JPH0423106Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423106Y2 JPH0423106Y2 JP1985117413U JP11741385U JPH0423106Y2 JP H0423106 Y2 JPH0423106 Y2 JP H0423106Y2 JP 1985117413 U JP1985117413 U JP 1985117413U JP 11741385 U JP11741385 U JP 11741385U JP H0423106 Y2 JPH0423106 Y2 JP H0423106Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- rear wheel
- brake pad
- output shaft
- worm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は前輪の操舵角に応じて後輪を操舵する
後輪操舵装置に関する。
後輪操舵装置に関する。
〔考案の技術的背景及びその問題点〕
前輪の操舵角に応じて後輪を操舵するようにし
て走行時の障害物の回避あるいは後進しながら車
庫入れする場合などに有用となる後輪操舵装置が
考えられている。このような後輪操舵装置におい
ては、後輪を操舵する場合に電動モータの回転を
制御して、モータを回転させ後輪が所定の角度だ
け操舵されるとその回転軸の回転をブレーキ機構
により停止させることが考えられている。しか
し、このようなブレーキ機構によると摩擦により
音が発生して不快音となるという欠点があつた。
さらに、後輪を操舵する必要がないときには、確
実に後輪を中立位置に保持することが望まれてい
る。
て走行時の障害物の回避あるいは後進しながら車
庫入れする場合などに有用となる後輪操舵装置が
考えられている。このような後輪操舵装置におい
ては、後輪を操舵する場合に電動モータの回転を
制御して、モータを回転させ後輪が所定の角度だ
け操舵されるとその回転軸の回転をブレーキ機構
により停止させることが考えられている。しか
し、このようなブレーキ機構によると摩擦により
音が発生して不快音となるという欠点があつた。
さらに、後輪を操舵する必要がないときには、確
実に後輪を中立位置に保持することが望まれてい
る。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は後輪操舵を停止させる場合の不快音を極
力抑えることができ、しかも後輪を確実に中立位
置に保持できる後輪操舵装置を提供することにあ
る。
の目的は後輪操舵を停止させる場合の不快音を極
力抑えることができ、しかも後輪を確実に中立位
置に保持できる後輪操舵装置を提供することにあ
る。
後輪操舵用電動機の出力軸の回転を減速させて
後輪を操舵させるようにしている後輪操舵装置に
おいて、出力軸と一体して回転する円板部材を設
け、この円板部材にバネ部材を介してブレーキパ
ツドを設け、このブレーキパツドに電磁ブレーキ
のブレーキ部材を押圧して出力軸の回転を停止さ
せるようにしている。さらに、後輪を中立位置に
保持するロツクピンを設けている。
後輪を操舵させるようにしている後輪操舵装置に
おいて、出力軸と一体して回転する円板部材を設
け、この円板部材にバネ部材を介してブレーキパ
ツドを設け、このブレーキパツドに電磁ブレーキ
のブレーキ部材を押圧して出力軸の回転を停止さ
せるようにしている。さらに、後輪を中立位置に
保持するロツクピンを設けている。
以下、図面を参照して本考案の一実施例につい
て説明する。第１図は電動モータにより後輪を操
舵する後輪操舵装置における電動アクチユエータ
装置の断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う
断面矢視図である。第１図及び第２図において、
１０は電動アクチユエータ装置、１１はケース１
２内に収納されたモータである。このモータ１１
のシヤフト１３はウオームギア１４を有するシヤ
フト１５に連結され、上記シヤフト１３の回転が
同シヤフト１５に伝えられる。そして、このシヤ
フト１５には円板部材１６が固定されており、こ
の円板部材１６の内側縁部には環状のパツド１７
がバネ部材１８を介して取り付けられている。な
お、Ｂ−Ｂ線に沿う断面矢視図は第３図に示して
おく。そして、上記パツド１７に対向してブレー
キ部材１９が上記シヤフト１５の軸線方向にスラ
イトピン２０に摺動自在かつ軸線まわりには回転
不能に設けられている。このブレーキ部材１９は
コイルスプリング２１によりその一部分が上記パ
ツド１７に押圧され両者の摩擦力により円板部材
１６の回転を防止してブレーキ作動する。そし
て、上記ブレーキ部材１９はブレーキ用ソレノイ
ド２２が励磁されると上記コイルスプリング２１
の付勢力に抗して上記パツド１７から離れブレー
キが解除されるように構成されている。
て説明する。第１図は電動モータにより後輪を操
舵する後輪操舵装置における電動アクチユエータ
装置の断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿う
断面矢視図である。第１図及び第２図において、
１０は電動アクチユエータ装置、１１はケース１
２内に収納されたモータである。このモータ１１
のシヤフト１３はウオームギア１４を有するシヤ
フト１５に連結され、上記シヤフト１３の回転が
同シヤフト１５に伝えられる。そして、このシヤ
フト１５には円板部材１６が固定されており、こ
の円板部材１６の内側縁部には環状のパツド１７
がバネ部材１８を介して取り付けられている。な
お、Ｂ−Ｂ線に沿う断面矢視図は第３図に示して
おく。そして、上記パツド１７に対向してブレー
キ部材１９が上記シヤフト１５の軸線方向にスラ
イトピン２０に摺動自在かつ軸線まわりには回転
不能に設けられている。このブレーキ部材１９は
コイルスプリング２１によりその一部分が上記パ
ツド１７に押圧され両者の摩擦力により円板部材
１６の回転を防止してブレーキ作動する。そし
て、上記ブレーキ部材１９はブレーキ用ソレノイ
ド２２が励磁されると上記コイルスプリング２１
の付勢力に抗して上記パツド１７から離れブレー
キが解除されるように構成されている。
さらに、上記ウオームギア１４はウオームホイ
ール２３と噛合し、同ウオームホイール２３はピ
ニオンギア２４を有するシヤフト２５に固定され
ている。また、ピニオンギア２４はラツク２６と
噛合している。そして、このラツク２６の両端は
右後車輪、左後車輪に連結されている。さらに、
上記ウオームホイール２３には長孔２７が穿設さ
れ、同長孔２７に出没可能なロツクピン２８が配
設されている。そして、このロツクピン２８はコ
イルスプリング２９により上記長孔２７側に付勢
されている。さらに、このロツクピン２８はロツ
クピン用ソレノイド３０が励磁されると上記コイ
ルスプリング２９の付勢力に抗して上記長孔２７
から抜けるように構成されている。
ール２３と噛合し、同ウオームホイール２３はピ
ニオンギア２４を有するシヤフト２５に固定され
ている。また、ピニオンギア２４はラツク２６と
噛合している。そして、このラツク２６の両端は
右後車輪、左後車輪に連結されている。さらに、
上記ウオームホイール２３には長孔２７が穿設さ
れ、同長孔２７に出没可能なロツクピン２８が配
設されている。そして、このロツクピン２８はコ
イルスプリング２９により上記長孔２７側に付勢
されている。さらに、このロツクピン２８はロツ
クピン用ソレノイド３０が励磁されると上記コイ
ルスプリング２９の付勢力に抗して上記長孔２７
から抜けるように構成されている。
上記したように円板部材１６の内側縁部にブレ
ーキパツド１７はバネ部材１８を介して取り付け
るようにしたのでブレーキ作動時にブレーキ部材
１９がパツド１７を押圧するときのシヨツクをバ
ネ部材１８で吸収することができ、ブレーキ作動
時の作動音を吸収することができる。
ーキパツド１７はバネ部材１８を介して取り付け
るようにしたのでブレーキ作動時にブレーキ部材
１９がパツド１７を押圧するときのシヨツクをバ
ネ部材１８で吸収することができ、ブレーキ作動
時の作動音を吸収することができる。
以上詳述したように本考案によれば後輪操舵を
停止させるためにブレーキを作動した場合のブレ
ーキ作動音を小さくでき、しかも後輪を確実に中
立位置に保持できる後輪操舵装置を提供すること
ができる。
停止させるためにブレーキを作動した場合のブレ
ーキ作動音を小さくでき、しかも後輪を確実に中
立位置に保持できる後輪操舵装置を提供すること
ができる。
第１図は本考案に係る後輪操舵装置の電動アク
チユエータ装置の断面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ線に沿う断面図である。第３図は第１図のＢ−
Ｂ線に沿う断面図である。 １１……モータ、１５……シヤフト、１６……
コーン状部材、１７……パツド、１８……バネ部
材、１９……ブレーキ部材、２１……コイルスプ
リング。
チユエータ装置の断面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ線に沿う断面図である。第３図は第１図のＢ−
Ｂ線に沿う断面図である。 １１……モータ、１５……シヤフト、１６……
コーン状部材、１７……パツド、１８……バネ部
材、１９……ブレーキ部材、２１……コイルスプ
リング。
Claims (1)
- 後輪操舵用電動機と、この電動機の出力軸の回
転を減速して後輪を操舵する減速機と、上記出力
軸と一体して回転する円板部材と、この円板部材
にバネ部材を介して取り付けられたブレーキパツ
ドと、ブレーキ部材が上記円板部材に対向して設
けられソレノイドコイルの励磁、非励磁状態に応
じて該ブレーキ部材が上記ブレーキパツドから離
れる方向あるいは上記ブレーキパツドを押圧する
方向に移動する電磁ブレーキと、上記出力軸に取
り付けられたウオームギアと、このウオームギア
に噛合するウオームホイールと、このウオームホ
イールの回転軸に取り付けられたピニオンギア
と、このピニオンギアに噛合し両端が後輪に連結
されるラツクと、上記ウオームホイールに穿孔さ
れた穴と、常時付勢ばねの付勢力により上記穴に
出没する方向に付勢されソレノイドコイルが励磁
されると上記穴から離脱する方向に作動されるロ
ツクピンとを具備したことを特徴とする後輪操舵
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985117413U JPH0423106Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985117413U JPH0423106Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6225275U JPS6225275U (ja) | 1987-02-16 |
| JPH0423106Y2 true JPH0423106Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=31002899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985117413U Expired JPH0423106Y2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0423106Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55132427A (en) * | 1979-04-02 | 1980-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | Electromagnetic brake device |
| JPS59143770A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-17 | Mazda Motor Corp | 車両の４輪操舵装置 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP1985117413U patent/JPH0423106Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55132427A (en) * | 1979-04-02 | 1980-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | Electromagnetic brake device |
| JPS59143770A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-17 | Mazda Motor Corp | 車両の４輪操舵装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6225275U (ja) | 1987-02-16 |
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