JPH04230156A - フィルタ手段を用いたインピーダンス合成多重ループ回路 - Google Patents

フィルタ手段を用いたインピーダンス合成多重ループ回路

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JPH04230156A
JPH04230156A JP3107467A JP10746791A JPH04230156A JP H04230156 A JPH04230156 A JP H04230156A JP 3107467 A JP3107467 A JP 3107467A JP 10746791 A JP10746791 A JP 10746791A JP H04230156 A JPH04230156 A JP H04230156A
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JP3107467A
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Eddie L M Willocx
エディー・ルイス・マリー・ウィルロックス
Elve D J Moons
エルベ・デシデリウス・ヨーゼフ・モーンス
Pierre Paul Francois M Guebels
ピエール − パウル・フランソワ・モーリス・マリー・ゲベルス
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Alcatel Lucent NV
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Alcatel NV
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/005Feeding arrangements without the use of line transformers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、共通ループおよび別
個のDCおよびACループパーツに関連した、フィルタ
手段を用いたインピーダンス合成多重ループに関する。
【0002】この種の回路は例えばヨーロッパ特許第0
201635号[J.PietersーP.  Gue
bels  3−4]により公知である。この種の回路
は、交換機からの種々の通信線に与えられる適切な信号
[AC]インピーダンス、並びに通信線を介して交換機
に接続された機器に供給するための抵抗[DC]を合成
するために通信線回路に使用することができる。すなわ
ち、種々の通信線条件において、適当なACおよびDC
終端インピーダンスを供給するのに使用することができ
る。 この公知の回路では、たて電流に対する影響を除去する
Herterブリッジを採用するとともに、音声信号、
DC信号、および相対的に高圧のACリング電流のよう
な広範囲に異なる特性を有する種々の信号に反応するよ
うに設計された共通センスアンプを採用している。この
センスアンプは共通ループ部分に含まれ、その出力信号
をDCループ部およびACループ部の両方に含まれる別
個のフィルタ回路に供給する。特に、ACループはDC
ブロッキングシリアルキャパシタンスを有し、この値は
DCを除去する適当なハイパスカットオフ特性に対して
は相対的に大きな値を有するが、低周波の音声信号をパ
スさせる。また、センスアンプの入力段に現れる種々の
信号を提供するために、センスアンプは高次の増幅入力
信号により飽和されないように注意して設計する必要が
ある。入力バイアス抵抗はセンスアンプを構成する演算
増幅器の2つの各入力端子に使用される。これらの入力
バイアス抵抗はグランド電位[0V]やバッテリ電位[
−48V]とは異なる2つの補助電位、例えば−33V
と−40.5Vに接続される。上記ヨーロッパ特許にも
記載されているように、第1の補助電位により、相対的
に高電圧のリング信号がHerterブリッジを介して
電話回線に印加されたときセンスアンプが飽和するのを
防止することができる。第2の補助電位は、通信線回路
の種々の部分に現れる信号の特別の共通基準電位として
使用される。このような補助バイアス源の内部インピー
ダンス、特に第2の補助電位源の内部インピーダンスは
決して小さくない。さらに、クロスカップリングされる
寄生信号のレベルが許容できない程高くならないように
注意して設計する必要がある。
【0003】公開されたPCT出願  WO  90/
07834[P.Buebels  8]に開示された
回路は従来の制限を無くしたインピーダンス合成多重ル
ープの構造を改良し、特に上記フィルタキャパシタンス
の値を低減し、センスアンプからのAC出力を高めると
ともに、特別の共通基準電位を無くしている。この公知
の回路では、フィルタ手段は、共通ループ部から供給さ
れたトランスデューサを有し、入力段は出力段にカスケ
ード接続され、全体のネガティブフィードバックループ
は出力段の出力端子から入力段の入力端子に伸び、一方
の段がACループ部に対して、DCのような低周波成分
を除く出力信号を供給し、DCはDCループ部に供給す
る他方の段の出力にのみ現れる。
【0004】このように、センスアンプは、全体がフィ
ードバックされる、周波数依存の2段アンプで実現され
、この2段の出力はロウパス、たとえばDCおよびハイ
パス[AC]信号をそれぞれ直接供給している。この公
知の回路の入力段はさらにDCのような低周波成分を除
く出力信号を供給する。
【0005】これは、通信線回路の応用には特に利点が
ある。すなわち、上記ヨーロッパ特許では、センスアン
プのゲインは飽和を防止するために制限される。相対的
に小さな振幅のAC信号がより大きなDC電圧レンジに
重畳され、センスアンプの出力端子から得られる電圧の
大部分をしめる。しかし、新しい設計では、電圧レンジ
の大部分はDC成分を含まないAC信号の振幅により占
められる。DC成分は出力段に現れるのみである。これ
は、低周波リング信号の場合にも同様である。従って、
入力段の出力にはAC信号しかないので、センスアンプ
のその部分のゲインをDC成分に無関係に最大AC信号
の関数として定義できる。
【0006】この発明の限定された目的は上記PCT出
願  WO  90/07834号に規定された構造を
、音声信号のみならず上記音声周波数レンジ以上の遠隔
測定信号を取り扱うのに適した加入者ラインインターフ
ェース回路[SLIC]に使用可能にすることである。 このようなSLICは上記ヨーロッパ特許のほか、IE
EEJournal  of  Solid−Stat
e  Circuits,VOL.SC−21,No.
2,1986年4月、252ー258ページに記載され
ている。このヨーロッパ特許出願では、DCループ部分
に含まれる別個のフィルタ回路の1つが、12KHzま
たは16KHzの測定信号のバーストを除去するように
設計され、上記文献に記載されたSLIC内の同様に配
置された測定フィルタは1200Hzでロールオフを有
する1次のフィルタである。
【0007】他方、上記ヨーロッパ特許出願にも開示さ
れているように、低周波ダイアルパルスを検出しなけれ
ばならず、上記ロウパスおよびハイパス出力を相対的に
低い周波数、すなわちDCと最低周波数との間で分割す
ることは、DCライン電流の断続を合理的に再生するこ
とと互換性が無い。実際、毎秒10または20サイクル
で、方形のダイアルパルスが過度に歪まないように、十
分な数次の高調波の基本周波数が検出器を通過できるよ
うにしなければならない。さらに、外部部品としてたと
えば100nFの単一のキャパシタンスを用いるセンス
アンプにより生じた周波数分割により、12または16
KHzの高振幅の計測パルスのバーストを適切に除去で
きない。
【0008】この発明の第1の特徴によれば、入力段お
よび出力段の各出力2入力ロウパスフィルタの各入力に
接続されている。このフィルタの出力信号は、前記入力
段および出力段の各出力信号の周波数成分を分離する周
波数よりも高い周波数でカットオフされる。
【0009】このような再結合ロウパスフィルタはたと
えば400Hzの2入力切り替えキャパシタンスロウパ
スフィルタにより実現できる。このフィルタは計測信号
のバーストを低減し、ダイアルパスルの検出を可能にし
、周波数依存の2段センスアンプの入力段と出力段が上
述したようなACループ部とDCループ部の信号を発生
し、相対的に高圧信号による飽和を防止している。
【0010】上記PCT出願に記載されたような構造を
用いた、この発明の限定された目的はSLICの消費電
力を低減することである。これは、LSIチッップの設
計には重要な要件である。上記出願に記載されているよ
うに、演算増幅器を用いることができる。すなわち、こ
の出願におけるセンスアンプの入力段、および反転およ
び非反転入力におけるそれぞれ異なるDCバイアスによ
りこれらの入力において、加入者ラインに印加される高
電圧リング信号の結果として生じるコモンモード信号の
大きさを制限することができる。加入者リング条件にお
ける電圧を制限する必要性のみならず、このアンプの入
力におけるバイアス源を除外して、センスアンプ信号を
ライン信号に依存させる条件を考慮した場合、このよう
な個別のバイアスは、個別のDCバイアスポテンシャル
と個別のバイアス抵抗とを当然含む。
【0011】この発明の第2の特徴によれば、入力段の
各入力端子は、それぞれポテンショメータによりバイア
スされる。各ポテンショメータは共通DCポテンシャル
ソースの両端に接続され、制御可能なゲート手段を用い
て2つのポテンショメータの各々に対してポテンショメ
ータ源の極を同時に非接続にすることが可能である。
【0012】このように、適当な設計条件を維持しなが
らオフフック条件あるいはパワーダウン条件においてチ
ップの電力消費を実質的に低減することが可能になった
。さらに、入力段を構成する演算増幅器の2つの入力端
子をバイアスするのに用いられる2つのポテンショメー
タ抵抗の1つを非接続することによりセンスアンプのノ
イズを改善することができる。
【0013】少なくとも1つのバイアスポテンショメー
タはすでに上記ヨーロッパ出願に使用されているが、こ
れらのポテンショメータとは別個のバイアスポテンシャ
ルが常時接続された電話交換器のバッテリ極に現れる。 IBM  Techinical  Disclosu
re  Bulletin,  Vol。20、197
7年8月、ページ1045/6には、コモンモード信号
を減衰させる、交換器バッテリとは別個のDCポテンシ
ャルソースの両端に接続された2つのバイアスポテンシ
ョメータを開示している。この場合にも上記ヨーロッパ
出願と同じことが言える。さらには、1988年11月
25日にフランスにファイルされた出願No.8815
417に開示された永久バイアス構成では、制御される
ゲート手段が、センスアンプの入力端子のフィルタ除去
リング信号のキャパシタンス部を非接続にする最後の回
路にのみ内臓されている。この場合にも、上記ヨーロッ
パ出願と同じことが言える。
【0014】上記PCT出願に記載された構造において
、この発明の限定された目的は、SLICの必須の素子
を構成するチップに関連する外部部品の数を低減するこ
とである。そのような外部部品は、上記ヨーロッパ出願
No0201635号において、DCループ部に含まれ
るロウパスフィルタの470nFシャントキャパシタン
ス部である。このフィルタはオフフックを検出するリン
グトリップ回路の一部であり、コンパレータの前段に設
けられ、コンパレータがスパイクに反応しないようにし
ている。このシャントキャパシタンスは、制御可能なリ
ングビット信号により開かれる2つの直列に接続された
パスゲートにより絶縁され、このリングビットが無い場
合には、第3のパスゲートにより短絡される。
【0015】他方、12/16KHz計測信号は、ある
電話システムの場合には、計測バーストの収集になり、
他の場合には、連続した計測信号になる。この場合、計
測形状ビットの制御によりバーストに分割することが望
ましい。ヨーロッパ特許No.0145038号では、
12または16KHz[D.Rabaey1]のサイン
波はランプキャパシタンスを用いたスロープエッジを持
つ計測パルス列に変換される。
【0016】この発明の第3の特徴によれば、出力段の
出力は、少なくとも1つの端子が1対の非制御ゲート手
段に接続されたキャパシタンスを有するロウパスフィル
タに接続される。第1ゲート手段はキャパシタンスをロ
ウパスフィルタに効果的に挿入し、第2ゲート手段は、
キャパシタンスを電話計測パスル形状回路に挿入する。
【0017】実際、別個のロウパスおよびハイパス出力
応答特性を有する周波数依存トランスデューサとして実
現されるセンスアンプの場合、次段のたとえば220n
Fのロウパスフィルタのキャパシタンスは形状計測パル
スにも、すなわち時分割多重でも使用することができる
。この時分割多重については、切り替えキャパシタンス
フィルタに対するフランス特許No.2597279に
記載されている。この特許では、キャパシタンスの値が
2進値で重み付けされたキャパシタンス群を用いて変更
可能であるが、この方法は2つの値しか必要でない場合
、部品を節約することができない。
【0018】
【実施例】第1図の従来技術の回路において、Hert
erブリッジは、上記ヨーロッパ特許において述べた古
典的なものであり、一般には同様の方法でSLICに組
み込まれている。従って、必然的に閉鎖型リングに6つ
のインピーダンスを有した6極ネットワークで3つのポ
ートを有している。各ポートの2つの端子は、直列に接
続された2つの並列のインピーダンス群により分離され
ている。図1にしめす信号電圧V1およびV2に相当す
る第1ポートは電話ライン回路の残りの部分LCに接続
され、電圧V’2およびV’1に相当する第2ポートは
遠隔の電話サブセットあるいは他の装置(図示せず)に
行く。第3のポートは、センスアンプと接続され、この
センスアンプの入力段を構成する演算増幅器A1の反転
および非反転入力端子に現れるコモンモード電圧信号e
により識別される2つの端子を有している。残りの多重
ループを含むLC部は他方側の双方向電話ラインに対抗
して4線式の電話交換機をアクセスする。
【0019】次段の関係を簡単にするために、6極すな
わちHerterブリッジを構成する6つのインピーダ
ンスにはアドミッタンス表示を用いてラベルがつけられ
ており、あるインピーダンスはフィードアドミッタンス
Y0の両端の電位差v’2ーv1を有し、同様に他の加
入者線に対してフィードアドミッタンスY’0の両端に
電位差v2−v’1を有する。縦電流に対して免疫性を
与えるHerterブリッジの古典的方法、および上記
ヨーロッパ特許出願において詳述されている他の利点で
は、これらのフィードアドミッタンスは相対的に高い(
低抵抗)。逆に残りの4つのアドミタンスは相対的に低
い値を有する。すなわち、電位v1およびv’1を有す
る端子間に直列に接続されたアドミッタンスY1および
Y’1により構成される高抵抗のポテンショメータ、お
よびv2およびv’2の間にY’2と直列に接続される
Y2により構成される高抵抗のポテンショメータのアド
ミッタンスは低い。ポテンショメータのタップポイント
がセンスアンプの第1段の入力を構成する。
【0020】図1に示すように、第1段の反転入力はコ
ンダクタンスG1を介して電位V1にバイアスされ、非
反転入力はG2を介してV2にバイアスされる。増幅器
の入力段A1は信号vaを出力する。A1の出力はアド
ミッタンスY3を介してA1の反転入力に接続されると
ともに、LCに接続されHerterブリッジ[v1,
v2]に戻る多重ループの一部を構成している。
【0021】いままで述べた構成は、上記ヨーロッパ特
許No.0201635に開示された一般的な構成であ
るが、それとは対照的に入力段A1はAC信号とDC信
号を絶縁するようにその出力に2つの分岐されたフィル
タが接続されたセンスアンプではない。A1は第2アン
プ段A2、特にその反転入力端子に直列に接続されたア
ドミッタンスYaを介して信号を供給する。A2も演算
増幅器である。この第2段の非反転入力は図示するよう
にグランドにバイアスされ、信号vbが出力される出力
端子はアドミッタンスYbを介して反転入力に接続され
る。図示するようにYbはキャパシタンスであり、Ya
のような他の2端子素子はすべて抵抗である。A2の出
力とその反転入力との間のフィードバック接続に加えて
、さらに負のフィードバックがアドミッタンスY4を介
して非反転入力に接続されるように形成されている。
【0022】このようにして、DC成分が除去されたハ
イパス出力vaをつくることが可能であり、回路の残り
の部分LCを介してACループ部に使用されることがわ
かった。一方、A2の出力において、vbはDC信号を
出力するロウパス機能であり、LCを介してDCループ
部に信号vbが供給される。
【0023】A2は必然的にミラー効果積分器であり、
2段A1およびA2にわたり負のフィードバック接続を
行うことにより、DC成分を除去したハイパス応答特性
が得られる。以下に述べる解析は種々の相互作用設計パ
ラメータを識別する。A1の反転および非反転入力およ
びA2の反転入力に対応して3つの電流ノード方程式を
つくることができる。 [v1−e]Y1ー[v’1−e]Y’1ー[V1−e
]G1ー[va−e]Y3=0  ...(1)[v2
−e]Y2ー[v’2−e]Y’2ー[V2−e]G2
ー[vb−e]Y4=0  ...(2)[va]Ya
+[vb]Yb=0  ...(3)
【0024】上記
式は演算増幅器の2つの入力端子における通常の条件、
すなわち、無視できる入力電流と、同じコモンモード電
圧を考慮している。3つの未知の電圧va、vb、eが
あり、上記3つの式から導きだされる。上述したヨーロ
ッパ特許No.0201635号の場合には、さらに簡
単に表される。すなわち、第1段A1の出力電圧、およ
び式(3)から見た出力段A2の出力電圧はフィードア
ドミッタンスY0およびY’0の両端の電圧の和に比例
している。言い替えれば次の式を満足する必要がある。 va=m[v2ーv’1+v’2−v1]  ...(
4)
【0025】ただし、mは無次元のあるパラメータであ
る。(4)式に示すようなvaを得るために、(1)、
(2)、(3)式に置き換えると、vaは以下の条件に
より得られることがわかる。この場合、va第1のワイ
ヤを介して加入者ラインに流れ、第2のワイヤに戻る電
流に直接比例し、バイアス電圧V1およびV2に依存す
るvaの他の成分は伴わない。 Y1=Y’1  ...(5) Y2=Y’2  ...(6) Y1[G2+Y4]=Y2[G1+Y3]  ...(
7) G1・Y2・V1=G2・Y1・V2  ...(8)
上記(5)、(6)、(7)、(8)式はV1とV2が
ともに0の場合に含まれるアドミッタンスの値に関係な
く満足される。パラメータに関するこの4つの条件を用
いて、mにより与えられるvaの電圧転送関数は、m[
n+1]Y3=Y1  ...(9)さらに無次元のパ
ラメータnは、 n・Y2・Y3・Yb=Y1・Y4・Ya  ...(
10)により与えられる。
【0026】従って、mはアドミタンスパラメータの関
数で識別されるので、応答vaが敢然に決まり、それに
よりvaとvbとの間の関係式からvbに対しても同じ
ことが言える。他方、条件式(5)ないし(8)ならび
に(9)式および(10)式によるパラメータmとnを
用いて段A1の2つの入力端子におけるコモンモード電
圧eは次式により決定される。 e[2Y1+G1+Y3]=m[n・v1+n・v’1
+v2+v’2]Y3+V1・G1・・・[11]
【0
027】出力電圧vaに対する電圧転送関数は(4)式
に現れ、(9)式および(10)式により定義されるm
により与えられ、mはYaとYbとの比の関数として表
せることがわかる。(3)式により規定される出力電圧
vaとvbを結合するこの比において、Yaおよび/ま
たはYbが上記式において周波数に依存する唯一のアド
ミタンスであるならば、出力電圧vaおよびvbに対す
る周波数補完特性を得ることができる。Yaが純粋な抵
抗成分でYbが純粋なキャパシタンス成分で示される回
路の場合、vaに対しては低域周波数が除去された周波
数特性が得られ、vbに対しては高域周波数が除去され
た周波数特性が得られる。これら2つの素子の性質、す
なわち、Yaに対するキャパシタンスとYbに対する抵
抗成分を反転させることにより、周波数応答が交換され
るので、入力段A1の出力端子に広域周波数が除去され
た周波数特性が得られ、出力段A2の出力端子に低域周
波数が除去された周波数特性が得られる。しかしながら
、図示した回路は積分器であるが微分器にもなり、直列
に接続された入力キャパシタンスにおける高域周波数の
ノイズに対してさらに高い感度を有することが知られて
いる。とりわけ、第1段A1の出力端子からハイパス周
波数特性を得ることは、DC成分が、重畳されたAC信
号の振幅よりも大きな振幅を有することができる場合に
は利点がある。実際、そのような場合には、利用可能な
出力電圧の大部分は出力DC信号により占有されるので
飽和を防止するためにA1のゲインを制限しなければな
らない。この問題は、第1段A1の出力信号からDC信
号を除去しこのDC信号を第2段A2の出力端子に供給
することにより解決できる。外の平衡加入者ラインを電
話交換器の他のラインに接続するために使用されるHe
rterブリッッジでは、ラインを構成する2線に関連
する素子は互いに対称性を持つ必要があり、(5)式お
よび(6)式は成立せず、ちょうど直列のフィードアド
ミタンスY0およびY’0もHerterブリッジの一
部であるように、4つのアドミタンスY1、Y’、Y2
、Y’2がすべて互いに等しくなる。たとえば、フィー
ドアドミタンスY0およびY’0は50オーム相当の抵
抗値にして、Herterブリッジの2つの交又接続さ
れたポテンショメータの特性を構成する4つのインピー
ダンスはおのおの60キロオームの値にすることが可能
である。
【0028】さらに、Y1=Y2の条件の場合、A1お
よびA2の出力端子から得られる各ゲインは(9)式に
現れるY1とY3の比および(10)式に現れるY3と
Y4の比により決定される。ただし、(10)式に現れ
るアドミタンスYbにより決定される周波数応答特性は
別である。たとえば、高域周波数においてA1では単位
ゲインを得、DCに対しては、1/2(絶対値)のゲイ
ンをA2の出力段で得たい場合、Y3とY1を同じ値に
すればよい。たとえば、Y3とY1を60キロオームに
して、Y3の値をY4の値、たとえば30キロオームの
半分にすることにより得られる。このような場合、m=
1/(1+n)=Yb/(2Ya+Yb)=pCR/(
2+pCR)・・・(12)
【0029】(4)式においてvaを定義するmを表す
最初の項は、(9)式のnの関数により直接得られる。 同様に、(10)式はYaに相当する純粋抵抗成分R、
Ybに相当する純粋キャパシタンス成分C、および仮想
角周波数を含む最後の項を導きだすYaとYbの比の関
数として表すことができる。一方、(4)式により与え
られるvaに対するmに対応してvbに対する電圧転送
関数m’は(3)式から得られる。すなわちm’=(−
Ya/Yb)m=(−Ya/2Ya+Yb)=(−1/
(2+pCR))  ・・・(13)上記式において、
m’の第2項は(10)式から得られ、最終項はp,
【0030】C,およびRを導入することにより得られ
る。この式は、A2の出力におけるDCゲインはA1の
出力における広域周波数の単位ゲインの1/2にすぎな
い。mおよびm’の周波数に対して厳密な補完特性を得
たい場合、すなわち単位ゲインに等しいm−m’を得た
い場合には、Y3とY4をともにY1に等しくすること
により得られる。
【0031】最後に、Y1、Y2,Y3,およびY4の
ようなアドミタンスの値が決定されると、G1およびG
2の値ならびにバイアス電圧V1およびV2が(7)式
および(8)式から求まる。たとえば、上述したように
Y1=Y2の場合に、Y4=2Y3であれば、V1とV
2がともに0、すなわちグランド電位であればG1=Y
4およびG2=Y3となる。A1の出力における高域周
波数、およびA2の出力におけるDC信号がともに単位
ゲインの場合には、Y3=Y4となり、(7)式および
(8)式から明かなように、G1=G2およびV1=V
2とすればよい。
【0032】上述したヨーロッパ出願第0201635
号に示されるように、A1の反転および非反転入力端子
におけるバイアス源を適当な値に設定することにより、
(11)式から得られるeにより定義されるA1の入力
端子に無視できないコモンモード電圧を生じる。
【0033】図2は図1の変形例を示す。A1およびA
2の出力における電圧vaおよびvbは2入力ロウパス
フィルタLPに印加される。フィルタLPの出力端子D
IはLCと接続され、オンフックおよびオフフック、た
とえばダイアル信号が上記ヨーロッパ特許出願第020
1635号に開示されている態様でコンパレータに印加
される。LPはA1およびA2のハイパス(ACループ
)およびロウパス(DCループ)出力を再結合して再生
方形ダイアルパルス、すなわち1次周波数および適当な
数の高調波を印加する。同時に、LPは400Hz以上
の周波数を減衰させ遠隔計測パルスのバーストを除去す
る。好適実施例では、LPは2入力の1次切り替えキャ
パシタンスフィルタにより構成される。その出力シャン
トキャパシタンスを直列等価抵抗により、他方の入力に
対して2倍の値を持つ一方の入力に供給すると、フラッ
トなLPゲインが得られ、vbによるvaの減衰は1/
2ですむ。それにより、(12)式および(13)式に
より与えられる差を補償している。しかしながら、これ
によりさらにvaとvbは減衰するが、通常の単一入力
切り替えキャパシタンスフィルタを用い、このフィルタ
の前段に2入力乗算/加算回路を接続し、vaとvbを
この回路に印加し、va+2vbの値を前記フィルタに
印加するようにすれば上記減衰を防ぐことができる。
【0034】A2の出力端子とLCとの間にさらに回路
を設け、呼出し期間中に呼ばれた加入者がオフフックす
るとコンパレータがリングトリップ信号を検出するよう
に構成してもよい。上記ヨーロッパ特許出願第0201
635号にも記述されているように、これは、A2の出
力端子と、LCの端子RTとの間に接続された直列抵抗
R1、およびRTとシャントキャパシタンスC1の一方
の端との間に接続された直列パスゲートPG1とから構
成される3Hzのロウパスフィルタによりえられる。な
お、キャパシタンスC1の他方の端子は端子RMにより
PG1のように制御されるパスゲートPG2を介してグ
ラウンドに接続される。ゲートを呼出ビットにより単に
開くかわりに、呼出ビットが存在し、計測整形ビットが
無いときにゲートを開く制御信号をRMに印加するよう
にしてもよい。
【0035】補完条件RMが存在するときはC1はRT
およびグランドからはずされ、LCの端子MEとの間に
接続され、パスゲートPG3を介して計測整形回路に導
き、パスゲートPG4を介して適当なバイアス電位を端
子V3に与える。ゲートPG3およびPG4はRMによ
り制御される。
【0036】図2は図1のバイアス電位V1およびV2
ならびにコンダクタンスG1およびG2の相関バイアス
抵抗が、それぞれパスゲートPG5およびPG6を介し
て負バッテリに接続されたコンダクタンスG5およびG
6の抵抗に直列にコンダクタンスG3およびG4のグラ
ンド抵抗からなるポテンショメータにより得られる。パ
スゲートPG5およびPG6はともに呼出期間中、共通
制御端子に印加される信号RPにより開制御される。
【0037】V1、V2、G1、およびG2の関係を規
定する(7)式および(8)式を考えると、ポテンショ
メータG3,G4、G5およびG6が交換バッテリの両
端に分岐接続された場合、次の式が成り立つ。 Y1(G4+Y4)=Y2(G3+Y3)・・・(7’
) G5Y2=G6Y1  ...(8’)
【0038】(
8’)式はPG5およびPG6が消費電力を節約するた
めに閉じられたとき成立する。したがって、(7’)式
および(8’)式が成立する場合には、G5およびG6
が接続されているか否かにかかわらず従前の解析は正し
いことになる。従前に仮定したY1=Y2の対称のケー
スでは、(8’)式は、コンダクタンスG5およびG6
の付加切り替え抵抗を同じにすればよいことを示してお
り、また(7)式および(7’)式はG3およびG4は
それぞれG1およびG2にとってかわることを示してい
る。(12)式および(13)式に関連して仮定したよ
うに、アドミタンスY1、Y’1、Y2、Y’2、Y3
の抵抗値が60キロオームで、Y4の値が30キロオー
ムの場合、G3とG4の値をそれぞれ30キロオームお
よび60キロオームにする必要があり、これはG1およ
びG2の場合にも当てはまる。
【0039】PG5およびPG6が閉じられたときに減
少する消費電力とは別に、そのような時は、入力演算増
幅器A1の2入力の全体のバイアス抵抗はさらに大きく
なる。すなわち、コンダクタンスG3+G5およびG4
+G6はそれぞれG3およびG4に減少する。この結果
、ノイズ特性が改善される。すなわち、たとえばA1の
反転入力におけるノイズ信号の場合、ノイズゲインは、
フィードバックコンダクタンスY3により分割された全
体の入力コンダクタンスの線形関数である。
【0040】閉制御されていないパスゲートPG5およ
びPG6の抵抗がG5およびG6の共通値に対して無視
できないほど小さくない、たとえば20キロオームとい
った値の場合、(8’)式は、PG5とPG6が導電し
ているときの抵抗値を考慮して、G5とPG5の直列抵
抗およびG6とPG6の直列抵抗のトータル値をマッチ
ングさせる必要があることを意味している。このマッチ
ングは、PG5とPG6をG5とG6に対して共通の単
一パスゲートに置き換えることにより無くすことができ
る。しかしながら、このようにすると、G5とG6が共
通の端子を持つことになる。このことは、もし共通のパ
スゲートPG5とPG6が開かれたときに無視できない
抵抗値を有する場合、A1の2入力間の抵抗値が非無限
抵抗値であることに等しい。さらに悪いことには、逆に
PG5およびPG6が閉じられた場合、たとえ無限の抵
抗値を有していても、A1の2入力間の寄生シャントの
抵抗値が一端に常時接続されるG5およびG6の抵抗、
たとえ40キロオームの和に等しくなる。従って、2つ
のパスゲートPG5およびPG6については、共通のゲ
ートにしても2倍の電流を流す必要があるのでチップス
ペースの節約にならない。
【0041】(5)式および(6)式は、対称型のHe
rterブリッジの場合、Y1,Y’1、Y2およびY
’2の値はすべて同じでなければならない、たとえば6
0キロオームの共通抵抗値でなければならないことを意
味するが、わずかな許容値を有した外部素子として実現
する必要がある。従って、(5)式および(6)式は次
のように表すことができる。 1/Y1=(1/Y’1)+(1/Y’0)・・・(5
’) 1/Y2=(1/Y’2)+(1/Y’0)・・・(6
’)
【0042】この場合、(5)式および(6)式の厳格
な条件の変わりに(5’)式および(6’)式を用いれ
ば、v’1/v’2ポートには負荷が無い、すなわち加
入者ラインがオープンになっていると仮定して、一方側
のv1/v2ポートと他方側のeポートとの間のHer
terブリッジの完全な平衡条件をえることができる。 従って、(5’)式と(6’)式平衡型2ポートWhe
atstoneブリッジの条件に相当し、上記オープン
ループの場合にセンスアンプの出力がゼロレベルのとき
にDCオフセットを考慮しなくてよいという利点がある
。したがって、ラインの極性を逆にして考えると、ライ
ン電流の極性に依存した正または負のDC出力に等しい
。Y’1およびY’2の実用的な抵抗値が60キロオー
ムの場合に、Y0とY’0が50オームの対称型Her
terブリッジに(5’)式および(6’)式を用いれ
ば、Y1とY2に対して60.5キロオームの値を持つ
ことになるが、(5)式および(6)式の場合に比べて
その差は0.1%以下である。
【0043】また、図2では、図1と異なり、Yaはパ
スゲートPG7によりシャントされている。ゲートPG
7は端子REに印加される応答時間強調信号による開制
御され、(12)式および(13)式のRは極端に減少
し、A1およびA2のハイパスおよびロウパス応答を分
離する周波数が増大する。REに印加される信号を、オ
フフック検出後、たとえば5ミリ秒の期間発生させるこ
とにより、CRの時定数が急速に減少しDCレベル検出
を迅速に行うとともに、加入者ラインの短絡前に、偽の
高速なDCレベル変化を検出しないようにしている。な
お、上記実施例は、この発明を説明する上での例示に過
ぎず、この発明の請求範囲を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCT出願WO  90/07834に記述さ
れた2段センスアンプに信号を供給し、ACおよびDC
合成ループに対し別個の出力を有するHerterブリ
ッッジを含むSLICの一部を示す図。
【図2】この発明の特徴を示す、図1の変形例の図。
【符号の説明】
PG1,PG2,PG3,PG4,PG5,PG6,P
G7・・・パスゲート A1,A2・・・センスアンプ G3,G4,G5,G6・・・コンダクタンスY3,Y
4,Yb,Ya・・・アドミタンスLC・・・電話線回
路の一部 LP・・・ロウパスフィルタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通ループと、別個のDCおよびACルー
    プ部に関連したフィルタ手段を用いたインピーダンス合
    成多重ループであり、前記フィルタ手段は、前記共通ル
    ープから供給されたトランスデューサを有し、入力段(
    A1)が出力段(A2)とカスケード接続され、全体の
    負フィードバックループ(Y4)が前記出力段の出力端
    子から前記入力段の入力端子に伸び、前記一方の段がA
    Cループ部にDCのような低周波数成分を除く出力信号
    を供給し、前記DCはDCループ部に供給する他方の段
    の出力端子にのみ現れる、インピーダンス合成多重ルー
    プにおいて、入力段(A1)と出力段(A2)の各出力
    端子が、前記入力段および出力段の各出力端子における
    周波数成分を分離する周波数よりも高い周波数でカット
    オフされる出力信号を有する2入力ロウパスフィルタ(
    LP)の各入力端子に接続されたことを特徴とするフィ
    ルタ手段を用いたインピーダン合成多重ループ回路。
  2. 【請求項2】前記ロウパスフィルの出力信号は、ダイア
    ルパルスの基本周波信号が前記フィルタの一方の入力端
    子に印加され、高調波信号が他方の入力端子に印加され
    、電話計測パルスバースト信号が前記フィルタパスバン
    ドよりも高い、電話パルス検出(DI)に使用されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフィルタ手段を用いた
    インピーダン合成多重ループ回路。
  3. 【請求項3】前記トランスデューサの2段の高周波フラ
    ットゲインおよび低周波フラットゲインの差が前記入力
    に従って、前記2入力ロウパスフィルタの応答特性が異
    なることにより補償されることを特徴とする請求項1に
    記載のフィルタ手段を用いたインピーダン合成多重ルー
    プ回路。
  4. 【請求項4】前記2入力ロウパスフィルタは、1次切り
    替えキャパシタンロウパスフィルタに供給する2入力乗
    算器/加算器で構成されることを特徴とする請求項3に
    記載のフィルタ手段を用いたインピーダン合成多重ルー
    プ回路。
  5. 【請求項5】前記入力段(A1)の入力端子は各々ポテ
    ンショメータ(G3、G5,およびG4,G6)により
    バイアスされ、前記ポテンショメータは共通DC電位源
    の両端に接続され、制御可能なゲート手段(PG5およ
    びPG6の)の制御により各ポテンショメータに対して
    前記電位源の電極を同時に非接続状態にすることを特徴
    とする請求項1に記載のフィルタ手段を用いたインピー
    ダン合成多重ループ回路。
  6. 【請求項6】前記入力段は、出力端子および入力端子間
    に第1のアドミタンス(Y3)を有する第1演算増幅器
    (A1)を有し、前記出力端子は第2アドミタンス(Y
    a)を介して、出力端子と反転入力端子との間に第3ア
    ドミタンス(Yb)を有する第2演算増幅器(A2)の
    反転入力端子に接続され、第4アドミタンス(Y4)に
    より前記第2演算増幅器の出力端子を前記第1演算増幅
    器の非反転入力端子に結合することによ前記負フィード
    バックループを形成することを特徴とする請求項1に記
    載のフィルタ手段を用いたインピーダン合成多重ループ
    回路。
  7. 【請求項7】第1の端子(v’2、v’1)が双方向の
    2線式ラインに接続され、第2の端子対(v1,v2)
    が前記DCループおよびACループに接続され、第3の
    端子対(e)が前記入力段に結合されHerterブリ
    ッを有する電話ライン回路の一部であり、前記第1演算
    増幅器の反転入力端子に接続されたHerterブリッ
    ジのアドミタンスY1およびY’1は共通の値を有し、
    前記第1演算増幅器の非反転入力端子に接続されたHe
    rterブリッジアドミタンスY2およびY’2は共通
    の値を有し、それにより前記第3端子対の両端間の電圧
    は、前記第1および第2端子対の第1端子(v’2、v
    1)間の電圧と、前記第1および第2端子対の第2端子
    (v2,v’1)間の電圧に依存して正比例し、電圧V
    1とアドミタンスG2が第1演算増幅器の非反転入力信
    号をバイアスし、電圧V1とアドミタンスG2の値はア
    ドミタンスY1,Y2および前記第1アドミタンス(Y
    3)および第4アドミタンス(Y4)と、Y1(G2+
    Y4)=Y2(G1+=Y3)、G1・Y2・V1=G
    2・Y1・V2で表される関係を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のフィルタ手段を用いたインピーダン
    合成多重ループ回路。
  8. 【請求項8】Y1(G4+Y4)=Y2(G3+Y3)
    、G5Y2=G6Y1であり、G3およびG4は前記信
    号源の一方の電極に接続されたポテンショメータのアド
    ミタンスであり、G5およびG6は前記制御可能なゲー
    ト手段を介して他の電極に接続されたアドミタンスであ
    ることを特徴とする請求項5および7に記載のフィルタ
    手段を用いたインピーダン合成多重ループ回路。
  9. 【請求項9】前記出力段(A2)の出力端子は、少なく
    とも一方の端子が制御可能なゲート手段対に接続された
    キャパシタンス(C1)を有するロウパスフィルタ(R
    1、C1)に接続され、前記第1ゲート手段(PG1、
    PG2)ロウパスフィルタにキャパシタンスを介挿し、
    前記第2ゲート手段(PG3、PG4)が電話計測パル
    ス整形回路(ME)にキャパシタンスを介挿することを
    特徴とするフィルタ手段を用いたインピーダン合成多重
    ループ回路。
  10. 【請求項10】前記入力手段はDCのような低周波数成
    分を除いた出力信号を出力し、前記第1、第2、および
    第4アドミタンスは抵抗であり、前記第3アドミタンス
    は周波数に依存するキャパシタンスであり、前記第2抵
    抗アドミタンス(Ya)は一時的に低減された値を有し
    、前記トランスデューサの出力端子は電話ラインループ
    クロージャ検出器に信号を供給することにより、前記検
    出器は一度第1クロージャが検出されると迅速に応答可
    能であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ手
    段を用いたインピーダン合成多重ループ回路。
JP3107467A 1990-05-11 1991-05-13 フィルタ手段を用いたインピーダンス合成多重ループ回路 Pending JPH04230156A (ja)

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