JPH0423931Y2 - - Google Patents

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JPH0423931Y2
JPH0423931Y2 JP1984194024U JP19402484U JPH0423931Y2 JP H0423931 Y2 JPH0423931 Y2 JP H0423931Y2 JP 1984194024 U JP1984194024 U JP 1984194024U JP 19402484 U JP19402484 U JP 19402484U JP H0423931 Y2 JPH0423931 Y2 JP H0423931Y2
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JP
Japan
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pole
outer cylinder
flange
snow removal
opening
Prior art date
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JP1984194024U
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JPS61106521U (ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主として積雪地帯の道路に沿つて
設置されるようにした積雪地用埋込みポールに関
する。
従来の技術 積雪地帯において、道幅の標識として道路に沿
つて設置する棚用のポールには、除雪作業の妨げ
にならないように簡単に抜き差しのできるものが
一般に用いられている。
また、上端部に、開口部を中央に具えたフラン
ジを備え、このフランジを地表面上に表すように
して土中に垂直に埋設される外筒と、外筒に昇降
自在に嵌合するポールとからなる埋込みポール
は、例えば実公昭59−1449号公報、実開昭59−
56211号公報等により一般によく知られている。
また、例えば実開昭55−88425号公報のように、
外筒の上端部にフランジの代わりに筒の外径に等
しい内径を有して、ポール上端部のフランジの厚
さに略等しい高さの外側金具を取り付け、この外
側金具の上端面と収納時のポールの上端面を地表
面に一致させて埋設するようにしたものもある。
考案が解決しようとする課題 積雪地で使用されている従来のポールは、ブル
ドーザ等で行われる積雪作業の都度抜き差ししな
ければならないという煩瑣さがあるとともに、外
観上も粗末に過ぎる欠点がある。また、除雪の際
に差込み用の穴に雪が詰まつて一々取り除かなけ
ればポールが差し込めなくなるという不便もあ
る。
そのために、特に河等の排雪用水路に沿つた道
では道幅標識あるいは道路棚柱としての重要性を
有しながらその設置がなおざりになつているのが
現状である。
一方、従来公知の埋込みポールは、何れも地表
面上に外筒の上端部がポールの上端部とともに露
呈して設置される。このようにして埋設される埋
込みポールは、無雪地帯では不都合なく使用され
ており、収納状態でも通行の妨げにならないが、
積雪地帯にあつては、地表面上に表れる埋込みポ
ールの露出部分が除雪作業車のスクレーパなどに
引つ掛けられ、ポール自体を一挙に破損してしま
う事態が予測されるので設置できる場所に制限が
あり、簡単には施設できないという困難性があ
る。
そのために、ポールの着脱が容易にできて除雪
作業の妨げにならず、かつ、美観に優れていて市
街地のメインストリートのような場所にもその設
置が相応しい埋込みポールを開発することが解決
すべき課題となつていた。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、上端に開口部を設けたフラン
ジを有して土中に垂直に埋設される外筒と、上記
開口部からの昇降を自在にして外筒内に収納され
るポールとを備え、上記外筒の上端部に、フラン
ジの外側に適宜の幅の平面を環状に形成する底面
部と、その周縁から起立して、収納時のポールの
上端面と共に上記外筒の上端面を地表以下に格納
する高さの周壁部とを有する除雪用防護カツプを
設けたことを特徴とする縦型埋込みポールを提供
するものである。
作 用 上記のように構成した本考案は、除雪用防護カ
ツプの上面を地表面に揃えて埋設すると、除雪用
防護カツプの底面部と外筒の上端面が地表面以下
に位置する。また、収納時のポールの上端面も地
表面以下に納まる。従つて、地表面をブルドーザ
等除雪車のスクレーパが擦つても埋込みポール自
体には直接接触せず、破損が防がれる。
本考案はこのようにして前記のような積雪地で
の課題を解決したものである。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、Aは地表GLに開口部1を表して
土中に垂直に埋設される外筒、2は外筒Aの上端
の外側に張り出して、上記開口部1を中央に具え
たフランジ、aはフランジ2の上面が形成する前
記外筒Aの上端面、Bは開口部1からの昇降を自
在にして外筒A内に収納されるポールである。
3はポールBの上端を拡げて収納時のポールB
を外筒Aの開口部1の口縁に掛止させる大径部、
bはこの大径部3の上面が形成するポールBの上
端面、4はこの上端面bに設けた凹部内に収納さ
れる引手である。
Cは外筒Aの上部外周を囲むよにしてフランジ
2の裏側に嵌合した除雪用防護カツプで、この除
雪用防護カツプCは、フランジ2の外側に適宜の
幅の平面を環状の形成する底面部cと、その周縁
から垂直に起立する周壁部dとからなる。周壁部
dは収納時のポールBの上端面bと共に前記外筒
Aの上端面aを地表GL以下に格納する高さを有
する。
上記のようにして外筒Aの上部に除雪用防護カ
ツプCを設けたこの積雪地用埋込みポールは、図
面に示すように除雪用防護カツプCの上縁が略地
表GLに揃うようにして埋設する。
なお図中、Dは除雪用ブルドーザのスクレーパ
部、5はポールB内に一側面から引き出しを可能
にして内蔵した手摺り用チエン、6はポールBの
他側面に形成したチエン5の掛止フツクである。
また、図中に虚線で示すようにポールBを上昇さ
せた後に該ポールBを掛止する掛止機構について
はその図示を省略した。
この埋込みポールを前記のように埋設すると、
収納時のポールBの上端面bと共に外筒Aの上端
面a及びフランジ2のすべてが地表面以下に位置
して格納される。従つて、除雪の際にブルドーザ
のスクレーパ部Dが地表面を擦つた場合にも埋設
されている埋込みポール自体には直接当接するこ
とがない。そして万一にも、スクレーパ部Dが除
雪用防護カツプCの縁に当接して該カツプCの周
壁部dを曲げるようなことがあつても、外筒Aの
フランジ2の更に外側には適宜の幅の底面部cを
有するので、埋込みポール本体との直接の衝突が
起こらないで、破損は回避される。
図示した実施例は、ポールの上端に大径部を設
けて外筒の開口部に掛止させるようにした場合の
ものであるが、本考案の態様はこれに限定される
ものではなく、ポールの上端に外筒のフランジと
重ね合わされるフランジを設けた埋込みポールで
あるとか、ポールの収納高さが開口部と揃うよう
に外筒内で掛止される構造のものに、前記のよう
に構成した底面部と周壁部とを有する除雪用防護
カツプを設けることもできる。そしてこれらにお
いても図示の実施例と同等の作用効果を奏するこ
とができる。
考案の効果 以上のように本考案は、上端に開口部を設けた
フランジを有して土中に垂直に埋設される外筒
と、上記開口部からの昇降を自在にして外筒内に
収納されるポールとを備え、上記外筒の上端部
に、フランジの外側に適宜の幅の平面を環状に形
成する底面部と、その周縁から起立して、収納時
のポールの上端面と共に上記外筒の上端面を地表
以下に格納する高さの周壁部とを有する除雪用防
護カツプを設けたので、除雪の際にブルドーザの
スクレーパ部が衝突して、防護カツプの周壁部に
多少の変形を生ずるような場合があつても、外筒
とポールとからなる埋込みポール本体には直接の
衝突が起きない。
従つて、本考案によれば、埋込みポールの埋設
位置をほとんど気遣うことなく機械による除雪が
でき、かつ、ポールの格納と復帰も手数を要さず
簡単にでき、そして、万一スクレーパ部が除雪用
防護カツプの周縁部に衝突しても曲がりを生ずる
程度で済み、昇降機能を有するポール部分と昇降
のガイド機能を有する外筒の損傷は回避されるの
で、積雪地帯の道路の柵用ポールとして好適す
る。また、外観的にも優れたものが用いられるの
で、積雪地帯の市街地の安全施設に求められてい
る美観を充たすこともできる等多くの実用的効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例をその使用状態とともに
示す一部切欠立面図である。 GL……地表、A……外筒、1……開口部、2
……フランジ、a……上端面、B……ポール、3
……大径部、4……引手、b……上端面、5……
手摺り用チエン、6……掛止フツク、C……除雪
用防護カツプ、c……底面部、d……周壁部、D
……スクレーパ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に開口部1を設けたフランジ2を有して土
    中に垂直に埋設される外筒Aと、上記開口部1か
    らの昇降を自在にして外筒A内に収納されるポー
    ルBとを備え、上記外筒Aの上端部に、フランジ
    2の外側に適宜の幅の平面を環状に形成する底面
    部cと、その周縁から起立して、収納時のポール
    Bの上端面bと共に上記外筒Aの上端面aを地表
    GL以下に格納する高さの周壁部dとを有する除
    雪用防護カツプCを設けたことを特徴とする積雪
    地用埋込みポール。
JP1984194024U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0423931Y2 (ja)

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JP1984194024U JPH0423931Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP1984194024U JPH0423931Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JPS61106521U JPS61106521U (ja) 1986-07-07
JPH0423931Y2 true JPH0423931Y2 (ja) 1992-06-04

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ID=30751460

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