JPH04229994A - X線フィルム露出時間の自動決定方法及びその実施装置 - Google Patents

X線フィルム露出時間の自動決定方法及びその実施装置

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JPH04229994A
JPH04229994A JP3192535A JP19253591A JPH04229994A JP H04229994 A JPH04229994 A JP H04229994A JP 3192535 A JP3192535 A JP 3192535A JP 19253591 A JP19253591 A JP 19253591A JP H04229994 A JPH04229994 A JP H04229994A
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    • A61B6/582Calibration
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    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線フィルムを備え、
物体の検査に使用されるX線装置に関するものであり、
特に、このようなX線装置において、物体を検査しなが
ら、X線フィルムが受ける「ルミネーション」または「
照射量」(すなわち、受けた光の量と露出時間の積)を
予測して、フィルムの黒化度すなわち光学濃度が所定の
レベルの達した時露出を停止することのできる方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】X線装置は、X線管と放射線のレシーバ
を備え、その間に検査される被検査物体、例えば、患者
の身体の一部分が置かれる。例えば、フィルム/増感板
の組である画像レシーバは、適切な露出時間で、フィル
ムの現像後に、被検査物体の画像を提供する。被検査物
体の画像を可能な限り有効に使用するためには、その画
像を構成する各ドットが他のドットに対して十分なコン
トラストを有する必要があり、すなわち、X線フィルム
の黒化度は、X線写真が撮影された被検査物体の不透明
さに差があることがあってもX線画像ごとに最適でなけ
ればならない。フィルムの黒化度は、フィルム/増感板
の組に入射する放射エネルギー量、すなわち、X線フィ
ルムが受ける放射線の強度、すなわち、「フィルム」線
量率とフィルムがこの放射を受ける時間の積に関係する
。従って、各X線照射で一定のフィルムの黒化度を得る
ためには、検査中、通常、レシーバの前に配置され、X
線照射に感応して、「フィルム」線量率に比例した電流
を与える検出セルによって、フィルムへの入射エネルギ
ーを測定する方法が公知である。この電流は、露出の開
始時から、積分回路で積分され、この積分回路は露出の
間増大する値を出力する。露出時間中に、この増大する
値を、フィルムの特性の関数として前もって設定された
一定の基準値に比較する。露出時間の終了は、フィルム
への入射エネルギーを示す値が基準値に等しいことをそ
の比較が示す瞬間によって決定される。X線フィルムが
直接X線照射を受け、検査毎の露出時間の変化は十分に
小さい時、露出時間Sと線量率Fとの積が一定、すなわ
ち、積分の結果の値が一定であるならば、その露出時間
Sとは無関係に、各露出で一定のフィルムの黒化度が得
られる。これは、フィルムの特性が、フィルムの光学濃
度が積F×Sに比例しているという相反法則に従ってお
り、フィルムの応答が入射X線ビームとは無関係である
ときのみ真実である。露出時間の変化が大きい時、この
相反法則はもはや成立しない。また、X線フィルムを増
感板と組み合わせると、フィルムの黒化度はスペクトル
の品質によって決定される。それは、増感板の応答は、
受けた放射線のスペクトルのエネルギー分布によって決
定されるからであり、すなわち、スペクトルの硬さとX
線管の電圧の変化に対して感応することを意味するから
である。さらに、放射線エネルギーは、その時、検出セ
ルがフィルム上に見えるようにするので、検出セルをフ
ィルムの前に配置するとコストがかかる使用法(例えば
、マンモグラフィ)がある。この場合、検出セルは画像
レシーバの後ろに配置されるが、この配置は、検出セル
によって認識される信号がフィルム黒化度に貢献しない
ものなので、別の問題点の原因となる。その結果、検出
セルによって行われる測定は、通常、X線フィルムに対
する入射ルミネーションを示さない。相反法則からの逸
脱は、フィルムの種類に応じて変化し、X線照射スペク
トルが一定であり、露出時間Sが変化する時一定の光学
濃度を得るために必要なルミネーションの相対変化を示
す。これは、フィルムの同じ光学濃度を得るためには、
例えば、露出時間S=0.1 秒で1、S=1秒で1.
3 、S=4秒で2である。この相反法則からの逸脱は
、シュヴァルツシルド(Schwarzchild)効
果として公知の現象によるものである。この効果は、特
に、ピエール  グラフキド(PierreGLAFK
IDS) による著作「写真の化学と物理(CHIMI
E ET PHYSIQUE PHOTOGRAPHI
QUES)」第4版、234 〜238 頁(ピュブリ
カシォン  フォト−シネマ  ポール  モンテル(
PUBLICATIONS PHOTO−CINEMA
 Paul MONTEL))に記載されている。
【0003】相反法則からのこの逸脱を考慮するために
様々な方法が提案された。そのうちの1つの方法が、フ
ランス国特許第2,584,504 号に記載されてい
る。この特許は、検出セルによって出力された信号の積
分値と露出時間中に一定の関係式に応じて変化する基準
値とを比較することを提案している。より正確には、各
露出時間の始点から、補足値を積分信号の値と基準値と
の間の差に加算する。この補足値は、前もって決定され
た関係式、例えば、指数関係式に応じて時間の関数とし
て大きくする。この前もって決定された関係式は、それ
が指数であってもなくても、相反法則からの逸脱を考慮
するが、不完全でしかない。特に、フィルムが有効に受
けた光度の変化を考慮しない。また、この補正は、X線
が通過する物体に厚さによるX線照射の硬化やX線間の
電圧によるスペクトルの変化などの他の現象の効果を考
慮していない。また、この方法では、検出セルは、画像
レシーバの前に配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、露出時間中に、作用する様々な効果、特に、X線管
の電流の変化、通過する物体の厚さによるスペクトルの
硬化、X線管の電圧によるスペクトルの変化、及び、増
感板が存在する時はこの増感板の吸収応答を考慮して、
露出を停止する瞬間を自動的に決定する方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検査物体に
対して可変の期間Sのパルスの形態でX線を放射するX
線管と、少なくとも1つの増感板とこの増感板によって
放射された光の感応するフィルムとによって構成された
、被検査物体の画像を形成するように被検査物体を通過
したX線のためのX線レシーバと、このX線レシーバの
後方に配置され、X線ビームを特徴付ける物理的変数を
測定信号Lに変換することのできる、上記被検査物体を
通過したX線を検出するためのセル、露出時間Sの間測
定信号Lを積分し、信号Mを出力する積分回路と、露出
時間SとX線管の陽極電流Iの積I×S(またはmA.
s) に対するMの比として与えられる放射線量Dを計
算する装置とを備え、供給電圧Vが連続的または不連続
的に変化する様々な値Vm をとることができる、被検
査物体を検査するためのX線装置における、X線フィル
ムの露出時間を自動的に決定する方法であって、下記の
段階を含む、すなわち;(a)  1つまたは複数の増
感板を備えないレシーバを使用して、厚さEp の物体
によってX線撮影装置の第1の較正を実施して、以下の
関数;        Dse=f’ (Vm 、Ep
 )                      (
4)と、以下の逆関数;         Ep =g’ (Vm 、Dse) 
                     (5)を
決定し、(b)  増感板を備えるレシーバを使用して
、厚さEp の物体によってX線撮影装置の第2の較正
を実施して、以下の関数;         Dc =f’’(Vm 、Ep ) 
                     (6)以
下の逆関数;         Ep =g’’(Vm 、Dc ) 
                     (7)及
び以下の関数;         Df =f’ (Vm 、Ep )−
f’’(Vm 、Ep )  (8)を決定し、(c)
  一定の基準条件下で、フィルムが受けなければなら
ない基準ルミネーションLref を決定する第3の較
正を実施して、使用者によって基準値として選択された
黒化度(または光学密度)を達成する、ことからなるこ
とを特徴とする方法に関するものである。
【0006】
【作用】これらの較正を実施した時、下記の段階、すな
わち; (e1)   X線撮影される物体の位置決定、(e2
)   使用者による露出の開始のトリガ、(e3) 
  露出の開始後、時間t’での放射線量Dc1の測定
、(e4)   式(7)による等価的な厚さE1 の
計算、(e5)   式(8)による厚さE1 のフィ
ルムでの放射線量Df1の計算、 (e6)   式 
 Lf =Lam+Df1×δmA.s       
           (9)によるフィルムが受けた
ルミネーションLf の計算、 (e7)   式  
Lra=Lref−Lf              
            (10) によって決定され
る黒化度(または光学濃度)を得るために必要なルミネ
ーションLraの計算、 (e8)   式  mAs
r=Lra/Df1                
          (11)によって決定された黒化
(または光学濃度)を得るために、概算mA.sを与え
るmAsrの計算、(e9)   作業 (e3) の
始点から、mA.sを与えるmAsmes の測定、(
e10)  (e9)において測定された、mA.sの
測定値mAsmes がmAsrと等しいまたはそれよ
り大きい時は、露出を停止、(e9)において測定され
たmA.sがmAsrより小さい時は、段階(e3)に
戻ることからなる物体のX線検査を行うことが可能であ
る。上記段階(e8)は、上記段階e4〜e8の期間t
c の間に、式;     mAsc =I×tc           
                         
(13) によって定義される、mA.sを与えるmA
sc を計算して、式;     mAsra=mAsr − mAsc    
                         
  (12) のように、獲得すべきmA.sの実際の
値mAsraを決定することができる。
【0007】第1の変形例では、上記段階(e10) 
は、さらに、式;     trc=mAsra/I          
                        (
14) で示される残りの露出時間trcを計算し、t
rcが、2つの連続した段階(e3)の間の間隔に対応
する値t0 より小さくなると露出を停止させることを
含む。第2の変形例では、上記段階(e3)から(e1
0) を、下記の作業;段階(e4)から(e8)と、
mA.sを      CEtarget=mAsra
×Dc                      
     (16)のようにセル12単位で信号に変換
する段階からなる、与えられるべきmA.sを予測する
予測タスク(T.E.)セルが受けた信号によって目標
値CEtargetをデクリメントし、デクリメントさ
れた値が値Val0(Val0は、例えば、0である)
以下になると、露出を終了させることからなる中断タス
ク(T.C.) に置き換える。予測タスク(T.E.)は、露出中に、
計算時間tc以上の期間互いに離れた瞬間t1、t2、
・・・tnで周期的に更新される。別の変形例では、段
階(e10) は、残り露出時間trcを計算して、開
ループで露出を終了する段階に置き換える。更に別の変
形例では、    Lf =Lam+Df1×δmA.
s/CNRD(フィルム線量率)    (9’)及び
、     mAsra=(Lra/Df1)×CNRD(
フィルム線量率)      (11’)(但し、これ
らの式において、CNRD(フィルム線量率)は、レシ
ーバのフィルム線量率の関数として指数化された非相反
係数であり、フィルム線量率は、    Df1×I 
                         
                       (1
7) である) で表される非相反作用を考慮するように段階(e6)及
び(e8)を変更する。上記係数CNRD(フィルム線
量率)は、以下の段階; 露出時間(ti ) の関数としてフィルム/増感板の
組の非相反係数CNRT(ti ) を測定し、フィル
ム線量率(di ) の各露出時間(ti ) を測定
し、式;  CNRD(d)=A’0+A’1log(
1/d)+A’2〔log(1/d)〕2 (20)の
ように、係数CNRD(di ) の標準化関数を算出
し、それによって、所与のフィルム線量率に対応する係
数を算出する ことによって得られる。フィルム線量率は、例えば、式
    di =〔Lref ×CNRT(ti)〕/
ti                  (22)に
よって与えられる。
【0008】基準ルミネーションは、下記の段階(また
は作業)を含む較正方法によって決定される;基準光学
濃度DOref0、標準厚さE0 、供給電圧V0 、
露出時間t0 及び積I0 ×t0 の値の所定のX線
撮影条件下で撮影し、放射線量D0 を測定し、  式
  Ep0=g’’(V0 、D0 )       
                 (7)によって等
価の厚さEp0を計算し、   式  Df0=f’(V0 、E0 )−f’’(
V0 、E0 )    (8)によってフィルム上の
放射線量Df0を計算し、  式  Lfilm=Df
0×I0 ×t0                 
         (23) によって、フィルム上の
輝度Lfilmを計算し、感光曲線によって基準光学濃
度DOref0に対応する照明段階Echref を計
算し、得られた写真の光学密度DOm を測定し、感光
曲線によって照明段階Echm を計算し、式;  L
ref =Lfilm×exp [log10〔(Ec
href −Echm )/K〕]   (25)  
   (但し、K=2/log10(2)      
                         
(26) ) によって、基準ルミネーションを計算す
る。フィルム線量率の関数である非相反係数CNRD(
d)は、以下の段階; 露出時間(ti ) の関数としてフィルム/増感板の
組の非相反係数CNRT(ti ) を測定し、フィル
ム線量率(di ) の各露出時間(ti ) を測定
し、式;  CNRD(d)=A’0+A’1log(
1/d)+A’2〔log(1/d)〕2 (20)の
ように、係数CNRD(di ) の標準化関数を算出
し、それによって、所与のフィルム線量率に対応する係
数を算出する ことによって得られる。露出時間(ti )の関数であ
る非相反係数CNRT(ti )は、異なる方法で、例
えば、以下の段階; (a1)  X線管加熱電流を変更して、この電流の異
なる値を得て、(a2)  異なる露出時間ごとに積分
回路によって出力される値M(ti )を読み取り、フ
ィルムの光学濃度D01 を得て、(a3)  比  
      M(ti )/M(tref )    
                    (29) 
を計算し、それによって、ti =tref の場合、
値M(ti )であるM(tref )を有する係数C
NRT(ti )を計算する、ことによって得られる。 係数CNRT(ti )は、以下の関数;     CNRT(t)=A0+A1  log t+
A2〔log t〕2      (18) によって
標準化される。
【0009】X線撮影装置の画像レシーバがフィルム型
であり、検出セルが画像レシーバの前か後ろに配置され
ている時、上記の操作a、b、c及び段階e1からe1
0 は、以下の段階に減少される。(a’)  画像レ
シーバとしてフィルムを使用して、上記X線装置を較正
して、以下の分析モデル;               D’f =f’’’ (
Vm 、Ep)                 (
30) を決定し、(c’)  画像レシーバとしてフ
ィルムを使用して、一定の基準条件下で、較正によって
フィルムが受けるべき基準ルミネーションL’ref 
を測定し、使用者が基準値として選択した黒化度(また
は光学濃度)を達成し、(e’1)    X線撮影さ
れる物体の位置決定を実施し、(e’2)    使用
者が露出の開始をトリガし、(e’3)    露出の
開始後の時間t’で放射線量D’f1を測定し、(e’
6)  式;         L’f =Lam+D’f1×δmA
.s(フィルム線量率)    (9’’)による、フ
ィルムが受けたルミネーションL’f の計算、(e’
7)  式;         L’ra=Lcvn −L’f   
                         
(10’’) による、選択される黒化度 (または光
学濃度) を得るために必要なルミネーションL’ra
の計算、(e’8)  式;        mAs’
ra=L’ra/D’f1×CNRD(フィルム線量率
)(11’’)による、選択された黒化度(または光学
濃度)を得るために、概算mA.sを与えるmAs’r
aの計算し、続く他の段階e9及びe10は、変更しな
い。本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面を基
準して行う本発明の方法についての以下の説明とこの方
法を実施するのに使用するX線撮影装置の実施例によっ
て明らかになろう。
【0010】
【実施例】X線撮影される被検査物体13の露光時間を
自動決定するための本発明による方法を適用することの
できるX線撮影装置は、この被検査物体13を照射する
X線ビームを供給するX線管等のX線源11とこの物体
を通過したX線を受けるように位置決定されており、適
切の露光時間Sとフィルムの現像後被検査物体13の画
像を提供するフィルム/増感板等の画像レシーバ17と
を備える。 本発明の方法を実施するために、装置はさらに検出セル
12を備える。この検出装置は、増感板を備えるX線フ
ィルムの場合は画像レシーバ17の後方に配置されてい
る。 増感板を備えないフィルムの場合は、この検出セルを画
像レシーバの前方に位置することができる。この検出セ
ル12によって、物体と画像レシーバを通過したX線照
射の物理的な可変の特性値、例えば、KERMAまたは
エネルギー流量等を例えば電気型の測定信号Lに変換す
ることができる。検出セル12によって出力された信号
Lは、露光時間Sの間積分を実施する積分回路16に入
力される。その積分から発生した信号Mは、露光時間S
中に被検査物体13を通過したX線照射の測定である。 X線源11は、X線管に可変の高圧Vm を供給し、こ
の管の陽極電流Iの測定装置を備える電源装置15に接
続されている。露光時間Sを変更するために、供給装置
15及びX線管は、正確な瞬間にX線放出を開始し、本
発明の方法によると、積分回路16によって出力された
信号M及びI、S及びVm の値、及び、より正確には
、放射線量Dと呼ばれ、計算装置18によって計算され
る比M/(I×S)の関数として決定される可変の時間
Sの後にその放出を停止させる手段を備える。放射線量
Dの値は、本発明の方法によると、コンピュータまたは
マイクロプロセッサ19によって処理され、露光終了信
号を出力する。
【0011】その方法の第1の作業は、図1のX線撮影
装置の較正を実施して、X線フィルムが受けたルミネー
ションの測定の関数を導くことにある。この較正及び測
定関数は、同日に出願される「X線フィルムが受けたル
ミネーションの測定及び較正方法(METHOD FO
R THE ESTIMATION AND CALI
BRATION OF THE LUMINATION
 RECEIVED BY A RADIOGRAPH
IC FILM)」と題するフランス国特許出願に記載
されている。説明の以下の部分を理解するために、X線
フィルムが受けたルミネーションを測定する方法は、フ
ィルムに対するその上の光子の線量率、いわゆるフィル
ム線量率に比例する関数を定義することになる較正及び
フィルム線量率関数と一定の基準条件下でフィルムが受
けるルミネーションとの間の関係を設定するのに使用さ
れ、その結果、フィルムの所定の黒化度が起こる較正に
基づくものである。この後者の較正について、以下に詳
細に説明する。フィルム線量率を決定することのできる
較正は、「X線撮影装置の較正及び物体の等価な厚さの
測定方法(METHOD FOR THE CALIB
RATION OF A RADIOLOGICALS
YSTEM AND FOR THE MEASURE
MENT OF THE EQUIVALENT TH
ICKNESS OF AN OBJECT)」と題さ
れた、1990年6月8日に出願されたアメリカ合衆国
特許出願第07/535,520 号によるものである
。この方法は、選択した供給電圧Vm で各標準につい
て検出セルの放射線量Dを測定することからなる。より
正確には、第1の厚さの規格E1 で、所定の組を構成
する各値Vm について放射線量D1mの測定を実施す
る。電圧Vm の関数としてこれらの値D1mをグラフ
にすると、図2の点21’ が得られる。 放射線量Dの測定を別の厚さの規格E2 について実施
すると、図2の点22’ に対応する値D2mが得られ
る。このように、操作を連続して実施すると、各々、放
射線量D3m、D4m及びD5mと厚さE3 、E4 
及びE5 に対応する一連の点23’ 、24’ 及び
25’ が得られる。
【0012】図2では、放射線量DPmが対数のy軸値
として、供給電圧は20〜44kVのX軸値として示さ
れていることに注意しなければならない。これらの一連
の点21’〜25’は、X線撮影装置の所定の形態での
パラメータVm 及びEp の関数として放射線量Dの
挙動を決定する分析モデルのパラメータを決定するため
に使用される。この分析モデルは、以下の式; D=f(Vm 、Ep )             
       (1)によって示される。 分析モデルのパラメータは、最小平均平方誤差方法等の
標準測定ツールによって調節される。曲線21〜25は
、以下の式;     D=f(Vm 、Ep )=exp[f1(V
m)+Ep×f2(Vm )]  (2)  但し、上
記式において、f1 (Vm )及び  f2 (Vm
 )は、第2級多項式であり、以下のように示される。 f1(Vm) =A0 +A1Vm +A2Vm2 f
2(Vm)=B0 +B1Vm +B2Vm2 によっ
て示される分析モデルによって提供される放射線量Dの
値を図示したものである。D及びVm が公知であるな
らば、式2によって示された関数の逆関数によって、以
下の式3;   Ep=g(Vm、D)=〔Ln(D)−f1(Vm
)〕/f2(Vm)   (3)によって、Ep を計
算することができる。但し、放射線量Dは、電圧Vm 
では常に厚さEp によって変化するので、Vm の電
流値ではf2 (Vm )は無効にすることができない
ことは公知である。言い換えれば、値(Ep 、Vm 
)の組について、放射線量Dの測定が対応し、それによ
って、Vm 及びDの関数としてEp を決定すること
ができる。X線検査中、所定の供給電圧Vm で実施さ
れる放射線量Dの測定によって、Ep に使用する単位
で示した等価の厚さを決定することができる。この較正
は、画像レシーバ17に関しては異なるX線撮影装置の
形態で2度実施される。これらの較正作業の第1の較正
は、増感板を備えない画像レシーバ17を使用して実施
される。 式1によって、関数f’を決定し、以下の式;Dse=
f’(Vm、Ep )            (4)
のような基準検出セル12の値Dse及び以下の式;E
p =g’ (Vm、Dse)           
 (5)の逆関数の値を得る。本発明の方法の第2の操
作は、増感板を備える画像レシーバ17を使用する第2
の較正を実施することからなり、次に、一連の放射線量
値Dc が得られ、上記のように、以下の式;Dc =
f’’(Vm、Ep )            (6
)のように関数f’’及び以下の式;Ep =g’’(
Vm、Dc )            (7)の逆関
数が決定される。
【0013】上記の2つの較正操作から、フィルム上の
放射線量を示す関数Df が演繹される。関数Df は
、以下の式によって示される; Df =Dse−Dc
 すなわち、Df =f’(Vm、Ep)−f’’(V
m、Ep)        (8) この関数Df は、例えば、フィルム/増感板を含むカ
ートリッジの出力面から来る、増感板と検出セル12と
の間の追加的なフィルタ作用によるX線照射スペクトル
の変更を考慮していない。それを考慮に入れるためには
、式8のEp を(Ep −sup.filter) 
 (但し、sup.filterは、このフィルタ作用
に対応するX線照射された物体に等価の厚さである)に
置換する。この等価の厚さは、例えば、ビーム14内に
このフィルタ作用に等価の物体を配置し、機械の形態に
応じて等価の厚さg’ またはg’’を決定する較正さ
れた関数を使用することによって得られる。Df ×I
×tの積は、期間tの間、陽極電流Iで増感板に吸収さ
れるエネルギーに比例しているのて、フィルム線量率と
して基準される量Df ×Iはフィルム上の入射光子の
線量率に比例しており、検出セル12の信号の測定単位
で表示される。この比例性の法則は、増感板によって放
出される光子の数がそれ自体吸収されるエネルギーに比
例しているので、より能率的に確認れる。増感板によっ
て放出される光子の数が吸収されたエネルギーの関数と
して別の関係式を満たしている時、この別の関係式をD
f ×Iに当てはめ、フィルム線量率を得ることが必要
である。
【0014】最終較正は、上記の電気関数をフィルムの
黒化度の値、すなわち、露出の終点で得られるべき光学
濃度に結合させることからなる。この値は、使用者によ
って、フィルム/増感板の組、診断の種類、検査すべき
患者の身体の部分及びX線写真を検査するその使用者の
従来の方法の関数として選択される。この選択によって
、基準ルミネーションLref 、すなわち、一定の基
準条件下で、このようにある程度の黒化度に達するため
にフィルムが受けなければならないルミネーションを決
定することができる。Lref を決定するために使用
さる方法を以下に説明する。これらの較正操作は、物体
または患者のX線照射検査のたびに実施されるのではな
く、各回で、その時間中のX線撮影装置の特性の変化、
特に、X線管の老化等の変化を考慮する。これらの操作
の結果は、式4〜8によって示した関数としてマイクロ
プロセッサ19のメモリ内に記録する。これは、Dc 
を分かれば、マイクロプロセッサ19でEp を計算す
ることができ、従って、Df を計算することができる
ことを示している。
【0015】患者のX線検査の間、本発明による方法は
、さらに、以下の主な段階(または操作)の実施からな
る; (e1)  X線撮影される物体の位置決定、(e2)
  使用者による露出の開始のトリガ、(e3)  露
出の開始後、時間t’ での放射線量DC の測定、(
e4)  放射線量DC K測定からの等価の厚さの計
算、(e5)  フィルムでの放射線量Df1の計算、
(e6)  露出の開始からフィルムが受けたルミネー
ションの計算、(e7)  選択した黒化度 (または
光学濃度) を得るために必要なルミネーションの計算
、(e8)  選択した黒化度を得るためにX線管によ
って放出される概算mA.sの計算、(e9)  場合
によって露出の開始または上記の測定から放出されたm
A.s(mAsmes と称する)の測定、(e10)
 mAsmes が計算されたmAsrと等しいまたは
それより大きい時は、露出を停止し、小さい時は、段階
(e3)に戻る。「ルミネーション」という語は、受け
る光量(線量)、例えば、感光面の照度ECと露出時間
の積として定義されていることに注意しなければならな
い。段階e3は、露出の開始後時間t’で計算装置18
によって出力された積分値Dを測定することからなり、
但し、積分回路16は場合によって露出の開始時か最後
の測定後零に設定されていることが公知である。積分時
間t’は、場合によっては、露出の開始から経過した時
間または最後の測定から経過した時間に対応する。段階
e4は、前記のように、X線撮影装置の第1の較正から
マイクロプロセッサ19によって実施される。この段階
は、式7によって支配され、次に、等価の厚さの値E1
 が得られる。この方法の第2の反復及び続く反復にお
いて、等価の厚さの測定が第1の反復中に十分に正確に
されたほど、段階e4を実施する必要はない。段階e5
は、式8によって定義された関数を使用して、厚さE1
 に対応するフィルムDf1の放射線量を計算すること
からなる。それによって、特に、画像レシーバの増感板
の影響を考慮することができる。この操作は、上記に簡
単に記載した。段階e6は、以下の式; Lf =Lam+Df1×δmA.s        
    (9)(但し、この式において、Lamは段階
e3の前にフィルムが受けたルミネーション、δmA.
sは時間t’中に管が放出したmA.sの数であり、管
の電流Iと積分時間Sとの積によって定義される) を適用して、露出の開始時からフィルムが受けたルミネ
ーションLf を算出することからなる。段階e7は、
所定の黒化度を得るために必要な残りのルミネーション
Lraを計算することからなる。これは、以下の式10
によって算出される; Lra=Lref −Lf             
        (10) 段階e8は、選択した黒化
度を得るために放出される残りのmA.sを計算するこ
とからなり、これは以下の式11によった算出される; mAsr=Lra/Df1             
      (11) 次に、計算中に放出されたmA
.sの数mAscを演繹することができる。従って、実
際に残っている獲得すべきmA.sは、以下の式で定義
される; mAsra=mAsr−mAsc          
      (12) 但し、mAsc=I×tC  
                  (13)(但し
、tC は、計算にかかった時間)段階e10は、以下
の選択を行うことからなる。すなわち、放出すべき残り
のmAsの値、または、再度、なおかかる露出時間によ
って露出を停止するかまたは続行するか、または、露出
時間の終点での測定値の測定を再計算する。
【0016】露出終了の基準は、以下のように決定され
る。以下の式の値: Dif(mA.s) =mAsra−mAsmes  
   (15)が0または一定の値Val0より小さい
時、マイクロプロセッサ19は電源装置15に作用して
X線照射を停止させる。 そうでない場合は、段階e3に戻る。以下の関係式;t
rc=mAsra/I               
     (14) によって定義される、残りの経過
すべき露出時間trcの値について補足のテストを行う
ことができる。この補足のテストは、trcがt0 よ
り小さい時測定値mAsraを変更しないことからなる
。その時、露出終了は、露出終了操作、すなわち、放出
されたmA.sの数のデクリメントとこの数が零以下に
なると露出の停止だけの継続中に開ループで終了する。 t0 の可能な値は、段階e3に対応する2つの測定の
間の時間の間隔にほぼ等しい値である。 従って、この場合、操作e10は、以下の2つのテスト
を含む; ─露出を停止すべきかどうかを決定するmAsraにつ
いての第1のテスト、─放出すべき残りのmAsの新規
な測定を行うか値mAsraを露出の終了まで固定する
かどうかを決定するtrcについての第2のテスト。こ
の場合、露出終了テストは、mAsraについて、周期
的に実施される。 また、残りの経過時間を測定する操作と露出停止装置を
別々に実施して、さらに、露出物の精度を向上させるこ
とができる。従って、この方法は、以下のように分離さ
せる。すなわち、露出の終了前に放出すべき残りのmA
.sを測定するためのタスクT.E.及び露出を停止す
るためるタスクT.C.である。放出すべき残りのmA
.sを測定するためのタスクT.E.は、操作e3〜e
8によって構成されるが、これにmA.sを下記のよう
に、CEtarget=mAsra×Dc      
        (16) 検出セル12の装置内の信
号に変換する装置e’9を加える。この予測タスクT.
E.は、露出中、例えば、少なくとも計算時間tc に
等しい周期で分離された測定時である時t1、t2・・
・tn で周期的に更新される。予測タスクT.E.の
終点では、目標値CEtargetが更新される。この
更新は、操作e3の開始時の測定時と値CEtarge
tが操作T.E.の終点で更新された時との間に検出セ
ル12が受けた信号を考慮しなければならない。露出を
停止するタスクT.C.は、検出セル12が受けた信号
の関数として所定の値(または目標値)をデクリメント
することからなる。このタスクは、値CEtarget
が例えば零であるVal0以下になるとすぐに露出を停
止する。従って、タスクT.C.は、以下の段階(また
は操作)に要約することができる; (f1)  ある時間ttc後に検出セル12によって
積分信号Mm を測定する、(f2)  目標値からこ
の値をデクリメントする(CEtarget−Mm )
、(f3)  (CEtarget−Mm )が Va
l0 より低い時露出を停止し、そうでない場合は(f
1)に戻る。
【0017】上記の方法は、画像レシーバ17及び検出
セル12が相反法則から逸脱していない限り正確に働く
。そうでない場合は、それを考慮するように操作e6及
びe8を補足して、特定の測定及び計算によって補正係
数を決定しなればならない。ルミネーション及びフィル
ムの放射線量が作用する式9及び11に、この補正係数
を導入する。従って、式9及び11は下記のようになる
;    Lf=Lam+Df1×δmA.s/CNR
D(フィルム線量率)  (9’)      mAs
ra=(Lra/Df1)×CNRD(フィルム線量率
)    (11’)    但し、フィルム線量率=
Df1×I            (17) であり
、CNRDは、フィルム上の光子の線量率の関数として
示された非相反作用を示す関数である。関数CNRDは
、同日に出願される「X線フィルムの非相反作用を示す
関数の測定方法(METHOD FOR THE DE
TERMINATION OF THE FUNCTI
ON REPRESENTING THEEFFECT
 OF NON−RECIPROCITY OF A 
RADIOGRAPHIC FILM) 」と題した特
許出願に記載されている較正方法によって得られる。以
下の説明を理解するために、この較正方法は、まず、露
出時間ti の関数としてフィルムの非相反係数を測定
するからなることに注意するとよい。この関数はCNR
T(ti )と表記される。この関数CNRTは実験的
に決定されるが、分析的関数として示すことができる。 より正確には、この方法は、様々な照射の強さIRi 
、フィルムの一定の光学濃度DOrefo、例えば、D
Orefo=1を得るのに必要な露出時間の値ti を
測定して、各露出時間ti で積分回路16によって出
力される値、すなわち、M(ti )と呼ばれる値を読
み取ることからなる。 これらの値を、例えば、2分の1の露出時間に対応する
値である基準値M(tref)に比較して、比M(ti
 )/M(tref)             (2
9)を計算する。露出時間ti で時間内の非相反係数
CNRT(ti )を決定するのは、この比である。
【0018】係数CNRT(ti )を決定する別の方
法を以下に説明する。これらの係数CNRT(ti )
は、例えば、光学濃度DOrefo=1及び基準露出時
間tref=1秒の場合は図3の曲線による露出時間の
関数として互いに間歇する。この曲線は、所望の光学濃
度を得るのに必要なルミネーションは、露出時間と共に
大きくなることを示す。従って、この実施例では、2つ
の露出時間50msと6.5sのエネルギーの比は、約
1.6 である。図3の曲線は、下記の式18を有する
関数によって標準化される;     CNRT(t)=Ao +A1 log t+
A2〔log t〕2     (18) (但し、上
記式において、それらのパラメータAo 、A1 及び
A2 は、最小誤差平方測定方法による測定点から測定
される) 原則的に、式9’及び11’に考慮に入れたシュバルツ
シルド(Schwarzchild) 効果は、関数C
NRTによって標準化される。フィルム線量率を示す関
数CNRDを使用することの利点は、陽極電流の変化を
考慮することができることである。従って、式9’及び
11’に応じて関数CNRTを使用する自動露出器は、
例えば、管が減少負荷で作動するという利点がある。時
間表示係数CNRT(t)から率表示係数CNRD(d
)に行くには、係数CNRT(t)はフィルム上の光子
線量率の値が必ずしも知られていない条件下で露出時間
を変えて測定することによって決定されているという事
実を考慮する必要がある。フィルム線量率di を各露
出時間ti について測定すると、di についての係
数CNRD(di )の値は、対応する露出時間ti 
での係数CNRT(ti )の値に等しくなり、以下の
関係式19;   CNRD(di )=CNRT(ti )    
        (19)が成立する。これらのCNR
D(di )の各値は、線量率の逆数1/dの関数とし
ての曲線(図4)によって互いに関係がある。この曲線
は、以下の式20;  CNRD(d)=A’0+A’
1 log(1/d)+A’2〔log 1/d〕2 
(20) を有する関数によって標準化される。値di
 は、特に、必ずしも較正に使用されていない検出セル
12の測定単位で表示されているので、較正によって値
di が与えられない場合がある。従って、通常は、値
di は、以下の関係式;Lref ×CNRT(ti
 )=di ×ti         (21) すなわち、di =(Lref ×CNRT(ti )
)/ti     (22) によって公知の値ti に関係づけなければならない。
【0019】Lref は、フィルムが所定の黒化度に
達し、非相反作用が補正された時、一定の公知のX線撮
影条件下でフィルムが受けるルミネーションであること
が思い出される。関数CNRDを最終的に決定し、その
方法の最後の較正を説明するためには、説明すべき基準
ルミネーションを評価するのに使用される方法が残って
いる。この方法は、前記の「X線フィルムが受けたルミ
ネーションの測定及び較正方法(METHOD FOR
 THE ESTIMATION AND CALIB
RATION RECEIVED BY A RADI
OGRAPHICFILM) 」と題する特許出願に記
載されている。基準ルミネーションは、フィルム上で得
られる光学濃度によって変化する。このルミネーション
を測定するためには、第1段階として、使用したフィル
ムの種類の感光グラムを形成し、所定のX線照射条件下
で、公知の厚さの規格を使用して、撮影しなければなら
ない。これらの所定のX線照射条件とは、例えば、以下
のものである;使用者の通常の使用法に応じて選択され
た基準光学濃度DOref0、例えば、DOref0=
1、厚さの規格E0、供給電圧V0 、露出時間値t0
 、積I0 ×t0 の値この撮影では、光学濃度DO
m 及び値M0 、I0 、t0 を測定する。これに
よって、式7によって等価の厚さEp を計算すること
ができる。次に、式6によって、フィルム上の放射線量
Df を計算する。これによって、以下の式;Lfil
m=Df ×I0 ×t0             
      (23) によって、フィルムが受けるルミネーションLfilm
を計算することができる。基準光学濃度DOref0に
よって、使用したフィルムの感光曲線(図5)に対応す
る照明段階を計算することができる。この曲線は、感光
グラフ及び濃度メータによって描かれたものである。こ
れによって、使用する現像器の特性を考慮することがで
きる。その曲線は、例えば、マイクロプロセッサ19に
関数として記録される(図1)。測定した光学濃度DO
m によって、感光曲線(図5)上のDOm に対応す
る照射段階の値である測定段階Echm を計算するこ
とができる。フィルム上のルミネーションの値Lfil
m、基準段階Echref及び測定段階Echm によ
って、基準ルミネーションLrefを計算して、感光曲
線(図5)のX軸のルミネーションと照射段階との間の
目盛りの変化を決定する式、すなわち、以下の式;   Echm =Echref+K・log10(Lf
ilm/Lref )         (24) を
使用して、光学濃度DOref0を得ることができる。 この式24から以下の式が演繹される;   Lref =Lfilm×exp [log10〔
(Echref−Echm )/K〕]      (
25)但し、K=2/log102         
               (26) 感光定数K
は、照射段階で選択された目盛りに対応する。値Lre
f は、式24及び25によってLfilmを介して、
t0 によって決定される。従って、値Lref は、
フィルムの非相反作用の影響を受ける。値Lref に
ついて非相反性の影響を補正するためには、式23で、
以下の式;  Lfilm=(Df ×I0 ×t0 
)/CNRT(t0 )          (23’
) によって決定された値Lfilmを使用すれば十分
である。 この基準ルミネーションLref は、基準光学濃度D
Oref0を得るための式10で使用しなければならな
いものであり、式25は、特に、そのルミネーションが
基準段階と測定段階との間の差によって変化することを
示している。フィルムが受けたルミネーションが分かる
と、式22を使用することによってdi が分かり、そ
れから、式20によってCNRD(di)が算出される
【0020】DOref0=1ではないX線フィルムの
光学密度の場合、上記の操作を繰り返して、CNRT(
ti )及びLref の新規な値を決定しなければな
らない。これらの操作を単純化するために、下記の段階
を実施して、係数CNRT(ti )を得る;(g1)
  露出時間を基準時間tref0に設定した時、可変
の時間感光グラフによって、第1の感光グラムSref
0を形成し、(g2)  異なる露出時間ti で、可
変の時間感光グラフによって、q個の感光グラムS1 
〜Sq (図5)を形成し、(g3)  基準光学濃度
DOref0、例えば、DOref0=1を選択し、(
g4)  各感光グラムについて、光学濃度DOref
0=1に対応する照射段階Echref0、Ech1・
・・Echi・・・Echqを測定し、(g5)  以
下の式;    CNRT(ti)=exp[log1
0〔(Echref0−Echi)/K〕]  (28
)によって、係数CNRT(ti )を計算する。使用
者が異なる光学濃度で操作することを決定すると、上記
の較正を避けるたに、黒化度DOcvn について意図
的に補正した光学濃度を使用することが提案される。次
に、式10で使用した基準ルミネーションLref を
、補正したルミネーションLcvn に置換する。この
補正ルミネーションLcvn は、以下の式で示される
;   Lcvn =Lref ×exp 〔CVN/Γ×
P×log(10) 〕        (27)(但
し、上記式において、─CVNは、例えば、−10〜+
10の範囲の整数によって示される黒化度の意図的な補
正であり、─Pは、  光学密度の単位段階、例えば、
0.1 であり、─Λは、感光曲線(図5)の線形部分
の勾配である。
【0021】上記の方法を実施するためには、いくつか
の較正が必要である。それらの較正を下記に示した;(
a)増感板のないカートリッジを使用して、以下の式の
分析モデル;Dse=f’ (Vm 、Ep )   
     (4) カートリッジ及び増感板を使用して、以下の式の分析モ
デル;Dc =f’’(Vm 、Ep )      
   (6)Ep =g’’(Vm 、Dc )   
         (7)を決定するX線装置の較正。 その差Df =(Dse−Dc )(式(8))によっ
て、増感板が吸収した放射線量を計算することができる
。(b)  時間の関数として表示された非相反性CN
RT(t)の法則を決定するフィルムの較正。この法則
は、線量率の関数として表示された非相反法則CNRD
(d)を決定するのに使用される。(c)  基準ルミ
ネーションLref の較正。これらの各較正を実施し
た時、本発明の方法は、以下の段階からなる;(d) 
 使用者が、黒化度値または黒化度の意図的な補正値を
選択して、一定の基準条件下でフィルムが受けるべき目
標値ルミネーションLcvn を決定して、選択した黒
化度(すなわち光学濃度)を得る。その目標値ルミネー
ションLcvn は、式27(但し、この式において、
ルミネーションLref は、較正cと式25及び26
とによって決定される)から計算される。(e1)  
 X線撮影される物体の位置決定 (e2)   使用者による露出の開始のトリガ(e3
)   検出セル12内で、時間t’ での放射線量D
c1の測定 (e4)   式(7)による等価の厚さE1 の計算
(e5)   式(8)による厚さE1 のフィルムで
の放射線量Df1の計算 (e6)   以下の式;         Lf =Lam+Df1×δmA.s
/CNRD(フィルム線量率)    (9’)による
フィルムが受けたルミネーションLf の計算、(e7
)  以下の式;         Lra=Lcvn −Lf     
                       (1
0’)による選択される黒化度 (または光学濃度) 
を得るために必要な残りのルミネーションLraの計算
、(e8)  以下の式;         mAsra=(Lra/Df1)×C
NRD(フィルム線量率)    (11’)による選
択された黒化度(または光学濃度)を得るために概算m
A.sを与えるのmAsraの計算、(e9)  作業
 (e3) の始点から放出されたmA.sの測定、(
e10) (e9)において測定されたmA.sがmA
sraに等しいまたはそれより大きい時は、露出を停止
、(e9)において測定されたmA.sがmAsraよ
り小さい時は、段階(e3)に戻る
【0022】上記の
方法の記載は、X線装置のある形態に対応する。この装
置が例えば以下のように、陽極材料焦点のサイズ スペクトル修正フィルタ 照準 拡散防止スクリーンの存在または非存在、画像レシーバ
の種類 検出セルの種類、についての選択を含む複数の形態を取
ることができる時、これらの形態について各々較正a、
b及びcを実施することが必要である。使用者が本発明
の方法を実施する時、その使用者は形態を決定し、この
形態の特性をマイクロプロセッサ19に転送し、マイク
ロプロセッサ19が対応するモデルを使用する。本発明
による方法は、フィルム/増感板組型の画像レシーバ1
7で適用する場合について記載したが、また、X線照射
に感応するフィルムだけを有する画像レシーバ17の場
合にも実施することができる。そのようなフィルムの場
合は、操作a及びbはの較正は、下記のようになる;(
a’) X線装置を較正して、以下の分析モデル;D’
f =f’’’(Vm、Ep)           
      (30) を決定する。但し、画像レシー
バとしてフィルムを使用する。以下の方法の説明では、
下記のような変更が行われる;段階e3は、検出セル1
2で時間t’後の放射線量D’f1を測定するe’3に
なる。段階e4及びe5は、除去される。段階e6〜e
8は、以下のように修正される。(e’6) 以下の式
;     L’f =Lam+D’f1×δmA.s/C
NRD(フィルム線量率)  (9’’)によるフィル
ムが受けたルミネーションL’f の計算、(e’7)
以下の式;     L’ra=Lcvn −L’f       
                     (10’
’) による選択される黒化度 (または光学濃度) 
を得るために必要な残りのルミネー  ーションL’r
aの計算、(e’8) 以下の式;     mAs’ra=(L’ra/D’f1)×CN
RD(フィルム線量率)  (11’’)による選択さ
れた黒化度(または光学濃度を得るために放出される残
りの概算mA.sであるmAs’raの計算。他の段階
e9及び後続する段階は、変更されない。この場合、感
光グラフは、X線放出型であることに注意しなければな
らない。また、このように、増感板を備えない画像レシ
ーバの場合、検出セル12は、この場合、フィルム/増
感板型画像レシーバでは画像レシーバ17の後方に、ま
たは、照射エネルギーによってそれが可能である場合は
画像レシーバ17の前方に配置される。
【0023】本発明による方法は、X線検出セルが画像
レシーバの外部に配置されているX線装置(図1)への
適用について記載したが、この方法は、この検出セルが
基準を有する部品4として画像レシーバ17の内部に備
えられているX線装置(図6)に適用することもできる
。 その時、画像レシーバ17は、フィルム3、このフィル
ム3の下方に増感板、及び、この増感板2の下方にその
新しい検出セルを備える。そのような新しい検出セル4
は、1989年4月28日に出願された「自動露出検出
セルを備えるX線カセット  (An X−ray c
assette incorporating an 
automaticexposure detecto
r cell) 」と題するフランス国特許出願第89
/05,668 号に記載の種類である。この新しい検
出セルは、増感板2によって放射された光を検出測定し
て、画像レシーバの後方でX線照射を検出測定する検出
セル12と比較する。その結果、上記の方法の第1及び
第2の較正を実施する必要がなくなり、それによって、
フィルム及び増感板によるX線減衰を考慮することかで
きるようになる。また、対応すe4及びe5の段階は、
必要がない。これによって、その方法は、下記の段階(
または操作)を含むように変更される; (a)  一定の基準条件下でフィルムが受けなければ
ならない基準ルミネーションLref を較正によって
測定し、使用者が基準値として選択した黒化度(または
光学濃度)を得て、(b1)   X線照射する物体の
位置を決定し、(b2)   使用者が露出の開始をト
リガし、(b3)  露出の開始からt’後に放射線量
Df1を測定し、(b4) 以下の式;         Lf =Lam+Df1×δmA.S
              (9)によってフィルム
が受けたルミネーションLf を計算し、(b5)  
以下の式; Lra=Lref −Lf             
      (10) によって、所定の光学濃度のた
めの黒化度を得るために必要なルミネーションLraを
計算し、(b6)   以下の式; mAsr =Lra/Df1            
      (11) によって所定の黒化度(すなわ
ち光学的濃度)を得るために概算mA.sを与えるmA
sr を計算し、(b7)   段階b3の開始から放
出されたmA.sである測定値mAsmes を測定し
、(b8)   段階b7で測定したmA.sがmAs
r に等しいかそれより大きい時、露出を停止させ、段
階b7で測定したmA.sがmAsrより小さいとき段
階b3に戻る。画像レシーバ17の内部にそのような検
出セル4を使用することによって、本発明の方法の実施
をより容易にすることができる。画像レシーバ17の内
部の光検出セル4を使用する時実施することのできるこ
のより簡単な方法によって、段階a’’、b1からb8
に関する限り、前記の第1のほうほうに関する特徴を全
て利用することができることに注意しなければならない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施することができるX線
装置の概略ブロック図である。
【図2】本発明による方法で使用する較正方法を実施す
ることによって得られる曲線を示したグラフである。
【図3】露出時間tの関数としての非相反係数CNRT
の変化を表す曲線を示すグラフである。
【図4】フィルム線量率dの逆数の関数として非相反係
数CNRTの変化を表す曲線を示すグラフである。
【図5】ルミネーションの関数としてX線フィルムの光
学濃度の変化を表す曲線を示すグラフである。
【図6】図1のX線装置に類似しているが、検出セルが
画像レシーバに内蔵されており、増感板が放出した光線
を受けるX線装置の概略ブロック図である。
【符号の説明】
11・・・X線源 12・・・検出セル 13・・・被検査物体 15・・・電源装置 16・・・積分回路 17・・・画像レシーバ 18・・・計算装置 19・・・マイクロプロセッサ

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物体に対して可変の期間Sのパルス
    の形態でX線を放射するX線管と、少なくとも1つの増
    感板とこの増感板によって放射された光の感応するフィ
    ルムとによって構成された、被検査物体の画像を形成す
    るように被検査物体を通過したX線のためのX線レシー
    バと、このX線レシーバの後方に配置され、X線ビーム
    を特徴付ける物理的変数を測定信号Lに変換することの
    できる、上記被検査物体を通過したX線を検出するため
    のセル、露出時間Sの間測定信号Lを積分し、信号Mを
    出力する積分回路と、露出時間SとX線管の陽極電流I
    の積I×S(またはmA.s) に対するMの比として
    与えられる放射線量Dを計算する装置とを備え、供給電
    圧Vが連続的または不連続的に変化する様々な値Vm 
    をとることができる、被検査物体を検査するためのX線
    装置における、X線フィルムの露出時間を自動的に決定
    する方法であって、下記の段階を含む、すなわち;(a
    )  1つまたは複数の増感板を備えないレシーバを使
    用して、厚さEpの物体によってX線撮影装置の第1の
    較正を実施して、以下の関数;         Dse=f’ (Vm 、Ep ) 
                         (4)と
    、以下の逆関数;         Ep =g’ (Vm 、Dse) 
                         (5)を
    決定し、(b)  増感板を備えるレシーバを使用して
    、厚さEp の物体によってX線撮影装置の第2の較正
    を実施して、以下の関数;         Dc =f’’(Vm 、Ep ) 
                         (6)以
    下の逆関数;         Ep =g’’(Vm 、Dc ) 
                         (7)及
    び以下の関数;         Df =f’ (Vm 、Ep )−
    f’’(Vm 、Ep )  (8)を決定し、(c)
      一定の基準条件下で、フィルムが受けなければなら
    ない基準ルミネーションLref を決定する第3の較
    正を実施して、使用者によって基準値として選択された
    黒化度(または光学密度)を達成する、及び、下記の段
    階、すなわち; (e1)   X線撮影される物体の位置決定、(e2
    )   使用者による露出の開始のトリガ、(e3) 
      露出の開始後、時間t’での放射線量Dc1の測定
    、(e4)   式(7)による等価的な厚さE1 の
    計算、(e5)   式(8)による厚さE1 のフィ
    ルムでの放射線量Df1の計算、 (e6)   式 
     Lf =Lam+Df1×δmA.s       
               (9)によるフィルムが受けた
    ルミネーションLf の計算、 (e7)   式  
    Lra=Lref−Lf              
                (10) によって決定され
    る黒化度(または光学濃度)を得るために必要なルミネ
    ーションLraの計算、 (e8)   式  mAs
    r=Lra/Df1                
              (11)によって決定された黒化
    (または光学濃度)を得るために、概算mA.sを与え
    るmAsrの計算、(e9)   作業 (e3) の
    始点から、mA.sを与えるmAsmes の測定、(
    e10)  (e9)において測定された、mA.sの
    測定値mAsmes がmAsrと等しいまたはそれよ
    り大きい時は、露出を停止、(e9)において測定され
    たmA.sがmAsrより小さい時は、段階(e3)に
    戻ることを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】上記の第2の較正(b)は、上記増感板と
    検出セルとの間でフィルタ作用を追加することによる等
    価な厚さ(sup.filter) の測定及び上記式
    8においてEp を(Ep −sup.filter)
    に置換することによって実行されることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】上記段階e10 は、式;tr =mAs
    r /I のような残りの露出時間を計算する段階を含む操作(e
    ’10)と置換され、それによって、時間tr が経過
    した時露出が停止するように開ループで露出を停止する
    ことができることを特徴とする請求項1または2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】上記段階(e8)は、上記段階e4〜e8
    の期間tc の間に、式;     mAsc =I×tc           
                             
    (13) によって定義される、mA.sを与えるmA
    sc を計算して、式;     mAsra=mAsr − mAsc    
                             
      (12) のように、獲得すべきmA.sの実際の
    値mAsraを決定することを特徴とする請求項1にま
    たは2に記載の方法。
  5. 【請求項5】上記段階(e10) は、さらに、式; 
        trc=mAsra/I          
                            (
    14) で示される残りの露出時間trcを計算し、t
    rcが、2つの連続した段階(e3)の間の間隔に対応
    する値t0 より小さくなると露出を停止させることを
    特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】上記段階(e3)から(e10) を、下
    記の作業;段階(e4)から(e8)と、mA.sを 
         CEtarget=mAsra×Dc   
                            (
    16)のようにセル単位の信号に変換する段階からなる
    、与えられるべきmA.sを予測する予測タスク(T.
    E.)セルが受けた信号によって目標値CEtarge
    tをデクリメントし、デクリメントされた値が値Val
    0以下になると、露出を終了させることからなる中断タ
    スク(T.C.)に置き換えることを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の方法。
  7. 【請求項7】上記予測タスク(T.E.)は、露出中に
    、計算時間tc以上の期間互いに離れた瞬間t1、t2
    、・・・tnで周期的に更新されることを特徴とする請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】     Lf =Lam+Df1×δmA.s/CNR
    D(フィルム線量率)    (9’)及び、     mAsra=(Lra/Df1)×CNRD(
    フィルム線量率)      (11’)(但し、これ
    らの式において、CNRD(フィルム線量率)は、レシ
    ーバのフィルム線量率の関数として指数化された非相反
    係数であり、フィルム線量率は、    Df1×I 
                             
                           (1
    7) である) で表される非相反作用を考慮するように段階(e6)及
    び(e8)を変更することを特徴とする請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】上記係数CNRD(フィルム線量率)は、
    以下の段階; 露出時間(ti ) の関数としてフィルム/増感板の
    組の非相反係数CNRT(ti ) を測定し、フィル
    ム線量率(di ) の各露出時間(ti ) を測定
    し、式;  CNRD(d)=A’0+A’1log(
    1/d)+A’2〔log(1/d)〕2 (20)の
    ように、係数CNRD(di ) の標準化関数を算出
    し、それによって、所与のフィルム線量率に対応する係
    数を算出する ことによって得られることを特徴とする請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】上記フィルム線量率dは、上記セルによ
    って測定されることを特徴とする請求項9に記載の方法
  11. 【請求項11】上記フィルム線量率di は、式;  
      di =〔Lref ×CNRT(ti )〕/ 
     ti               (22)によっ
    て与えられることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】上記露出時間(ti ) の関数である
    非相反係数CNRT(ti )は、以下の段階;(a1
    )  X線管加熱電流を変更して、この電流の異なる値
    を得て、(a2)  異なる露出時間ごとに積分回路に
    よって出力される値M(ti )を読み取り、フィルム
    の光学濃度D01 を得て、(a3)  比     
       M(ti )/M(tref )       
                     (29) を計算
    し、それによって、ti =tref の場合、値M(
    ti )であるM(tref )を有する係数CNRT
    (ti )を計算する、ことによって得られることを特
    徴とする請求項9または11に記載の方法。
  13. 【請求項13】上記係数CNRT(ti )は、以下の
    段階; (g1)  露出時間を基準時間tref0に設定した
    時、可変の時間感光グラフによって第1の感光グラムS
    ref0を形成し、(g2)  異なる露出時間ti 
    で、可変の時間感光グラフによって、q個の感光グラム
    S1 〜Sq を形成し、(g3)  基準光学濃度D
    Oref0を選択し、(g4)  各感光グラムについ
    て、光学濃度DOref0に対応する照射段階Echr
    ef0、Ech1・・・Echi・・・Echqを測定
    し、(g5)  式;      CNRT(ti )
    =exp[log10〔(Echref0−Echi)
    /K〕](28)によって、係数CNRT(ti )を
    計算する、ことによって得られることを特徴とする請求
    項9または11に記載の方法。
  14. 【請求項14】さらに、関数;       CNRT(t)=A0 +A1 log 
    t+A2 〔log t〕2       (18)に
    よって、上記係数CNRT(ti )を分析モデルの形
    態で標準化する操作を含むことを特徴とする請求項12
    または13に記載の方法。
  15. 【請求項15】上記基準ルミネーションを較正する操作
    (c)は、下記の段階; 基準光学濃度DOref0、標準厚さE0 、供給電圧
    V0 、露出時間t0 及び積I0 ×t0 の値の所
    定のX線撮影条件下で撮影し、放射線量D0 を測定し
    、  式  Ep0=g’’(V0 、D0 )   
                         (7)に
    よって等価の厚さEp0を計算し、   式  Df0=f’(V0 、E0 )−f’’(
    V0 、E0 )    (8)によってフィルム上の
    放射線量Df0を計算し、  式  Lfilm=Df
    0×I0 ×t0                 
             (23) によって、フィルム上の
    輝度Lfilmを計算し、感光曲線によって基準光学濃
    度DOref0に対応する照明段階Echref を計
    算し、得られた写真の光学密度DOm を測定し、感光
    曲線によって照明段階Echm を計算し、式;  L
    ref =Lfilm×exp [log10〔(Ec
    href −Echm )/K〕]   (25)  
       (但し、K=2/log10(2)      
                             
    (26) ) によって、基準ルミネーションを計算す
    る、を含むことを特徴とする請求項1〜14のいずれか
    1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】式8によってフィルム上の放射線量Df
    oを測定するために、上記の等価の厚さEpoを(Ep
    o−sup.filter) によって置換して、この
    sup.filterは上記増感板と検出セルとの間の
    減衰から生じた追加のフィルタ作用であることを特徴と
    する請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】上記フィルム上の輝度は、式;    
    Lfilm=(Df0×I0 ×t0 )/CNRT(
    t0 )        (23’) によって計算さ
    れることを特徴とする請求項15または16に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】上記基準ルミネーションLref を、
    式;  Lcvn =Lref ×exp 〔CVN/
    Γ×P×log(10) 〕        (27)
    (但し、上記式において、CVNは、例えば、整数によ
    って示される黒化度の意図的な補正であり、Pは、光学
    密度の単位段階であり、Γは、感光曲線の線形部分の勾
    配である)  のような、補正したルミネーションLcvn によって
    置換して、異なる黒化度(すなわち、光学濃度)を得る
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】上記レシーバがフィルム型であり、上記
    検出セルがレシーバの前方または後方に配置されている
    X線装置において、請求項1〜18のいずれか1項に記
    載の方法を適用する方法にして、上記操作(a)及び(
    b)は、(a’)  画像レシーバとしてフィルムを使
    用して、上記X線装置を較正して、以下の分析モデル;
                  D’f =f’’’ (
    Vm 、Ep)                 (
    30) を決定する、ようにし、上記段階(e3)は、
    時間t’後の放射線量D’f1を測定する段階(e’3
    )にし、上記段階(e4)及び(e5)は、除去され、
    上記段階(e6)、(e7)及び(e8)は、(e’6
    )   式;        L’f =Lam+D’
    f1×δmA.s(フィルム線量率)    (9’’
    )による、フィルムが受けたルミネーションL’f の
    計算、(e’7)   式;         L’ra=Lcvn −L’f   
                             
    (10’’) による、選択される黒化度 (または光
    学濃度) を得るために必要なルミネーションL’ra
    の計算、(e’8)   式;        mAs
    ’ra=L’ra/D’f1×CNRD(フィルム線量
    率)(11’’)による、選択された黒化度(または光
    学濃度)を得るために、概算mA.sを与えるmAs’
    raの計算、になることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】上記式(30)において、上記の等価の
    厚さEpoを(Epo−sup.filter) と置
    換し、このsup.filterは上記増感板と検出セ
    ルとの間の減衰から生じた追加的フィルタ作用であるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】被検査物体に対して可変の期間Sのパル
    スの形態でX線を放射するX線管と、少なくとも1つの
    増感板とこの増感板によって放射された光の感応するフ
    ィルムとによって構成された、被検査物体の画像を形成
    するように被検査物体を通過したX線のためのX線レシ
    ーバと、このX線レシーバの後方に配置され、X線ビー
    ムを特徴付ける物理的変数を測定信号Lに変換すること
    のできる、上記被検査物体を通過したX線を検出するた
    めのセル、露出時間Sの間測定信号Lを積分し、信号M
    を出力する積分回路と、露出時間SとX線管の陽極電流
    Iの積I×S(またはmA.s) に対するMの比とし
    て与えられる放射線量Dを計算する装置とを備え、供給
    電圧Vが連続的または不連続的に変化する様々な値Vm
     をとることができる、被検査物体を検査するためのX
    線装置における、X線フィルムの露出時間を自動的に決
    定する方法であって、下記の段階を含む、すなわち;(
    a)  一定の基準条件下でフィルムが受けなければな
    らない基準ルミネーションLref を較正によって測
    定し、使用者が基準値として選択した黒化度(または光
    学濃度)を得て、そのあと、(b1)   X線照射を
    受ける物体の位置を決定し、(b2)   使用者が露
    出開始をトリガし、(b3)   露出の開始からt’
    後に放射線量Df1を測定し、(b4)   式;           Lf =Lam+Df1×δmA
    .s                    (9)
    によってフィルムが受けたルミネーションLf を計算
    し、(b5)  式;           Lra=Lref −Lf   
                            (
    10) によって、黒化度(すなわち光学的濃度)を得
    るために必要なルミネーションLraを計算し、(b6
    )   式;          mAsr =Lra
    /Df1                     
         (11) によって、黒化度(すなわち光学
    的濃度)を得るために、概算mA.sを与えるmAsr
    を計算し、(b7)   段階b3の開始から、mA.
    sの測定値mAsmes を測定し、(b8)   ─
    段階b7で測定したmA.sの測定値mAsmes が
    mAsr に等しいかそれより大きい時、露出を停止さ
    せ、─段階b7で測定したmA.sの測定値がmAsr
     より小さいとき段階b3に戻る、ことからなることを
    特徴とする方法。
  22. 【請求項22】上記段階(b8)は、式;tr =mA
    sr /I によって、残りの露出時間を計算する段階を含む操作(
    e’8)に置き換えて、露出を開ループで停止させるこ
    とができ、それによって、時間tr が経過すると露出
    が停止されることを特徴とする請求項21に記載の方法
  23. 【請求項23】上記段階(b6)は、上記段階b4〜b
    6の期間tc の間に、式;     mAsc =I×tc           
                             
    (13) によって決定される、mA.sを与えるmA
    sc を計算して、式;     mAsra=mAsr ×mAsc     
                             
      (12) のように、獲得すべきmA.sの実際の
    値mAsraを決定することを特徴とする請求項21に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】上記段階(b8) は、さらに、式; 
        trc=mAsra/I          
                            (
    14) で示される残りの露出時間trcを計算して、
    trcが2つの連続した段階(b3)の間の間隔に対応
    する値t0 より小さいとき露出を停止させることを特
    徴とする請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】上記段階(b3)から(b8)を、下記
    の作業;段階(e4)から(e8)と、CEtarge
    t=mAsra×Dc               
           (16) のようにmA.sをセル単位
    の信号に変換する段階とからなる、与えられるべきmA
    .sを予測する予測タスク(T.E.) セルが受けた信号によって目標値CEtargetをデ
    クリメントし、デクリメントされた値が値Val0(V
    al0は、例えば、0である)以下になると、露出を終
    了させることからなる中断タスク(T.C.) に置き換えることを特徴とする請求項21に記載の方法
  26. 【請求項26】上記予測タスク(T.E.)は、露出中
    に、計算時間tc以上の期間互いに離れた瞬間t1、t
    2、・・・tnで周期的に更新されることを特徴とする
    請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】     Lf =Lam+Df1×δmA.s/CNR
    D(フィルム線量率)    (9’)及び、     mAsra=(Lra/Df1)×CNRD(
    フィルム線量率)      (11’)(但し、これ
    らの式において、CNRD(フィルム線量率)は、レシ
    ーバのフィルム線量率の関数として指数化された非相反
    係数であり、フィルム線量率は、    Df1×I 
                             
                           (1
    7) である) で表される非相反作用を考慮するように段階(b4)及
    び(b6)を変更することを特徴とする請求項21に記
    載の方法。
  28. 【請求項28】上記係数CNRD(フィルム線量率)は
    、以下の段階; 露出時間(ti ) の関数としてフィルム/増感板の
    組の非相反係数CNRT(ti ) を測定し、フィル
    ム線量率(di ) の各露出時間(ti ) を測定
    し、式;    CNRD=A’0+A’1log(1
    /d)+A’2〔log(1/d)〕2 (20)のよ
    うに、係数CNRD(di ) の標準化関数を算出し
    、それによって、所与のフィルム線量率に対応する係数
    を算出する を実施することによって得られることを特徴とする請求
    項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】上記フィルム線量率dは、上記セルによ
    って測定されることを特徴とする請求項28に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】上記フィルム線量率di は、式;  
      di =〔Lref ×CNRT(ti )〕/ 
     ti           (22)によって示され
    ることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】上記基準ルミネーションを較正するため
    の操作(a)は、下記の段階; 基準光学濃度DOref0、標準厚さE0 、供給電圧
    V0 、露出時間t0 及び積I0 ×t0 の値の所
    定のX線撮影条件下で撮影し、放射線量Dfoを測定し
    、  式  Lfilm=Df0×I0 ×t0   
                            (
    23)によって、フィルム上の輝度Lfilmを計算し
    、感光曲線によって基準光学濃度DOref0に対応す
    る照明段階Echref を計算し、得られた写真の光
    学密度DOm を測定し、感光曲線によって照明段階E
    chm を計算し、式;  Lref =Lfilm×
    exp [log10〔(Echref −Echm 
    )/K〕]   (25)     (但し、K=2/
    log10(2)                 
                  (26) ) によって
    、基準ルミネーションを計算する、を含むことを特徴と
    する請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】上記フィルム上の輝度Lfilmは、式
    ;    Lfilm=(Df0×I0 ×t0 )/
    CNRT(t0 )             (23
    ’)によって計算されることを特徴とする請求項31に
    記載の方法。
  33. 【請求項33】上記基準ルミネーションLref を、
    式;  Lcvn =Lref ×exp 〔CVN/
    Γ×P×log(10) 〕            
     (27) (但し、上記式において、CVNは、例え
    ば、整数によって示される黒化度の意図的な補正であり
    、Pは、光学密度の単位段階であり、Γは、感光曲線の
    線形部分の勾配である)  のような、補正したルミネーションLcvn によって
    置換して、異なる黒化度(すなわち、光学濃度)を得る
    ことを特徴とする請求項31または32に記載の方法。
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