JPH04238684A - レーザ切断装置 - Google Patents

レーザ切断装置

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JPH04238684A
JPH04238684A JP3002806A JP280691A JPH04238684A JP H04238684 A JPH04238684 A JP H04238684A JP 3002806 A JP3002806 A JP 3002806A JP 280691 A JP280691 A JP 280691A JP H04238684 A JPH04238684 A JP H04238684A
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cutting
pipes
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転されるパイプに、
レーザビームを照射して、パイプを所定の長さに切断す
るレーザ切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザビームをパイプに照射
して切断するレーザ切断装置は、パイプをその軸方向に
、切断長に応じて送給する送給機構を備えている。また
、パイプをその軸の廻りに回転させる回転機構を備え、
切断位置の真上にレーザヘッドを配置している。そして
、送給機構により切断位置に供給されたパイプに、レー
ザヘッドからレーザビームを照射し、回転機構によりパ
イプを回転させて、パイプを切断するものが知られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のレーザ切断装置では、パイプが送給機構により
切断位置に送給されてから、レーザビームが照射され、
回転機構によりパイプが回転されて、パイプが切断され
ていた。その為、パイプの送給や回転のために、所定の
時間を必要とし、単位時間当りのパイプの切断回数を増
加させようとしても、限度があり、増すためには、複数
台のレーザ切断装置により、切断しなければならなかっ
た。その為、設置場所が広く必要になり、また、レーザ
発振器を複数台必要とするという問題があった。
【0004】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、設置場所が狭く、かつ少ないレーザ発振器
で、単位時間当りのパイプの切断回数を増加させたレー
ザ切断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべく
、本発明は課題を解決するための手段として次の構成を
取った。即ち、長尺状のパイプの軸方向と略直交方向に
移動する移動ローラと、固定ローラとにより前記パイプ
を挟持し、前記ローラを回転して前記パイプを軸方向に
切断長に応じて送給する送給機構を、前記パイプの軸方
向と平行に複数台設け、前記パイプの軸方向と平行な軸
の廻りに回転自在に支承された複数のローラにより、前
記パイプを挟持して、該ローラを回転する回転機構を前
記各送給機構毎に設け、前記パイプを跨ぐ架台上にレー
ザ発振器を設置し、前記パイプの並び方向に移動可能に
支承された移動台を、前記パイプ間の距離移動させる移
動機構の該移動台に、レーザヘッドを載置し、前記レー
ザヘッドと前記レーザ発振器とを伸縮自在なビームダク
トで接続したことを特徴とするレーザ切断装置の構成が
それである。
【0006】
【作用】前記構成を有するレーザ切断装置は、送給機構
が、移動ローラと固定ローラとによりパイプを挟持して
、ローラを回転し、パイプをその軸方向に切断長に応じ
て送給する。そして、移動機構が、移動台を移動して、
レーザヘッドを切断長に応じて送給されたパイプ上に移
動し、レーザ発振器より発振されたレーザビームが、ビ
ームダクトを介してレーザヘッドからパイプに向かって
照射される。また、回転機構が、切断長に応じて送給さ
れたパイプをローラにより挟持して、ローラを回転して
、パイプをその軸廻りに回転して、パイプを切断する。 その間に、別の送給機構が、移動ローラと固定ローラと
によりパイプを挟持して、ローラを回転し、パイプをそ
の軸方向に切断長に応じて送給する。更に、移動機構が
、パイプ切断後に、移動台を移動して、レーザヘッドを
、別の送給機構により送給されたパイプ上に移動する。 そして、別の回転機構が、パイプを回転してパイプを切
断する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本発明の一実施例であるレーザ切断
装置の概略斜視図である。1a,1bは、長尺状のパイ
プで、一方のパイプ1aの軸方向に沿って、1組の固定
ローラ2a,3aが、図示しない機枠に回転自在に支承
されて設けられている。この固定ローラ2a,3aには
、パイプ1aの断面形状に応じた溝が形成されており、
パイプ1aに当接してパイプ1aを、その軸方向に移動
可能に支持するようにされている。
【0008】この固定ローラ2a,3aに対向して、図
2に示すように、パイプ1aを挟んで、1組の移動ロー
ラ4a,5aが、移動ブラケット6aに回転可能に支承
されている。この移動ブラケット6aは、図示しない機
枠に、パイプ1aの軸方向と直交する方向に、移動可能
に支承されている。そして、移動ブラケット6aには、
シリンダ8aのロッドが接続されており、シリンダ8a
の伸張に伴って、移動ブラケット6aを移動することに
より、移動ローラ4a,5aを固定ローラ2a,3aに
向かって移動して、固定ローラ2a,3aと移動ローラ
4a,5aとによりパイプ1aを挟持できるようにされ
ている。
【0009】また、移動ブラケット6a上には、送給用
モータ10aが載置されており、送給用モータ10aの
回転軸には、プーリ12aが取り付けられている。前記
移動ローラ4a,5aにも、それぞれ一体的にプーリ1
4a,16aが取り付けられており、これらのプーリ1
2a,14a,16aに、ベルト18aが掛け渡されて
いる。更に、パイプ1aの延長上に、パイプ1aの端が
当接するストッパ21aが、図示しない機枠上の所定位
置に設けられている。尚、このストッパ21aは、パイ
プ1aの切断長に応じて、ストッパ21aを移動し、そ
の位置で固定して、その所定位置を変えることができる
ようにされている。
【0010】これらの固定ローラ2a,3a、移動ロー
ラ4a,5a、移動ブラケット6a、シリンダ8a、送
給用モータ10a、プーリ12a,14a,16a、ベ
ルト18a、ストッパ21aにより第1送給機構20a
が構成されている。尚、送給用モータ10aで、固定ロ
ーラ2a,3aを回転駆動するよう構成してもよい。
【0011】そして、この第1送給機構20aに対向し
て、第2送給機構20bが設けられている。この第2送
給機構20bは、同様に、固定ローラ2b,3b、移動
ローラ4b、5b、移動ブラケット6a等を備え、第1
送給機構20aと同じ構成である。また、第1送給機構
20aの固定ローラ2a,3aと移動ローラ4a,5a
により挟持したパイプ1aと、第2送給機構20bの固
定ローラ2b,3bと移動ローラ4b,5bとにより挟
持したパイプ1bとが平行になるようにそれぞれ配置さ
れている。
【0012】前記第1送給機構20aと同じものについ
ては同一番号を付し、第1送給機構20aに属するもの
については添字aを、第2送給機構20bに属するもの
については添字bを付して、詳細な説明を省略し、以下
これにより区別して説明する。尚、第1送給機構20a
と第2送給機構20bの2台に限らず、それ以上の複数
台の送給機構をパイプに平行に並べてもよい。
【0013】また、パイプ1aに沿って、パイプ1aの
軸方向と平行な軸の廻りに、図示しない機枠に回転自在
に支承された、回転ローラ22aが、図3に示すように
、ストッパ21aと固定ローラ3aとの間に、パイプ1
aに接触するようにして設けられている。この回転ロー
ラ22aには、一体的にプーリ24aが取り付けられて
おり、このプーリ24aと、回転用モータ26aの回転
軸に取り付けられたプーリ27aとの間には、ベルト2
8aが張設されている。
【0014】更に、一対の揺動ローラ30a,32aを
備え、この揺動ローラ30a,32aは、その両端をそ
れぞれ一対の第1アーム34a,36aにより、回転可
能に支承されると共に、パイプ1aの軸方向と平行に設
けられている。そして、一対の第1アーム34a,36
aは、その端を、パイプ1aの軸方向と平行に設けられ
た揺動軸38a,40aに、固定されている。この揺動
軸38a,40aは、それぞれ図示しない機枠に揺動自
在に支承されると共に、それぞれに第2アーム42a(
一方のみ図示する)の一端が、固定されている。
【0015】そして、第2アーム42aの他端には、そ
れぞれ揺動自在に第3アーム44a,45aの一端が、
取り付けられている。それぞれの第3アーム44a,4
5aの他端は、ジョイント46aに揺動自在に取り付け
られており、ジョイント46aは、パイプ1aの軸方向
と直交する方向に、ロッドが出入する揺動シリンダ48
aのロッドに固定されている。
【0016】前記回転ローラ22a、プーリ24a、回
転用モータ26a、プーリ27a、ベルト28a、揺動
ローラ30a,32a、第1アーム34a、36a、揺
動軸38a,40a、第2アーム42a、第3アーム4
4a,45a、ジョイント46a、揺動シリンダ48a
により、第1回転機構50aを構成している。
【0017】一方、他方のパイプ1bに沿って、第2送
給機構20bに応じて、第2回転機構50bが設けられ
ており、この第2回転機構50bは、同様に、回転ロー
ラ22b、回転用モータ26b、揺動ローラ30b,3
2b、揺動シリンダ48b等を備え、第1回転機構50
aと同じ構成である。前記第1回転機構50aと同じも
のについては同一番号を付し、第1回転機構50aに属
するものについては添字aを、第2回転機構50bに属
するものについては添字bを付して、詳細な説明を省略
し、以下これにより区別して説明する。
【0018】前記両パイプ1a,1bを跨いで、ベース
52に4本の足が取り付けられた架台54が設けられて
おり、この架台54のベース52上に、レーザ発振器5
6が設置されている。また、架台54のベース52の両
端に、1組の往復用レール58,60が、パイプ1a,
1bの軸方向と平行に敷設されている。この往復用レー
ル58,60には、往復台62が係合されて、往復用レ
ール58,60に沿って往復台62が、摺動自在に支承
されている。
【0019】また、往復台62には、図4に示すように
、雌ねじ64が取り付けられており、この雌ねじ64に
は、往復用レール58,60と平行に設けられた雄ねじ
66が、螺合されている。この雄ねじ66は、ベース5
2に固定された往復用モータ68により、回転駆動され
るように構成されている。そして、往復台62には、固
定ブラケット67が取り付けられており、この固定ブラ
ケット67は、ベース52を挿通して、パイプ1a,1
bに向かって延出されている。前記往復用レール58,
60、往復台62、雌ねじ64、雄ねじ66、固定ブラ
ケット67、往復用モータ68により往復機構69を構
成している。
【0020】そして、固定ブラケット67には、2本の
移動用レール70,72が、パイプ1a、1bの軸方向
と直交する方向に、かつ両パイプ1a,1b間に架け渡
されるようにして、敷設されている。この移動用レール
70,72には、移動台74が係合されて、移動用レー
ル70,72に沿って移動台74が、摺動可能に支承さ
れている。この移動台74には、雌ねじ76が取り付け
られており、雌ねじ76には、移動用レール70,72
に平行に設けられた雄ねじ78が螺合されている。この
雄ねじ78は、固定ブラケット67に固定された移動用
モータ80により、回転駆動されるように構成されてい
る。前記移動用レール70,72、移動台74、雌ねじ
76、雄ねじ78、移動用モータ80により移動機構8
2を構成している。
【0021】また、移動台74には、前記往復用レール
58,60及び移動用レール70,72に、それぞれ直
交する方向に、2本の上下用レール84(1本のみ図示
する)が敷設されている。この上下用レール84には、
上下台88が係合されて、上下用レール84に沿って上
下台88が摺動可能に支承されている。この上下台88
には、雌ねじ90が取り付けられており、雌ねじ90に
は、上下用レール84に平行に設けられた雄ねじ92が
螺合されている。この雄ねじ92は、移動台74に固定
された上下用モータ94により、回転駆動されるように
構成されている。前記上下用レール84、上下台88、
雌ねじ90、雄ねじ92、上下用モータ94により上下
機構96を構成している。
【0022】そして、前記上下台88には、レーザヘッ
ド98が、パイプ1a,1bと直交する方向を向いて、
取り付けられている。このレーザヘッド98内には、所
定距離で焦点を結ぶ、図示しない焦点レンズが設けられ
ている。また、このレーザヘッド98と、前記レーザ発
振器56との間は、ビームダクト100により接続され
ている。
【0023】このビームダクト100は、図5に示す如
く、レーザ発振器56の接続口102に接続されたエル
ボ部104を備え、このエルボ部104は、接続口10
2からのレーザビームを、直角方向に変更する、図示し
ないミラーを内蔵している。そして、エルボ部104に
は、管部106が接続され、その先端にはエルボ部10
8が接続されている。また、このエルボ部108には、
ベース52に向かって延びた管部110が接続されてお
り、管部110の先端には、エルボ部112が接続され
ている。尚、両管部106,110は、内部をレーザビ
ームが通過可能に中空状にされているものである。
【0024】エルボ部112には、往復機構69の往復
用レール58,60と平行に延びた往復用蛇腹部114
が、接続されている。この往復用蛇腹部114は、内部
が中空に形成されてレーザビームが通過可能にされてお
り、かつその軸方向に伸縮自在なものである。往復用蛇
腹部114には、エルボ部116を介して、移動機構8
2の移動用レール70,72と平行に延びた移動用蛇腹
部118が接続されている。
【0025】この移動用蛇腹部118も、内部が中空で
軸方向に伸縮自在であり、更に、エルボ部120を介し
て、上下用蛇腹部122に接続されている。この上下用
蛇腹部122は、上下機構96の上下用レール84と平
行に延ばされており、内部が中空で軸方向に伸縮自在な
ものである。上下用蛇腹部122の先端は、前記レーザ
ヘッド98に接続されている。
【0026】次に、前述した本実施例のレーザ切断装置
の作動について説明する。まず、第1送給機構20aの
シリンダ8aのロッドが押し出されて、移動ブラケット
6aを介して、移動ローラ4a,5aが固定ローラ2a
,3aから離間する方向に移動される。また、第1回転
機構50aの揺動シリンダ48aのロッドが引き込めら
れ、ジョイント46a、第3アーム44a,45a、第
2アーム42aを介して、揺動軸38a、40aが揺動
される。これにより、第1アーム34a,36aが、揺
動軸38a,40aを中心にして揺動され、揺動ローラ
30a,32aが、回転ローラ22aから離間するよう
に揺動される。
【0027】続いて、固定ローラ2a,3a及び回転ロ
ーラ22aにパイプ1aが載置される。そして、前述し
たとは逆に、第1送給機構20aのシリンダ8aのロッ
ドが引き込められ、移動ブラケット6aを介して、移動
ローラ4a,5aが固定ローラ2a,3aに向かって移
動され、移動ローラ4a,5aと固定ローラ2a,3a
とにより、パイプ1aが挟持される。
【0028】次に、送給用モータ10aが回転駆動され
て、プーリ12a、ベルト18a、プーリ14a,16
aを介して、移動ローラ4a,5aが回転される。これ
により、挟持されたパイプ1aが、ストッパ21aに向
かって送給され、パイプ1aの先端が、ストッパ21a
に接触すると、送給用モータ10aの回転が停止される
。そして、第1回転機構50aの揺動シリンダ48aの
ロッドが押し出され、第1アーム34a,36aが、揺
動軸38a,40aを中心にして揺動され、揺動ローラ
30a,32aが、回転ローラ22aに向かって揺動さ
れる。そして、パイプ1aが、揺動ローラ30a,32
aと回転ローラ22aとにより挟持される。
【0029】一方、第2送給機構20b及び第2回転機
構50bでも、同様にして、パイプ1bが、固定ローラ
2b,3b,回転ローラ22bに載置され、移動ローラ
4b,5bと固定ローラ2b,3bとにより挟持される
。そして、パイプ1bの先端が、ストッパ21bに接触
するまで送給される。
【0030】次に、往復機構69の往復用モータ68が
回転駆動されて、雄ねじ66、雌ねじ64を介して、往
復台62を移動して、パイプ1aの軸方向に沿った、ス
トッパ21aと第1回転機構50aとの間の切断長に応
じた位置に、レーザヘッド98を、移動する。この移動
に伴って、往復用蛇腹部114が伸縮する。また、移動
機構82の移動用モータ80が回転されて、雄ねじ78
、雌ねじ76を介して、移動台64が移動用レール70
,72に沿って、レーザヘッド98をパイプ1aの真上
に来るように移動する。この移動に伴って、移動用蛇腹
部118が伸縮する。
【0031】更に、上下機構96の上下用モータ94が
、回転駆動されて、雄ねじ92、雌ねじ90を介して、
上下台88を移動し、レーザヘッド98とパイプ1aと
の間隔が、焦点レンズの焦点距離に応じた間隔となるよ
うに移動する。この移動に伴って、上下用蛇腹部122
が伸縮する。
【0032】続いて、第1回転機構50aの回転用モー
タ26aを回転して、プーリ27a、ベルト28a、プ
ーリ24aを介して、回転ローラ22aを回転駆動する
。また、レーザ発振器56からレーザビームが発振され
、レーザビームは、各エルボ部104,108,112
,116,120で、それぞれ直角方向に偏向される。 更に、レーザビームは、管部106,110、蛇腹部1
14,118,122内を通り、レーザヘッド98から
パイプ1aに照射される。
【0033】よって、パイプ1aは、回転されながら、
レーザビームが照射され、1回転されると、ストッパ2
1aからの位置に応じた、所定の切断長に切断される。 こうして、パイプ1aが切断されると、切断長に切断さ
れたパイプは、自重で落下して、図示しないシュートを
介して排出される。パイプ1aの切断を終了すると、移
動機構82の移動用モータ80を駆動いて、移動台74
を他方のパイプ1bに向かって、レーザヘッド98をパ
イプ1bの真上に移動する。
【0034】パイプ1bの真上に移動すると、レーザ発
振器56からレーザビームを発振すると共に、第2回転
機構50bの回転用モータ26bを回転駆動する。そし
て、回転ローラ22bを回転して、パイプ1bを回転す
る。よって、パイプ1bは、回転されながら、レーザビ
ームが照射され、1回転されると、ストッパ21bから
の位置に応じた、所定の切断長に切断される。
【0035】一方、レーザヘッド98がパイプ1bの真
上に向かって移動されると、第1回転機構50aでは、
揺動シリンダ48aを引き込め、揺動ローラ30a,3
2aを揺動して、パイプ1aから離す。そして、第1送
給機構20aの送給用モータ10aを回転駆動して、移
動ローラ4a,5aと固定ローラ2a,3aによりパイ
プ1aをストッパ21aに向かって送給する。パイプ1
aの先端が、ストッパ21aに接触すると、送給を停止
し、第1回転機構50の揺動シリンダ48aを押し出し
て、揺動ローラ30a,32aを揺動して、パイプ1a
を揺動ローラ30a,32aと回転ローラ22aにより
挟持する。
【0036】そして、他方のパイプ1bの切断を終了す
ると、移動機構82により、レーザヘッド98を一方の
パイプ1aに向かって、パイプ1aの真上に移動する。 そして、レーザ発振器56のレーザビームをパイプ1a
に照射すると共に、第1回転機構50aの回転用モータ
26aを回転駆動して、パイプ1aを回転し、切断する
【0037】また、第2回転機構50bでは、同様に、
揺動ローラ30b,32bを揺動して、パイプ1bから
離す。そして、第2送給機構20bの移動ローラ4b,
5bを回転して、パイプ1bをストッパ21bに接触す
るまで送給する。その後、再び、一方のパイプ1aの切
断を終了すると、レーザヘッド98を他方のパイプ1b
の真上にまで移動して、パイプ1bの切断を行う。
【0038】このように、本実施例のレーザ切断装置は
、移動機構82により、他方のパイプ1bの真上から、
一方のパイプ1aの真上にまでレーザヘッド98を移動
する。そして、レーザヘッド98からレーザビームを照
射して、一方のパイプ1aを切断し、切断を終了すると
、レーザヘッド98を他方のパイプ1bの真上にまで移
動する。また、パイプ1aの切断を終了すると、パイプ
1aを第1送給機構20aで、ストッパ21aに接触す
るまで送給すると共に、第1回転機構50aの揺動ロー
ラ30a,32aと回転ローラ22aとにより、パイプ
1aを挟持し、切断開始の準備をする。
【0039】一方、他方のパイプ1bの切断を終了する
と、同様に第2送給機構20bで、ストッパ21bに接
触するまでパイプ1bを送給し、第2回転機構50bの
揺動ローラ30b,32bと回転ローラ22aとにより
、パイプ1bを挟持し、切断開始の準備をする。
【0040】よって、2本のパイプ1a,1bを、一台
のレーザ発振器56で、交互に切断するので、レーザ発
振器56は、1台分の設置スペースがあればよく、省ス
ペースである。また、レーザ発振器56を架台54上に
設置したので、レーザヘッド98を移動しても、レーザ
ビームの光路長は短くてよいので、レーザビームの減衰
が小さく、両パイプ1a,1bの切断の際のレーザビー
ムの強度のばらつきも小さい。
【0041】更に、一方のパイプ1a側に、レーザヘッ
ド98が移動しているときに、他方のパイプ1bでは、
第2送給機構20bにより切断長に応じてパイプ1bを
送給し、第2回転機構50bによりパイプ1bを挟持し
て、切断の準備を行なう。これにより、1台のレーザ発
振器56だけであっても、パイプ1a,1bを次ぎ次ぎ
と切断することができるので、作業効率が向上し、単位
時間当りの切断回数も向上する。
【0042】尚、例えば、第1回転機構50aによりパ
イプ1aを回転させながら切断している際に、往復機構
69によりレーザヘッド98をパイプ1aの軸方向に往
復動させることにより、パイプ1aをその軸に斜めな面
で切断することもできる。また、上下機構96により、
レーザヘッド98を上下動させると、パイプ1aの直径
が変わっても、対応することができる。これら、往復機
構69、上下機構96は、パイプ1a,1bの切断面の
形状や、直径の違うパイプ1a,1bを切断する際に、
必要に応じて設ければよい。
【0043】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のレーザ切断
装置は、複数の送給装置で送給されるパイプを、一台の
レーザ発振器で、交互に切断するので、設置スペースが
少なく、他方の送給装置、回転機構で切断の準備を行う
ので、パイプを次ぎ次ぎと切断することができるので、
作業効率が向上し、単位時間当りの切断回数も向上する
。また、レーザ発振器を架台上に設置したので、レーザ
ビームの減衰が小さく、パイプ切断の際のレーザビーム
強度のばらつきも小さいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのレーザ切断装置の概
略斜視図である。
【図2】本実施例の第1送給機構の拡大斜視図である。
【図3】本実施例の第1回転機構の拡大斜視図である。
【図4】本実施例の往復機構、移動機構、上下機構の拡
大断面図である。
【図5】本実施例のビームダクトの拡大斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b…パイプ          2a,2b,
3a,3b…固定ローラ 4a,4b,5a,5b…移動ローラ 20a…第1送給機構        20b…第2送
給機構22a,22b…回転ローラ  30a,30b
,32a,32b…揺動ローラ 50a…第1回転機構        50b…第2回
転機構54…架台                 
 56…レーザ発振器69…往復機構        
      82…移動機構96…上下機構     
         98…レーザヘッド100…ビーム
ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  長尺状のパイプの軸方向と略直交方向
    に移動する移動ローラと、固定ローラとにより前記パイ
    プを挟持し、前記ローラを回転して前記パイプを軸方向
    に切断長に応じて送給する送給機構を、前記パイプの軸
    方向と平行に複数台設け、前記パイプの軸方向と平行な
    軸の廻りに回転自在に支承された複数のローラにより、
    前記パイプを挟持して、該ローラを回転する回転機構を
    前記各送給機構毎に設け、前記パイプを跨ぐ架台上にレ
    ーザ発振器を設置し、前記パイプの並び方向に移動可能
    に支承された移動台を、前記パイプ間の距離移動させる
    移動機構の該移動台に、レーザヘッドを載置し、前記レ
    ーザヘッドと前記レーザ発振器とを伸縮自在なビームダ
    クトで接続したことを特徴とするレーザ切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014039955A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Ntn Corp 被加工物の加工方法および加工装置
JP2016047557A (ja) * 2010-07-19 2016-04-07 クーン、アレクサンダー レーザビームを用いた管状部材の加工装置
CN109226974A (zh) * 2018-11-12 2019-01-18 苏维阵 一种多功能智能印字装置

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