JPH04235605A - 工作機械の制御装置 - Google Patents

工作機械の制御装置

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Publication number
JPH04235605A
JPH04235605A JP1391291A JP1391291A JPH04235605A JP H04235605 A JPH04235605 A JP H04235605A JP 1391291 A JP1391291 A JP 1391291A JP 1391291 A JP1391291 A JP 1391291A JP H04235605 A JPH04235605 A JP H04235605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
limit value
check mode
check
machining program
Prior art date
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Pending
Application number
JP1391291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Sone
裕喜 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP1391291A priority Critical patent/JPH04235605A/ja
Publication of JPH04235605A publication Critical patent/JPH04235605A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NC旋盤等の工作機
械の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、加工プログラムを作成してワーク
を切削しようとする場合、その加工プログラムが必ずし
も適正に切削できるとは限らないため、ワークを取付け
ないで空運転し、加工プログラムをチェックしている。 空運転を行うのは、加工プログラムに不良箇所があって
ワークと工具とが衝突することを回避するためである。
【0003】自動プログラミング装置においては、ワー
クと工具との干渉チェックを、ディスプレイの画面上で
絵表示により行えるようにしたものもある。しかし、画
面上では確実なチェックが困難であり、そのため前記の
ように実際に運転してチェックを行うことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】空運転であっても、加
工プログラムのミスにより工具と主軸チャック等とが干
渉し、工具や機械の破損を招くことがある。また、空運
転の代わりに、完成品を取付けて試し運転を行い、加工
プログラムをチェックすることもあるが、この場合には
工具とワークとの衝突の恐れがある。これらのため、衝
突に注意しながら、運転を何度も中断しながらチェック
を行うことが必要であり、チェックに時間がかかる。
【0005】このような問題点を解消するものとして、
軸送りモータの負荷電流を監視し、負荷電流が制限値を
超えると機械を停止させて衝突を防止する装置を試みた
。すなわち、工具がワークやチャック爪に干渉すると、
軸送りモータに多大な負荷電流が発生するが、その電流
の立上りを検出し、多大な電流が流れる手前で機械を止
めることにより、衝撃を緩和しようとするものである。
【0006】しかし、このようにモータ電流を制限する
と、通常の運転時における早送り時等の負荷電流でも制
限値を超えることになる。そのため、早送り速度や、早
送り時の時定数を抑えることが必要になり、通常運転時
のサイクルタイムが長くなるという問題点がある。
【0007】この発明の目的は、工具とワーク等との衝
突による損傷を生じることなく、実際の運転により加工
プログラムをチェックすることができ、かつ通常運転時
のサイクルタイムに影響が生じない工作機械の制御装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この工作機械の制御装
置は、加工プログラム(16)のチェックモードを選択
するチェックモードスイッチ(21)を設け、このスイ
ッチ(21)のオン動作に応答して負荷監視手段(18
)の制限値を通常モード制限値(L1),(M1)から
この値よりも低い値のチェックモード制限値(L2),
(M2)に切り換える制限値変更手段(19)を設けた
ものである。
【0009】負荷監視手段(18)は、軸送りモータ(
12),(13)の負荷を検出する負荷検出器(23)
,(24)の検出値を監視して検出値が所定の制限値を
超えると機械の停止指令(d)を出力するものである。
【0010】
【作用】加工プログラム(16)のチェック時は、チェ
ックモードスイッチ(21)をオンにする。このオン動
作に応答して、負荷監視手段(18)の制限値が低い値
のチェックモード制限値(L2),(M2)に切り換え
られる。そのため、工具(14)とチャック爪(5a)
やワーク(W)との接触が生じてモータ負荷が過大にな
りかけたときに、負荷監視手段(18)によりできるだ
け早く検知することができ、負荷が過大になる前に機械
を停止して機械の破損を防止することができる。このと
きは、早送りによってもモータ負荷が制限値を超えるこ
とがあるが、早送り速度を低下させることなどにより、
連続運転が行える。
【0011】通常の運転時は、チェックモードスイッチ
(21)をオフにしておく。これにより、負荷監視手段
(18)の制限値が高い値(L1),(M1)に変更さ
れ、早送り時等の一時的な負荷増大で制限値を超えるこ
とがなくなる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2に基づ
いて説明する。旋盤1は、タレット2の送り台3を主軸
台4の側方に設置したタレット旋盤であり、主軸チャッ
ク5にはワークWを把持するチャック爪5aが設けてあ
る。送り台3は、ベッド6のレール7上に設置したタレ
ットスライド8と、タレットスライド8上にレール(図
示せず)を解して設置したインデックスハウジング9と
、前記タレット2とで構成される。タレットスライド8
およびインデックスハウジング9は、各々送りねじ10
,11を介してX軸サーボモータ12およびZ軸サーボ
モータ13により、X,Z方向に送られる。タレット2
は、正面形状が多角形のドラム状のものであり、インデ
ックスハウジング9に内蔵された割り出し装置により、
水平軸回りで割り出し回転させられる。タレット2の各
周面部分には工具14が装着してある。
【0013】制御装置15は数値制御装置およびプログ
ラマブルコントローラ(図示せず)からなり、負荷監視
手段18を備えている。演算制御部17は、加工プログ
ラム16を解析して実行する手段であり、演算制御部1
7の軸送り指令により、サーボドライバ25を介して、
X軸サーボモータ12や、Z軸サーボモータ13等の各
軸サーボモータに負荷電流が供給される。
【0014】演算制御部17には、操作盤20のチェッ
クモードスイッチ21のオン動作に応答して能動状態に
なる早送り速度低下手段22が設けてある。早送り速度
低下手段22は、加工プログラム16の早送り指令16
aを、その指令速度よりも低い速度に変換してサーボド
ライバ25に出力する変換プログラムからなる。
【0015】負荷監視手段18は、X軸サーボモータ1
2およびZ軸サーボモータ13の負荷電流を監視して、
負荷電流が過大の場合に機械全体の停止指令dを出力す
る手段である。各サーボモータ12,13の負荷電流値
は、負荷検出器23,24で検出されて負荷監視手段1
8に入力され、A/D変換後に各制限値L1,L2,M
1,M2と比較される。
【0016】これら制限値は、X軸およびZ軸の各々に
つき、通常モード制限値L1,M1と、これよりも低い
値のチェックモード制限値L2,M2とが設定してある
。制限値変更手段19は、チェックモードスイッチ21
のオンオフ動作に応答し、オン状態でチェックモード制
限値L2,M2を、オフ状態で通常モード制限値L1,
M1を各々採用する手段である。
【0017】なお、負荷監視手段18は、各制限値L1
,L2,M1,M2をアナログ値で設定し、負荷電流値
との比較をアナログ値のままで行うものであっても良い
【0018】上記構成の動作を説明する。加工プログラ
ム16のチェックを行うときは、チェックモードスイッ
チ21をオンにし、主軸チャック5に完成品のワークW
を装着した状態で旋盤1を動作させる。あるいは、主軸
チャック5にワークWを装着せずに、空運転を行う。
【0019】このとき、チェックモードスイッチ21の
オン動作に応答し、演算制御部17の早送り速度低下手
段22は能動状態になり、かつ負荷監視手段18はチェ
ックモード制限値L2,M2の採用状態になる。
【0020】図2は、図1のX軸サーボモータ12の負
荷電流値の変動例を概略的に示した図である。実線で示
す曲線aは通常運転時の負荷曲線、鎖線で示す曲線bは
チェックモード時の負荷曲線である。早送り区間Aは、
送り台3を図1の原点位置から主軸台4に早送りして近
づける区間、切削区間Bは切削動作や寸動を行う区間、
早送り区間Cは送り台3を原点位置に早送りによって戻
す区間を各々示す。
【0021】運転中に、加工プログラム16のミスによ
りタレット2の工具14がチャック爪5a等に衝突した
とすると、そのままでは図2に曲線cで示すように、負
荷電流が急激に増大する。
【0022】負荷監視手段18はこの負荷電流を監視し
、負荷電流値がチェックモード制限値L2になると、停
止指令dを出力して機械全体を緊急停止させる。このよ
うに、低い値のチェックモード制限値L2で衝突をでき
るだけ早く検出し、緊急停止させるので、衝突が生じて
もX軸サーボモータ12に多大な負荷電流が流れて大き
な荷重を加えることがなく、衝撃力が緩和されて機械の
損傷が防止される。
【0023】チェックモード制限値L2は低い値に設定
されるため、通常運転の送り速度では早送り区間A,C
で負荷電流がチェックモード制限値L2を超えることが
あるが、チェックモードでは早送り速度を低下させるた
め、曲線bのように負荷電流がチェックモード制限値L
2以下に抑えられ、無駄な緊急停止が回避される。
【0024】通常の切削運転を行う場合は、チェックモ
ードスイッチ21をオフにする。これにより、負荷監視
手段18の制限値が通常モード制限値L1,M1に切換
えられると共に、早送り速度低下手段22が非能動化し
、加工プログラム16の早送り指令16aがそのままの
値で出力される。通常運転時は、このように早送りを妨
げない程度の高い値のチェックモード制限値L1,M1
により、衝突時の損傷緩和が図られる。
【0025】この工作機械の制御装置は、このように衝
突による機械の損傷を生じることなく、実際の運転によ
り加工プログラム16の確実なチェックが行える。また
、そのため安心してチェックが行え、チェック時間も短
縮される。
【0026】また、通常の運転時は負荷監視手段18の
制限値L1,M1が高い値に設定されるので、早送り等
の一時的な負荷増大で機械が停止することがない。した
がって、早送り速度を低下させる必要がなく、サイクル
タイムに影響が生じない。
【0027】なお、前記実施例では演算制御部17に早
送り速度低下手段22を設けたが、早送り時だけでなく
、送り指令の全体を所定の割合で速度低下させるように
しても良い。また、この発明は旋盤だけでなく、工作機
械一般に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】この発明の工作機械の制御装置は、軸送
りモータの負荷を監視して所定の制限値を超えると機械
を停止させる負荷監視手段を設けると共に、加工プログ
ラムのチェックモード選択時に前記制限値を引き下げる
制限値変更手段を設けたため、工具とワークやチャック
爪等との干渉をできるだけ早く検知して機械を停止し、
衝突による機械の損傷を防止することができる。そのた
め、機械の損傷を生じることなく、実際の運転により加
工プログラムの確実なチェックが行える。
【0029】また、通常の運転時は負荷監視手段の制限
値が高い値に設定されるので、早送り等の一時的な負荷
増大で機械が停止することがなく、したがって早送り速
度を低下させる必要がなく、サイクルタイムに影響が生
じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す概念図である
【図2】その負荷電流と制限値との関係を示すグラフで
ある。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸送り用のモータの負荷を検出する負
    荷検出器と、この負荷検出器の検出値を監視して検出値
    が所定の制限値を超えると機械の停止指令を出力する負
    荷監視手段と、加工プログラムのチェックモードを選択
    するチェックモードスイッチと、このスイッチのオン動
    作に応答して前記負荷監視手段の前記制限値を通常モー
    ド制限値からこの値よりも低い値のチェックモード制限
    値に切り換える制限値変更手段とを具備した工作機械の
    制御装置。
JP1391291A 1991-01-10 1991-01-10 工作機械の制御装置 Pending JPH04235605A (ja)

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JP1391291A JPH04235605A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 工作機械の制御装置

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JPH04235605A true JPH04235605A (ja) 1992-08-24

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JP1391291A Pending JPH04235605A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 工作機械の制御装置

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JP (1) JPH04235605A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002103219A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Toyoda Mach Works Ltd 研削装置
JP2020170392A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 ファナック株式会社 数値制御装置及び数値制御システム
JP2021064128A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 ファナック株式会社 検出装置及びプログラム
JP2022042141A (ja) * 2020-09-02 2022-03-14 Dmg森精機株式会社 工作機械および情報処理装置

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