JPH04234316A - 活性物質の増大した溶解速度を有する薬剤組成物類の調製方法、および得られた組成物類 - Google Patents

活性物質の増大した溶解速度を有する薬剤組成物類の調製方法、および得られた組成物類

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JPH04234316A
JPH04234316A JP3210407A JP21040791A JPH04234316A JP H04234316 A JPH04234316 A JP H04234316A JP 3210407 A JP3210407 A JP 3210407A JP 21040791 A JP21040791 A JP 21040791A JP H04234316 A JPH04234316 A JP H04234316A
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Ubaldo Conte
ウバルド コンテ
Manna Aldo La
アルド ラ マンナ
Paolo Giunchedi
パオロ ジュンケディ
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Farma Resa Srl
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Farma Resa Srl
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/141Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers
    • A61K9/146Intimate drug-carrier mixtures characterised by the carrier, e.g. ordered mixtures, adsorbates, solid solutions, eutectica, co-dried, co-solubilised, co-kneaded, co-milled, co-ground products, co-precipitates, co-evaporates, co-extrudates, co-melts; Drug nanoparticles with adsorbed surface modifiers with organic macromolecular compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性物質の増大した溶
解速度を有する薬剤組成物類の調製方法、および得られ
た組成物類に関する。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】水への溶解
性が不良である活性物質類の溶解速度を増大する課題は
、生薬類から殺虫剤類にわたる多くの分野および一般に
生物活性物質類が使用される全分野において感じられて
いるが、高いバイオアベイラビティの活性物質を得るた
めの本質的特質である水溶解性の高い物質類の入手可能
性に付いて最も関心を寄せているのが製薬分野である。
【0003】この要件は、経口で投与されたときに生体
膜透過前に溶解を受けなければならない物質類の場合に
おいて、特に感じられている。
【0004】さらに、経口投与のための固体薬剤形態の
場合、活性物質類の放出は、治療活性を定める際の最も
重要な段階である。
【0005】治療上活性のある物質類の固体薬剤形態か
らの放出は図1によって表すことができる。
【0006】薬剤錠剤の場合、第1段階(薬剤形態の分
解)の速度は処方成分を適切に選択することによって増
大させることが可能であるが、一方、次の段階(活性主
薬の溶解、通常溶解速度として示される)は活性物質類
の物理化学的特性、及び特にその水における溶解性によ
って規定される。
【0007】したがって、活性主薬の溶解速度は、吸収
過程及びその治療活性において限定的因子となっている
【0008】ある活性物質の溶解は、また、下記の式に
よって表すことができるNoyesおよびWithne
y式によって制御されることが公知である。
【0009】dc/dt=DS(Cs−C)/h式中、 dc/dt=溶解速度、すなわち、単位時間当たりに溶
解する物質量 D=物質拡散係数(分子量、媒体の粘度、温度などに依
存する) h=拡散層の厚さ S=拡散液体に暴露された総表面積 Cs=拡散層における物質の濃度 C=未希釈溶液中における医薬の濃度 溶解速度に影響を及ぼすパラメータ類を変化させるため
にいろいろ試みられた。ミクロ化された活性物質類は特
に広く使用されており、大表面積の製品が得られている
【0010】この手段は、パルミンチ酸クロラムフェニ
コール、ニトロフラントインおよびグリセオフルビンの
溶解速度を増大させるために使用されてきたが、ただし
、特にこの後者の場合において製品の毒性も顕著に増大
するにもかかわらずで使用されてきた。
【0011】また、ニフェジピンの場合において迅速な
医薬効果がミクロ化された製品を使用し得られ、一方、
より大きな粒子径の活性主薬を用いることによってより
緩徐な効果が得られることが見いだされていた。この工
程は容易には標準化されないが、ドイツ国特許第220
9526号およびDE  A13033919号におい
て特許請求されている。
【0012】溶解不良の活性物質類の溶解速度を増大す
る課題は、例えば、結晶状態から無定形状態へ物質を変
換することにより通常溶解速度が増大する結果となる(
Gouda  M.W.ら、ドラッグ・デベラップメン
ト・エンド・インダストリアルファーマシイ(Drug
  Develop.Ind.Pharm.)3,27
3(1977)参考)などの種々のその他の方法で対処
されてきた。
【0013】クラスレート類、包接化合物類、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエチレンエグリコール、ポリビニル
アルコール、セルロースおよび誘導体類またはさらに最
近ではシクロデキストリンのようなポリマー類との錯体
類を調製することによって、同目的を達成する試みが成
された。
【0014】増大溶解速度を得るためのさらに最近の方
法は、Nakay  Yら、ケミカルエンドファーマス
ィーテイカルブリテン(Chem.Pharm.Bul
l.)25,3340,(1977)によって記載され
ており、その中で、溶解不良の活性主薬が大表面積を有
する不活性支持体上に吸収される。
【0015】イタリア国特許出願第20474A/85
に記載の異なる工程は、水溶解性不良の活性主薬を有機
溶媒(一般に非極性)に溶解することおよび次に得られ
た溶液を水及び水性液体に接触して膨潤できる親水性ポ
リマー材料の支持体上にのせることからなる。
【0016】しかし、この方法は、一般に支持ポリマー
材料が均一にコーティングされかつ活性物質を有機溶液
と十分に接触させなければならないことの点において極
めて複雑な工程を用いる必要がある。
【0017】このことは、通常大量の溶媒を処理し、支
持ポリマー材料上に均一に分散可能な溶液を得なければ
ならないことを意味している。
【0018】本工程では大量の溶媒を使用することが必
要であり、技術的観点からしても(引火性または爆発容
易)および経済的観点からしても(高価格および耐爆発
性プラント使用の必要)実質的な欠点を伴っている。
【0019】また、支持体から非極性溶媒を完全に除去
可能な適切な技術工程を使用することが、いかなる残留
溶媒の存在リスクも回避するために必須である。
【0020】このことは、ヒト使用のための生体活性物
質類および医薬品類の場合極めて重大であることは明き
らかであり、そして、このような活性主薬類を含有する
医薬品の登録に際して健康当局が極めて丹念に評価して
いる。
【0021】
【課題を解決するための手段】我々は、上記欠点を克服
しかつ最適工程、安全性および経済性を提供する活性物
質増大溶解速度を有する薬剤組成物類の新規調製方法を
ここで発見した。
【0022】前記工程は、活性物質が、シクロデキスト
リン類または水に接触し膨潤する親水性ポリマー物質と
ともに粉砕または乾燥混合され、そして得られた混合物
類が製薬工業で通常使用される賦形薬とともに製剤化さ
れ、かつ迅速に分解しかつ溶解するカプセルまたは錠剤
または放出速度制御錠剤に変換されることができること
を特徴とする。
【0023】本発明による活性物質増大溶解速度を有す
る薬剤組成物類の調製工程の特徴及び利点は以下の詳細
な説明からさらに明きらかとなるであろう。
【0024】本工程は、まず、この活性物質をシクロデ
キストリン類または水に接触し膨潤する親水性ポリマー
材料類とともに粉砕または乾燥混合することからなる。
【0025】ピンミル、ハンマーミル、ボールミルおよ
び/または液体ジェットミルのような通常の混合または
粉砕手段が前記工程に使用できる。
【0026】本発明の基本的特徴はポリマー材料類の選
択にあり、このポリマー材料類は天然または合成である
ことができる。
【0027】前記ポリマー材料類の当初の粒子径分布は
重要ではなく、それが通常の製剤使用の限度内であれば
広い範囲内にあることができ、また、それらは大表面積
を有する必要もない。
【0028】本発明の組成物類の特徴は、共粉砕または
混合粉末類の形状で錠剤に変換されたときに、それらが
水および/または水性溶液と迅速な相互作用を示し、そ
の結果、膨潤圧力を出現させる。この圧力は、Cont
eら、17/03/88付けイタリア国特許第1981
5A/88に記載の装置で測定可能である。
【0029】本発明の工程に使用されるポリマー材料類
は、架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム、架橋
ポリビニルピロリドン、カルボキシルメチルスターチ、
メタクリレートカリウム−ジビニルベンゼン共重合体(
アムバーライト  IRP88)、ポリビニルアルコー
ル類、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルシクロデキストリン、アルファ、ベータ、ガンマシ
クロデキストリンまたは誘導体類および他のデキストラ
ン誘導体類、グルカン類、スケログルカン(硬グルカン
)類および誘導体類である。
【0030】架橋ポリビニルピロリドンおよび架橋カル
ボキシメチルセルロースのような架橋程度、分子量およ
び性質及び水への膨潤速度が異なる合成または半合成ポ
リマー材料類も同様に使用できる。スターチ類、改質ス
ターチ類、セルロース、種々に置換されたセルロース誘
導体類およびホルマリン−カゼインのような天然のポリ
マー材料類もまた使用できる。
【0031】本発明の工程に使用可能な活性物質類は、
ナフタゾン、ターフェナジン、カルバマゼピン、グリク
ラジド、グライベンクラミド、ビフォナゾールおよびニ
フェジピン、ジアゼパム、ケトプロフェンからなる群か
ら選択される。
【0032】本組成物の活性物質含量は1および90重
量%の間であり、かつ好適には10および75重量%の
間である。
【0033】混合または共粉砕時間は本目的のために使
用された手段に依存し、かつ、もしボールミルが使用さ
れおよび共粉砕産物の粒子径が0.1および300μの
間であるならば、例えば0.1および4時間の間である
が、この大きさの分布は活性物質溶解速度に影響を及ぼ
さない。
【0034】本発明の記載の工程は、水に溶解不良また
は不溶の物質を容易かつ完全に可能な産物に交換し、こ
の中で、この変換を限定する因子は、もはや活性主薬の
溶解性ではなくしかし他の因子および製剤の成分である
【0035】記載のようにして得られた混合物類はした
がって製薬工業で通常使用される賦形薬で製剤化され、
迅速分解及び溶解の硬質ゼラチンカプセル類または錠剤
類または放出速度制御錠剤が得られる。
【0036】特に、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロースナトリウム、スケログルカン、ポリビニルア
ルコール、カルボキシビニルポリマー類およびデキスト
スラン誘導体類のような水と接触してゲルを形成できる
親水性ポリマー類と本産物を共粉砕または混合し製剤化
することによって、活性物質変換速度における低下が得
られる。
【0037】
【実施例】本発明の数例を、非限定的例示によって以下
に示す。 実施例1 ナフタゾン(イノテラ(Innothera)バッチ番
号081808号)10.0gおよび架橋カルボキシメ
チルセルロースナトリウム(AcDisol−FMC社
、フィラデルフィア、米国)90.0gをセラミックボ
ールミルの瓶(内径12cm,容量1リットル)に入れ
、一連のセラミックボールを添加して利用可能容量のお
よそ半分を占めさせる。
【0038】活性主薬の粒子径分布は通常の公知の方法
(クールター(Coulter)カウンターを用いて)
によって先に測定し、平均直径13.5ミクロンである
ことが示された。支持体の粒子径分布は、20−150
ミクロンであった。
【0039】粉砕を回転速度70rpmで2時間継続す
る。均質なオレンジ色の混合物が得られる。溶解試験を
この混合物300mg(ナフタゾン30mgに相当)で
行い、活性主薬の溶解速度を測定した。
【0040】米国薬局方(USP)、第23版の改良形
態の装置を用いた。特に、37℃のH2 O  5.0
  1および100rpmで回転する攪はん器(パドル
)含有容器を用いた。スターラーブレードは、容器の底
から5cmの距離で回転させた。
【0041】自動抜き取り装置(ぜん動ポンプ)を用い
て溶液を分光光度計に供給し、活性主薬濃度を連続的に
測定した。
【0042】得られた結果を第1表に示した。
【0043】                          
       第1表時間(分)          
              溶解活性物質(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                66.8     
   6                     
               70.4      
  9                      
              73.6      1
2                        
            76.5      15 
                         
          79.2      18   
                         
        81.8      21     
                         
      84.2      30       
                         
    90.4      45         
                         
  97.8      60           
                       10
0.0実施例2(比較) 粉砕工程だけで実施例1の活性物質溶解速度に影響を及
ぼすことができるかどうかを決定するために、溶解試験
を下記に付いて、実施例1に示した方法を用いて行った
。 a)クールターカウンターで測定した粒子径分布が4.
3および36.0ミクロンである上記の(バッチ番号0
81808)ナフタゾン30mg; b)実施例1に記載のようにしてボールミルで70rp
mで2時間、粉砕されたナフタゾン100g。
【0044】粉砕終了時において、(クールターカウン
ターモデルT2Aを用いて)本産物を径の分析に供し、
そして、採用した粉砕工程によって粒子径分布にいかな
る顕著な変化も生じず、これが粉砕前13.5ミクロン
の平均値を有しかつ粉砕後12.8ミクロンの平均値を
有していることがわかった。
【0045】第2表は、溶解試験の結果を比較している
【0046】                          
       第2表時間(分)          
      試験a)−活性            
試験b)−活性                  
        物質溶解%            
    物質溶解%      0         
             0           
             0    15     
                 0.8     
               2.0    30 
                     1.8 
                   3.0   
 45                      
3.0                    4.
0    60                  
    4.0                  
  4.9これらのデータの検討から、粉砕は活性物質
の溶解速度に関連した影響を有していないことが示され
る。 実施例3 通常の方法を用いて、直径11.0mmの平滑円筒状錠
剤類を、実施例1記載の工程によって調製した共粉砕混
合物から得た。錠剤圧縮機(コーシュ(Korsch)
EKO)を調節して、300mgの錠剤(活性主薬含量
30mg)を製造した。得られた本錠剤類は、良好な分
解(2−3分)および優れた技術的特徴を示した。溶解
試験は、粉末混合物に付いて先に記載の装置および方法
を用いてこれらの錠剤に付いて行った。試験結果を第3
表に示した。
【0047】                          
       第3表時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                11.1     
   6                     
               24.0      
  9                      
              55.0      1
2                        
            69.4      15 
                         
          83.4      18   
                         
        94.0      21     
                         
    100.0実施例4 ナフタゾン(イノテラ(Innothera)バッチ番
号081808号)10.0gおよび架橋ポリビニルピ
ロリドン(ポリプラスドン(Polyplasdone
  XL−GAF社、米国)90.0gをセラミックボ
ールミルの瓶(内径12cm,容量1リットル)に入れ
、一連のセラミックボールを添加して利用可能容量のお
よそ半分を占めさせる。
【0048】通常の公知の方法で(クールターカウンタ
ーを用いて)先に測定した活性主薬の粒子径分布は、4
.3−36.0ミクロンであった。支持体の粒子径分布
は、20−400ミクロンであった。
【0049】粉砕を回転速度70rpmで2時間継続す
る。
【0050】均質なオレンジ色の混合物が得られる。溶
解試験をこの混合物300mg(ナフタゾン30mgに
相当)について行い、活性主薬の溶解速度を測定した。
【0051】測定は、実施例1に記載の装置および方法
を用いて行った。
【0052】得られた結果を第4表に示した。
【0053】                          
       第4表時間(分)          
              溶解活性物質(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                44.9     
   6                     
               68.0      
  9                      
              78.6      1
2                        
            84.7      15 
                         
          88.4      18   
                         
        91.2      21     
                         
      93.1      30       
                         
    96.3      45         
                         
  99.4      60           
                       10
0.0実施例5 実施例3に記載の詳細な手順を用いて、錠剤を実施例4
に記載のようにして調製した粉末混合物から得、これら
は3分未満の分解時間を示し、溶解試験に供した時の結
果を第5表に示した。
【0054】                          
       第5表時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                48.7     
   6                     
               79.4      
  9                      
              89.9      1
2                        
            94.5      15 
                         
          97.1      18   
                         
        98.4      21     
                         
      99.3      30       
                         
  100.0実施例6 ポリマー粒子径の活性主薬溶解特性に及ぼす影響を検討
するために、粒子径分布20−80ミクロンの架橋ポリ
ビニルピロリドンを用いて試験を行った。
【0055】ナフタゾン(イノテラ(Innother
a)バッチ番号081808号)10.0gおよび架橋
ポリビニルピロリドン(ポリプラスドン(Polypl
asdone  XL10−GAF社、米国)90.0
gをセラミックボールミルの瓶(内径12cm,容量1
リットル)に入れ、一連のセラミックボールを添加して
利用可能容量のおよそ半分を占めさせる。
【0056】粉砕を回転速度70rpmで2時間継続す
る。
【0057】均質なオレンジ色の混合物が得られる。溶
解試験をこの混合物300mg(ナフタゾン30mgに
相当)について行い、実施例1に記載の操作を用いて活
性主薬の溶解速度を測定した。
【0058】自動抜き取り装置(ぜん動ポンプ)を用い
て、溶解媒体を分光光度計に供給し、活性主薬の濃度を
連続的に測定した。
【0059】溶解試験の結果を第6表に示し、より粗い
粒子計のポリマー材料を用いて得られた結果(実施例4
参照)と比較した。
【0060】                          
       第6表時間(分)          
    活性物質                 
 活性物質                    
    溶解(実施例6)%        溶解(実
施例4)%        0           
         0               
       0        3        
          62.3           
       44.9        6     
             84.6        
          68.0        9  
                90.5     
             78.6      12
                  93.2   
               84.7      
15                  94.6 
                 88.4    
  18                  95.
4                  91.2  
    21                  9
6.0                  93.1
      30                 
 97.2                  96
.3      45               
   98.3                  
99.4      60             
     99.3                
100.0この結果は、初期のポリマー粒子径が初期段
階(約15分)においてのみ放出キネテイクスに有意な
影響を及ぼすことを示している。 実施例7 実施例3に記載の詳細な手順を用いて、錠剤を実施例6
に記載のようにして調製した粉末混合物から得、これら
は3分未満の分解時間を示し、溶解試験に供した時の結
果を第7表に示した。
【0061】結果は、再度、より粗い粒子径のポリマー
材料を用いて得られた結果(実施例4参照)と比較し示
した。
【0062】                          
       第7表時間(分)          
    活性物質                 
 活性物質                    
    溶解(実施例7)%        溶解(実
施例5)%        0           
         0               
       0        3        
          31.9           
       48.7        6     
             66.4        
          79.4        9  
                81.0     
             89.9      12
                  88.1   
               94.5      
15                  92.1 
                 97.1    
  18                  94.
6                  98.4  
    21                  9
6.5                  99.3
      30                 
 99.4                100.
0      45                
100.0実施例8 ナフタゾン(イノテラ(Innothera)バッチ番
号081808号)10.0gおよびベーターシクロデ
キストリン(クレプトース(Kleptose)R、−
ロケットリリ(Roquette  Lille)フラ
ンス)105.58gをセラミックボールミルの瓶(内
径12cm,容量1リットル)に入れるが、これらの量
はナフタゾンとシクロデキストリンで1:2のモル比を
得るために選択された。
【0063】一連のセラミックボールを添加して利用可
能容量のおよそ半分を占めさせる。粉砕を回転速度70
rpmで2時間継続する。
【0064】均質なオレンジ色の混合物が得られる。溶
解試験をこの混合物(347mg,ナフタゾン30mg
に相当)で行い、実施例1に記載の装置および方法を用
いて活性主薬の溶解速度を測定した。
【0065】結果を第8表に示した。
【0066】                          
       第8表時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                82.0     
   6                     
               87.6      
  9                      
              89.6      1
2                        
            91.3      15 
                         
          92.9      18   
                         
        94.5      21     
                         
      95.9      30       
                         
    98.8      45         
                         
100.0この結果は、ベーターシクロデキストリンと
ナフタゾンの共粉砕によって活性主薬が迅速に溶解され
ること(3分で82%)を示している。 実施例9 通常の方法を用いて、直径11.0mmの平滑円筒状錠
剤類を、実施例8記載の工程によって調製した共粉砕混
合物から得られた。錠剤圧縮機(コーシュ(Korsc
h)EKO)を調節して、394mgの錠剤(活性主薬
含量30mg)を製造した。それらの完全な組成は下記
のようである。 ナフタゾン                    
        30mgベーターシクロデキストリン
          317mgカルボキスルメチルス
ターチ            35mgコーンスター
チ                        
10mgステアリン酸マグネシウム         
       2mg得られた平滑な錠剤は良好な分解
(4分)および優れた技術的特性を示した。溶解試験は
、先に記載の装置および方法を用いてこれらの錠剤に付
いて行った。試験結果を第9表に示した。
【0067】                          
       第9表時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
    3                    
                89.6     
   6                     
               97.3      
  9                      
              98.4      1
2                        
            98.9      15 
                         
          99.4      18   
                         
        99.8      21     
                         
    100.0実施例10 ナフタゾンの放出改質形態。
【0068】下記の製剤を実施例1で得られた粉末混合
物から作製した。 ナフタゾン                    
            30mgカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム    270mgヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース(メトセル(Methocel)
  K4M−カラコン(Colorcon))75mg ステアリン酸マグネシウム             
       3mgナフタゾンおよび架橋カルボキシ
メチルセルロース(共粉砕状態)プラス製剤の残りの成
分の相対量を粉末ミキサー中で混合する。
【0069】本混合物を圧縮し直径12mmの錠剤を得
、これを実施例1に記載の方法によって溶解試験に供し
た。
【0070】第10表に示した結果は活性主薬の放出改
質が得られることを示しているが、この放出減速は、活
性主薬の溶解度低下によるのではなく組成処方による。
【0071】                          
       第10表時間(分)         
               活性物質溶解%   
     0                   
                   0     
 60                      
              19.7    120
                         
           27.3    180   
                         
        36.9    240      
                         
     47.8    300         
                         
  58.7    360            
                        6
9.1    420               
                     81.1
    480                  
                  93.3   
 540                     
             100.0実施例11 ターフェナジン(レスファー(Resfar)バッチR
−27620−118)20.0gおよび架橋カルボキ
シメチルセルロースナトリウム(AcDiSolR −
FMC社、フィラデルフィア、米国)80.0gをセラ
ミックボールミルの瓶(内径12cm,容量1リットル
)に入れるが、これらの量はナフタゾンとシクロデキス
トリンで1:2のモル比を得るために選択された。
【0072】一連のセラミックボールを添加して利用可
能容量のおよそ半分を占めさせる。粉砕を回転速度70
rpmで2時間継続する。
【0073】均質な白色の混合物が得られる。溶解試験
をこの混合物300mg(ターフェナジン60mgに相
当)で行い、活性主薬の溶解速度を測定した。
【0074】測定装置および方法は、溶解液体として模
擬胃液USPXII(5000ml)を用い、実施例1
に記載のようにした。
【0075】結果を第11表に示し、それらを上記のタ
ーフェナジン溶解によって得られた結果と比較した。
【0076】                          
       第11表時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%        0        
            0            
          0        3     
             12.2        
  6                  19.1
        9                
  33.2      12           
       41.7      15      
            47.5         
         10.4      21    
              60.5      3
0                  76.6  
                15.9     
 45                  87.5
                  19.4   
   60                  91
.0                  21.9実
施例12 直径10mmの平滑パンチ付属コーシュ(Korsch
)EKO圧縮機を用いて、300mg重量の錠剤(ター
フェナジン60mgに相当)を実施例11に記載の工程
によって得られた粉末混合物から調製し、模擬胃液US
PXII,5000ml中における溶解試験に供し、表
12に示した結果が得られた。
【0077】                          
       第12表時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
     3                   
                 20.9    
    6                    
                60.5     
   9                     
               75.9      
12                       
             79.0      15
                         
           80.0      18  
                         
         82.0      21    
                         
       83.0      30      
                         
     85.0      45        
                         
   88.0      60          
                         
 90.0実施例13 ターフェナジン(レスファー(Resfar)バッチR
−27620−118)10.0gおよびベーターシク
ロデキストリン(クレプトース(Kleptose)R
、−ロケットリリ(Roquette  Lille)
フランス)27.73g(モル比1:1)をセラミック
ボールミルの瓶(内径12cm,容量1リットル)に入
れた。一連のセラミックボールを添加して利用可能容量
のおよそ半分を占めさせる。
【0078】粉砕を回転速度70rpmで2時間継続す
る。
【0079】均質なオレンジ色の混合物が得られる。溶
解試験をこの混合物(220mg,ナフタゾン60mg
に相当)で行い、実施例1に記載の装置および方法を用
いて、5000mlの模擬胃液USPXIIを用い、活
性主薬の溶解速度を測定した。
【0080】結果を第13表に示した。
【0081】                          
       第13表時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
     3                   
                 17.8    
    6                    
                32.6     
   9                     
               41.2      
12                       
             49.2      15
                         
           55.4      18  
                         
         60.0      21    
                         
       63.4      30      
                         
     69.7      45        
                         
   73.2      60          
                         
 74.7実施例14 通常の技術的方法を用いて、直径10.0mmの平滑円
筒状錠剤類を、実施例13記載の工程によって調製した
粉末混合物から得た。錠剤圧縮機(コーシュ(Kors
ch)EKO)を調節して、230mgの錠剤(活性主
薬含量60mg)を製造した。それらの完全な組成は下
記のようである。 ターフェナジン                  
                         
     60mgベーターシクロデキストリン(クレ
プトース(Kleptose)R)         
                         
                         
 142mgポリビニルピロリドン         
                         
        20mgコーンスターチ      
                         
                   6mgステア
リン酸マグネシウム                
                        2
mgこのように操作して、優れた技術的特性を示す平滑
な錠剤が得られた。溶解試験は、先に記載の装置および
方法を用いてこれらの錠剤に付いて行った。
【0082】試験結果を第14表に示した。
【0083】                          
       第14表時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
     3                   
                   8.7   
     6                   
                 24.0    
    9                    
                35.5     
 12                      
              46.0      1
5                        
            53.8      18 
                         
          58.9      21   
                         
        63.3      30     
                         
      70.3      45       
                         
    73.4      60         
                         
  78.5実施例15 カルバマゼピン(フェルミオン(Fermion)バッ
チR−87B18)10.0gおよび架橋カルボキシメ
チルセルロースナトリウム(AcDiSol−FMC社
、フィラデルフィア、米国)90.0gをセラミックボ
ールミルの瓶(内径12cm,容量11)に入れる。
【0084】一連のセラミックボールを添加して利用可
能容量のおよそ半分を占めさせる。粉砕を回転速度70
rpmで2時間継続する。均質な白色の混合物が得られ
る。溶解試験をこの混合物200mg(カルバマゼピン
40mgに相当)で行い、実施例1に記載の装置および
方法によって、溶解液体として水(37℃の4000m
l)を用いて活性主薬の溶解速度を測定した。
【0085】結果を第15表に示し、上記のカルバマゼ
ピン溶解によって得られた結果と比較した。
【0086】                          
       第15表時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%        0        
            0            
          0        3     
             27.0        
6                  54.4  
      9                  
67.8      12             
     74.7      15        
          79.8           
       34.0      18      
            82.9      21 
                 85.5    
  30                  92.
5                  60.1  
    45                100
.0                  83.0実
施例16 ニフェジピン(インダストリケミッシェイタリアネ(I
ndustrie  Chimiche  Itali
ane)バッチ番号3671)10.0gおよび架橋カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム(AcDiSol
−FMC社、フィラデルフィア、米国)90.0gをセ
ラミックボールミルの瓶(内径12cm,容量11)に
入れる。
【0087】一連のセラミックボールを添加して利用可
能容量のおよそ半分を占めさせる。粉砕を回転速度70
rpmで2時間継続する。
【0088】均質な黄色の混合物が得られる。溶解試験
をこの混合物100mg(ニフェジピン10mgに相当
)で行い、活性主薬の溶解速度を測定した。
【0089】溶解液体として水(37℃の4000ml
)を用い、実施例1に記載の測定装置及び方法を使用し
た。溶解は、ニフェジピンの光感受性のために暗所で行
った。
【0090】結果を第16表に示し、上記のニフェジピ
ン溶解によって得られた結果と比較した。
【0091】                          
       第16表時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%        0        
            0            
          0        3     
             52.9        
6                  72.2  
      9                  
80.2      12             
     84.4      15        
          87.4           
         0.7      18     
             90.1      21
                  92.0   
   30                  95
.0                    1.8
      45                 
 97.7                    
3.0      60              
    99.6                 
   3.9実施例3a 実施例1に記載の工程によって調製した共粉砕したナフ
タゾン−架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムの
1:9混合物から出発し、下記の組成の活性主薬30m
g含有放出速度制御錠剤が得られた。 ナフタゾン(イノセラ(Innothera)ロット番
号081808)                 
                         
                30mg架橋カルボ
キシメチルセルロースナトリウム(Ac−Di−Sol
)                        
                         
       270mgヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース (メトセル(Methocel)K15M)     
             50mgステアリン酸マグ
ネシウム                     
               2.5mg粉末ミキサ
ー中において、共粉砕ナフタゾン−架橋カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム量をヒドロキシメチルセルロー
スおよびステアリン酸マグネシウムと混合する。
【0092】直径11mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の
水5000mlを含有しかつ100rpmでのパドル回
転を有するUSPXXII改良装置を用いる溶解試験に
供した。
【0093】得られた結果を下記の表3aに報告した。
【0094】                          
       表3a時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
  30                     
               15.0      
60                       
             23.6    120 
                         
          34.4    240    
                         
       56.0    360       
                         
    82.7    480          
                         
 99.3実施例5a 実施例4によって調製したナフタゾン−架橋ポリビニル
ピロリドン1:9混合物から出発し、下記の組成の活性
主薬30mg含有放出速度制御錠剤が得られた。 ナフタゾン(イノセラ(Innothera)ロット番
号081808)                 
                         
                30mg架橋ポリビ
ニルピロリドン(ポリプラスドン(Polyplasd
one)XL)                  
                         
           270mgヒドロキシプロピル
メチルセルロース (メトセル(Methocel)K15M)     
             75mg粉末ミキサー中に
おいて、共粉砕ナフタゾン−架橋ポリビニルピロリドン
量をヒドロキシプロピルメチルセルロースと混合する。
【0095】直径11mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の
水5000mlを含有しかつ100rpmにおけるパド
ル回転を有するUSPXXII改良装置を用いる溶解試
験に供した。
【0096】得られた結果を下記の表5aに報告した。
【0097】                          
       表5a時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
      0                  
                    0    
  60                     
               32.4    12
0                        
            43.2    240  
                         
         52.8    360     
                         
      57.5    480        
                         
   60.6    600           
                         
63.0    720              
                      65.
8    840                 
                   70.0  
  960                    
                74.2  108
0                        
            76.6  1200   
                         
        79.0実施例11a ガラスシリンダー内に、ターフェナジン(レスファー(
Resfar)バッチR−27620−118)20g
および架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(A
cDiSol−FMC社、フィラデルフィア、米国)8
0gを入れる。容器はおよそ半分程満たされている。
【0098】タービュラーミキサー(型T2A,バショ
フェン(Bachofen)、バーゼル(Basel)
)内における攪はんを回転速度70rpmで20分間継
続する。
【0099】均質な白色の混合物が得られる。
【0100】溶解試験をこの混合物300mg(ターフ
ェナジン60mgに相当)で行い、活性主薬の溶解速度
を評価した。
【0101】実施例1に記載で37℃の模擬胃液USP
XXII(pH1.2)および100rpmのパドルス
ターラー含有USPXXII改良装置を使用した。
【0102】得られた結果を、実施例2の対応する共粉
砕産物で得られた結果と比較して下記の表に示した。
【0103】                          
       第11a表時間(分)        
      活性物質               
   活性物質                  
        溶解%              
      溶解%                
        (混合物由来)          
  (実施例11由来)        0     
               0         
             0        3  
                         
               12.2      
  6                  21.0
                19.1     
   9                  28.
3                33.2    
  12                  34.
3                41.7    
  15                  40.
3                47.5    
  21                  50.
0                60.5    
  30                  59.
0                76.6    
  45                  64.
1                87.5    
  60                  69.
3                91.0実施例1
1b 実施例11に報告のように調製したターフェナジン−架
橋カルボキシメチルセルロース(Ac−Di−Sol)
の1:4共粉砕混合物から出発し、下記の組成の活性主
薬60mg含有放出速度制御錠剤が得られた。 ターフェナジン(レスファー(Resfar)ロット番
号R−278620−118)           
                         
                60mg架橋カルボ
キシメチルセルロースナトリウム(Ac−Di−Sol
)                        
                         
       240mgヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース (メトセル(Methocel)K4M)      
            100mg粉末ミキサー中に
おいて、共粉砕したターフェナジンおよび架橋カルボキ
シメチルセルロースをヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースと混合する。
【0104】直径10mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃で
pH1.2の模擬胃液5000mlを含有しかつ100
rpmにおけるパドル攪はんを有するUSPXXII改
良装置を用いる溶解試験に供した。
【0105】得られた結果を下記の表11bに報告した
【0106】                          
       表11b時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
   30                    
                35.7     
 60                      
              53.2    120
                         
           73.1    240   
                         
        89.4    360      
                         
     94.1    480         
                         
  97.0    600            
                        9
8.2    720               
                     98.8
    840                  
                100.00実施例
13a ガラスシリンダーに下記を入れる。 ターフェナジン(レスファー(Resfar)ロット番
号R−278620−118)           
                         
                10.0gベーター
シクロデキストリン(クレプトース(Kleptose
)R−ロケツトリリ(Roquettle  Lill
i)、F.)    (1:1モル比)       
                         
      23.73g容器はおよそ半分程満たされ
ている。
【0107】タービュラ(Turbula)(型12A
,W.A.バショフェン(Bachofen)、バーゼ
ル(Basel))における攪はんを20分間(70r
pm)継続する。
【0108】均質な白色の混合物が得られる。
【0109】溶解試験をこの混合物202mg(ターフ
ェナジン60mgに相当)で行い、活性主薬の溶解速度
を評価した。
【0110】実施例1に記載でUSPXII37℃の模
擬胃液(pH1.2)および100rpmのパドルスタ
ーラー含有USPXXII改良装置を使用した。
【0111】得られた結果を、実施例13の対応する共
粉砕産物で得られた結果と比較して下記の表に示した。
【0112】                          
       表13a時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%                 
       (混合物由来)           
 (実施例13由来)        0      
              0          
            0        3   
                 7.8     
           17.8        6 
                 15.7    
            32.6        9
                  22.6   
             41.2      12
                  27.9   
             49.2      15
                  32.6   
             55.4      18
                  36.8   
             60.0      21
                  41.2   
             63.4      30
                  51.4   
             69.7      45
                  62.0   
             73.2      60
                  67.8   
             74.7実施例13b 実施例13に報告のように調製したターフェナジン−β
−シクロデキストリン(クレプトースR)の1:1共粉
砕混合物から出発し、下記の組成の活性主薬60mg含
有放出速度制御錠剤が得られた。 ターフェナジン(レスファー(Resfar)ロット番
号R−278620−118)           
                         
          60.0mgβ−シクロデキスト
リン(クレプトースR)          144.
36mgヒドロキシプロピルメチルセルロース (メトセル(Methocel)K4M)      
        51.09mg粉末ミキサー中におい
て、共粉砕したターフェナジンおよびβ−シクロデキス
トリンをヒドロキシプロピルメチルセルロースと混合す
る。
【0113】直径10mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃で
pH1.2のUSPXII模擬胃液5000mlを含有
しかつ100rpmにおけるパドル回転を有するUSP
XXII改良装置を用いる溶解試験に供した。
【0114】得られた結果を下記の表13bに報告した
【0115】                          
       表13b時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
   30                    
                  7.9    
  60                     
               12.1    12
0                        
            18.1    240  
                         
         33.9    360     
                         
      48.4    480        
                         
   61.2    600           
                         
72.7    720              
                      81.
7    840                 
                   90.2  
  960                    
                98.1  108
0                        
          100.00実施例15a ガラスシリンダーに下記を入れる。 カルバマゼピン(フェルミオン(Fermion)ロッ
ト番号87B18)                
                         
           10.0g架橋カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム(Ac−Di−Sol−FMC
社、フィラデルフィア、米国)           
                 40.0g容器は
およそ半分程満たされている。
【0116】タービュラ(Turbula)(型T2A
,W.A.バショフェン(Bachofen)、バーゼ
ル(Basel))内における攪はんを20分間(70
rpm)継続する。
【0117】均質な白色の混合物が得られる。
【0118】溶解試験をこの混合物200mg(カルバ
マゼピン40mgに相当)で行い、活性主薬の溶解速度
を評価した。
【0119】実施例1に記載で37℃の水4000ml
および100rpmのパドルスターラーを含有するUS
PXXII改良装置を用いた。得られた結果を、実施例
15の対応する共粉砕産物で得られた結果と比較して下
記の表に示した。
【0120】                          
       表15a時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%                 
       (混合物由来)           
 (実施例15由来)        0      
              0          
            0        3   
               84.8      
          27.0        6  
                93.3     
           54.4        9 
                 97.1    
            67.8      12 
                 98.8    
            74.4      15 
                 99.3    
            79.8      18 
                 99.6    
            82.9      21 
                 99.7    
            85.5      30 
               100.0     
           92.5      45  
                         
             100.0実施例15b 実施例15によって調製したカルバマゼピン−架橋カル
ボキシメチルセルロースナトリウム(Ac−Di−So
l)の1:4共粉砕混合物から出発し、下記の組成の活
性主薬100mg放出速度制御錠剤が得られた。 カルバマゼピン(フェルミオン(Fermion)ロッ
ト番号87B18)                
                         
         100mg架橋カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム(Ac−Di−Sol)     
                         
                    400mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトセル(Me
thocel)K4M)粉末ミキサー中において、共粉
砕したカルバマゼピンおよび架橋カルボキシメチルセル
ロースをヒドロキシプロピルメチルセルロースと混合す
る。
【0121】直径12mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の
水5000mlを含有しかつパドルスターラー(100
rpm)を有するUSPXXII改良装置を用いる溶解
試験に供した。
【0122】得られた結果を下記の表15bに報告した
【0123】                          
       表15b時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
   60                    
                  7.4    
120                      
              10.7    240
                         
           18.9    360   
                         
        28.5    480      
                         
     38.9    600         
                         
  49.8    720            
                        6
1.0    840               
                     72.1
    960                  
                  83.4  1
080                      
              94.1  1200 
                         
          99.7実施例15c 実施例15aによってタービュラミキサー中で調製した
カルバマゼピン−架橋カルボキシメチルセルロースナト
リウム(Ac−Di−Sol)の1:4共粉砕混合物か
ら出発し、下記の組成の活性主薬100mg放出速度制
御錠剤が得られた。 カルバマゼピン(フェルミオン(Fermion)ロッ
ト番号87B18)                
                         
         100mg架橋カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム(Ac−Di−Sol)     
                         
                    400mg
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトセル(Me
thocel)K4M)              
                         
           214mg粉末ミキサー中にお
いて、先に混合した量のカルバマゼピンおよび架橋カル
ボキシメチルセルロースをヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースと混合する。
【0124】直径12mmの錠剤を別のコーシュ(Ko
rsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)圧縮
機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の水5
000mlを含有しかつ100rpmのパドルスターラ
ーを有するUSPXXII改良装置を用いる溶解試験に
供した。
【0125】得られた結果を下記の表に報告した。
【0126】                          
       表15c時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
   60                    
                  7.8    
120                      
              11.2    240
                         
           19.0    360   
                         
        28.1    480      
                         
     38.2    600         
                         
  48.9    720            
                        5
9.8    840               
                     71.1
    960                  
                  82.6  1
080                      
              94.1  1200 
                         
        100.1実施例16a 遮光したガラスリンダーに下記を入れる。
【0127】   ニフェジピン (インダストリケミッシェイタリアーネ(Indust
rie  Chimiche  Italiane)ロ
ット3671)            10.0g架
橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(Ac−Di
−Sol−FMC社、フィラデルフィア、米国)   
                         
90.0gシリンダーはおよそ半分程満たされた。
【0128】タービュラ(Turbula)(型T2A
,W.A.バショフェン(Bachofen)、バーゼ
ル(Basel))における攪はんを20分間(70r
pm)継続した。
【0129】均質な淡黄色混合物が得られた。
【0130】溶解試験をこの混合物100mg(ニフェ
ジピン10mgに相当)で行い、活性主薬の溶解速度を
評価した。
【0131】実施例1に記載で37℃の水5000ml
および100rpmのパドルスターラーを含有するUS
PXXII改良装置を用いた。本装置は遮光した。
【0132】得られた結果を、実施例16の対応する共
粉砕産物で得られた結果と比較して下記の表に示した。
【0133】                          
       表16a時間(分)         
     活性物質                
  活性物質                   
       溶解%               
     溶解%                 
       (混合物由来)           
 (実施例16由来)        0      
              0          
            0        3   
                 5.8     
           52.9        6 
                 19.0    
            72.2        9
                  28.8   
             80.2      12
                  34.6   
             84.4      15
                  39.9   
             87.4      18
                  44.1   
             90.1      21
                  48.4   
             92.0      30
                  57.0   
             95.0      45
                  66.0   
             97.0      60
                  71.0   
             99.6実施例16b 実施例16aによってタービュラミキサー中で調製した
ニフェジピン−架橋カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム(Ac−Di−Sol)の1:9共粉砕混合物から
出発し、下記の組成の活性主薬100mg放出速度制御
錠剤が得られた。
【0134】   ニフェジピン (インダストリケミッシェイタリアーネ(Indust
rie  Chiemiche  Italiane)
ロット3671)            30mg架
橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(Ac−Di
−Sol)                    
                         
     270mgヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース (メトセル(Methocel)K100M)    
    130.4mgステアリン酸マグネシウム  
                         
   2.17mgコロイド状シリカ        
                         
     2.17mg粉末ミキサー中において、共粉
砕したニフェジピンおよび架橋カルボキシメチルセルロ
ースをヒドロキシプロピルメチルセルロース、ステアリ
ン酸マグネシウムおよびコロイド状シリカと混合する。
【0135】直径10mmの平滑錠剤を別のコーシュ(
Korsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)
圧縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の
水5000ml含有USPXXII改良装置を用いる暗
所における溶解試験に100rpmのパドル攪はん下に
おいて供した。
【0136】得られた結果を下記の表に報告した。
【0137】                          
       表16b時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
 120                     
               10.6    24
0                        
            17.1    360  
                         
         24.5    480     
                         
      32.8    600        
                         
   42.6    720           
                         
53.6    840              
                      65.
6    960                 
                   77.0  
1080                     
               84.2  1320
                         
           98.2実施例17 遮光したガラスリンダーに下記を入れた。
【0138】   ニフェジピン (インダストリケミッシェイタリアーネ(Indust
rie  Chimiche  Italiane)ロ
ット3671)            25.0g架
橋カルボキシメチルセルロース(Ac−Di−Sol−
FMC社、フィラデルフィア、米国)        
                    75.0g
シリンダーはおよそ半分ほど満たされた。
【0139】タービュラ(Turbula)(型T2A
,W.A.バショフェン(Bachofen)、バーゼ
ル(Basel))における攪はんを20分間(70r
pm)継続した。
【0140】均質な黄色混合物が得られた。
【0141】溶解試験をこの混合物400mg(ニフェ
ジピン10mgに相当)で行い、活性主薬の溶解速度を
評価した。
【0142】100rpmのパドル攪はん下において、
実施例1に記載で37℃の水4000mlを含有するU
SPXXII改良装置を用いた。試験は暗所で実施した
【0143】得られた結果を、下記の表に示した。
【0144】                          
       表17時間(分)          
              活性物質溶解(%)  
                         
       (混合物由来)        0  
                         
           0      15     
                         
      34.5      30       
                         
    48.5      45         
                         
  55.3      60           
                         
59.4      75             
                       61
.9      90               
                     63.8
    105                  
                  65.1   
 120                     
               66.9実施例17a 実施例17によってタービュラミキサー中で調製したニ
フェジピン−架橋カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム(Ac−Di−Sol)の1:3混合物から出発し、
下記の組成の活性主薬100mg放出速度制御錠剤が得
られた。
【0145】   ニフェジピン (インダストリケミッシェイタリアーネ(Indust
rie  Chimiche  Italiane)ロ
ット3671)            30.0mg
架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(Ac−D
i−Sol)                   
                         
        90mgヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース (メトセル(Methocel)K100M)    
                         
                       42
mgステアリン酸マグネシウム           
                   0.81mg
粉末ミキサー中において、先に混合した相対量のニフェ
ジピンおよび架橋カルボキシメチルセルロースをヒドロ
キシプロピルメチルセルロースおよびステアリン酸マグ
ネシウムと混合する。
【0146】直径8mmの平滑錠剤を別のコーシュ(K
orsch)EKO(ベルリン(Berlin)D)圧
縮機上で調製し、それらを実施例1に記載で37℃の水
5000ml含有USPXXII改良装置を用いる暗所
における溶解試験に100rpmのパドル攪はん下にお
いて供した。
【0147】得られた結果を下記の表に報告した。
【0148】                          
       表17a時間(分)         
               活性物質溶解(%) 
       0                 
                     0   
   60                    
                12.7    1
20                       
             20.6    240 
                         
          34.1    360    
                         
       48.5    480       
                         
    64.1    600          
                         
 77.9    720             
                       87
.1    840                
                    92.6 
   960                   
                 94.8  10
80                       
             97.0
【0149】
【発明の効果】活性物質の増大した溶解速度を有する薬
剤組成物類の調製方法、および得られた組成物類である
【0150】活性物質増大溶解速度を有する薬剤組成物
類の調製方法で、前記活性物質がシクロデキストリンま
たは水に接触して膨潤する親水性ポリマー物質とともに
粉砕または乾燥混合されることによって、薬剤組成物類
を調製する工程が記載されている。
【0151】均質な組成物類が得られ、それから活性物
質が極めて迅速に水性媒体中に放出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】治療上活性のある物質類の固体薬剤形態からの
放出を表す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  活性物質増大溶解速度を有する薬剤組
    成物類の調製方法で、前記活性物質がシクロデキストリ
    ンまたは水に接触して膨潤する親水性ポリマー物質とと
    もに粉砕または乾燥混合され、そして得られた混合物類
    が製薬工業で通常使用される賦形薬とともに製剤化され
    かつ迅速に分解しかつ溶解するカプセルまたは錠剤また
    は放出速度制御錠剤に変換されることができることを特
    徴とする工程。
  2. 【請求項2】  前記共粉砕がピンミル、ハンマーミル
    、ボールミルおよび液体ジェットミルからなる群から選
    択される粉砕手段で行われる請求項1記載の工程。
  3. 【請求項3】  前記シクロデキストリンが、アルファ
    ー、ベータ、ガンマシクロデキストリンまたは誘導体類
    からなる群から選択されることを特徴とする請求項1記
    載の工程。
  4. 【請求項4】  前記ポリマー物質が、架橋カルボキシ
    メチルセルロースナトリウム、架橋ポリビニルピロリド
    ン、カルボキシルメチルスターチ、メタクリレートカリ
    ウム−ジビニルベンゼン共重合体、ポリビニルアルコー
    ル類、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
    ピルシクロデキストリン、デキストラン誘導体類、グル
    カン類、スケログルカン類、スターチ類、改質スターチ
    類、セルロースおよびセルロース誘導体類から選択され
    ることを特徴とする請求項1記載の工程。
  5. 【請求項5】  前記活性物質類は、ナフタゾン、ター
    フェナジン、カルバマゼピン、グリクラジド、グライベ
    ンクラミド、ビフォナゾールおよびニフェジピン、ジア
    ゼパム、ケトプロフェンからなる群から選択されること
    を特徴とする請求項1記載の工程。
  6. 【請求項6】  前記活性物資の使用量が前記シクロデ
    キストリンまたは前記ポリマー物質の1および90重量
    %であることを特徴とする請求項1記載の工程。
  7. 【請求項7】  ボールミルにおける前記共粉砕時間は
    0.1および4時間の間であることを特徴とする請求項
    1記載の工程。
  8. 【請求項8】  水と接触してゲルを形成できかつヒド
    ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
    セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
    スケログルカン、ポリビニルアルコール、カルボキシビ
    ニルポリマー類およびデキストラン誘導体類から選択さ
    れる親水性ポリマー類との共粉砕または混合産物を製剤
    化することによって、放出速度制御錠剤が得られること
    を特徴とする請求項1記載の工程。
  9. 【請求項9】  シクロデキストリンまたは水と接触し
    て膨潤する親水性物質との混合物で乾燥共粉砕される活
    性物質からなる活性物質増大溶解速度を有する薬剤組成
    物類。
  10. 【請求項10】  前記活性物質類は、ナフタゾン、タ
    ーフェナジン、カルバマゼピン、グリクラジド、グライ
    ベンクラミド、ビフォナゾールおよびニフェジピン、ジ
    アゼパム、ケトプロフェンからなる群から選択されるこ
    とを特徴とする請求項9記載の薬剤組成物。
  11. 【請求項11】  前記シクロデキストリンが、アルフ
    ァ、ベータ、ガンマシクロデキストリンまたは誘導体類
    からなる群から選択されることを特徴とする請求項9記
    載の薬剤組成物。
  12. 【請求項12】  前記ポリマー物質が、架橋カルボキ
    シメチルセルロースナトリウム、架橋ポリビニルピロリ
    ドン、カルボキシルメチルスターチ、メタクリレートカ
    リウム−ジビニルベンゼン共重合体、ポリビニルアルコ
    ール類、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
    ロピルシクロデキストリン、デキストラン誘導体類、グ
    ルカン類、スケログルカン類、スターチ類、改質スター
    チ類、セルロースおよびセルロース誘導体類から選択さ
    れることを特徴とする請求項9記載の薬剤組成物。
  13. 【請求項13】  前記活性物質の使用量が前記シクロ
    デキストリンまたは前記ポリマー物質の1および90重
    量%であることを特徴とする請求項9記載の薬剤組成物
    類。
  14. 【請求項14】  水と接触してゲルを形成できかつヒ
    ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
    ルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
    、スケログルカン、ポリビニルアルコール、カルボキシ
    ビニルポリマー類およびデキストラン誘導体類から選択
    された親水性ポリマー類で製剤化された請求項9記載の
    組成物類。
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