JPH04234519A - 排気マニホールド - Google Patents
排気マニホールドInfo
- Publication number
- JPH04234519A JPH04234519A JP41753890A JP41753890A JPH04234519A JP H04234519 A JPH04234519 A JP H04234519A JP 41753890 A JP41753890 A JP 41753890A JP 41753890 A JP41753890 A JP 41753890A JP H04234519 A JPH04234519 A JP H04234519A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- branch
- exhaust gas
- exhaust manifold
- branches
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 235000021162 brunch Nutrition 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に搭載する多気
筒のエンジンに取付ける排気マニホールドに関するもの
である。
筒のエンジンに取付ける排気マニホールドに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンとしては４サイ
クル多気筒の構成のものが一般に使用されている。そし
て、四気筒エンジンが搭載されている場合には図４、図
５に示すように、各シリンダの排気側ポートに整合する
ように４つのブランチ１ａ，１ｂ，１ｃ， １ｄを有し
、その一端はブラケット２に並列に固着され他端を主管
３に連結させた排気マニホールド４が装着される。排気
マニホールド４内の排気ガス流は（図中、各ブランンチ
の中心を一点鎖線で示す。）、この構造ではブランチ１
ａ，１ｂ， １ｃ内の排気ガスが先に合流しブランチ１
ｄの排気ガスが次に合流して排出されるようになってい
る。
クル多気筒の構成のものが一般に使用されている。そし
て、四気筒エンジンが搭載されている場合には図４、図
５に示すように、各シリンダの排気側ポートに整合する
ように４つのブランチ１ａ，１ｂ，１ｃ， １ｄを有し
、その一端はブラケット２に並列に固着され他端を主管
３に連結させた排気マニホールド４が装着される。排気
マニホールド４内の排気ガス流は（図中、各ブランンチ
の中心を一点鎖線で示す。）、この構造ではブランチ１
ａ，１ｂ， １ｃ内の排気ガスが先に合流しブランチ１
ｄの排気ガスが次に合流して排出されるようになってい
る。
【０００３】ところで、直列４気筒の場合、クランク角
１８０ °毎にどれかのシリンダ内で燃焼が行われてい
る。 便宜上、各ブランチ１ａ， １ｃ， １ｄ， １ｂの順
に燃焼による排気ガスが流れることにする。一般に、図
９に示すように、シリンダ内では吸気工程ｅ、圧縮工程
ｆ、膨張工程ｇ、排気工程ｈが行われ、排気工程ｈはク
ランク角１８０ °以上行われている（排気バルブが開
いている。）ため、ブランチ１ａとブランチ１ｂ、ブラ
ンチ１ａとブランチ１ｃ、ブランチ１ｃとブランチ１ｄ
およびブランチ１ｂとブランチ１ｄはその排気バルブが
互いに開いている状態がある（排気干渉領域ｋ）。
１８０ °毎にどれかのシリンダ内で燃焼が行われてい
る。 便宜上、各ブランチ１ａ， １ｃ， １ｄ， １ｂの順
に燃焼による排気ガスが流れることにする。一般に、図
９に示すように、シリンダ内では吸気工程ｅ、圧縮工程
ｆ、膨張工程ｇ、排気工程ｈが行われ、排気工程ｈはク
ランク角１８０ °以上行われている（排気バルブが開
いている。）ため、ブランチ１ａとブランチ１ｂ、ブラ
ンチ１ａとブランチ１ｃ、ブランチ１ｃとブランチ１ｄ
およびブランチ１ｂとブランチ１ｄはその排気バルブが
互いに開いている状態がある（排気干渉領域ｋ）。
【０００４】したがって、 図４，５に示す排気マニ
ホールド４はブランチ１ａとブランチ１ｂ、ブランチ１
ｃとブランチ１ｄとの間の距離が短いため隣り合ったシ
リンダにおいて排気干渉が起こることになる。すなわち
、ブランチ１ａから排出する排気ガスが排気工程末期に
ブランチ１ｂを通ってシリンダに逆流する状態となり、
ブランチ１ｄから排出する排気ガスが排気工程末期にブ
ランチ１ｃを通ってシリンダに逆流する状態になり、掃
気を妨げ燃焼の悪化を招き出力低下および燃費に悪影響
を与えることになる。
ホールド４はブランチ１ａとブランチ１ｂ、ブランチ１
ｃとブランチ１ｄとの間の距離が短いため隣り合ったシ
リンダにおいて排気干渉が起こることになる。すなわち
、ブランチ１ａから排出する排気ガスが排気工程末期に
ブランチ１ｂを通ってシリンダに逆流する状態となり、
ブランチ１ｄから排出する排気ガスが排気工程末期にブ
ランチ１ｃを通ってシリンダに逆流する状態になり、掃
気を妨げ燃焼の悪化を招き出力低下および燃費に悪影響
を与えることになる。
【０００５】一方、図６、図７に示すように、各ブラン
チ１ａ， １ｂ， １ｃ， １ｄを長くして直接主管３
の外周に環状に配して連結した排気マニホールド４ａを
装着した場合には、その内部の排気ガス流は主管３に連
結された一箇所Ｐですべてが合流されるので上記問題の
解決を図っていた。なお、特開昭５７−８６５１５号公
報には集合排気管（主管）に複数の排気管をまとめて連
設するための構造が開示されている。また、実公昭５８
−３６８１０号公報には主管内の排気ガス流を任意に曲
げるための誘導面を形成することが開示されている。
チ１ａ， １ｂ， １ｃ， １ｄを長くして直接主管３
の外周に環状に配して連結した排気マニホールド４ａを
装着した場合には、その内部の排気ガス流は主管３に連
結された一箇所Ｐですべてが合流されるので上記問題の
解決を図っていた。なお、特開昭５７−８６５１５号公
報には集合排気管（主管）に複数の排気管をまとめて連
設するための構造が開示されている。また、実公昭５８
−３６８１０号公報には主管内の排気ガス流を任意に曲
げるための誘導面を形成することが開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この排
気マニホールド４ａは図８に示すように、単に複数のブ
ランチをまとめただけでブランチ１ａとブランチ１ｃ、
また、ブランチ１ｂとブランチ１ｄとが対向して設置さ
れているので、排気工程ｈの末期で低圧の排気ガスを主
管３に流し込んでいるブランチ１ａ，１ｄの主管側開口
部に、排気工程ｈの初期の高圧な排気ガスがブランチ１
ｃ，１ｂから排出されて流れ込もうとする。このため、
ブランチ１ａ，１ｄのガス流を妨げ出力低下等を招いて
いる。また、ガス流を制御するため排気ガス流を任意に
曲げるための誘導面をブランチ内に形成することはスペ
ースが十分に取れず困難である。
気マニホールド４ａは図８に示すように、単に複数のブ
ランチをまとめただけでブランチ１ａとブランチ１ｃ、
また、ブランチ１ｂとブランチ１ｄとが対向して設置さ
れているので、排気工程ｈの末期で低圧の排気ガスを主
管３に流し込んでいるブランチ１ａ，１ｄの主管側開口
部に、排気工程ｈの初期の高圧な排気ガスがブランチ１
ｃ，１ｂから排出されて流れ込もうとする。このため、
ブランチ１ａ，１ｄのガス流を妨げ出力低下等を招いて
いる。また、ガス流を制御するため排気ガス流を任意に
曲げるための誘導面をブランチ内に形成することはスペ
ースが十分に取れず困難である。
【０００７】本発明は、排気ガス流がブランチ間で影響
し合わないでスムーズに流れるようにした排気マニホー
ルドを提供することを目的とする。
し合わないでスムーズに流れるようにした排気マニホー
ルドを提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、エンジンの各シリンダの排気側ポートに配
設される複数のブランチを主管に集結させ排気管と接続
する排気マニホールドにおいて、該主管の一点から対称
かつ放射状に該複数のブランチを配置し、各ブランチの
周方向の並び順が各シリンダの排気サイクルの順になる
ように設けたことを特徴とする。
するために、エンジンの各シリンダの排気側ポートに配
設される複数のブランチを主管に集結させ排気管と接続
する排気マニホールドにおいて、該主管の一点から対称
かつ放射状に該複数のブランチを配置し、各ブランチの
周方向の並び順が各シリンダの排気サイクルの順になる
ように設けたことを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明は上記の構成とすることによって、排気
工程において、一のブランチに流れる低圧の排気ガスは
、その排気干渉領域を共有する隣りのブランチに流れる
高圧の排気ガスと横方向から抵触するだけで、高圧の排
気ガスはそのまま主管に流れる。
工程において、一のブランチに流れる低圧の排気ガスは
、その排気干渉領域を共有する隣りのブランチに流れる
高圧の排気ガスと横方向から抵触するだけで、高圧の排
気ガスはそのまま主管に流れる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図１、図２に示すように、直列４気筒のエン
ジンに装着する排気マニホールド５は４つのブランチ６
ａ，６ｂ， ６ｃ， ６ｄを有し各ブランチは等長にさ
れており、その各一端はブラケット７に並列に固着され
他端は排気管（図示略）に連結する主管８に溶着されて
いる。ここでは図３に示すように、ブランチ１ａとブラ
ンチ１ｄが主管８の周上に対向して設けられ、また９０
°回転した位置にブランチ１ｂがブランチ１ｃに対向し
て設けられている。また、排気工程による排気はブラン
チ６ａ，６ｃ， ６ｄ， ６ｂの順に流れ、排気ガス流
は主管８内部の一か所Ｐで合流する。
説明する。図１、図２に示すように、直列４気筒のエン
ジンに装着する排気マニホールド５は４つのブランチ６
ａ，６ｂ， ６ｃ， ６ｄを有し各ブランチは等長にさ
れており、その各一端はブラケット７に並列に固着され
他端は排気管（図示略）に連結する主管８に溶着されて
いる。ここでは図３に示すように、ブランチ１ａとブラ
ンチ１ｄが主管８の周上に対向して設けられ、また９０
°回転した位置にブランチ１ｂがブランチ１ｃに対向し
て設けられている。また、排気工程による排気はブラン
チ６ａ，６ｃ， ６ｄ， ６ｂの順に流れ、排気ガス流
は主管８内部の一か所Ｐで合流する。
【００１１】これによって、排気工程初期の高圧の排気
ガスの流れ方向に対し排気工程末期の低圧の排気ガスの
流れは常に９０°方向のずれを有しているので、排気工
程の排気干渉領域において、高圧の排気ガスは主管８に
流れ、低圧の排気ガスは発生する負圧でスムーズに排出
される。
ガスの流れ方向に対し排気工程末期の低圧の排気ガスの
流れは常に９０°方向のずれを有しているので、排気工
程の排気干渉領域において、高圧の排気ガスは主管８に
流れ、低圧の排気ガスは発生する負圧でスムーズに排出
される。
【００１２】なお、各ブランチを等長にしなくても良く
、また、各ブランチから常に周期的に右あるいは左回り
に排気ガスを排出するので渦巻き現象が起きることで、
慣性効果により開口部付近は常に負圧が発生し排気ガス
の流れが促進され排圧が下がり出力ロスを大幅に減少す
ることが出来る。
、また、各ブランチから常に周期的に右あるいは左回り
に排気ガスを排出するので渦巻き現象が起きることで、
慣性効果により開口部付近は常に負圧が発生し排気ガス
の流れが促進され排圧が下がり出力ロスを大幅に減少す
ることが出来る。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるので、排気マニホールド内で排気ガスの流れがスム
ーズになり、排圧上昇を防ぎ出力ロスを大幅に減少させ
ると共に燃費を向上させる。
あるので、排気マニホールド内で排気ガスの流れがスム
ーズになり、排圧上昇を防ぎ出力ロスを大幅に減少させ
ると共に燃費を向上させる。
【図１】本発明による実施例の排気マニホールドの正面
図である。
図である。
【図２】図１に示す排気マニホールドの側面図である。
【図３】図１に示す排気マニホールドの要部の説明図で
ある。
ある。
【図４】従来の排気マニホールドの正面図である。
【図５】図４に示す排気マニホールドの側面図である。
【図６】従来の他の排気マニホールドの正面図である。
【図７】図６に示す排気マニホールドの側面図である。
【図８】図６に示す排気マニホールドの要部の説明図で
ある。
ある。
【図９】従来の四サイクルエンジンの説明図である。
５ 排気マニホールド
６ａ ブランチ
６ｂ ブランチ
６ｃ ブランチ
６ｄ ブランチ
８ 主管
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンの各シリンダの排気側ポート
に配設される複数のブランチを主管に集結させ排気管と
接続する排気マニホールドにおいて、該主管の一点から
対称かつ放射状に該複数のブランチを配置し、各ブラン
チの周方向の並び順が各シリンダの排気サイクルの順に
なるように設けたことを特徴とする排気マニホールド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41753890A JPH04234519A (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 排気マニホールド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41753890A JPH04234519A (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 排気マニホールド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04234519A true JPH04234519A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=18525627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41753890A Pending JPH04234519A (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 排気マニホールド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04234519A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011214469A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
-
1990
- 1990-12-29 JP JP41753890A patent/JPH04234519A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011214469A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
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