JPH04233461A - 同時アッセイ法 - Google Patents

同時アッセイ法

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JPH04233461A
JPH04233461A JP3218409A JP21840991A JPH04233461A JP H04233461 A JPH04233461 A JP H04233461A JP 3218409 A JP3218409 A JP 3218409A JP 21840991 A JP21840991 A JP 21840991A JP H04233461 A JPH04233461 A JP H04233461A
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signal
solid phase
reagent
specific
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JP3218409A
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Iii William E Brown
ウィリアム・イー・ブラウン・ザ・サード
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Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
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Publication date
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    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/569Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
    • G01N33/56983Viruses
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    • G01N33/569Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
    • G01N33/56983Viruses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にイムノアッセイ
法に関する。さらに詳しくは、試料中の1または2以上
の分析対象物の同時検出のためのイムノアッセイ法およ
び生成物に関する。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】試料
中に存在するかもしれない目的物質または臨床的に重要
な物質の存在を決定するためのアッセイにおいて、種々
の手順、装置および試薬が用いられている。そのような
物質は一般に「分析対象物」と呼ばれ、その例としては
、抗体、抗原、薬物、ホルモンなどが挙げられる。試料
中で2以上の分析対象物を検出する場合は、通常、別々
のアッセイで各分析対象物を別々に検出する。そのよう
な検出法は、試験しようとする各分析対象物に対して厳
格な定性決定の保証が得られるので好ましいものとされ
ている。
【0002】医学の進歩に伴って多くの疾患および臨床
条件に対して新たなマーカーが認識されるようになった
が、それとともに、これらマーカーの臨床試験に対する
要求がでてきた。研究所は、ますます増大する量の試験
を時宜よく提供しながらコストダウンを図らなければな
らないという問題に直面している。たとえば、血液銀行
では、献血された血液についてこれまでに試験されてき
た各種因子の存在または該因子への暴露を調べるための
パネルに加えて、ヒトT−白血病ウイルス1型(HTL
V−1)、ヒト免疫不全ウイルス−1(HIV−1)お
よびC型肝炎ウイルス(HCV)が加わったことにより
、試験の要求が劇的に高まってきている。
【0003】このような要求の結果として研究所にもた
らされる仕事の負担を減少させる解決法の一つは、アッ
セイを組み合わせる方法を見つけることである。しかし
ながら、個々のアッセイの性能標準を劣化することなく
複数のアッセイを組み合わせることは困難であり、さら
に重要なことに、製造および品質制御に付随する問題は
克服しがたいものがある。
【0004】何人かの研究者は、試料中の2以上の分析
対象物を同時に検出するためのアッセイを開発もしくは
開発しようと試みている。そのようなアッセイ法は、試
料中の2以上の分析対象物を検出するのに要する時間が
著しく短縮されるために有利であり、また、そのような
アッセイを行うために要する技術時間、試薬および装置
が少なくてすむため各アッセイにかかるコストも少なく
てすむ。
【0005】たとえば、フリドレンダー(Fridle
nder)らの米国特許第4,315,907号には不
均一特異結合アッセイシステム(標識試薬の遊離種から
結合種を分離させる)が教示されている。ザーラドニク
(Zahradnik)らの米国特許第4,378,3
44号およびEP027008号には、レセプタクル(
receptacle)およびインサートからなる各分
析対象物の存在の決定のための固相装置が教示されてい
る(各分析対象物の存在の決定は、該明細書の特許請求
の範囲に記載のアッセイ方法に従って行われる)。
【0006】英国特許第2188418号には、それぞ
れ上面に開口を有し該開口から突出が延びている反応ウ
エルを有するアッセイトレイ組み立て品が教示されてお
り、該反応ウエル中に導入した試料中に存在する2種以
上の特定物質を検出するために各ウエル側壁の内面およ
び各突出の外面を同時にインキュベートするようになっ
ている。
【0007】同時アッセイを開発するための重要な要因
は、同時に行おうとする2つのアッセイが同じ試料容量
、同一のインキュベーション時間および同一のカットオ
フ計算を有していなければならないということである。 そのような同時アッセイ法はまた、イムノアッセイの感
度、特異性および再現性を保証するために、製造業者お
よびアッセイを使用する研究所の両方の側で、各分析対
象物について別々に品質制御することができなければな
らない。
【0008】それゆえ、システム中に別々の固相を提供
することにより、2種以上の分析対象物を同時に検出す
ることができ、しかもなお検出しようとする各別の分析
対象物を個々に品質制御できるアッセイを提供すること
が有利である。そのようなアッセイ法は、他の公知のア
ッセイ法に改善をもたらすものである。というのは、1
または2以上の分析対象物の存在の同時決定は一つのウ
エルで行われ、固相成分の分離は必要でなく、該同時ア
ッセイにおいて検出しようとする個々の分析対象物につ
いて品質制御することができるからである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料中に存在
する1または2以上の分析対象物を同時に検出するため
のアッセイ法に関する。一つの態様において、本発明の
アッセイ法は、 (a)試料を (i)第一の分析対象物に特異的な第一結合成分を第一
固相に結合させてなる第一の分析対象物のための捕捉試
薬、および (ii)第二の分析対象物に特異的な第一結合成分を第
二固相に結合させてなる第二の分析対象物のための捕捉
試薬と同時に接触させて混合物を生成させ、(b)該混
合物を、捕捉試薬/第一分析対象物複合体および捕捉試
薬/第二分析対象物複合体を生成するのに充分な時間お
よび条件下でインキュベートし、(c)かくして生成し
た複合体を (i)第一の分析対象物に特異的な結合ペアの成分をシ
グナル生成化合物で標識してなる第一の分析対象物のた
めの指示試薬、および (ii)第二の分析対象物に特異的な結合ペアの成分を
シグナル生成化合物で標識してなる第二の分析対象物の
ための指示試薬 と接触させて第二の混合物を生成させ、(d)該第二の
混合物を、 (i)捕捉試薬/第一分析対象物/指示試薬複合体およ
び(ii)捕捉試薬/第二分析対象物/指示試薬複合体
を生成するのに充分な時間および条件下でインキュベー
トし、ついで (e)該第一固相および該第二固相のいずれかまたは両
方で生成した複合体に付随して生成したシグナルを検出
することにより試料中の1または2以上の分析対象物の
存在を決定する ことを特徴とする。
【0010】他の態様において、本発明のアッセイ法は
、 (a)試料を (i)第一の分析対象物に特異的な第一結合成分を第一
固相に結合させてなる第一の分析対象物のための捕捉試
薬、 (ii)第二の分析対象物に特異的な第一結合成分を第
二固相に結合させてなる第二の分析対象物のための捕捉
試薬、および (iii)第一の分析対象物に特異的な結合ペアの成分
をシグナル生成化合物で標識してなる第一の分析対象物
のための指示試薬 と同時に接触させて混合物を生成させ、(b)該混合物
を、捕捉試薬/第一分析対象物/指示試薬複合体および
捕捉試薬/第二分析対象物複合体を生成するのに充分な
時間および条件下でインキュベートし、(c)かくして
生成した複合体を、第二の分析対象物に特異的な結合ペ
アの成分をシグナル生成化合物で標識してなる第二の分
析対象物のための指示試薬と接触させて第二の混合物を
生成させ、 (d)該第二の混合物を、捕捉試薬/第二分析対象物/
指示試薬複合体を生成するのに充分な時間および条件下
でインキュベートし、ついで (e)該第一固相および該第二固相のいずれかまたは両
方で生成した複合体に付随して生成したシグナルを検出
することにより試料中の1または2以上の分析対象物の
存在を決定する ことを特徴とする。
【0011】以下、本発明をさらに詳しく説明する。本
発明のアッセイはイムノアッセイとして行うのが好まし
いが、本発明は免疫反応アッセイに限られるものではな
い。特異的結合成分を用いたいかなるアッセイも行うこ
とができる。本明細書において「特異的結合成分」とは
、特異的結合ペア(すなわち、化学的または物理的手段
により一方の分子が第二の分子に特異的に結合している
2つの異なる分子)の成分をいう。それゆえ、通常のイ
ムノアッセイにおける抗原と抗体の特異的結合ペアに加
えて、他の特異的結合ペア、たとえば、ビオチンとアビ
ジン、炭水化物とレクチン、相補的ヌクレオチド配列、
エフェクター分子とレセプター分子、酵素コファクター
と酵素、酵素インヒビターと酵素なども用いることがで
きる。さらに、特異的結合ペアには、もともとの特異的
結合成分の類似体である成分、たとえば分析対象物類似
体も含まれる。免疫反応特異的結合成分の例としては、
抗原、抗原断片;抗体および抗体断片(モノクローナル
およびポリクローナルの両方を含む);およびそれらの
複合体(組換えDNA法により生成したものを含む)な
どが挙げられる。
【0012】本明細書において「分析対象物」とは、試
料中に存在する検出すべき物質をいう。分析対象物は、
特異的結合成分(たとえば、抗体など)が天然に存在す
るか、または特異的結合成分を調製することのできる物
質であればいかなるものであってもよい。それゆえ、分
析対象物は、アッセイ中の1または2以上の特異的結合
成分に結合することのできる物質である。「分析対象物
」には、あらゆる抗原性物質、ハプテン、抗体、および
それらの組み合わせが含まれる。特異的結合ペアの成分
として、分析対象物は、天然に存在する特異的結合パー
トナー(ペア)を用い、たとえば、ビタミンB12の決
定のための捕捉および/または指示試薬において内因子
タンパク質を使用したり、炭水化物の決定のための捕捉
および/または指示試薬においてレクチンを使用したり
することにより検出することができる。分析対象物の例
としては、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、ホルモン
、ステロイド、ビタミン、薬物(治療目的で投与される
ものおよび不法目的で投与されるものを含む)、細菌、
ウイルス、および以上の物質の代謝産物または以上の物
質に対する抗体などが挙げられる。試料は、血清、血漿
、脳脊髄液、尿などの生物学的流体であってよい。試料
はまた、培養液の上澄み液、または細胞懸濁液であって
もよい。行おうとするアッセイの種類により、非生物学
的流体試料を用いることもできる。
【0013】指示試薬は、各分析対象物の特異的結合成
分に標識を結合させたものである。各指示試薬は、試料
中の分析対象物の量と相関したレベルの検出可能なシグ
ナルを生成する。好ましい態様においては、各指示試薬
(異なる分析対象物の特異的結合成分を含む)は、同じ
シグナル生成化合物(標識)(検出可能なシグナルを生
成し得る)に結合している。一般に、指示試薬は、固相
物質上に捕捉させた後に検出または測定される。本発明
では、指示試薬により生成される全シグナルが、試料中
の1または2以上の分析対象物の存在を示す。本発明を
行うに際して、異なるシグナル生成化合物を利用するこ
とも考えられる。それゆえ、たとえば、各指示試薬に対
して異なる蛍光化合物をシグナル生成化合物として利用
し、異なる波長で読み取りを行うことにより検出を決定
することもできる。
【0014】特異的結合ペアの成分が抗原または抗体の
いずれかであるのに加えて、指示試薬の特異的結合成分
はまた、他のあらゆる特異的結合ペアの成分、たとえば
ビオチンかアビジン、炭水化物かレクチン、相補的ヌク
レオチド配列、エフェクター分子かレセプター分子、酵
素コファクターか酵素、酵素インヒビターか酵素、であ
ってもよい。免疫反応性特異的結合成分の例としては、
抗体、抗原、またはサンドイッチアッセイにおけるよう
に分析対象物に結合し得る抗体/抗原複合体、競合アッ
セイにおけるように捕捉試薬に結合し得る抗体/抗原複
合体、または間接アッセイにおけるように補助特異的結
合成分に結合し得る抗体/抗原複合体などが挙げられる
。抗体を用いる場合は、該抗体は、モノクローナル抗体
、ポリクローナル抗体、抗体断片、組換え抗体、それら
の混合物、抗体と他の特異的結合成分との混合物であっ
てよい。そのような抗体の調製法および特異的結合成分
として使用するのに適していることの詳細は、当該技術
分野でよく知られている。
【0015】指示試薬のシグナル生成化合物(標識)は
、外部手段により検出可能な測定可能シグナルを生成す
ることができる。種々のシグナル生成化合物(標識)の
例としては、色原体、酵素などの触媒、フルオレセイン
やローダミンなどの発光化合物、化学発光化合物、放射
性元素、および直接視覚標識などが挙げられる。特定の
標識を選択することは重要ではないが、それ自体単独か
または1または2以上の他の物質と組み合わせてシグナ
ルを生成させることができる。標識かまたは特異的結合
成分のいずれかを変えることにより、種々の指示試薬を
生成させることができる。
【0016】本発明の捕捉試薬は、各目的分析対象物の
特異的結合成分を別々の異なる固相に結合させたもので
ある。この結合は、たとえば、吸着または共有カップリ
ングにより特異的結合成分を固相上にコーティングする
ことにより行うことができる。コーティング法および他
の公知の結合手段は、当該技術分野で知られている。
【0017】捕捉試薬の特異的結合成分は、他の分子に
特異的に結合し得る分子であればいかなるものであって
もよい。捕捉試薬の特異的結合成分は、抗体、抗原、ま
たは抗体/抗原複合体などの免疫反応性化合物であって
よい。抗体を用いる場合は、モノクローナル抗体、ポリ
クローナル抗体、抗体断片、組換え抗体、それらの混合
物、または抗体と他の特異的結合成分との混合物であっ
てよい。
【0018】固相物質は、当業者により選択される。そ
れゆえ、ウエル、ビーズなどを利用することができる。 ポリスチレンウエルおよびポリスチレンビーズを利用す
るのが好ましい。両方の固相ともシグナルの定量中も存
在しているので、シグナルの検出のため固相を分離する
必要がなくなることが考えられる。第一の分析対象物の
ための捕捉試薬は第一固相に固定化させ、第二の分析対
象物のための捕捉試薬は第二固相に固定化させる。第二
固相は、第一固相とは異なる形状であるのが好ましい。 それゆえ、たとえば、選択した第一固相がポリスチレン
ウエルであるならば、アッセイに使用する第二固相はポ
リスチレンビーズであってよい。
【0019】本発明を実施するに際しては、目的分析対
象物を含有していると思われる試料を、第一分析対象物
の第一特異的結合成分を結合させた第一固相、および第
二分析対象物の第一特異的結合成分を結合させた第二固
相と同時に接触させて、混合物を生成させる。これら特
異的結合成分は捕捉試薬として働き、分析対象物を両方
の固相に結合させる。特異的結合成分が免疫反応物であ
る場合は、各目的分析対象物に特異的な抗体、抗原、ま
たはそれらの複合体であってよい。特異的結合成分が抗
体である場合は、モノクローナル抗体、ポリクローナル
抗体、抗体断片、組換え抗体、それらの混合物、または
抗体と他の特異的結合成分との混合物であってよい。こ
の混合物を、結合反応が起こるのに充分な時間および条
件下でインキュベートすると、このインキュベーション
の結果、第一分析対象物が試料中に存在する場合には第
一分析対象物の捕捉試薬/第一分析対象物複合体が、第
二分析対象物が試料中に存在する場合には第二分析対象
物の捕捉試薬/第二分析対象物複合体がそれぞれ生成す
る。
【0020】ついで、各分析対象物に対する指示試薬を
該複合体と接触させる。第一の分析対象物に対する指示
試薬は、目的の第一分析対象物の特異的結合成分をシグ
ナル生成化合物で標識したものである。第二の分析対象
物に対する指示試薬は、目的の第二分析対象物の特異的
結合成分を第一分析対象物に対する指示試薬の場合と同
じシグナル生成化合物で標識したものである。かくして
、第二の混合物を生成させる。この第二の混合物を、捕
捉試薬/第一分析対象物/指示試薬複合体および/また
は捕捉試薬/第二分析対象物/指示試薬複合体を生成す
るのに充分な時間および条件下でインキュベートする。 いずれかの分析対象物の存在は、該第一固相または第二
固相のいずれかまたは両方で生成する複合体に付随して
生成したシグナルを検出することにより決定する。 指示試薬においてシグナル生成化合物(標識)として酵
素を用いている場合は、シグナルは視覚により検出する
かまたは分光光度計で測定する。標識はまた、シグナル
を生成させるために使用した標識の種類に従って、蛍光
、化学発光、放射能エネルギー放出等を測定することに
より検出することもできる。
【0021】本発明の他の態様では、いずれかの目的分
析対象物を含有していると思われる試料を、第一分析対
象物の第一特異的結合成分を結合させた第一固相、第二
分析対象物の第一特異的結合成分を結合させた第二固相
、および第一分析対象物に対する特異的結合成分をシグ
ナル生成化合物で標識してなる第一分析対象物に対する
指示試薬と同時に接触させて混合物を生成させる。特異
的結合成分は、分析対象物を固相に結合させる捕捉試薬
として働く。特異的結合成分が免疫反応物である場合は
、各目的分析対象物に特異的な抗体、抗原、またはそれ
らの混合物であってよい。特異的結合成分が抗体である
場合は、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、抗
体断片、組換え抗体、並びにそれらの混合物、または抗
体と他の特異的結合成分との混合物であってよい。指示
試薬は、目的第一分析対象物の特異的結合成分をシグナ
ル生成化合物で標識したものである。この混合物を、結
合反応が起こるのに充分な時間および条件下でインキュ
ベートすると、該第一または第二分析対象物が試料中に
存在するならば、第一分析対象物の捕捉試薬/第一分析
対象物/指示試薬複合体および/または第二分析対象物
の捕捉試薬/第二分析対象物/指示試薬複合体が生成す
る。
【0022】ついで、かくして生成した複合体に、目的
第二分析対象物の特異的結合成分を上記第一分析対象物
に対する指示試薬と同じシグナル生成化合物で標識して
なる第二指示試薬を接触させ、この第二混合物を、捕捉
試薬/第二分析対象物/指示試薬複合体を生成するのに
充分な時間および条件下でインキュベートする。いずれ
かの分析対象物の存在は、該第一固相および第二固相の
いずれかまたは両方に付随して生成するシグナルを検出
することにより決定する。指示試薬においてシグナル生
成化合物(標識)として酵素を用いる場合は、シグナル
は視覚により検出するかまたは分光光度計により測定す
ることができる。標識はまた、使用した標識の種類に従
って、蛍光、化学発光、放射能エネルギー放出等を測定
することにより検出することもできる。
【0023】信頼性のある結果を得るため、本発明のア
ッセイ中に陽性コントロールおよび陰性コントロールを
用いることができる。捕捉試薬を結合していないブラン
クビーズおよびブランクウエルを陰性試薬コントロール
として用いることができる。陽性コントロールには、別
々に試験する各分析対象物に対する陽性コントロール、
およびアッセイで検出すべきすべての分析対象物の存在
を決定する組み合わせ陽性コントロールが含まれる。
【0024】本発明のアッセイを開発するに際して認識
された重要な要因には、異なる分析対象物のための異な
るアッセイに使用するのに必要な異なる量の試料、異な
るインキュベーション時間および異なるカットオフ計算
が含まれていた。これら要因を下記表1にまとめてある
。表中、「HBsAg」はB型肝炎表面抗原であり、「
抗HBc」は抗B型肝炎コア抗体である。
【0025】
【表1】     表1 現在用いられている      試料容量    イン
キュベー    カットオフイムノアッセイ試験*  
  (μl)      ション時間(分)  計算 
     HBsAg              1
50−200μl    75/30        
  N.C.**+0.025抗HBc       
         100μl        120
/30         0.4N.C.+0.6p.
C.***HIV−1(現在         1μl
/400μl   60/120/30      N
.C.+0.15P.C.用いられているもの)   
  HTLV−1            5μl/200
μl   30/30/30       4.5×N
.C.HCV                  5
μl/200μl   60/30/30      
 N.C.+0.25P.C.(注)*;アボット・ラ
ボラトリーズ(アボットパーク、イリノイ州)により開
発され市場に売り出されている試験に基づく。 **:陰性コントロール、***:陽性コントロール

0026】1または2以上の分析対象物を試験するため
の本発明のアッセイにおいて、標準容量の試料を用いる
ことができることがわかった。たとえば、HBsAgの
ためのアッセイに利用される伝統的な試料容量は≧15
0μlであり、HIV−1抗体(Ab)のためのアッセ
イに使用される試料容量はわずか1〜10μlであった
。このHIV−1のための低い試料容量は、アッセイに
抗ヒト結合体を使用することによるものであった。しか
しながら、特定抗原をコーティングした固相および特定
抗原複合体を使用した本発明のアッセイにより、HIV
試料容量を≧150μlまで増大させることができるこ
とがわかった。さらに、HBsAgのカットオフ計算は
陰性コントロール(N.C.)+0.025であり、一
方、HIV Abのカットオフ計算はN.C.+0.1
0であった。しかしながら、反応トレイを震盪すること
による動的インキュベーションにより、HBsAgのカ
ットオフをN.C.+0.10まで増大させることがで
きることがわかった。この震盪運動(800〜1000
rpmで使用した場合)はアッセイの動力学を増大させ
、感度を損なうことなくカットオフをN.C.+0.1
0に増大させることができた。また、HBsAgの個々
のアッセイインキュベーション時間(75分および30
分であった)は、試験性能を損なうことなく90分/3
0分/30分の共通のプロトコールに組み入れることが
できることがわかった。
【0027】製造および品質制御の問題は、各アッセイ
に対する固相を反応ウエル中で分離させることにより解
決することができた。たとえば、一つの態様においては
、HBsAg用に選択した固相を反応ウエル自体の内壁
とし、一方、HIV−1用に選択した固相をポリスチレ
ンビーズとした。別々の固相とすることにより、固相の
コーティングを各分析対象物に対して最適化することが
でき、さらに重要なことに、各固相を別々に品質制御す
ることができた。シグナル生成化合物として酵素を用い
る場合は、反応ウエル中の固相ビーズに伴う分光光度計
リーダー中の吸光度値を読み取ることにより発色を検出
する。発色(シグナル生成化合物により生成されるシグ
ナル)は、反応ウエルまたはビーズのいずれか、または
その両方から生じる。それゆえ、このアッセイ態様は、
同じ固相上で免疫化学反応が組合わされるわけではない
ので組合わせ試験としてよりも同時試験として特徴付け
られる。それゆえ、このアッセイ態様は、HIV−1の
みに対する試料の反応性やHBsAgのみに対する試料
の反応性などの特定分析対象物の反応を同定するもので
はない。しかしながら、これら陽性試料の血液銀行集団
中での普及は低いので、この集団中に存在すると予測さ
れる数百の試料当たり1または2の真の陽性試料は、さ
らに試験することにより同定することができる。 それゆえ、このアッセイ態様は、試験を促進し、各実験
研究者の効率および処理量を倍増させる。
【0028】
【実施例】つぎに、実施例に基づいて本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれらに限られるものではな
い。 実施例1 (HCV抗原のトレイコーティング法)組換えHCV抗
原をコーティング緩衝液(リン酸緩衝食塩水[PBS]
、0.01M、pH7.2)中に133ng/mlまで
希釈し、周囲室温(22〜25℃)にて最大5分間、充
分に混合した。この希釈抗原溶液(300μl)をポリ
スチレントレイの各ウエルに加えた。ついで、このトレ
イを、オービタルシェーカー上、周囲室温(20±5℃
)で少なくとも約1時間震盪することにより動的にイン
キュベートした。ついで、希釈抗原溶液を吸引し、洗浄
緩衝液(PBS、0.01M、pH7.2および0.0
5%ポリソルベート−20を含有)をトレイの各ウエル
に加え、オービタルシェーカー上、周囲室温で少なくと
も約1時間動的にインキュベートした。
【0029】洗浄緩衝液を吸引し、オーバーコーティン
グ緩衝液(トリス−リン酸緩衝食塩水(EDTA、EG
TAおよびショ糖を保存剤として含有)、10%トリト
ンX−100R界面活性剤[ポリオキシエチレンエーテ
ル、シグマ・ケミカル、セントルイス、ミズーリ州より
入手可能]、10%ウシ血清、および20%ヤギ血清か
らなる)をトレイの各ウエルに加えた。ついで、トレイ
を40℃で30分間インキュベートした。このインキュ
ベーション後、オーバーコーティング緩衝液を各ウエル
から除き、ラミナーフローフード中、周囲室温にて約5
時間〜約20時間乾燥させた。ついで、このトレイを使
用するときまで周囲室温で貯蔵した。
【0030】実施例2 (HCV/HTLV−1の同時アッセイ)試験管中で1
0μlの試料またはコントロールを試料希釈液(400
μl)に加えることにより試料またはコントロールを希
釈した。この希釈試料または希釈コントロール(200
μl)を、実施例1で調製したトレイのウエルに移した
。 HTLV−1抗原(アボット・ラボラトリーズ、アボッ
トパーク、イリノイ州、60064より入手可能)をコ
ーティングした一つのポリスチレンビーズを各ウエルに
加えた。これらウエルに蓋をし、トレイを軽くたたくこ
とにより混合し、40±2℃で1時間±5分間インキュ
ベートした。各ビーズ/ウエルから流体を吸引し、蒸留
水または脱イオン水を用いて各ビーズ/ウエルを3回洗
浄した。ついで、ヒトIgGに向けられた西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ標識ヤギ抗体(キルケガール・アンド・
ペリー(Kirkgaard and Perry)、
ガイセルスバーグ、メリーランド州20879より入手
)を含有する希釈結合体(200μl)を各ビーズ/ウ
エルに加えた。
【0031】各ビーズ/ウエルに蓋をし、トレイを軽く
たたくことにより混合した。このビーズ/ウエルを40
±2℃で30分間±2分間インキュベートした。各ビー
ズ/ウエルから流体を吸引し、各ビーズ/ウエルを蒸留
水または脱イオン水を用いて3回洗浄した。ついで、o
−フェニレンジアミン(OPD)基質(300μl)を
各ウエル/ビーズに加えた。これらビーズ/ウエルに蓋
をし、周囲室温で30分間±2分間インキュベートした
。 1N硫酸(300μl)を各ビーズ/ウエルに加えて発
色を停止させた。アボットコマンダーRパラレルプロセ
シングセンター(アボット・ラボラトリーズ、アボット
パーク、イリノイ州、60064より入手可能)(各ビ
ーズ/ウエルの460nmにおける光学密度(OD46
0)を分光光度的に測定する)を用い、各ビーズ/ウエ
ルの吸光度を読み取った。
【0032】ついで、カットオフ値を確立し、試料の値
が該カットオフ値よりも小さいか、または該カットオフ
値よりも大きいかまたは等しいかを決定することにより
、各試料の吸光度読み取りを計算した。カットオフ値よ
りも小さい試料はHCVおよびHTLV−1の両方に対
して非反応性とし、またカットオフ値に等しいかまたは
カットオフ値よりも大きい試料はHCVまたはHTLV
−1のいずれかまたはその両方に反応性であるとした。 それゆえ、カットオフは下記式に従って計算した。 カットオフ=(0.25×陽性コントロールの平均OD
460)+陰性コントロールの平均OD460
【003
3】実施例3 (HCV/HTLV−1同時アッセイの再現性)前以て
HBsAg、抗HCV抗体、抗HTLV−1抗体および
抗HIV抗体に対して陰性と試験された再石灰プールヒ
ト血漿からなる陰性コントロール、およびHCVに対す
る抗体について陽性と試験された再石灰プールヒト血漿
からなる陽性コントロールを、実施例2の方法に従い、
2つの異なる日に試験した。各日に5つの別々のアッセ
イを行った。得られた吸光度データからアッセイ内変動
およびアッセイ間変動を決定した。そのデータを表2に
まとめて示す。
【表2】
【0034】実施例4 (個々の試験および本発明アッセイの比較)HCVおよ
びHTLV−1の存在について本発明のアッセイおよび
個々の試験を比較した。HCVおよびHTLV−1につ
いて試料を下記のようにして個々にアッセイし、これら
結果を本発明のアッセイにより得られた結果と比較した
。 HTLV−1抗原(アボット・ラボラトリーズ、アボッ
トパーク、イリノイ州、60064より入手可能)をコ
ーティングした1/4”ビーズおよびHCV上の幾つか
の別個のエピトープを示す2種の精製組換えタンパク質
(アボット・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリノ
イ州、60064より入手可能)をコーティングした1
/4”ビーズを別々に用いてこれらマーカーの存在を決
定し、実施例2のビーズ/ウエルアッセイを用いて同試
料中のHCV/HTLV−1の存在を決定した。アボッ
トコマンダーRパラレルプロセシングセンターへ生成物
を挿入した後、下記手順により個々のビーズを試験した
【0035】10μlの各コントロールまたは試料を個
々の試験管の底に入れた。試料希釈液(400μl)を
各試験管に加え、試験管を混合した。ついで、各希釈試
料またはコントロール(200μl)をポリスチレント
レイのウエル中に移した。適当な抗原でコーティングし
た一つのビーズを各ウエルに加えた。ウエルをカバーシ
ールで蓋をし、トレイを軽くたたいてビーズを覆いウエ
ル中に捕捉された空気の泡を除いた。ウエルを40±2
℃で1時間±5分間インキュベートした。このインキュ
ベーションの後、シールをウエルから除き、液体を各ウ
エルから吸引し、各ビーズを全部で12〜18mlの蒸
留水または脱イオン水で洗浄した。
【0036】ついで、アッセイしようとしている分析対
象物に特異的な希釈結合体(200μl)を、ビーズを
入れた各ウエル中にピペットで入れた。カバーシールを
トレイの各ウエルに適用し、トレイを軽くたたくことに
より空気の泡を除いた。ウエルを40±2℃で30±2
分間インキュベートした。このインキュベーションの後
、カバーシールを除き、各ウエル中に存在する液体を除
き、全部で12〜18mlの蒸留水または脱イオン水で
洗浄した。ついで、新たに調製したOPD溶液(300
μl)を第一列目のブランクトレイ(ブランクビーズを
含有)に加え、ついで、コーティングビーズを含有する
各ウエルにOPD溶液を加えた。ウエルをカバーシール
で覆い、周囲室温で30±2分間インキュベートした。 1N硫酸(300μl)を各ウエルに加えて発色反応を
停止させた。
【0037】ブランク、コントロールおよび試料の吸光
度の読み取り(OD460)を測定した。HCVのカッ
トオフはつぎの式により計算した:(0.25×陰性コ
ントロールの平均OD460)。吸光度がカットオフ未
満である場合は、試料はHCVに対して非反応性である
とした。OD460がカットオフに等しいかまたはカッ
トオフ以上である場合は、試料はHCVに対して反応性
であるとした。HTLV−1のカットオフは、つぎの式
により計算した:4.5×陰性コントロールの平均OD
460。吸光度の読み取りがカットオフ未満である場合
は、試料はHTLV−1に対して非反応性であるとした
。また、吸光度の読み取りがカットオフに等しいかまた
はカットオフ以上である場合は、試料はHTLV−1に
対して反応性であるとした。
【0038】HCV反応性であると思われる29人の患
者について、本明細書に記載したようにしてHCV、H
TLV−1について個々に試験し、HCV/HTLV−
1についても本発明のアッセイ法により試験した。陰性
コントロールおよび陽性コントロールについてのOD4
60読み取り並びに29人の患者についての試料/カッ
トオフ比(S/CO)を表3にまとめて示す。カットオ
フは下記式に従って計算した。 HTLV−1のカットオフ:4.4×NCxHCVのカ
ットオフ:0.25×PC+NCxHTLV−1/HC
Vのカットオフ:0.25×PC+NCx
【表3】
【0039】ウエスタンブロット分析によりHTLV−
1について陽性と確認された15人の患者を、上記と同
様にして試験した。そのデータ(S/CO比で示す)を
表4に示す。
【表4】 表3および表4に示すデータは、本発明のアッセイ法を
用いた場合のHCVおよびHTLV−1の両方に対する
全感度を示している。本発明のアッセイ法を用いて得ら
れた結果は、別々に決定するための1/4”ビーズを利
用した個々のアッセイで得られた結果と同じであった。
【0040】血液銀行から入手した50の新たな血漿ま
たは血清試料について、上記方法により試験した。かく
して得られたデータによれば、個々の1/4”ビーズア
ッセイにより試験した場合にはHTLV−1と反応性の
試料はなかった。個々の1/4”ビーズアッセイにより
試験した場合に、これら50の試料のうち4つの試料が
HCVについて「+/−」(確定できない)と試験され
た。再試験したところ、これら4つの試料は非反応性と
試験された。これら50の試料を本発明のアッセイ法に
試験した場合は、50のすべての試料が非反応性と試験
された。
【0041】同様にして、他の50の正常な血清試料に
ついても本発明の方法により試験した。HTLV−1の
ための個々の1/4”ビーズアッセイで1つの試料が確
定できずと試験され、この試料を再試験したところ非反
応性であった。また、HCVのための個々の1/4”ビ
ーズアッセイで試験した場合に2つの試料が確定できな
かった。再試験したところ、これら2つの試料は非反応
性と試験された。本発明のアッセイによれば、50のす
べての試料が非反応性であった。
【0042】実施例5 (抗HBs抗体のトレイコーティング法)15mM E
DAC/0.2Mプロピルアミン溶液(200μl)を
、コーティングしようとする各トレイの各ウエルに加え
た。 ついで、抗HBsモノクローナル抗体の15μg/ml
溶液(200μl)を各トレイの各ウエルに加えた。各
トレイを200rpmにて周囲室温で70分間回転させ
た。ついで、コーティング溶液を吸引し、PBS/0.
1%ツイーンR(ポリオキシエチレンソルビタン、シグ
マ・ケミカル、セントルイス、ミズーリ州より入手可能
)洗浄溶液(800μl)を各ウエルに加えた。各ウエ
ルを40℃で30分間インキュベートした。インキュベ
ーション後、この洗浄溶液を各ウエルから吸引し、0.
1Mクエン酸/3%BSA/5%ショ糖オーバーコーテ
ィング溶液(500μl)を各ウエルに加えた。ウエル
を周囲室温にて60分間インキュベートした。このイン
キュベーション後、オーバーコーティング溶液を各ウエ
ルから吸引した。ついで、ウエルを40℃で30分間乾
燥させ、使用するときまで周囲室温で貯蔵した。
【0043】実施例6 (HBsAgおよびHIV−1/2抗体の同時アッセイ
)試料(150μl)およびHIV試料希釈液/HBs
Ab酵素結合体(50μl)(ヤギ抗HBs抗体:西洋
ワサビペルオキシダーゼ[HRPO]、JM103[溶
解細胞からの大腸菌溶解液および大腸菌タンパク質]お
よびCKS溶解液[シチジアンモノリン酸−KDOシン
セターゼ]を含有)を、実施例5により調製したアッセ
イウエルに加えた。ついで、HIV−1およびHIV−
2の抗原(「HIV−1/2」)(アボット・ラボラト
リーズ、アボットパーク、イリノイ州、60064から
入手可能)を含有する抗原調製物でコーティングしたビ
ーズをウエルに加えた。この混合物を40℃で90分間
インキュベートし、吸引し、蒸留水で2回洗浄した。試
料中にHBsAg分析対象物が存在しているときは、抗
体:抗原:抗体−酵素複合体が反応ウエル上に生成した
【0044】ついで、HIV抗原−酵素結合体(200
μl)をウエルに加えた。この混合物を30分間インキ
ュベートし、上記と同様にして洗浄した。試料中にHI
V−1Ab分析対象物が存在しているときは、抗原:抗
体:抗原−酵素結合体がビーズ上に生成した。ついで、
OPD(300μl)を加え、ビーズ/ウエルを周囲室
温でインキュベートすることにより30分間発色させた
。 1N硫酸(300μl)を加えて反応を停止させ、OD
460を測定することにより吸光度の読み取りを行った
。 この試験は、アボットコマンダーRパラレルプロセシン
グセンター(アボット・ラボラトリーズ、アボットパー
ク、イリノイ州、60064から入手可能)上で処理お
よび読み取りを行った。
【0045】実施例7 (HBsAgに対する正常クエン酸処理血漿集団の試験
)958の正常クエン酸処理血漿試料を試験するため、
実施例6に記載の方法を用いた。本発明の方法を用いた
場合、958の試料のうち4つの試料(0.42%)が
最初反応性とされた。本発明の方法で再試験したところ
、上記4つの反応性試料のうち2つの試料が反応性とさ
れた(0.21%)。ついで、繰り返し反応性であった
試料をウエスタンブロット確認法により試験したところ
、HIV抗体について陰性であることがわかった。本発
明の方法により繰り返し反応性であるとされたすべての
試料について、アウスザイムRIV抗体中和法(アボッ
ト・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリノイ州、6
0064)による試験を行ったところ、繰り返し反応性
であった2つの試料は陽性であることが確認された。
【0046】実施例8 (HBsAgに対する正常クエン酸処理血漿集団の試験
)実施例5で調製した異なるロットのウエルおよびHI
V−1およびHIV−2抗原(アボット・ラボラトリー
ズ、アボットパーク、イリノイ州、60064より入手
可能)を含有する抗原調製物をコーティングしたビーズ
を用い、実施例7に記載の方法を行った。実施例6に記
載の方法に従い、1398の正常クエン酸処理血漿試料
をアッセイした。最初、これら1398のうち6つの試
料(0.43%)が本発明の方法により反応性であると
試験されることがわかった。これら6つの試料のうち3
つの試料は、本発明の方法で再試験した後にも繰り返し
反応性であった(0.21%)。ついで、繰り返し反応
性の試料をHIVに対するウエスタンブロット確認法に
より試験したところ陰性であった。これら3つの試料の
うち2つの試料は、アウスザイムRIV抗体中和法(ア
ボット・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリノイ州
、60064より入手可能)での試験によりHBsAg
に対して陽性であると確認されることがわかった。
【0047】実施例9(HIV−1感度パネルの試験)
HIV−1血清変換パネルを用い、実施例7に記載の方
法を行った。これから得られた結果を、現在利用可能で
連邦政府によって承認された試験(アボット・ラボラト
リーズ、アボットパーク、イリノイ州、60064より
入手可能)を用いたエンザイムイムノアッセイ(EIA
)によって得られた結果と比較した。これらの結果を下
記表5に示す。
【表5】 表5に示すデータは、本発明の方法が現在用いられてい
るEIA法よりも感度が優れていることを示している。 というのは、本発明の方法はパネル成員No.3で陽性
の反応を検出したが、この反応は現在用いられているE
IA法ではパネル成員中で検出されなかったものである
からである。本発明の方法の感度が優れているのは、本
発明の方法ではさらにIgMをも検出することができる
ことによるという仮説が立てられる。
【0048】実施例10 (HBsAg感度パネル)陰性および陽性コントロール
、および既知量のHBsAg抗原および抗体を用い、実
施例7に記載の方法を行った。アウスザイムRIV試験
(アボット・ラボラトリーズ、アボットパーク、イリノ
イ州、60064)の結果を利用した。これらのデータ
を表6に示す。
【表6】 表6に示すデータは、本発明の方法がアウスザイムRI
V試験に比べてHBsAgのADおよびAYサブタイプ
に対する感度が優れていることを示している。この感度
の上昇は、現在利用されている方法に対する本発明の方
法の利点である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  試料中に存在する1または2以上の分
    析対象物の存在を同時に検出するためのアッセイ法であ
    って、 (a)試料を (i)第一の分析対象物に特異的な第一結合成分を第一
    固相に結合させてなる第一の分析対象物のための捕捉試
    薬、および (ii)第二の分析対象物に特異的な第一結合成分を第
    二固相に結合させてなる第二の分析対象物のための捕捉
    試薬と同時に接触させて混合物を生成させ、(b)該混
    合物を、捕捉試薬/第一分析対象物複合体および/また
    は捕捉試薬/第二分析対象物複合体を生成するのに充分
    な時間および条件下でインキュベートし、(c)かくし
    て生成した複合体を (i)第一の分析対象物に特異的な結合ペアの成分をシ
    グナル生成化合物で標識してなる第一の分析対象物のた
    めの指示試薬、および (ii)第二の分析対象物に特異的な結合ペアの成分を
    シグナル生成化合物で標識してなる第二の分析対象物の
    ための指示試薬 と接触させて第二の混合物を生成させ、(d)該第二の
    混合物を、捕捉試薬/第一分析対象物/指示試薬複合体
    および/または捕捉試薬/第二分析対象物/指示試薬複
    合体を生成するのに充分な時間および条件下でインキュ
    ベートし、ついで (e)該第一固相および該第二固相のいずれかまたは両
    方で生成した複合体に付随して生成したシグナルを検出
    することにより試料中の1または2以上の分析対象物の
    存在を決定する ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  第一の分析対象物のための指示試薬中
    のシグナル生成化合物および第二の分析対象物のための
    指示試薬中のシグナル生成化合物が、酵素、発光化合物
    、化学発光化合物および放射性元素よりなる群から選ば
    れたものである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  第一の分析対象物が抗HCV抗体であ
    り、該第一の分析対象物に特異的な第一結合成分がHC
    V抗原である、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】  第二の分析対象物がHTLV−1抗原
    であり、該第二の分析対象物に特異的な第一結合成分が
    HTLV−1抗体である、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】  試料中に存在する1または2以上の分
    析対象物の存在を同時に検出するためのアッセイ法であ
    って、 (a)試料を (i)第一の分析対象物に特異的な第一結合成分を第一
    固相に結合させてなる第一の分析対象物のための捕捉試
    薬、 (ii)第二の分析対象物に特異的な第一結合成分を第
    二固相に結合させてなる第二の分析対象物のための捕捉
    試薬、および (iii)第一の分析対象物に特異的な結合ペアの成分
    をシグナル生成化合物で標識してなる第一の分析対象物
    のための指示試薬 と同時に接触させて混合物を生成させ、(b)該混合物
    を、捕捉試薬/第一分析対象物/指示試薬複合体および
    捕捉試薬/第二分析対象物複合体を生成するのに充分な
    時間および条件下でインキュベートし、(c)かくして
    生成した複合体を、第二の分析対象物に特異的な結合ペ
    アの成分をシグナル生成化合物で標識してなる第二の分
    析対象物のための指示試薬と接触させて第二の混合物を
    生成させ、 (d)該第二の混合物を、捕捉試薬/第二分析対象物/
    指示試薬複合体を生成するのに充分な時間および条件下
    でインキュベートし、ついで (e)該第一固相および該第二固相のいずれかまたは両
    方で生成した複合体に付随 して生成したシグナルを検出することにより試料中の第
    一分析対象物および/または第二分析対象物の存在を決
    定する ことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】  第一の分析対象物のための指示試薬中
    のシグナル生成化合物および第二の分析対象物のための
    指示試薬中のシグナル生成化合物が、酵素、発光化合物
    、化学発光化合物および放射性元素よりなる群から選ば
    れたものである、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】  第一の分析対象物がB型肝炎表面抗原
    であり、該第一の分析対象物に特異的な第一結合成分が
    抗B型肝炎表面抗原抗体である、請求項5に記載の方法
  8. 【請求項8】  第二の分析対象物がHIV抗体であり
    、該第二の分析対象物に特異的な第一結合成分がHIV
    抗原である、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】  (a)第一の分析対象物に特異的な第
    一結合成分を第一固相に結合させてなる第一の分析対象
    物のための捕捉試薬、 (b)第二の分析対象物に特異的な第一結合成分を第二
    固相に結合させてなる第二の分析対象物のための捕捉試
    薬、 (c)第一の分析対象物に特異的な結合ペアの成分をシ
    グナル生成化合物で標識してなる第一の分析対象物のた
    めの指示試薬、および (d)第二の分析対象物に特異的な結合ペアの成分をシ
    グナル生成化合物で標識してなる第二の分析対象物のた
    めの指示試薬 からなることを特徴とする、試料中の1または2以上の
    分析対象物を同時に検出するためのキット。
  10. 【請求項10】  第一の分析対象物のための指示試薬
    中のシグナル生成化合物および第二の分析対象物のため
    の指示試薬中のシグナル生成化合物が、酵素、発光化合
    物、化学発光化合物および放射性元素よりなる群から選
    ばれたものである、請求項9に記載のキット。
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