JPH04231109A - 絶縁性熱保有機構及びその方法 - Google Patents

絶縁性熱保有機構及びその方法

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JPH04231109A
JPH04231109A JP3187719A JP18771991A JPH04231109A JP H04231109 A JPH04231109 A JP H04231109A JP 3187719 A JP3187719 A JP 3187719A JP 18771991 A JP18771991 A JP 18771991A JP H04231109 A JPH04231109 A JP H04231109A
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transfer bar
enclosure
hot surface
blanket
fiber
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JP3187719A
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English (en)
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David L Burk
デービッド・ローレンス・バーク
William M Bloom
ウィリアム・ミラード・ブルーム
Terence L Havranek
テレンス・ルイス・ハブラネク
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Allegheny International Inc
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/0006Details, accessories not peculiar to any of the following furnaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/008Heat shields
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/0003Linings or walls
    • F27D1/0006Linings or walls formed from bricks or layers with a particular composition or specific characteristics
    • F27D1/0009Comprising ceramic fibre elements
    • F27D1/0013Comprising ceramic fibre elements the fibre elements being in the form of a folded blanket or a juxtaposition of folded blankets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/04Casings; Linings; Walls; Roofs characterised by the form, e.g. shape of the bricks or blocks used
    • F27D1/06Composite bricks or blocks, e.g. panels, modules
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/14Supports for linings
    • F27D1/144Supports for ceramic fibre materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱物の温度を制御し
たり、その温度に作用したり、或は、その温度を変化さ
せるために用いられる一般的な形式の熱的な再放射機構
及びその使用方法又は作動方法に関する。本発明に従っ
て構成された熱的機構及びその作動方法は他の多くの応
用適用方面において、或は、他の多くの加熱物のために
用いることができ、本発明を説明するための最近の好適
使用例としてホットストリップ圧延機の作動に用いた場
合を選択する。
【0002】
【従来の技術】ホットストリップ圧延機の作動や特にそ
の仕上げトレインの作動は、此等によって製作された圧
延製品の品質と共に、高温移送バーの温度に関する定ま
った特徴を制御する手段又は機構を用いることによって
改良できると長い間認識されてきた。ここで用いられて
いるように、「高温移送バー又はホットトランスファバ
ー」という用語は半圧延ワークピースを意味するもので
あり、それは一般的なスラブあら延べ圧延機から排出さ
れたものであり、仕上げ圧延機への導入前のものである
。こうした主題に関する先行する米国特許としては米国
特許第1,676,176号(1928年7月3日)が
あるが、本発明が解決しようとする幾つかの問題に特に
関連しているその後の幾つかの米国特許としては、19
67年から1987年にかけて発行された米国特許第3
,344,648号、第4,343,168号、第4,
463,585号、第4,598,358号、第4,6
80,010号がある。
【0003】より最近の特許には、絶縁性ファイバ部材
と組み合わされて、高温移送バーのホット面と対向する
ように設けられた金属製ホット面を用いている熱的な絶
縁性且つ熱的再放射性の熱シールドが開示されている。 此等の特許では熱シールドを用いて、仕上げスタンドに
導入する前の移送バーの温度及び熱損失を制御しようと
しており、最も重要な目的は仕上げ圧延機に外れてしま
うバーの長手方向又は端部間の規格又はゲージの改良、
その圧延されたストリップ又は鋼帯の金属学的特性の改
良である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記形式の熱シールド
やそれを使っての方式、又は他の形式のものでは意図さ
れたようには十分に機能しなく、又、最大限の熱的効率
を提供できず、コスト面で見合わないということが判明
してきた。こうした公知の熱シールド及び方式には他の
欠点もあり、最も重要なものとして以下の4つのものが
ある。(1)不都合な熱吸収材として作用してしまう金
属製ホット面に依存すること。(2)特に熱シールドの
側面や移送バーの支持及び搬送用で第1仕上げスタンド
の進入部に設けられたアプローチテーブルの従動ローラ
の間のスペース等に関連して、移送バー用に空気浸透が
最少限となる封体構造を提供できないこと。(3)ロー
ラ用ベアリングの冷却用として使用される水から下方熱
シールドの絶縁を十分うまく確保できないこと。(4)
ローラに蓄積される熱と移送バーからの熱移動損失とを
削減する方法を提供できないこと。ホットストリップ圧
延機と組み合わされて、アプローチテーブルを用いてい
る先行技術に係る熱シールド機構の他の欠陥は、方向性
珪素鋼を圧延する効果的な機構を提供できないことであ
り、この場合で最適な結果を得るためには、移送バーの
進入部での温度を極めて高温に維持しなければならず、
更にその移送バーの両端に亙る温度差を最少限にしなけ
ればならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、高温の
金属製で長尺状のワークピース等の加熱物品のための、
高純度タイプの実質100%セラミックファイバから全
て完全に作られた絶縁性で熱保有熱再放射性の空気非浸
透性の機構を提供することであり、この機構は、上記高
温ワークピースの両側においてセラミックファイバによ
る最大限の衝撃抵抗性及び無欠性を最少限の熱保有容量
及び最少限の熱損失と共に有し、更にまたファイバ状の
高温面を備えることを特徴としている。他の目的は、本
発明に従って構成された熱シールド、即ち、ホットスト
リップ圧延機に用いられた際には、該熱シールドの再放
射表のエリアを最大限とし、移送バーによってのテーブ
ルローラへの熱移動を最少限とし、移送バー表面の酸化
やスケール形成を削減すべく該移送バーを取り巻く酸素
や空気流の量を最少化する熱シールドを提供することで
あり、この熱シールドの製造・保守コストは公知の同様
熱シールドと比べて実質的に削減されることになる。
【0006】本発明の更なる目的は、ホットストリップ
圧延機等において、高温面を有する高温金属ワークピー
スの温度に影響する熱的な再放射・保有性の浸透空気が
無い機構を提供することであり、この機構は、各々が支
持部材を有してワークピースに隣接するように配置され
た複数の熱シールドを備え、該熱シールドは前記支持部
材によって支持された高純度非多孔質セラミックで完全
に作られた複数のファイバブランケットモジュールを含
み、該モジュールはファイバブランケットの複数の端部
で作られた実質的に平坦で長尺状の高温面を形成してる
と共に、実質的に高密度で実質的に非多孔質の条件を作
り出すために実質的に所定された圧縮状態で上記支持部
材によって保持されており、上記熱シールドの高温面は
上記ワークピースの高温面と近接状態に配置されている
【0007】本発明の更なる目的は、ホットストリップ
圧延機等において、複数の離間するローラによって支持
されている高温金属ワークピースの温度に影響する複数
の熱的な再放射性の熱シールドを含む熱的な再放射・保
有性の浸透空気が無い機構を提供することであり、上記
ワークピースは下部高温面を有し、上記熱シールドは該
ワークピースの直下に配置し且つこれの幅と略々同一幅
を有すると共に、各熱シールドは上記ローラの隣接対の
間に位置しており、該熱シールドの集合的な長さは1つ
のワークピースの長さと略々同一であり、各熱シールド
は高純度非多孔質セラミックで実質的に完全に作られた
複数のファイバブランケットを含んで、実質的に高密度
で実質的に非多孔質の条件を作り出すべく実質的に所定
された圧縮状態で支持されており、上記ブランケットは
ワークピースと隣接する部分に高温面を有すると共に、
上記ローラの隣接する外周部分に対応するように形成さ
れ且つ該ローラに近接状態で配置している端部を有して
、該端部部分とローラの隣接部分との間の空隙を実質的
に除去しており、上記ブランケットの高温面は実質的に
浸透空気を削減すべくワークピースの下部高温面に近接
した位置に維持されている。
【0008】本発明の更なる目的は、ホットストリップ
圧延機等において、複数の離間するローラによって支持
されている高温金属ワークピースの温度に影響する複数
の熱的な再放射性の熱シールドを含む熱的な再放射性・
保有性の浸透空気の無い機構を提供することであり、該
ワークピースは略々水平位置に支持されており、該熱シ
ールドはワークピースの直下に配置され且つこれの幅と
略々同一幅を有しており、各熱シールドはローラの隣接
対の間に配置されており、該熱シールドの集合的な長さ
は1つのワークピースの長さと略々同一長さを有し、各
熱シールドは高純度の非多孔質のセラミックから実質的
に完全に作られている複数のファイバブランケットを含
んで、実質的に高密度で実質的に非多孔質の状態を作り
出すべく実質的に所定された圧縮状態で支持されており
、ブランケットはワークピースと最も隣接する部分に高
温面を有すると共に上記ローラの隣接する外周部分に対
応すべく形成され且つ該ローラと近接状態で配置された
端部部分を有して、該端部部分とローラの隣接部分との
間の空隙を実質的に削除しており、上記ブランケットの
高温面はワークピースの下部高温面と近接状態の位置に
維持されて浸透空気を実質的に削減しており、上記ロー
ラはその両端部に配置された支持用のベアリングを有し
、該ベアリングは、ファイバブランケットが水から実質
的に解放されるように維持すべく、該ベアリングへ向か
って水を傾注することによって冷却されている。
【0009】本発明の更なる目的は、熱的な再放射性・
保有性で実質的に浸透空気がない封体であって、複数の
離間する金属ローラによって支持されて該封体内に位置
する高温金属ワークピースの温度に影響する封体を提供
することであり、該ワークピースは略々水平位置に支持
されて上部高温面及び下部高温面を有し、該封体は、支
持手段を有し、該封体内において1つのワークピースの
上方に配置され且つこれの長さ及び幅と略々同一の広が
りを有する上方手段であって、上記支持手段によって支
持されたセラミックで実質的に完全に作られた複数のフ
ァイバブランケットモジュールを含み、該モジュールは
該ファイバブランケットの連続的な部分である均一な重
畳端部によって作られた実質的に平坦で長尺状の高温面
を形成しており、該モジュールは実質的に高密度で非多
孔質の条件を作り出すべく実質的に所定の圧縮状態にあ
り、該モジュールを上記支持手段に上記圧縮状態で支持
する手段を含むことから成る上方手段と、浸透空気を実
質的に削減すべくワークピースの上部高温面と近接状態
の位置に上記上方手段の高温面を支持する手段と、複数
の個々別々の区分体の形態から成る下方手段であって、
各区分体はワークピースの直下に配置され且つこれの幅
と略々同一の幅を有し、各区分体は上記ローラの隣接対
の間に配置されており、此等複数の区分体の集合の長さ
は1つのワークピースの長さと略々同一であることから
成る下方手段と、上記下方手段を支持する第2の支持手
段であって、セラミックで実質的に完全に作られ、実質
的に高密度で非多孔質の条件を作り出すべく実質的に所
定された圧縮状態で支持された複数のファイバブランケ
ット部材を収容しており、上記ブランケットは、ワーク
ピースと最も隣接する複数部分に高温面を有し、上記ロ
ーラの隣接外周部分に対応すべく形成され且つ該ローラ
の隣接部分との間の空隙を実質的に削減すべく該ローラ
と近接状態で配置された端部部分を有することから成る
第2支持手段と、上記ブランケット部材の高温面を、浸
透空気を実質的に削減すべく、ワークピースの下部高温
面と近接状態の位置に維持する手段と、上記ローラの両
端部に配置された支持用ベアリングと、上記ベアリング
へ冷却流体を導入する冷却手段であって、上記ブランケ
ット部材を冷却材から実質的に排除するように該ベアリ
ングへ冷却剤を効果的に傾注すべく該ベアリングに関連
して構成され且つ配置された冷却剤傾注手段を含む冷却
手段と、を含むことから構成されている。
【0010】本発明の他の目的は、上記目的において記
載された熱的な再放射・保有性の浸透空気がない機構を
全ての等級の鋼のためや特に方向性珪素鋼の圧延のため
にホットストリップ圧延機等に使用する方法を提供する
ものであって、最適な圧延進入温度や最少の端部間に亙
る温度差、即ち移送バー両端の最少ゲージ差が達成され
ている。
【0011】
【実施例】本発明の上記目的や特徴等は添付図面を用い
ての以下の好適実施例の説明によってより明確になるで
あろう。
【0012】図1には、ホットストリップ圧延機16の
アプローチテーブル10領域が概略的に示されている。 このアプローチテーブル10は、該テーブルの上流側に
ある逆転スラブあら延べ圧延機14と下流側において3
つの直列配置したスタンド18,19及び20のみが示
されているホットストリップ圧延機16との間に配置し
ている。
【0013】テーブル及び此等圧延機は公知の構成に倣
ったものであり、その多くの特徴は上記の米国特許に説
明されている。図示するスタンドは4Hiタイプであり
、テーブルは図1に示す如くに圧延機14から高温移送
バーを受け取って此等高温移送バーを第1の仕上げスタ
ンド18へ搬出する複数の相互に離間する従動スチール
製ローラ22等によって構成されている。他の図面にお
いても表示される矢印は移送バーの同一搬送路を示すも
のである。このテーブル10は圧延機14によって圧延
される中でも最長の移送バーを収容できるように十分長
く形成されている。更に通常通りに、テーブルは図1に
は図示しないが図2には部分的に図示するような固定側
面ガイドを含み、これについては後に確定し且つ説明す
ることにする。
【0014】図1における高温移送バーBは一般に3/
4インチ〜1.5インチの厚み、20インチ〜50イン
チの幅、60フィート〜120フィートの長さで広がり
、炭素鋼、珪素鋼、又はステンレス鋼から成り、5,0
00〜30,000ポンドの重さを有する。所望の圧延
や金属学的な特性基準等に依存して、此等バーの温度は
約1900°F〜2300°F(1038°C〜126
0°C)の範囲である。またこの移送バーは後に説明す
るように上方高温面及び下方高温面を有する。
【0015】上記の米国特許で注記したように高温移送
バーの温度レベル及び長さ方向の(縦の)温度勾配の制
御を試みるために、ある圧延機適用方面における一連の
熱シールドをアプローチテーブル上に静止している移送
バーの上方及び下方に配列させることもできる。こうし
た上方熱シールドは相互に上昇或は降下することができ
、移送バーの上方湾曲部との接触による該熱シールド自
体の損害を防止すると共に該シールドの保守点検用とな
っている。熱シールドの作動レベルは移送バーの上方湾
曲条件によって指定されるような上部高温面に接近する
ように維持されている。
【0016】図1には、本発明にしたがって構成された
熱シールド機構12が図示されており、上方熱シールド
24及び下方熱シールド26の系列から略々形成されて
おり、各系列の熱シールドは同等に構成されている。図
2及び図3において、先ず上方熱シールド24の各々は
、特に図1のものを縦断する方向から見た場合、一連の
ブランケットモジュール28から形成されており、図示
例の形式No.5の各モジュールは図3に示す如くに該
シールドの全長に亙って広がっている。此等シールドは
その構成において同等であるので、1つのみを取って説
明する。このモジュールおける材料の種類、組付け密度
、高温面の性質、並びに、移送バーの高温面との接近程
度等は、この上方シールドの重要な特徴であると考えら
れる。
【0017】このモジュールの各々は、1インチ厚の耐
熱性ファイバのブランケットを10枚重畳した連続或は
不連続の重畳状の均一な区分体の形態が採用されており
、それぞれアコーディオン状或は波形に整えられ、そし
て此等モジュールに用いられる材料は、例えばSohi
o Carborundum Company (Ni
agara Falls, New York) から
販売されているタイプの乾燥型の高純度セラミックファ
イバにより構成されている。この材料は多孔質のファイ
バから成り、元々の約8ポンド/立方フィートの縫合さ
れたブランケット状態の密度から組付け時の締結された
モジュール形態の約13.8ポンド/立方フィートの圧
縮密度まで圧縮することができる。この圧縮状態におい
て、隣接する重畳部の間の全てのギャップはセラミック
ファイバの高密度の凝縮性や空気流通に対する気密性の
ために削除させられている。その元の状態において、フ
ァイバ自体は多孔質であるので、高熱空気はそのファイ
バやモジュール周りの構造状の割れ目を流通することが
できる。ここに開示する機構で重要な熱保有能力によっ
て流通する移送バーの追従端温度、例えば2139°F
(1171°C)を先行する該移送バーの先導端温度、
例えば2110°C(1154 °F)より高い温度ま
で上昇させている。開示する機構のバーの熱を保持する
と云う点における熱保存能力は、コンベヤ上方に配列さ
れた加熱炉式の熱入力パネルによって以前に唯一達成さ
れたものと同等である。こうして、ここで開示する熱保
有封体機構は「受動的機構」であり、この受動機構は、
例えば2200 °F以上の非常に高い進入部の圧延温
度を達成できて移送バーの両端部の圧延温度差を大きく
削減できるように、該移送バーの熱を保持し且つ再放射
すると共に、空気の浸透透過を排除するものである。
【0018】図2に示される断面を有する組合せ前のモ
ジュールは、8ポンド/立方フィートで12インチ幅の
10層を圧縮した重畳状態で1インチの高純度2400
 °Fの非多孔質ファイバ温度物質から成り、8〜13
.8ポンド/立方フィートの圧縮密度で11.6インチ
幅の20の組合せ層の集合体を形成することになる。 ここで使用する用語「高純度」とは、酸化鉄又はチタニ
ア等の混入酸化物をごく微量だけ含むアルミナ及びシリ
カの99.5%或はそれ以上の一般的に入手可能なファ
イバに対して言及したものであり、その1つの形態とし
てはthe Sohio Carborundum C
o. 社が製造している商標名「Fiberfax D
urablanket  HP−S」として知られるも
のである。
【0019】非多孔質ファイバを採用する場合、ファイ
バを無作為なパターンで相互に十分詰め込み、空気流を
許容しないようにする。図2及び図3に示すモジュール
はそのブランケットの重畳が移送バーの長手方向に平行
するように好ましくは配列している。しかし、このモジ
ュールはその重畳が圧延方向に略々直交するように配列
することもできる。上面及び底面が均一に形成されてい
る図5に示されるモジュールの高さは約4インチであり
、その下面は連続する平坦な高温面を形成している。 この高さと云う要因は確実な耐衝撃性モジュールを確保
するために重要であり、こうしたモジュールは、圧延中
の移送バーがモジュール面に大きく接触するように上方
へ向かってねじられた場合に時折ある移動中の移送バー
による上方への突き上げ或は上方スラスト力に抵抗する
に十分な強度を有してファイバ部材に重大な損害を与え
ることをがない。本発明の重要性の1つはホットストリ
ップ圧延機の厳しい環境下において首尾よく機能する熱
シールドを提供することであることがご理解頂けるであ
ろう。
【0020】注目すべきことは、本発明の教示に従えば
、上方熱シールドのモジュールは金属製の留め具或は被
覆が設けられておらず、その代わりに高温面は高圧縮性
セラミックファイバ部材によって形成されているので、
均一で最大限の再放射面を提供している。本発明に従っ
て製作されたセラミックファイバ部材製のモジュールは
、金属高温面を採用している熱シールドより、より少な
い熱保有容量及び熱損失や急激な再放射性と云う点でよ
り優れていることが判明している。以前には高温面とし
てステンレス鋼のスキン又は外装を用いることの効力が
推奨されていたが、それは不必要であるばかりではなく
決定的な熱吸収材として作用することが判明している。 セラミックファイバのみの場合は、その相当により小さ
い熱容量のために、内在的に熱エネルギー保存と云う点
においてより効率的である。本発明の教示のように圧縮
させれた時におけるその熱保有容量や最少限の熱損失特
性はそれらの最大限の長所として活用されている。 こうしてモジュールの重畳の上からステンレス鋼スキン
を除去することで、その初期の製作コストや繰り返され
る鋼製スキンの取り換えコストを削減している。
【0021】熱シールドのモジュールに横方向における
組立状態においての所望された通りの予め決定された圧
縮密度を作り出すことに加えて、上述のモジュールは、
その長手方向、即ち側面方向とは異なるその前後端方向
においての組立状態において、予め決定された度合いま
でに圧縮されることも重要である。圧縮のその望ましい
度合いと追加された正味の密度の追加的度合いはその組
立状態において20枚の1インチ層を追加的な1インチ
に圧縮することによって得られる。組立状態のモジュー
ルの図示例の形態において、各モジュールは4インチ高
さ×11.6インチ×11インチのモジュールにまで圧
縮されて、約10〜15ポンド/立方フィートの最終密
度を得ている。絶縁材の一つの形態及びタイプを参照し
たが、他の幾つかの市販されているコルゲート状或はア
コーディオン状に重畳された耐火性材、例えばA. P
. Green Refractories社製のIn
swoolt、或は、Thermal Ceramic
s社製の高純度Kaowool (登録商標)を用いる
ことができる。
【0022】上方熱シールド24の支持構造を参照した
場合、本発明の重要な特徴のうちの1つは、図2及び図
7を比較して明確な如く、高温移送バーのための実質的
な空気浸透性がない封体である。この封体は、熱シール
ド輻射や移送バーへりの輻射を反射すべく下方に延在す
ると共に同時に空気浸透を排除する短い側面の再放射性
セラミックファイバ部材を備えて高温の金属製移送バー
に近接して設けられている絶縁性壁を含む。このように
して、新しい空気が高温移送バーに連続的に晒されるこ
とが防止されていることから、そのバー上に形成される
スケール(又は酸化膜)はより少なくなって、より均一
で予測可能な熱損失の制御が達成可能となる。
【0023】図2は上方熱シールド24の端部を示して
おり、一連のモジュール28が移送バーBに接近した状
態でこれを横切る方向に整合している。此等モジュール
は前述したように圧縮状態でフレーム30内に封じ込め
られており、このフレーム30は、3本の平行する長手
方向のL字形ビーム34と5本の横方向のL字形ビーム
36とから成り、各ビーム組の外側の2本のビームは望
ましい圧縮状態で此等モジュールを支持するこの長方形
フレーム30の4辺を形成している。相互に内側に向か
って開口しているチャネル状ビーム40が両端のビーム
34からそれぞれ下方に向けて延在しており、図2に明
確な如く、熱シールドの全長に延びており、それぞれの
内には上記封体の一部を形成している圧縮されたセラミ
ックファイバ部材重畳42を収容している。此等ビーム
34、36及び40は一体的な剛性ユニットを形成して
おり、特にビーム34及び36の共通面から成る底部に
はスポット溶接によって固定された図2に示すようなス
テンレス鋼製のメッシュスクリーン43が拡張されてお
り、このメッシュは個々のモジュール28を該スクリー
ン即ちフレーム30に迅速に固定する手段を提供するこ
とになる。上記セラミック重畳42は上述したような同
一タイプのセラミック材から成る2つの層で作られてお
り、図2に示すように、チャネル状ビーム40の開口部
に収容され、該重畳42に対してその上方外側部分の全
長に亙って作用しているモジュール28の圧縮力によっ
てその内に望ましい圧縮状態で固定されている。チャネ
ル状ビーム40は、相互に平行して延びると共に上方熱
シールド24の一部を形成している端部支持部材32に
よって、担持されている。フレーム30の長手方向にお
いてのモジュールの2つの端部列を保持するために、フ
レーム30の両端には下方へ向けて延びる保持プレート
45がそれぞれ設けられている。
【0024】図4及び図5には各モジュールをフレーム
30に固定するための特徴が示されている。図4におい
て、各モジュールには該モジュールをその上方側で貫通
している一対の内部的な平行クロスバー41が設けられ
、ファイバ部材中に配置された2つのクリップ46aと
端部爆発鋲のフランジ44によって該モジュール中に保
持されている。このクロスバーには中央開口49を有す
るプレート46が一体的に取り付けられている。図5に
は、各モジュールをフレーム30のメッシュスクリーン
43に固定しているボルト47が示されており、該ボル
ト47の上方端はプレート46外面上においてワッシャ
−ナットのアセンブリ47aに螺着連結している。ボル
ト47の他端はワッシャ−ボルトヘッド47bによって
モジュールに固定している。
【0025】一定の作動条件と保守点検のために、熱シ
ールドは全体的に図2の実線で示された作動位置から同
図の一点破線で示される非作動位置へ上昇させることが
できる。この移動はピボット軸51回りの釣り合い重り
に対抗するピンストンシリンダアセンブリ48によって
達成される。図8に示されるように、チャネル状ビーム
40の下方端部は、アプローチテーブル10を部分的に
形成し、対向する固定側面ガード54に略々垂直方向で
整合しており、上記封体の連続的な側面壁の役割を果た
し、その領域に含まれた外側の空気の該封体内への通過
を防止ている。この側面ガードの長さはテーブル10の
全長に亙っており、図2に示されるように、相互に離間
するI型のビーム56によって担持されている。
【0026】封体を完成して高温移送バーのための効率
的な熱保有機構を提供すると云う本発明の目的を達成す
るために、テーブル用ローラ22使用の必要性や該ロー
ラのために必要される空間によって提示される問題がこ
うした目的に及ぼす影響と該ローラを作動させるに必要
とされる水からの絶縁性の保護とに特別な注意が払われ
ている。これは本発明の幾つかの重要な特徴を含み、こ
うした特徴とは即ち、移送バーの下方高温面と熱シール
ドとの間の空隙を削除すること、絶縁性封体を完成する
ために下方熱シールドを上方熱シールドと共同的に構築
すること、ローラと熱シールドの間における間隙から封
体内に入り込む空気を削除すること、ローラ・ベアリン
グの冷却のために用いられる水が下方熱シールドのセラ
ミックファイバに接触することを防止すること、ローラ
が有する熱保有機構に対しての熱損失の影響を削減する
こと、等々が挙げられる。
【0027】こうした特徴に関して、図2、図6及び図
7を参照することにする。図7には、アプローチテーブ
ル10のローラ22の内の2つのローラ間に配置された
1つの下方熱シールド26が示されている。上記の上方
熱シールドの場合のように、各下方熱シールドは機能及
び構造において同等であるので、1つのものに限定して
以下説明する。下方熱シールドは上述したタイプのセラ
ミックファイバ部材から成る長手方向に配置して且つ高
圧縮されると共に積層状に結合された複数のブランケッ
ト層58から形成されており、しかし個々に仕切られた
区分体ではあるが、上記の上方熱シールドに採用されて
いるアコーディオン形態ではない。このセラミックファ
イバ部材の両端部はローラの輪郭に緊密に嵌合すべく切
断されている。加えて、このファイバ部材は、上記複数
層が積層状に結合される時にその熱シールドの上部が移
送バーの通過ラインにあるように切断されている。この
底部のセラミックファイバ部材の実際の高さは移送バー
のこすり作用或は突固め作用によってその通過ラインよ
り幾分低くなるべく減少しているが、該ファイバ部材と
移送バーの底面の間の空隙は実質的には排除されている
。しかし、このファイバ部材は10ポンド/立方フィー
トの密度まで高圧縮されているで、ずらされたり掻き乱
されたりすることはない。
【0028】この構成の長所は数多くある。非常に低い
熱容量を有する高効率の熱シールドの表面積は最大限と
されている。作動において、このシールドの表面は、2
200 °Fの移送バーが該シールドに入った途端に赤
熱する。これは、勿論、シールドが再放射するまで熱の
最少限の量が移送バーからシールドへ移動すると云う視
覚的な効果である。この効果は第1の移送バーがテーブ
ルを横切ると始まる。ローラ表面の実質的な部分はファ
イバ部材によって遮蔽されているので該ローラへ移動さ
れる熱は最少限となる。これは移送バーにとって有益で
あるばかりではなく、より少なく加熱されることになる
ローラにとっても有益である。移送バーを取り巻く酸素
の量は最少限とされている。同等に重要なことは、移送
バーの進入圧延温度を予めに定められた高温度に維持さ
せ、該移送バーを圧延工程中にこの高温度レベルに維持
すると共に両端部間に亙る温度低下を極度に減少させる
ように、ホットストリップ圧延機を作動する方法を得る
ことの長所である。こうした温度制御は方向性珪素鋼等
のある種の鋼にとっては非常に重要である。
【0029】注目されるべきことは、前述の米国特許の
幾つかに提案されるように、金属高温面は内在的にロー
ラと移送バーとの間に維持されるべく空隙又は間隙が生
じるので、金属高温面のカバーをもし用いれば、こうし
た改良された熱シールド構成は得ることができないこと
である。更に、テーブル・ローラの径に合致するように
切断されたブランケットの湾曲ファイバ片は、ローラと
の緊密で確実な接触を保証すべく、大きめに切断されて
も良い。そうした場合は、ローラの回転でファイバ部材
が研磨されて、該ローラ径と正確に合致することになる
。このセラミックファイバ部材の緊密嵌合は、外部の空
気がローラ・テーブル10の下から再放射性熱シールド
封体の内部へ侵入することを防止している。
【0030】図7はファイバ層58と2つの隣接ローラ
22との気密性接触を示している。ファイバ部材58の
複数の層は横方向において圧縮されて、約15ポンド/
立方フィート大の密度を有する剛性高密度ユニットを作
り出している。図6に示される如く、この下方熱シール
ドは図7に明確に示されるように層58の下方表面を支
持するように配置されたステンレス鋼製の拡張されたワ
イヤメッシュスクリーン60を含んでおり、該スクリー
ンは3つの同様区画から構成されている。スクリーンは
4つの直立側面部材を有するベースパン又はベーストレ
イ64の中に収容されており、此等直立サイド部材は上
記複数層の下方部分を収容すると共にそれらを移送バー
の移動通路に関しての長手方向及び横方向の両方におい
て望ましい圧縮状態で保持している。このパンの下には
I型のビーム66によって支持されたベース部材62が
設けられている。
【0031】ローラ22の冷却のために用いられる水を
防止するための機構が明確に示されている図8と共に図
2を参照すれば、ローラには通常通りに固定状態のベア
リング蓋体又はキャップ68内に担持された不図示のエ
ンドベアリングが設けられている。ホットストリップ圧
延機を作動する際には、ローラ及びベアリング蓋体の外
面に水を跳ね掛け技法によって傾注することにより該ロ
ーラ及びベアリングを冷却することが慣習的に行なわれ
ている。下方ファイバ熱シールドが採用される際には、
水が不可避的にファイバに接触し且つこれに浸透して、
該ファイバの絶縁効果が永久的且つ実質的に削減される
結果となることが判明している。
【0032】本発明は、セラミックファイバ層58に接
触することになる水を回避する水傾注用配管機構を提供
することによって、こうした欠陥を排除する機構を提供
する。図2及び図8に示すように、ローラの各端部にお
けるベアリング蓋体68にはその上部に傾斜穿孔70が
設けられており、その中には該ベアリングの内側覆い(
不図示)に近接した出力端を有する水送出パイプ72が
配置されている。こうして、此等パイプの両端は図2に
示される如く供給導管74に連結されることによって、
圧力制御された水が、跳ね掛けやしぶきを上げることな
しに、ベアリングと直に隣接するローラ22のシャフト
の根本に傾注されることになる。この構成によって、水
はしぶき等が抑制された制御状態でベアリングに送出さ
れて、冷却のためにローラが水を浴びる必要性が排除さ
れ、ファイバ層の水との接触が防止されることになる。
【0033】熱的に受動的な再放射及び保有機構12は
、炭素系、ステンレス系及び珪素系等の鋼の全てのタイ
プの圧延において実質的な利益が実現されるようなホッ
トストリップ圧延機の作動を可能とすることができ、こ
のような利益とは、ストリップの制御を改良するために
圧延機をその最適容量まで使用する能力と、方向性珪素
鋼の場合にはその電気的特性を改良する能力との両方を
含む。こうした鋼の全てのための一例として、移送バー
の望ましい上面温度及び下面温度を維持して、第1の仕
上げスタンドに進入する移送バーの望ましい進入温度を
効率的且つ効果的に得ると共に、この第1仕上げスタン
ドに進入しているバーの両端部の温度差をできる限り低
く維持する能力は、上記封体30を図8のテーブル・ロ
ーラ冷却機構の使用と協動して使用することの直接的な
結果である。この封体の能力としての、浸透してくる空
気を排除すること、該封体中においての移送バーの熱損
失を減少すること、及び、熱吸収材として作用するテー
ブル・ローラの悪影響を削減することは、これまでに列
挙した長所を得ることを可能としている。方向性を有す
る珪素系の電気的鋼のストリップの圧延において、熱的
な再放射性・保有性があって空気浸透性でない上記機構
は、仕上げ圧延機での移送バーを最適な高い進入圧延温
度とすること、並びに、両端間のバー圧延温度変化を最
少限とすること、を可能としているので、圧延機に首尾
一貫して価値ある高品質の方向性を有する珪素系の電気
的鋼ストリップを生産させることを可能としている。 例えば、この鋼に関しての周知の2100 °F以上程
度の望ましい圧延温度と進入圧延温度以下である100
 °F(55 °C)程度の両端部間に亙っての温度変
化範囲での圧延作動とは、ここに開示する熱的な再放射
性・保有性で、空気浸透性でない機構によって、首尾一
貫して得ることができる。
【0034】以上において、本発明に係る熱的再放射機
構及びその使用方法の好適実施例を説明したが、本発明
の範囲から逸脱することなしに変更等を行なえることは
当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットストリップ圧延機の一部の概略側面図で
あり、特にアプローチテーブルが間に設けられた状態の
逆転型のスラブあら延べ圧延機と3つの多重型仕上げ圧
延スタンドが、本発明に従って構成された絶縁性の熱的
な保有機構を伴って示された概略側面図である。
【図2】図1の2−2線から見た断面図であり、図1に
示された熱的保有機構の熱シールドの1つがアプローチ
テーブルと共に示された断面図である。
【図3】図1に示された熱的保有機構の上方熱シールド
の部分的な平面図である。
【図4】図2及び図3に示された絶縁性モジュールの斜
視図である。
【図5】図4に示された関連する絶縁性モジュールをそ
の組付け位置に固定するために用いられる締め付け具の
拡大縦断面図である。
【図6】図1に示された熱的保有機構における下方熱シ
ールドの一部破断平面図である。
【図7】図6の7−7線から見た断面図である。
【図8】図2に示されたテーブルローラの一部を該ロー
ラの冷却機構部分と共に示す拡大図である。
【符号の説明】
B  移送バー                  
      10  アプローチテーブル 12  熱シールド機構              
  22  テーブル用ローラ 24  上方熱シールド              
  26  下方熱シールド 28  ブランケットモジュール        30
  フレーム43  メッシュスクリーン      
      58  ブランケット層 54  固定側面ガード              
  68  ベアリング蓋体 72  水送出パイプ

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱的な再放射・保有機構であって、高
    温面を有して該機構に向かって熱を輻射するように配置
    された高温金属物品の温度に影響する熱的な再放射・保
    有機構であって、前記金属物品の一部に少なくとも隣接
    するように配置されると共に、支持手段を有する熱シー
    ルド手段を備え、前記熱シールド手段は前記支持手段に
    よって担持された複数の耐熱性ファイバ部材を含み、前
    記部材は該ファイバ部材の複数部分によって作られた実
    質的に平坦で長尺状のファイバ高温面を形成し、前記フ
    ァイバ部材は実質的に所定された圧縮状態にあって、空
    気に関して実質的に不浸透性であるような程度の実質的
    な高密度状態を作り出しており、該熱的な再放射・保有
    機構はまた、前記ファイバ部材を前記圧縮状態にあるよ
    うに前記支持手段で維持させる手段と、前記熱シールド
    手段の前記高温面を物品の前記高温面と近接状態の位置
    に維持する手段と、を備える熱的な再放射・保有機構。
  2. 【請求項2】  熱的な再放射・保有機構であって、高
    温面を有して該機構に向かって熱を輻射するように配置
    された高温金属物品の温度に影響する熱的な再放射・保
    有機構であって、前記金属物品の一部に少なくとも隣接
    するように配置されると共に、支持手段を有する熱シー
    ルド手段を備え、前記熱シールド手段は前記支持手段に
    よって担持された複数の耐熱性ファイバブランケットモ
    ジュールを含み、前記モジュールは、前記物品の高温面
    に直交するように配列された耐熱性ファイバから成る複
    数層から形成されていると共に、前記ファイバブランケ
    ットの複数部分から成る重畳の端部から作られた実質的
    に平坦で長尺状のファイバ製高温面を形成し、前記モジ
    ュールは実質的に所定された圧縮状態にあって、空気に
    関して実質的に不浸透性であるような程度の実質的な高
    密度状態を作り出しており、該熱的な再放射・保有機構
    は更に、前記モジュールを前記圧縮状態にあるように前
    記支持手段で保持させる手段と、前記シールド手段の前
    記高温面を物品の前記高温面と近接状態の位置に維持す
    る手段とを備える熱的な再放射・保有機構。
  3. 【請求項3】  前記耐熱性材は高純度タイプのセラミ
    ックであり、前記ファイバを実質的に100%含むこと
    を特徴とする請求項2記載の機構。
  4. 【請求項4】  前記ファイバは前記複数層を形成すべ
    く交互方向に重畳されていることを特徴とする請求項2
    記載の機構。
  5. 【請求項5】  前記モジュールは前記物品に関しての
    第1の方向に約8ポンド/立方フィート程度の密度まで
    圧縮されると共に、前記物品に関する前記第1方向に略
    々直交する第2の方向に約10ポンド/立方フィート程
    度の全密度を作り出すために圧縮されていることを特徴
    とする請求項2記載の機構。
  6. 【請求項6】  前記モジュールは前記物品に関して第
    1の方向に約13ポンド/立方フィートの程度の密度に
    圧縮されていると共に、前記物品に関する前記第1方向
    に略々直交する第2の方向に約15ポンド/立方フィー
    トの全密度を作り出すために圧縮されていることを特徴
    とする請求項2記載の機構。
  7. 【請求項7】  前記物品は長手方向軸を有し、前記第
    1方向は該長手方向軸を横切り、前記第2方向は該長手
    方向軸と平行していることを特徴とする請求項6記載の
    機構。
  8. 【請求項8】  前記モジュールの前記重畳は連続的に
    側面と側面を重ねて形成されており、その端部間の各重
    畳の一部は前記モジュールの高温面を作り出しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の機構。
  9. 【請求項9】  前記モジュールは前記物品の前記高温
    面に直交する方向に約4インチの高さを有することを特
    徴とする請求項2記載の機構。
  10. 【請求項10】  熱的な再放射・保有機構であって、
    底部高温面を有して該機構に向かって熱を輻射するよう
    に配置されていると共に、複数の離間するローラ手段に
    よって略々水平位置に支持されている高温金属物品の温
    度に影響する熱的な再放射・保有機構であって、前記ロ
    ーラ手段の間において前記物品の前記底部高温面に隣接
    するように配置されると共に、支持手段を有する熱シー
    ルド手段を備え、前記熱シールド手段は前記支持手段に
    よって担持された複数の耐熱性ファイバブランケット区
    分体を含み、前記ブランケット区分体の各々は他のブラ
    ンケット区分体と隣接して実質的に平坦な長尺状のファ
    イバ高温面を形成し、前記ブランケット区分体は実質的
    に所定された圧縮状態にあって、実質的な高密度状態を
    作り出しており、また該熱的な再放射・保有機構は前記
    ブランケット区分体を前記圧縮状態にあるように前記支
    持手段で保持させる手段を備え、前記ブランケット区分
    体は、隣接する前記ローラ手段の複数の外周部分に対応
    するべく形成された複数の端部部分を有して、該端部部
    分と前記ローラ手段の前記隣接部分との間の空隙を実質
    的に減少するように該ローラ手段と近接状態で配置され
    ており、該熱的な再放射・保有機構は更に前記複数のブ
    ランケット区分体の前記複数の高温面を前記物品の前記
    底部高温面と近接状態の位置に維持する手段を含備える
    ことを特徴とする熱的な再放射・保有機構。
  11. 【請求項11】  前記耐熱性材は高純度タイプのセラ
    ミックであり、前記ファイバを実質的に100%含むこ
    とを特徴とする請求項10記載の機構。
  12. 【請求項12】  前記複数区分体の前記複数端部は、
    前記ローラ手段の複数の隣接する対と空気を排除する関
    係に配設されることを特徴とする請求項10記載の機構
  13. 【請求項13】  前記ファイバは比較的に非多孔質で
    間隙がないことを特徴とする請求項10記載の機構。
  14. 【請求項14】  前記ブランケット区分体は約10ポ
    ンド/立方フィートの程度の密度まで圧縮されているこ
    とを特徴とする請求項10記載の機構。
  15. 【請求項15】  前記ローラ手段は、その両端部に配
    置された支持用ベアリング手段を有し、更に該熱的な再
    放射・保有機構は、前記ベアリング手段に冷却流体を導
    入する冷却手段を備え、前記冷却手段は、前記ブランケ
    ット区分体が前記冷却流体に対して実質的に排除される
    ようにして前記ベアリング手段へ冷却液を効果的に傾注
    すべく、該ベアリング手段に関連して構成され且つ配置
    されている冷却流体傾注送出手段を含むことを特徴とす
    る請求項10記載の機構。
  16. 【請求項16】  熱的な再放射・保有性の、実質的に
    空気浸透性のない封体であって、圧延工程中において、
    複数の相互に離間する回転金属ローラ手段によって略々
    水平に支持されることによって該封体内に配置されて上
    部高温面及び底部高温面を有する高温移送バーの温度に
    影響をなす前記封体において、前記封体内にあって、前
    記移送バーの上方に配置され且つこれの長さ及び幅と略
    々同じ広がりを有すると共に、第1の支持手段を有する
    上方手段を備え、前記上方手段は前記第1支持手段によ
    って担持された複数の第1の耐熱性ファイバブランケッ
    トモジュールを含み、前記モジュールは、上記上部高温
    面に直交するように配列する複数のファイバ層から形成
    されて、前記ファイバブランケットの複数部分である均
    一厚みの重畳部分の端部から作られる実質的に平坦で長
    尺状のファイバ製高温面を形成しており、前記モジュー
    ルは実質的に高密度状態を作り出すべく実質的に所定さ
    れた圧縮状態にあり、前記封体は更に前記モジュールを
    前記圧縮状態にあるように前記支持手段で保持させる手
    段と、前記上方手段の前記高温面を前記移送バーの前記
    上部高温面と近接状態に維持する手段と、それぞれが前
    記移送バーの直下に配列し且つこれの長さ及び幅と略々
    同一の広がりを有する複数の個々別々の区分体から形成
    され、此等各区分体は前記ローラ手段の異なる隣接対の
    間に位置して、該区分体の集合した長さは前記移送バー
    の長さと略々同一の長さを有している下方手段と、前記
    下方手段の前記区分体を支持する第2の支持手段とを備
    え、前記第2支持手段は、前記区分対各々のために垂直
    方向に並んで配列された複数の第2の耐熱性ファイバブ
    ラケット部材を収容し、前記移送バーに最も隣接する前
    記ブランケット部材の複数部分は実質的に平坦で長尺状
    のファイバ製高温面を形成し、前記ブランケット部材は
    、関連する前記ローラ手段の複数の隣接する外周部分に
    対応するように形成された複数の端部部分を有して、前
    記端部部分と前記ローラ手段の隣接する関連部分との間
    の空隙を実質的に減少するように該ローラ手段と近接状
    態で配置され、前記ブランケット部材は、実質的に高密
    度状態を作り出すべく、実質的に所与の圧縮状態にあり
    、前記ブランケット部材を前記圧縮状態で前記第2支持
    手段内に維持する手段を有し、更に前記封体は、前記ブ
    ランケット部材の前記高温面を前記移送バ−の前記底部
    高温面と近接状態に維持する手段と、前記ローラ手段は
    その両端に配置された支持用のベアリング手段を有する
    ことと、前記ベアリング手段へ冷却流体を導入する冷却
    手段と、前記冷却手段は、前記ブランケット部材を前記
    冷却流体から実質的に排除するように維持すべく前記ベ
    アリング手段へ効果的に冷却液を傾注するために該ベア
    リング手段に関連して構成され且つ配置された冷却流体
    傾注手段とを備えることを特徴とする封体。
  17. 【請求項17】  前記モジュール及びブランケット部
    材の両方の前記ファイバブランケットは、高純度タイプ
    のセラミック製であり、該ファイバを実質的に100%
    含み、実質的に間隙が無く且つ実質的に非多孔質である
    ことを特徴とする請求項16記載の封体。
  18. 【請求項18】  前記第2ブランケット部材の前記端
    部部分は前記ローラ手段の隣接対と空気を排除する関係
    で配置されていることを特徴とする請求項16記載の封
    体。
  19. 【請求項19】  前記ローラ・ベアリング手段の各々
    はベアリング用キャップを含み、該ローラ・ベアリング
    手段の少なくとも一部に冷却液を傾注するための冷却手
    段を収容するように該ベアリングキャップ内に形成され
    た開口を更に含むことを特徴とする請求項16記載の封
    体。
  20. 【請求項20】  前記モジュールは長手方向軸を有し
    、該モジュールは、その長手方向軸に略々平行する方向
    に約8ポンド/立方フィート程度の密度まで圧縮され、
    前記長手方向軸を略々横切る方向に約10ポンド/立方
    フィート程度の密度まで圧縮されることを特徴とする請
    求項16記載の封体。
  21. 【請求項21】  前記モジュールは、前記移送バーの
    前記高温面に直交する方向に約4インチの高さを有する
    ことを特徴とする請求項16記載の封体。
  22. 【請求項22】  前記ブランケット部材は、約10ポ
    ンド/立方フィート程度の密度まで圧縮されていること
    を特徴とする請求項16記載の封体。
  23. 【請求項23】  前記上方手段は対向して平行に延在
    する側面部材を含み、前記側面部材は前記第1支持手段
    から下方へ延びる部分を有して、前記封体の側壁手段の
    少なくとも一部を形成し且つこれと共に同じ長さだけ延
    びており、該封体は、前記封体の内側において前記側面
    部材によって担持され、前記移送バーの側面部分の熱的
    輻射を被るように配置されたファイバ製高温面を有する
    第3のファイバブランケット部材を備え、前記第3ファ
    イバブランケット部材は、前記側面部材の長さと少なく
    とも同じ長さを有することを特徴とする請求項16記載
    の封体。
  24. 【請求項24】  前記ローラ手段は、移送バー用の支
    持テーブルの部分を構成しており、該テーブルは対向す
    る直立側面ガード手段を含み、前記移送バーの長手方向
    両側にそれぞれ平行して延在しており、前記側面ガード
    手段は前記封体の空気排除用の対向する外部側面の少な
    くとも部分を形成すべく前記上方手段と協働する直立部
    分を有することを特徴とする請求項16記載の封体。
  25. 【請求項25】  前記上方手段は対向して平行に延在
    する側面部材を含み、前記側面部材は、前記第1支持手
    段から下方に延在し且つこれと同一長さを有して前記封
    体の前記側壁手段を少なくとも部分的に形成しており、
    前記封体内部において前記側面部材に担持された第3の
    ファイバブランケット部材は前記移送バーの両側面部分
    からの熱的輻射に晒されるように配置されたファイバ製
    高温面を有し、前記ローラ手段は前記移送バーのための
    支持テーブルを部分的に構成しており、該テーブルは相
    互に対向して直立する側面ガード手段を含み、此等は前
    記移送バーの長手方向両側にそれぞれ平行して延在し且
    つ前記上方手段と少なくとも同一長さを有し、前記側面
    ガード手段は、前記第3ファイバブランケット部材と協
    働して少なくとも前記封体の空気を排除する対向する外
    部側面を形成している直立部分を含むことを特徴とする
    請求項16記載の封体。
  26. 【請求項26】  前記第3ファイバブランケット部材
    は高純度の実質的に間隙が無く且つ非多孔質のセラミッ
    クから実質的に完全に作られており、該封体は、実質的
    に空気不浸透性である程度の実質的に高純度状態を作り
    出すべく前記第3ファイバブランケットを所与の圧縮状
    態で維持する手段を備えていることを特徴とする請求項
    24記載の封体。
  27. 【請求項27】  前記第3ファイバブランケット部材
    は実質的100%のセラミックファイバを含むことを特
    徴とする請求項24記載の封体。
  28. 【請求項28】  前記第3ファイバブランケット部材
    は、約10ポンド/立方フィート程度の密度まで前記移
    送バーに関する長手方向に圧縮されていることを特徴と
    する請求項24記載の封体。
  29. 【請求項29】  前記第1及び第2支持手段は、前記
    モジュール及び第1ブランケット部材の各高温面とは反
    対側で、該モジュール及び第1ブランケット部材を支持
    するための拡張されたステンレス鋼製メッシュスクリー
    ン手段を含むことを特徴とする請求項16記載の封体。
  30. 【請求項30】  前記ブランケット部材の高温面を維
    持する手段は、前記底部高温面を前記移送バーと接触又
    は近接接触するように位置させるように、構成され且つ
    配置されていることを特徴とする請求項16記載の封体
  31. 【請求項31】  前記移送バーは、前記ローラ手段に
    よって支持されて前記封体内を通過し、前記上方手段の
    前記高温面を維持する前記手段は、該上方手段の高温面
    を前記移送バーが前記封体内を自由に通過できるように
    十分に該移送バーの高温面と隔てるように維持すべく、
    構成され且つ配置されることを特徴とする請求項24記
    載の封体。
  32. 【請求項32】  ホットストリップ圧延機であって、
    該圧延機によって圧延される加熱金属製移送バーを受け
    入れる該圧延機の進入端部に位置する金属製移送バー支
    持ローラを有して長手方向に配置されたテーブルを含み
    、該移送バーは水平方向に支持されると共に、上部高温
    面及び底部高温面を有し、前記テーブルのローラはその
    両端部において支持用ベアリング手段を有することから
    成るホットストリップ圧延機によって圧延される金属製
    移送バーの温度を制御する方法であって、前記テーブル
    の少なくとも一部を封入するために、前記圧延機の進入
    端部において熱的な再放射・保有性を有し且つ空気浸透
    のない封体機構を形成する段階と、前記封体機構内に移
    送バーを位置させる段階と、(a) 前記移送バーの長
    さ及び幅と同一の広がりを有してセラミックによって実
    質的に完全に作られた複数の耐熱性ファイバブランケッ
    トモジュールを備える上方手段を配置し、前記モジュー
    ル各々のファイバブランケットの重畳部分の複数の端部
    から作られた実質的に平坦で長尺状のファイバ製高温面
    を形成し、実質的に高密度状態を作り出すために前記モ
    ジュールを実質的に所定の圧縮状態に維持し、前記上方
    手段の前記高温面を前記移送バーの前記上部高温面と近
    接した位置に維持し、(b)   個々別々の区分体の
    複数から成る下方手段であって、各区分体は前記移送バ
    ーの直下に配置され且つこれの幅と略々同一幅を有する
    と共に、それぞれ前記テーブルの前記ローラの異なる隣
    接対の間に位置し、該区分体の集合長さは前記移送バー
    の長さと略々同一であることから成る下方手段が配置さ
    れ、高純度セラミックから実質的に完全に作られ且つ前
    記移送バーに対して垂直方向に並んで配列され、前記移
    送バーに最も隣接している部分が実質的に平坦で長尺状
    のファイバ高温面を形成していることから成る複数の耐
    熱性ファイバブランケット部材の前記区分体の各々を形
    成し、実質的に高密度で実質的に非多孔質の状態を作り
    出すために前記複数のブランケット部材を実質的に所定
    の圧縮状態で維持し、前記ブランケット部材の複数の端
    部を隣接する前記テーブルローラの外周部分に対応する
    ように一致させ、該端部と該ローラのその隣接する関連
    部分との間の空隙を実質的に除去するように該ブランケ
    ット部材を該ローラと近接状態に配置し、前記ブランケ
    ット部材の前記高温面を前記移送バーの底部高温面と近
    接状態の配置に維持して、該ブランケット部材と該底部
    高温面との間から前記封体内へ自由空気の浸透を実質的
    に減少させ、(c)  前記ブランケット部材を冷却流
    体から実質的に排除するように、該冷却流体を前記ロー
    ラベアリング手段へ向かって傾注することによって該ベ
    アリング手段へ冷却流体を付加する、以上の工程からな
    る前記封体を形成する段階と、を含むことから成る方法
  33. 【請求項33】  前記ブランケット部材の前記高温面
    を前記移送バーの底部高温面と接触又は近接接触すべく
    維持する追加の段階を含むことから成る請求項32記載
    の方法。
  34. 【請求項34】  前記移送バーが前記封体内にある間
    において該移送バーの温度を前記圧延機のために所望さ
    れる進入圧延温度に維持し、同時に、該加熱された移送
    バーの前端対後端に亙る温度差を実質的に減少する追加
    の段階を含むことから成る請求項32記載の方法。
  35. 【請求項35】  前記封体機構に前記移送バーを通過
    させること、前記封体機構内にある前記移送バーの熱を
    保持し且つ再放射すると共に、該封体機構内への空気浸
    透を排除することによって、前記封体機構を受動機構と
    して作動させ、前記移送バーを前記封体へ前記圧延機の
    ために所望される進入圧延温度で送り出し、前記移送バ
    ーの前記封体機構内にある時間を該封体機構の熱保有容
    量に関連させて制御し、前記圧延機に入る前記移送バー
    の前記所望進入圧延温度を維持し、同時に、前記封体機
    構から排出される際における前記移送バーの前端対後端
    に亙る圧延温度の差を実質的に減少することからなる成
    る追加の段階を含むことを特徴とする請求項32記載の
    方法。
  36. 【請求項36】  前記移送バーの金属は方向性珪素鋼
    を含み、前記段階は、前記進入圧延温度を約2100°
    F以上に維持すると共に前記両端に亙る温度差は約10
    0°F程度に維持することを特徴とする請求項35記載
    の方法。
  37. 【請求項37】  前記温度制御は、前記移送バーの両
    側面側からの熱損失を削減し且つ前記機構への空気の浸
    透を削減するように、該移送バーの両側に隣接してこれ
    と同一長さを有する側面熱シールドを配置することによ
    って該移送バーの側面からの熱損失を削減することを含
    むことから成る請求項32記載の方法。
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