JPH04233629A - 先取り加算器 - Google Patents

先取り加算器

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JPH04233629A
JPH04233629A JP3173814A JP17381491A JPH04233629A JP H04233629 A JPH04233629 A JP H04233629A JP 3173814 A JP3173814 A JP 3173814A JP 17381491 A JP17381491 A JP 17381491A JP H04233629 A JPH04233629 A JP H04233629A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に先取り加算器に
関するものであり、特に、このような先取り加算器の桁
上げ発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】伝統的な直列リップル桁上げ加算器は、
各段で発生する桁上げ信号が次の低次段による桁上げ信
号の発生を待たなければならないので、低速である。先
取り加算器は桁上げ信号を発生する方法を改良すること
によりこの短所を克服しようとしている。このような加
算器は、各々が2つの複数ビット2進数の対応するビッ
トのそれぞれの組を加算する、一連の合計段を備えてい
る。各合計段には一対のA及びBのビット入力と桁上げ
入力とがある。各合計段と関連して発生回路及び伝達回
路がある。所定の合計段に関連する伝達回路はそのA入
力及びB入力の1つが真であれば伝達信号を発生し、発
生回路の各々はそのA入力及びB入力が共に真であれば
出力を発生する。連続する各組の段に関連する発生回路
及び伝達回路の出力は共通群発生回路に加えられ、同様
に、連続する各組の合計回路に関連する伝達回路の出力
は共通群伝達回路に加えられる。従って、4ビット加算
器では、最上位ビット及びそれに次ぐ最上位ビットの発
生回路及び伝達回路の出力は第1の組の群発生回路及び
群伝達回路に加えられるが、3番目の最上位ビット及び
最低位ビットに関連する発生回路及び伝達回路の出力は
第2の組の群発生回路及び群伝達回路に加えられる。2
組の群発生回路及び群伝達回路の出力は単一組の群発生
回路及び群伝達回路に加えられる。その結果、最低レベ
ルの発生回路及び伝達回路から発して最高レベルの単一
組の群発生回路及び群伝達回路まで進む階層的に配列さ
れた発生回路、伝達回路、群発生回路、及び群伝達回路
のピラミッドが形成され、最高レベルにある回路は加算
すべき数のビットの総数の関数であるレベルの数だけ最
低レベルの発生回路及び伝達回路から除去されている。 従って、例えば、32ビット加算器では、ピラミッドは
32対の発生回路及び伝達回路、第1の中間レベルにあ
る16対の群発生回路及び伝達回路、第2の中間レベル
にある8対のこのような回路、第3の中間レベルにある
4対、及び第4の中間レベルにある2対から構成されて
いるので、群発生回路及び群伝達回路のレベルの総数は
5である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】4ビット先取り加算器
の説明に戻ると、加算器の各段は桁上げ発生回路を備え
ており、その機能は発生回路、伝達回路、群発生回路、
群伝達回路の出力から、最低位ビット段の上の連続合計
段に対する桁上げ信号を得ることである。4ビット加算
器では、第1、第2及び第4の桁上げ発生段への入力は
発生回路、伝達回路、群発生回路、及び群伝達回路の内
の種々な1つの出力により供給され、これら入力は加算
器へのA入力及びB入力を完全に反映している。しかし
、このことはその入力をその段に関連する発生回路及び
伝達回路から受ける2番目の最上位ビット段については
正しくない。これは低位ビット段に関連する発生、伝達
、群発生、及び群伝達の各信号が2番目の最上位ビット
段と関連する発生回路及び伝達回路に加えられないとい
うピラミッド状回路網の組織から生ずる。これら低位段
への入力を反映する情報はどこか他から、すなわち3番
目の最上位ビット段の桁上げ発生回路の出力から来なけ
ればならない。前述の事柄が意味することは2番目の最
上位ビット段の桁上げ発生回路が発生する桁上げ信号は
次の低次段の桁上げ信号が発生されるまで発生すること
ができないということである。このため不必要な遅れが
生じ、多数段を有する加算器では、問題が大きくなり、
遅れが増えることが明らかである。それ故、加算器のそ
れぞれの段に関連する桁上げ発生回路の出力に頼る必要
性を除去し、加算器の高次段と関連する桁上げ発生回路
への入力を発生する先取り加算器用桁上げ発生器を提供
するのが本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一組の
発生回路、伝達回路、群発生回路、及び群伝達回路が加
算器のそれぞれの合計回路に関連する桁上げ発生回路に
、加算器のすべての段への入力の状態を完全に反映する
発生、伝達、群発生、及び群伝達の各信号を供給し、ど
の桁上げ発生回路の出力をも桁上げ発生回路の連鎖内の
それより上位の他の桁上げ発生回路へ加える必要性を除
去するようにしている。発生信号、伝達信号、群発生信
号、及び群伝達信号のこのような完全な補完は発生回路
、伝達回路、群発生回路、及び群伝達回路から成る伝統
的な階層配列に、その入力が発生回路、伝達回路、群発
生回路、及び群伝達回路から成るピラミッド内の異なる
レベルにある他の回路から得る別の非階層的群発生回路
及び群伝達回路を追加することにより達成される。
【0005】
【実施例】2進加算器の目標は、2つの2進数を、可能
な桁上げ入力と共に加算して、和と桁上げ出力とを発生
することである。
【0006】2つの2進入力をA及びBとし、これら2
進数の特定のビットをA[i](又はB[i])という
ことにしよう。ただしA[i](又はB[i])はA(
又はB)のi番目のビットである。CINを前の低次ビ
ットの加算からのこの加算への桁上げとしよう。A、B
、及びCINから生じた和をSで表す。Cを加算器の各
ビット段の桁上げを表す加算器の中間結果としよう。
【0007】加算器の単一ビット段について、そのビッ
ト段に対する和は S[i]:=(A[i] xor B[i])xor 
C[i−1]      (1)式(1)において、「
xor」は次の真理値表で表すことができる2進論理関
数である。
【0008】
【表1】
【0009】和S[i]に対する2進論理関数は次の真
理値表で表すことができる。
【0010】
【表2】
【0011】桁上げC[i]は次のブール方程式として
表すこともできる。
【0012】   C[i]:=A[i]・B[i]+A[i]・C[
i]+B[i]・C[i]      (2)   上述の原理を具現する8段の伝統的なリップル桁上
げ加算器11を図1に示す。各段はリップル桁上げ回路
13及び合計回路15を備えている。リップル桁上げ回
路13−0及び合計回路15−0は最上位ビット段から
構成されているが、対応する回路13−7及び15−7
は加算器の最下位ビット段から構成されている。加算器
11は2つの8ビット2進数A[0]からA[7]まで
とB[0]からB[7]までとを加算するようになって
いる。加算器により加算される2進数の連続ビットは直
列に処理される。合計回路15−0から15−7までの
各々は次の低位ビット段のリップル桁上げ回路13のC
OUT出力が加えられるCIN入力を備えている。加算
器11で作られる和の数字は、その段の合計回路15へ
のA及びBの入力及び桁上げ入力を利用することができ
るようになると計算することができる。その数字からの
桁上げ信号COUTは同時に計算することができる。そ
れ故、特定位の数字に対する和はより低位の段のリップ
ル桁上げ回路13により作られるすべての桁上げが計算
されてしまうまでは計算することができない。従って、
図11及び図12の8ビット加算器11では、最後のC
OUT信号C[0]は先行するすべてのCOUT信号C
[7]からC[1]までが計算されてしまうまでは計算
することができない。
【0013】次に1ビット桁上げ先取り加算器を説明し
てこのような加算器の基礎を確立することにする。図2
に示すが、この加算器はCLA1回路17、CG回路1
9、及び合計回路21を備えている。CLA1回路は、
それぞれANDゲート及びORゲートとして実施されて
いる発生回路G1及び伝達回路P1から構成されており
、ブロック17のブール方程式で規定される機能を行う
。桁上げ発生ブロック19は図2のブロック19にある
ブール方程式で規定される機能を行う複合ゲートを備え
ている。CG回路19及び合計回路21は共に次に低い
位数段からCIN桁上げ入力信号を受ける。合計ブロッ
ク21は表IIに従って和出力S[0]を発生する。
【0014】図2の先取り加算器は、リップル桁上げ加
算器11で現れるものの他に2つの中間値、桁上げ発生
G1及び桁上げ伝達P1、を導入する。桁上げ発生G1
はビット段への入力A及びBがそのビット段からそのビ
ット段への桁上げを顧慮せずに桁上げを発生する状態を
表す。桁上げ伝達P1は同じ入力がビット段の入力から
その段の出力へ桁上げを伝達する状態を表す。これらの
値を表す2進方程式は次の通りである。
【0015】     G1[i]:=A[i]・B[i]  (A[
i]かつB[i])        (3)    P
1[i]:=A[i]+B[i]  (A[i]又はB
[i])        (4)   下記真理値表は図2のビット段への入力と桁上げG
1[i]及びP1[i]との間の関係を示す。
【0016】
【表3】
【0017】一般化した項A[i]、B[i]、G[i
]、及びP[i]はこれらの項が段iに適用可能な項を
指していることを意味する。一般化した表現CINはそ
の項が次に位数の低いビット段により作られた桁上げ信
号を指していることを意味する。従って、方程式3及び
4及び表3の中の項はすべて図2に示されている所定の
ビット段を指すが、項CINは加算器の次に位数の低い
ビット段からブロック19及び21へ入る桁上げ入力を
指す。
【0018】G1、P1、及びCの間の関係は次のブー
ル方程式として書くことができる。
【0019】     C[i]:=G1[i]+P1[i]・CIN
                   (5)   「発生」及び「伝達」という用語の考え方は1より
大きいビット群に拡大することができる。図3は2ビッ
ト桁上げ先取り加算器の図である。この加算器は2つの
ビット段i及びi+1を備えており、その各々は入力信
号A及びBからその特定段への発生信号及び伝達信号を
発生するCLA1回路17、発生信号及び伝達信号から
及び桁上げ信号(CIN)から加算器への桁上げ信号を
得る桁上げ発生回路19、及び前の、次に位数の低いビ
ット段からの桁上げ(CO)信号と所定段への入力ビッ
トA及びBとから和を得る合計回路21から構成されて
いる。2ビット段(i)に対する「発生」及び「伝達」
の項は、その入力として2ビット段i及び1ビット段i
+1のCLA回路17−0及び17−1のG1、P1を
受ける群発生回路及び群伝達回路から成る第2の(L2
)レベルのCLA2ブロック23−0により作られる。
【0020】図3のCLA2ブロック23−0に組み込
まれている群発生回路及び群伝達回路の動作は下記方程
式で表される。
【0021】     G2[i]:=G[i]+P1[i]・G1[
i+1]                (6)  
  P2[i]:=       P1[i]・P1[
i+1]                (7)   これら方程式に対する真理値表は次の通りである。
【0022】
【表4】
【0023】この2ビット加算器に対上る桁上げC[i
]及びC[i+1]は段i及びi+1に対する「発生」
及び「伝達」の項及び最下位ビット段i+1への桁上げ
を用いて作ることができる。ブール表現では、    
C[i]  :=G2[i]  +P2[i]  ・C
IN             (8)    C[i
+1]:=G1[i+1]+P1[i+1]・CIN 
             (9)ブロックCLA1か
ら成る発生回路及び伝達回路G1及びP1を図4にその
論理機能により示してあり、ブロックCLA2から成る
群発生回路及び群伝達回路G2及びP2を同様に図5に
示してある。CLA2ブロック23−0のG2、P2出
力は2ビット段iと関連するCGブロック19−0に加
えられる。CGブロック19−0をブロックの形で図6
に示す。CLA1、CLA2、及びCGの各ブロックと
して使用するのに適切な回路は出願人の、1990年2
月13日に出願し、本発明の譲受人に譲渡されている、
同時係属中の米国特許出願書第07/480,188号
に完全に図示し且つ説明してある。 上述の同時係属中の出願はここにその全体をこの引例に
より取り入れてある。図3に使用した一定の命名法の約
束に注目すべきである。それはこの命名法を本文書を通
じて一貫して使用することにするからである。CLA1
ブロックはその論理機能を図4に規定してある一対の回
路を指す。最上位ビット段iに関連するCLA1ブロッ
クを「CLA1[0]」と名付ける。2番目に最上位の
ビット段i+1に関連するCLA1ブロックを特にラベ
ル「CLA1[1]」で識別する。CLA1ブロックC
LA1[0]及びCLA1[1]に対する入力及び出力
を特に、それぞれ添字「0」及び「1」で区別する。
【0024】CLA1ブロック17−0及び17−1の
出力が加えられるCLA2ブロック23−0を別に「C
LA2[0]」と名付け、その出力が最上位ビット段i
のCLA1[0]ブロックまで(それを含む)への入力
を反映しているという事実を示す。CLA2ブロック2
3−0から成る発生回路及び伝達回路は図5に示す方程
式により規定される。CLA2回路はCLA1回路から
CLA2回路は発生信号及び伝達信号により駆動される
が、CLA1回路はAビット及びBビットにより駆動さ
れるという事実により区別される。この区別は、CLA
2の回路を「群発生」回路及び「群伝達」回路と言い、
CLA2回路の出力を「群発生」信号及び「群伝達」信
号と言うことにより全体を通じて意味がある。これは、
その出力G1及びP1を全体を通じて「発生」信号及び
「伝達」信号と言う、「発生」回路及び「伝達」回路と
言われるCLA1ブロック回路とは対照的である。
【0025】ここに示されている種々な方程式の目的で
これら回路を互いに区別するために、CLA1、CLA
2、及びCGの各ブロックに添字を付けて、それらが関
連している段でそれらを区別する。従って、段iのCL
A1[0]ブロック発生出力及び伝達出力を「G1[i
]」及び「P1[i]」と名付けるが、段i+1のCL
A1回路のそれらを「G1[i+1]」及び「P1[i
+1]」と名付ける。
【0026】図7は図3の2ビット加算器の原理に基づ
いて構成された4ビット桁上げ先取り加算器を示す。4
ビット群に対する発生項及び伝達項は下記ブール方程式
により表すことができる。
【0027】 G4[i]:=G2[i]+P2[i]・G2[i+2
]    (10)P4[i]:=         
P2[i]・P2[i+2]    (11)2ビット
加算器に対する先の方程式を見ることにより、連続する
レベルの発生項の間及び伝達項の間の関係(G2とG1
との間に対するG4とG2との間、及びP2とP1との
間に対するP4とP2との間の関係)は反復的であるこ
とに注目することができる。
【0028】図7の4ビット桁上げ先取り加算器は図3
の2ビット桁上げ先取り加算器の段i及びi+1に関連
する要素及び別の段i+2及びi+3に対する同様な一
群の要素を備えている。その他、2つのCLA2回路2
3−0及び23−2の出力は、CLA4のブロック25
−0で表される別のレベルの群発生回路及び群伝達回路
により組み合わされる。CLA4ブロックの出力は、段
iに関連するCG回路19−0に加えられる。CLA4
のブロック25−0を構成する群発生回路及び群伝達回
路は図5に示したCLA2のブロック23−0を構成す
るものと物理的に同一とすることができる。というのは
それらは同じ論理動作を行うからである。CLA4のブ
ロック25−0を(その論理機能について)図8に示す
が、そのそれぞれの群発生回路及び群伝達回路は「CL
A−G4[i]」及び「CLA−P4[i]」と名付け
られている。図7の加算器により作られる4ビット群の
桁上げの大部分はCLA1、CLA2、及びCLA4の
各回路の発生出力、伝達出力、群発生出力、及び群伝達
出力の他に、最低位ビット段i+3への桁上げ(CIN
)を使用しても作ることができる。これらに対するブー
ル方程式は次の通りである。
【0029】     C[i]  :=G4[i]  +P4[i]
  ・CIN           (12)    
C[i+2]:=G2[i+2]+P2[i+2]・C
IN           (13)    C[i+
3]:=G1[i+3]+P1[i+3]・CIN  
         (14)   C[i+1]については方程式が存在しないことが
注目される。その理由はC[i+1]は中間結果(CG
ブロック19−2からの)又は更に複雑な方程式を用い
て計算しなければならないからである。
【0030】C[i+1]は次のブール方程式で示すよ
うに中間結果(C[i+2])を用いて計算することが
できる。
【0031】     C[i+1]:=G1[i+1]+P1[i+
1]・C[i+2]          (15)   この解法の短所はC[i+2]を計算し終わるまで
C[i+1]を計算することができないということであ
る。このため加算に必要な時間の量が増大することにな
る。
【0032】C[i+1]は一層複雑な方程式を用いて
、下のように計算することができる。
【0033】     C[i+1]:=G1[i+1]+P1[i+
1]・G2[i+2]+              
    P1[i+1]・P2[i+2]・CIN  
      (16)   この方法の短所はこの一層複雑な方程式にはこれを
実施するのに更に大きく且つ更に低速のゲートが必要に
なるということである。
【0034】本発明によれば、中間結果の必要性は方程
式(16)を実行することができる複雑なゲートを必要
とせずに排除される。図9は本発明を取り入れた4ビッ
ト桁上げ先取り加算器の図である。
【0035】本発明によれば、ビット段[i+1]に対
する「発生」項及び「伝達」項は下記方程式を実行する
ように構成された回路によって作ることができる。
【0036】     G4[i+1]:=G1[i+1]+P1[i
+1]・G2[i+2]       (17)   
 P4[i+1]:=           P1[i
+1]・P2[i+2]       (18)   これら2つの値はG4[i]及びP4[i]と同時
に作ることができる。これによりC[i+1]を、次の
ブール関係を用いて、C[i]、C[i+2]及びC[
i+3]と同時に計算することができる。
【0037】     C[i+1]  :=G4[i+1]+P4[
i+1]・CIN          (19)   上に述べた概念は図9にMCLA4のブロック25
’−0で表した一組の群発生回路及び群伝達回路により
図9の4ビット桁上げ先取り加算器で実施される。その
回路を一層詳細に、それが実行する論理に関して、図1
0に示す。図9と図10とのMCLA4のブロック25
’−0の表現を比較することにより図9の4つの出力ノ
ードG4[0]、P4[0]、G4[1]及びP4[1
]の各々が図10で同じ順序でそれぞれ「MCLA−G
4[i]」、「MCLA−P4[i]」、「MCLA−
G4[i+1]」及び「MCLA−P4[i+1]」と
名付けられている別個の複雑な論理ゲートを表している
ことが明らかになる。同じ約束事は認められるが、全体
を通じて更に低いレベルの発生回路、伝達回路、群発生
回路、及び群伝達回路の各々について守られ、漸次レベ
ルの高くなる発生回路及び群発生回路を参照するこの説
明全体を通じて守られる。また、各種ノードにより表さ
れる回路の各々について必要な構造及び接続は、図3、
図7及び図9のようなシステムブロック図と共に本明細
書に示した方程式により適格に規定されることにも注目
される。この理由で、この説明が多数段の加算器に進む
につれて、スペースを保存し且つこの説明の複雑さを減
らすために方程式及びシステムブロック図のみを使用す
ることにする。
【0038】図7及び図9の4ビット加算器を比較する
ことにより本発明を取り入れている図9の加算器と図7
の加算器との間の非常に重大な相違は、図7の群発生回
路及び群伝達回路が階層的であるのに、図9の4ビット
桁上げ先取り加算器では、別の群発生回路及び群伝達回
路MCLA−G4[i+1]及びMCLA−P4[i+
1](図10を参照)が非階層的であるということがわ
かる。ここに使用する階層的群発生又は群伝達とはその
入力が次にレベルの低い群発生回路、群伝達回路、又は
発生回路、伝達回路の出力に限定される回路を指す。図
7に示す群発生回路及び群伝達回路のすべてはこの場合
であることがわかる。対照的に、別の群発生回路及び群
伝達回路MCLA−G4[i+1]及びMCLA−P4
[i+1](図10)はその入力を回路のピラミッド内
のその直下のレベルからだけでなくその次に低いレベル
からも同様に受け取る。この区別を強調するように、「
P」と記した破線が図9のノードP4[1]と出力ノー
ドP1[1]及びP2[2]との間に設けられており、
これはノードP4[1]で表した回路に入力を供給する
。同様に、図9に「G」と記した破線が、一方で、出力
ノードG4[1]とノードG1[1]、P1[1]及び
G2[2]との間に設けられていて、図10の方程式か
らも明らかであるはずの、図9でノードG4[1]で表
されている群発生回路MCLA−G4[i+1](図1
0)がその入力をノードG2[2]で表された直ぐ次の
低位レベルの群発生回路から、及びCLA1回路17−
1により作られた更に低いレベルの出力G1[1]及び
P1[1]から受け取ることを目で見えるように示して
いる。
【0039】このように別の項「G4[i+1]」及び
「P4[i+1]」をCG回路19−1に供給すること
により、段i+2及びi+3の状態に関する情報を段i
+2に関連するCG回路19−2から得る必要性はもは
や存在しない。というのはこの情報は今は図9のCLA
2回路23−2のG2[0]及びP2[0]の各ノード
から得られているからである。その結果、CG回路19
−2のC[i+2]出力を次に高次のCG回路19−1
のC[i+1]出力を発生する前に使用しなければなら
なかった図7の加算器とは対照的に、図9の回路では最
低次段i+3へのCIN桁上げを、段i+1を含んで、
加算器の全般に使用することができ、これにより図7の
先取り加算器に固有の特性遅れが避けられる。
【0040】前述の方法の利点は8ビット加算器を考え
ると一層明らかになる。図7の4ビット加算器と同様の
、且つそれに基づく従来の8ビット桁上げ先取り加算器
の図を図11及び図12に示す。8ビット加算器につい
ての発生及び伝達は次のブール関係を使用して計算する
ことができる。
【0041】     G8[i]:=G4[i]+P4[i]・G4
[i+4]            (20)    
P8[i]:=         P4[i]・P4[
i+4]            (21)   この8ビット加算器での桁上げは次の方程式を実行
する回路により直接発生することができる。
【0042】     C[i]  :=G8[i]  +P8[i]
  ・CIN           (22)    
C[i+4]:=G4[i+4]+P4[i+4]・C
IN           (23)    C[i+
6]:=G2[i+6]+P2[i+6]・CIN  
         (24)    C[i+7]:=
G1[i+7]+P1[i+7]・CIN      
     (25)   しかし、桁上げ信号C[i+1]、C[i+2]、
C[i+3]、及びC[i+5]は方程式23〜24に
従って計算した桁上げC[i+4]又はC[i+6]の
1つを使用して、又は一層複雑な方程式を実行するゲー
トを用いて計算しなければならない。
【0043】方程式23〜24の中間結果を使用して桁
上げを計算するのに下記ブール方程式を使用することが
できる。
【0044】     C[i+2]:=G2[i+2]+P2[i+
2]・C[i+4]          (26)  
  C[i+3]:=G2[i+3]+P2[i+3]
・C[i+4]          (27)    
C[i+5]:=G1[i+5]+P1[i+5]・C
[i+6]          (28)   これら桁上げはC[i+4]及びC[i+6]を計
算し終わるまで待たなければならない。C[i+1]も
C[i+2]を計算し終わるまで待たなければならない
。これは次のように計算することができる。
【0045】     C[i+1]:=G1[i+1]+P1[i+
1]・C[i+2]          (29)   これはC[i+1]がC[i]を計算するときより
も更に2つの別のゲート遅れを取ることを意味している
【0046】図11及び図12の8ビット桁上げ先取り
加算器は上述の概念に基づいて構成されている。この加
算器は発生回路CLA1、伝達回路CLA2、群発生回
路CLA4、及び群伝達回路CLA8から成る4レベル
のピラミッドを備えている。それぞれCLA4ブロック
25−0及び25−4になる2組のゲートをCLA8ブ
ロック27−0で表された単一対の群発生回路及び群伝
達回路に入れる。CLA8ブロック27−0で表されて
いる群発生回路及び群伝達回路は方程式(20)及び(
21)で表される。これら2つの回路は単に、発生・伝
達回路17と最高ビットレベルCG回路19−0との間
に挿入されている同じ群発生回路及び群伝達回路から成
るピラミッドでの他のレベルを表しているだけである。
【0047】図13及び図14は本発明に従って実施さ
れた8ビット桁上げ先取り加算器の図を示す。
【0048】図13及び図14の8ビット桁上げ先取り
加算器は図9の4ビット桁上げ先取り加算器により実施
される技法に基づき構成され、この技法を拡張している
。4つのレベル(L1、L2、L4、L8)より上に延
びているそのピラミッド構造は、それぞれMCLAブロ
ック25’−0及び25’−4になる2つの副ピラミッ
ドを備えている。これら2つの副ピラミッドは図9のピ
ラミッド構造と同一にすることができる。MCLA8ブ
ロック27−0で表される最高レベル(8)から成る群
発生回路及び群伝達回路は全部で4対の群発生回路及び
群伝達回路を備えており、各対は、その入力が未改良の
図11及び図12の8ビット桁上げ先取り加算器のもの
と同じである出力ノードG8[O]及びP8[0]によ
り、及びその入力が次に低い(L−4)レベルのゲート
の出力だけでなく、次の2つの低レベル(L2、L1)
のゲートの出力にまで到達する別の組G8[1]、P8
[1]、G8[2]、P8[2]、及びG8[3]、P
8[3]により反映される。これら非階層的群発生及び
群伝達の対はそれらが実行する方程式により規定され、
これら方程式は項「G8[i+1]」、「G8[i+2
]」、「G8[i+3]」、及び「P8[i+1]」、
「P8[i+2]」、及び「P8[i+3]」について
のものである。
【0049】本発明を進めるには、8ビット加算器のす
べての桁上げを、今説明したばかりの別の群発生項及び
群伝達項を計算することにより、同時に計算する。8ビ
ット加算器での桁上げは次の方程式に従って計算される
【0050】     C[i]  :=G8[i]  +P8[i]
  ・CIN          (30)    C
[i+1]:=G8[i+1]+P8[i+1]・CI
N          (31)    C[i+2]
:=G8[i+2]+P8[i+2]・CIN    
      (32)    C[i+3]:=G8[
i+3]+P8[i+3]・CIN         
 (33)    C[i+4]:=G4[i+4]+
P4[i+4]・CIN          (34)
    C[i+5]:=G4[i+5]+P4[i+
5]・CIN          (35)    C
[i+6]:=G2[i+6]+P2[i+6]・CI
N          (36)    C[i+7]
:=G1[i+7]+P1[i+7]・CIN    
      (37)   上の方程式での別の発生項及び伝達項は「G8[i
+1]」、「P8[i+1]」、「G8[i+2]」、
「P8[i+2]」、「G8[i+3]」及び「P8[
i+3]」である。これらは次のように計算される。
【0051】     G8[i+1]:=G4[i+1]+P4[i
+1]・G4[i+4]     (38)    P
8[i+1]:=           P4[i+1
]・P4[i+4]     (39)    G8[
i+2]:=G2[i+2]+P2[i+2]・G4[
i+4]     (40)    P8[i+2]:
=           P2[i+2]・P4[i+
4]     (41)    G8[i+3]:=G
1[i+3]+P1[i+3]・G4[i+4]   
  (42)    P8[i+3]:=      
     P1[i+3]・P4[i+4]     
(43)   実質上、上述の過程は、4ビット群のような群を取
ること、及び3つの最下位ビットから成る副群に関する
群発生回路及び群伝達回路を設けることを表している。 これら群発生回路及び群伝達回路はG4[i+1]及び
P4[i+1]の信号を発生する。8ビット群では、7
つの最下位ビット、6つの最下位ビット、及び5つの最
下位ビットの各副群について群発生回路及び群伝達回路
が設けられている。これら群発生回路及び群伝達回路は
それぞれG8[i+1]、P8[i+1]、G8[i+
2]、P8[i+2]、G8[i+3]、及びP8[i
+3]である。これら付加発生信号及び伝達信号を計算
することにより、図4、図5、図6、及び図8に示した
もののような回路を用いて群内の各ビットから桁上げを
1段階で直接計算することができる。
【0052】本発明は16ビット及び32ビットの加算
器にも同様に適用することができる。図15〜図22は
本発明による32ビット桁上げ先取り加算器の図を示す
。ブロック形式CLA1、CLA2、MCLA4、及び
MCLA8の他に、2つのブロック形式MCLA16及
びMCLA32が設けられている。加算器桁上げ発生部
はCLA1、CLA2、MCLA4、及びMCLA8か
ら成る4つの副区画から作られ、これは図13及び図1
4に示した、これらブロックを備えている構成と同じで
ある。このような2つの区画は16ビット発生、伝播副
部から成る一対のMCLA16ブロック29’−0及び
29’−16の各々と関連しており、最初のものは加算
器の上位16ビット、段iからi+15に関連し、第2
のものは加算器の下位ビット、段i+16からi+31
に関連している。ブロックMCLA16の各出力は入力
としてMCLA32ブロック31’−0の発生回路及び
伝達回路から成る階層対に加えられる。
【0053】群発生及び群伝達29’−0及び29’−
16の2つのMCLA16ブロックは同一である。次の
方程式はMCLA16ブロック29’−0のものを表し
ている。
【0054】     G16[i]  :=G8[i]  +P8[
i]    ・G8[i+8]          (
44)    P16[i]    =       
    P8[i]    ・P8[i+8]    
      (45)    G16[i+1]:=G
8[i+1]+P8[i+1]  ・G8[i+8] 
         (46)    P16[i+1]
:=           P8[i+1]  ・P8
[i+8]          (47)  G16[
i+2]:=G8[i+2]+P8[i+2]  ・G
8[i+8]          (48)    P
16[i+2]:=           P8[i+
2]  ・P8[i+8]          (49
)    G16[i+3]:=G8[i+3]+P8
[i+3]  ・G8[i+8]          
(50)    P16[i+3]:=       
    P8[i+3]  ・P8[i+8]    
      (51)    G16[i+4]:=G
4[i+4]+P4[i+4]  ・G8[i+8] 
         (52)    P16[i+4]
:=           P4[i+4]  ・P8
[i+8]          (53)    G1
6[i+5]:=G4[i+5]+P4[i+5]  
・G8[i+8]          (54)   
 P16[i+5]:=           P4[
i+5]  ・P8[i+8]          (
55)    G16[i+6]:=G2[i+6]+
P2[i+6]  ・G8[i+8]        
  (56)    P16[i+6]:=     
      P2[i+6]  ・P8[i+8]  
        (57)    G16[i+7]:
=G1[i+7]+P1[i+7]  ・G8[i+8
]          (58)    P16[i+
7]:=           P1[i+7]  ・
P8[i+8]          (59)   CLA32ブロック31’−0は以下の方程式を実
行する。
【0055】     G32[i]  :=G16[i]    +
P16[i]   ・G16[i+16]      
  (60)    P32[i]    =    
         P16[i]   ・P16[i+
16]        (61)    G32[i+
1]:=G16[i+1]  +P16[i+1] ・
G16[i+16]        (62)    
P32[i+1]:=             P1
6[i+1] ・P16[i+16]        
(63)    G32[i+2]:=G16[i+2
]  +P16[i+2] ・G16[i+16]  
      (64)    P32[i+2]:= 
            P16[i+2] ・P16
[i+16]        (65)    G32
[i+3]:=G16[i+3]  +P16[i+3
] ・G16[i+16]        (66) 
   P32[i+3]:=            
 P16[i+3] ・P16[i+16]     
   (67)    G32[i+4]:=G16[
i+4]  +P16[i+4] ・G16[i+16
]        (68)    P32[i+4]
:=             P16[i+4] ・
P16[i+16]        (69)    
G32[i+5]:=G16[i+5]  +P16[
i+5] ・G16[i+16]        (7
0)    P32[i+5]:=         
    P16[i+5] ・P16[i+16]  
      (71)    G32[i+6]:=G
16[i+6]  +P16[i+6] ・G16[i
+16]        (72)    P32[i
+6]:=             P16[i+6
] ・P16[i+16]        (73) 
   G32[i+7]:=G16[i+7]  +P
16[i+7] ・G16[i+16]       
 (74)  P32[i+7]:=        
     P16[i+7] ・P16[i+16] 
       (75)    G32[i+8]:=
G8[i+8]  +P8[i+8] ・G16[i+
16]        (76)    P32[i+
8]:=             P8[i+8] 
・P16[i+16]        (77)   
 G32[i+9]:=G8[i+9]  +P8[i
+9] ・G16[i+16]        (78
)    P32[i+9]:=          
   P8[i+9] ・P16[i+16]    
    (79)    G32[i+10]:=G8
[i+10]+P8[i+10]・G16[i+16]
        (80)    P32[i+10]
:=            P8[i+10]・P1
6[i+16]        (81)    G3
2[i+11]:=G8[i+11]+P8[i+11
]・G16[i+16]        (82)  
  P32[i+11]:=            
P8[i+11]・P16[i+16]       
 (83)    G32[i+12]:=G4[i+
12]+P4[i+12]・G16[i+16]   
     (84)    P32[i+12]:= 
           P4[i+12]・P16[i
+16]        (85)    G32[i
+13]:=G4[i+13]+P4[i+13]・G
16[i+16]        (86)    P
32[i+13]:=            P4[
i+13]・P16[i+16]        (8
7)    G32[i+14]:=G2[i+14]
+P2[i+14]・G16[i+16]      
  (88)    P32[i+14]:=    
        P8[i+14]・P16[i+16
]        (89)    G32[i+15
]:=G1[i+15]+P1[i+15]・G16[
i+16]        (90)    P32[
i+15]:=            P1[i+1
5]・P16[i+16]        (91)   図15〜図22の桁上げ信号C[i]からC[i+
31]  までは、下記方程式により、それぞれのCG
ブロック19−0から19−31で、MCLA32ブロ
ック31’−0、MCLA16ブロック29’−16、
MCLA8ブロック27’−24、MCLA4ブロック
25’−28、CLA2ブロック23−30、及びCL
A1ブロック17−31の出力から直接計算することが
できる。
【0056】これまでの説明は組分けの大きさが桁上げ
先取り加算器の各段ごとに2倍になる(すなわち、CL
A1での1つの発生及び1つの伝達ゲート、CLA2で
のそれぞれ2つ、CLA4でのそれぞれ4つ、以下同様
)構成に向けてきたが、組分けの大きさは各段で4倍す
ることもできる(すなわち、CLA1で4つの発生及び
伝達ゲート、CLA2で16、CLA3で64など)。
【0057】上に述べたことから、先取り加算器の技術
に、加算器の前の段からの桁上げ信号を使用する必要な
しに、加算器の各段への桁上げ信号を、発生回路、伝達
回路、群発生回路、及び群伝達回路を用いて、入力ビッ
トA及びBから直接得ることにより、このような加算器
の動作の速さをかなり上げる改良がもたらされたことが
明らかである。
【0058】     C[i]   :=G32[i]  +P32
[i]    ・CIN            (9
2)    C[i+1] :=G32[i+1]+P
32[i+1]  ・CIN            
(93)    C[i+2] :=G32[i+2]
+P32[i+2]  ・CIN          
  (94)    C[i+3] :=G32[i+
3]+P32[i+3]  ・CIN        
    (95)    C[i+4] :=G32[
i+4]+P32[i+4]  ・CIN      
      (96)    C[i+5] :=G3
2[i+5]+P32[i+5]  ・CIN    
        (97)    C[i+6] :=
G32[i+6]+P32[i+6]  ・CIN  
          (98)    C[i+7] 
:=G32[i+7]+P32[i+7]  ・CIN
            (99)    C[i+8
] :=G32[i+8]+P32[i+8]  ・C
IN            (100)    C[
i+9] :=G32[i+9]+P32[i+9] 
 ・CIN            (101)   
 C[i+10]:=G32[i+10]+P32[i
+10]・CIN            (102)
    C[i+11]:=G32[i+11]+P3
2[i+11]・CIN            (1
03)    C[i+12]:=G32[i+12]
+P32[i+12]・CIN           
 (104)    C[i+13]:=G32[i+
13]+P32[i+13]・CIN        
    (105)    C[i+14]:=G32
[i+14]+P32[i+14]・CIN     
       (106)    C[i+15]:=
G32[i+15]+P32[i+15]・CIN  
          (107)    C[i+16
]:=G16[i+16]+P16[i+16]・CI
N            (108)    C[i
+17]:=G16[i+17]+P16[i+17]
・CIN            (109)    
C[i+18]:=G16[i+18]+P16[i+
18]・CIN            (110) 
   C[i+19]:=G16[i+19]+P16
[i+19]・CIN            (11
1)    C[i+20]:=G16[i+20]+
P16[i+20]・CIN            
(112)    C[i+21]:=G16[i+2
1]+P16[i+21]・CIN         
   (113)  C[i+22]:=G16[i+
22]+P16[i+22]・CIN        
    (114)    C[i+23]:=G16
[i+23]+P16[i+23]・CIN     
       (115)    C[i+24]:=
G8[i+24]+P16[i+24]・CIN   
         (116)    C[i+25]
:=G8[i+25]+P16[i+25]・CIN 
           (117)    C[i+2
6]:=G8[i+26]+P16[i+26]・CI
N            (118)    C[i
+27]:=G8[i+27]+P16[i+27]・
CIN            (119)    C
[i+28]:=G4[i+28]+P4[i+28]
・CIN            (120)    
C[i+29]:=G4[i+29]+P4[i+29
]・CIN            (121)   
 C[i+30]:=G2[i+30]+P2[i+3
0]・CIN            (122)  
  C[i+31]:=G1[i+31]+P1[i+
31]・CIN            (123)
【図面の簡単な説明】
【図1】一連の桁上げ発生器回路を介して桁上げ信号を
リップルするリップル桁上げ信号加算器のブロック図で
ある。
【図2】1ビット先取り加算器のブロック図である。
【図3】2ビット桁上げ先取り加算器のブロック図であ
る。
【図4】図3の加算器の一部を形成する一対の発生及び
伝達回路のブロック図である。
【図5】図3の加算器の一部を形成する一対の群発生及
び群伝達回路のブロック図である。
【図6】図3の加算器の一部を形成する桁上げ発生回路
のブロック図である。
【図7】4ビット桁上げ先取り加算器のブロック図であ
る。
【図8】図5の回路よりも高位の階層レベルにある、図
7の加算器の一部を形成する一対の階層的群発生及び群
伝達回路のブロック図である。
【図9】本発明を実装した、図7に示すものと同様の4
ビット桁上げ先取り加算器のブロック図である。
【図10】図9の加算器の一部を形成する2つの群発生
及び群伝達回路のブロック図であり、本発明に基づいて
、一方の対は図8の階層的回路に対応し、他方の対は別
の非階層的回路に対応している。
【図11】8ビット桁上げ先取り加算器のブロック図で
ある。
【図12】8ビット桁上げ先取り加算器のブロック図で
ある。
【図13】本発明を実装した、図9に示されるものと同
様の8ビット桁上げ先取り加算器のブロック図である。
【図14】本発明を実装した、図9に示されるものと同
様の8ビット桁上げ先取り加算器のブロック図である。
【図15】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図16】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図17】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図18】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図19】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図20】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図21】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。
【図22】本発明に基づいて構築された32ビット桁上
げ先取り加算器のブロック図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の合計段を備え、各合計段は2つの複
    数ビット2進数の対応するビットのそれぞれの組を加算
    し、各合計段は一対のA及びB入力と桁上げ入力とを備
    えた、先取り加算器において、桁上げ発生器が、(a)
     一連の発生及び伝達回路であって、それぞれが連続す
    る前記一連の合計段に関連され、それぞれが、関連する
    合計段により受信されたA及びBビット入力に対応して
    、発生及び伝達信号を発生することと;(b) 複数の
    群発生器及び群伝達回路であって、それぞれが連続する
    前記合計段の1つに関連され、それぞれが群発生信号及
    び群伝達信号を発生し、各前記群発生回路が、前記一連
    の発生及び伝達回路内のすべての出力を反映するまで群
    発生信号を発生し、前記群発生器回路と関連する合計段
    に関連する発生及び伝達回路を含み、各前記群伝達回路
    が、前記一連の伝達回路の全てを反映するまで群伝達信
    号を発生し、前記群伝達回路と関連する合計段に関連す
    る伝達回路を含むことと;(c) 一連の桁上げ発生回
    路であって、1つが前記加算器の各合計段に対応し、前
    記一連の桁上げ発生回路の最初のものは前記一連の合計
    段の最初のものに関連された発生及び伝達回路により発
    生された発生及び伝達信号に対応する桁上げ信号を発生
    するように動作し、前記一連の桁上げ発生回路の残りの
    ものは群発生信号と共通桁上げ信号に対応する桁上げ信
    号を発生するように動作し、群伝達信号が連続する前記
    合計段のそれぞれに関連する前記群発生及び群伝達回路
    のそれぞれにより発生されること;から成ることを特徴
    とする先取り加算器。
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