JPH04232717A - 制御変数学習機能を備えた射出成形制御装置 - Google Patents

制御変数学習機能を備えた射出成形制御装置

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JPH04232717A
JPH04232717A JP3143326A JP14332691A JPH04232717A JP H04232717 A JPH04232717 A JP H04232717A JP 3143326 A JP3143326 A JP 3143326A JP 14332691 A JP14332691 A JP 14332691A JP H04232717 A JPH04232717 A JP H04232717A
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ram
loop
segment
pressure
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JP3143326A
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Iii James W Stroud
ジェームス ウイリアム ストラウド ザ サード
John F Dodds
ジョン フランク ドッズ
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Allen Bradley Co LLC
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Allen Bradley Co LLC
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • G05B19/39Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using a combination of the means covered by at least two of the preceding groups G05B19/21, G05B19/27 and G05B19/33
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は工業用制御装置であり、
更に詳細には射出成形機の制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】射出成形工程に於て、“バレル”内に保
持されている塑性化された材料に対して、通常はバレル
内に適合するラムによって圧力が加えられ、バレルの一
方の端に開けられたノズルを通して押し出される。塑性
化された材料は圧力を加えられた状態で金型キャビティ
に入り、ここで金型キャビティの寸法と一致した成形品
となるように固体化する。次に部品は金型から取り出さ
れ、この工程が繰返えされる。 【0003】この射出成形工程は四段階に分割できる:
塑性化、射出、充填、および保持である。 【0004】塑性化工程では、成形材料の固形ペレット
がバレルの中に供給され、そこで溶融されてラムの一部
を形成しているスクリューを回転させることによってバ
レルの先端に押しやられる。成形材料がスクリューの機
械的な動きで溶融されると、バレルはスクリューおよび
ラムをノズルから戻して充填する。ラム背圧の制御は溶
融成形材料が適切な温度を保ち、空隙や気泡が出来ない
ようにするために使用される。 【0005】射出工程ではスクリューの回転は停止し、
ラムはノズルの方へ移動されて成形材料をノズルを通し
て金型キャビティの中へ押し出す。成形材料または金型
の性質から、金型キャビティのある部分が異なる速度で
満たされる必要がある。これは射出工程でラムの速度ま
たは圧力を変化させることによって実現される。 【0006】充填工程で添加成形材料を金型キャビティ
の中に押し込み、成形材料が金型キャビティの中で冷却
する際の収縮に備える。 【0007】保持工程では、成形材料に対して圧力が加
えられ続けて、密度そして/または柔軟性を制御する。 保持工程の終わりにあたって、成形された部品は取り出
される前に金型キャビティから収縮して離れる。保持工
程の間ラム圧力を制御することにより、部品が冷却中に
歪んだり窪んだりする事が防止される。 【0008】射出成形工程の各工程中のラム速度または
圧力を正確に変更する能力は、異なるプログラムされた
設定値を有する順序セグメントで構成されたプロフィー
ルによって実行される。与えられたプロフィールは複数
のセグメントおよび設定値とを有し、指定された工程中
の複雑な成形圧力関数のプログラミングを可能とする。 【0009】プロファイル中に複数のセグメントを使用
するため、射出成形機の制御装置はセグメント内の設定
値に迅速に応答することが要求される。射出成形機を開
ループ構成で運転することにより高い制御速度が得られ
る。開ループ構成では設定値は弁の制御変数、すなわち
パーセント開度、に変換され必要なラム速度または圧力
を発生させる。設定値の弁制御変数への変換は、弁の性
能の実験的測定結果に基づいている。 【0010】開ループ制御は射出成形機の迅速な制御を
実現はするが、制御精度は低い。この理由は弁解度に対
するラム速度または圧力の伝達関数が、複雑でありまた
多くの要因に基づく変動を受けるためであり、これらの
要因としては成形温度、金型の形、および塑性化成形材
料の成分が挙げられる。 【0011】 【発明の目的と要約】本発明は初期開ループ制御方式を
閉ループ制御方式と組み合わせて、迅速な応答の利点を
開ループ制御から得、制御精度を閉ループ制御から得て
いる。閉ループ制御は継続する工程に対する開ループ制
御を補正する情報を得るために監視される。 【0012】特に一つの固定向けのプロファイルがメモ
リに記憶されており、これは各々が設定値と関連付けら
れている複数のセグメントで構成されている。メモリの
アドレス指定を行うセグメントポインタは、セグメント
および設定値の現在値を示している。この現設定値は開
ループ制御信号に変換され、セグメントの第一区間中に
弁の制御を行う。第二区間以降では、現設定値は閉ルー
プ制御で使用され、弁を制御するための閉ループ制御信
号を生成する。セグメントが終了する時点がセグメント
ポインタで示されると、閉ループ制御信号が開ループ制
御信号と比較され、これらの差を無くすために設定値が
修正される。 【0013】従って本発明の一つの目的は、開ループお
よび閉ループ制御を組合せ、開ループ制御を改善するた
めの修正学習を提供することである。開ループおよび閉
ループ制御信号を比較して設定値の修正を行うことによ
り、このセグメントを後続の工程で実行する際の開ルー
プ制御が改善される。従って射出成形機の伝達関数のゆ
っくりとした変化に対応できる。 【0014】設定値の修正量は、学習係数と第二制御信
号と第一制御信号との差の積に等しい。さらに、学習係
数は後続の工程を繰り返すことによって減少されるであ
ろう。 【0015】従って、本発明のさらに別の目的は、設定
値を修正する簡単な方法を提供することであり、この方
法は開ループ制御信号の初期誤差に迅速に応答し、また
射出成形機の開ループ伝達関数の長期的変化にも応答す
るものである。 【0016】上記以外のその他の目的および長所は、本
技術分野に精通の者には以下の出願された実施例の説明
から明かとなろう。説明の中で添付図が参照されており
、これは説明の一部を構成すると共に発明例を示してい
る。しかしながら、これらの例は発明の種々の別の形を
全て示しているわけではないので、発明の範囲を判定す
るために詳細記述に引き続いて特許請求の範囲が参照さ
れている。 【0017】 【実施例】図1に於いて、プログラム可能制御装置11
は複数のプリント回路基板モジュールが差し込まれる、
一連のスロットを有するラック4で構成されている。こ
れらのモジュールは母板に接続され、この母板はラック
4の裏側表面に沿って伸びていて、裏面板2を構成して
いる。裏面板2は複数のモジュール接続器を有し、これ
らは裏面板2上の導電性パターンで相互接続されている
。裏面板2は一連の信号バスを提供し、これに対してモ
ジュールが接続される。ラック4はプロセッサモジュー
ル13、射出成形制御装置モジュール48およびいくつ
かのI/Oモジュール8を有する。ラックに関する更な
る詳細は、1979年4月24日発行でストラッグラそ
の他に付与された合衆国特許第4,151,580号に
開示されている。 【0018】I/Oモジュール8は射出成形機10上の
、それぞれの駆動器および検出器に接続されている。 I/Oモジュール8は多くの形式を取ることが出来て、
例えば直流離散入力または出力、交流離散入力または出
力、およびアナログ入力または出力で構成される。この
目的に適した入力回路は、1972年2月15日発行で
、キッフメイヤーに付与された合衆国特許第3,643
,115号、および1976年11月16日発行で、キ
ッフメイヤーに付与された合衆国特許第3,992,6
36号に開示されている、またこの目的に適合した出力
回路は、1973年7月10日発行で、ストラッガーに
付与された合衆国特許第3,745,546号に開示さ
れている。 【0019】射出成形制御装置モジュール48もまた、
以下に更に詳細に述べるように射出成形機10上の個々
の駆動機および検出器に接続されている。 【0020】プロセッサモジュール13はケーブル5を
介して、プログラミング端末6に接続されており、これ
は使用者のプログラムをプログラム可能制御装置11の
プロセッサモジュール13にロードするために使用され
、その動作を構築するとともにその性能を監視する。 プログラミング端末6はまた、使用者のパラメータを射
出成形制御装置モジュール48の中にロードするために
も用いられており、これに付いては後ほど詳細に述べる
。 【0021】図2に於て、従来の射出成形機10は油圧
ピストン12を有し、この前面はスクリュー22を具備
したラム29に連結されている。ピストン12は、シリ
ンダ7の内部で滑動するように適合されていて、シリン
ダ7を各々流体9で満たされた、前室および後室に駆動
する。各々の室は、後ほど詳細に述べるように油圧装置
で連絡されており、ピストン12をシリンダ7内でその
長さ方向に沿って制御しながら動かせるようになってい
る。位置変換器14はピストン12位置、従ってラム2
9の位置を示す電気信号を発生し、圧力変換器16はピ
ストン12の後面に作用する圧力を示す電気信号を発生
する。 【0022】スプライン軸21はピントン12の前面を
、バレル26内部に嵌合しているラム29と接続し、軸
21はピストン12の動きにしたがってラム29をバレ
ル26の長軸方向に移動させる。ラム29上のスクリュ
ー22はまた、バレル26内でその軸に沿って回転され
るようになっているが、これはスプライン付きの軸21
に噛み合わされ電動機20によって軸21およびスクリ
ュー22とを回転させる歯車列25によって行われる。 【0023】射出成形サイクルの塑性化工程中に、ラム
29従ってスクリュー22はバレル26の中を回転しな
がら細断されたプラスチック材料23を、開口27を介
してバレル26と連絡しているホッパー24からバレル
26の中へ供給する。プラスチック材料23に加えられ
るスクリュー22の機械的動作と、バレル26の外側に
取り付けられたバレル加熱器28から供給される熱とが
一緒になって、プラスチック材料を溶融または塑性化さ
せる。プラスチック材料23がバレル26とラム29と
の間の隙間を満たすので、スクリュー22の動きはラム
29を軸方向に後退させようとする。この動きはピスト
ン12による相殺背圧を伴い、先に述べたようにプラス
チック材料23の内部に気孔が形成されるのを防止して
いる。 【0024】部品を成形するのに十分な材料23(“一
打ち”)が塑性化されると、金型30が開けられて前回
製造の部品(存在する場合は)が取り出され、金型30
が閉じられピストン12にかかる背圧が増やされてラム
29を軸方向に前進させる。 【0025】バレル26の先端にはノズル31があって
、そこを通して塑性化された材料23が金型30の半分
づつを閉じて形成された金型キャビティ34の中に射出
される。金型キャビティ圧力変換器32は、プラスチッ
ク材料23が金型30の内壁に加える圧力に対応する電
気信号33を発信する。 【0026】ピストン12位置、従ってラム29の位置
を制御する油圧装置は、油圧ポンプ40、電気的に駆動
される圧力弁36および38、および電動逆転弁37と
で構成されている。圧力弁38は油圧ポンプ40を短絡
して流量弁36部の圧力を制御しているが、この流量弁
はポンプ40の出口を逆転弁37の位置に応じてラムシ
リンダ7の前室または後室に接続している。もう一方の
室は逆転弁37を経由して油貯蔵タンク42に接続され
ており、このタンクは流体を油圧ポンプ40に還流する
。 【0027】先に述べたように逆転弁37は、ラムシリ
ンダ7のどちらの室が流量弁36から流体を受け取り、
ラムシリンダ7のどちらの室が貯蔵タンク42に戻すか
を制御している。従って逆転弁37はピストン12の動
作方向を制御している。 【0028】本技術分野では理解されることであるが、
圧力弁および流量弁38および36は、改善された性能
を有するように設計されている。すなわち制御対象であ
る圧力および流速に対して、線形性および応答時間が改
善されている。流量弁および圧力弁36および38は、
それぞれ弁増幅器44および46によって、この種の弁
として通常市販されているものと同じように駆動される
。射出成形機の動作中はひとつの弁が“選択”されてお
り、すなわち射出成形制御装置で制御されており、もう
一方の“非選択”弁は射出成形制御装置48によって固
定値にセットされている。ラム29圧力制御中は選択弁
は圧力弁38であり、ラム29速度制御中は流量弁36
である。 【0029】本発明に基づく射出成形制御装置48は、
射出成形機10に付属の位置および圧力変換器14,1
6および32から、プロセス変数(“PV”)信号15
,17および32を受信し、射出成形制御装置48は弁
増幅器44および46を、PV信号15,17および3
3に応じた制御変数(“CV”)出力信号18および1
9で駆動するが、これらの制御出力信号は使用者から入
力されたパラメータに従って射出成形制御装置48実行
されるプログラムで処理される。 【0030】プログラム可能制御装置11の裏面板2を
介してプロセッサモジュール13と通信を行う一つのI
/Oモジュール8は、射出成形機10の別の機能、例え
ば金型30の締め付け、スクリュー電動機20の始動お
よび停止それに逆転弁37の調整を、以下に説明するよ
うに制御する。 【0031】図3に於て、プログラム可能制御装置の裏
面板2は裏面板バス35を有し、これは制御チャンネル
51とデータチャンネル52とで構成されていてプロセ
ッサモジュール13、I/Oモジュール8と射出成形制
御装置モジュール48との間の通信を可能としている。 裏面板バス35からのデータは射出成形制御装置モジュ
ール48の裏面板インタフェース回路66で受信される
が、これは裏面板バス35のチャンネル52からのデー
タを射出成形制御装置モジュール内部バス39内の対応
するデータチャンネル56に伝送する。データの伝送は
内部バス39の制御チャンネル55および裏面板バス3
5の制御チャンネル51とで制御される。 【0032】プロセッサモジュール13(図1参照)と
射出成形制御装置48との間の通信は、射出成形制御装
置48で実行される制御機能とプロセッサモジュール1
3で実行される制御機能との協調を、I/Oモジュール
8を介して実現する。裏面板バス35はまた使用者のパ
ラメータを、プログラミング端末6からプロセッサモジ
ュール13経由で射出成形制御装置48へ伝送すること
を可能とする。 【0033】射出成形制御装置48の内部バス39は、
制御チャンネル55、データチャンネル56およびアド
レスチャンネル57とで構成され、マイクロプロセッサ
60とそれに関連する消去可能プログラム可能読み出し
専用メモリ(“EPROM”)64およびランダムアク
セスメモリ(“RAM”)62との間の通信を行う。マ
イクロプロセッサ60は、カリフォルニア、サンタクラ
ラのインテル社製、80C188  CMOSであり、
内部タイマ275と後ほど述べるように射出成形機10
の実時間制御のために必要な多重割り込み入力(図示せ
ず)とを有する。EPROM64は128キロバイトあ
って、射出成形機10を制御する際にマイクロプロセッ
サ60で実行されるプログラムを有している。RAM6
2は、射出成形機10および金型30の特性に従って使
用者が決定し、ROM64に記憶されているプログラム
を実行する際にマイクロプロセッサ60で使用される種
々の“使用者パラメータ”を保存している。RAM62
はまた射出成形機10が動作中に発生される値の記憶領
域ともなる。 【0034】内部バス39はまたマイクロプロセッサ6
0を電気的に絶縁された入力及び出力回路に接続してお
り、これらの回路は後でも述べるように射出成形機10
を制御するための信号を発生したり受信したりするため
に使用される。 【0035】変換器14,16および32からのPV信
号15,17および33は、先に述べたようにバッファ
増幅器58で受信される。バッファ増幅器58はジャン
パー式プログラム可能インピーダンスを有し、これらが
0−10ボルトまたは4−20ミリアンペア信号を受け
られるようにしている。これらのレンジは市販の変換器
14,16および32からの代表的な三つの信号出力レ
ンジの二つを取り込んでいる。 【0036】アナログ式マルチプレクサ61はバッファ
増幅器58から一度バッファされた入力信号を受信し、
そして選択的にこれらの信号の一つを切り替えネットワ
ークおよびレベル変換器41に接続するが、これは1−
5ボルトのレンジ(第三番目の代表的信号入力レンジ)
を有する電圧信号を0−10ボルトに変換できる。従っ
て三つの入力信号レンジが適用できる:0−10ボルト
、1−5ボルトまたは4−20ミリアンペアである。 バッファ増幅器58および切り替えネットワークおよび
レベル変換器41のインピーダンス、利得およびレベル
は全てA/D変換器54の入力部で0−10ボルト信号
を発生するように調整されている。 【0037】A/D変換器54は12ビット直列のディ
ジタル信号を生成する。この直列出力は光絶縁器63を
介して直列/並列変換器45に接続されており、12ビ
ットのデータを内部バス39のデータチャンネル56上
に作り出す。 【0038】マルチプレクサ61およびレベル変換器4
1の制御信号は、内部バス39に接続されているラッチ
49から、同様に光絶縁器63で光学的に絶縁された後
受信する。 【0039】さらに、A/D変換器54、バッファ増幅
器58、マルチプレクサ61およびレベル変換器41の
電源は、本技術分野で一般的に知られている形式の絶縁
された電源から供給される。従って、射出成形制御装置
48の入力回路は内部バス39から電気的に絶縁されて
いる。 【0040】射出成形制御装置48からのCV出力信号
18および19は、弁増幅器44および46を制御し、
これらは先に述べたように弁36および38を駆動する
。これらのCV出力信号18および19の値は、マイク
ロプロセッサ60で計算された後、内部バス39を経由
して並列/直列変換器47に伝達される。並列/直列変
換器47で生成されるデータおよび制御信号とで構成さ
れた直列データは、光絶縁器63で絶縁されD/A変換
器50で処理される。D/A変換器50の出力は、弁増
幅器44および46の電圧CV信号18および19とな
る。これとは別に電流CV出力18′および19′が電
圧/電流変換器43から供給されるが、これは電圧信号
をD/A変換器50から受信し、本技術分野で知られて
いる方法で電流ループ信号を発生する。この様な電流ル
ープ信号は電流入力を必要とする弁増幅器で使用される
。電圧CV信号18および19と電流ループCV信号1
8′および19′との選択は射出成形制御装置モジュー
ル48のプリント回路基板上のジャンパー線を適切に選
択して実施される。 【0041】D/A変換器50および電圧/電流変換器
43への電源は、技術分野で知られている絶縁された電
源装置から供給される。従って射出成形制御装置48の
出力回路は入力回路と同様に、内部バス39から電気的
に絶縁されている。 【0042】データ構造並びに制御装置の運転射出成形
制御装置48の運転中にマイクロプロセッサ60はEP
ROM64に内蔵されているプログラムを実行し、圧力
変換器16,32および位置変換器14からPV信号を
受信し、これらの受信信号、使用者パラメータおよびプ
ロセッサモジュール13からの指令に応答して弁36お
よび38を制御する。 【0043】射出成形サイクルの各々四つの工程:射出
、充填、保持および塑性化は、独立の割り込みルーチン
で制御されており、本技術分野で一般的に理解されてい
る様に異なる工程の実時間制御を実現している。マイク
ロプロセッサ60は内部タイマ275に2ミリ秒毎に割
り込みをかけるようにプログラムされていて、進行中の
個々の工程に応じて以下に記述するルーチンの一つを実
行する。実行中の現行工程はRAM62内に記憶されて
いるフラグで示されるが、これはプロセッサモジュール
13上で実行中のプログラムでセットされ、後ほど記述
するように各々のルーチンでリセットされる。 【0044】射出工程 プロセッサモジュール13は射出工程の開始を示すフラ
グをRAM62にセットする前に、射出中にラム29を
前進させるための準備として逆転弁37を調整し、金型
30を閉じなければならない。 【0045】射出工程中、ラム29は金型キャビティ3
4をプラスチック材料23で満たすように、軸方向に前
進される。射出工程は、図9に示すようにRAM62内
の射出制御ブロック97の中に入力された、60個の一
連の使用者パラメータで制御される。これらの使用者パ
ラメータはプログラミング端末6を用いて、プロセッサ
モジュール13経由で入力されるものとする。 【0046】さらに図9を参照して、射出工程中ラム2
9の動作は射出制御ブロック97の第5から第25ワー
ドに含まれているプロフィールデータに従って制御され
る。第5から第25ワードは、セグメント“起点”とセ
グメント“整定目標値”の両方を含んでいる。セグメン
ト起点は制御機能の独立変数(位置または時間)の値を
保持し、セグメント整定目標値は制御機能の従属変数(
速度または圧力)の値を含んでいる。これらは一緒にな
って“制御機能”または“プロフィール”を定義し、起
点はプロフィールの連続する“セグメント”を記述し、
設定値はセグメント中の制御される値を指示する。 射出工程速度制御プロフィールの一例が図14に一般的
に示されている。 【0047】起点および整定目標値の次元または単位は
制御ワード3で示される制御機能から決定される。ワー
ド3は三つの制御機能の一つを同定する:1)ラム位置
の関数としてのラム速度(“速度/位置”)、2)ラム
位置の関数としてのラム圧力(“圧力/位置”)または
3)時間の関数としてのラム圧力である。仮に制御ワー
ド3が制御機能が例えば、速度対位置を示している場合
はセグメントワード内の整定目標値はルーチンによって
速度として構成され、起点は位置として構成される。 【0048】セグメントワード5は、射出工程106の
第一セグメント“I”の初期整定目標値を与える。セグ
メント“I”には起点は存在せず、初期起点としては射
出工程106開始時のラム29位置が取られる。仮に制
御ワード3で記述されている制御機能が圧力対時間の場
合は、第一整定目標値は零に等しくなければならない、
そうでなければ個々の射出成形機10で許容される圧力
または速度の範囲内の、任意の値となり得る。 【0049】後続の“II”から“XI”までのセグメ
ントの起点は運転員によって予め選択されている移動制
限速度から参照される。セグメント“II”の整定目標
値および起点はセグメントワード6および7にそれぞれ
保持されている。セグメントワード8から25は、プロ
グラムされている全部で11個の残りのセグメントの整
定目標値および起点を保持している。注意しなければい
けないのは、それぞれの独立変数で測られるセグメント
の幅は固定されておらず、起点を変更することによって
変えられると言うことである。これによって11個のセ
グメントを用いて、広い範囲の可能なプロフィールを正
確に再生できる。 【0050】ワード26に保持されているプロフィール
オフセット値が、各々のワード5,6,8,10,12
,14,16,18,20,22,および24の整定目
標値に、これらがラム29の制御に使用される前に加算
される。これによって全体プロフィール値にオフセット
を加えて容易に上下させることができ、射出成形機10
の運転中にプロフィール調整を支援することが可能とな
る。 【0051】最初にセグメントが使用される際、整定目
標値の全体プロフィールは開ループ整定目標値(図示せ
ず)の第二プロフィールを形成するために一度複写され
るが、これは後で述べる学習工程に備えるためである。 【0052】射出工程の開始を示すフラグがプロセッサ
モジュール13によってセットされると、次の割り込み
でマイクロプロセッサ60が図4に示すような射出工程
を実行する。射出工程ルーチンは処理ブロック100か
ら入り、判定ブロック102に移動してラム29位置を
、予めRAM62の何処かに記録されている射出成形機
10の位置制限値と比較する。もしもラム29の位置が
位置制限値の外側にある場合は、ルーチンは処理ブロッ
ク103に進み緊急停止条件を示すフラグをRAM62
の中にセットした後、ラム29が更に動く事によって射
出成形機10に損傷を与える可能性を回避するべく、ル
ーチンは停止する。 【0053】もしもラム29が射出成形機10の位置制
限値以内にある場合は、判定ブロック104でラム圧力
が射出制御ブロック97のワード49−50内の圧力警
報制限値に対してチェックされる。もしもラム圧力が制
限値範囲外の場合、高すぎるかまたは低すぎる場合は圧
力範囲外警報制限フラグが、処理ブロック105に示す
ようにRAM62の中にセットされる。多くの場合ルー
チンは次の判定ブロック106に進み、ここでは射出工
程から充填工程への遷移条件が検査される。 【0054】理解されるように、充填工程および射出工
程の制御方式間に違いが起こり得るため、これらの工程
間での遷移にあたっては各々の工程でのプロフィールの
従属変数の違いを調和させる必要がある。例えば図14
に示すように射出工程プロフィール200は速度制御機
能であるのに対して、これも図14に示されており後ほ
ど説明する充填工程プロフィール220は、必然的に圧
力制御機能である。従って射出工程と充填工程との間の
遷移は四つの制限の論理和“OR”で形成される遷移信
号からトリガをかけられる:四つの制限とは、時間制限
、ラム位置制限、ラム圧力およびキャビティ圧力制限で
あり、これらはそれぞれ図9に示す射出制御ブロック9
7のワード27,28,29,および30に格納されて
いる。これらの制限値の全部からひとつまでの、任意の
組合せが使用できる。使用されない制限値は零にセット
され、プログラムで無視されるようにしている。 【0055】疑似圧力信号による射出工程から充填工程
への遷移の過早トリガを防止するために、射出制御ブロ
ックのワード31の中に“圧力遷移のための最低%射出
容量”値が記憶されている。この値は図14に示される
ように、射出工程中の点210を定義しており、この点
より前では圧力が遷移制限を超えたことを原因とする工
程間の遷移は生じ得ない。従ってラム29が最初に動く
際に生じる圧力ピークが誤トリガをかけて射出工程を終
了させることは出来ない。これらの圧力ピークは、例え
ばバレル26およびノズル31から最初に空気を押し出
す際にラム29を加速するときの惰性で引き起こされる
。 【0056】図14に於て、例として挙げた射出工程と
充填工程との間の遷移は、ワード29に記憶されている
ラム圧力制限値208によって完了されるが、これはラ
ム圧力204がこの圧力制限値208に到達したときに
充填工程の開始212のトリガをかける。 【0057】再び図4に於て、判定ブロック106で決
定される遷移条件が満たされると、射出完了フラグが処
理ブロック107でRAM62の中にセットされ、ルー
チンは処理ブロック108で終了する。 【0058】もしも判定ブロック106で遷移条件が合
致していない場合は、ルーチンは三つの異なる処理のう
ちの一つに分岐するが、これは射出制御ブロック97の
ワード3で示され、選択されている個別の制御機能によ
って異なる。仮に制御機能が判定ブロック110で判定
されるように速度対位置の場合は、処理ブロック136
に於て、先に述べたように現在のラム位置を射出制御ブ
ロック97のワード5−25に記憶されている起点と比
較して、現在のセグメントが決定される。セグメントが
決定された後は、速度整定目標値が処理ブロック137
で同定されるのであるが、処理ブロック137では現在
の指令値が決定される。 【0059】指令値は開ループ制御中に弁36または3
8に対するCV出力を決定するために使用される。これ
は図9に示す射出制御ブロック97内のワード41−4
2に格納されている加速値および減速値(“勾配値”)
と、さきに述べたように射出制御ブロック97のワード
5−25の整定目標値から複写された現在および前回の
開ループ整定目標値を参照して計算される。指令値は最
初、前回の整定目標値に等しい。整定目標値がセグメン
ト間で変化するときには、射出ルーチンがコールされる
度に減速または加速値が指令値に対して加算され、これ
は指令が新しい整定目標値と等しくなるまで継続する。 減速値は前回整定目標値が新しい整定目標値より高い場
合に使用され、加速値はその反対の場合に使用される。 【0060】勾配値はセグメント間で整定目標値が変更
になったときに、弁36または38へのCV出力をどの
程度の速度で変化させるかを決定する。例えば図14に
於て、例として示している速度対位置射出プロフィール
200は11個のセグメントで構成されている。先に述
べたワード41および42に格納されている勾配値は、
速度/位置プロフィールの整定目標値レベル203間で
のプロフィール値の勾配202および201を生み出す
。制御されていない従属変数を表わすラム圧力曲線20
4もまた示されている。このラム圧力204、は速度プ
ロフィール200および成形中の部品の特性および射出
成形機10の特性の複雑な関数として変化する。 【0061】再び図4に於て、判定ブロック138では
現在の指令値が、処理ブロック136で決定された現在
の整定目標値と比較される。もしもこれらが等しい場合
は、勾配動作はすでに完了し開ループ制御は終了して現
在の整定目標値での閉ループ制御が開始されているもの
とみなされる。この場合、閉ループ制御フラグがRAM
62の中にセットされる。もしも一方現在の整定目標値
とCVとが等しくない場合は、閉ループフラグはリセッ
トされたままである。 【0062】判定ブロック139に於て、閉ループフラ
グの状態が検査されもしも閉ループフラグがセットされ
ていない場合は、指令値が開ループCV値(以降“OL
CV”と言う)に変換されて、処理ブロック141で弁
を制御する。速度のOLCVは射出制御ブロック97の
ワード54および56を参照して決定されるが、これは
弁36の開ループ伝達関数を示している。これより前の
処理ブロック137で非選択側の弁38に対する開ルー
プ値が射出制御ブロック97のワード4および55を参
照して決定されていたが、これはそれぞれ非選択弁の整
定目標値および圧力弁38の伝達関数を示す。弁36お
よび38の伝達関数は、運転員が計測した結果そして/
または弁36および38の製造者からの仕様に基づいて
入力される。 【0063】もしも判定ブロック139に於て、閉ルー
プフラグがセットされている場合は、閉ループCV値(
これ以降“CLCV”という)が処理ブロック140で
計算される。閉ループ制御モードでは位置変換器14か
らのフィードバック値が処理ブロック140によって読
みとられ、速度に変換されて現在の整定目標値と比較さ
れ処理ブロック142で示されるように、弁増幅器44
(図2)を駆動するCLCVを更新する。 【0064】速度対位置制御機能では、閉ループ制御は
“フィードフォワード”制御機能に従っている。速度の
閉ループ制御方式はこの技術分野で通常の知識のある者
には良く理解されている。フィードフォワード制御方式
のパラメータは、図9に示される射出制御ブロック97
のワード45−48に格納されている。 【0065】処理ブロック141での開ループ計算また
は、処理ブロック140での閉ループ計算のいずれかの
後、処理ブロック142で弁36にCV値がセットされ
、プログラムは図4で示すように射出工程から抜け出す
。 【0066】射出工程に対する制御機能として速度対位
置以外のものが選ばれる場合もあって、この場合は判定
ブロック110でルーチンは判定ブロック112に進む
。仮に制御機能が、判定ブロック112で判定されるよ
うに圧力対位置の場合は、ルーチンは処理ブロック12
6−135に分岐する。これらの処理ブロックでは現在
値の設定を先に述べた処理ブロック136−142と同
様な方法で計算するが、以下の点に違いがある。もしも
これらの値が、先述の判定ブロック139に対応する判
定ブロック131で閉ループ制御の元にあると判定され
た場合は、閉ループ計算は“PID”(比例/積分/微
分)制御で実行される。PID制御方式で必要なパラメ
ータは、射出制御ブロック97のワード36−40に格
納されている。さらに、圧力変換器16が使用されて、
必要なフィードバック信号を供給する。また、CV計算
するために使用される勾配値は、既に記述したように圧
力に対してはワード32および33に、これに対して速
度に対して使用されるものはワード41および42に格
納されている。 【0067】弁38の開ループ制御中は、PID制御機
能は不能化されているので制御機能の積分部分は積分を
行わない。この項の積分は前回の制御偏差のメモリとし
て働くが、この偏差は開ループ制御時に生じる勾配動作
中には必ず発生するものである。PID制御方式を不能
化する事、特に積分を殺すことによりこのPID制御方
式は閉ループの開始時に効果的にリセット出来る。これ
は閉ループ制御周期中の制御を改善する。 【0068】先に記述したように処理ブロック136−
142で速度対位置制御機能と区別されると、CV値が
弁36または38に出力された後、プログラムは処理ブ
ロツク135で示される“学習ルーチン”に入るが、そ
の詳細が図5に示されている。 【0069】図5に示す学習ルーチンに於て、判定ブロ
ック145で示されているようにまず最初にセグメント
の終わりであるか否かの判定が行われる。もしもセグメ
ントの終わりに達していない場合は、学習ルーチンから
抜けでる。しかしながらもしもセグメントの終わりに達
していて、閉ループ制御が実行されたことを示す閉ルー
プフラグがセットされていた場合は、学習誤差Δが処理
ブロック146で以下のように計算される:【数1】 Δ=ε(CLCV−OLCV)          (
1) 【0070】ここでεは百分率学習係数であり、
これはプロフィールが変更された後、射出成形機の二回
目のサイクルに対して100%から始まり、各々のサイ
クル毎に5%づつ25%に達するまで減少される。この
学習誤差Δは射出制御ブロック97のワード55を再び
参照して整定目標値誤差Δ′に変換される、ワード55
は弁38の開ループ伝達関数を示している。この整定目
標値誤差は処理ブロック147で、そのセグメントに対
して現在の開ループ整定目標値に加算されるので、次回
にこのセグメントが実行される際のOLCVとCLCV
との間の差を減少させる効果がある。CLCVは射出成
形機の実際の伝達関数に対する間接的な情報を提供する
ので、この学習過程はOLCV中の誤差を減少させるよ
うに働く。処理ブロック147によって整定目標値の修
正がなされた後学習ルーチンを抜け、図4に示すように
プログラムは射出工程を抜けでる。 【0071】更に図4に於て、もしも射出工程に対する
制御機能が上記のような速度対位置でも、圧力対位置で
も無い場合は、ルーチンは判定ブロック110および1
12を通って判定ブロック114に進む。もしも制御機
能が判定ブロック114で判定されるように圧力対時間
の場合は、ルーチンは処理ブロック116−125に分
岐する。これらの処理ブロックは現在の弁設定を先に述
べた処理ブロック136−142と同様の方法で計算す
るが、以下の点が異なっている。処理ブロック136に
対応する処理ブロック116で現在のセグメント、従っ
て現在の整定目標値が2ミリ秒毎に漸減する実時間クロ
ックを参照して決定されるが、この実時間クロックは射
出ルーチン実行中に軌道されRAM62の中に16ビッ
トで格納されている。クロックはセグメントの時間間隔
を保持していて、これが零に等しくなると次のセグメン
トが現在のセグメントとなり、次のセグメントの時間間
隔がクロックの中にロードされる。処理手順126−1
35の圧力対位置制御機能と同様に、閉ループ計算は“
PID”(比例/積分/微分)制御機能で実行されるが
、これは開ループ制御の間は不能化されている。圧力対
位置制御方式の場合と同様、CV値が処理ブロック12
4で弁設定に使用された後、処理ブロック135で示す
ように学習ルーチンに入るが、この詳細は図5に示され
ている。 【0072】開ループ制御または閉ループ制御にかかわ
らず、射出制御ブロック97のワード34および35に
は制御変数が圧力である場合の出力値の低および高制限
値が、またワード43および44には制御変数が速度の
場合の出力値の低および高制限値が格納されている。 【0073】充填工程射出工程が完了し射出完了フラグ
を処理ブロック107でセットすると、図4に示すよう
に充填工程が自動的に始まる。図6に於て充填工程は次
の割り込み時に、処理ブロック150から始まるように
呼び出される。充填工程では、ラム29圧力が制御され
て金型キャビティ34の中で冷却されかつ収縮する材料
23がさらに供給される。 【0074】射出工程と同様、充填工程は図10に示す
RAM内の充填制御ブロック93に格納された一連のパ
ラメータで制御される。また、これらの使用者パラメー
タはプログラミング端末6を用いてプロセッサモジュー
ル13経由で入力される。 【0075】充填制御ブロック93のワード3は制御ワ
ードであって、充填工程中に二つの制御機能の内のどち
らが使用されるかを定めている:1)時間の関数として
のラム圧力(“ラム圧力/時間”)または2)時間の関
数としてのキャビティ圧力(“キャビティ圧力/時間”
)。位置は独立変数としては使用されない、なぜならば
充填工程110の終了までラム29の動きはほとんど無
いためである。 【0076】セグメントワード5−14は五つのセグメ
ント終点を格納しており、これらは充填プロフィールお
よびこれらのセグメント中の制御値を定めるセグメント
整定目標値を構成している。これらの終点および先に記
述した射出工程106の起点は集合的に“境界点”と名
付ける。第一終点はセグメント“I”に対するものであ
る。 【0077】射出工程と同様、セグメントの幅は固定で
はなく終点を変更することにより変えられる。これによ
り五つのセグメントで、考えられる充填工程プロフィー
ルの広い範囲を正確にカバーできる。五つより少ないセ
グメントが必要な場合は、残りのセグメントの整定目標
値は零にセットされる。 【0078】射出成形機の動作中にプロフィールの調整
を助けるために、プロフィールオフセット値がワード1
5に格納されていて、これはラム29の制御に使用され
る前に各々のワード5,7,9,11,および13の整
定目標値に加えられる。これによって全体のプロフィー
ルの値を容易にオフセットを付けて増減できる。セグメ
ントが使用される第一回目は、整定目標値の全プロフィ
ールが一度複写されて、これまた充填工程でも使用され
る図5の学習工程用に開ループの第二ファィル(図示せ
ず)を形成する。 【0079】再び図6に戻って、充填ルーチンはラム2
9圧力および位置の制限値を調べることから始まる。も
しも判定ブロック151でラム29の位置が射出成形機
10に対して一つ定められている位置制限値からはずれ
ている場合は、ルーチンは緊急停止状態を示すフラグを
RAM62の中にセットした後、緊急停止状態である処
理ブロック103に進む。 【0080】もしもラム29が射出成形機10の位置制
限値内にある場合は、判定ブロック152でラム圧力が
充填制御ブロック93のワード28−29に格納されて
いる圧力警報制限値に対してチェックされる。もしもラ
ムまたはキャビティ圧力がその制限値から外れている場
合、高すぎるかまたは低すぎる場合は、圧力警報制限値
外フラグが処理ブロック153で示されるように、RA
M62にセットされる。 【0081】多くの場合、ルーチンは次の処理ブロック
154に進み、ここでは現在のセグメントが実時間クロ
ックを参照して決定されるが、この実時間クロックはセ
グメントの幅を連続する二つのセグメント終点の差を計
算することによって保持し、充填ルーチン実行中には2
ミリ秒毎に減少しこれをRAM62に16ビットで記憶
している。第一セグメントに対しては、その終点の値が
第一クロック値となる。現行セグメントが最終セグメン
トの場合は、終点値が前回終点値と等しいことで分かる
のでセグメント幅は零となり、これは判定ブロック15
5で調べられる、充填完了フラグが処理ブロック156
でセットされてルーチンは157から抜けでる。射出工
程と充填工程との間の遷移とは異なり、充填工程から保
持工程への遷移に於て制御変数の変更は不可能である。 従って独立な遷移信号は不用である。 【0082】もしも現行セグメントが判定ブロック15
5で示されるような最終セグメントでは無い場合は、処
理ブロック158に於て現行開ループ整定目標値が充填
制御ブロック93のプロフィールワード5−14から複
写したものとして得られ、指令値が処理ブロック159
に於てワード17−18に格納されている加速率および
減速率に基づいて計算されるが、この方法は先に説明し
た射出工程の処理ブロック137で実行されたやり方と
同様である。 【0083】指令値が現行開ループ整定目標値に等しく
なったときに、勾配動作が完了したものとみなされるが
、これは後続の判定ブロック160で調べられ、この時
点で閉ループフラグがセットされて開ループ制御と閉ル
ープ制御の遷移を示す。射出工程の所で先ほど記述した
のと同様な方法で、判定ブロック161で閉ループフラ
グがセットされていない場合は、ルーチンは弁への出力
であるOLCVを充填制御ブロック93のワード26ま
たは27に格納されている開ループ基準値に基づいて計
算する。しかしながら閉ループフラグがセットされてい
る場合は判定ブロック162に於て、充填制御ブロック
の制御ワード3を参照して、ラム圧力またはキャビティ
圧力のいずれが制御対象であるかの判断がなされる。 どちらの場合もCLCVは充填制御ブロック93のプロ
フィールワード5−14からの現行整定目標値を使用し
てPID制御機能で計算され、フィードバック変数がラ
ム圧力の場合は処理ブロック164で、またフィードバ
ック変数がキャビティ圧力の場合は処理ブロック163
で実行される。PID制御機能のためのパラメータは充
填制御ブロック93のワード21−25に格納されてお
り、前回同様開ループ制御中はPID制御機能は不能化
されている。 【0084】開ループまたは閉ループ演算のいずれの場
合も、選択された圧力弁38にはその新CV値が、また
選択されていない弁36には充填制御ブロック93のワ
ード4で与えられる値が、処理ブロック170によって
セットされる。開ループおよび閉ループ制御モードのい
ずれの場合も、弁38への出力値は図10に示す充填制
御ブロック93のワード19−20に格納されている制
限値で制限される。 【0085】処理ブロック172で充填ルーチンから抜
けでる前に、図5の学習ルーチンが処理ブロック171
で実行されて、このルーチンで開ループ整定目標値の修
正がなされる。 【0086】図14に示す、充填圧力プロフィール22
0の例は五つのセグメントで構成されている。非制御変
数を表わす速度曲線200もまた示されている。速度は
圧力プロフィール220および成形中の部品の特性およ
び射出成形機の特性の複雑な関数として変化する。圧力
が制御変数であり、ラム速度は非間接的に制御されて減
速する。 【0087】先に記述したように、ワード17および1
8のラム値は圧力/時間プロフィール220の整定目標
値レベル222間のプロフィール値の勾配変化を生じさ
せる。ワード19および20は圧力の低および高制限値
を規定する。 【0088】保持工程充填工程が完了し処理ブロック1
50で充填完了フラグのセットを行うと、保持割り込み
ルーチンはマイクロプロセッサ60の次の割り込み時に
、処理ブロック140で示すように自動的に開始される
。保持工程に於ては、部品を形成するプラスチック材料
23の密度および柔軟性を制御するために、ラム29圧
力が調整される。図14に示されるようにラム29速度
は保持工程中は基本的に零である。 【0089】図7に於て、射出工程および充填工程と同
様保持工程は一連のパラメータ、特に図11に示すRA
M62内の保持制御ブロック95に格納されているパラ
メータで制御される。これらの使用者パラメータもプロ
グラミング端末6を使用してプロセッサモジュール13
経由で入力される。 【0090】保持制御ブロック95のワード3は保持工
程の制御ワードであって、二つの制御機能のいずれを使
用するかを決定する、すなわち:1)時間の関数として
のラム圧力(“ラム圧力/時間”)または2)時間の関
数としてのキャビティ圧力(“キャビティ圧力/時間”
)。位置は独立変数としては使用されていないが、これ
は保持工程76中のラム29の動きはほとんど無視でき
るからである。 【0091】セグメントワード5−14には、保持プロ
フィールを構成する五つのセグメントの終点と、これら
のセグメント中の制御値を定めるセグメント整定目標値
とが格納されている。射出工程と同様、時間に対するセ
グメントの幅は固定ではなく終点を変更することにより
変えられる。これにより五つのセグメントで、考えられ
る保持工程プロフィールの広い範囲を正確にカバーでき
る。五つより少ないセグメントが必要な場合は、残りの
セグメントの整定目標値は零にセットされる。 【0092】射出成形機の動作中にプロフィールの調整
を助けるために、プロフィールオフセット値がワード1
5に格納されていて、これはラム29の制御に使用され
る前に各々のワード5,7,9,11,および13の整
定目標値に加えられる。これによって全体のプロフィー
ルの値を容易にオフセットを付けて増減できる。セグメ
ントが使用される第一回目は、整定目標値の全プロフィ
ールが一度複写されて、これまた保持工程でも使用され
る図5の学習工程用に開ループの第二ファィル(図示せ
ず)を形成する。 【0093】再び図7に戻って、射出および充填工程と
同様、保持ルーチンはラム29圧力および位置の制限値
を調べることから始まる。もしも判定ブロック181で
ラム29の位置が射出成形機10の構造で決まる位置制
限値からはずれている場合は、ルーチンは緊急停止状態
を示すフラグをRAM62の中にセットした後、緊急停
止状態である処理ブロック103に進む。 【0094】もしもラム29が射出成形機10の位置制
限値内にある場合は、判定ブロック182でラム圧力が
保持制御ブロック95のワード32−33に格納されて
いる圧力警報制限値に対してチェックされる。もしもラ
ムまたはキャビティ圧力がその制限値から外れている場
合、高すぎるかまたは低すぎる場合は、圧力警報制限値
外フラグが処理ブロック183で示されるように、RA
M62にセットされる。 【0095】多くの場合、ルーチンは次の処理ブロック
184に進み、ここでは現在のセグメントが実時間クロ
ックを参照して決定されるが、この実時間クロックはセ
グメントの幅を連続する二つのセグメント終点の差を計
算することによって保持し、保持ルーチン実行中には2
ミリ秒毎に減少しこれをRAM62に16ビットで記憶
している。現行セグメントが最終セグメントの場合は、
終点値が前回終点値と等しいことで分かるのでセグメン
ト幅は零となり、これは判定ブロック185で調べられ
る、充填完了フラグが処理ブロック186でセットされ
てルーチンは187から抜けでる。最終圧力は保持工程
114のセグメント“V”に対する最終整定目標値であ
るか、または保持制御ブロック95のワード34および
35で定められる工程値の特殊終了値をプログラムされ
たものである。工程値のこれらの特殊終了値は、バレル
26内の溶融プラスチックを金型30内の固化プラスチ
ックから物理的に取り外す“スプルーブレーク”を実行
する際に使用される。 【0096】先ほどと同様、保持工程から塑性化工程へ
の遷移に於て制御変数の変更は不可能である。従って、
射出工程で用いられたような独立な遷移信号は不用であ
る。 【0097】もしも現行セグメントが判定ブロック18
5で示されるような最終セグメントでは無い場合は、処
理ブロック188に於いて現行開ループ整定目標値が保
持制御ブロック95のプロフィールワード5−14から
複写したものとして得られ、指令値が処理ブロック18
9に於てワード21および22に格納されている加速率
および減速率に基づいて計算されるが、この方法は先に
説明した射出工程の処理ブロック137で実行されたや
り方と同様である。 【0098】指令値が現行開ループ整定目標値に等しく
なったときに、勾配動作が完了したものとみなされるが
、これは後続の判定ブロック190で調べられ、この時
点で閉ループフラグがセットされて開ループ制御と閉ル
ープ制御の遷移を示す。射出工程の所で先ほど記述した
のと同様な方法で、判定ブロック191で閉ループフラ
グがセットされていない場合は、ルーチンは開ループ制
御変数値出力を保持制御ブロック95のワード30また
は31に格納されている開ループ基準値に基づいて計算
する。しかしながら閉ループフラグがセットされている
場合は判定ブロック192に於て、保持制御ブロック9
5の制御ワード3を参照して、ラム圧力またはキャビテ
ィ圧力のいずれが制御対象であるかの判断がなされる。 どちらの場合もCLCVは保持制御ブロック95のプロ
フィールワード5−14からの現行整定目標値を使用し
てPID制御機能で計算され、フィードバック変数がラ
ム圧力の場合は処理ブロック194で、またフィードバ
ック変数がキャビティ圧力の場合は処理ブロック193
で実行される。PID制御機能のためのパラメータは保
持制御ブロック95のワード25−29に格納されてお
り、前回同様開ループ制御中はPID制御機能は不能化
されている。 【0099】開ループまたは閉ループ演算のいずれの場
合も、選択された圧力弁38にはその新CV値が、また
選択されていない弁36には保持制御ブロック95のワ
ード4で与えられる値がセットされる。開ループおよび
閉ループ制御モードのいずれの場合も、弁38への出力
値は図11に示す保持制御ブロック95のワード23−
24に格納されている制限値で制限される。 【0100】処理ブロック198で保持ルーチンを抜け
出る前に、図5の学習ルーチンが処理ブロック197に
示すように実行される。 【00101】図14に示す、保持プロフィール230
の例は五つのセグメントで構成されている。ラム圧力が
制御されており、ラム速度は基本的に零である。 【0102】先に記述したように、ワード21および2
2の変化率制限値は圧力/位置プロフィールの整定目標
値レベル232間のプロフィール値の勾配変化を生じさ
せる。ワード23および24は圧力の低および高制限値
を規定する。 【0103】塑性化工程もしも予備減圧フラグがプロセ
ッサモジュール13でセットされている場合は、任意選
択の予備減圧工程が保持工程の完了後に実行される場合
もある。予備減圧状態は、塑性化工程に先立ってバレル
26内の溶融プラスチックを金型30内の固化プラスチ
ックから取り外すために、ラム29を僅かに引き戻すこ
とが出来るように意図して行われる。予備減圧ラム29
位置は保持工程終了時の位置に対する値として、図12
に示す塑性化制御ブロック91のワード29で決定され
る。ラム29位置に対するこの制御は、開ループ位置制
御で実行される。 【0104】自由選択予備減圧工程の場合予備減圧が完
了するまで、選択されている弁に対してはワード30の
値がセットされ、選択されていない弁に対してはワード
33の値がセットされる。予備減圧完了後はルーチンは
ワード54および55で決定される工程終了位置に弁を
セットし、RAM62内に予備減圧完了フラグをセット
する。 【0105】これとは別にプロセッサモジュール13は
予備減圧を行わずに塑性化工程を開始することもできる
。予備減圧に先立ってプロセッサモジュール13は逆転
弁37の向きを変更し、油圧が増加した際にラム29が
ノズル31から引き離されるようにする。塑性化開始信
号を受信する前に、プロセッサモジュール13は電動機
20を起動し塑性化に備えてスクリューを回転させ始め
る。 【0106】塑性化工程は図8の処理ブロック250か
ら入る。塑性化工程では、先に記述したようにスクリュ
ー22がバレル26の中で回転させられ、次の射出工程
72の準備として細断されたプラスチック材料23をバ
レル26の中に供給する。プラスチック材料23がバレ
ル26とラム29との間の隙間を満たすので、スクリュ
ー22の動きはラム29を軸方向に後退させようとする
。この動きはピストン12による相殺背圧を伴い、プラ
スチック材料23の内部に気孔が形成されるのを防止し
ている。 【0107】図12に於て、塑性化工程124中、ラム
29背圧は一連の、RAM62内の塑性化制御ブロック
91に格納されている使用者パラメータで制御される。 これらの使用者パラメータもプログラミング端末6を使
用しプロセッサモジュール13経由で入力される。 【0108】塑性化制御ブロック91のワード3は制御
ワードであって、塑性化工程中に二つの制御機能のいず
れを使用するかを決定する、すなわち:1)時間の関数
としてのラム背圧(“ラム背圧/時間”)または2)ラ
ム位置の関数としてのラム背圧(“ラム背圧/位置”)
。 【0109】セグメントワード5−25には、塑性化プ
ロフィールを構成する11個のセグメントの起点と、こ
れらのセグメント中の制御値を定めるセグメント整定目
標値とが格納されている。 【0110】先の工程と同様、時間またはラム位置に対
するセグメントの幅は固定ではなく終点を変更すること
により変えられる。これにより11個のセグメントで、
考えられる塑性か工程プロフィールの広い範囲を正確に
カバーできる。11個より少ないセグメントが必要な場
合は、残りのセグメントの整定目標値は零にセットされ
る。射出成形機の動作中にプロフィールの調整を助ける
ために、プロフィールオフセット値がワード15に格納
されていて、これはラム29の制御に使用される前に各
々のワード5,6,8,10,12,14,16,18
,20,22および24の整定目標値に加えられる。 これによって全体のプロフィールの値を容易にオフセッ
トを付けて増減できる。セグメントが使用される第一回
目は、整定目標値の全プロフィールが一度複写されて、
これまた塑性化工程でも使用される図5の学習工程用に
開ループの第二ファイル(図示せず)を形成する。 【0111】再び図8に戻って、射出、充填および保持
工程と同様、塑性化ルーチンはラム29圧力および位置
の制限値を調べることから始まる。もしも判定ブロック
251でラム29の位置が射出成形機10の構造で決ま
る位置制限値からはずれている場合は、ルーチンは緊急
停止状態を示すフラグをRAM62の中にセットした後
、緊急停止状態である処理ブロック103に進む。 【0112】もしもラム29が射出成形機10の位置制
限値内にある場合は、判定ブロック252でラム圧力が
塑性化制御ブロック91のワード52−53に格納され
ている圧力警報制限値に対してチェックされる。もしも
ラム圧力がその制限値から外れている場合、高すぎるか
または低すぎる場合は、圧力警報制限値外フラグが処理
ブロック253で示されるように、RAM62にセット
される。 【0113】多くの場合、ルーチンは次の処理ブロック
254に進み、ここではラム29の現在位置が塑性化制
御ブロック91のワード27および28に格納されてい
る緩衝および打ち込みサイズの和と比較される。緩衝お
よび打ち込みサイズは成形される個々の部品毎に決定さ
れ、先に述べたように運転員によって塑性化制御ブロッ
ク91に入力される。塑性化ルーチンはバレル26がプ
ラスチック材料23で満たされた時点、すなわちラム2
9の位置が次の工程で必要とされる打ち込みサイズおよ
び緩衝サイズの合計に等しくなった時点で終了されるが
、これは判定ブロック166で判定される。緩衝サイズ
は射出工程終了時にバレル26内に残っているプラスチ
ック材料23の容積である。打ち込みサイズは金型30
を満たすのみ必要なプラスチック材料23の量である。 打ち込みおよび緩衝サイズは成形される部品によって異
なり使用者によって塑性化制御ブロック91のワード2
7および28に入力される。 【0114】もしもラム29が緩衝および打ち込みサイ
ズより大きいか等しい位置にある場合は、処理ブロック
255で塑性化完了フラグがセットされ処理ブロック2
56に於て弁36および38に塑性化制御ブロック91
のワード56および57に格納されている塑性化終了値
がセットされる。次に塑性化ルーチンは処理ブロック2
57に進む。 【0115】もしも選択されている制御機能が判定ブロ
ック258で決定されるような圧力対位置の場合は、ル
ーチンは処理ブロック261に於て現在位置を位置整定
目標値と比較することにより、現行セグメントを同定す
る。一方もしも選択されている制御機能が判定ブロック
259で決定されるような圧力対時間の場合は、セグメ
ントはセグメントの時間間隔を保持している実時間クロ
ックを参照して決定されるが、これはセグメントの終点
を基に計算され塑性化工程の実行中は2ミリ秒毎に減少
されてRAM62の中に16ビットで格納されている。 【0116】いずれの制御方式でも、現行開ループ整定
目標値は塑性化制御ブロック91のプロフィールワード
5−25から複写された整定目標値から得られ、指令値
は先に述べた射出工程の処理ブロック137で実行され
るのと同様に、ワード35および36の加速率および減
速率に基づいて計算される。 【0117】指令値が現行開ループ整定目標値に等しく
なったときに、勾配動作が完了したものとみなされるが
、これは圧力対位置制御方式の時は判定ブロック193
で、また圧力対時間制御方式の時は判定ブロック183
検査され、この時点で閉ループフラグがセットされて開
ループ制御と閉ループ制御の遷移を示す。射出工程の所
で先ほど記述したのと同様な方法で、判定ブロック27
1(圧力対時間の場合)および判定ブロック270(圧
力対位置の場合)に於て、閉ループフラグがセットされ
ていない場合は、ルーチンはOLCV値出力を塑性化制
御ブロック91のワード51に格納されている開ループ
基準値に基づいて計算する。もしも閉ループフラグがセ
ットされている場合は、ラム圧力フィードバック信号1
7および塑性化制御ブロック91のプロフィールワード
5−25からの現行整定目標値に基づいてPID制御機
能で計算される。PID制御機能のためのパラメータは
塑性化制御ブロック91のワード39−43に格納され
ている。先の記述と同様開ループ制御中はPID制御機
能は不能化されている。 【0118】開ループまたは閉ループ演算のいずれの場
合も、選択された圧力弁38にはその新CV値が、また
選択されていない弁36には塑性化制御ブロック91の
ワード4で与えられる値が、処理ブロック272でセッ
トされる。開ループおよび閉ループ制御モードのいずれ
の場合も、弁38への出力値は図12に示す塑性化制御
ブロック91のワード37および38に格納されている
制限値で制限される。弁がセットされた後図5の学習ル
ーチンに入り、既に述べたやり方で開ループ整定目標値
が修正される。 【0119】塑性化ブロックはまた、12個のASCI
I文字を入れるための空間をワード45−50に有し、
これは制御ブロック91,93,95および97に格納
されている使用者パラメータの特定の組に関連する部品
を同定するために用いられる。これらのパラメータはプ
ロセッサモジュール13にリンク68経由でアップロー
ドされ、異なる部品に対する使用者パラメータのライブ
ラリを形成するように記憶される。 【0120】塑性化完了フラグがセットされた後、プロ
セッサモジュール13は任意選択の事後減圧工程を開始
することもある。事後減圧開始信号を伝送する前にプロ
セッサモジュール13はスクリュー電動機20を停止し
、逆転弁37がラム29を後方へ移動させる向きにセッ
トする。事後減圧工程は、塑性化工程124の終了後に
ラム29を僅かに引き戻して、金型30を開き部品を取
り出す際にプラスチック材料23がノズルから漏れるの
を防止するために行われる。事後減圧時のラム29位置
は、塑性化終了時の位置に対して塑性化制御ブロック9
1のワード31で決定される。このラム29位置の制御
は開ループ位置制御で行われる。事後減圧状態96が完
了した後、ルーチンは判定ブロック130に進み、先に
述べたように射出工程106の開始を待つ。 【0121】プログラム構造および制御装置の運転射出
成形制御装置48の要素はマイクロプロセッサ60で実
行されるソフトウェアによって実現されている。これら
の要素は機能ブロックとして表現されており、以下の通
りである: 【0122】図15に於て、射出成形制御装置48の運
転中、セグメントポインタ360は現在の成形工程と、
現行起点を示す現行セグメントとプロフィールテーブル
350に保持されているセグメント境界点とを同定して
いる。プロフィールテーブル350はRAM62に格納
されており、先に説明した四つの射出工程制御ブロック
、すなわち射出制御ブロック97のワード5−25、充
填制御ブロック93のワード5−14、塑性化制御ブロ
ックのワード5−14、および塑性化制御ブロック91
のワード5−25のデータと比較される。プロフィール
テーブルはまた上述の整定目標値から複写され、図5の
学習ルーチンで使用される開ループ整定目標値をも含ん
でいる。これらの開ループ整定目標値は制御装置が最初
に始動されたときに一度だけ複写され。この後は先に述
べたように記憶されている値が学習工程で修正される。 【0123】セグメントポインタ360およびプロフィ
ールテーブル350で定められる現行整定目標値は、閉
ループ制御装置352の非反転入力368または開ルー
プ制御装置354の入力366のいずれかに入力される
。閉ループ制御装置352はソフトウェアで構成された
PIDまたはフィードフォワード制御方式であり、これ
については以前に簡単に説明したが本技術分野で一般的
に知られている方式のものである。開ループ制御装置3
54は開ループ基準値を使用し、これを現行設定目標値
に変換し開ループ弁制御電圧とする。使用される個々の
開ループ基準値は射出成形サイクルの工程に応じて、射
出制御ブロック97、充填制御ブロック93、塑性化制
御ブロック、および塑性化制御ブロック91のワード3
によって決定される。開ループ基準値は射出制御ブロッ
ク97のワード54−56、充填制御ブロック93のワ
ード26−27、保持制御ブロックのワード30−31
、および塑性化制御ブロック91のワード51のデータ
を含む。 【0124】閉ループ制御装置または開ループ制御装置
からの制御出力は、先に述べたようにD/A変換器50
(図3に示す)により、流量弁36または圧力弁38用
の制御電圧に変換される。閉ループ制御装置352また
は開ループ制御装置354のいずれにも接続されていな
い弁、“非選択”弁には非選択弁値テーブル356から
の値が接続されており、このテーブルは射出制御ブロッ
ク97、充填制御ブロック93、保持制御ブロック、お
よび塑性化制御ブロック91のワード4で構成されてい
る。 【0125】閉ループ制御装置352の反転入力には、
ラム位置信号15、ラム圧力信号17またはキャビティ
圧力信号33が接続されており、これらは射出成形サイ
クルの工程に応じて射出制御ブロック97、充填制御ブ
ロック93、保持制御ブロック、および塑性化制御ブロ
ック91の制御ワード3の指示で採用される制御機能に
従って切り換えられる。 【0126】ラム位置信号15はまたセグメントポイン
タ360にも接続されており、ラム29位置が独立変数
の時にセグメントの進捗を管理する。これとは反対に、
独立変数が時間の場合はセグメントポインタ360はマ
イクロプロセッサ60に内蔵されているタイマ275(
図3に示す)に接続される。 【0127】学習ブロック353は開ループおよび閉ル
ープ制御変数値を受信し、各々のセグメント終了時にセ
グメントポインタからトリガを受けて、開ループおよび
閉ループ制御変数値との差を減少させるように開ループ
整定目標値を修正する。 【0128】本発明の出願された実施例に関して以上説
明したが、本技術分野に練達の技術者は以上説明した出
願の実施例に対して本発明の精神および範囲から離れる
事なく多くの修正を行えるであろう。種々の実施例が本
発明の範囲に含まれることを通知する目的で、添付の特
許請求の範囲を提示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形制御装置を組み込んだ射
出成形機とプログラム可能制御装置とを絵画的に示した
図。
【図2】図1に示す本発明による射出成形制御装置とI
/Oモジュールとで構成されたプログラム可能制御装置
と、射出成形機およびその関連油圧系統との間の接続ブ
ロック図。
【図3】本発明による射出成形制御装置とプログラム可
能制御装置の裏面基板との接続を示すブロック図。
【図4】本発明による制御装置で実行される射出工程プ
ログラムの詳細流れ図。
【図5】図4の射出工程プログラムおよび、図6、図7
および図8の、充填、保持、および塑性化プログラムで
用いられる学習ルーチンを示す詳細流れ図。
【図6】本発明による制御装置で実行される充填工程プ
ログラムの詳細流れ図。
【図7】本発明による制御装置で実行される保持工程プ
ログラムの詳細流れ図。
【図8】本発明による制御装置で実行される塑性化工程
プログラムの詳細流れ図。
【図9】図4の射出工程中に本発明による射出成形制御
装置で使用されるパラメータのメモリマップを示す図。
【図10】図6の充填工程中に本発明による射出成形制
御装置で使用されるパラメータのメモリマップを示す図
【図11】図7の保持工程中に本発明による射出成形制
御装置で使用されるパラメータのメモリマップを示す図
【図12】図8の塑性化工程中に本発明による射出成形
制御装置で使用されるパラメータのメモリマップを示す
図。
【図13】図8の塑性化工程中に本発明による射出成形
制御装置で使用されるパラメータのメモリマップを示す
図。
【図14】図1の射出成形制御装置で制御される、射出
、保持、および充填工程中の例での圧力および速度のグ
ラフを示す図。
【図15】図4から図8の流れ図の中で実現される図1
の射出制御装置の機能要素のブロック図。
【図16】(a)は、本発明の圧力制御方式で使用され
る利得変数を決定するためのPID制御装置のブロック
図。 (b)は、本発明の速度制御方式で使用される利得変数
を決定するためのフィードフォワード制御装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
2  裏面板 4  ラック 6  プログラミング端末 7  シリンダ 8  I/Oモジュール 9  油圧ピストン用流体 10  射出成形機 11  プログラム可能制御装置 12  ピストン 13  プロセッサモジュール 14  位置変換器 15,17,33  プロセス変数信号16  圧力変
換器 18,19  制御変数出力信号 20  電動機 21  軸 22  スクリュー 23  プラスチック材料 24  ホッパー 25  歯車 26  バレル 28  バレル加熱器 29  ラム 30  金型 31  ノズル 32  金型キャビティ圧力変換器 34  金型キャビティ 36  流量弁 37  逆転弁 38  圧力弁 41  レベル変換器 44,46  弁増幅器 48  射出成形制御装置 58  バッファ増幅器 200  射出工程プロフィール 204  圧力曲線 208  ラム圧力制限値 210  遷移制限点 220  充填工程プロフィール 230  保持ブロフィール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  射出成形サイクルの少なくとも一つの
    工程中にプラスチック材料を金型キャビティの中に射出
    するためのラムと、制御信号を受けてラムを制御する一
    つの弁と、制御信号に対するラムの応答に関連するプロ
    セス信号を発生するための変換器とを有する射出成形機
    で使用される制御装置であって、各々整定目標値に関連
    づけられた複数のセグメントからなる一つの工程のプロ
    フィールを記憶するためのメモリと、メモリのアドレス
    指定を行い、現行セグメントとその整定目標値とを同定
    し、セグメントの終了時点で遷移信号を発生させるセグ
    メントポインタと、セグメントポインタにより定められ
    る現行整定目標値を受信し、これを現行セグメントの第
    一期間中に弁を制御するための第一制御信号に変換する
    ための開ループ制御手段と、射出成形機からのプロセス
    信号とセグメントポインタで定められる現行整定目標値
    とを受信し、現行セグメントの第一期間の後の第二期間
    中に弁を制御するための第二制御信号を生成するための
    閉ループ制御手段と、遷移信号に応じて第一制御信号と
    第二制御信号とを比較し、次回の射出成形サイクル中に
    そのセグメントでの第一制御信号と第二制御信号との差
    が減少するようにメモリ内の現行整定目標値を修正する
    ための整定目標値修正手段とを有する前記制御装置。
  2. 【請求項2】  前記プロセス信号が金型キャビティ圧
    力である請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】  前記プロセス信号がラム圧力である請
    求項1に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】  前記整定目標値修正手段が現行整定目
    標値に対して、第二制御信号と第一制御信号との差に学
    習係数かけた値に等しい修正量を加算することによって
    第一制御信号と第二制御信号との差を減少させることを
    特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】  前記学習係数が工程を繰り返すことに
    よって減少されることを特徴とする請求項4に記載の制
    御装置。
  6. 【請求項6】  前記学習係数が最大値100%および
    最小値25%を有することを特徴とする請求項4に記載
    の制御装置。
  7. 【請求項7】  前記閉ループ制御装置が現行整定目標
    値と射出圧力との差に応答する積分器を有しこの積分器
    が第一期間中は不能化されていることを特徴とする請求
    項1に記載の制御装置。
JP3143326A 1990-06-15 1991-06-14 制御変数学習機能を備えた射出成形制御装置 Pending JPH04232717A (ja)

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US07/538,813 US5182716A (en) 1990-06-15 1990-06-15 Injection molding controller with controlled variable learning

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