JPH0423734A - 高層建物における室内への物品の移送設備 - Google Patents
高層建物における室内への物品の移送設備Info
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- JPH0423734A JPH0423734A JP12801090A JP12801090A JPH0423734A JP H0423734 A JPH0423734 A JP H0423734A JP 12801090 A JP12801090 A JP 12801090A JP 12801090 A JP12801090 A JP 12801090A JP H0423734 A JPH0423734 A JP H0423734A
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- Japan
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- 238000010411 cooking Methods 0.000 abstract description 10
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 23
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Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各階に客室、病室等が設けられ、そして、
所定階に物品供給区画が設けられた高層建物において、
物品供給区画で準備または調製された物品を、物品供給
区画から各階の各室に向けて、機械的に移送するための
設備に関するものである。
所定階に物品供給区画が設けられた高層建物において、
物品供給区画で準備または調製された物品を、物品供給
区画から各階の各室に向けて、機械的に移送するための
設備に関するものである。
例えば、ホテル、旅館においては、各客室内の宿泊客に
対して、料理、飲物等の提供即ちルームサービスを行な
うことが必要であり、また、病院においては、各病室内
の入院患者に対して、食事の提供即ち給食サービスを行
なうことが必要である。
対して、料理、飲物等の提供即ちルームサービスを行な
うことが必要であり、また、病院においては、各病室内
の入院患者に対して、食事の提供即ち給食サービスを行
なうことが必要である。
このような、ホテル、旅館、病院の殆んどは高層建物で
ある。従って、上述したルームサービスおよび給食サー
ビスのためには、建物の所定階に設けられた調理室にお
いて調製された料理を、従業員がワゴン車等に載せ、エ
レベータ等を利用して各階に運び、吹いで、その階の各
客室または病室等に運搬していた6更に、食事後の空の
食器は。
ある。従って、上述したルームサービスおよび給食サー
ビスのためには、建物の所定階に設けられた調理室にお
いて調製された料理を、従業員がワゴン車等に載せ、エ
レベータ等を利用して各階に運び、吹いで、その階の各
客室または病室等に運搬していた6更に、食事後の空の
食器は。
従業員が各室から下げ、上記と同じように、ウゴン車等
に載せ、エレベータ等を利用して調理室に運搬していた
。
に載せ、エレベータ等を利用して調理室に運搬していた
。
近年、各階に配膳のためのサービスステーションを設け
、調理室と各階のサービスステーションとの間は、料理
または空の食器を、リフト等によって機械的に運搬する
設備を設けたホテルや病院もある。しかしながら、各階
のサービスステーションからその階の客室、病室等に対
しては、依然として従業員がワゴン車等により料理を運
搬していた。
、調理室と各階のサービスステーションとの間は、料理
または空の食器を、リフト等によって機械的に運搬する
設備を設けたホテルや病院もある。しかしながら、各階
のサービスステーションからその階の客室、病室等に対
しては、依然として従業員がワゴン車等により料理を運
搬していた。
ホテルや病院における上述した各室への料理の運搬のた
めには、多大の人手および労力を必要とする。このため
に、人件費が高騰するばかりでなく、運搬要員が不足し
がちなために、料理等の提供が遅れて、宿泊客や入院患
者に対して不快感を与え、更に、料理が冷めて適温の料
理を提供できない等の問題がある。
めには、多大の人手および労力を必要とする。このため
に、人件費が高騰するばかりでなく、運搬要員が不足し
がちなために、料理等の提供が遅れて、宿泊客や入院患
者に対して不快感を与え、更に、料理が冷めて適温の料
理を提供できない等の問題がある。
また、各階に設けられたサービスステーションからその
階の各室までの料理の運搬は、ワゴン車により廊下を通
って行なわれている。従って、廊下を通行する人との交
錯がさけられないため1食品衛生上好ましくなく、廊下
に料理の臭いがただよったり、通行人と衝突するおそれ
があり、廊下の幅も広くしなければならない等の問題が
ある。
階の各室までの料理の運搬は、ワゴン車により廊下を通
って行なわれている。従って、廊下を通行する人との交
錯がさけられないため1食品衛生上好ましくなく、廊下
に料理の臭いがただよったり、通行人と衝突するおそれ
があり、廊下の幅も広くしなければならない等の問題が
ある。
従って、この発明の目的は、例えば、ホテル、旅館、病
院等において、調理室から各階の室内に料理等を移送す
る場合のように、所定階の物品供給区画から各階の各室
内への物品の移送を、人手を要することなく、機械的に
、迅速且つ適確に行なうことができる設備を提供するこ
とにある。
院等において、調理室から各階の室内に料理等を移送す
る場合のように、所定階の物品供給区画から各階の各室
内への物品の移送を、人手を要することなく、機械的に
、迅速且つ適確に行なうことができる設備を提供するこ
とにある。
この発明は、各階に客室、病室等が設けられ、そして、
所定階に物品供給区画が設けられた高層建物における、
前記物品供給区画から各階の各室内への物品の移送設備
であって、 前記物品供給区画から各階に向け、各階を貫通して垂直
に設けられた、前記物品供給区画において準備または調
製された物品を収容する容器を各階に移送するための、
互いに所定間隔をあけて平行な1対の無端移動式垂直コ
ンベア、および、前記1対の垂直コンベアの各4間にわ
たり、その高さ方向に所定間隔をあけて懸吊されたハン
ガーと、各階の前記垂直コンベアの位置から、その階の
各室に向け水平に設けられた、前記容器をその階の各室
に移送するための、互いに所定間隔をあけて平行な1対
の無端移動式水平コンベアと、前記1対の水平コンベア
の各々の前記垂直コンベアに接する端部間にわたり設け
られた、前記垂直コンベアと前記水平コンベアの前記ハ
ンガーとの間における前記容器の移載のための、一定ピ
ッチで昇降する昇降台および前記昇降台の上面に設けら
れた一定ピッチで水平移動するスライド台を有する移載
機とからなることに特徴を有するものである。
所定階に物品供給区画が設けられた高層建物における、
前記物品供給区画から各階の各室内への物品の移送設備
であって、 前記物品供給区画から各階に向け、各階を貫通して垂直
に設けられた、前記物品供給区画において準備または調
製された物品を収容する容器を各階に移送するための、
互いに所定間隔をあけて平行な1対の無端移動式垂直コ
ンベア、および、前記1対の垂直コンベアの各4間にわ
たり、その高さ方向に所定間隔をあけて懸吊されたハン
ガーと、各階の前記垂直コンベアの位置から、その階の
各室に向け水平に設けられた、前記容器をその階の各室
に移送するための、互いに所定間隔をあけて平行な1対
の無端移動式水平コンベアと、前記1対の水平コンベア
の各々の前記垂直コンベアに接する端部間にわたり設け
られた、前記垂直コンベアと前記水平コンベアの前記ハ
ンガーとの間における前記容器の移載のための、一定ピ
ッチで昇降する昇降台および前記昇降台の上面に設けら
れた一定ピッチで水平移動するスライド台を有する移載
機とからなることに特徴を有するものである。
次に、この発明を、図面を参照しながら説明する。
第1図はこの発明の設備の一実施態様を示す概略正面図
、第2図はその概略平面図、第3図はその概略斜視図で
ある。第1〜第3図には、3階建のホテル用建物1にお
いて、1階に設けられた物品供給区画としての調理室2
から、2階および3階の客室3に向けて、物品としての
料理を移送する例が示されている。
、第2図はその概略平面図、第3図はその概略斜視図で
ある。第1〜第3図には、3階建のホテル用建物1にお
いて、1階に設けられた物品供給区画としての調理室2
から、2階および3階の客室3に向けて、物品としての
料理を移送する例が示されている。
図面に示すように、建物1の一方の側部に、1階の調理
室2から、2階および3階に向け、各階を貫通して垂直
に、1対の無端移動式チェーンコンベアからなる垂直コ
ンベア4,4が、互いに所定間隔をあけて平行に設けら
れている。5,5は垂直コンベア4,4の上部が懸回さ
れている上部ホイール、6,6は垂直コンベア4,4の
下部が懸回されている下部ホイールである。
室2から、2階および3階に向け、各階を貫通して垂直
に、1対の無端移動式チェーンコンベアからなる垂直コ
ンベア4,4が、互いに所定間隔をあけて平行に設けら
れている。5,5は垂直コンベア4,4の上部が懸回さ
れている上部ホイール、6,6は垂直コンベア4,4の
下部が懸回されている下部ホイールである。
第4図に垂直コンベア上部の拡大正面図で示すように、
上部ホイール5,5は、モータ7により回転する回転軸
8、および、回転軸8にチェーン8’ 、8’ を介し
て連結されているホイール9゜9によって一回転し、こ
れにより、垂直コンベア4゜4は同時に上下に移動する
。
上部ホイール5,5は、モータ7により回転する回転軸
8、および、回転軸8にチェーン8’ 、8’ を介し
て連結されているホイール9゜9によって一回転し、こ
れにより、垂直コンベア4゜4は同時に上下に移動する
。
1対の垂直コンベア4,4の各4間にわたり、その高さ
方向に所定間隔をあけ、調理室2において調製された料
理を収容する容器10を搭載するためのハンガー11が
懸吊されている。ハンガー11は、その上部中央が垂直
コンベア4,4の各々の所定位置にピン12によって軸
着されている係止片13.13と、係止片13.13の
上部を互いに連結する連結棒14とからなっている。係
止片13,13の各々の下端には、容器10を支持する
ための内向きの係止爪15が設けられている。
方向に所定間隔をあけ、調理室2において調製された料
理を収容する容器10を搭載するためのハンガー11が
懸吊されている。ハンガー11は、その上部中央が垂直
コンベア4,4の各々の所定位置にピン12によって軸
着されている係止片13.13と、係止片13.13の
上部を互いに連結する連結棒14とからなっている。係
止片13,13の各々の下端には、容器10を支持する
ための内向きの係止爪15が設けられている。
第5図に垂直コンベア下部の拡大正面図で示すように、
垂直コンベア4,4の下部ホイール6゜6には、垂直コ
ンベア4,4を構成するチェーンの張りを常に適正に維
持するために、下部ホイール6.6の軸6a、6aを上
下方向に移動させるためのネジ式のテークアツプ装置1
6.16が設けられている。
垂直コンベア4,4の下部ホイール6゜6には、垂直コ
ンベア4,4を構成するチェーンの張りを常に適正に維
持するために、下部ホイール6.6の軸6a、6aを上
下方向に移動させるためのネジ式のテークアツプ装置1
6.16が設けられている。
第1〜第3図に示すように、建物1の各階には。
垂直コンベア4,4の位置からその階の各客室3に向け
、容器10を各客室3に移送するための、互いに所定間
隔をあけて平行な1対の無端移動式チェーンコンベアか
らなる水平コンベア17゜17が設けられている。水平
コンベア17.17は、図示しない鄭動機構により、同
時に水平方向に移動する。
、容器10を各客室3に移送するための、互いに所定間
隔をあけて平行な1対の無端移動式チェーンコンベアか
らなる水平コンベア17゜17が設けられている。水平
コンベア17.17は、図示しない鄭動機構により、同
時に水平方向に移動する。
図示の例では、水平コンベア17.17は、建物1の各
階の外側に各客室3に沿いそのほぼ全長にわたって水平
に突出して設けられたボックス18内に設置されている
。19はボックス18内における建物1の外壁の、客室
部分に設けられた開口を開閉するための扉である。
階の外側に各客室3に沿いそのほぼ全長にわたって水平
に突出して設けられたボックス18内に設置されている
。19はボックス18内における建物1の外壁の、客室
部分に設けられた開口を開閉するための扉である。
第1〜第3図、および、第6図の部分拡大概略正面図で
示すように、垂直コンベア4,4に近接する水平コンベ
ア17.17の各々の端部間には、容器10を、水平コ
ンベア17.17から垂直コンベア4,4に、または、
垂直コンベア4,4から水平コンベア17.17に移載
するための移載機20が設けられている。
示すように、垂直コンベア4,4に近接する水平コンベ
ア17.17の各々の端部間には、容器10を、水平コ
ンベア17.17から垂直コンベア4,4に、または、
垂直コンベア4,4から水平コンベア17.17に移載
するための移載機20が設けられている。
移載機20は、水平コンベア17,17間の下方に水平
に設置された流体圧シリンダ21のロッド21aに、リ
ンク22を介し、一定ピッチで昇降可能に軸着された昇
降台23と、昇降台23の上面に設けられた、一定ピッ
チで水平移動するスライド台24とからなっている。
に設置された流体圧シリンダ21のロッド21aに、リ
ンク22を介し、一定ピッチで昇降可能に軸着された昇
降台23と、昇降台23の上面に設けられた、一定ピッ
チで水平移動するスライド台24とからなっている。
第7図は移載機のスライド台部分を示す拡大概略正面図
、第8図はその概略平面図、第9図はその要部の概略垂
直断面図である。第7〜9図に示すように、スライド台
24は、昇降台23の上方に支柱41を介して設けられ
た基台25と、基台25に水平移動可能に設けられた第
1スライド台26と、第1スライド台26に水平移動可
能に設けられた第2スライド台27とからなっている。
、第8図はその概略平面図、第9図はその要部の概略垂
直断面図である。第7〜9図に示すように、スライド台
24は、昇降台23の上方に支柱41を介して設けられ
た基台25と、基台25に水平移動可能に設けられた第
1スライド台26と、第1スライド台26に水平移動可
能に設けられた第2スライド台27とからなっている。
基台25には、昇降台23上に設けられたモータ28に
よって回転するピニオン29が軸着されており、ピニオ
ン29は、第1スライド台26の下面に所定長さにわた
って固定されたラック30に歯合している。
よって回転するピニオン29が軸着されており、ピニオ
ン29は、第1スライド台26の下面に所定長さにわた
って固定されたラック30に歯合している。
基台25の後端部には第1係止金具31が取付けられて
おり、第1係止金具31には第1チエーン34の一端が
係止されている。第1チエーン34は、第1スライド台
26の先端部に軸着された第10−ラ33に懸回され、
そして、その他端は、第2スライド台27の後端部に取
付けられた第2係止金具32に係止されている。
おり、第1係止金具31には第1チエーン34の一端が
係止されている。第1チエーン34は、第1スライド台
26の先端部に軸着された第10−ラ33に懸回され、
そして、その他端は、第2スライド台27の後端部に取
付けられた第2係止金具32に係止されている。
更に、基台25の先端部には第3係止金具35が取付け
られており、第3係止金具35には第2チエーン38の
一端が係止されている。第2チェ−ン38は、第1スラ
イド台26の後端部に軸着された第20−ラ37に懸回
され、そして、その他端は、第2スライド台27の先端
部に取付けられた第4係止金具36に係止されている。
られており、第3係止金具35には第2チエーン38の
一端が係止されている。第2チェ−ン38は、第1スラ
イド台26の後端部に軸着された第20−ラ37に懸回
され、そして、その他端は、第2スライド台27の先端
部に取付けられた第4係止金具36に係止されている。
39は、基台25に設けられた、第1スライド台26に
回転自在に接触するガイドローラ、40は、第2スライ
ド台27に設けられた、第1スライド台26に回転自在
に接触するガイドローラである。
回転自在に接触するガイドローラ、40は、第2スライ
ド台27に設けられた、第1スライド台26に回転自在
に接触するガイドローラである。
スライド台24は、上述のように構成されているので、
基台25に軸着されているピニオン29を、モータ28
の駆動により回転させることによって、ピニオン29と
歯合するラック30により第1スライド台26は、基台
25より突出して水平移動する。そして、第1スライド
台26の水平移動に従って、上述した、基台25に係止
され、第1スライド台26の第10−ラ33および第2
0−ラ37に懸回された上、その他端が第2スライド台
27に係止されている第1チエーン34および第2チエ
ーン38によって、第2スライド台27は、第1スライ
ド台26より突出して水平移動する。
基台25に軸着されているピニオン29を、モータ28
の駆動により回転させることによって、ピニオン29と
歯合するラック30により第1スライド台26は、基台
25より突出して水平移動する。そして、第1スライド
台26の水平移動に従って、上述した、基台25に係止
され、第1スライド台26の第10−ラ33および第2
0−ラ37に懸回された上、その他端が第2スライド台
27に係止されている第1チエーン34および第2チエ
ーン38によって、第2スライド台27は、第1スライ
ド台26より突出して水平移動する。
第10図は、調製された料理を収容する容器10の一例
を示す概略断面図である。第10図に示すように、容器
10は、食器42を収容するボックス10aと、ボック
ス10a内に収容された食器42を完全に覆うフード1
0bとからなっている。第11図に示すように、上述し
た容器10の複数個を容器収納箱43に収納しこれを移
送するようにしてもよい。
を示す概略断面図である。第10図に示すように、容器
10は、食器42を収容するボックス10aと、ボック
ス10a内に収容された食器42を完全に覆うフード1
0bとからなっている。第11図に示すように、上述し
た容器10の複数個を容器収納箱43に収納しこれを移
送するようにしてもよい。
次に、この発明の設備の作用について説明する。
第1〜第3図に示すように、垂直コンベア4に懸吊され
ているハンガー11の1つを、調理室2に設けられた水
平コンベア17の端部に待機させておく。
ているハンガー11の1つを、調理室2に設けられた水
平コンベア17の端部に待機させておく。
調理室2において調製さ九た料理を容器10内に収容し
、この容器10を水平コンベア17上に載置する。水平
コンベア17を駆動し、容器10を垂直コンベア4に近
接する端部まで移動する。
、この容器10を水平コンベア17上に載置する。水平
コンベア17を駆動し、容器10を垂直コンベア4に近
接する端部まで移動する。
次いで、第6図に示すように、移載機20の流体圧シリ
ンダ21を駆動して昇降台23を上昇させ、そのスライ
ド台24を水平コンベア17゜17よりも上方に突出さ
せる。かくして、容器10はスライド台24の上部の第
2スライド台27により支持される。次いで、スライド
台24の基台25に軸着されているピニオン29を、モ
ータ28の駆動により回転させて、第1スライド台26
および第2スライド台27を、垂直コンベア4に向けて
水平移動し、第2スライド台27の先端部を、垂直コン
ベア4に懸吊されているハンガー11よりも突出させる
。次いで、流体圧シリンダ21を駆動して昇降台23を
下降させる。がくして、第2スライド台27上に載置さ
れている容@10は、垂直コンベア4に懸吊されている
ハンガー11の係止爪15上に移載される。
ンダ21を駆動して昇降台23を上昇させ、そのスライ
ド台24を水平コンベア17゜17よりも上方に突出さ
せる。かくして、容器10はスライド台24の上部の第
2スライド台27により支持される。次いで、スライド
台24の基台25に軸着されているピニオン29を、モ
ータ28の駆動により回転させて、第1スライド台26
および第2スライド台27を、垂直コンベア4に向けて
水平移動し、第2スライド台27の先端部を、垂直コン
ベア4に懸吊されているハンガー11よりも突出させる
。次いで、流体圧シリンダ21を駆動して昇降台23を
下降させる。がくして、第2スライド台27上に載置さ
れている容@10は、垂直コンベア4に懸吊されている
ハンガー11の係止爪15上に移載される。
次いで、垂直コンベア4を駆動し、容器10が搭載され
たハンガー11を2階または3階の水平コンベア17の
位置まで上昇させる。そして、その階の水平コンベア1
7の端部に設けられた移載機20を、上記とは逆に作動
させ、ハンガー11に搭載されている容器10を水平コ
ンベア17上に移載する。
たハンガー11を2階または3階の水平コンベア17の
位置まで上昇させる。そして、その階の水平コンベア1
7の端部に設けられた移載機20を、上記とは逆に作動
させ、ハンガー11に搭載されている容器10を水平コ
ンベア17上に移載する。
次いで、水平コンベア17を駆動し、容器10を所定の
客室3まで移送する。このようにして容器10が所定の
客室3に到着すると、第12図に示すように、客室3に
設けられた開口44を閉じていた扉19が自動的に、ま
たは客室3からの操作により開く。そこで、従業員また
は宿泊客によって、容器10から料理を取り出す。第1
2図において、45は、料理のオーダー用、および、料
理の到着表示用のパネルである。
客室3まで移送する。このようにして容器10が所定の
客室3に到着すると、第12図に示すように、客室3に
設けられた開口44を閉じていた扉19が自動的に、ま
たは客室3からの操作により開く。そこで、従業員また
は宿泊客によって、容器10から料理を取り出す。第1
2図において、45は、料理のオーダー用、および、料
理の到着表示用のパネルである。
上述した水平コンベア17、垂直コンベア4および移載
機20の作動は、コンピュータに所要事項を入力するこ
とにより所定のプログラムに従って、自動的に行なわれ
、かくして、調理室2において調製された料理は、各階
の客室3に人手を要することなく機械的に移送される。
機20の作動は、コンピュータに所要事項を入力するこ
とにより所定のプログラムに従って、自動的に行なわれ
、かくして、調理室2において調製された料理は、各階
の客室3に人手を要することなく機械的に移送される。
食事が済んだ後の空の食器類は、その客室に到着してい
る水平コンベア17上の容器10内に収容し、上記と逆
の順序によって、調理室2に返送される。
る水平コンベア17上の容器10内に収容し、上記と逆
の順序によって、調理室2に返送される。
なお、客室3に到着した容器10からの料理の取出し、
配膳、食事後の空の食器類の返送等は、ホテルや旅館の
場合には、従業員のサービスによって行なうことが好ま
しい。
配膳、食事後の空の食器類の返送等は、ホテルや旅館の
場合には、従業員のサービスによって行なうことが好ま
しい。
この発明において、垂直コンベア4、ハンガー11、水
平コンベア17および移載機20は、前述した構造に限
定されるものではなく、上記と同等の作用を有する他の
構造に変えることができる。
平コンベア17および移載機20は、前述した構造に限
定されるものではなく、上記と同等の作用を有する他の
構造に変えることができる。
また、上記は、ホテルにこの発明の設備を設置した例で
あるが、病院にこの設備を設置すれば、朝食、昼食およ
び夕食を、調理室から各病室まで、人手を要することな
く、所定時刻に機械的に且つ迅速に移送することができ
る。
あるが、病院にこの設備を設置すれば、朝食、昼食およ
び夕食を、調理室から各病室まで、人手を要することな
く、所定時刻に機械的に且つ迅速に移送することができ
る。
以上述べたように、この発明によれば、ホテル、旅館、
病院等の、各階に客室、病室等が設けられ、そして、所
定階に例えば調理室のような物品供給区画が配置された
高層建物において、物品供給区画で準備または調製され
た料理等の物品を、物品供給区画から各階の室まで、人
手を要することなく機械的に移送することができるので
、人件費が大幅に節約され、例えば、宿泊客に対するル
ームサービスまたは入院患者に対する給食サービスが、
迅速且つ適確に行なわれ、適温の料理や食事を提供する
ことができる等、多くの優れた効果がもたらされる。
病院等の、各階に客室、病室等が設けられ、そして、所
定階に例えば調理室のような物品供給区画が配置された
高層建物において、物品供給区画で準備または調製され
た料理等の物品を、物品供給区画から各階の室まで、人
手を要することなく機械的に移送することができるので
、人件費が大幅に節約され、例えば、宿泊客に対するル
ームサービスまたは入院患者に対する給食サービスが、
迅速且つ適確に行なわれ、適温の料理や食事を提供する
ことができる等、多くの優れた効果がもたらされる。
第1図はこの発明の設備の一実施態様を示す概略正面図
、第2図はその概略平面図、第3図はその概略斜視図、
第4図は垂直コンベア上部の拡大正面図、第5図は垂直
コンベア下部の拡大正面図、第6図は移載機部分の拡大
概略正面図、第7図は移載機のスライド台部分を示す拡
大概略正面図。 第8図はその概略平面図、第9図はその要部の概略垂直
断面図、第10図は容器の一例を示す概略垂直断面図、
第11図は容器収容箱の一例を示す概略垂直断面図、第
12図は客室の概略正面図である。図面において、 1・・・建物、 2・・・調理室、3・・・
客室、 4・・・垂直コンベア、5・・・上
部ホイール、 6・・・下部ホイール、7・・・モー
タ、 8・・・回転軸、 9・・・ホイール、10・・
・容器、 11・・・ハンガー12・・・ピ
ン、 13・・・係止片、 14・・・連結棒、15
・・・係止爪、16・・・テークアツプ装置、17・・
・水平コンベア、 18・・・ボックス。 19・・・扉、 20・・・移載機、21
・・・流体圧シリンダ、22・・・リンク23・・・昇
降台、 24・・・スライド台、25・・・基
台、 26・・・第1スライド台、27・・
・第2スライド台、 28・・・モータ、29・・・ピ
ニオン、 30・・・ラック、31・第1係止金
具、 32・・・第2係止金具、33・・・第10−
ラ、 34・・・第1チエーン、35・・・第3係
止金具、 36・・・第4係止金具、37・・・第2
0−ラ、 38・・・第2チエーン。 39.40・・・ガイドローラ、41・・・支柱、42
・・・食器、 43・・・容器収納箱、44
・・・開口、 45・・・パネル。
、第2図はその概略平面図、第3図はその概略斜視図、
第4図は垂直コンベア上部の拡大正面図、第5図は垂直
コンベア下部の拡大正面図、第6図は移載機部分の拡大
概略正面図、第7図は移載機のスライド台部分を示す拡
大概略正面図。 第8図はその概略平面図、第9図はその要部の概略垂直
断面図、第10図は容器の一例を示す概略垂直断面図、
第11図は容器収容箱の一例を示す概略垂直断面図、第
12図は客室の概略正面図である。図面において、 1・・・建物、 2・・・調理室、3・・・
客室、 4・・・垂直コンベア、5・・・上
部ホイール、 6・・・下部ホイール、7・・・モー
タ、 8・・・回転軸、 9・・・ホイール、10・・
・容器、 11・・・ハンガー12・・・ピ
ン、 13・・・係止片、 14・・・連結棒、15
・・・係止爪、16・・・テークアツプ装置、17・・
・水平コンベア、 18・・・ボックス。 19・・・扉、 20・・・移載機、21
・・・流体圧シリンダ、22・・・リンク23・・・昇
降台、 24・・・スライド台、25・・・基
台、 26・・・第1スライド台、27・・
・第2スライド台、 28・・・モータ、29・・・ピ
ニオン、 30・・・ラック、31・第1係止金
具、 32・・・第2係止金具、33・・・第10−
ラ、 34・・・第1チエーン、35・・・第3係
止金具、 36・・・第4係止金具、37・・・第2
0−ラ、 38・・・第2チエーン。 39.40・・・ガイドローラ、41・・・支柱、42
・・・食器、 43・・・容器収納箱、44
・・・開口、 45・・・パネル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、各階に客室、病室等が設けられ、そして、所定階に
物品供給区画が設けられた高層建物における、前記物品
供給区画から各階の各室内への物品の移送設備であって
、 前記物品供給区画から各階に向け、各階を貫通して垂直
に設けられた、前記物品供給区画において準備または調
製された物品を収容する容器を各階に移送するための、
互いに所定間隔をあけて平行な1対の無端移動式垂直コ
ンベア、および、前記1対の垂直コンベアの各々間にわ
たり、その高さ方向に所定間隔をあけて懸吊されたハン
ガーと、各階の前記垂直コンベアの位置から、その階の
各室に向け水平に設けられた、前記容器をその階の各室
に移送するための、互いに所定間隔をあけた平行な1対
の無端移動式水平コンベアと、前記1対の水平コンベア
の各々の前記垂直コンベアに接する端部間にわたり設け
られた、前記垂直コンベアと前記水平コンベアの前記ハ
ンガーとの間における前記容器の移載のための、一定ピ
ッチで昇降する昇降台および前記昇降台の上面に設けら
れた一定ピッチで水平移動するスライド台を有する移載
機とからなることを特徴とする、高層建物における室内
への物品の移送設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12801090A JPH0423734A (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 高層建物における室内への物品の移送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12801090A JPH0423734A (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 高層建物における室内への物品の移送設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423734A true JPH0423734A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14974245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12801090A Pending JPH0423734A (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 高層建物における室内への物品の移送設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037582A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Nakao Kogyo Kk | スライド伸縮ローラコンベヤ |
CN110949919A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-04-03 | 广东智源机器人科技有限公司 | 匹对料盒数量的方法、存储介质及料盒输送装置 |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP12801090A patent/JPH0423734A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008037582A (ja) * | 2006-08-07 | 2008-02-21 | Nakao Kogyo Kk | スライド伸縮ローラコンベヤ |
CN110949919A (zh) * | 2019-11-21 | 2020-04-03 | 广东智源机器人科技有限公司 | 匹对料盒数量的方法、存储介质及料盒输送装置 |
CN110949919B (zh) * | 2019-11-21 | 2021-10-15 | 广东智源机器人科技有限公司 | 匹对料盒数量的方法、存储介质及料盒输送装置 |
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