JPH0423906A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH0423906A
JPH0423906A JP12989790A JP12989790A JPH0423906A JP H0423906 A JPH0423906 A JP H0423906A JP 12989790 A JP12989790 A JP 12989790A JP 12989790 A JP12989790 A JP 12989790A JP H0423906 A JPH0423906 A JP H0423906A
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JP
Japan
Prior art keywords
planting
transmission case
arm
arms
attaching
Prior art date
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Pending
Application number
JP12989790A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shimazumi
島隅 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は植付爪を各々備えた二つの植付アーム夫々に対
する植付アーム取付部を180°対角位置に配置して第
1植付アーム取付部と第2植付アーム取付部とを形成し
た回転伝動ケースを、必要な植付条数分だけ横並び状態
で配置して、全条分の回転伝動ケースを同回転位相で回
転すべく植付伝動ケースに取付けてある田植機に関し、
二つの植付アームで植付を行うことによって単一の植付
アームを備えるリンク式植付機構のものに比べて回転伝
動ケースの回転速度を落すことができ、回転伝動ケース
の回転作動による振動を低減できる基本的特徴構成を有
する田植機に関する。
〔従来の技術〕
近年、我が国の稲作においては、消費量の低減化に伴っ
て、生産の重点が量より質の傾向に移りつつ有り、質を
重視する栽培形態として、標準植えにおける株間(例え
ば18cm)よりも大きな株間(例えば27cm)とす
る疎植植付を採用する機運が高まっている。そこで、上
記した二本の植付アームを有する高速植付可能な田植機
においても疎植植えに対応する為に、一方の植付アーム
を取外して行う植付形態が考え出された。
但し、二本ある植付アームの一方を取外して植付けを行
うことになるので、回転伝動ケースの重量バランスが崩
れて、その崩れによる振動の発生がある。
そこで、従来は、特願平1−340594号で提案した
ように、植付アームを取付けていない植付アーム取付部
位に対して、植付アームの重量に見合うだけのバランス
ウェイトを取付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、疎植植え仕様に切換える度にバランスウェイト
を付は替えることになり、バランスウェイトを付は替え
る作業手間を必要とするとともに、専用部品としてバラ
ンスウェイトを装備しなければならなかった。
本発明の目的はバランスウェイトを用いることなく、疎
植植えにおいでも回転伝動ケースの回転による振動を低
減できるものを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は前記二つの植付アームのうち一
方の植付アームだけを前記回転伝動ケースに取付け、前
記植付アームの取付位置を、前記第1植付アーム取付部
とした回転伝動ケースと前記第2植付アーム取付部とし
た回転伝動ケースとを配置してある点にあり、その作用
効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、第1植付アーム取付部位に植付アームを取付け
た回転転動ケースの振動を、第2植付アーム取付部位に
植付アームを取付は同回転位相で回転する回転伝動ケー
スの180°異なる位相の発生振動で打消し、田植機全
体として振動を低減できる。
〔発明の効果] 回転伝動ケースが複数個ある点に着目し、各回転伝動ケ
ースにおける植付アームの取付部位を異ならせるだけの
変更によって、個々の回転伝動ケースにおいてバランス
ウェイトを用いて振動を低減する必要がない。
よって、バランスウェイトを必要としない分、部品点数
の削減によるコスト低減が図れ、取付取外しによる手間
も省略できる。
〔実施例〕
乗用型田植機に基づいて説明する。第2図に示すように
、機体前部にエンジン(1)  ミッションケース(2
)を配置するとともに、これらエンジン(1)ミッショ
ンケース(2)を機体カバー(3)で覆い、この機体カ
バー(3)の後方に運転操縦部(4)を配置し、その後
方に、植付爪(12)苗のせ台(5)接地フロート(6
)等を備えた苗植付装置(7)を、昇隨リンク機構(8
)を介して、前後輪(9)、(10)で走行する走行機
体(11)に取付けて乗用型田植機を構成してある。
苗植付装置(7)の構成について説明する。第1図に示
すように、苗のせ台(5)に搭載された苗を苗取出し口
に向けて送り出す縦送り機構(16)を設け、前記ミ・
ノションケース(2)からの動力を受けるフィードケー
ス(13)に苗のせ台(5)の横送り機構(14)を内
装するとともに、このフィードケース(13)の横側方
に複数個の植付伝動ケース(15)を配し、この植付伝
動ケース(15)の横側面に、夫々、植付爪(12) 
、 (12)が取付けられている植付アーム(24) 
、 (24)を枢支した回転伝動ケース(17)を軸支
して、フィードケース(13)に入力された動力で回転
伝動ケース(17)等を駆動すべく構成してある。第1
図に示すように、前記横送り機II(14)は、エンド
レスのラセン溝を形成した横送り軸(18)と、この横
送り軸(18)を駆動すべく横送り軸(18)に外嵌さ
れた回転駆動軸(19)と、回転駆動軸(19)に属し
前記ラセン溝に係合するコマ部材(20)と、前記ミッ
ションケース(2)からの動力を高低2段に変速する高
低ギヤ変速機構(21)とからなり、前記横送り軸(1
8)に連動連結された苗のせ台(5)を一定ストローク
で往復横送り駆動する。前記高低ギヤ変速機構(21)
の高低切替えによって苗のせ台(5)の横送り速度を変
速可能である。
前記高低ギヤ変速機構(21)を構成する伝動軸(28
)の一端をフィードケース(13)より突出させ、その
突出端に駆動アーム(29)を装着する。一方、苗のせ
台(5)を支持するフレームに縦送り機構(16)に対
する駆動回転軸(30)を架設するとともに、この駆動
回転軸(30)に被動アーム(31)を設け、苗のせ台
(5)が左右何れかのストローク端に至って常時回転す
る駆動アーム(29)と、被動アーム(31)とが合致
すると、被動アーム(31)を駆動アーム(29)で一
定範囲で揺動でき、縦送り機構(16)を作動させて、
所定量だけ苗を苗取出し口(a)に向けて送り出す。
植付爪(12)の駆動構造について説明する。第1図に
示すように、前記植付伝動ケース(15)に支持された
出力軸(22)を植付伝動ケース(15)外方に突設す
るとともに、植付伝動ケース(15)側面に固着された
状態で前記出力軸(22)に固定軸(23)を外嵌させ
、この固定軸(23)に対して相対回転可能に遊嵌した
前記回転伝動ケース(17)を出力軸(22)に一体回
転可能に連結して前記出力軸(22)の軸心を中心に回
転すべく構成してある。
一方、回転伝動ケース(17)の長手両側端部で180
°対角位置に、第1植付アーム取付部と第2植付アーム
取付部を形成し、夫々、植付アーム(24) 、 (2
4)と取付可能に構成するとともに、第1・第2植付ア
ーム取付部を形成する中空状支持軸(25) 、 (2
5)の片持先端部に植付アーム(24) 、 (24)
を一体固着し、回転伝動ケース(17)と一体で回転す
るように構成し、かつ、前記中空状支持軸(25)に形
成したギヤ部(25a)と前記固定軸(23)に一体固
着された第1ギヤ(26)とを2段ギヤ(27)を介し
て伝動して、植付アーム(24)を回転伝動ケース(1
7)の回転につれて姿勢を変更するように構成してある
。したがって、前記植付アーム(24)は、回転伝動ケ
ース(17)の回転につれて、苗のせ台(5)より苗を
取出す姿勢及び圃面上に苗を植付ける姿勢に切換ねる。
上記したものは通常の株間(例えば18C111>で植
付けを行う場合を記したが、疎植植え(例えば株間27
 a++ )を行う場合には次のような変更を行う。ま
ず、植付アーム(24)を取付けるに、回転伝動ケース
(17)に対しては一つの植付アーム(24)だけを取
付ける。その際に、第1図に示すように、植付伝動ケー
ス(15)の左右に位置する回転伝動ケース(17) 
、 (17)においては、一方の回転伝動ケース(17
)の第1植付アーム取付部に植付アーム(24)を装着
したならば、他方の回転伝動ケース(17)では第2植
付アーム取付部に植付アーム(24)を装着し、互いに
、植付アーム(24) 、 (24)が180°対角位
置に位置すべく構成する。これによって、左右回転伝動
ケース(17) 。
(17)の回転による振動を、互いに打消し合わせるこ
とができる。したがって、空き状態となる他方の植付ア
ーム取付部にバランスウェイトを取付は回転伝動ケース
(17)個々にバランスを取ることも考えられるが、バ
ランスウェイトを取付ける分電量が重くなる為に、その
欠点を回避すべくバランスウェイトを取付けない。しか
も、左から1条目と4条目の植付アーム(24)、 (
24)が第1植付アーム取付部に取付けられ、2条目と
3条目の植付アーム(24) 、 (24)が第2植付
アーム取付部に取付けられているので、1条目と2条目
との回転伝動ケース(17) 、 (17)で完全に振
動が吸収できないとしても、3条目と4条目との回転伝
動ケース(17)、(17)で発生する振動で打消すこ
とができる。
但し、走行速度、苗のせ台(5)の横送り速度、回転伝
動ケース(17)の速度は通常の株間植付けと同様の設
定となっているので、植付爪(12)による苗の切出し
形態は、連続的ではなく、間欠的に切取って行く形態と
なる。したがって、苗のせ台(5)の一方向への移動に
よって、苗を間欠的に取出し、帰りの復動によって取り
残した部分を切取り植付けることになり、それに合せて
前記したように、苗のせ台(5)の−往復毎に一回の縦
送りを行うようにしてある。
〔別実施例〕
■ 植付アーム(24)の取付部位として、第1植付ア
ーム取付部と第2植付アーム取付部との何れかを選択す
るに、隣接する回転伝動ケース(16)において必ず異
なる植付アーム取付部に設定する必要はなく、全条分の
回転伝動ケース(16)のうちの一つでも、異なる植付
アーム取付部に植付アーム(24)−を取付けてあるも
のがあればよい。
■ 第1図で示すように、植付アーム取付部位は左から
1条目と左から4条目のものを第1植付アーム取付部に
設定してあるが、左から1条目と左から3条目のものを
第1植付アーム取付部に設定してもよい。
■ 苗の切り出し形態等は走行速度、回転伝動ケース、
苗のせ台(5)横送り速度を適宜変更して、任意に設定
可能である。
■ 乗用型田植機以外に歩行型田植機に本発明を適用し
てもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の実施例を示し、第1図は苗
植付装置における伝動構成図、第2図は全体側面図であ
る。 (12)・・・・・・植付爪、(15)・・・・・・植
付伝動ケース、(17)・・・・・・回転伝動ケース、
(24)・・・・・・植付アーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 植付爪(12)を各々備えた二つの植付アーム(24)
    夫々に対する植付アーム取付部を180゜対角位置に配
    置して第1植付アーム取付部と第2植付アーム取付部と
    を形成した回転伝動ケース(17)を、必要な植付条数
    分だけ横並び状態で配置して、全条分の回転伝動ケース
    (17)を同回転位相で回転すべく植付伝動ケース(1
    5)に取付けてある田植機であって、前記二つの植付ア
    ーム(24)、(24)のうち一方の植付アーム(24
    )だけを前記回転伝動ケース(17)に取付け、前記植
    付アーム(24)の取付位置を、前記第1植付アーム取
    付部とした回転伝動ケース(17)と前記第2植付アー
    ム取付部とした回転伝動ケース(17)とを配置してあ
    る田植機。
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