JPH04229983A - 電気的に加熱可能な可撓性透明窓部材及びその製造方法 - Google Patents

電気的に加熱可能な可撓性透明窓部材及びその製造方法

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JPH04229983A
JPH04229983A JP3137924A JP13792491A JPH04229983A JP H04229983 A JPH04229983 A JP H04229983A JP 3137924 A JP3137924 A JP 3137924A JP 13792491 A JP13792491 A JP 13792491A JP H04229983 A JPH04229983 A JP H04229983A
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JP
Japan
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heating
wire
electrically
heating wire
window member
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JP3137924A
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English (en)
Inventor
Karel Lipka
カレル・リプカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
G BOPP AND CO AG
Original Assignee
G BOPP AND CO AG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/84Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
    • H05B3/86Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields the heating conductors being embedded in the transparent or reflecting material
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/014Heaters using resistive wires or cables not provided for in H05B3/54

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  • Surface Heating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にソフトトップ車の
リアウィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性
透明窓部材に関する。
【0002】
【従来の技術】この窓部材は熱可塑性樹脂材料からなる
シートとこの熱可塑性樹脂材料のシートに埋め込まれた
加熱格子とを備えている。
【0003】加熱格子は、複数の平行に走る加熱線と、
加熱線に対して垂直に延びており、加熱線に織り込まれ
ている複数の支持線とを備えている。窓部材はさらに加
熱線の第1の自由端に沿い、かつ加熱線に対し垂直に走
り、加熱線に電気的に接続された第1の導電体手段と、
加熱線の第2の自由端に沿い、かつ加熱線に対し垂直に
走り、加熱線に電気的に接続された第2の導電体手段と
を備えている。
【0004】この種の電気的に加熱可能な窓部材はドイ
ツ特許No.900,119の明細書中に開示されてい
る。これによると、0.1〜0.01mm範囲の直径を
有する加熱線を用いることと、互いの位置から2〜0.
2mm範囲の距離においてこれらの加熱線を並べること
が提案されている。この種の多数の細い加熱線のデザイ
ンでは、加熱線が比較的低温で窓部材がかなり理想的な
優良な透明度をもつ場合、窓部材全体にわたる加熱線に
よって生じる熱が均一配分されるという結果が示されて
いる。加熱線は、互いの位置から加熱線を望ましい距離
に置いた状態にしておく電気的に絶縁な支持線と共に織
り込まれている。これによって、しかるべく形成された
加熱格子の表面の安定性と交差した加熱線と支持線の位
置の安定性(隣接した線間の一定距離)とが増大する。 この方法においては、加熱格子の製造と、窓部材体を形
成する熱可塑性樹脂材料で作られたシートの中に加熱格
子を連続的に埋め込む作業とは継続的な工程で遂行され
得る。
【0005】上述のドイツ特許明細書で開示された加熱
格子の不利な点は、任意の位置で加熱線のうちの1本が
途絶することによって、この加熱線がその全長を通じて
作動しなくなり、このため、途絶された加熱線は全体の
加熱エネルギに全く寄与できなくなるという事実におい
て見られることがある。
【0006】公表されたドイツ特許申請No.3,20
0,649では、ワイヤメッシュのデザインに従って並
べられた帯板形状の加熱導体で覆われた電気的に加熱可
能な窓部材が開示されている。それによると、加熱導体
の一本が切断すると、熱流が切断地点の周辺で逸脱し、
その結果、熱製造量の損失分は切断地点付近へと散逸さ
れる。
【0007】しかしながら、ワイヤメッシュのデザイン
の帯板形状の加熱導体を有する窓部材にコーティングを
施すことは困難を極めると共にこの種の工程を連続的に
行うことは不可能である。さらに層状の加熱手段での加
熱力は比較的高度な製造上の耐用度を条件とする。従っ
て、通常は予め定められた限度内で望ましい加熱力を実
現するためにそれ以上の調節又は調整作業が必要とされ
るであろう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非常
に高い透明度を確実にする特にソフトトップ車のリアウ
ィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透明窓
部材を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、加熱格子の表面の高
い安定性及び、このために連続的な工程で製造されるこ
とを同時に確実にする特にソフトトップ車のリアウィン
ドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透明窓部材
を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、加熱格子が完
成した後に加熱力を調整することを必要とせずに、結果
として発生する加熱力が予め定められた限度内にあると
いうことを同時に確実にする特にソフトトップ車のにリ
アウィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透
明窓部材を提供することにある。
【0011】最後に、本発明のさらに他の目的は、結果
として発生する加熱力に与える加熱線切断の影響が低く
かつ部分的に限られていることを同時に確実にする特に
ソフトトップ車のリアウィンドウに用いられる電気的に
加熱可能な可撓性透明窓部材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的やその他の目
的を解決するために、本発明は特にソフトトップ車のリ
アウィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透
明窓部材を提供する。本発明の第1の側面によれば、窓
部材は熱可塑性樹脂材料からなるシートと熱可塑性樹脂
材料で作られたシートに埋め込まれた加熱格子とを備え
ている。加熱格子は互いに第1の予め定められた距離を
隔てて並べられた平行に走る複数の加熱線を備えている
。加熱線は第1及び第2の自由端を有している。さらに
、加熱格子は、加熱線に対して垂直に延びており、互い
の第2の距離を隔てて平行に走り、前記加熱線に織り込
まれている複数の支持線を備えている。さらに、加熱線
の第1の自由端に沿い、かつ加熱線に対して垂直に走る
加熱線に電気的に接続されている第1の導電体と同様に
、加熱線の第2の自由端に沿い、かつ加熱線に対して垂
直に走る前記加熱線に電気的に接続されている第2の導
電体とを有している。少なくとも前記支持線の一部分は
電気的にかつ熱的に伝導性であり、これによって加熱線
と電気的にかつ熱的に伝導性の支持線とが交差するすべ
ての地点で電気的かつ熱的に伝導性をもって加熱線に接
着される。
【0013】本発明の第2の側面によれば、前記窓部材
は、熱可塑性樹脂材料からなる第1のシートと、熱可塑
性樹脂材料からなる第2のシートと、熱可塑性樹脂材料
からなる前記第1と第2のシートとの間に埋め込まれた
加熱格子とを備えている。加熱格子は、加熱線に対して
垂直に延びており、互いの第2の距離を隔てて平行に走
り、前記加熱線に織り込まれている複数の支持線を備え
ている。さらに、加熱線の第1の自由端に沿い、かつ加
熱線に対して垂直に走る加熱線に電気的に接続されてい
る第1の導電体と共に、加熱線の第2の自由端に沿い、
かつ加熱線に対して垂直に走る前記加熱線に電気的に接
続されている第2の導電体とを有している。少なくとも
前記支持線の一部分は電気的にかつ熱的に伝導性であり
、これによって加熱線と電気的にかつ熱的に伝導性の支
持線とが交差するすべて地点で電気的かつ熱的に伝導性
をもって加熱線に接着される。
【0014】両ケースにおいて、加熱格子は適当な織り
機によって連続的に製造されることが可能であり、加熱
線の切断という妨害となる影響は加熱線の長さの小部分
に限られる。電気的にかつ熱的に伝導性の支持線は加熱
力に少しも寄与しないが、その熱伝導性によって窓部材
全体に広がる加熱線によって生じる熱の均一な分布が与
えられる。
【0015】一般的に全支持線が電気的にかつ熱的に伝
導性である加熱格子を提供することが望ましい。しかし
ながら、より低いコストを考慮すると、伝導性の一部、
特に金属製の支持線の一部が安価な非伝導性のプラステ
ィック材料で作られた支持線に置き換えられることは解
決法としては好ましい。電気的に伝導性の支持線の数は
加熱格子の全抵抗に事実上影響を与えないため、位置的
に限られている線の切断の場合における一定の加熱力を
維持する観点から及び窓部材の最大透明度の観点からの
み電気的に伝導性の支持線の部分のサイズが選択される
。従って支持線に関しては窓部材体の材料と同じか又は
同様の化学的かつ光学的特性を有する材料を選択するこ
とがまた重要であり、更に窓部材が完成するやいなや、
支持線が窓部材体の材料に溶解されるか又は組み込まれ
るかするように加熱格子を窓部材体の中に埋め込む工程
が選択され得る。
【0016】完成した窓部材の透明部分が非透明部分に
比較してより高く、特に少なくとも90%であることを
確実にするために、加熱格子のメッシュ幅の加熱線及び
支持線の直径に対する比率は20:1の領域にあるべき
である。しかしながら線の直径が一定であるのに対して
メッシュの幅が増加するならば、加熱格子の表面安定度
と交差線の位置安定度とは実質的に減少するかもしれな
い。この事実は、格子網の形状で存在する加熱格子をこ
れ以上加工することに関した困難さをもたらし得る。特
に、もし格子網がさらに加工されないならば、すなわち
直後に又は同じ位置で、格子網が窓部材体に埋め込まれ
ることがなくても、運送の好ましくない条件が強いられ
ることになる。このため本発明は、悪条件であっても、
加熱線が相対的に移動し得る可能性、及び加熱線と支持
線との間の交差地点が転置させられる可能性を回避する
ための手段を提供するものである。
【0017】この問題を解決するために本発明は、熱的
に活性化される接着剤の層を有しており、織る方向の1
つに走る線を提供する段階、加熱線と支持線とを備えた
格子を形成する段階、接着材料を柔らかくし、かつ活性
化させるために製織工程の直後に格子に熱処理を課する
段階、交差する線を熱的にかつ電気的に接触させるため
に織りの張力の作用によって個々の線の交差地点で接着
材料を押しのける段階、個々の交差線を互いに接着させ
る段階とを備えた方法を提供する。
【0018】上述の方法の段階と組み合わせて用いられ
たかもしれない、問題を解決するための本発明の他の可
能性は、加熱格子がオープンツイスト織りの形状である
ことから成り、これにより対で経方向に走る支持線は緯
方向に走る個々の加熱線の間で交差している。
【0019】好ましくない反射を避けるために加熱線と
支持線とは可視光を反射しない表面を備えている。好ま
しくは、加熱線と電気的にかつ熱的に伝導性の支持線と
は金属製材料からなり、無反射層を備えている。電気的
にかつ熱的に非伝導性の支持線は暗い色又は無光沢表面
のプラスティック材料からなることができる。このため
無反射層は熱可塑性樹脂材料の例えばポリビニールアセ
テートで作られる。ここで重要なことは、加熱線が電導
性の支持線と電気接触するように提示された製造方法が
実施される間に発生する製織の熱と圧力との影響によっ
て、無反射層として作用する熱可塑性樹脂材料が交差地
点から押しのけられる構成となっていることである。
【0020】初めの方に述べた導電体手段は、一本の電
源レールが全加熱線の一方の端に接続され、他の電源レ
ールが全加熱線の他方の端に接続される電源レールによ
って構成されている。このため電源レールはレールに流
れている電流に適合する断面を有していなければならな
い。加熱可能な窓部材の厚さを考慮すると、前記第1及
び第2の導電体の手段は複数の給電線からなり、各々の
給電線が本質的に支持線と同じ直径を有していることは
有利な条件である。複数の給電線は加熱線の自由端に電
気的に接続され、給電線は支持線よりもきつく製織され
る。各外側の全給電線は、好ましくは、上述の電源レー
ルを形成するため一緒にハンダ付けされる。
【0021】好ましい実施例では、本発明の加熱可能な
窓部材は、加熱格子の間を囲い、かつ加熱格子に共に永
久接着される熱可塑性樹脂材料で作られた2枚の箔から
なる。この目的のために熱可塑性箔は連続的な工程によ
って熱の作用を受けながら互いにプレス接着される一方
で同時に加熱格子は格子間を囲われる。加熱線及び/又
は支持線に無反射膜が具備されているならば、プレス操
作の間、接着剤が活性化して支持線及び加熱線上の無反
射層が露出されるように加熱は制御される。
【0022】
【実施例】以下において図を参照することによって、本
発明の電気的に加熱可能な窓部材だけでなく、その製造
方法をさらに説明するものである図1に示されるように
、加熱格子は互いに予め定められた等しい距離を隔てて
平行に走る複数の加熱線1を備えている。さらにやはり
互いに予め定められた等しい距離を隔てて平行で、加熱
線1に対して垂直に走る複数の支持線2及び3を有する
。加熱線1と支持線2及び3とは、織物のような構造を
形成するために互いに織り込まれている。2つの向い合
った端に沿い、支持線2及び3に対して平行に走り、ま
た加熱線1と織り込まれている給電線4が具備されてい
る。例えば、図2に示されるように、支持線2及び3よ
りも互いに近い距離を隔てて平行に走っており、加熱格
子の各端に沿っている4本の給電線4が具備されている
【0023】図1に実線で示される支持線の一部すなわ
ち支持線2は電気的にかつ熱的に伝導性であり、加熱線
1が伝導性支持線2と交差する各地点5で加熱線1と伝
導接触する。図1に点線で示されるその他の支持線であ
る線3は非伝導性である。
【0024】例えば、加熱線はステンレス鋼から製造す
ることができ、約0.035mmの直径を有する。これ
らは、好ましくは、例えば0.002mmの厚さの例え
ばポリビニールアセテートからなる無反射層(図面表示
なし)を有している。ポリビニールアセテートが着色可
能であることは当業者に公知であるため、ソフトトップ
の色に合致した色を有するソフトトップ車に用いられる
電気的に加熱可能なリアウィンドウを製造することが可
能である。
【0025】さらに、支持線2及び3は、加熱線1が支
持線2及び3と交差する地点5で支持線2及び3を加熱
線1に固着させるために接着材料で作られた層(図面表
示なし)を備えることが可能である。
【0026】例えば、支持線2及び3は約0.035m
mの直径を有する。電気的にかつ熱的に伝導性の支持線
2は、銅線の表面が化学的に黒ずんだ銅から製造するこ
とができる。非伝導性の支持線3は例えばポリエステル
材又はナイロンから製造することが可能であり、無光沢
の表面を有する。例えばメッシュ幅の線の直径に対する
比率を20:1とした場合には、メッシュ幅は0.7m
mとなり得る。加熱格子がオープンツイスト織りの形状
をとるならば、格子の緯方向のメッシュ幅は、経方向の
メッシュ幅の2倍となり得る。
【0027】加熱線1の自由端の領域において、加熱格
子の両端に沿って支持線2及び3と同じ直径をもつ複数
の給電線4が具備されている。図2及び3に示されるよ
うに給電線4は支持線2及び3よりきつく製織される。 給電線4は好ましくは、裸の銅から作られており、図2
及び3に示されるようにハンダ材料と共に連続的な電源
レール6を形成する方法で加熱線1にハンダ付けされる
【0028】この様に形成された加熱格子は、ソフトポ
リ塩化ビニールなどの熱可塑性樹脂材料で作られた窓部
材体7に全体的に埋め込まれる。好ましい実施例では、
窓部材体7が加熱格子の格子間を囲う2枚の箔から形成
されており、このためこのサンドイッチ全体が加熱作用
によって共にプレスされる。
【0029】本発明の電気的に加熱可能な窓部材の製造
は以下のように行われる。
【0030】図4には、織り込み機械13,例えば当業
者に公知の適切な織り機が示されている。織り機の糸巻
き10は経糸11の形状で織り機13に送り込まれる給
電線4と共に、伝導性の支持線2と非伝導性の支持線3
とを備えている。織り機13に到達する前に経糸11は
支持線2及び3に熱的に活性化可能な接着材料を具備さ
せる接着剤スプレイステーション12を通過する。
【0031】織り機13では、明瞭に図解表示されてい
ないが、当業者に公知の方法で支持線2及び3並びに給
電線4が加熱線1と織り込まれている。この様に準備さ
れた格子網14は織り機13から離れ、そして支持線2
及び3の上の接着層が活性化させられ、その結果加熱線
1と支持線2及び3とが共にその交差地点5(図1及び
3)で接着されるところの熱源、例えば赤外線放射器1
5を通過する。
【0032】その後、格子網14は、ハンダ供給16か
らのハンダが給電線の領域内の格子網14に印加される
ハンダステーション17へ送られ、次いで熱プレスロー
ラ19を備えた温プレスステーションヘ送られる。ハン
ダステーション17と温プレスステーションとの間で箔
ロール18が格子網14の各側面上に備えられる。2枚
の箔と格子網とからなるサンドイッチが2つの加熱プレ
スローラ19の間を通過して形成されるように、箔ロー
ル18からの箔は両側から格子網14へ送り込まれる。
【0033】加熱プレスローラを離れてしかるべく形成
された窓部材網は、完成した窓部材21を窓部材網から
希望のサイズに切り取るカッティングステーション20
に送り込まれる。最後に、完成された窓部材は、接触リ
ベットステーション22に入る。ここで図3に示される
ように、リベット9によってコネクタ8は電源レール(
棒)6に電気伝導的に接続される。
【0034】例えば図2及び3による複数の電気的に加
熱可能な窓部材に関する様々な製造段階は、すなわち加
熱線1と支持線2及び3と共に給電線4とからなる加熱
格子を製織すること、加熱線1を支持線2及び3に接着
させること、給電線4が加熱線1にハンダ付けされるこ
と、そして加熱格子を2枚の箔の間に埋め込むことであ
り、連続的に実施されることは前述の通り明らかである
。加熱線1は、好ましくは、加熱格子の緯方向に位置付
けされる。最終的に、結果として生じる格子網14は希
望サイズの窓部材に切り取られる。最終段階として、完
成した窓部材21の電気接触は前述の通りに実施可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気的に加熱可能な窓部材の加熱格子の構成平
面図である。
【図2】電気的に加熱可能な窓部材の端部領域に沿って
いるところの部分断面図である。
【図3】図2と同様な図であり、さらに電源コネクタを
示している。
【図4】本発明に係わる電気的に加熱可能な窓部材の製
造に適当な製造ラインの構成図である。
【符号の説明】
1  加熱線 2、3  支持線 4  給電線 5  支持線と加熱線との交差地点 6  電源レール 7  窓部材体 8  コネクタ 9  リベット 10  糸巻 11  経糸 12  接着剤スプレイステーション 13  織り機 14  格子網 15  赤外線放射器 16  ハンダ供給 17  ハンダステーション 18  箔ロール 19  加熱プレスローラ 20  カッティングステーション 21  窓部材 22  リベットステーション

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性樹脂材料からなるシートと、
    熱可塑性樹脂材料からなる前記シートに埋め込まれた加
    熱格子とを備えており、該加熱格子が互いに第1の予め
    定められた距離を隔てて並べられた第1及び第2の自由
    端を有する複数の平行に走る加熱線と、該加熱線に対し
    て垂直に延びており、互いに第2の距離を隔てて平行に
    走り、前記加熱線に織り込まれている複数の支持線と、
    該加熱線の第1の自由端に沿い、かつ該加熱線に対し垂
    直に走り、該加熱線に電気的に接続される第1の導電体
    と共に前記加熱線の第2の自由端に沿い、かつ該加熱線
    に電気的に接続される第2の導電体とを備えている特に
    ソフトトップ車のリアウィンドウに用いられる電気的に
    加熱可能な可撓性透明窓部材であって、少なくとも前記
    支持線の一部分が電気的にかつ熱的に伝導性であり、前
    記加熱線と前記電気的にかつ熱的に伝導性の支持線とが
    交差する全ての地点で該電気的にかつ熱的に伝導性の支
    持線が前記加熱線に伝導的に接着されていることを特徴
    とする電気的に加熱可能な可撓性透明窓部材。
  2. 【請求項2】  熱可塑性樹脂材料からなる第1のシー
    ト及び熱可塑性樹脂材料からなる第2のシートと、熱可
    塑性樹脂材料からなる前記第1のシートと前記第2のシ
    ートとの間に埋め込まれた加熱格子とを備えており、該
    加熱格子が熱可塑性樹脂材料で作られた前記第1のシー
    トと第2のシートとにより永久に囲われており、前記加
    熱格子が互いに第1の予め定められた距離を隔てて並べ
    られた第1と第2の自由端を有する複数の平行に走る加
    熱線と、該加熱線に対して垂直に延びており、互いに第
    2の距離を隔てて平行に走り、前記加熱線に織り込まれ
    ている複数の支持線と、前記加熱線の第1の自由端に沿
    い、かつ該加熱線に対し垂直に走り、該加熱線に電気的
    に接続される第1の導電体と共に前記加熱線の第2の自
    由端に沿い、かつ該加熱線に電気的に接続される第2の
    導電体とを備えている特にソフトトップ車のリアウィン
    ドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透明窓部材
    であって、少なくとも前記支持線の一部分が電気的にか
    つ熱的に伝導性であり、前記加熱線と前記電気的にかつ
    熱的に伝導性の支持線とが交差する全ての地点で該電気
    的にかつ熱的に伝導性の支持線が前記加熱線に伝導的に
    接着されていることを特徴とする電気的に加熱可能な可
    撓性透明窓部材。
  3. 【請求項3】  前記加熱線と前記支持線とが可視光を
    反射しない表面を備えていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電気的に加熱可能な窓部材。
  4. 【請求項4】  前記加熱線と前記電気的にかつ熱的に
    伝導性の支持線とが、金属製材料からなり、かつ無反射
    層を備えており、これにより前記電気的にかつ熱的に非
    伝導性の支持線が暗い色又は無光沢表面のプラスティッ
    ク材料からなることを特徴とする請求項1から3のいづ
    れか一項に記載の電気的に加熱可能な窓部材。
  5. 【請求項5】  前記無反射層が熱可塑性樹脂材料であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の電気的に加熱可能
    な窓部材。
  6. 【請求項6】  前記無反射層がポリビニールアセテー
    トからなることを特徴とする請求項3に記載の電気的に
    加熱可能な窓部材。
  7. 【請求項7】  前記ポリビニールアセテート製無反射
    層が着色されていることを特徴とする請求項6に記載の
    電気的に加熱可能な窓部材。
  8. 【請求項8】  前記無反射層が約0.002mmの厚
    さを有していることを特徴とする請求項6に記載の電気
    的に加熱可能な窓部材。
  9. 【請求項9】  前記無反射層が電気的にかつ熱的に伝
    導性の材料からなることを特徴とする請求項4に記載の
    電気的に加熱可能な窓部材。
  10. 【請求項10】  加熱格子のメッシュ幅の加熱線及び
    支持線の直径に対する比率が20:1の領域にあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電気的に加熱可能
    な窓部材。
  11. 【請求項11】  前記の第1及び第2の導電体手段が
    前記加熱線にプレス接着又はハンダ付けされていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電気的に加熱可能
    な窓部材。
  12. 【請求項12】  前記の第1及び第2の導電体手段が
    複数の給電線を備えており、前記給電線の各々が本質的
    に前記支持線と同じ直径を有しており、該複数の給電線
    が前記加熱線の前記自由端に電気的に接続されており、
    前記給電線が該支持線よりきつく製織されていることを
    特徴とする請求項11に記載の電気的に加熱可能な窓部
    材。
  13. 【請求項13】  前記加熱格子が、経方向に対で走る
    支持線が緯方向に走る個々の加熱線の間で交差するオー
    プンツイスト織りの形状であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の電気的に加熱可能な窓部材。
  14. 【請求項14】織る方向の一方向を走る線に熱的に活性
    化可能な接着剤層を具備させ、加熱線と支持線とを備え
    た格子を形成し、製織工程の直後、接着材料を柔らかく
    させ、かつ活性化させるために格子に熱処理を行い、交
    差線を熱的かつ電気的に接触させるために、織りの張力
    の作用によって個々の線が交差する地点で接着材料を押
    し出し、個々の交差線を互いに接着させ、前記加熱格子
    を熱可塑性樹脂材料の1枚のシート内に埋め込むことを
    特徴とする請求項1に記載の特にソフトトップ車のリア
    ウィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透明
    窓部材の製造方法。
  15. 【請求項15】織る方向の一方向を走る線に熱的に活性
    化可能な接着剤層を具備させ、加熱線と支持線とを備え
    た格子を形成し、製織工程の直後、接着材料を柔らかく
    させ、かつ活性化させるために格子に熱処理を行い、交
    差線を熱的かつ電気的に接触させるために、織りの張力
    の作用によって個々の線が交差する地点で接着材料を押
    し出し、個々の交差線を互いに接着させ、前記加熱格子
    を熱可塑性樹脂材料の2枚のシートの間に埋め込むこと
    を特徴とする請求項2に記載の特にソフトトップ車のリ
    アウィンドウに用いられる電気的に加熱可能な可撓性透
    明窓部材の製造方法。
  16. 【請求項16】  前記加熱格子が間に挿入された、熱
    可塑性樹脂材料からなる前記第1及び第2のシートが、
    熱及び圧力の作用によって連続的に共にプレスされるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】  接着剤が活性化され、かつ前記支持
    線及び前記加熱線上の無反射層が露出されるように、加
    熱がプレス操作の間制御されていることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
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