド

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JPH0424002A
JPH0424002A JP2130466A JP13046690A JPH0424002A JP H0424002 A JPH0424002 A JP H0424002A JP 2130466 A JP2130466 A JP 2130466A JP 13046690 A JP13046690 A JP 13046690A JP H0424002 A JPH0424002 A JP H0424002A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、靴底モールドのランナ及びゲート部形状の改
良に係り、特に多色の靴底の成形の際に生ずるゲートづ
まりや充填不良を防止し、靴底を靴底モールドから離型
するに際し靴底側にゲート部成形体くゲート部内に成形
材料が冷却固化しなもの、以下同じ)部を残さずかつ靴
底のゲート跡を微小にできる靴底モールドに関する。
〔従来の技術〕
近年、デザイン上の観点や、接地面へのグリップ性の向
上等の機能上の観点から、多色靴底を有する靴が多数生
産されている。
従来、このような多色靴底をインジェクション方式によ
り成形する際に使用する靴底モールドとして、第3図(
A)、(B)に示すようなオトガリー型のものが知られ
ている。
第3図(A)は、該オトガリー型の靴底モールドの長手
方向の垂直部分断面図、同図(B)は幅方向の垂直部分
断面図である。
同図(A)、(B)において、オトガリー型の靴底モー
ルド40は、その上部の成形面41に靴底意匠が施され
、踵側(ノズル側)から爪先側に向けて平行に断面が円
形の2本のランナ42a。
42bが穿設されている。
また、成形面41上であって、各ランナ42a。
42bの真上の所望複数箇所には、上記ランナ42a、
42bに向けて垂直にゲート部43が穿設されている。
これらのゲート部43は、成形面41側からランナ42
a、42b側に向けて円筒形状の溝を2段に穿孔した形
状、即ち段状となるように先細りに加工されるか、或い
は図示はしないがテーパをつけて円錐形状に加工される
上記靴底モールド40により靴底を成形する場合、図示
はしないが、先ず靴底モールド40とダミーモールドと
により形成されるキャビティ内に第1色目の成形材料を
注入し、靴底の第1色目部分を成形する。
この後、上記ダミーモールドを取り除き、靴底モールド
、胛被が吊り込まれたラストモールド及びサイドモール
ドの各モールドを閉型し、これらのモールドにより形成
されるキャビティ内に第2色目の成形材料を注入し、靴
底の第2色目部分を第1色目部分に積み重ねて成形する
上記2色の靴底の場合、靴底の一色当たりの厚さ、即ち
キャビティ厚は靴底全体の厚さの概ね、1/2(一般に
、多色の靴底の場合1/(色数))であるため、充填を
完全に行うためには、射出圧をある程度高くする必要が
ある。ところが、射出圧をあまり高くし過ぎると靴底モ
ールド40の損傷の原因となるため、通常は、上述のよ
うにゲート部を複数箇所に設けて注入箇所を分散させ、
上記キャビティの薄さによる影響を緩和している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記靴底モールド40のゲート部43は、成
形面41側からランナ42a、42bに向けて穿設され
ているため、靴底を靴底モールド40から離型する際に
、ゲート部43内で冷却固化したゲート部成形体は切断
されるが、切断される部位は、必ずしもランナ42a、
42b内で冷却固化した成形材料(以下、「ランナ成形
体」と言う)との境界とは限らない。
従って、第4図(A)に示すように、ゲート部成形体4
4が、ゲート部43の中途で切断された場合、ランナ成
形体45を引き抜いた際に、ゲート部成形体44の一部
がゲート部43内に残り、ゲートづまりを生じ、これが
充填不良の原因となるという問題がある。
また、ゲート部成形体44がランナ成形体45との境界
で正常に切断された場合であっても、靴底側にゲート部
成形体44が付随してくるので、このゲート部成形体4
4をペンチ等により切断する工程が必要となる。この切
断作業は、人手により行わざるを得ないため、生産効率
の低下、生産コストの高騰を招く他、靴底に上記切断跡
が残るため外観を損ない、靴自体の商品価値の低下を招
くという不都合がある。
更に、従来の靴底モールド40では、第4図(B)の点
線で示すように、成形材料はランナ42a、42b側の
内面に点状に開口している微小なゲート部入口46から
ゲート部43内を通ってキャビティ内に流し込まれるた
め、成形材料の注入効率が悪いという不都合がある。こ
れを防ぐためには射出圧を高くすれば良いが、前述のよ
うに、多色の靴底モールドでは元々ある程度射出圧は高
いので、射出圧を高くすることには限界があり、上記注
入効率の悪さを改善することはできない。
特に、ゲート部入ロ46近傍には、射出成形時に同図(
B)実線矢印Fで示す応力が集中的に加わり、ゲート部
43の破損を生じ易いなめ、従来の靴底モールド40で
は、更に射出圧が制限されることになる。
従って、ランナ42a、42bに多くのゲート43を設
ける必要があり、この結果、靴底成形後に、より多くの
ゲート部成形体44を切断しなければならず、またこの
切断に伴い切断跡も増加することになる。
加えて、従来の多色靴底を成形するための靴底モールド
40では、ランナ42a、42bは直線状に穿設せざる
を得ない。このため、ある色の成形材料を注入するため
のゲートを靴底の所望位置に配置することができない場
合も多く、靴底意匠のデザインが制限されるという問題
もあった。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたもので
あって、特に多色の靴底の成形の際にゲートづまりや充
填不良を防止し、靴底を靴底モールドから離型するに際
して靴底側にゲート部成形体を残さず、靴底のゲート跡
を微小にでき、かつランナ成形体を引き抜いた際にゲー
ト部成形体が該ランナ成形体に付随して引き抜かれる靴
底モールドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、一対のプレート
が上下2段に一体化され、上段プレートの成形面側に靴
底意匠が形成された靴底モールドであって、両プレート
部材の境界面上にテーバ状のランナが設けられ、前記上
段プレートの前記ランナ面から前記成形面に向けて、ラ
ンナ軸方向に対して前方に傾斜する複数のテーパ状のゲ
ート部が設けられて成ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、2枚のプレートの境界面上に設けら
れるランナは、両プレートを一体化する前に境界面側か
ら加工される。そして、その軸方向(射出口からランナ
先端に向かう方向)に向けてテーバを持ち、かつ断面が
半円、半楕円、矩形。
台形等の形状となるように形成される。
通常は、ランナは、成形材料の流動効率やランナ成形体
の引き抜きの容易性等を考慮して、両プレートの双方に
断面が半円、半楕円の溝を掘削して両プレートを一体化
した際に、ランナ断面が円形又は楕円となるように形成
される。
また、上段プレートのランナ面側から成形面に向けて円
錐形状のテーパ状のゲート部、或いは楕円錐形状、円筒
の溝を数段に穿孔した段形状等のテーパ状のゲート部が
、ランナの軸方向に対し、前方に傾斜させて複数穿設さ
れる。このゲート部は、通常はランナの引き抜きの容易
性を考慮し、楕円錐形状とされる。
そして、ランナ及びゲート部が設けられた上記両プレー
トは一体化され、本発明靴底モールドとなる。
なお、この両プレートの一体化は、通常はボルト等を用
いて行われる。ボルトにより両プレートを一体化した場
合には、分解が可能となるのでランナやゲートの清掃等
が容易に行われる。
本発明靴底モールドにより靴底を成形する場合、射出機
からの成形材料はランナ内をその先端に向けて流動して
ゲート部に達し、ゲート部先端から、キャビティ内に注
入される。
このとき、成形材料はランナからテーパ状をしているゲ
ート部に容易に導かれ、ゲートの先端からキャビティ内
に円滑に注入される。
なお、このとき射出機からの圧力はゲート先端部−点に
集中することなく、ゲート部のテーバ状側面全体に加わ
るため、該ゲート部近傍に過度な応力が加えられること
はなく、またゲート先端部近傍の破損の心配もない。
また、ゲート部はランナ軸方向に対して前方に傾斜して
設けられているので、成形面の爪先方向とランナの軸方
向とが一致する場合においてはく一般には、両方向は一
致する)、特にキャビティ厚が薄い爪先部分にも成形材
料が完全に充填される。
そして、成形材料が冷却固化した後、靴底を靴底モール
ドから離型する。このとき、特にゲート部が円錐、楕円
錐形状をしている場合には、靴底とゲート部成形体とは
ゲート部先端で結合しているだけなので、靴底はゲート
部成形体の一部をも付随することなくゲート部成形体と
切り離される。
またゲート部先端の径は極めて小さいので、靴底のゲー
ト部成形体の切断跡は微小なものとなる。
一方、ランナ成形体は、次の靴底の射出成形に備えて引
き抜かれる。ランナは先端断面が小さいテーパ状をして
おり、がっゲート部は引き抜き方向とは逆向きに傾斜す
るテーパ状であるので、ゲート部成形体はランナ内にス
ムーズに引き入れられ、上記引き抜きは容易に行われる
。特に、ゲート部を楕円錐形状としたときには、上記引
き抜きは極めて容易に行われる。
また、ゲート部形状が楕円錐形状、円筒形状の溝を数段
に穿孔した段形状等のテーパ状である場合において、万
が一1靴底がゲート部成形体の一部を付随させて切り離
された場合においても、ゲート部成形体がゲート部内に
取り残されることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図(A)は本発明をオトガリー型の靴底モールドに
適用した場合を示す平面図であり、同図(B)は同図(
A)に示すα−α′方向の垂直断面図、同図(C)は同
図(A)に示すβ−β′方向の垂直断面図である。
同図(B)、(C)においては、後述する靴底の第1色
部分11aの成形後の状態を示しており、同時に胛被2
1が吊り込まれたラストモールド20及びサイドモール
ド30も示しである。
同図(A)〜(C)において、靴底モールド1は上段プ
レート2及び下段プレート3により構成されている。そ
して、上段プレート2及び下段プレート3とは、図示は
しないが、ボルト等により一体化されている。
上段プレート2の上面には靴底意匠が施された成形面4
が設けられ、上段プレート2と下段プレート3との境界
面には、2本のランナ5a、5bが踵部から爪先部に向
けて設けられている。これら各ランナ5a、5bは先端
に向けてテーパ状に加工されている。
第1図(A)〜(C)では、ランナ5a、5bの断面は
、両プレート2.3にそれぞれ断面が半楕円の溝を切る
ことにより横長の楕円形状として示しであるが、ランナ
5a、5bの断面としては円形状その他の各種形状が採
用される。例えば、プレート2.3の何れか一方のみに
半楕円又は台形の溝を切り、ランナ5a、5bの断面を
半楕円又は台形としても良い。但し、第1図(A)。
(C)に示す横長の楕円形状のランナとする場合には、
成形材料の注入効率及び後述するランナ成形体の引き抜
きが極めて容易となる。
上段プレート2には、ランナ5a、5bがら成形面4に
向けてテーパ状のゲート部6a、6bがランナ5a、5
bの軸に対して前方に傾斜させて複数穿設されている。
第1図(B)、(C)では、ゲート部6a、6bの形状
は横長の楕円錐形状としであるが、この他日錐形状等の
各種形状が採用される。例えば、円筒形の溝を数段に穿
孔した形状(即ち、段状テーパ)のものを用いても良い
、但し、ゲート部を円錐形状、横長の楕円錐形状のとす
る場合には、後述するようにゲート部成形体の一部をも
靴底に付随させずに靴底を離型することができる。また
、ゲート部を横長の楕円錐形状とする場合にはランナ引
き抜きの際にゲート部をランナ内に容易に引き入れるこ
とができる。
また、第1図(A)〜(C)ではゲート部6a。
6bの先端部Pを成形面4の凹状部で開口させであるが
、本発明の靴底モールドでは射出材料の注入効率が高い
ので、先端部Pを成形面4凸状部で開口させても良い。
また、上記ゲート部6a、6bの踵部寄りのランナ5a
、5bに近接する部分には、第1図(B)に示すように
Rを付けることもできる。
ゲート部6a、6bに上記Rを設けた場合には、上記ラ
ンナの引き抜きがより容易となる。
なお、ランナ5a、5b及び各ゲート部6a。
6bの加工は、上段プレート2と下段プレート3とをボ
ルト等により一体化する前に行うことができるので、ラ
ンナ5a、5bの内面処理や上記R付は等の処理が容易
となる。
また、ゲート部6a、6bをランナ5a、5bの軸に対
して前方左右方向に傾斜させて設ける場合にも穿設作業
が容易となる他、ランナ5a、5bを凹曲させて設ける
ことも可能となる。
このようにしてゲート部6a、6b或いはランナ5a、
5bを設けた場合には、成形′面4の所望位置にゲート
部6a、6bの先端部Pを配置することができるので、
複雑なデザインの多色靴底を成形することができる。
次に、上記靴底モールド1を使用した靴の製造工程を説
明する。
まず、靴底モールド1とダミーモールド(図示せず)と
により靴底の第1色部分11aを成形する。この第1色
部分11aは第1図(B)、(C)においては、斜線部
により示しである。また、靴底の第1色部分11aが靴
底モールド1の成形面4上に成形された状態を判り易く
するため、第1色部分11aを斜線により第2図(A)
に示す。
この第1色部分11aの成形後に、第1図(B)。
(C)に示すように、靴底モールド1と胛被21が吊り
込まれたラストモールド20とサイドモールド30とを
閉型し、第1色部分11aに重ねて、第2色部分を成形
し、2色の靴底を形成する。
第2図(B)は、ゲート部6b近傍の部分断面図であり
、第1色部分11aに重ねて第2色部分11bが成形さ
れ、これら第1色、第2色部分11a、11bにより靴
底11が形成された状態を示している。
第2色部分11bが冷却固化した後、靴底モールド1、
ラストモールド20、サイドモールド30を開型し、靴
底11を靴底モールドから離型する。この離型の際には
、第2図(B)に示すように、ゲート部6a、6b内に
おいて冷却固化したゲート部成形体6a、6b’と靴底
11とはゲート部6a、6bの先端部Pで連結している
だけなので(6a、6aは、同図(B)に表れていない
)、靴底11を靴底モールド1から離型する際には、ゲ
ート部成形体6a、6b’は該先端部Pで切断される。
従って、離型と同時にペンチ等によるゲート成形体6a
’ 、6b’の切断が不要で、ゲート跡の無い靴底を有
する靴が製造される。
このとき、第2図(B)に示すように、ランナ5a、5
b内には、成形材料が冷却固化したランナ成形体5a’
 、5b’が形成されている(なお、6a’ 、6aは
、第2図(B)に表されていない)。
このランナ成形体5a、5b’は射出口側から引き抜か
れるが、引き抜きの際には、ランナ5a、5bがテーパ
状をしているので、引き抜きの初期にやや力を加えれば
、その後は容易に引き抜かれる。
また、ゲート部6a、6bは引き抜き方向とは逆向きに
傾斜させであるので、ゲート部成形体6a’ 、6b’
はランナ成形体5a、5b’に付随した状態で、容易に
ランナ5a、5b内に引き込まれるので、ランナ成形体
5a’ 、5b’の引き抜きはスムーズに行われる。
特に、第1図(B)、(C)に示すような、ゲート部6
a、6bが楕円錐形状である場合には、ゲート部成形体
6a’ 、6b’のランナ5a、5bへの引き込みは、
より容易となり、ランナ成形体5a’ 、5b’の引き
抜きは、よりスムーズとなる。
なお、上記実施例では、2色の靴底を成形するオトガリ
ー型靴底モールドについて説明したが、本発明の靴底モ
ールドは3色以上の靴底を成形するオトガリー型靴底モ
ールドについては勿論、単色用の靴底モールド等、他の
形式の靴底モールドについても適用できる。
〔発明の効果〕
本発明の靴底モールドでは、上段プレート及び下段プレ
ートとにより靴底モールドを構成し、両プレートの境界
面にランナを設けると共に、ランナ側からテーパ状のゲ
ート部を成形面に向けて穿設した。
従って、ゲート部を円錐又は楕円錐形状とした場合には
、靴底と靴底モールドとの離型の際に、ゲート部成形体
は常に靴底との連結部において切断されるので、従来の
ように成型後に靴底からゲート部成形体を人がペンチ等
により切断するという工程が不要となる他、切断跡も極
めて微小なものとなる。
この結果、靴自体の生産効率の向上、生産コストを低減
を図ることができると共に、靴底の外観が良好となり商
品価値の向上を図ることができる。
また、ゲート部をランナ軸に対して前方に傾斜させて設
けたので、ゲート部形状を円錐、楕円錐形状のテーパ状
とした場合はもとより、円筒形状の溝を数段に穿孔した
段形状のテーパ状とした場合であっても、ゲート部成形
体はランナの抜き取りの際に、該ランナに付随して抜き
取られる。
従って、ゲートづまりを生じさせることもなく、充填不
良も生じない。
更に、本発明靴底モールドのゲート部はランナ側から穿
設されているので、成形材料はゲート内に容易に導入さ
れ易く、成形材料のキャビティ内への注入が極めて高い
効率で行われる。
また、成形材料の注入効率が高いため、多色の靴底を成
形する場合に、キャビティ厚が極めて薄くても、射出圧
を従来の靴底モールドにおける程高くする必要はない。
従って、ゲート部先端に、集中的に応力が加わることも
ないので、ゲート部の破損が生じることもないし、ゲー
ト数を射出圧を分散させるために増加させるという必要
もない。
加えて、本発明の靴底モールドでは、ランナを凹曲させ
て設けることもできるので、多色の場合、ゲートを靴底
の所望位置に配置することは容易となるため、靴底意匠
のデザインの幅は広がり、外観的価値1機能的価値を増
大させることができる。
更には、上段プレートと下段プレートとをボルトにより
一体化した場合には一分解が容易であるためランナやゲ
ートの清掃等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は本発明の靴底モールドの一実施
例を示す説明図であり、同図(A)は靴底モールドの平
面図、同図(B)は同じく長手方向の垂直断面図、同図
(C)は同じく幅方向の垂直断面図、第2図(A)は靴
底の第1色部分が成形された靴底モールドの平面図、同
図(B)は靴底の第1色部分及び第2色部分を成形した
後のゲート部近傍を示す断面図、第3図(A)は従来の
靴底モールドの長手方向の垂直部分断面図、同図(B)
は同じく幅方向の垂直部分断面図、第4図(A)、は従
来の靴底モールドにおいてゲート部成形体がゲート部の
中途で切断された状態を示す垂直部分断面図、同図(B
)は従来の靴底モールドにおける成形材料のゲート部に
おける流動状態を示す垂直部分断面図である。 1・・・靴底モールド42・・・上段プレート3・・・
下段プレート   4・・・成形面5a、5b・・・ラ
ンナ  6a、6b・・・ゲート部第 図 (A) (B) 第 図 42b(42a) 42b(42a) (A) (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一対のプレートが上下2段に一体化され、上段プレート
    の成形面側に靴底意匠が形成された靴底モールドであっ
    て、 両プレート部材の境界面上にテーパ状のランナが設けら
    れ、 前記上段プレートの前記ランナ面から前記成形面に向け
    て、ランナ軸方向に対して前方に傾斜する複数のテーパ
    状のゲート部が設けられて成ることを特徴とする靴底モ
    ールド。
JP2130466A 1990-05-21 1990-05-21 靴底モールド Expired - Fee Related JPH085149B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641417U (ja) * 1992-11-12 1994-06-03 文明農機株式会社 落花生収穫機
KR20010068008A (ko) * 2001-04-13 2001-07-13 이용덕 신발밑창의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6417683A (en) * 1987-07-14 1989-01-20 Tokai Ind Sewing Machine Data setting apparatus in automatic embroidering machine

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