JPH04232961A - 電子受容体のブロッキングおよび保護皮膜層 - Google Patents

電子受容体のブロッキングおよび保護皮膜層

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JPH04232961A
JPH04232961A JP3120382A JP12038291A JPH04232961A JP H04232961 A JPH04232961 A JP H04232961A JP 3120382 A JP3120382 A JP 3120382A JP 12038291 A JP12038291 A JP 12038291A JP H04232961 A JPH04232961 A JP H04232961A
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charge
imaging member
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dielectric
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JP3120382A
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Joseph C Mammino
ジョセフ マンミノ
Oscar G Hauser
オスカー ジー ハウザー
Dennis A Abramsohn
デニス エイ アブラムソン
Deborah Nichol-Landry
デボラ ニコル ランドリー
S Cypra Donald
ドナルド エス サイプラ
Robert Anderson
アンダーソン ロバート
Richard L Schank
リチャード エル シャンク
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にイオノグラフィ
ーに向けられ、更に詳しくはイオノグラフィー画像形成
の電子受容体に向けられている。
【0002】
【従来技術】イオノグラフィーでは、電子受容体表面上
に規定されたパターンでイオンを堆積することで潜像が
形成される。そのイオンは、直線上に配置したイオン放
射デバイスまたはイオンヘッドにより適用されて、静電
潜像を作る。代わりに、電子受容体表面は均一な極性に
帯電されてもよく、逆の極性で放電される部分が潜像を
形成してもよい。帯電したトナー粒子はその後、これら
の潜像上を通過し、前もって電荷が堆積した所にトナー
粒子が残される。この現像された画像が続いて紙のよう
な支持体に転写されて、永久的にそこへ融着される。
【0003】Burwasser 等の米国特許第4,
404,574 号は、潜像が誘電性記録部材上に作ら
れる電子写真印刷システムを開示している。誘電性記録
部材は、樹脂フィルム基材、その基材上の導電体層およ
びその上に誘電体層を含む透明で柔軟なフィルムである
。誘電体層は、そのフィルム部材をロールホルダーから
解き、賦活化電極を渡って輸送することのできる“粘着
防止”材料とともに提供されてもよい。その“粘着防止
”材料は電気的機能は持たず、フィルムが巻き上げられ
る時に誘電性皮膜が支持体の裏面に付着しないように付
加される。その“粘着防止”材料は導電体層中に懸濁さ
れていて、高密度のポリエチレンまたは合成シリカであ
ってもよい。その部材は、潜像が永久的にその部材へ融
着されるという点で、再利用できるイオノグラフィーの
画像受容体とは異なる。
【0004】イオノグラフィーは、いくつかの観点から
、電子写真に使われる画像形成のより知られている型に
似通っている。しかしながら、画像形成のその2つのタ
イプは基本的に異なっている。電子写真では、導電体層
の上に光導電性絶縁層を含む電子写真版が、最初にその
表面を均一に静電的に帯電することで画像形成される。 その版はその後、光のような活性化した電磁的放射のパ
ターンに露光される。電子写真版は暗所では絶縁性で、
光には導電性である。そのため、放射は光導電性絶縁層
の照射領域の電荷を選択的に除去し、非照射領域に静電
潜像を残す。このように、画像形成部材を全体を通して
、電荷が流れることになる。静電潜像はその後、光導電
性絶縁層の表面上に微細に粉砕された検電顕像性粒子を
堆積することで、可視像を形成するように現像される。 得られた可視像はその後、電子写真版から紙のような支
持体に転写される。この画像形成方法は再利用できる光
導電性絶縁層で何回も繰り返される。
【0005】電子写真用画像形成部材は多くの形態で提
供され、画像形成部材を保護する保護皮膜と共に提供さ
れる。例えば、Porastriの米国特許第4,00
6,020 号は保護被覆された電子静電写真の感光体
を開示している。開示されている保護皮膜はメチルメタ
アクリレート、n−ブチルアクリレート、およびアクリ
ル酸またはメタアクリル酸の付加重合化合物である第1
のポリマー、およびスチレンと無水マレイン酸の付加重
合化合物である第2のポリマーをふくむ。Wiedem
ann の米国特許第4,472,491 号は、アク
リル化された結着剤からなる透明保護層を含む電子写真
の記録部材を開示している。Merrill の米国特
許第4,260,671号はポリカーボネート保護皮膜
と共に提供される光導電性部材を開示している。
【0006】電子写真用画像形成部材のための保護皮膜
はまた、シリコン保護皮膜を含む。例えば、Pai 等
の米国特許第4,770,963 号は、非計算量のシ
リコンニトライドの第1保護皮膜層およびシリコン−シ
リカ混成ポリマーの第2保護皮膜層を含む光感応性の画
像形成部材を開示している。Schankの米国特許第
4,565,760 号は、アルコール性溶媒中のコロ
イドシリカと水酸化シルセスキクソンの分散体を含む光
感応性の画像形成部材を開示している。Schankの
米国特許第4,439,509 号は、三官能価オルガ
ノシランを水素化することと水素化されたシランをコロ
イドシリカで安定化することによって調製される、架橋
シロキサノール−コロイドシリカ混成材料の皮膜を含む
電子写真用画像形成部材を開示している。
【0007】Wilsonの米国特許第4,743,4
92 号は、種々の下地のプライマートップコートシス
テムを開示している。アクリル樹脂とエピクロロヒドリ
ンおよびビスフェノールAまたはビスフェノールAFの
縮合物から誘導されるエポキシ化合物の混合物のプライ
マーは、ポリビニルフルオリドのトップコートと共に提
供される。プライマートップコートシステムの使用は、
電子写真またはイオノグラフィーの用途としては開示さ
れていない。
【0008】イオノグラフィーの画像形成部材は、上記
に述べたおよび他の電子写真用画像形成部材とは、多く
の観点で異なる。イオノグラフィーのデバイスの画像形
成部材は、電気的に絶縁性であり、そのため、そこへ適
用された電荷は現像前には消失しない。画像形成部材全
体を通しての電荷の流れは、電荷が捕らえられデバイス
の破損を招くので、望ましくない。イオノグラフィーの
受容体は、あったとしても極わずかな光感度を有する。 光感度の欠如は、イオノグラフィーの用途にかなりの有
利性を提供する。例えば、電子受容体の封入体に光に対
する完全な不浸透性を必要とせず、放射融着は受容体を
迷放射から保護する必要なく使用できる。また、これら
のイオノグラフィーの受容体における電荷減衰の程度(
電荷の再分布による表面電位の損失または反対電荷の再
結合)は特徴的に低く、従って長時間にわたって受容体
表面上の一定の電位特性を提供する。
【0009】しかしながら、イオノグラフィーの画像形
成部材は、一般的に多くの不利な点を欠点として持つ。 イオノグラフィーの機器においては、電子受容体は現像
およびクリーニングサブシステムに接触する。また、紙
は転写ゾーンの電子受容体表面に接触する。このように
、イオノグラフィーの用途に良好な電気的特性を有する
電子受容体材料は、すなわち電気的に絶縁性であること
は、摩擦電気的にイオノグラフィーの機器のサブシステ
ムに不適合である。例えば、特に良好な電子受容体の誘
電性材料は、高い摩擦電気的帯電のためトナーとの接点
には不適合である。この不適合性は、他の問題の中で、
誘電性材料の乏しいトナー放出特性のためにクリーニン
グの不足につながる。
【0010】多くのイオノグラフィーの画像形成部材の
さらに一層の問題は、高い電荷減衰と電荷捕獲を含む。 高い誘電率と良好なトナー放出特性を有する材料は、高
い表面電荷減衰と電荷捕獲を欠点として持つ。例えば、
ポリビニルフルオリドのような高い誘電率を有する材料
は、高い電荷減衰率と大量電荷捕獲を有する。また、露
出している誘電性受容体の表面が良好な耐磨耗、耐剥離
および耐引掻特性を有することが望ましい。誘電性画像
形成層に使用される有機フィルム形成樹脂は、誘電性受
容体の反応に悪く影響する磨耗、剥離および引掻きをう
けやすい。
【0011】上記のおよび他の問題点は、イオノグラフ
ィーの電荷受容体における種々の材料の利用を限定する
。問題点は、イオノグラフィーの画像形成に望ましい特
性を有する高い誘電率を持つ材料が非常に少ないという
点で、さらに複雑になっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イオ
ノグラフィーの画像形成システム内の多様な条件に適合
する材料を電子受容体に提供することである。本発明の
目的は、現像剤材料に電気的に適合する保護皮膜層を電
子受容体に提供することである。
【0013】本発明の別の目的は、クリーニングの不足
に対してより感じにくい電子受容体を提供することであ
る。本発明のまた別の目的は、電子受容体における電荷
減衰率と大量電荷捕獲を減少させることである。本発明
の別の目的は、電子受容体に電荷注入を防ぐ少なくとも
1つのブロッキング層を提供することである。
【0014】本発明の別の目的は、電子受容体に表面電
荷減衰と大量電荷捕獲を減少させる材料の組合せを提供
することである。本発明の別の目的は、電子写真用画像
形成部材に耐磨耗、耐剥離および耐引掻性の保護皮膜を
提供することである。本発明の目的はまた、電気的およ
び化学的に電子写真用画像形成部材に適合する透明な薄
い保護皮膜を提供することである。
【0015】本発明のさらに別の目的は、有用なトナー
転写効果および受容体クリーニングを提供するより低い
エネルギーの表面を誘電性の画像形成受容体に提供する
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施態様
では、イオノグラフィーの画像形成部材は、電気的な導
電体層、誘電性画像形成層およびイオノグラフィーの画
像形成デバイスのサブシステムに電気的に適合するアク
リレート、アクリルホモポリマーまたはコポリマー、ポ
リカーボネートまたは他の材料を含む保護皮膜層を含む
。他の保護皮膜材料は、ポリウレタン;ポリエステル;
ポリテトラフルオロエチレンおよび他のフルオロカーボ
ンポリマー;ポリアリールエーテル;ポリブタジエンお
よびスチレン、ビニル/トルエン、およびアクリレート
とのコポリマー;ポリスルホン;ポリエーテルスルホン
;ポリアリールスルホン;ポリエチレンおよびポリプロ
ピレン;ポリイミド;ポリ(アミド−イミド);ポリエ
ーテルイミド;ポリエチルペンテン;ポリフェニレンス
ルフィド;ポリスチレンおよびアクリロニトリルのコポ
リマー;ポリビニルクロライドおよびポリビニルアセテ
ートのコポリマーおよびターポリマー;シリコン;それ
らのアクリル系誘導体およびコポリマー;アルキド樹脂
;アミノ樹脂;セルロース樹脂およびポリマー;エポキ
シ樹脂およびエステル;ナイロンおよび他のポリアミド
;フェノール樹脂;フェノキシ樹脂;フェニレンオキシ
ド;およびポリビニルフルオリドを含む。さらに、電荷
注入を防ぐために、1つまたはそれ以上のブロッキング
層が提供されてもよい。
【0017】本発明の第2の実施態様では、電気的な導
電体層、誘電性画像形成層および電荷注入を防ぐかまた
は減少する材料を含む少なくとも1つのブロッキング層
を含むイオノグラフィーの画像形成部材が提供される。 ブロッキング層は導電体層と誘電体層の間、および/ま
たは誘電性画像形成層上を被覆するように位置されても
よい。そのブロッキング層は、その電荷ブロッキング層
がまた、電気的にイオノグラフィーの画像形成機器のサ
ブシステムに適合する条件で、誘電性画像形成層上に塗
被される時に、保護皮膜として機能する。
【0018】本発明の第3の実施態様では、誘電性材料
とイオン注入を防ぐかまたは減少させる材料(電荷ブロ
ッキング材料)からなる誘電性画像形成層を含む、イオ
ノグラフィーの画像形成部材が提供される。本発明の電
子受容体は、電気的導電体層および電荷受容層(誘電性
画像形成層)を含む。電子受容体はさらに、保護皮膜層
(電荷ブロッキング層として機能してもよい)および/
または少なくとも1つの電荷ブロッキング層、および/
または画像形成層に分散する電荷ブロッキング材料とと
もに提供される。
【0019】図1に示されているのは、導電体層1、誘
電性画像形成層3および保護皮膜層5を含む本発明の電
子受容体の断面図である。一般的に、導電体層1には、
いかなる適当な電気的導電性材料が利用されてもよい。 導電体層は、例えば、薄い真空蒸着された金属または金
属酸化物皮膜、結着剤中に分散した電気的導電性粒子、
またはポリピロール、ポリチオフェン等のような電気的
導電性ポリマーである。導電体層は、いかなる適当な塗
被方法によって表面に適用されてもよい。一般的に、導
電体層は連続していて均一で、約0.05mmと約25
mmの間の厚さであるべきである。この範囲外のいかな
る厚さも、もし望むならば利用できる。
【0020】代表的な金属および金属酸化物は、アルミ
ニウム、インジウム、金、酸化スズ、インジウム酸化ス
ズ、アンチモン酸化スズ、銀、ニッケル、ヨウ化銅、銀
塗料等を含む。結着剤中に分散させる代表的な電気的導
電性粒子は、カーボンブラック、アルミニウム、インジ
ウム、金、酸化スズ、インジウム酸化スズ、銀、ニッケ
ル等、およびその混合物を含む。粒子は、導電体層の乾
燥したときの厚さよりも小さい平均粒子サイズをもつべ
きである。導電性粒子の代表的なフィルム形成結着剤は
、ポリウレタン、ポリエステル、フルオロカーボンポリ
マー、ポリカーボネート、ポリアリールエーテル、ポリ
アリールスルホン、ポリブタジエンンおよびスチレンと
のコポリマー、ビニル/トルエン、アクリレート、ポリ
エーテルスルホン、ポリイミド、ポリ(アミド−イミド
)、ポリエーテルイミド、ポリスチレンおよびアクリロ
ニトリルのコポリマー、ポリスルホン、ポリビニルクロ
ライド、およびポリビニルアセテートのコポリマーおよ
びターポリマー、シリコン、アクリレートおよびコポリ
マー、アルキド樹脂、セルロース樹脂およびポリマー、
エポキシ樹脂およびエステル、ナイロンおよび他のポリ
アミド、フェノール樹脂、フェニレンオキシド、ポリビ
ニリデンフルオリド、ポリビニルフルオリド、ポリブチ
レン、ポリカーボネート混合エステル等を含む。結着剤
に添加する導電性粒子の相対的な量は、ある程度は粒子
の導電性による。一般的に、最終の乾燥固形導電体層に
おいて、105 オーム/スクエアよりも小さい電気抵
抗率に達するように十分な粒子が添加されるべきである
【0021】導電性皮膜は多くの供給源から市場で入手
可能である。代表的な導電性皮膜組成物はRed Sp
ot(登録商標)Olefin導電性プライマー(Re
d Spot Paint & Varnish Co
.,Inc. から入手可能)、Aquodag Al
codag および他の“Dag”皮膜(Acheso
n Colloids Co.から入手可能) 、LE
12644 (Red Spot Paint & V
ernish Co.Inc から入手可能)、Pol
ane(登録商標)E67BC24 、E75BC23
 、E67BC17(Sherwin William
s Chemical Coatingsから入手可能
)、EPC−117 ポリピロールポリマー(Pola
roid Corp.から入手可能)等を含む。
【0022】もし望めば、いかなる適当な溶媒も電気的
導電体層の適用を容易にするために、フィルム形成結着
剤ポリマー材料と共に使用してよい。その溶媒は導電体
層のフィルム形成結着剤ポリマーを溶かさなければなら
ない。フィルム形成結着剤ポリマー材料と溶媒の代表的
な組み合わせ、または溶媒の組み合わせはポリカーボネ
ート(General Erectric社から入手可
能なLexan4701)およびジクロロメタン/1,
1,2− トリクロロエタン、混合ポリエステル(Go
odyear Tire & Rubber 社から入
手可能なVitel (登録商標)PE100)および
ジクロロメタン/1,1,2− トリクロロエタン、ポ
リエステル(E.I.duPont およびDe Ne
mours & Co から入手可能な duPont
49000) およびジクロロメタン/1,1,2− 
トリクロロエタン、ポリアクリル(E.I.duPon
t およびDe Nemours & Co から入手
可能な duPontAcrylic68070) お
よび芳香族炭化水素、ポリウレタン(B.F.Good
rich Chemical社から入手可能なEsta
ne(登録商標)5707FIP)およびテトラヒドロ
フラン/ ケトン配合物、Polaroid Corp
.から入手可能なEPC−117 ポリピロールおよび
アルコール、エステル、酢酸、ジメチルホルムアミド、
これらの単品および配合物などである。
【0023】本発明の誘電性画像形成層3は、好ましく
は高い誘電率を持つ材料を含む。このような材料は単独
でも、誘電率を増加させるために誘電性の顔料で着色さ
れていてもよい。適当な誘電性材料は、Tedlarと
して duPont から入手可能なポリビニルフルオ
リド(PVF)、Kynar としてPennwalt
から入手可能なポリビニリデンフルオリド、および絶縁
性樹脂と高い誘電率の顔料の混合物を含む。誘電性の顔
料は無機材料を含む。代表的な無機材料はセラミック、
酸化アルミニウム、二酸化チタニウム、酸化亜鉛、酸化
バリウム、ガラス、酸化マグネシウム等を含む。
【0024】誘電性画像形成層はまた、いかなる溶解さ
れまたは分散される材料を含んでもよい。これらの溶解
されまたは分散される材料は、例えば、バリウムチタネ
ート、鉄の遷移金属酸化物、チタニウム、バナジウム、
マンガン、またはニッケル、リン酸ガラス粒子等を含む
。分散される材料の1つの特定の種類は、遷移金属酸化
物から、それらの多原子価の特性を利用することで得ら
れる。遷移金属リン酸ガラスは、十分な量の遷移金属酸
化物を五酸化リンと混合しその後融解することで得られ
る。この方法は、予測できる態様で望ましい複合材料誘
電率が得られる、予め決められた誘電特性を有するガラ
スを作る。このようなガラスの1例は、4.5TiO2
−X・2P2O5であり、XはTi の2つの原子価の
状態の比を決定する。Xが大きいほど、Ti3+イオン
が多く存在する。Ti3+とTi4+の比がガラスの誘
電性特性を決定する。このようにXの値が小さいほどD
C誘電率の値が小さくなる。このようなガラスは、アル
ゴン雰囲気下で粉末のTiO2と(NH4)2HPO4
 の計算された混合物を加熱することにより、最初に適
当なTiO2−2P2O5混合物を得ることで製造され
る。このような混合物には、Ti2O3 が与えられる
。徹底的な混合の後、得られた粉末はアルゴン雰囲気下
で融解するまで加熱される。約1時間の間、溶融状態で
維持され、その後溶融液から直接注がれて注型される。 代わりとして、ガラスは従来の手段で放出成形されても
よい。X=0.05の価は約20の静電誘電率および約
6の高周波誘電率を生ずる。この範囲の価はすべての遷
移金属酸化物で容易に達成できる。100程の高い価は
、静電誘電率として得られる。1度成形されると、ガラ
スは望ましい誘電率を有する電子受容体に使われるため
に粉砕されまたは微細な粒子に加工される。遷移金属リ
ン酸ガラスを調製するのに、バナジウム、マンガン、ニ
ッケル、鉄等のような他の遷移金属も、上記の方法でチ
タニウムの代わりに使える。酸化物および五酸化物の前
につく価はまたかえてもよい。このように、五酸化物の
価が決まれば、ガラスを得るには他の価は2.5から6
までかえてもよい。これらの材料は湿度に反応せず、丈
夫で、透明度においてはX=0のときは透明であり、X
=0.1のときは濁っていて、この形で不活性であると
いう点で毒性はない。
【0025】多数の他の誘電性材料がthe Hand
 Book of Chemistry and Ph
ysics 66th Ed.1985−1986,C
RC Press,Inc.,Section E, 
 頁49−59 に掲載されていて、これらが潜在的に
誘電性画像形成層( 電子受容体) に有用であること
は高く評価されるべきである。1度上述のとおり望まし
い条件が認められれば、それらの選択は容易に達成でき
る。
【0026】高い誘電率の顔料に与えされる絶縁性樹脂
は、ポリウレタンおよび導電体層として上述したそれら
のフィルム形成結着剤ポリマーのような他の材料を含む
。高い誘電率の顔料は、例えば、TiO2およびBaT
iO3を含む。高い誘電率の顔料と絶縁性樹脂の混合物
が使われるとき、少なくとも約5の誘電率の組成物が得
られることが好ましい。しかしながら、もし望むなら、
約5より小さい誘電率を持つ誘電性材料がまた使われて
もよい。
【0027】General Electricから得
られる、ビスフェノール−Aとホスゲンの熱可塑性ポリ
カーボネート縮合化合物であるLexan3250(登
録商標)中のバリウムチタネートの種々の重量荷重に関
して試験が実施され、種々のバリウムチタネートの濃度
の誘電性材料での誘電率を測定した。試料はブラシでし
ぼ付けされたアルミニウム平板上で二次加工されて、周
囲のスキャナー中の26.4cmのドラム上のの1部に
載せられ、60および/または120RPM で回転さ
せられた。5cm幅の単線コロトロンが、(+および−
).1,.2,.5, および/または1.0 μAの
帯電電流を与える一定の電流モードでの連続した帯電で
使われた。この帯電は、試料に40V/μm 電界が現
れるまえに止められた。実験間の電荷を除電するのに、
反対極帯電および接地ブラシ方法の両方が使用された。 それぞれの試料ですべての電流およびスピードが使われ
たわけではないが、種々の組み合わせにいくつかの電荷
レベルからの電荷損失の時間速度を加えて、それぞれの
試料で実施され、電荷減衰および飽和効果が決定された
【0028】有効な誘電率が、試料の表面上にコロナイ
オンを堆積することによって達成される電位レベルが容
量性の帯電であると仮定するいくつかの測定を与えた。 飽和効果(非−容量性の帯電として表れる)はより高い
電荷レベルで、はっきりとした誘電率をより高くする。 このように、高い表面電荷密度で達する電位は、下記に
挙げた値から計算した値よりも低い。
【0029】                 表1試験     
 BaTiO3のLexan 3250      厚
さ      有効誘電率      飽和電位   
         (登録商標)中の      (m
m)                     (電
流依存)            重量荷重     
                         
                    1    
       25%               
 55         2.4−2.8      
    >2 K  2           50%
                50       
  3.8−4.5        1.6K to>
2 K 3           75%      
          55       19.2−2
0.8           400V 4     
       0%                
84           2.0         
    >2 K   5            0
%                85      
     2.1             >2 K
   6           55%       
         50         5.2−5
.3          >1.6K 7      
     60%                8
5         6.5−7.6        
  >1.6K 8           65%  
              85         
  8.2            >1.4K 9 
          70%            
    86       11.6−12.5   
       >1 KV 例えば、ポリカーボネート
が、少なくとも約5の誘電率を持つ組成物を達成するた
めに、BaTiO3に負荷されてもよい。少なくとも約
12の誘電率を有する望ましい誘電性材料を達成するた
めに、重量で約70%ほどの誘電性顔料を混ぜることが
必要である。一般的に約3重量%から約85重量%が使
用され、好ましくは約5重量%から約70重量%である
【0030】誘電体層の厚さは一般的には、約6mmか
ら約875mmの範囲内であり、好ましくは約13mm
から約250mmである。他の厚さも、画像形成層がそ
の上に適用された電荷を十分に保持できると同時に他の
望ましい電気的特性を維持できる条件で、使用できる。 高誘電率材料は、電子受容体デバイスの現像およびクリ
ーニングサブシステムに接触したときに、電気的に不適
合である。例えば、ポリビニリデンフルオリドのような
イオノグラフィーの用途にとって良好な電気的特性を有
する電子受容体材料は、摩擦電気的に他のサブシステム
に不適合である。しかしながら、ポリビニリデンフルオ
リドのような高い誘電率を有する材料は、良好なトナー
放出特性を有し、摩擦電気的に適合するが、高い電荷注
入および電荷捕獲を欠点として持つ。結果として、クリ
ーニングの不足、電荷注入、電荷捕獲等が、このような
高誘電率材料の利用から生ずる。
【0031】クリーニングの不足、電荷注入、電荷捕獲
等を防ぐために、本発明は電子受容体デバイスの現像お
よびクリーニングサブシステムに電気的に適合する材料
を含む保護皮膜層5を提供する。この配置は、電子受容
体の表面特性が保護皮膜層5によって制御されることを
可能にし、誘電性画像形成層材料の適当な選択によって
大量電気的特性が与えられる。保護皮膜層はまた、電荷
ブロッキング層としても機能し、電荷注入、大量電荷捕
獲を防ぐ。
【0032】保護皮膜層5に利用される材料は、上記の
導電体層で述べられているすべてのフィルム形成結着剤
材料を含み、例えば、アクリレート、アクリルホモポリ
マーおよびコポリマー、ポリカーボネート、ポリエステ
ルおよびポリウレタンのようなポリマーである。電子受
容体デバイスのサブシステムに電気的に適合し、誘電性
画像形成層上に塗被されうる他の材料が、利用されても
よい。
【0033】好ましい保護皮膜層材料はシリコン、特に
シリコン硬質コートである。本発明に利用されるシリコ
ン材料は、米国特許第4,770,963  号に開示
されているシリコン−シリカ混成ポリマー;米国特許第
4,565,760 号に開示されているコロイドシリ
カおよび水酸化シルセスキクソンのアルコール媒中の分
散体;米国特許第4,439,509 号に開示されて
いる架橋シロキサノール−コロイドシリカ混成材料およ
びSilicone Hard Coatingsとし
てGeneral Electric社から入手できる
シリコン硬質コート;以前Dow Corning か
らVestar Coatings として販売され、
現在Silvue Abration Resista
nt CoatingsとしてSDS Coating
s,Inc.から入手できるシリコン硬質コート; お
よびガラス樹脂としてOwens illinois−
NEG TV Product から入手可能なシリコ
ン硬質コート材料を含む。上記の特許に関連した開示は
ここで参考として組み込まれている。シリコン硬質コー
ト材料は時に、架橋シロキサン−コロイドシリカ混成材
料として述べられ、アルコール/水媒中のコロイドシリ
カとシラノールの部分的縮合体の分散体として特徴づけ
られる。好ましくは、シリコン硬質コート材料はシリカ
を含まず、なぜならばシリカは導電率に影響する湿気を
よぶ傾向があるからである。
【0034】シリコン硬質コート材料が使われるとき、
それらは好ましくは、シリコン硬質コートの誘電体層へ
の接着を促進させる下塗層と共に適用される。下塗層は
、例えば、duPontからのElvacite200
8のようなアクリレート、およびメタクリレートおよび
ポリエステルを含んでもよい。例えば、ポリシクロヘキ
シリデンのようなポリカーボネートポリマーを含む誘電
性画像形成層は、約300オングストロームから約70
0オングストロームまでの乾燥厚さまで、下塗溶液がス
プレー塗装されて、その後シリコン硬質コート材料で塗
被される。
【0035】保護皮膜層5の厚さは、電子受容体の全体
的な機能が悪く影響されないように選ばれる。一般的に
、約0.1mmから約15mmの範囲の、好ましくは約
1mmから約4mmの範囲の厚さが使用される。イオノ
グラフィーの印刷機器の試験では、Kynar のよう
な画像形成誘電性層を含む電子受容体は、一般的に直接
のクリーニング不足を欠点として持つ。しかしながら、
Kynar 誘電体層を有する画像形成部材およびポリ
カーボネートまたはアクリレートの保護皮膜層は、クリ
ーニング不足なしで良好な画像形成を生ずる。
【0036】本発明の別の実施態様は図2に示され、導
電体層7、電荷ブロッキング層9および/または電荷ブ
ロッキング層13、および誘電性画像形成層11が描か
れている。導電体層7および誘電性画像形成層11は、
上記にそれぞれ導電体層および誘電性画像形成層で述べ
られた材料と同様の材料を含んでもよい。電荷ブロッキ
ング層9および13は電荷注入を防ぐように提供され、
それによって、デバイス中の表面電荷減衰および大量電
荷捕獲を減少させる。
【0037】電荷ブロッキング層9および13は、多く
の形態で提供されてもよい。例えば、本発明の電子受容
体は導電体層7、電荷ブロッキング層9および誘電性画
像形成層11を含んでもよい。好ましくは、電荷ブロッ
キング層9は電荷注入を防ぐように導電体層7と誘電性
画像形成層11の間に提供される。代わりとして、電子
受容体は導電体層7、誘電性画像形成層11および電荷
ブロッキング層13で提供されてもよい。さらに、電子
受容体は正確には図2に示されているように、すなわち
、導電体層7、電荷ブロッキング層9、誘電性画像形成
層11および電荷ブロッキング層13で提供される。
【0038】本発明の電荷ブロッキング層は、電荷注入
を防ぐいずれの材料をも、例えば、アクリルホモポリマ
ーおよびコポリマーを含んでもよい。適当なアクリルポ
リマーは、duPontの製品コード68070 およ
び68080 接着剤のようなduPontの接着剤を
含む。DuPont製品コード68070 接着剤は、
34重量%─36重量%の固形物および340−350
cps の粘度を有する無色の粘性アクリル接着剤であ
る。DuPont製品コード68080 接着剤は淡黄
色で29.0重量%─31.0重量%の固形物を有する
低粘度の液体アクリルである。ブロッキング層は有機で
も無機でもよく、いずれの適当な技術で堆積されてもよ
い。例えば、もしブロッキング層が溶媒に溶解するなら
ば、溶液として適用され、溶媒は乾燥のようないずれの
慣用の方法によってその後除去される。代表的なブロッ
キング層はポリビニルブチラル、オルガノシラン、エポ
キシ樹脂、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、
塩化ピロキシリンビニリデン樹脂、シリコン樹脂、フル
オロカーボン樹脂等で有機金属塩を含有するものを含む
。他のブロッキング層材料は、米国特許第4,338,
387 号、米国特許第4,286,033 号、およ
び米国特許第4,291,110 号に開示されている
、トリメトキシリルプロピレンジアミン、水素化トリメ
トキシリルプロピルエチレンジアミン、N−β−(アミ
ノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、イ
ソプロピル4−アミノベンゼンスルホニル、ジ(ドデシ
ルベンゼンスルホニル)チタネート、イソプロピルジ(
4−アミノベンゾイル)イソステアロイルチタネート、
イソプロピルトリ(N,N−エチルアミノ−エチルアミ
ノ)チタネート、イソプロピルトリアンスラニルチタネ
ート、イソプロピルトリ(N,N−ジメチル−エチルア
ミノ)チタネート、チタニウム−4−アミノベンゼンス
ルホネートオキシアセテート、チタニウム−4−アミノ
ベンゾエートイソステアレートオキシアセテート、[H
2N(CH2)4]CH3Si(OCH3)2 、[H
2N(CH2)3]CH3Si(OCH3)2 、およ
び(γ−アミノプロピル)メチルジエトキシランのよう
な窒素を含むシロキサン、窒素を含むチタニウム化合物
をふくむ。米国特許第4,338,387 号、米国特
許第4,286,033 号、および米国特許第4,2
91,110 号の開示は本明細書中に織り込まれてい
る。好ましいブロッキング層は水素化シランと金属基板
層(導電体層)の酸化表面の間に反応物質を含む。酸化
表面は本質的にほとんどの金属基板の外部表面に、蒸着
のあと空気にさらされたときに、形成する。この組合せ
は低いRHのとき、電気的な安定性を加速させる。しか
しながら、酸化表面は望ましい電荷ブロッキング能力を
提供せず、そのために分離した電荷ブロッキング層が好
ましい。水素化シランは下記のような一般式を有する。
【0039】
【化1】
【0040】または
【0041】
【化2】
【0042】式中、R1 は炭素原子を1−20個含む
アルキリデン基であり、R2 、R3 およびR7 は
独立して水素、炭素原子を1−3個含む低級アルキル基
およびフェニル基からなる群から選ばれ、Xは酸または
酸性塩の陰イオンであり、nは1、2、3または4であ
り、yは1、2、3または4である。画像形成部材は好
ましくは、pH約4と約10の間の水素化アミノシラン
の水性溶液の皮膜が、金属導電性層の金属酸化物層上に
堆積され、反応物質層を乾燥させてシロキサンフィルム
を形成することによって調製される。
【0043】シロキサン皮膜はL.A.Teusche
rの米国特許第4,464,450 号に開示されてい
て、この特許の開示は本明細書中に織り込まれている。 他の電荷ブロッキング層材料としての使用に適した材料
は、アミノプロピルトリエトキシシランおよび他のアミ
ノシラン組成物を含み、それぞれ単独で、または金属有
機化合物の混合物と共に使用され、例えば、ジルコニウ
ムアセチルアセトネート、ジルコニウムブトキシド、チ
タネート等である。電荷ブロッキング材料はまた塩基性
窒素化合物のポリマーを含み、例えば、2−ビニルピリ
ジン、4−ビニルピリジン;水酸化ナトリウムと反応す
るポリ(ビニルメチル−エーテル/無水マレイン酸)コ
ポリマーのような、反応して塩基性塩を形成するポリマ
ー;ポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリ
−2−ヒドロキシプロピルエチルメタクリレートおよび
同族体である。他のブロッキング層材料は、米国特許第
3,932,179 号、第4,082,551 号、
第3,747,005 号、第4,010,031 号
、第3,859,576 号、第4,123,267 
号、第4,282,294 号、第4,485,161
 号および第3,640,708号に開示されている電
子写真に使われるブロッキング材料を含み、それらの開
示は本明細書中に織り込まれている。上述の材料は単独
でも、混合物でも使用される。
【0044】ブロッキング層はスプレー塗装、浸漬塗装
、棒引き塗装、グラビア塗装、シルクスクリーン、エア
ナイフ塗布、リバースロール塗布、真空蒸着、化学処理
等のいかなる適当な慣用の技術で適用されてもよい。 薄い層を得るために、ブロッキング層は好ましくは、皮
膜堆積の後、吸引、加熱等のような慣用の技術で除去さ
れる溶媒と共に希釈溶液の形で適用される。一般に、約
0.05:100と約0.5:100のあいだのブロッ
キング層材料と溶媒の重量比は、スプレー塗装の場合で
は申し分ない。
【0045】本発明の電荷ブロッキング層9および13
は好ましくは、約0.01mmから約15mmの範囲の
厚さで、さらに好ましくは約0.1mmから約4mmの
範囲の厚さである。有効な電荷注入の防止および表面電
荷減衰と大量電荷捕獲の減少は、ミクロン以下の厚さで
得られる。例えば、ミクロン以下の厚さの層は、導電体
層と誘電性画像形成層を有する電子受容体上に電荷ブロ
ッキング材料の層を塗被すること、および塗被された電
荷ブロッキング材料を塩化メチレンのような溶媒にその
フィルムを浸すことで除去することにより得られる。導
電性の基板は、溶媒で除去されるなら、再びデバイス上
に塗被される。十分に塗被された電荷ブロッキング材料
は、溶媒の除去後、ミクロン以下の厚さを有する層とし
て残ると思われる。このように作られたデバイスは、電
荷減衰および大量電荷捕獲を減少させる。ミクロン以下
の厚さは、スプレー塗装、浸漬塗装、蒸着、押出被膜、
流れ塗などで適用される。
【0046】本発明の他の局面によれば、上述の電荷ブ
ロッキング層材料は代わりに誘電性画像形成層内に配合
されても、または1つまたはそれ以上のブロッキング層
の形で付加的に存在してもよい。例えば、誘電性画像形
成層全体重量に基づいて、約1重量%から約25重量%
、好ましくは約1重量%から約15重量%の電荷ブロッ
キング層材料が、誘電性を形成するように電子受容体上
に塗被された誘電性画像形成材料中に存在してもよい。 本発明のデバイスは有効的に、高い電荷減衰、大量電荷
捕獲を回避し、誘電体層への電荷注入を防ぎ、クリーニ
ング不足を回避し、他では不適合な多くの誘電性材料を
、他の材料と共に、およびイオノグラフィーの画像形成
機器に連結させて使用することを可能にする。
【0047】本発明はさらに次の実施例で説明され、こ
れらの実施例がただ説明のみで、本発明はここで列挙さ
れている材料、条件、方法要因等に限定されないことが
解される。
【0048】
【実施例】実施例1−16 種々の電子受容体が作られて、ブロッキング層の電荷減
衰率および大量電荷捕獲を減少させる効果が説明される
。ブロッキング層を有するまたは有しない電子受容体が
、基板(導電体層)、第1ブロッキング層、誘電性画像
形成層および第2ブロッキング層を有して作製される。 これらの実施例で使用される基板はRed Spot 
PaintおよびVarnish Company か
ら入手可能である結着剤樹脂中のカーボンブラック導電
性皮膜、厚さ12mmの層であるLE−12644を含
む。実施例の誘電性画像形成層は、4.3mil 厚さ
の層のTedlarである。すべての皮膜はスプレー塗
装で適用される。表2は述べられたように塗被されたT
edlarフィルムの電気的帯電の結果を要約し、電荷
減衰および大量電荷捕獲を減少させるブロッキング層(
1層またはそれ以上)の効果を説明している。表2の空
欄は測定がされなっかたことを示している。すべての試
料は初めて、約800から1000ボルトに陽電荷に帯
電された。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】上記の実施例13の試料は半分にカットさ
れて、フィルムを塩化メチレンに浸すことですべての皮
膜を除去した。Tedlarフィルムが再び適用され、
乾燥しおよびLE−12644基板で再塗被された。試
験結果は(表2の実施例14として示される)電荷減衰
率および大量電荷捕獲がなお実質的に減少することを示
し、もとのブロッキング層がおそらくなおミクロン以下
の厚さで存在することを示唆している。塗被されていな
いTedlarの塩化メチレン中の浸漬は、電荷減衰率
および大量電荷捕獲の減少を作り出さなかった。
【0052】表2中の結果は導電体層のTedlarフ
ィルムの電荷減衰率が約20V/sec から約26V
/sec であることを説明している。試料(実施例1
6)を加熱することは実質的に電荷減衰率に影響しなか
った。TedlarフィルムをG.E.から入手できる
ポリカーボネートとフタレートポリエステルのコポリマ
ーであるLexan4701 、またはGoodyea
rから入手できるPE−200ポリエステルで塗被する
ことは対照例と比べて、電荷減衰率を減少するのにいく
らかの効果があった。Tedlarに適用したduPo
ntから入手できるアクリル樹脂Nos.68070 
および68080 の電荷ブロッキング層は劇的な電荷
減衰減少効果を有した。大量電荷捕獲の減少もまた見ら
れた。
【0053】大量電荷捕獲は誘電性画像形成層(ブロッ
キング層を持つ、または持たない)の表面を適当な電位
に帯電し、皮膜を0ボルトまで放電し、大量に捕獲され
た電荷が表面にもどることで変わる表面電位を時間の関
数として測ることで、測定される。例えば、実施例2か
らの試料は表面電位約1050ボルトに帯電され、0に
放電される。放電の1分後、425ボルトの表面電位レ
ベルが測定された。実施例11の試料は表面電位約11
00ボルトに帯電され、0に放電される。放電の1分後
、50ボルトの表面電位レベルが測定された。
【0054】実施例17電子受容体が導電性皮膜として
ポリビニリデンフルオリドを使って調製された。皮膜は
、直径84mmのアルミニウムドラムの表面に約11.
5インチの長さで、米国特許第3,635,809 号
に記載されている電着塗被方法を使って適用された。最
終的な皮膜は約12mil の厚さであった。
【0055】得られた電子写真用画像形成部材を、磁気
ブラシ現像を利用するXerox2830 ゼログラフ
ィーコピー機のゼログラフィードラムの代わりに用いた
。Xerox2830 ゼログラフィーコピー機は、改
良前のものでは、電子写真用ドラムを含みその周辺部に
、均一な電荷を堆積するための帯電装置、露光装置、磁
気ブラシ現像装置、紙送り装置、静電トナー画像輸送装
置およびトナー画像融着装置、ブレードクリーニング装
置を備えている。Xerox2830 ゼログラフィー
コピー機は、コピー機の露光装置のヘッドに似ている流
体ジェットに補助されるイオンプロジェクションヘッド
を用いている。
【0056】用いられる磁気ブラシ現像剤は、平均粒子
サイズ12mmを有するトナー粒子を含み、約10%の
カーボンブラックで着色されたスチレンコポリマー、塗
被されていない半導体フェライト粒子を含む平均サイズ
が約50mmと100mmの間であるキャリアー粒子を
含む。 磁気ブラシ現像剤はまた、ステアリン酸亜鉛およびコロ
イドシリカ粒子を含む少量の外部添加物を含む。
【0057】露光装置の代わりに用いられたイオンプロ
ジェクションヘッドのタイプは、キャビティを有するス
テンレス鋼の上部注型品を含む。ヘッドの各々の側面の
延長部の1組は、誘電性画像形成層の機外の端上に載る
ぬぐい取りシューを形成し、イオンプロジェクションヘ
ッドを誘電性画像形成層の画像形成表面から約760m
m隔離する。キャビティ出口領域を含む出口チャンネル
は約250mm(10mils) の長さである。大き
い範囲のマーキングチップは、ガラス板を含み、該ガラ
ス板上には必ず、電極および導電性の痕跡を制御する薄
いフィルムとトランジスターが作られていて、このマー
キングチップは出口チャンネルでのイオン流を調製する
のに使われる。キャビティの幅は約3175mm(12
5mils) で、コロナワイヤはそれぞれのキャビテ
ィ壁から約635mm(25mils) 隔離されてい
る。約+3,600ボルトの高い電位電源は1メグオー
ム抵抗素子を通してコロナワイヤに適用され、約+1,
200ボルトの参照電位はキャビティ壁に適用される。 大きい範囲のマーキングチップ上の、個々に切替えでき
る薄いフィルム素子層(300個の制御電極の配列)で
ある制御電極は、それぞれ標準の多重回路部品を通して
、参照電位よりも10から20ボルト多い+1,220
ボルトまたは+1,230ボルトの低い電位電源に接続
される。それぞれの電極はキャビティのキャビティ出口
領域に近接したイオン調節領域から出る、カーテン様の
空気流中の狭いイオンビームを制御する。導電電極は約
89mm(3.5mils)の幅で、それぞれは隣から
38mm(1.5mils) 離れている。薄いフィル
ム素子層とキャビティ壁の間の距離は、最も近いところ
で約75mm(3mils) である。約1.2立方フ
ィート/分の空気速度では層流条件が優勢である。
【0058】操作において、各々の電子写真ドラム上の
誘電性画像形成層の画像形成表面は均一に約−1500
ボルトに帯電装置で帯電される。流体ジェットに補助さ
れるイオンプロジェクションヘッドから出るイオン流で
放電されて、バックグラウンド領域と画像形成領域で7
50ボルトの電位差を有する静電潜像を形成し、約−1
450ボルトで印加された磁気ブラシ現像装置に適用さ
れる2成分性磁気ブラシ現像剤から、堆積されるトナー
粒子で現像される。試験された試料のそれぞれの金属ド
ラムは、電気的に接地されている。
【0059】現像剤は電子受容体上の画像形成領域にト
ナーを堆積する。しかしながら、紙に転写した後に電子
受容体上に残るトナーは、クリーニングブレードによっ
て電子受容体に接着しているだいたい均一な層に入り込
み、画像形成領域と非画像形成領域の両方にその後転写
される。これが直接のクリーニング不足となる。別の電
子受容体は上述のように調製され、約3mmのポリカー
ボネートポリマーで塗被される。そのポリカーボネート
を塩化メチレン溶液からのスプレー塗装で適用する。ポ
リカーボネートで塗被されたポリビニリデンフルオリド
電子受容体を改良型 Xerox2830機で試験した
ところ、顕著なクリーニング不足がなく、優れた印刷品
質を作り出した。
【0060】実施例18 脱脂の後、例えば塩化メチレンによる処理の後、アルミ
ニウムチューブを0.5g のα−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、酢酸3滴を含む5.0gの水および9
5g のエタノールの溶液に浸し、ブロッキング層を形
成する。ドラムを約100℃で30分間加熱し、ポリビ
ニルフルオリドで塗被する。ポリビニルフルオリドの皮
膜を約10mil 厚さの層を形成するように浸漬塗装
を使って適用し、誘電層を形成する。得られた部品は効
果的にアルミニウム界面の電荷注入を遮蔽し、電荷減衰
率を減少させた。
【0061】実施例19 誘電性受容体を70°Fおよび48%RHの実験室条件
下で、下塗液とシリコン硬質コートで塗被する。誘電性
受容体は、ポリシクロヘキシリデンポリカーボネートポ
リマーの溶液で29mm厚さの誘電体層を形成するよう
に浸漬塗装された Xerox5030サイズのアルミ
ニウムドラムを含む。90/10 イソプロピルアルコ
ール/水溶液中の0.1重量%のElvacite20
08(duPont)下塗液を、Binks,Inc.
からの水平スプレー装置を使って適用する。300から
600オングストロームの乾燥時の厚さを、スプレーお
よびその後の空気乾燥によって適用する。皮膜溶液を、
57.0g のOwens Illinoisガラス樹
脂(651L)、シリカを含まない35%固形物のシル
セキクソン材料、170.0gのメチルアルコール、1
70.3g のイソブチルアルコール、2.0g の末
端をブロックしたシラノール流体(Petrarch,
Inc. からのジメチルシロキサン相溶性可塑剤)お
よび0.4g のA−1100(Union Carb
ide Corp. からの適合するアミン機能性シロ
キサン触媒)を含むように調製する。この皮膜溶液を使
用する前に濾過し、乾燥時の厚さ1−2mmおよび2−
4mmに達するようにスプレーで適用する。皮膜を空気
乾燥し、その後強制空気炉で125℃で約1時間オーブ
ン硬化する。
【0062】実施例20 誘電性受容体を70°Fおよび37%RHの実験室条件
下で塗被することと異なる皮膜溶液を下塗に適用するこ
と以外は、実施例19のように調製する。皮膜溶液は、
35%固形物の57.0g のOIガラス樹脂(651
L)、257.0g のメチルアルコール、84.0g
 のイソブチルアルコールおよび2.0g の末端をブ
ロックしたシラノール流体(Petrarch,Inc
. )を含む。皮膜溶液を実施例19のように適用し、
皮膜厚さ1−2mmを得る。塗被された受容体は電気的
に電荷均一性および電荷減衰において特徴づけられ、塗
被されていない対照試料と同じ態様で機能すること、お
よび良好な磨耗およびトナー放出特性を持つことが見出
された。
【0063】本発明は特に好ましい実施態様に関連して
述べられているが、本発明はここで提供している特定の
実施例に限定されず、本発明の意図および範囲をはずれ
ることなく、他の実施態様および改良がこの分野に技能
を有する者によってされうる。
【図面の簡単な説明】
本発明のさらに完全な理解は、添付した図を参照するこ
とで得られる。
【図1】本発明の電子受容体の1つの実施態様の断面図
である。
【図2】本発明の電子受容体の別の実施態様の断面図で
ある。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  イオノグラフィーの画像形成部材であ
    って、導電体層および電荷受容層を含み、前記画像形成
    部材に少なくとも1つの電荷ブロッキング材料および保
    護皮膜材料が提供され、前記電荷ブロッキング材料が独
    立した電荷ブロッキング層としてまたは前記電荷受容層
    に組み込まれて存在し、前記保護皮膜材料が独立した保
    護皮膜層中に提供され、該保護皮膜層がイオノグラフィ
    ーの画像形成機器のサブシステムに適合する画像形成部
    材。
  2. 【請求項2】  前記の独立した電荷ブロッキング層が
    前記保護皮膜層である、請求項1記載の部材。
  3. 【請求項3】  前記電荷ブロッキング材料がアクリレ
    ート、ポリエステル、ポリカーボネートおよびシロキサ
    ンからなる群から選ばれる、請求項2記載の部材。
  4. 【請求項4】  前記電荷受容層がポリビニルフルオリ
    ド、ポリビニリデンフルオリド、および誘電性顔料に負
    荷された絶縁性樹脂からなる群から選ばれる、請求項1
    記載の画像形成部材。
  5. 【請求項5】  電荷受容層が少なくとも約5の誘電率
    を有する、請求項1記載の画像形成部材。
  6. 【請求項6】  前記電荷受容層が約1重量%から約2
    5重量%の前記電荷ブロッキング材料を含む、請求項1
    記載の画像形成部材。
  7. 【請求項7】  前記電荷ブロッキング層が前記導電体
    層と前記電荷受容層の間に提供される、請求項1記載の
    画像形成部材。
  8. 【請求項8】  前記保護皮膜材料がシリコン硬質コー
    ト樹脂、アクリレートおよびポリカーボネートからなる
    群から選ばれる、請求項1記載の画像形成部材。
  9. 【請求項9】  請求項8記載の画像形成部材で、さら
    に前記保護皮膜層と前記電荷受容層の間に、接着を促進
    するための下塗層を含む、画像形成部材。
  10. 【請求項10】  前記下塗層がアクリレートポリマー
    を含む、請求項9記載の画像形成部材。
  11. 【請求項11】  イオノグラフィーの画像形成部材で
    あって、 電気的導電体層; 電荷受容層;およびアクリレート、ポリカーボネート、
    アクリルホモポリマーおよびコポリマー、ポリウレタン
    、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、フルオ
    ロカーボンポリマー、ポリアリールエーテル、ポリブタ
    ジエンおよびスチレン、ビニル/トルエンおよびアクリ
    レートとのコポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルス
    ルホン、ポリアリールスルホン、ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、ポリイミド、ポリ(アミド−イミド)、ポリ
    エーテルイミド、ポリエチルペンテン、ポリフェニレン
    スルフィド、ポリスチレンおよびアクリロニトリルのコ
    ポリマー、ポリビニルクロライドおよびポリビニルアセ
    テートのコポリマーおよびターポリマー、シリコン、そ
    れらのアクリル系誘導体およびコポリマー、アルキド樹
    脂、アミノ樹脂、セルロース樹脂およびポリマー、エポ
    キシ樹脂およびエステル、ナイロン、ポリアミド、フェ
    ノキシ樹脂、フェノール樹脂およびフェニレンオキシド
    からなる群から選ばれる材料を含む保護皮膜層を含む画
    像形成部材。
  12. 【請求項12】  前記電荷受容層がポリビニルフルオ
    リド、ポリビニリデンフルオリド、および誘電性顔料に
    負荷された絶縁性樹脂からなる群から選ばれる、請求項
    11記載の画像形成部材。
  13. 【請求項13】  前記誘電性顔料がセラミック、酸化
    アルミニウム、二酸化チタニウム、酸化亜鉛、酸化バリ
    ウム、ガラスおよび酸化マグネシウムからなる群から選
    ばれる少なくとも1つである、請求項12記載の画像形
    成部材。
  14. 【請求項14】  電荷受容層が少なくとも約5の誘電
    率を有する、請求項11記載の画像形成部材。
  15. 【請求項15】  電荷受容層が約1重量%から約25
    重量%の電荷ブロッキング材料を含む、請求項11記載
    の画像形成部材。
  16. 【請求項16】  請求項11記載の画像形成部材で、
    さらに前記の電気的導電体層と前記電荷受容層の間に電
    荷ブロッキング層を含む画像形成部材。
  17. 【請求項17】  前記保護皮膜材料がシリコン硬質コ
    ート樹脂、アクリレートおよびポリカーボネートからな
    る群から選ばれる、請求項16記載の画像形成部材。
  18. 【請求項18】  前記保護皮膜材料がシリコン硬質コ
    ート樹脂である、請求項11記載の画像形成部材。
  19. 【請求項19】  請求項11記載の画像形成部材で、
    さらに前記保護皮膜層と前記電荷受容層の間に、接着を
    促進するための下塗層を含む、画像形成部材。
  20. 【請求項20】  前記下塗層がアクリレートポリマー
    を含む、請求項19記載の画像形成部材。
  21. 【請求項21】  イオノグラフィーの画像形成部材で
    あって、電気的導電体層;電荷受容層;およびアクリレ
    ート、ポリエステル、ポリカーボネートおよびシロキサ
    ンからなる群から選ばれる少なくとも1つの材料を含む
    少なくとも1つの電荷ブロッキング層を含む画像形成部
    材。
  22. 【請求項22】  少なくとも1つの電荷ブロッキング
    層が前記導電体層と前記電荷受容層の間にある、請求項
    21記載の画像形成部材。
  23. 【請求項23】  少なくとも1つの電荷ブロッキング
    層が電荷受容層を被覆している、請求項21記載の画像
    形成部材。
  24. 【請求項24】  導電体層と電荷受容層の間に第1の
    電荷ブロッキング層を、および電荷受容層を被覆する第
    2の電荷ブロッキング層を含む、請求項21記載の画像
    形成部材。
  25. 【請求項25】  請求項24記載の画像形成部材で、
    さらに前記の第2の電荷ブロッキング層と接触する保護
    皮膜を含み、該保護皮膜がアクリレート、ポリカーボネ
    ート、アクリルホモポリマーおよびコポリマー、ポリウ
    レタン、ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、
    フルオロカーボンポリマー、ポリアリールエーテル、ポ
    リブタジエンおよびスチレン、ビニル/トルエンおよび
    アクリレートとのコポリマー、ポリスルホン、ポリエー
    テルスルホン、ポリアリールスルホン、ポリエチレン、
    ポリプロピレン、ポリイミド、ポリ(アミド−イミド)
    、ポリエーテルイミド、ポリエチルペンテン、ポリフェ
    ニレンスルフィド、ポリスチレンおよびアクリロニトリ
    ルのコポリマー、ポリビニルクロライドおよびポリビニ
    ルアセテートのコポリマーおよびターポリマー、シリコ
    ン、それらのアクリル系誘導体およびコポリマー、アル
    キド樹脂、アミノ樹脂、セルロース樹脂およびポリマー
    、エポキシ樹脂およびエステル、ナイロン、ポリアミド
    、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂およびフェニレンオ
    キシドからなる群から選ばれる材料から形成される画像
    形成部材。
  26. 【請求項26】  前記保護皮膜材料がシリコン硬質コ
    ート樹脂、アクリレートポリマーおよびポリカーボネー
    トのうちの少なくとも1つである、請求項25記載の画
    像形成部材。
  27. 【請求項27】  請求項25記載の画像形成部材で、
    さらに前記保護皮膜層と前記電荷ブロッキング層の間に
    、接着を促進するための下塗層を含む、画像形成部材。
  28. 【請求項28】  電荷受容層が少なくとも約5の誘電
    率を有する、請求項21記載の画像形成部材。
  29. 【請求項29】  前記電荷受容層がポリビニルフルオ
    リド、ポリビニリデンフルオリド、および誘電性顔料に
    負荷された絶縁性樹脂の混合物からなる群から選ばれる
    材料を含む、請求項21記載の画像形成部材。
  30. 【請求項30】  前記誘電性顔料がセラミック、酸化
    アルミニウム、二酸化チタニウム、酸化亜鉛、酸化バリ
    ウム、ガラスおよび酸化マグネシウムからなる群から選
    ばれる少なくとも1つである、請求項29記載の画像形
    成部材。
  31. 【請求項31】  イオノグラフィーの画像形成部材で
    あって、導電体層および電荷受容層を含み、前記電荷受
    容層が誘電性材料とアクリレート、ポリエステル、ポリ
    カーボネートおよびシロキサンからなる群から選ばれる
    電荷ブロッキング材料を含む画像形成部材。
  32. 【請求項32】  前記電荷受容層が約1重量%から約
    25重量%の前記電荷ブロッキング材料を含む、請求項
    31記載の画像形成部材。
  33. 【請求項33】  前記誘電性材料がポリビニルフルオ
    リド、ポリビニリデンフルオリド、および誘電性顔料に
    負荷された絶縁性樹脂の混合物からなる群から選ばれる
    、請求項31記載の画像形成部材。
  34. 【請求項34】  前記誘電性顔料がセラミック、酸化
    アルミニウム、二酸化チタニウム、酸化亜鉛、酸化バリ
    ウム、ガラスおよび酸化マグネシウムのうちの少なくと
    も1つである、請求項33記載の画像形成部材。
  35. 【請求項35】  請求項31記載の画像形成部材で、
    さらにアクリレート、ポリカーボネート、アクリルホモ
    ポリマーおよびコポリマー、ポリウレタン、ポリエステ
    ル、ポリテトラフルオロエチレン、フルオロカーボンポ
    リマー、ポリアリールエーテル、ポリブタジエンおよび
    スチレン、ビニル/トルエンおよびアクリレートとのコ
    ポリマー、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリ
    アリールスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
    リイミド、ポリ(アミド−イミド)、ポリエーテルイミ
    ド、ポリエチルペンテン、ポリフェニレンスルフィド、
    ポリスチレンおよびアクリロニトリルのコポリマー、ポ
    リビニルクロライドおよびポリビニルアセテートのコポ
    リマーおよびターポリマー、シリコン、それらのアクリ
    ル系誘導体およびコポリマー、アルキド樹脂、アミノ樹
    脂、セルロース樹脂およびポリマー、エポキシ樹脂およ
    びエステル、ナイロン、ポリアミド、フェノキシ樹脂、
    フェノール樹脂およびフェニレンオキシドからなる群か
    ら選ばれる材料の保護皮膜層を含む画像形成部材。
  36. 【請求項36】  前記保護皮膜材料がシリコン硬質コ
    ート樹脂、アクリレートポリマーおよびポリカーボネー
    トのうちの少なくとも1つである、請求項35記載の画
    像形成部材。
  37. 【請求項37】  請求項35記載の画像形成部材で、
    さらに前記保護皮膜層と前記電荷受容層の間に、接着を
    促進するための下塗層を含む、画像形成部材。
  38. 【請求項38】  電荷受容層が少なくとも約5の誘電
    率を有する、請求項31記載の画像形成部材。
  39. 【請求項39】  請求項31記載の画像形成部材で、
    さらにアクリレート、ポリエステル、ポリカーボネート
    およびシロキサンからなる群から選ばれる材料を含む少
    なくとも1つの電荷ブロッキング層を含む、画像形成部
    材。
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