JPH0422833Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422833Y2
JPH0422833Y2 JP6245287U JP6245287U JPH0422833Y2 JP H0422833 Y2 JPH0422833 Y2 JP H0422833Y2 JP 6245287 U JP6245287 U JP 6245287U JP 6245287 U JP6245287 U JP 6245287U JP H0422833 Y2 JPH0422833 Y2 JP H0422833Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
liquid
plastic
blowing
support pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6245287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63168031U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6245287U priority Critical patent/JPH0422833Y2/ja
Publication of JPS63168031U publication Critical patent/JPS63168031U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0422833Y2 publication Critical patent/JPH0422833Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば腐食性液体等をスチームに
より加熱する際に使用される吹込管に関する。
〔従来の技術〕
例えば、メツキ液、酸、アルカリなどの腐食性
液体を加熱する場合の一つの方法として、吹込管
を用いたスチームの直接吹込みによる加熱が行な
われている。従来、かかる加熱方法においては、
金属製の吹込管が使用されていたが、金属製の吹
込管を使用した場合には沸点以下であつても約60
℃をこえると騒音、振動を発生するという欠点が
あつた。そこで、金属製の吹込管の欠点を改善す
るものとして、プラスチツク製の吹込管が開発さ
れている。このプラスチツク製吹込管は、多数の
細径のプラスチツクチユーブを束ね、その一端部
にスリーブを外嵌し、融着により蜂の巣状の気密
結合部を形成すると共に、プラスチツクチユーブ
束の所定個所にプラスチツクチユーブ間に隙間を
形成するためのスペーサを設けたものをプラスチ
ツク支持パイプ内に収容し、その他端部側を液中
に浸す構造となつている。この場合、スチームは
プラスチツクチユーブを通つて、液を加熱しなが
らその下端から液中へ放出され、その際一部のス
チームが途中で凝縮し、未凝縮のスチームは細か
く分割されて液中に放出されることになるので振
動、騒音の発生が少ないという利点があり、さら
にプラスチツクチユーブ束がプラスチツク支持パ
イプ内に収容されているため液槽内の所定位置に
固定され、揺動したり、浮き上がつたりしないよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記吹込管においては、プラス
チツクチユーブ束を収納する支持パイプとして両
端のみが開口する市販のプラスチツクパイプを使
用するから、支持パイプ内に侵入した被加熱液体
が滞留しやすい。そこで、プラスチツクチユーブ
束は、スチームを被加熱液体との間でできるだけ
熱交換させて凝縮せしめるために、各プラスチツ
クチユーブをスペーサにより互いに離間した状態
で、前記プラスチツクパイプ内に収納されてい
る。そのため、部品コストが嵩むと共に、小型化
しにくいなどの欠点があつた。
そこで、この考案は上記した従来技術の問題点
を解消し、振動、騒音の発生がなく、小型で経済
的に製造することのできる吹込管の提供をその目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記この考案が解決しようとする目的を達成す
るため、この考案によれば、複数本のプラスチツ
クチユーブを束ね、それらの一端部をスリーブと
一体結着させて蜂の巣状結合部を形成し、該蜂の
巣状結合部において蒸気供給管に連結すると共
に、他端側を被加熱液体中に浸漬するプラスチツ
クチユーブ束と、このプラスチツクチユーブ束を
内空部に受け入れ、周壁に該内空部に前記被加熱
液体を流通せしめるための貫通孔を設けた支持パ
イプとを備えてなる吹込管を構成する。
〔作用〕
この考案によれば、上記のごとく、複数本のプ
ラスチツクチユーブを束ね、それらの一端部に蜂
の巣状の結合部を形成したプラスチツクチユーブ
束を、内空部に連通する貫通孔を周壁に設けた支
持パイプに収納してなるものであるから、スチー
ムはプラスチツクチユーブを通つて、液を加熱し
ながらその下端から液中へ放出される。ここで、
プラスチツクチユーブ束を収納する支持パイプの
周壁には被加熱液体を内空部内に流通させるため
の貫通孔が設けられ、被加熱液体は各プラスチツ
クチユーブ間に滞留することなく流通するように
なつているから、スチームはプラスチツクチユー
ブを通る際にかなりの量が被加熱液体との間で熱
交換されて途中で凝縮すると共に、未凝縮のスチ
ームは細かく分割されて液中に放出されることに
なるので振動、騒音を発生することがほとんどな
い。即ち、支持パイプには前記貫通孔が設けら
れ、各チユーブにおいて熱交換が良好に行なわれ
るから、従来のようにスペーサを用いて各プラス
チツクチユーブを支持パイプで離間保持する必要
はなく、プラスチツクチユーブを束ねた状態の外
径に見合う内径の支持パイプに収納すればよいた
め、小型化が可能になり、また部品コスト及び組
立コストの面でも改善され、経済的な吹込管とな
る。
〔実施例〕
図はこの考案による吹込管の一実施例を示す部
分縦断正面図で、図示の吹込管1は、例えばテト
ラフルオロエチレン−パ−フルオロアルキビニル
エーテル共重合樹脂からなるチユーブを束ね、そ
れらの一端部に四弗化エチレン樹脂からなるスリ
ーブ2を外嵌し、個々のチユーブとスリーブ2と
を一体結着せしめて蜂の巣状の結合部3を形成し
たプラスチツクチユーブ束4が、周壁5に多数の
貫通孔6が設けられた例えば弗化ビニリデン樹脂
等の耐食性樹脂からなる支持パイプ8の内空部7
に収納され、その一端側において支持パイプ8に
係止された構成となつている。この場合プラスチ
ツクチユーブ束4は、スリーブ2に四弗化エチレ
ン樹脂からなる端末継手9を接続し、さらにこの
端末継手9を2枚の環状板10a,10bで挟持
することにより、支持パイプ8内の所定位置に固
定されている。なお、環状板10a,10bは周
壁5の外側から螺入されたボルト(図示せず)等
により固定され、プラスチツクチユーブ束4は支
持パイプ8に対して着脱自在になつている。
かかる吹込管1は、図に示すように、その他端
側を液槽T内の液中に浸漬すると共に、一端側を
液槽Tの上壁部に設けたフランジ部分Fに係止
し、さらにスリーブ2に接続された端末継手9に
蒸気供給管11を連結して使用される。この吹込
管1は、プラスチツクチユーブ束4を収納する支
持パイプ8の周壁5に内空部7に通じる多数の貫
通孔6が設けられ、該貫通孔6を介して被加熱液
体が支持パイプ8内に入り、さらに各チユーブ間
にも円滑に流通するようになつているから、従来
のようにスペーサを用いて隣接するチユーブ間を
強いて離間せしめなくとも、各プラスチツクチユ
ーブと被加熱液体との接触状態は良好に保持され
る。したがつて、スペーサを取り除いて支持パイ
プの径を小さくした場合にも、スチームが各プラ
スチツクチユーブを通る際に、かなりの量のスチ
ームが途中で熱交換されて凝縮するため、振動及
び騒音の発生がなく、小型の吹込管とすることが
できる。さらに、スペーサを必要としないから、
従来のものに比べて部品コスト並びに組立コスト
も安価であり経済的な吹込管となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、複数
本のプラスチツクチユーブを束ね、それらの一端
部に蜂の巣状の結合部を形成したプラスチツクチ
ユーブ束を、周壁に貫通孔を設けた支持パイプ内
に収納してなる吹込管であるから、前記貫通孔を
介して被加熱液体が支持パイプ内に流通し、支持
パイプ内の各プラスチツクチユーブと接触して熱
交換を行うので、振動、騒音の発生がないばかり
か、従来のようにプラスチツクチユーブ束をスペ
ーサにより離間保持する必要がなく、そのため小
型化が可能になる。
また、スペーサを必要としないので、製造コス
トを低減することができ、経済的な吹込管とな
る。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えばプラスチツクチユーブ束の支持
パイプに対する固定手段を変更したり、あるいは
プラスチツクチユーブ束を支持パイプに固定する
代りに、液槽のフランジ部分で固定するなどこの
考案の技術思想内での種々の変更はもちろん可能
である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案による吹込管の一実施例を示す部
分縦断正面図である。 2……スリーブ、3……蜂の巣状結合部、4…
…プラスチツクチユーブ束、5……周壁、6……
貫通孔、7……内空部、8……支持パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本のプラスチツクチユーブを束ね、それら
    の一端部をスリーブと一体結着させて蜂の巣状結
    合部を形成し、該蜂の巣状結合部において蒸気供
    給管に連結すると共に、他端側を被加熱液体中に
    浸漬するプラスチツクチユーブ束と、このプラス
    チツクチユーブ束を内空部に受け入れ、周壁に該
    内空部に前記被加熱液体を流通せしめるための貫
    通孔を設けた支持パイプとを備えてなる吹込管。
JP6245287U 1987-04-24 1987-04-24 Expired JPH0422833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245287U JPH0422833Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245287U JPH0422833Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63168031U JPS63168031U (ja) 1988-11-01
JPH0422833Y2 true JPH0422833Y2 (ja) 1992-05-26

Family

ID=30896747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6245287U Expired JPH0422833Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422833Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63168031U (ja) 1988-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5236586A (en) Apparatus for the treatment of fluids
JPH0422833Y2 (ja)
ITUB201543401U1 (it) Scambiatore di calore e suo involucro.
JPH0422832Y2 (ja)
JPH0719550Y2 (ja) 中空糸型モジュール
JPH0449504Y2 (ja)
JPS605271Y2 (ja) コイル型フツ素樹脂製熱交換器
JPH0567874B2 (ja)
JPS6339578Y2 (ja)
JPH0113202Y2 (ja)
JPS646384B2 (ja)
JPH0539344Y2 (ja)
JPS6338883Y2 (ja)
JPS5930861Y2 (ja) 太陽熱集熱装置
JPS62192088U (ja)
JPS6335277Y2 (ja)
JPS60181589A (ja) 熱交換器
JPH0449780U (ja)
JPH0531407Y2 (ja)
JPS6339583Y2 (ja)
JPS6339576Y2 (ja)
JPH0531409Y2 (ja)
JPS62123292A (ja) 凝縮器用の襞付伝熱管
JPS602467Y2 (ja) 熱交換器
JP2003247756A (ja) 蓄熱装置