JPH04232399A - 電動送風機のインペラ - Google Patents

電動送風機のインペラ

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Publication number
JPH04232399A
JPH04232399A JP40931290A JP40931290A JPH04232399A JP H04232399 A JPH04232399 A JP H04232399A JP 40931290 A JP40931290 A JP 40931290A JP 40931290 A JP40931290 A JP 40931290A JP H04232399 A JPH04232399 A JP H04232399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
shroud
opening
blades
electric blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40931290A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Sasahara
文彦 笹原
Izumi Yamaura
泉 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP40931290A priority Critical patent/JPH04232399A/ja
Publication of JPH04232399A publication Critical patent/JPH04232399A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機などに使用され
る高い真空圧を必要とされる電動送風機のインペラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のインペラを図7、図8を
用いて説明する。従来のインペラ25は、傘型の曲面を
有している前面シュラウド26と平板状の後面シュラウ
ド27との間に、上方からみて弓状に弯曲した複数のブ
レード28を配設して構成されていた。図中、29はフ
ァンケース、30はエアーガイド、31はモータ、32
はチャンネルを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような構
成では高い真空圧を得るためにインペラ25を高速で回
転させると、インペラ25を構成しているブレード28
間の流れが、インペラ25の回転方向に対してその下手
側の流れが密で、上手側の流れが粗な偏りのある粗密な
流れとなっていた。このため、インペラ25より送出さ
れた空気流の粗密な流れがエアーガイド30内に流入す
る際、チャンネル32に粗密な流れが交互に衝突し、こ
れが原因となって流れの圧力変動を引き起こし、騒音を
発生させていた。
【0004】また、インペラ内に流入する流れは掃除機
本体のフイルターやホース等を通過することによって乱
れた空気流になっているため、インペラの入口や内周側
で渦流が発生し、効率よく空気流がインペラ内のブレー
ド間に流入せず電動送風機としての効率を低下させる原
因ともなっていた。本発明の目的は上記のような従来の
問題点を解決するもので、騒音が低減すると共に渦流の
発生が少なく送風効率の高い電動送風機のインペラを提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め第一発明では、前面シュラウドと後面シュラウドとの
間に、中央に開口部とその周りに複数の孔を有する中間
シュラウドを配設し、この中間シュラウドの両面に複数
のブレードを設け、これら両面のブレード位置は交互に
重ならないように設けた電動送風機のインペラとし、第
二発明では、前記インペラの前面シュラウドの開口部の
整流板をインペラの回転方向に対して上手側より下手側
にかけて徐々に高くなるような断面形状とした。第三発
明では、前記インペラで中間シュラウドの一面において
は開口部の外周側に位置する短ブレードを設け、他面に
おいては開口部の内周側まで延長した長ブレードを設け
た。
【0006】
【作用】第一の発明では、中間シュラウドの両面に複数
のブレードを設け、両面のブレード位置は交互に上下面
で重ならないように設けたことによって、シュラウドの
一面のブレード間の流れの粗密とシュラウドの他面のブ
レード間の流れの粗密の位相がずれるため、インペラよ
り流出したとき、その粗密な流れが緩和される。その上
、中間シュラウドの開口部の周りに複数の孔を設けたこ
とによって、シュラウド両面の粗密な流れの圧力差のた
め、シュラウドの上下間の流れも起こり、このことによ
っても粗密な流れが緩和される。
【0007】また、第二の発明は、インペラの前面シュ
ラウドの開口部の整流板をインペラの回転方向に対して
上手側より下手側にかけて徐々に高くなるような断面形
状にすることによって、流れの乱れのためインペラの入
口で発生している渦流が、インペラの回転と共に整流板
の断面形状にそって流れるので、渦流をうまくインペラ
内に流すことができるようになる。
【0008】さらに、第三の発明は、インペラのブレー
ド長さを中間シュラウドの一面においては開口部の外周
側に位置する短ブレードに、他面においては開口部の内
周側まで延長した長ブレードにすることにより、インペ
ラの内周側で発生している渦流をうまくブレード間に流
すことができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1、図2において、曲面形状の前面シュラウ
ド1と平板状の後面シュラウド2との間に、中央に開口
部3とその周りに複数の孔4を有する曲面形状の中間シ
ュラウド5を配設し、この中間シュラウド5の両面に上
方からみて弓状に弯曲した複数枚のブレード6を設け、
かつこの中間シュラウド5の両面のブレード6、7は交
互に上下面で重ならないように位置している。上記1〜
7によりインペラ8を構成している。図中、9はファン
ケース、10はエアーカイド、11はモータ、12はチ
ャンネルである。
【0010】次に、動作を説明する。このインペラ8は
高い真空圧を得るために高速で回転されるが、本発明の
実施例では両面のブレード6、7の位置を交互に上下面
で重ならないように位置することにより、ブレード6、
7間の流れの粗密の位相がずれ粗密な流れが緩和される
。しかも、中間シュラウド5の開口部3の周りに複数の
孔4を設けたことによって、シュラウド両面の粗密な流
れの圧力差のため、シュラウドの上下間の流れも起こり
、粗密な流れが緩和される。これらの作用により、イン
ペラ8より流出したとき、その粗密の流れが一層緩和さ
れ、ひいてはエアーガイド10のチャンネル12への粗
密な流れの衝突が緩和される。
【0011】従って、従来のインペラでブレード間の流
れによって粗密が生じ、この流れの衝突が原因となって
圧力変動を引き起こし、騒音が発生していたが、このよ
うな現象の低減が図れるものである。また、図3、図4
は第二の実施例を示している。インペラ13の前面シュ
ラウド14の開口部15の整流板16の断面形状をイン
ペラ13の回転方向に対して上手側より下手側にかけて
徐々に高くなるようにした。17は中間シュラウド、1
8は孔である。 このようにすることによって、流れの乱れのためインペ
ラ13の入口で発生している渦流が、インペラ13の回
転と共に整流板16の断面形状に沿ってうまく流れるよ
うになるので、渦流を丁度インペラ13内に流すことが
できるようになる。よって、インペラ13の送風効率が
高くなる。
【0012】さらに、図5、図6は第三の実施例を示し
ている。インペラ19のブレード長さを中間シュラウド
20の一面においては中間シュラウド20の開口部21
の外周側に形成した短ブレード22とし、他面において
は開口部21の内周側まで延長した長ブレード23とし
た。24は孔を示す。上記のようにすることにより、イ
ンペラ19の内周側で発生している渦流をうまくこれら
長、短ブレード22、23間に流すことができるように
なり、インペラ19の送風効率が高くなった。なお、中
間シュラウド20の両面のブレード22、23の全てを
中間シュラウド20の開口部21の内周側にまで延長す
ると中間シュラウド20の下面に空気流が流れにくくな
り、かえって送風効率が悪くなる。
【0013】
【発明の効果】上記のように、本発明の第一の発明は、
インペラの中間シュラウドの両面にブレードを設け、一
面のブレードの位置と他面のブレードの位置とは交互に
重ならないように設け、かつ中間シュラウドの開口部の
周りに複数の孔を設けることによって、流れの圧力変動
によって発生していた電動送風機のインペラの騒音の低
減が図れた。
【0014】また、第二の発明では、インペラの前面シ
ュラウドの開口部の整流板の断面形状をインペラの回転
方向に対して上手側より下手側にかけて徐々に高くなる
ようにすることによって送風効率が高くでき、また、第
三の発明のようにインペラのブレード長さを中間シュラ
ウドの一面においては開口部の外周側迄の短ブレードと
し、他面においては開口部の内周側に入るよう延長した
長ブレードにすることによって、電動送風機のインペラ
の送風効率が高くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  第一の発明におけるインペラを電動送風機
に組込んだ状態を示す側断面図
【図2】  インペラを前面シュラウド方向から見た平
面図
【図3】  第二の発明におけるインペラの前面シュラ
ウド方向からみた平面図
【図4】  インペラの整流板の拡大斜視図
【図5】 
 第三の発明におけるインペラの側断面図
【図6】  
インペラを前面シュラウド方向から見た平面図
【図7】  従来のインペラを電動送風機に組込んだ状
態を示す側断面図
【図8】  インペラを前面シュラウド方向から見た平
面図
【符号の説明】
1  前面シュラウド    2  後面シュラウド 
   3  開口部 4  孔                5  中間
シュラウド    6、7  ブレード 8  インペラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  前面シュラウドと後面シュラウドとの
    間に、中央に開口部とその周りに複数の孔を有する中間
    シュラウドを配設し、この中間シュラウドの両面に複数
    のブレードを設け、これら両面のブレード位置は交互に
    重ならないように設けた電動送風機のインペラ。
  2. 【請求項2】  インペラの前面シュラウドの開口部の
    整流板をインペラの回転方向に対して上手側より下手側
    にかけて徐々に高くなるような断面形状とした請求項1
    記載の電動送風機のインペラ。
  3. 【請求項3】  中間シュラウドの一面においては開口
    部の外周側に位置する短ブレードを設け、他面において
    は開口部の内周側まで延長した長ブレードを設けた請求
    項1記載の電動送風機のインペラ。
JP40931290A 1990-12-28 1990-12-28 電動送風機のインペラ Pending JPH04232399A (ja)

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JP40931290A JPH04232399A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 電動送風機のインペラ

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JP40931290A JPH04232399A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 電動送風機のインペラ

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JPH04232399A true JPH04232399A (ja) 1992-08-20

Family

ID=18518655

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JP40931290A Pending JPH04232399A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 電動送風機のインペラ

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JP (1) JPH04232399A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309057A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Toshiba Corp 電動送風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008309057A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Toshiba Corp 電動送風機

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