JPH04229549A - 無電極高光度放電ランプ用始動補助装置 - Google Patents

無電極高光度放電ランプ用始動補助装置

Info

Publication number
JPH04229549A
JPH04229549A JP3145260A JP14526091A JPH04229549A JP H04229549 A JPH04229549 A JP H04229549A JP 3145260 A JP3145260 A JP 3145260A JP 14526091 A JP14526091 A JP 14526091A JP H04229549 A JPH04229549 A JP H04229549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starting
arc tube
electrode
arc
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3145260A
Other languages
English (en)
Inventor
Sayed-Amr A El-Hamamsy
セイド−アムル・アメス・エル−ハマムシイ
Victor D Roberts
ビクター・デビッド・ロバーツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH04229549A publication Critical patent/JPH04229549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J65/00Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J65/04Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/16Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies
    • H05B41/18Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having a starting switch
    • H05B41/19Circuit arrangements in which the lamp is fed by dc or by low-frequency ac, e.g. by 50 cycles/sec ac, or with network frequencies having a starting switch for lamps having an auxiliary starting electrode
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/24Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2881Load circuits; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/382Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に高光度放電(HI
D)ランプに関するものである。更に詳しく述べると、
本発明は無電極HIDランプ用の改良された始動補助装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高光度放電(HID)ランプでは、水銀
蒸気、ナトリウム蒸気のような中圧から高圧の電離可能
なガスは、通常そのガスを電流が通ることによって生じ
る励起の際に可視光を放射する。HIDランプの1つの
種類には高圧ガスのランプ充てん物の中でソレノイド状
の電界を発生することによってアーク放電を発生する無
電極ランプが含まれる。詳しく述べると、ランプ充てん
物、すなわち放電プラズマはアーク管を取り囲む励起コ
イルに無線周波(RF)電流を供給することによって励
起される。アーク管および励起コイルのアセンブリは実
質的に、RFエネルギをプラズマに結合する変圧器とし
て作用する。すなわち、励起コイルは一次コイルとして
作用し、プラズマは単巻二次コイルとして作用する。励
起コイル内のRF電流は時間とともに変化する磁界を作
り、その結果、それ自体で完全に閉じた電界、すなわち
ソレノイド状の電界がプラズマ内に形成される。この電
界により電流が流れるので、アーク管の中にドーナツ形
のアーク放電が生じる。
【0003】室温では、励起コイルの作るソレノイド状
の電界は通常充分に高くないので、ガス状充てん物を電
離してアーク放電を開始することはできない。この欠点
を克服する1つの方法はたとえばまずアーク管を液体窒
素の中に浸すことにより、ガス温度を非常に低い値に下
げて、その後でガス温度が上昇できるように充てん物の
ガス圧を下げることである。温度が上昇するにつれて、
充てん物の電離すなわち降伏が生じてアーク放電が開始
される。しかし、アーク放電を開始する液体窒素法は広
汎な商用には実際的でない。
【0004】無電極HIDランプを始動するためのより
最近の方法は、始動補助装置を使って、励起コイルの巻
回部(ターン)の両端間に発生される高電圧をアーク管
に容量結合することである。この電圧勾配の結果、始動
補助装置と励起コイルとの間に、したがってアーク管を
通って容量性電流が流れる。これによりガス状の充てん
物が電離され、その中に低電流のグロー放電が生ずる。 ガスが充分に電離されると、比較的低電流のグロー放電
から比較的高電流、高光度のソレノイド状アーク放電へ
の遷移が行なわれる。米国特許第4,902,937号
明細書に述べられているように、このような始動補助装
置はたとえば一対の容量性始動電極で構成することがで
きる。各始動電極は、アーク管を囲み、かつHIDラン
プの励起コイルに接続された導電性の環を有する。始動
電極対の間に高電圧信号を結合することにより、始動電
極対の間に電界が生じる。この電界の大きさは充分に大
きいので、アーク管壁容量によりアーク管にグロー放電
が生じる。更に、始動補助装置を介してアーク管に直接
、比較的大きな電界を印加することによりアーク管の早
期劣化が生じることがあるということがわかったので、
アーク放電の開始後、バイメタル条片のような感熱部材
を使ってアーク管から離れるように始動電極を動かし、
これによってランプの有効寿命を維持する。
【0005】無電極HIDランプ用のらせん状の始動電
極が米国特許第4,894,590号明細書に述べられ
ている。単一の円錐らせん形の始動電極がその狭い方の
端でアーク管の表面に隣接するように配置される。励起
コイルの発生する磁束がらせん形の電極の巻回部と交差
するように始動電極の広い方の端が配置される。これに
より高電圧が発生され、その結果充分に高い電界勾配が
生じて、アーク管内にグロー放電が生じる。アーク管の
中でアーク放電が開始した後、バイメタル条片を使って
始動電極をアーク管から離れるように動かす。
【0006】圧電手段によって休止位置からアーク管に
隣接した始動位置に動かされるようにした始動電極が米
国特許第4,894,589号明細書に述べられている
。アーク放電が開始された後、圧電手段が不作動にされ
、始動電極が休止位置に戻る。圧電手段によって始動電
極を選択的に動かすことができるので、アーク管がまだ
熱くても必要な場合にはランプを再起動することができ
る。
【0007】米国特許第4,982,140号明細書に
は別の無電極HIDランプ用始動補助装置が説明されて
おり、この装置は第2の導電性コイルのまわりに配置さ
れた第1の導電性コイルを含み、各コイルの形状は円錐
台状になっている。コイルは互いに逆方向に巻かれてい
るので、その中に誘導される電圧は加算されて充分に高
い電界勾配を形成し、アーク管の中にアーク放電を開始
する。バイメタル支持体を使って始動補助装置はアーク
管に隣接した始動位置とアーク管から離れた所定の場所
のランプ動作位置との間を動かされる。
【0008】上記各始動補助装置は無電極HIDランプ
でアーク放電を開始する際に有効であるが、用途によっ
ては低電流グロー放電から高電流高光度のソレノイド状
放電への遷移を容易にすることによって無電極HIDラ
ンプの始動機能を更に改善することが望ましいことがあ
る。
【0009】
【発明の目的】したがって、本発明の1つの目的は新し
く改良された無電極HIDランプ用始動補助装置を提供
することである。
【0010】本発明のもう1つの目的は開始すべきアー
ク放電とほぼ同じ場所に流れる容量性始動電流を発生す
る無電極HIDランプ用始動補助装置を提供することに
より、比較的低電流のグロー放電から高電流高光度のア
ーク放電への遷移を容易にすることである。
【0011】本発明の更にもう1つの目的はランプのア
ーク管の中でのみガスの絶縁破壊が行なわれるように適
当に構成された1個以上の始動電極を含む無電極HID
ランプ用始動補助装置を提供することである。
【0012】
【発明の概要】本発明によれば無電極HIDランプ用の
新しく改良された始動補助装置は、開始すべきアーク放
電に最も近いアーク管の部分に近接して配置され、かつ
アーク放電とほぼ同じ場所に流れる容量性始動電流が得
られるように配向された始動電極を含み、これにより比
較的低電流のグロー放電から高電流高輝度の放電への遷
移を容易にする。一実施例では始動補助装置は、形状が
アーク管に合致し、アーク放電の開始の間はアーク管に
隣接して配置され、その後アーク管から離れた所定の場
所に動かされる少なくとも1つの導体を含む。代案とし
て、始動補助装置は、同様に形状がアーク管に合致し、
アーク放電の開始の間、アーク管に隣接して配置される
1個以上の固定の始動電極を含むものでもよい。
【0013】本発明による単一の始動電極の両端間には
ギャップがある。ギャップの寸法は導体の両端間ならび
に電極と励起コイルとの間(すなわちアーク管の外側)
のガスの絶縁破壊を避けるには充分な大きさであるが、
アーク管の中の充てん物の絶縁破壊を確実に行なうのに
充分な小ささになっている。同様に、2個の導体を含む
始動補助装置の場合、導体の端同士はアーク管の中でだ
けガスの絶縁破壊が確実に行なわれるようにする距離だ
け隔てられている。
【0014】始動補助装置は直接、またはインピーダン
ス回路網もしくは励起コイルを介して、ランプを駆動す
るために使用される無線周波電源装置に電気的に結合さ
れる。この代りに、始動補助装置はHIDランプの励起
コイルを駆動するために使用される無線周波電源装置と
は別個の独立した無線周波始動回路に結合してもよい。
【0015】本発明の特徴および利点は添付の図面を参
照した本発明の以下の詳細な説明から明らかとなろう。
【0016】
【詳しい説明】図1Aおよび1Bは本発明の一実施例に
よる始動補助装置12を用いる無電極HIDランプ10
を示す。ランプ10にはアーク管14が含まれており、
アーク管14は溶融石英のような高温ガラスまたは多結
晶アルミナのような光に対して透明な磁器で形成するこ
とが好ましい。励起コイル16はアーク管14を取り囲
んでおり、その中にドーナツ形のアーク放電を励起する
ために無線周波(RF)安定器18に結合されている。 たとえば図示するようにアーク管14はほぼ楕円体の形
状になっている。しかし、用途によっては他の形のアー
ク管が望ましいこともある。たとえば、アーク管14は
球形であってもよいし、希望する場合には縁を丸めた短
い円筒、すなわち「丸薬容器」の形状であってもよい。
【0017】アーク管14には充てん物が封入されてお
り、この充てん物の中でほぼドーナツ形のアーク放電が
ランプ動作の間に励起される。適当な充てん物について
は、米国特許第4,810,938号明細書に述べられ
ている。そこに記載の充てん物はハロゲン化ナトリウム
、ハロゲン化セリウム、およびキセノンを適切な重量比
で組み合わせたものであり、白色温度で高効能および良
好な演色性を示す可視光を放射する。たとえば、このよ
うな充てん物は約500トル(Torr)の分圧のキセ
ノンと組み合わせた、等しい重量比のヨウ化ナトリウム
および塩化セリウムよりなる。別の適当な充てん物の例
が米国特許第4,972,120号明細書に述べられて
いる。ここに記載の充てん物はハロゲン化ランタン、ハ
ロゲン化ナトリウム、ハロゲン化セリウム、および緩衝
ガスとしてのキセノンまたはクリプトンの組合わせを含
む。たとえば、上記特許に記載の充てん物の一例はヨウ
化ランタン、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化セリウム、およ
び250トルの分圧のキセノンの組合わせよりなる。
【0018】図1Aに示すように、結合された励起コイ
ル16を介してRF安定器からHIDランプにRF電力
が印加される。図示するように励起コイル16は199
0年3月14日出願の米国特許出願第493,266号
明細書に述べられているような構成の2ターンのコイル
を有する。このようなコイル構成によって効率が非常に
高くなり、ランプからの光の阻止が最小限となる、上記
特許出願の励起コイル全体の形状は、台形と同じ平面内
にあるが台形と交差しないコイル中心線を中心として両
側が対称な台形を回転させることによって形成される表
面形状を有する。しかし、米国特許第4,812,70
2号明細書に述べられているような他の適当なコイル構
成に対して本発明の始動補助装置を使うことができる。 詳しく述べると上記特許明細書には、コイル中心線の各
々の側にほぼV字形の横断面となるように配置された6
ターンのコイルが記載されている。更にもう1つの適当
な励起コイルとしてはたとえばソレノイド形とすること
ができる。
【0019】動作について説明すると、コイル16のR
F電流によって時間とともに変化する磁界が形成され、
この磁界によってそれ自身で完全に閉じる電界がアーク
管14の中に作られる。このソレノイド状電界によりア
ーク管14の中の充てん物を通って電流が流れ、その中
にドーナツ形のアーク放電20が生じる。RF安定器1
8に対する適当な動作周波数は0.1から30メガヘル
ツ(MHz )の範囲にあり、動作周波数の一例は13
.56MHz である。
【0020】図1Aおよび1Bに示すように、始動補助
装置12はドーナツ形アーク放電の開始の間、ドーナツ
形アーク放電に最も近いアーク管の部分に隣接して配置
される単一の電極を含む。完全に閉じたターンが形成さ
れないように電極の中にギャップを設けることが好まし
い。ギャップを設けないと、高循環電流が流れる二次コ
イルが存在することになる。更に(たとえば図2の始動
補助装置30a−30bおよび図3の始動補助装置36
a−36bのように)、始動補助装置12は間にギャッ
プを置いて配置された同じ長さまたは異なる長さの2以
上の適当に曲げられた電極を含んでいてもよい。1個以
上の始動電極の端の間のギャップは充分に大きな寸法に
して電極の端の間または電極と励起コイルとの間で絶縁
破壊が起きないようにしなければならない。
【0021】動作について説明すると、RF信号が始動
電極12に印加されたとき、アーク管14の中で容量性
始動電流が開始されてその中のガス状充てん物が電離さ
れ、比較的低電流のグロー放電が生じる。容量性始動電
流は図1Bおよび図2の矢印22によって表わされる。 充てん物が充分に電離されれば、グロー放電は比較的高
電流、高光度のソレノイド状アーク放電に遷移する。都
合のようことに、本発明の始動補助装置により生じる容
量性始動電流はアーク放電とほぼ場所に流れて、上記の
遷移をより容易にし、ほぼ即座に生じさせる。もう1つ
の利点として、ランプ起動の間、アーク管14に近接し
て始動補助装置12を位置ぎめすることにより、アーク
管14の中に含まれる充てん物の絶縁破壊が保証される
とともに、アーク管の外側のどのガスの絶縁破壊も避け
られる。
【0022】アーク放電20の開始後、希望する場合に
は始動電極12をアーク管14から離れた所定の場所に
動かすことができる。このようにして、始動電極12は
光の放出を阻止したり、アーク管の熱平衡を妨害したり
、アーク管の劣化に寄与したりすることは殆んどない。 電極移動手段24はたとえば、始動電極12をアーク管
14の表面に隣接させるように通常の周囲温度で適当に
曲げられる感熱支持体で構成することができる。感熱支
持体の一例としては熱エネルギに応じて差動膨脹を行な
うバイメタル条片がある。詳しく説明すると、アーク管
14の中で高光度アーク放電が始まった後、アーク管1
4が充分に熱くなったとき、(図1Aの破線で示すよう
に)アーク管から離れる方向に始動電極12を動かすよ
うにバイメタル条片の湾曲が変化する。ランプ動作が終
了してアーク管が充分に冷却した後では、バイメタル条
片はそのもとの形に戻り、したがって始動電極はアーク
管14に隣接した始動位置に戻る。
【0023】代替実施例では、電極移動手段24は動作
直流電圧に応じてランプ始動位置とランプ動作位置との
間に始動補助装置を動かす圧電湾曲体で構成される。詳
しく説明すると、動作電圧が圧電湾曲体に印加されたと
き、始動電極がアーク管に隣接した始動位置に動かされ
る。アーク放電が開始されると、動作電圧が低下もしく
は除去され、始動電極がそのもとの位置、すなわちラン
プ動作位置に戻される。このような圧電湾曲体は上記米
国特許第4,894,589号明細書に述べられている
【0024】図3は本発明のもう1つの実施例による始
動補助装置36a−36bを用いる無電極HIDランプ
を示す。この無電極HIDランプでは、RF安定器18
とは別個でそれから独立した始動回路32を用いて始動
補助装置を励起する。図示するように、アーク管14は
排気した外側エンベロープ34によって囲むことが好ま
しく、励起コイル16はアーク管の近傍でエンベロープ
を囲んでいる。たとえば図3に示すように始動補助装置
はアーク放電20に最も近いアーク管14の部分上に配
置され、かつ上記のようにアーク放電とほぼ同じ場所に
流れる容量性始動電流を生じるように配向された2個の
固定の湾曲電極36aおよび36bを含んでいる。(し
かし、図1および図2の構成のような本発明による他の
始動補助装置の構成をエンベロープ34がある状態また
はない状態で始動回路32と一緒に使ってもよいことは
理解される筈である。)適当な始動回路は1990年5
月23日出願の米国特許出願第527,500号明細書
に述べられている。詳しく述べると、そこに記載の始動
回路は、ランプ安定器から励起コイルに供給される信号
の動作周波数に比べてかなり高い周波数に同調する出力
共振回路をそなえたD級またはE級電力増幅器を含む。 たとえば、ランプ安定器を13.56MHz で駆動す
る場合では始動回路32に対する適当な動作周波数は2
7.12MHz である。ランプ安定器に比べて高い周
波数で始動回路を駆動することにより、始動回路と安定
器との間の結合が最小限になる。すなわち、始動回路が
不作動にされた後は始動回路の同調回路は励起コイルに
よって励振されない。このような始動回路は希望に応じ
て本発明の可動または固定の始動補助装置に対して使う
ことができる。
【0025】本発明の実施例を図示し説明してきたが、
このような実施例は例示のためのものに過ぎないことは
明らかである。熟練した当業者は本発明を逸脱すること
なく多数の変更、変化および置換を考え付き得る。した
がって、本発明は請求の範囲の記載により限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】1Aは本発明の一実施例による始動補助装置を
用いる無電極HIDランプの、外部の一部を切り取った
側面図であり、1Bは無電極HIDランプの、外部の一
部を切り取った斜視図である。
【図2】本発明の代替実施例による始動補助装置を用い
る無電極HIDランプの平面図である。
【図3】本発明のもう1つの代替実施例による始動補助
装置を用いる無電極HIDランプの、外部の一部を切り
取った側面図である。
【符号の説明】
10  無電極HIDランプ 12  始動補助装置 14  アーク管 16  励起コイル 18  RF安定器 24  電極移動手段 30,36  始動補助装置 32  始動回路 34  外側エンベロープ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アーク管に封入された電離可能な充て
    ん物の中でアーク放電を励起するためにアーク管のまわ
    りに配置された励起コイルを含む無電極高光度放電ラン
    プのための始動補助装置に於いて、少なくともアーク放
    電の開始の間、開始すべきアーク放電に最も近い上記ア
    ーク管の部分に隣接して配置され、かつアーク放電とほ
    ぼ同じ場所に流れる容量性始動電流を生じさせるように
    配向された少なくとも1個の始動電極、および無線周波
    信号を上記始動電極に結合する手段を含むことを特徴と
    する始動補助装置。
  2. 【請求項2】  少なくともアーク放電の開始の間、上
    記始動電極の形状が上記アーク管にほぼ合致する請求項
    1記載の始動補助装置。
  3. 【請求項3】  上記始動電極はその中に少なくとも1
    つのギャップを持つ単一の導体を有する請求項2記載の
    始動補助装置。
  4. 【請求項4】  上記始動補助装置は2個の導体を有し
    、これらの導体は上記アーク管の外側のガスが該導体の
    端の間で絶縁破壊しないように充分に離されている請求
    項2記載の始動補助装置。
  5. 【請求項5】  アーク放電が開始された後、上記アー
    ク管から離れた所定の場所に上記始動電極を動かすため
    の電極移動手段が含まれている請求項1記載の始動補助
    装置。
  6. 【請求項6】上記アーク管から熱エネルギを受けたとき
    に上記始動電極を上記アーク管から離れた上記所定の場
    所に移動する熱応答手段で上記電極移動手段が構成され
    、上記アーク管から受ける熱エネルギが充分減ったとき
    に上記熱応答手段により上記始動電極が上記アーク管の
    方に戻される請求項5記載の始動補助装置。
  7. 【請求項7】  上記熱応答手段はバイメタル支持手段
    で構成されている請求項6記載の始動補助装置。
  8. 【請求項8】  電圧刺激に応答して上記アーク管に隣
    接して上記始動電極を動かす圧電湾曲手段で上記電極移
    動手段が構成され、上記電圧刺激が充分に小さくなった
    とき上記圧電湾曲手段により上記始動電極が上記アーク
    管から離れた上記所定の場所に動かされる請求項5記載
    の始動補助装置。
  9. 【請求項9】  無電極高光度放電ランプに於いて、充
    てん物を封入した光透過性のアーク管、上記充てん物の
    中でアーク放電を励起するために上記アーク管のまわり
    に配置され、かつ無線周波電源装置に結合された励起コ
    イル、および請求項1から8のうちのいずれか1項によ
    る始動補助装置を含むことを特徴とする無電極高光度放
    電ランプ。
  10. 【請求項10】  無線周波信号結合手段として、上記
    始動電極を上記無線周波電源装置に結合して上記始動電
    極に上記無線周波信号を供給する手段が含まれている請
    求項9記載のランプ。
  11. 【請求項11】  上記始動電極を上記無線周波数電源
    に結合する上記手段が、上記始動電極を上記励起コイル
    に結合する手段を含む請求項10記載のランプ。
  12. 【請求項12】  上記始動電極を第2の無線周波電源
    装置に結合して上記無線周波信号を上記始動電極に与え
    る手段が無線周波信号結合手段として含まれている請求
    項9記載のランプ。
  13. 【請求項13】  上記アーク管を囲む光透過性の外側
    エンベロープをそなえ、上記励起コイルが上記アーク管
    近傍で上記エンベロープの外側に配置されている請求項
    9記載のランプ。
JP3145260A 1990-05-23 1991-05-22 無電極高光度放電ランプ用始動補助装置 Pending JPH04229549A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/527,503 US5084654A (en) 1990-05-23 1990-05-23 Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US527,503 1990-05-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04229549A true JPH04229549A (ja) 1992-08-19

Family

ID=24101728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3145260A Pending JPH04229549A (ja) 1990-05-23 1991-05-22 無電極高光度放電ランプ用始動補助装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5084654A (ja)
EP (1) EP0458544A3 (ja)
JP (1) JPH04229549A (ja)
AU (1) AU637216B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04163853A (ja) * 1990-10-26 1992-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電ランプ

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5059868A (en) * 1990-05-23 1991-10-22 General Electric Company Starting circuit for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5047693A (en) * 1990-05-23 1991-09-10 General Electric Company Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
DE69206921T2 (de) * 1991-08-14 1996-07-04 Matsushita Electric Works Ltd Elektrodenlose Entladungslampe
JPH0611254U (ja) * 1992-07-15 1994-02-10 松下電工株式会社 無電極放電灯
US5519285A (en) * 1992-12-15 1996-05-21 Matsushita Electric Works, Ltd. Electrodeless discharge lamp
US5619103A (en) * 1993-11-02 1997-04-08 Wisconsin Alumni Research Foundation Inductively coupled plasma generating devices
US5838108A (en) * 1996-08-14 1998-11-17 Fusion Uv Systems, Inc. Method and apparatus for starting difficult to start electrodeless lamps using a field emission source
EP1414058A3 (en) * 2002-10-24 2006-02-15 Lg Electronics Inc. Electrodeless lamp system and bulb thereof
KR100498307B1 (ko) 2002-10-24 2005-07-01 엘지전자 주식회사 무전극 조명 시스템의 재발광 촉진 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243058A (ja) * 1985-06-26 1987-02-25 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 無電極高圧ヨウ化ナトリウム・ア−ク・ランプ
US4894589A (en) * 1988-08-08 1990-01-16 General Electric Company Starting means, with piezoelectrically-located capacitive starting electrodes, for HID lamps
JPH0286049A (ja) * 1988-07-28 1990-03-27 General Electric Co (Ge) 高光度放電ランプ用容量性起動電極装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4959582A (en) * 1986-08-28 1990-09-25 Imago Quaestus, Inc. Video storage cabinet
US4810938A (en) * 1987-10-01 1989-03-07 General Electric Company High efficacy electrodeless high intensity discharge lamp
US4812702A (en) * 1987-12-28 1989-03-14 General Electric Company Excitation coil for hid electrodeless discharge lamp
US4894590A (en) * 1988-08-01 1990-01-16 General Electric Company Spiral single starting electrode for HID lamps
US4982140A (en) * 1989-10-05 1991-01-01 General Electric Company Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5047693A (en) * 1990-05-23 1991-09-10 General Electric Company Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243058A (ja) * 1985-06-26 1987-02-25 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 無電極高圧ヨウ化ナトリウム・ア−ク・ランプ
JPH0286049A (ja) * 1988-07-28 1990-03-27 General Electric Co (Ge) 高光度放電ランプ用容量性起動電極装置
US4894589A (en) * 1988-08-08 1990-01-16 General Electric Company Starting means, with piezoelectrically-located capacitive starting electrodes, for HID lamps

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04163853A (ja) * 1990-10-26 1992-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電ランプ

Also Published As

Publication number Publication date
AU637216B2 (en) 1993-05-20
AU7514391A (en) 1991-11-28
EP0458544A3 (en) 1992-05-27
EP0458544A2 (en) 1991-11-27
US5084654A (en) 1992-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0679517B2 (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動回路
US4894589A (en) Starting means, with piezoelectrically-located capacitive starting electrodes, for HID lamps
US5637963A (en) Electrodeless lamp having a narrow gap between a sealed tube and the arc chamber so as to form a consistent cold spot
US4902937A (en) Capacitive starting electrodes for hid lamps
EP0990248B1 (en) Unit comprising a short-arc discharge lamp with a starting antenna
US5140227A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5047693A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
US4982140A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
JPH0286050A (ja) 高光度放電ランプ用の単一のら旋形始動電極
JPH04292898A (ja) 無電極高光度放電ランプ用2段共振始動回路
US5095249A (en) Gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
JPH04229549A (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動補助装置
JPH04292899A (ja) 無電極高光度放電ランプ用始動回路
JPH07105274B2 (ja) 無電極高光度放電ランプ用の磁気同調式起動回路
JP2548867B2 (ja) 無電極高輝度放電ランプ用始動回路
US5151633A (en) Self-extinguishing gas probe starter for an electrodeless high intensity discharge lamp
US5248918A (en) Starting aid for an electrodeless high intensity discharge lamp
JPH0260048A (ja) 高光度放電ランプ用始動電極
JP3753332B2 (ja) 誘導結合型無電極放電灯およびこれを用いた照明装置
JP2733166B2 (ja) 無電極放電灯
JP3017581B2 (ja) 無電極放電灯
JP2733165B2 (ja) 無電極放電灯
KR100499198B1 (ko) 무전극 무자심 방전램프
JP3409373B2 (ja) ソレノイド磁界式放電灯
JPH0680597B2 (ja) 無電極高輝度放電ランプのシールドした始動コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950124