JPH0423225A - 光ピックアップ装置の光源ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ピックアップ装置の光源ユニットに関する
。

従来の技術 従来、光情報記録媒体としての光ディスクの小径化、ド
ライブ装置のハーフハイド化、高速化のためのマルチヘ
ッド化等を考えると、光ピックアップに与えられるスペ
ースは自ずと制約を受け、特に、半導体レーザやカップ
リングレンズ等を構成する光源ユニットのスペースをい
かに小型化できるかは重要な課題である。また、光ピッ
クアップの性能を満たすためには、その光源ユニットの
調整が不可欠である。

従来において、そのような半導体レーザやカップリング
レンズを含む光源ユニットの調整を行ったものとしては
、例えば、特開昭６Ｏ−ＬＬ９６４４号公報に開示され
ているものがある。この場合、光源ユニットは、半導体
レーザと、この半導体レニザから出射された光を平行化
するコリメートレンズを含むコリメート光学系と、前記
半導体レーザを支持する第一フレームと、前記コリメー
ト光学系を支持する第二フレームとを備えており、それ
ら第一フレームと第二フレームとを連結部材により１箇
所で連結することによって、外部の温度変化に対して光
軸がずれにくく、焦点ぼけの検出を安定して行えるとい
う効果を有している。

発明が解決しようとする課題 上述したような従来の光源ユニットにおいては、特に温
度特性の面ではそれなりの効果は確かにあるが、しかし
、組付調整のしやすさや光源部のスペースの小型化を考
え合わせると必ずしもよいものであるとはいえない。ま
た、半導体レーザやカップリングレンズを備えた光源ユ
ニットにおいては、それら半導体レーザやカップリング
レンズに各々専用のホルダを設け、それら各ホルダ間で
別個に調整を済ませた後に、両者を一体化して光源ユニ
ットを構成するのが良いと考えられるが、しかし、従来
の光源ユニットにおいてはこのような方策をとっている
ものが見当らない。

課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、半導体レーザから出射された光をカップリングレンズ
により平行化し、この平行化された光を対物レンズによ
り集光して光情報記録媒体上に照射して情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光を信号検出
光学系内に導き情報の再生や、フォーカスエラー信号、
トラックエラー信号の検出を行う光ピックアップ装置に
おいて、前記半導体レーザのホルダ及び前記カップリン
グレンズのホルダのうち少なくとも一方のホルダに、調
整用及び固定用の切欠き若しくは穴を形成した。

作用 これにより、半導体レーザのホルダ及びカップリングレ
ンズのホルダのうち少なくとも一方のホルダに調整用及
び固定用の切欠き若しくは穴を形成したことによって、
それら切欠きゃ穴に取付けられる調整治具の設計に自由
度を与えることができ、これにより、光源ユニットのス
ペースを大きくすることなく組付調整を容易に行うこと
が可能となる。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

半導体レーザ（ＬＤ）１を保持するホルダとしてのＬＤ
ホルダ２には、半導体レーザ１が嵌合する穴３が形成さ
れている他に、ホルダとしてのＣＬホルダ４との間のＸ
Ｙ力方向位置を調整するためのＬＤホルダ位置調整用穴
５、及び、その調整後にビス６を用いて固定するための
ＬＤホルダ固定用穴７が形成されている。

また、カップリングレンズ（ＣＬ）８を保持するＣＬホ
ルダ４には、そのカップリングレンズ８を挿入するため
の穴９が形成されている他に、カップリングレンズ８の
Ｚ軸方向調整用穴１０と、ＣＬ固定用穴１１と、光源ユ
ニット全体のＸ軸方向位置調整用切欠き１２と、図示し
ない光学系ベースに固定用ビス１３を通すためのＵ字溝
１４（切欠きの一種）とが形成されている。

この場合、Ｚ軸方向調整用穴１０にはＣＬ位置調整用偏
心ビン１５が挿入されるようになっており、このＣＬ位
置調整用偏心ビン１５の先端部をカップリングレンズ８
の外周面に形成された調整用溝１６に突き当てることに
よりＺ軸方向の調整を行うことができる。また、ＣＬ固
定用穴１１を介して挿入されたビス１７はカップリング
レンズ８の外周面に形成された固定用ビス穴１８に固定
される。さらに、固定用ビス１３が通されるＵ字溝１４
は、第２図に示すように、半導体レーザ１の発光点の近
傍に位置しており、その出射光の光路を妨げないように
形成されている。

また、このような半導体レーザ１及びカップリングレン
ズ８を保持するＬＤホルダ２やＣＬホルダ４を備えた光
源ユニットを用いて構成した２ヘッド分離型の光ピック
アップ装置の固定部１９のの様子を第３図に示す。

上述したように、ＬＤホルダ２やＣＬホルダ４に調整用
の穴５，１０，１１や切欠き１２．１４等を形成するこ
とによって、組付調整用治具の設計に自由度を与えるこ
とができ、これにより、その組付調整を従来に比べて容
易にすることが可能となる。また、ＣＬホルダ４に形成
されるＵ字溝１４は、そのＣＬホルダ４の内部に向かっ
てえぐられた形で形成されているため、そのＣＬホルダ
４に凸部を有する部分がなくなり、これにより、光源ユ
ニットの小型化をさらに一層図ることが可能となる。

発明の効果 本発明は、半導体レーザのホルダ及びカップリングレン
ズのホルダのうち少なくとも一方のホルダに、調整用及
び固定用の切欠き若しくは穴を形成したので、それら切
欠きゃ穴に取付けられる調整治具の設計に自由度を与え
ることができ、これにより、光源ユニットのスペースを
大きくすることなく組付調整を容易に行うことができる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図はその
Ｚ軸方向の縦断側面図、第３図は光源ユニットを備えた
２ヘッド分離型光ピックアップ装置の固定部の様子を示
す構成図である。 １・・・半導体レーザ、２，４・・・ホルダ、５，１０
゜１１・・・穴、１２．１４・・・切欠き出　願　人　
　　　株式会社　リ　コ　−」 」 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 半導体レーザから出射された光をカップリングレンズに
   より平行化し、この平行化された光を対物レンズにより
   集光して光情報記録媒体上に照射して情報の記録を行う
   と共に、その光情報記録媒体からの反射光を信号検出光
   学系内に導き情報の再生や、フォーカスエラー信号、ト
   ラックエラー信号の検出を行う光ピックアップ装置にお
   いて、前記半導体レーザのホルダ及び前記カップリング
   レンズのホルダのうち少なくとも一方のホルダに、調整
   用及び固定用の切欠き若しくは穴を形成したことを特徴
   とする光ピックアップ装置の光源ユニット。