JPH04234411A - 高硬度および高結晶化度を有するプロピレンポリマーワックス - Google Patents

高硬度および高結晶化度を有するプロピレンポリマーワックス

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JPH04234411A
JPH04234411A JP3245640A JP24564091A JPH04234411A JP H04234411 A JPH04234411 A JP H04234411A JP 3245640 A JP3245640 A JP 3245640A JP 24564091 A JP24564091 A JP 24564091A JP H04234411 A JPH04234411 A JP H04234411A
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JP
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titanium
polymer wax
magnesium
hardness
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Withdrawn
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JP3245640A
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English (en)
Inventor
Rueger Schlund
リュガー、シュルント
Klaus-Dieter Hungenberg
クラウス−ディーター、フンゲンベルク
Michael Wolfgang Mueller
ミヒャエル、ヴォルフガング、ミュラー
Juergen Kerth
ユルゲン、ケルト
Ralf Zolk
ラルフ、ツォルク
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F10/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F10/06Propene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F110/00Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F110/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F110/06Propene

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は他のC2 −C8 −1
−アルケンを0から40重量%含むプロピレンのポリマ
ーワックスに関するものであり、ヘップラー(Hoep
pler)硬度が500から3000であり、キシレン
中の不溶性成分比率から測定される結晶化度が75から
98重量%であり、アイソタクチック性が70重量%以
上および重量平均分子量Mwが5000から10000
0であることを特徴としている。本発明は、またこれら
のポリマーワックスの製造法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】可溶性触媒系を使用するポリオレフィン
ワックスの製造法が、開示されている[欧州特許(EP
−A)公開公報第321852号、欧州特許(EP−A
)公開公報第321853号]。この型の触媒系は有機
配位子を有するメタロセン化合物からなり、中心金属原
子が周期率表のIVbまたはVbからの金属であり、助
触媒としてアルモキサン化合物を使用している。狭い分
子量分布を有するポリマーワックスは、この型の触媒系
で得られることができる。しかしながら、可溶性触媒系
による重合方法は経済的でなく、特にメタロセン化合物
が非常に鋭敏であり合成するのに困難であるために多く
の応用領域において工業的に精巧に過ぎるものとなって
いる。
【0003】チタン含有固体成分およびアルミニウム成
分からなる不溶性ツィーグラー・ナッタ(Ziegle
r−Natta)触媒を使ったポリオレフィンワックス
の製造法は、欧州特許(EP−A)公開公報第1732
20合および独特許(DE−A)公開公報第31482
29号において開示されている。しかしながら、ここで
用いられている方法は、重合が溶液状態において実施さ
れなければならず[独特許(DE−A)公開公報第31
48229号]、または高圧で行なわれる[欧州特許(
EP−A)公開公報第173220号]ので同様に工業
的には非常に精巧な技術を必要とする。工業的に精巧性
が少なくても実施できる気相重合法によるポリオレフィ
ンワックスの製造法は、これらの公開された応用例には
記載されていない。さらに佛特許(FR−A)公開公報
第2235954号は、ツィーグラー・ナッタ(Zie
gler−Natta)触媒系を用いて95℃より低い
温度で溶液重合によるポリオレフィンワックス製造法を
開示している。しかしながら、ここで得られるポリオレ
フィンワックスはアイソタクチック性が非常に低く結晶
化度も低いので、可能な応用範囲を狭くしているのが欠
点である。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、上述の欠点を改善して
、より容易な工業的方法を用いて改良された物性を有す
るプロピレンのポリマーワックスを開発することである
【0005】
【発明の構成】我々は、この目的が上述で定義されたプ
ロピレンの新規ポリマーワックスにより達成されること
を見出した。
【0006】これらの新規ポリプロピレンワックスは、
0乃至40重量%、好適には0乃至20重量%の他のC
2 −C8 −1−アルケン、例えばエチレン、1−ブ
テン、1−ペンテンまたは1−ヘキセンを含有している
。 この関係では、特にプロピレンホモポリマーが良好な物
性を有している。ヘップラー(Hoeppler)、ド
イツ油脂科学協会(Deutsche  Gesell
schaft  fur  Fettwissensc
haften)の方法により測定されたこれらの硬度は
、500乃至3000、特に1000乃至2500であ
る。さらにこれらは、キシレン中の不溶分比率で測定さ
れる結晶化度が75乃至98重量%、特に80乃至98
重量%であり、アイソタクチック性が70重量%以上、
特に80重量%以上である。アイソタクチック性は、1
3C核磁気共鳴分光分析法により測定される。本発明に
よるポリマーワックスの重量平均分子量Mwはゲル浸透
クロマトグラフィーにより測定され、5000乃至10
0000であり、好適には5000乃至70000とな
る。
【0007】プロピレンのこれらポリマーワックスを得
る方法は、通常のプロピレン重合用に使用される反応器
中において、回分法によるかまたは連続法によって実施
されることができる。好適な反応器は、特に連続的に操
作される撹拌槽であり、また多くの撹拌槽をシリーズに
連結して使用することも可能である。これらの反応器は
、微分散されたポリマーの固定床を含み、この微分散ポ
リマーは通常撹拌によって絶えず混合されている。
【0008】本方法は、重合技術において伝統的なツィ
ーグラー・ナッタ(Ziegler−Natta)触媒
を用いて実施されることができる。これらの触媒は、特
にチタン含有固体成分のほかに、助触媒を含んでいる。 適当な助触媒は、電子供与体と一緒のアルミニウム化合
物である。
【0009】チタン含有固体成分は、一般的にチタン化
合物として三価または四価のチタンのハロゲニドまたは
アルコラートを用いて製造され、特に四塩化チタンが好
適である。チタン含有固体成分は、有利には微分散担体
を含有しており、この担体にはシリカおよびアルミナ並
びに化学式がSiO2 ・aAl2 O3 のケイ酸ア
ルミニウムが適しており、この化学式のaが0.001
から2までの範囲、特に0.01から0.5の範囲にあ
るのが好適である。
【0010】好適に使用される担体は0.1から100
0μm、特に10から300μmまでの粒径を有してお
り、その多孔質容量が0.1から10cm3 /g、特
に1.0から5.0cm3 /gまでとなっており、比
表面積が10から1000m2 /gまで、特に100
から500m2 /gまでとなっている。
【0011】またチタン含有固体成分の製造においては
、特にマグネシウム化合物が使用される。このために好
適なのは、特にマグネシウムハロゲニド、マグネシウム
アルキルおよびマグネシウムアリール、並びにマグネシ
ウムアルコキシドおよびマグネシウムアリールオキシド
であり、特に好適に使用されるのが二塩化マグネシウム
、二臭化マグネシウムおよびジ−(C1 −C10−ア
ルキル)−マグネシウムである。チタン含有固体成分は
、またハロゲン、好適には塩素または臭素を含むことが
できる。
【0012】さらにチタン含有固体成分は、電子供与体
、例えばモノカルボン酸または多価カルボン酸、カルボ
ン酸無水物およびエステル類、ケトン、エーテル、アル
コール、ラクトン、並びに有機リン化合物および有機ケ
イ素化合物を含んでいる。チタン含有固体成分中で好適
に使用される電子供与体としては、式Iのフタル酸誘導
体があり、
【0013】
【化1】 ここでXおよびYはそれぞれが塩素またはC1 −C1
0−アルコキシであるか、またはXとYが一緒になって
酸素となる。特に好適な電子供与体はフタル酸エステル
であり、この場合にはXおよびYがそれぞれC1−C8
 −アルコキシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキ
シまたはブトキシである。
【0014】チタン含有固体成分中のこのほかの好適な
電子供与体は、特に3−または4−員環の置換されてい
るかまたは未置換のシクロアルカン−1,2−ジカルボ
ン酸のジエステル、および未置換または置換ベンゾフェ
ノン−2−カルボン酸のモノエステルである。これらの
エステルのエステル化反応で使用されるヒドロキシル化
合物は、伝統的なアルコール類、特にC1 −C15−
アルカノール、およびC1−C10−アルキル基を有す
ることのできるC5 −C7 −シクロアルカノール、
並びにフェノール、ナフトールおよびこれらのC1 −
C10−アルキル誘導体である。
【0015】チタン含有固体成分は、通常の方法で製造
されることができる。これらの製造例は、特に欧州特許
(EP−A)公開公報第45975号、欧州特許(EP
−A)公開公報第86473号、欧州特許(EP−A)
公開公報第171200号、英国特許(GB−A)公開
公報第2111066号および米国特許第485761
3号に開示されている。
【0016】チタン含有固体成分の製造には、次の3段
階製造法が好適に使用される。
【0017】第1段では、はじめに微分散担体の好適に
はシリカまたはSiO2 ・aAl2O3 が0.5乃
至5重量%の水分を含み、SiO2 ・aAl2 O3
 のaが0.001から2まで、特に0.01から0.
5までとなっている担体が、マグネシウム化合物の液体
アルカン中の溶液と混合され、次にこの混合物が10か
ら120℃までの温度で0.5乃至5時間撹拌される。 好適にはマグネシウム化合物の0.1から1モルまでの
量が、担体モル当りで使用される。次に連続的に撹拌し
ながら、ハロゲンまたはハロゲン化水素、特に塩素また
は塩化水素が、マグネシウム化合物当りで2倍モルより
も少なくないように好適には5倍モルよりも少なくない
ように過剰モルで加えられる。約30乃至120分後に
、固体が液相から分離される。
【0018】第2段では、このようにして得られた生成
物が、液体アルカン中に導入され、次にC1 −C8 
−アルカノール、特にエタノール、三価または四価チタ
ンのハロゲン化物またはアルコラート、特に四塩化チタ
ンと電子供与体、特に式Iのフタル酸誘導体が加えられ
る。 このためには、第1段で得られた固体中のマグネシウム
モル当りで、1乃至5モル、特に2乃至4モルのアルカ
ノール、2乃至20モル、特に4乃至10モルの三価ま
たは四価のチタンおよび0.01乃至1モル、特に0.
1乃至1.0モルの電子供与体が使用される。この混合
物が10から150℃までの温度で少なくとも1時間撹
拌され、次に得られた固体が濾別されて液体アルカン、
好適にはヘキサンまたはヘプタンで洗浄される。
【0019】第3段では、第2段で得られた固体が過剰
の四塩化チタンで抽出されるが、この場合に四塩化チタ
ンが不活性溶剤、好適にはアルキルベンゼン中で5重量
%よりも少なくない溶剤中溶液として100から150
℃の温度で数時間抽出される。次に生成物が液体アルカ
ンで洗浄されて、洗液の四塩化炭素含量が2重量%より
少なくなるまで洗浄する。
【0020】この方法で得られるチタン含有固体成分は
、ツィーグラー・ナッタ(Ziegler−Natta
)触媒系として助触媒と一緒に使用される。好適な助触
媒は、アルミニウム化合物および電子供与体である。
【0021】好適なアルミニウム化合物は、トリアルキ
ルアルミニウムのほかに、またアルキル基がアルコキシ
基またはハロゲン原子、例えば塩素または臭素で置換さ
れているアルミニウム化合物である。
【0022】好適に使用されるトリアルキルアルミニウ
ム化合物は、アルキル基がそれぞれ1個乃至8個の炭素
原子を有するものであり、例えばトリメチル−、トリエ
チル−またはメチルジエチルアルミニウムである。
【0023】アルミニウム化合物のほかのさらなる助触
媒としては、電子供与体例えばモノカルボン酸または多
価カルボン酸、カルボン酸無水物およびエステル、ケト
ン、エーテル、アルコール、ラクトンおよび有機リン化
合物および有機ケイ素化合物が好適に使用される。特に
好適な電子供与体は式IIの有機ケイ素化合物でありR
1 n Si(OR2 )4−n       IIこ
こで、R1 が同じかまたは異なっておりそれぞれがC
1 −C20−アルキル、5−乃至7−員環のシクロア
ルキルであってC1 −C10−アルキル基を置換基と
して有することができるものであり、またはC6 −C
20−アリールまたはアリールアルキルであり、R2 
が同じかまたは異なっておりそれぞれがC1 −C20
−アルキルであり、nが1,2または3となっている。 特に好適な化合物は、R1 がC1 −C8 −アルキ
ルまたは5−乃至7−員環のシクロアルキルであり、R
2 がC1 −C4 −アルキルでnが1または2であ
る式IIの化合物である。
【0024】特に有用な化合物は、ジメトキシジイソプ
ロピルシラン、ジメトキシジシクロペンチルシランおよ
びジエトキシイソブチルイソプロピルシランである。
【0025】好適に使用される触媒系は、アルミニウム
化合物中のアルミニウムとチタン含有固体成分中のチタ
ンとの間の原子比率が1:1から800:1の範囲、特
に2:1から200:1の範囲にあり、助触媒として使
用されるアルミニウム化合物と電子供与体との間のモル
比が1:1から100:1の範囲、特に2:1から80
:1の範囲にある触媒系である。この触媒構成要素は重
合系にいかなる望ましい順序においても導入されること
ができ、この順序において単独に導入されても、または
構成成分の混合物として導入されてもかまわないもので
ある。
【0026】本発明によるポリマーワックスを得る方法
での重合は、10から40バールまでの圧力下に50か
ら150℃の温度で反応混合物の平均滞留時間を1から
5時間の範囲にして実施される。好適には15から35
バールの圧力下、60から120℃の温度、特に90か
ら120℃の温度範囲で平均滞留時間を1.5から4時
間にして実施される。
【0027】重合は、微分散ポリマーの撹拌固定床にお
いて気相で実施される。分子量制御剤として存在する水
素は、本発明方法に従って、気相中の水素含量が5から
60容量%、特に8から50容量%になるような量で導
入される。
【0028】この方法で得られるポリマーワックスは、
ドイツ工業規格DIN53735に類似の方法により1
90℃、0.098kg一定圧により測定されて、1か
ら500g/分、好適には2から200g/分のメルト
フローインデックスを有している。このメルトフローイ
ンデックスは、DIN53735標準で特定された試験
装置で190℃、0.098kg重量圧の下で試験装置
から10分間に強制流出されるポリマーワックスの量で
ある。
【0029】本発明によるプロピレンのポリマーワック
スは、その良好な硬度および高い結晶化度とアイソタク
チック性によって、特に剥離剤、潤滑剤およびペースト
の成分として好適である。比較的高いかさ比重も、また
これらの用途に有益である。
【0030】
【実施例】実施例1−5 本発明によるポリマーワックスは、全実施例において有
効容量200リットルの撹拌オートクレーブ中で製造さ
れた。この反応器は、微分散ポリプロピレンの振とう固
定床を含んでいた。プロピレンガスが反応器中に入れら
れて、平均滞留時間3時間で重合した。正確な実験条件
、特にプロピレン分圧、温度、水素の容量パーセントお
よび生産効率すなわち触媒g当りで製造されるポリマー
ワックスの量は、以下の表に示されている。
【0031】全実施例における重合は、ツィーグラー・
ナッタ(Ziegler−Natta)触媒を用いて連
続的に実施され、ここで1時間当りで使用された触媒系
の成分の内では、チタン含有固体成分のg当りでトリエ
チルアルミニウム60ミリモルおよびジメトキシイソブ
チルイソプロピルシラン6ミリモルとなっていた。使用
されたチタン含有固体成分の量は、以下の表の中にグラ
ムで示されている。
【0032】この実施例で用いられたチタン含有固体成
分は、以下の方法により製造された。
【0033】第1段で、20乃至45μmの粒径、1.
75cm3 /gの多孔質容量および320m2 /g
の表面積を有するSiO2 が、SiO2 モル当りで
マグネシウム化合物の0.3モルを使用する条件で、n
−ヘプタン中に溶解されたブチルオクチルマグネシウム
と混合された。この溶液が90℃で1.5時間撹拌され
てから20℃に冷却され、次に有機マグネシウム化合物
当りで10倍モル量の塩化水素が入れられた。30分後
に、固体生成物が溶剤から分離された。
【0034】第1段工程で得られた生成物がn−ヘプタ
ンと混合され、次に連続的に撹拌しながらマグネシウム
のモル当りで3モルのエタノールが加えられた。この混
合物が80℃で1.5時間撹拌され、次にマグネシウム
の1モル当りで四塩化チタンの6モルおよびジ−n−ブ
チルフタル酸の0.5モルが加えられた。反応混合物が
さらに2時間撹拌され、その後で固体が溶剤から濾過分
離された。
【0035】得られた生成物が、四塩化チタンのエチル
ベンゼン中15重量%溶液で125℃において2時間抽
出された。次に固体が濾過によって抽出剤から分離され
、n−ヘプタンで洗浄されて洗浄液中の四塩化チタン含
量が僅かに0.3重量%になるまで洗浄が続けられた。
【0036】得られたチタン含有固体成分は、3.1重
量%のチタン、7.5重量%のマグネシウムおよび28
.3重量%の塩素を含んでいた。
【0037】この方法で製造されたポリマーワックスの
物性、特に硬度、結晶化度、アイソタクチック性、重量
平均分子量Mw、メルトフローインデックス、および融
点、粘度およびかさ比重が以下の表に示されている。
【0038】   実験条件                   
    1       2        3   
      4        5プロピレン分圧  
               19.2     1
7.4    16.8      15.1    
 11.1  [バール] 温度[℃]                    
  100      100      100  
    100      100水素含量[容量%]
              8.7     17.
0     20.9     28.3     4
3.0生産効率                  
     7235     4470     34
20     2510     2050[触媒g当
りでのポリ   マーワックスのg量] 使用したチタン含有             2.7
6     4.47     5.85     7
.97     9.76固体成分の量[g] ポリマーワックスの物性 硬    度a)                 
    2026     1927     193
1     1653     1109[バール] 結晶化度b)                   
  97.3     95.8     93.2 
    90.8     88.5[%] アイソタクチック性c)           95.
0     94.0     89.0     9
1.0     88.0[%] 重量平均分子量d)              92
000    67000    50000    
36000    33000 Mw メルトフローインデックスe)      6.6  
   30.9     55.2     78.0
      102[g/10分] 融    点f)                 
   160.7    156.5    155.
0    152.6    151.3[℃] 粘    度g)                 
     0.81     0.57     0.
47     0.33     0.30[dl/g
] かさ比重h)                   
    388      401      424
      434      418[g/リットル
] 注 a)ドイツ油脂科学協会(Deutsche  Ges
ellschaft  fur  Fettwisse
nschaften),ミュンスター(Munster
)のDGF−M  III  9a法により、23℃で
測定されたヘップラー(Hoppler)硬度 b)キシレン−不溶ポリマーワックスの比率により測定
c)13C核磁気共鳴スペクトルからの五座配位(ペン
タデン)比率により測定 d)ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定e)DIN
53735法に類似した方法で、190℃、0.098
kg荷重で測定 f)示差走査熱量計により測定 g)ウベローデ型粘度計を用いて測定 h)DIN53466法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヘップラー(Hoeppler)硬度
    が500から3000であり、キシレン中の不溶性成分
    比率から測定される結晶化度が75から98重量%であ
    り、アイソタクチック性が70重量%以上および重量平
    均分子量Mwが5000から100000であり、他の
    C2 −C8 −1−アルケンを0から40重量%含む
    ことを特徴とするプロピレンのポリマーワックス。
JP3245640A 1990-09-26 1991-09-25 高硬度および高結晶化度を有するプロピレンポリマーワックス Withdrawn JPH04234411A (ja)

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DE4030379A DE4030379A1 (de) 1990-09-26 1990-09-26 Polymerwachse des propylens mit hoher haerte und kristallinitaet
DE4030379.9 1990-09-26

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