JPH0286050A - 高光度放電ランプ用の単一のら旋形始動電極 - Google Patents
高光度放電ランプ用の単一のら旋形始動電極Info
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- JPH0286050A JPH0286050A JP1191609A JP19160989A JPH0286050A JP H0286050 A JPH0286050 A JP H0286050A JP 1191609 A JP1191609 A JP 1191609A JP 19160989 A JP19160989 A JP 19160989A JP H0286050 A JPH0286050 A JP H0286050A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J65/00—Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
- H01J65/04—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
- H01J65/042—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
- H01J65/048—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using an excitation coil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野］
本発明は無電極型の高光度放電（ＨＩ Ｄ）ランプに関
し、特に、無電極型ＨＩＤランプのアーク管内にプラズ
マ放電を開始させる新規な円錐形状でら旋形の単一の始
動電極に関する。
し、特に、無電極型ＨＩＤランプのアーク管内にプラズ
マ放電を開始させる新規な円錐形状でら旋形の単一の始
動電極に関する。
［従来の技術及びその課題］
ＨＩＤランプのアーク管内に環状の光放射プラズマを発
生させることは今や周知である。誘導アーク・プラズマ
の持続は、ソレノイド状の発散のない電界に左右される
。電界は、一般にソレノイドの形の励起コイルの磁界を
変化させることによって発生される。プラズマ放電を開
始させるには、アーク管を横切って極めて大きい電界勾
配を発生させる必要がある。しかしながら、特に関連し
た励起コイルにて十分に大きい電界勾配を発生させるこ
とは困難である。というのは、コイル電流が、パルスの
形で供給した場合でも、極端に大きくなることがあるか
らである。更に、極めて大きい電界勾配を発生させるこ
とは、励起コイルの１ターン当りの所要電界がこのコイ
ルのターン間の電気的絶縁破壊定格を超えることがある
ので不可能である。このように、誘導駆動式ＨＩＤラン
プを始動する手段を設けることは困難であり、この種の
ランプを高温再始動することもまた困難である。
生させることは今や周知である。誘導アーク・プラズマ
の持続は、ソレノイド状の発散のない電界に左右される
。電界は、一般にソレノイドの形の励起コイルの磁界を
変化させることによって発生される。プラズマ放電を開
始させるには、アーク管を横切って極めて大きい電界勾
配を発生させる必要がある。しかしながら、特に関連し
た励起コイルにて十分に大きい電界勾配を発生させるこ
とは困難である。というのは、コイル電流が、パルスの
形で供給した場合でも、極端に大きくなることがあるか
らである。更に、極めて大きい電界勾配を発生させるこ
とは、励起コイルの１ターン当りの所要電界がこのコイ
ルのターン間の電気的絶縁破壊定格を超えることがある
ので不可能である。このように、誘導駆動式ＨＩＤラン
プを始動する手段を設けることは困難であり、この種の
ランプを高温再始動することもまた困難である。
このため、プラズマ放電を開始させてＨＩＤランプを始
動する手段であって、通常の環境状態で一般のＨＩＤラ
ンプに容易に利用することができる手段を設けることが
高く望まれている。始動プロセスを補助する容量性電極
対が、１９８８年６月２０日出願の米国特許出願節２０
８．５１４号、１９８８年７月２８日出願の米国特許出
願節２２５．３１５号、及び１９８８年８月８日出願の
米国特許出願節２２９，１８７号明細書にそれぞれ開示
されている。
動する手段であって、通常の環境状態で一般のＨＩＤラ
ンプに容易に利用することができる手段を設けることが
高く望まれている。始動プロセスを補助する容量性電極
対が、１９８８年６月２０日出願の米国特許出願節２０
８．５１４号、１９８８年７月２８日出願の米国特許出
願節２２５．３１５号、及び１９８８年８月８日出願の
米国特許出願節２２９，１８７号明細書にそれぞれ開示
されている。
［課題を解決するための手段及び作用］本発明によれば
、励起コイルの内側空間内に配置されたアーク管を備え
、前記励起コイルによってアーク管内にプラズマ・アー
ク放電を起こす形式の無電極型高光度放電ランプにおい
て、狭口側の端部と広口側の端部とを有する円錐形状の
ら旋形の単一の始動電極が設けられる。狭口側の端部は
関連するアーク管表面に隣接するか、又は該表面上に配
置される。広口側の端部は、励起コイルにより発生され
るＲＦ磁束がら旋形始動電極の巻線を横切って高電圧信
号を発生させて、前記始動電極の狭口側の端部の近傍に
てアーク管内に電界を発生させるように位置決めされて
いる。この場合、電界は、前記ランプ中のガス材料がア
ーク管内にグロー放電を生成させるのに十分な大きさと
位置とを有している。前記グロー放電は適切な位置に十
分な電離をもたらすので、大電流ソレノイド状放電への
遷移が迅速に起こり、このため前記励起コイルによって
発生される通常電界に応答して放電プラズマが形成され
る。
、励起コイルの内側空間内に配置されたアーク管を備え
、前記励起コイルによってアーク管内にプラズマ・アー
ク放電を起こす形式の無電極型高光度放電ランプにおい
て、狭口側の端部と広口側の端部とを有する円錐形状の
ら旋形の単一の始動電極が設けられる。狭口側の端部は
関連するアーク管表面に隣接するか、又は該表面上に配
置される。広口側の端部は、励起コイルにより発生され
るＲＦ磁束がら旋形始動電極の巻線を横切って高電圧信
号を発生させて、前記始動電極の狭口側の端部の近傍に
てアーク管内に電界を発生させるように位置決めされて
いる。この場合、電界は、前記ランプ中のガス材料がア
ーク管内にグロー放電を生成させるのに十分な大きさと
位置とを有している。前記グロー放電は適切な位置に十
分な電離をもたらすので、大電流ソレノイド状放電への
遷移が迅速に起こり、このため前記励起コイルによって
発生される通常電界に応答して放電プラズマが形成され
る。
好ましい一実施例では、単一のら旋形始動電極の軸はア
ーク管の軸と実質的に一致している。また、アーク管か
ら放射される熱エネルギのような刺激を受けたことに応
答して、始動電極をアーク管から離れるように移動させ
る手段、例えばバイメタル条片を用いて、アーク管の有
効寿命を延ばすこともできる。
ーク管の軸と実質的に一致している。また、アーク管か
ら放射される熱エネルギのような刺激を受けたことに応
答して、始動電極をアーク管から離れるように移動させ
る手段、例えばバイメタル条片を用いて、アーク管の有
効寿命を延ばすこともできる。
従って、本発明の目的は、無電極型高光度放電ランプ用
の新規な単一のら旋形始動電極を提供することにある。
の新規な単一のら旋形始動電極を提供することにある。
［発明の詳細な説明］
図面を参照すると、誘導式、即ち無電極型の高光度放電
（ＨＩ Ｄ）ランプ１０は、実質的に円筒形のアーク管
、即ちエンベロープ１１を備えている。またこのアーク
管１１の中には、例えばアルゴン、キセノン及びクリプ
トン等のような始動用ガスと、例えばヨウ化ナトリウム
及びヨウ化セリラム等のようなハロゲン化金属とを含ん
だガス材料１２が封入されている。高周波（ＲＦ）発生
器１８から対向したコイル端部１６ａ及び１６ｂ間に高
周波信号が印加されて、励起コイル１６により電界が発
生すると、アーク管内に実質的に環状のアーク放電１４
が発生して維持される。アーク管１１はその中心軸１１
ｃが一般にコイル１６の軸に揃うように位置決めされて
いる。
（ＨＩ Ｄ）ランプ１０は、実質的に円筒形のアーク管
、即ちエンベロープ１１を備えている。またこのアーク
管１１の中には、例えばアルゴン、キセノン及びクリプ
トン等のような始動用ガスと、例えばヨウ化ナトリウム
及びヨウ化セリラム等のようなハロゲン化金属とを含ん
だガス材料１２が封入されている。高周波（ＲＦ）発生
器１８から対向したコイル端部１６ａ及び１６ｂ間に高
周波信号が印加されて、励起コイル１６により電界が発
生すると、アーク管内に実質的に環状のアーク放電１４
が発生して維持される。アーク管１１はその中心軸１１
ｃが一般にコイル１６の軸に揃うように位置決めされて
いる。
本発明の一面によれば、始動電極２０はアーク管の頂部
又は底部の何れか一方の外表面に隣接して配置された、
一般に円錐形状のら旋形導体部材として設けられている
。図示例では、単一の始動電極２０はアーク管の上側の
外表面１１ａに隣接して配置され、その狭口側の電極端
部２０ａが外表面１１ａ上の一点１１ｂの直ぐ近くまで
隣接するか、又はその点に接触している。始動電極２０
の軸２０ｃは、隣接する表面に対して実質的に垂直に延
在し、したがってアーク管１１及びコイル１６の実質的
に共通した軸１１ｃと大体平行である。始動電極の反対
側の広口側の電極端部２０ｂは、コイル１６の一部、例
えばコイル端部１６ａに電気的に接続され、しかも導電
性支持手段２２によって機械的に支持されて所定の位置
に保持されている。即ち、始動電極の半径方向延長部２
０ｂ′が支持手段２２の開口部２２ａ中に保持されて、
アーク管１１の上方で始動電極を保持する。
又は底部の何れか一方の外表面に隣接して配置された、
一般に円錐形状のら旋形導体部材として設けられている
。図示例では、単一の始動電極２０はアーク管の上側の
外表面１１ａに隣接して配置され、その狭口側の電極端
部２０ａが外表面１１ａ上の一点１１ｂの直ぐ近くまで
隣接するか、又はその点に接触している。始動電極２０
の軸２０ｃは、隣接する表面に対して実質的に垂直に延
在し、したがってアーク管１１及びコイル１６の実質的
に共通した軸１１ｃと大体平行である。始動電極の反対
側の広口側の電極端部２０ｂは、コイル１６の一部、例
えばコイル端部１６ａに電気的に接続され、しかも導電
性支持手段２２によって機械的に支持されて所定の位置
に保持されている。即ち、始動電極の半径方向延長部２
０ｂ′が支持手段２２の開口部２２ａ中に保持されて、
アーク管１１の上方で始動電極を保持する。
支持手段２２はまた第２の開口部２２ｂを有しており、
この開口部２２ｂを通って隣接するコイル端部１６ａが
延長する。コイル１６中をＲＦ雷電流流れることによっ
て発生される磁束Ｍは始動電極２０の導体を横切り、そ
の誘導作用によって生じた高電圧を始動電極２０からア
ーク管１１に印加させる。この結果、電流がアーク管を
通して励起コイルへと流れて、低電流グロー放電領域２
４が形成される。グロー放電領域２４は、所望の環状の
放電プラズマ１４にとって好ましい位置で十分な電離を
もたらすので、高電流プラズマ・アーク放電への遷移が
迅速に生じる。また、狭口側の電極端部２０ａから円弧
状延長部２０ｅを形成することにより、−層有利なグロ
ー放電かもたらされる。この延長部２０ｅはアーク管の
外表面１１ａと平行な平面内にあって、典型的な例では
この外表面１１ａと接触し、しかも一般に少なくとも円
の４分の１より長く且つ完全な円より短い範囲にわたっ
て環状のプラズマ１４の中心線に追従するように延在す
る。始動電極２Ｇは電源とは物理的に接続されていない
が、励起コイル１６と誘導結合して高電圧始動信号を形
成するようになっており、このため第２の始動電極が不
要であるという点に注意されたい。
この開口部２２ｂを通って隣接するコイル端部１６ａが
延長する。コイル１６中をＲＦ雷電流流れることによっ
て発生される磁束Ｍは始動電極２０の導体を横切り、そ
の誘導作用によって生じた高電圧を始動電極２０からア
ーク管１１に印加させる。この結果、電流がアーク管を
通して励起コイルへと流れて、低電流グロー放電領域２
４が形成される。グロー放電領域２４は、所望の環状の
放電プラズマ１４にとって好ましい位置で十分な電離を
もたらすので、高電流プラズマ・アーク放電への遷移が
迅速に生じる。また、狭口側の電極端部２０ａから円弧
状延長部２０ｅを形成することにより、−層有利なグロ
ー放電かもたらされる。この延長部２０ｅはアーク管の
外表面１１ａと平行な平面内にあって、典型的な例では
この外表面１１ａと接触し、しかも一般に少なくとも円
の４分の１より長く且つ完全な円より短い範囲にわたっ
て環状のプラズマ１４の中心線に追従するように延在す
る。始動電極２Ｇは電源とは物理的に接続されていない
が、励起コイル１６と誘導結合して高電圧始動信号を形
成するようになっており、このため第２の始動電極が不
要であるという点に注意されたい。
始動電極は、始動プロセスの際にのみアーク管１１に接
近して配置する必要があるということが理解されよう。
近して配置する必要があるということが理解されよう。
また、始動電極２０をアーク管に対して固定するといろ
いろの欠点が生じることも理解されよう。即ち、この場
合、アーク管１１に極めて接近して配置されて固定され
るので、始動電極２０はアーク管の温度制御の妨げとな
り、アーク管からの光放射を阻害し、しかもランプの通
常動作の際でさえも連続した通電によってアーク管１１
に対するイオン衝撃が生じることからランプの劣化を早
める。前述の欠点を軽減するために、好ましい実施例で
は可動式にした始動電極２０を用いる。即ち、始動電極
はランプが始動した後にアーク管１１から離れるように
動かされ、このため、始動補助電極は光放射を実質的に
阻止することがなく、アーク管１１の熱平衡を阻害せず
、さらにランプの劣化に寄与することもない。支持手段
２２は、破線で示す手段２２′の位置までこの支持手段
を曲げる手段２２ｄに取付けられた導体部２２ｃを備え
ている。この導体部２２ｃは一部プラズマ・アーク放電
１４が開始されると、始動電極２０をアーク管１１から
離れるように移動させる。手段２２ｄは、通常の周囲温
度で適切な真直な状態となって、始動電極端部２０ａを
アーク管の外表面上の箇所１１ｂに隣接して位置させる
ように形成された熱応答条片、例えばバイメタル条片で
構成することができる。支持手段２２は導電性であり、
始動電極２０から最低回路電位点へ、例えば共通電位（
破線の接地記号）で示したような、又は他の所望電位に
あるいずれか一方のコイ小端部１６ａ又は１６ｂへと流
れる電流の戻り経路を構成する。コイル１６に最初に通
電したとき、グロー放電領域２４が（延長部２０ｅが使
用されるか否かに応じて、スポット状又は円弧状に）形
成され、さらにこのグロー放電領域２４が補助となって
環状のアーク・プラズマ放電１４を開始させる。動作中
のランプから放射される熱エネルギに応答して、バイメ
タル条片２２ｄは熱膨張差の作用によって曲り具合が変
化するので、破線２２′で示すように曲ることによって
始動電極２０をアーク管から離れるように移動させる。
いろの欠点が生じることも理解されよう。即ち、この場
合、アーク管１１に極めて接近して配置されて固定され
るので、始動電極２０はアーク管の温度制御の妨げとな
り、アーク管からの光放射を阻害し、しかもランプの通
常動作の際でさえも連続した通電によってアーク管１１
に対するイオン衝撃が生じることからランプの劣化を早
める。前述の欠点を軽減するために、好ましい実施例で
は可動式にした始動電極２０を用いる。即ち、始動電極
はランプが始動した後にアーク管１１から離れるように
動かされ、このため、始動補助電極は光放射を実質的に
阻止することがなく、アーク管１１の熱平衡を阻害せず
、さらにランプの劣化に寄与することもない。支持手段
２２は、破線で示す手段２２′の位置までこの支持手段
を曲げる手段２２ｄに取付けられた導体部２２ｃを備え
ている。この導体部２２ｃは一部プラズマ・アーク放電
１４が開始されると、始動電極２０をアーク管１１から
離れるように移動させる。手段２２ｄは、通常の周囲温
度で適切な真直な状態となって、始動電極端部２０ａを
アーク管の外表面上の箇所１１ｂに隣接して位置させる
ように形成された熱応答条片、例えばバイメタル条片で
構成することができる。支持手段２２は導電性であり、
始動電極２０から最低回路電位点へ、例えば共通電位（
破線の接地記号）で示したような、又は他の所望電位に
あるいずれか一方のコイ小端部１６ａ又は１６ｂへと流
れる電流の戻り経路を構成する。コイル１６に最初に通
電したとき、グロー放電領域２４が（延長部２０ｅが使
用されるか否かに応じて、スポット状又は円弧状に）形
成され、さらにこのグロー放電領域２４が補助となって
環状のアーク・プラズマ放電１４を開始させる。動作中
のランプから放射される熱エネルギに応答して、バイメ
タル条片２２ｄは熱膨張差の作用によって曲り具合が変
化するので、破線２２′で示すように曲ることによって
始動電極２０をアーク管から離れるように移動させる。
ランプがオフに切換えられると、バイメタル条片２２ｄ
は冷却して最初の位置に戻ることが理解されよう。
は冷却して最初の位置に戻ることが理解されよう。
以上、本発明の好ましい一実施例について詳細に説明し
たが、当業者によって数多くの修正や変更を行い得るこ
とは明瞭であろう。従って、本発明は特許請求の範囲に
よって限定され、図示し説明した特定の詳細な事項や手
段に限定されるものではない。
たが、当業者によって数多くの修正や変更を行い得るこ
とは明瞭であろう。従って、本発明は特許請求の範囲に
よって限定され、図示し説明した特定の詳細な事項や手
段に限定されるものではない。
第１図はＨＩＤランプのアーク管及び励起コイルと共に
、本発明によるら旋形始動電極の好ましい一実施例を示
す斜視図である。 １０：無電極型ＨＩＤランプ、１１ｂ＝アーク管の外表
面上の箇所、２０：単一のら旋形始動電極、２０ａ：狭
口側の電極端部、２０ｂ＝広口側の電極端部、２２：支
持手段、２２Ｃ：導体部、２２ｄ；バイメタル条片。
、本発明によるら旋形始動電極の好ましい一実施例を示
す斜視図である。 １０：無電極型ＨＩＤランプ、１１ｂ＝アーク管の外表
面上の箇所、２０：単一のら旋形始動電極、２０ａ：狭
口側の電極端部、２０ｂ＝広口側の電極端部、２２：支
持手段、２２Ｃ：導体部、２２ｄ；バイメタル条片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、励起コイルの内側空間内に配置されたアーク管を備
え、前記励起コイルによって前記アーク管内にプラズマ
・アーク放電を起こすようにした無電極型高光度放電ラ
ンプ用の始動電極装置において、 ら旋形であって、その狭口側の端部が、少なくともプラ
ズマ・アーク放電の開始の際に、前記アーク管の外表面
上の選択された箇所に隣接して配置される単一の始動電
極と、 少なくとも前記プラズマ・アーク放電の開始の際に、前
記アーク管内にグロー放電を起こすために、前記始動電
極の広口側の端部を選択された箇所に位置決めして、前
記励起コイルによって発生される磁束の中に前記始動電
極を配置する位置決め手段と、を具備することを特徴と
する始動電極装置。 ２、前記ら旋が円錐形状のらせんである請求項１記載の
始動電極装置。 ３、前記始動電極が前記アーク管の外表面と実質的に平
行な平面内にある円弧状延長部を更に含んでいる請求項
２記載の始動電極装置。 ４、前記円弧状延長部の曲線が円の４分の１より大きく
且つ完全な円よりは小さく、また前記延長部は前記外表
面と実質的に接触している請求項３記載の始動電極装置
。 ５、前記位置決め手段が前記始動電極の選択された部分
を前記励起コイルの隣接部分に接続する導体部材で構成
されている請求項２記載の始動電極装置。 ６、前記選択された部分が前記始動電極の前記広口側の
端部にある請求項５記載の始動電極装置。 ７、前記位置決め手段が、選択された刺激に応答して、
前記始動電極を放電開始の際の位置から前記アーク管に
対して更に離れた位置まで移動させる移動手段を備えて
いる請求項１記載の始動電極装置。 ８、前記移動手段が前記アーク管からの熱エネルギを受
けたことに応答して前記始動電極を移動させる手段で構
成されている請求項７記載の始動電極装置。 ９、前記移動手段が、前記アーク管から熱エネルギを受
けなくなったことに応答して前記始動電極を前記アーク
管の方へと戻すこともできる手段である請求項８記載の
始動電極装置。
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