JPH0423395Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423395Y2 JPH0423395Y2 JP1986030325U JP3032586U JPH0423395Y2 JP H0423395 Y2 JPH0423395 Y2 JP H0423395Y2 JP 1986030325 U JP1986030325 U JP 1986030325U JP 3032586 U JP3032586 U JP 3032586U JP H0423395 Y2 JPH0423395 Y2 JP H0423395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- crank
- gear chamber
- bevel gear
- saw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013138 pruning Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 9
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 1
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 235000021018 plums Nutrition 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は枝打ち機等における歯車室防塵構造に
関するもので、木挽き粉等の塵埃が歯車部に侵入
しないように構成し、耐久性の向上を図つたもの
である。
関するもので、木挽き粉等の塵埃が歯車部に侵入
しないように構成し、耐久性の向上を図つたもの
である。
従来、樹木の枝打ち等は作業員が木に登り、あ
るいははしご、踏み台等を使用して行つている
が、危険であるとともに非能率的であり、さらに
重労働であつた。そこで、本件出願人は動力を使
用し、アタツチメントを取替えることにより枝打
ち機となる果実収穫等装置(特願昭61−1162号)
に関する発明を提供した。
るいははしご、踏み台等を使用して行つている
が、危険であるとともに非能率的であり、さらに
重労働であつた。そこで、本件出願人は動力を使
用し、アタツチメントを取替えることにより枝打
ち機となる果実収穫等装置(特願昭61−1162号)
に関する発明を提供した。
上記装置は回転シヤフトを内蔵した操作桿の先
端に歯車室を設け、回転シヤフト先端に設けた傘
歯車と歯車室内に設けたクランク用の傘歯車を噛
合せ、クランク用の傘歯車外側面の偏心位置に止
着したクランクにより鋸等を往復動させるもので
ある。
端に歯車室を設け、回転シヤフト先端に設けた傘
歯車と歯車室内に設けたクランク用の傘歯車を噛
合せ、クランク用の傘歯車外側面の偏心位置に止
着したクランクにより鋸等を往復動させるもので
ある。
上記従来の装置において、特に枝打ち等の場合
には木挽き粉の処理に苦慮するものであつた。
には木挽き粉の処理に苦慮するものであつた。
すなわち、枝打ち作業時に発生する木挽き粉が
歯車部に入り込まないように構成する必要があつ
た。
歯車部に入り込まないように構成する必要があつ
た。
しかしながら、枝打ち作業時には往復動する鋸
及び歯車室の上方から木挽き粉が落下するため、
歯車部への侵入を阻止することが極めて困難であ
つた。
及び歯車室の上方から木挽き粉が落下するため、
歯車部への侵入を阻止することが極めて困難であ
つた。
本考案は上記のごとき欠点を除去するもので、
さらに構造の簡素化と軽量化を図り、さらにまた
耐久性と安全性の向上を図つた安価な装置を提供
しようとするものである。
さらに構造の簡素化と軽量化を図り、さらにまた
耐久性と安全性の向上を図つた安価な装置を提供
しようとするものである。
本考案は上記問題点を解決するため、回転シヤ
フトを内蔵した操作桿の先端に歯車室を設け、回
転シヤフト先端に設けた傘歯車と歯車室内に設け
たクランク用の傘歯車を噛合せ、クランク用の傘
歯車外側面の偏心位置に止着したクランクにより
鋸等を往復動させる枝打機等において、クランク
用の傘歯車の外側面に周縁を歯部側に折曲げてフ
ランジを構成した防塵板を設け、さらに歯車室内
に上記フランジが適合する凹溝を設け、さらに歯
車室適位置に排出口を設けた構成としたものであ
る。
フトを内蔵した操作桿の先端に歯車室を設け、回
転シヤフト先端に設けた傘歯車と歯車室内に設け
たクランク用の傘歯車を噛合せ、クランク用の傘
歯車外側面の偏心位置に止着したクランクにより
鋸等を往復動させる枝打機等において、クランク
用の傘歯車の外側面に周縁を歯部側に折曲げてフ
ランジを構成した防塵板を設け、さらに歯車室内
に上記フランジが適合する凹溝を設け、さらに歯
車室適位置に排出口を設けた構成としたものであ
る。
本考案はクランク用の傘歯車外側面に周縁を歯
部側に折曲げてフランジを構成した防塵板を設
け、さらに歯車室内に上記フランジが適合する凹
溝を設け、さらに歯車室適位置に排出口を設けた
ものである。
部側に折曲げてフランジを構成した防塵板を設
け、さらに歯車室内に上記フランジが適合する凹
溝を設け、さらに歯車室適位置に排出口を設けた
ものである。
したがつて、クランク用の傘歯車を介して鋸等
を往復動させた場合には防塵板も回転させられ、
鋸部から侵入した木挽き粉等は飛ばされ、歯車部
への侵入が阻止されるものであり、飛ばされた木
挽き粉等は歯車室適位置に設けた排出口から排出
されるものである。したがつて歯車部等の耐久性
を向上させることができ、しかも構造が簡素化さ
れているので、軽量化が図れ、安全性も向上させ
られ、しかも安価に提供出来るものである。
を往復動させた場合には防塵板も回転させられ、
鋸部から侵入した木挽き粉等は飛ばされ、歯車部
への侵入が阻止されるものであり、飛ばされた木
挽き粉等は歯車室適位置に設けた排出口から排出
されるものである。したがつて歯車部等の耐久性
を向上させることができ、しかも構造が簡素化さ
れているので、軽量化が図れ、安全性も向上させ
られ、しかも安価に提供出来るものである。
1は内燃機関からなる原動機であり、伸縮自在
の回転シヤフト2を内蔵した伸縮自在の操作桿3
を有する。
の回転シヤフト2を内蔵した伸縮自在の操作桿3
を有する。
なお、回転シヤフト2は遠心クラツチ等を介し
て原動機1により回転させられる構成となつてい
る。
て原動機1により回転させられる構成となつてい
る。
回転シヤフト2について述べると、該回転シヤ
フト2は二つに分割され、その一方が中空に構成
されて他方を受入れ伸縮自在とされ、回転は一体
に行われる構造、すなわち、スプライン構造とな
つている。
フト2は二つに分割され、その一方が中空に構成
されて他方を受入れ伸縮自在とされ、回転は一体
に行われる構造、すなわち、スプライン構造とな
つている。
また、操作桿3も二つに分割され、双方とも中
空に構成されて一方が他方を受入れ、伸縮自在と
され、連結部を袋ナツト4で締付け固定できる構
成となつている。
空に構成されて一方が他方を受入れ、伸縮自在と
され、連結部を袋ナツト4で締付け固定できる構
成となつている。
図中5はそれぞれ軸受である。
つぎに、操作桿3の先端に歯車室6が設けられ
る。
る。
歯車室6は第3図、第4図図示のごとく、後端
に操作桿3の先端の受入れ部6aが構成されて操
作桿3に連結され、操作桿3に内蔵された回転シ
ヤフト2の先端に傘歯車7が設けられ、該傘歯車
7と歯車室6内に軸受8で支持されたクランク用
の傘歯車9が噛合わされる。
に操作桿3の先端の受入れ部6aが構成されて操
作桿3に連結され、操作桿3に内蔵された回転シ
ヤフト2の先端に傘歯車7が設けられ、該傘歯車
7と歯車室6内に軸受8で支持されたクランク用
の傘歯車9が噛合わされる。
そして、上記クランク用の傘歯車9の外側面の
偏心位置にピン10によりクランク11が止着さ
れ、該クランク11の先端が直線運動するように
ガイドされた鋸13にピン14で止着される。
偏心位置にピン10によりクランク11が止着さ
れ、該クランク11の先端が直線運動するように
ガイドされた鋸13にピン14で止着される。
なお、上記鋸13は第1図示のごとく、歯車室
6側から設けた溝付きガイドローラ15で両側を
規制され、直線運動するように構成されている。
6側から設けた溝付きガイドローラ15で両側を
規制され、直線運動するように構成されている。
本考案では上記構成において、クランク用の傘
歯車9の外側面に周縁を歯部9a側に折曲げてフ
ランジ16aを構成した防塵板16が設けられ
る。
歯車9の外側面に周縁を歯部9a側に折曲げてフ
ランジ16aを構成した防塵板16が設けられ
る。
そして、歯車室6内には上記フランジ16aが
適合する凹溝17が設けられ、さらに使用時に下
方に位置する地点に排出口18を設けたものであ
る。
適合する凹溝17が設けられ、さらに使用時に下
方に位置する地点に排出口18を設けたものであ
る。
図中19,20は歯車室6の鋸13の往復動部
に設けた排出窓孔であり、その下方辺を鋸13側
に折曲げて排出板21,22を構成している。ま
た、図中23は枝aの係止用の突出部、25は右
手ハンドル、26は左手ハンドル、27はスロツ
トルレバーである。
に設けた排出窓孔であり、その下方辺を鋸13側
に折曲げて排出板21,22を構成している。ま
た、図中23は枝aの係止用の突出部、25は右
手ハンドル、26は左手ハンドル、27はスロツ
トルレバーである。
上記構成の本考案は作業現場、具体的には樹木
の高さに合わせて袋ナツト4を緩め操作桿3の長
さが伸長させられる。その結果、回転シヤフト2
も伸長され、所定長さにおいて袋ナツト4を締め
付け固定される。
の高さに合わせて袋ナツト4を緩め操作桿3の長
さが伸長させられる。その結果、回転シヤフト2
も伸長され、所定長さにおいて袋ナツト4を締め
付け固定される。
つぎに、原動機1により、回転シヤフト2を回
転させれば、傘歯車7を介して傘歯車9が回転さ
せられ、クランク12により鋸13が往復動させ
られ、高所にある枝aを切り落すことができるも
のである。
転させれば、傘歯車7を介して傘歯車9が回転さ
せられ、クランク12により鋸13が往復動させ
られ、高所にある枝aを切り落すことができるも
のである。
その際、鋸13の一側に侵入した木挽き粉等は
第3図示のごとく、排出板21,22に沿つて排
出されて排出窓孔19,20から排出され、鋸1
3の他側に侵入した木挽き粉等は防塵板16によ
り歯車部への侵入が阻止されて排出口18から排
出されるものである。
第3図示のごとく、排出板21,22に沿つて排
出されて排出窓孔19,20から排出され、鋸1
3の他側に侵入した木挽き粉等は防塵板16によ
り歯車部への侵入が阻止されて排出口18から排
出されるものである。
第5図は、上記鋸13にかえて枝掛け具24を
往復動自在に設けたものである。
往復動自在に設けたものである。
これは梅、栗等の果実等をふり落すためのもの
であり、枝部等から落下する塵埃に対して本考案
は有効に作用するものである。
であり、枝部等から落下する塵埃に対して本考案
は有効に作用するものである。
本考案によれば、クランク用の傘歯車の外側面
に周縁を歯部側に折曲げてフランジを構成した防
塵板を設け、さらに歯車室に、上記フランジが適
合する凹溝を設け、さらに、歯車室適位置に排出
口を設けているので、使用を継続しても歯車部に
木挽き粉等の塵埃が侵入することなく、耐久性を
著しく向上させることができる効果が得られ、ま
た、構造が簡素化されているので軽量化が図れ組
立工数の低減にともなう価格の低減を図ることが
できるとともに安全性の向上を図ることができる
効果が得られるものである。
に周縁を歯部側に折曲げてフランジを構成した防
塵板を設け、さらに歯車室に、上記フランジが適
合する凹溝を設け、さらに、歯車室適位置に排出
口を設けているので、使用を継続しても歯車部に
木挽き粉等の塵埃が侵入することなく、耐久性を
著しく向上させることができる効果が得られ、ま
た、構造が簡素化されているので軽量化が図れ組
立工数の低減にともなう価格の低減を図ることが
できるとともに安全性の向上を図ることができる
効果が得られるものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体正面図、第2図は操作桿部の断面図、第3
図は歯車室の拡大断面図、第4図は歯車室の拡大
正面図、第5図は他の実施例を示し、その全体正
面図である。 1……原動機、2……回転シヤフト、3……操
作桿、6……歯車室、7……傘歯車、9……(ク
ランク用の)傘歯車、11……クランク、13…
…鋸、16……防塵板、16a……フランジ、1
8……排出口。
は全体正面図、第2図は操作桿部の断面図、第3
図は歯車室の拡大断面図、第4図は歯車室の拡大
正面図、第5図は他の実施例を示し、その全体正
面図である。 1……原動機、2……回転シヤフト、3……操
作桿、6……歯車室、7……傘歯車、9……(ク
ランク用の)傘歯車、11……クランク、13…
…鋸、16……防塵板、16a……フランジ、1
8……排出口。
Claims (1)
- 回転シヤフトを内蔵した操作桿の先端に歯車室
を設け、回転シヤフト先端に設けた傘歯車と歯車
室内に設けたクランク用の傘歯車を噛合せ、クラ
ンク用の傘歯車外側面の偏心位置に止着したクラ
ンクにより鋸等を往復動させる枝打機等におい
て、クランク用の傘歯車の外側面に周縁を歯部側
に折曲げてフランジを構成した防塵板を設け、さ
らに歯車室内に上記フランジが適合する凹溝を設
け、さらに歯車室適位置に排出口を設けたことを
特徴とする枝打機等における歯車室防塵構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986030325U JPH0423395Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986030325U JPH0423395Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142238U JPS62142238U (ja) | 1987-09-08 |
JPH0423395Y2 true JPH0423395Y2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=30835027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986030325U Expired JPH0423395Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423395Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-03 JP JP1986030325U patent/JPH0423395Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62142238U (ja) | 1987-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8397389B2 (en) | Power tool | |
US6588110B2 (en) | Guide bar having rotating guide disc | |
JP2568950Y2 (ja) | 刈払機の刃部カバー | |
JPH10327669A (ja) | バリカン刈刃 | |
JPH0423395Y2 (ja) | ||
AU645725B2 (en) | Tree cutting apparatus | |
CN206821509U (zh) | 一种自动裁木机 | |
EP0337428B1 (en) | Cutting blade for a mowing apparatus | |
JP4215434B2 (ja) | 回転誘導円板を備えた案内板 | |
CN1054728C (zh) | 对各类草和种植物进行清除、割草、平整和耙动的机械耙 | |
CN104472111A (zh) | 一种便携式多功能摘果机 | |
CN210226222U (zh) | 一种园林用割灌机 | |
CN209002413U (zh) | 一种高效成型绿蓠修剪装置 | |
JPH0411487Y2 (ja) | ||
CN112655406A (zh) | 一种林间自动除侧枝的监控设备 | |
CN206674672U (zh) | 一种筒锯式毛竹采伐装置 | |
CN110622719A (zh) | 用于手持式工作设备的工具头和具有工具头的工作设备 | |
SU1387914A1 (ru) | Захватно-срезающее устройство | |
US20220151150A1 (en) | Reciprocating Mower Unit, System and Methods | |
JP2001095342A (ja) | 草木伐採装置 | |
CN109275440A (zh) | 一种高效成型绿蓠修剪装置 | |
JPH02500246A (ja) | 樹木、潅木類の剪定用鎖歯式自動のこぎり装置 | |
JP2521088Y2 (ja) | 動力枝打機の回転刃カバー | |
JP3098272U (ja) | 刈込み装置 | |
JPS6322833Y2 (ja) |