JPH04227129A - 自己訓練式適応等化装置 - Google Patents

自己訓練式適応等化装置

Info

Publication number
JPH04227129A
JPH04227129A JP3194819A JP19481991A JPH04227129A JP H04227129 A JPH04227129 A JP H04227129A JP 3194819 A JP3194819 A JP 3194819A JP 19481991 A JP19481991 A JP 19481991A JP H04227129 A JPH04227129 A JP H04227129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
equalizer
predetermined
term
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3194819A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0793594B2 (ja
Inventor
Giovanni Cherubini
ヒェルビニ ジオヴァーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH04227129A publication Critical patent/JPH04227129A/ja
Publication of JPH0793594B2 publication Critical patent/JPH0793594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03038Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure
    • H04L25/0305Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure using blind adaptation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送又は記憶の
ためのチャネルの適応等化に関し、特に、等化器特性を
決定する値を含むルックアップ・テーブルを更新するこ
とによって、分散算術等化器を適応させる方法に関する
。更に、部分応答通信又は記憶システムにおけるチャネ
ル等化のための、適応分散算術等化装置のルックアップ
・テーブル更新手段に関する。
【0002】
【従来の技術】自己訓練適応等化構成は、”IEEE 
Trans. Comm., Vol. COM−23
, 679 〜682 頁、1975年6月”のサトウ
(Y. Sato )の「多重レベル振幅変調システム
のための自己回復等化方法(A Method of 
Self−Recovering Equalizat
ion for Multi−Level Ampli
tude Modulation Systems )
」によって知られている。開示された構成では、等化器
係数を更新するために、N回の乗算及び特定関数gk 
の演算が必要である。後者は、部分応答クラスIV(P
RIV)信号の場合、PRIVチャネルの反転及び2レ
ベルPRIV信号の発生を必要とする。更に、記載され
た線型適応等化器は、定常状態において、決定指向適応
等化器に関して、強いタップノイズ(tap nois
e )を受ける。
【0003】”IEEE Trans. Acoust
ics, Speech, Signal Proce
ssing, Vol. ASSP−22, 456 
〜462 頁、1974年12月”のペレド(A. P
eled)らによる「ディジタルフィルタの新しいハー
ドウェアの実現(A New Hardware Re
alization of Digital Filt
ers )」という文献では、新規なフィルタ設計が開
示されている。この新しい技術は、”分散算術”フィル
タ設計として知られるようになった。しかしながら、こ
の文献では、このフィルタの適応等化器としての応用に
関しては全く開示されていない。
【0004】分散算術構成を使用する適応等化器につい
ては、”IEEE Trans. Acoustics
, Speech, Signal Processi
ng, Vol. ASSP−31, 541 〜54
9 頁、1983年6月”のコーワン(C.F.N. 
Cowan)らによる「メモリ累算器構成を用いるディ
ジタル適応フィルタの理論と実現(A Digital
 Adaptive Filter Using a 
Memory−Accumulator Archit
ecture: Theory and Realiz
ation )」という文献で記載されている。この文
献で開示されたルックアップ・テーブル値更新構成は、
最小2乗平均アルゴリズムに基づくものであり、自己訓
練モードでの分散算術等化器を使用するための試みは、
全く成されていない。 等化器を訓練するためには、訓練シーケンスの伝送及び
認識が通常必要とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】既知の等化デバイス及
び手順の不利な点を回避するような等化方法及び装置を
有することが望まれている。
【0006】従って、本発明の目的は、受信データ信号
上で自己訓練するので訓練シーケンスを必要としない、
分散算術技術を使用する等化構成を提供することである
【0007】また本発明の目的は、定常状態でのタップ
ノイズが低い自己訓練適応等化構成を提供することであ
る。
【0008】更に本発明の目的は、等化装置のためのハ
ードウェア複雑性を減少することのできる自己訓練適応
等化構成を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分散算術等化器の適応方法は、取り出され
るべきテーブル値のアドレスを決定するために、記憶さ
れた受信信号サンプルx nq を表示するビットを使
用して、ルックアップ・テーブルからテーブル値dn 
(j) を取り出し、前記取り出されたテーブル値をシ
フト及び加算演算することによって、各等化器出力値y
n が得られる、という等化器の特徴を決定するルック
アップ・テーブルに記憶されたテーブル値dn (j)
 を更新することによって分散算術等化器を適応する方
法において、記憶された信号サンプルx nq の完全
セットの単一所定ビットz(0)を2進制御値zn と
して得るステップと、等化器出力値yn を得るために
取り出されたテーブル値の1つを2進制御値に依存して
選択し、前記等化器出力値yn と前記2進制御値zn
 とに依存して発生された訂正項−Δdn を前記選択
された1つのテーブル値dn へ加算し、その結果を2
つの所定の値の間で制限し、それを更新テーブル値dn
+1として記憶し直すことによって、ただ1つのテーブ
ル値dn を更新するステップと、を、各変調間隔で実
行することを特徴とする。また、本発明の等化装置は、
順次受信される信号サンプルx nq を記憶するため
の遅延ラインと、等化器特性を決定するテーブル値dn
 (j) を有するルックアップ・テーブルを記憶する
ためのランダムアクセスメモリと、前記テーブル値の内
の選択されたテーブル値を取り出すための手段と、取り
出されたテーブル値を処理して等化器出力値yn を発
生するための手段とを含む、部分応答通信又は記憶シス
テムにおけるチャネル等化のための等化装置であって、
前記遅延ラインに記憶された全てのビットの所定の1つ
(z(0);z(1))を、2進制御値zn として得
るための手段(111、113)と、供給された前記2
進制御値zn の制御の下、ルックアップ・テーブルか
ら取り出されたテーブル値dn (j) の1つを選択
するための手段(157、161)と、2進制御値及び
等化器出力値に応答して、訂正項−Δdn を提供する
ための手段(209)と、中間項を得るために、1つの
選択されたテーブル値dn と発生した訂正項−Δdn
 との加算を行うための手段(171、177、179
、193、199、203)と、所定の制限値間で、前
記中間項を制限して、更新されたルックアップ・テーブ
ル値dn+1 をその出力で提供するための手段(21
5)と、更新されたテーブル値dn+1 を前記ルック
アップ・テーブルに記憶させるための手段(115、1
17、119、217、219)と、を、ルックアップ
・テーブル値更新手段が含むことを特徴とする。
【0010】
【実施例】A)環境   本発明が使用される環境又は一般的システムは、図1に
示されている。これは、部分応答クラスIV型の通信シ
ステムもしくは磁気又は光学記録システムである。図1
は、このようなシステムの時間離散モデルを示す。入力
11で供給される伝送データシーケンス{an }は、
M配列アルファベット{±1, ±3, ...., 
±(M−1)}、M=2m から独立して等しく分散さ
れた(independent andidentic
ally distributed 、i.i.d.)
記号から成る。非理想的PRIVチャネルについて考え
る。 全体的なチャネル伝達関数は、理想PRIV伝達関数H
PRIV(f)(ブロック13で示される)と、チャネ
ルひずみを決定する伝達関数H(f)(ブロック17で
示される)とのカスケードとしてモデル化される。
【外8】 時間離散モデルを考えるので、H(f)は周期関数であ
り、その周期は、変調速度fR =1/Tに等しい。
【外9】 理想PRIVチャネルの出力は式(1)であり、制御さ
れた記号間妨害(intersymbol inter
ference、ISI)の導入を示す。
【数4】 シーケンス{bn }(15で示される)は、(2M−
1)配列アルファベット{0,±2, ...., ±
(2M−2)}からの相関記号から成る。受信側の入力
19に現れる受信信号は、式(2)によって与えられる
【数5】 ここで{hn }はH(f)の逆フーリエ変換であり、
{νn }は、ゼロ平均及び分散ρ2 を有するi.i
.d.ガウスノイズサンプルのシーケンスである。
【0011】受信側では、信号サンプルxn は、等化
の前に量子化器21で量子化され、(B+1)ビットベ
クトルun ={u n(0) ,..., u n(
B) }によって2進表記法で表示される。23で現れ
る量子化サンプルは、式(3)によって与えられる。
【数6】 以下で、x n(w) とu n(w) との間には1
対1の対応関係があるので、前者はセット{−1,+1
}に属し、後者はセット{0,+1}に属することを記
憶しながら、いずれもビットで示される。量子化器の出
力は、間隔(−2M+2−BM,2M−2−BM)に属
する。事象{|xn |>2M}の生じる確率は、無視
できるものと仮定する。従って、量子化器21は均一量
子化器とほぼ等価である。
【0012】23で現れる量子化サンプルは、分散算術
等化器として実行される適応等化器25で処理される。 Nタップ線型等化器の係数のベクトルc={c0 ,.
.. ,cN−1 }、及びその遅延ラインに時間nで
記憶される信号のベクトルx nq ={xnq ,.
.., x n−N+1q }を考える。分散算術構成
を有する等化器の出力は、式(4)のように演算される
【数7】 これは、yn が、B+1個のルックアップ値v(x 
n(w) ,..., x n−N+1(w) )の重
み付け和(w=0,... ,B)として得られること
を示す。固定化分散算術等化器のルックアップ値は、事
前演算されてルックアップ・テーブルに記憶された、ベ
クトルx n(w) ={x n(w) ,... ,
x n−N+1(w) }のとり得る2N 個の値によ
って決定される。
【0013】v(x n(w) ,..., x n−
N+1(w) )とv(−x n(w) ,..., 
−x n−N+1(w) )とは符号が異なるだけ、即
ちv(x n(w) )=−v(−x n(w) )な
ので、単に2N−1 個のメモリ位置が必要とされる。 この対称性を利用することによって、式(4)は式(5
)の型に書換えることができる。
【数8】 ここでk0 は0とN−1との間の索引の何れかである
。 記憶されるルックアップ値の数は、2N−1 であり、
xn−k0(w) は、選択された係数が加算されるべ
きか、減算されるべきかを決定する。
【0014】ルックアップ値の初期値は、等化器が線型
フィルタと等価になるように、式(6)のように設定さ
れている。
【数9】 また、その後、繰り返し更新される。27で現れる適応
分散算術等化器25の出力は、式(7)で示される。
【数10】 ここで、dn (j)(j=0,... ,2N−1 
−1)は、n番目の繰り返しにおけるルックアップ値の
セットであり、索引i n(w) は式(8)によって
与えられる。
【数11】
【0015】等化器25の出力値yn は、多重レベル
決定素子29へ供給される。多重レベル決定素子29は
、その出力31で、推定記号^bnのシーケンスを与え
る。
【0016】B)自己訓練適応分散算術等化器の原理 
 本発明を用いる適応分散算術等化器の原理は、図2に
説明されている。等化器へ供給される入力値x nq 
は、量子化されると共にそれぞれ(B+1)ビットで表
示されたものとする。
【0017】ブロック35は、N個の連続する(B+1
)ビット入力値x nq を記憶するための等化器遅延
ラインを表示する。ビット位置は上添字 (0) ..
. (W) ... (B)で示され、連続する変調間
隔は、添字 n ... (n−k) ... (n−
N+1)で示される。ブロック35の各ボックス37は
、ビット記憶位置を表示する。各列は完全な値x nq
 を含み、各行は、遅延ラインに記憶された全ての値の
対応するビット(x n(w) ... x n−N+
1(w) )を含む。 入力23で新しい値が入力されると、記憶された全ての
値の位置が1つづつシフトする。
【0018】各変調間隔の間、記憶された全てのビット
が順次読み出される。上添字 (W)が符合するN個の
ビットのグループは、それぞれ、式(8)に示されるよ
うに、ランダムアクセスメモリ41に記憶されたルック
アップ・テーブルのアドレス(出力ライン39に現れる
)を演算するために使用される。
【0019】このルックアップ・テーブルは、2N−1
 個のルックアップ値dn (j)(j=0,... 
,2N−1 −1)を含み、これによって、等化器の特
性が決定される。これらの値は、アドレスを演算するた
めに記憶された値x nq のビットを用いて選択され
る。等化器の1つの出力値yn を発生するために、1
つの変調間隔の間に(B+1)個のルックアップ値が順
に取り出され、シフト及び加算演算によって結合される
【0020】入力値x nq のように、ルックアップ
値もまた量子化され、それぞれBd ビットで表示され
ている。ライン39で現れる(N−1)ビットの各アド
レスi n(w) によって、ライン43で供給される
1つのルックアップ値dn (i n(w) )が取り
出される。この値は、乗算手段45で、ライン47で供
給される単一ビットxn−k0(w) によって乗ぜら
れる。このビットは、ルックアップ・テーブルのアドレ
スを演算するために現在使用されているビットグループ
(x n(w) ... x n−N+1(w) )の
1つの所定ビットである。即ち、遅延ラインの所定のタ
ップで現在利用可能な入力サンプルの対応ビットxn−
k0(w)である。
【0021】ライン49で得られる乗算手段45の出力
は、加算手段51と、レジスタ53と、各レジスタ出力
を2で除する(実際にはシフト手段である)除算手段5
5とを含む累算器配列へ供給される。除算手段55の出
力は、ライン57を介して加算手段51へ入力され、ラ
イン49で現れる次の部分値と結合され、その結果は、
次のクロックパルスでレジスタ53に記憶される。
【0022】各変調間隔の最後には、新しい等化器出力
値yn がライン27で得られる。次にこの出力値yn
 は、本発明に従って、出力値yn を発生するために
現在の変調間隔で選択されてRAM41に記憶されたル
ックアップ値の単一の値を更新するために使用される。 本発明によって導入された選択及び更新手順の詳細は、
次のセクションC及びDに記載される。
【0023】図2には、この更新手順の単なる略図が示
されている。更新手段59は、入力として、等化器出力
値yn をライン27で、yn を演算するために選択
された全てのアドレスi n(w) 及び対応するルッ
クアップ値dn (i n(w) )をそれぞれライン
60及びライン61で、受信する。先にライン47に現
れた単一ビットxn−k0(w) は、入力62でもま
た供給される。更新手段59の出力として、単一更新ル
ックアップ値dn+1 (i n(w0))及びその対
応するアドレスi n(w0)が、ライン63及び64
にそれぞれ現れる。ここでw0 は、B又は(B−1)
の何れかである。従って、更新のためには、遅延ライン
35に現在記憶されている最上位ビット(B)又は2番
目の上位ビット(B−1)の何れかによってアドレスさ
れる1つのルックアップ値のみが選択される。これら2
つの何方を選択するかは、本発明の手順によって決定さ
れる。
【0024】C)自己訓練適応等化器のためのルックア
ップ・テーブル更新  1)性能要件  等化器性能を
決定するために、シーケンス{yn }が、推定記号の
シーケンス{^bn }を発生する多重レベルメモリー
レス決定素子へ入力される。システム性能の測定として
、式(9)で定義される2乗平均誤差εn 2 が考え
られる。
【数12】 ここで、{en }は誤差シーケンスであり、Eはシー
ケンス・アンサンブルの期待値演算を意味する。もしシ
ーケンス{bn }が受信側で既知の場合、即ち訓練シ
ーケンスが使用されると、適応分散算術等化器のルック
アップ値を更新するため、及び最小2乗平均誤差を得る
ように設定を行うために、基準指向の確率的傾斜アルゴ
リズムが使用される。システムが訓練シーケンスを使用
しないことが望ましい。従って、ルックアップ値の初期
収束は、受信データ信号上での自己訓練によって達成さ
れるべきである。上記に与えられた分散算術適応等化器
のための決定指向の確率的傾斜アルゴリズムは、以下の
ように公式化される。
【数13】
【数14】
【0025】もし全てのルックアップ値が同時に0に等
しいならば、決定指向の適応分散算術等化器は正確に演
算しない。実際に、もしその事象が生じたら、式(7)
によって示されるように、等化器出力はゼロに等しくな
る。従って、0<dn (j)<2,∀j ,∀n で
あると仮定する。
【0026】2)提言された改良点  本発明では、各
繰り返しにおいてただ1つのルックアップ値が更新され
るので、システムの複雑性が低減した。 シーケンス{x nq }のサンプルは相関しているの
で、ルックアップ値の更新速度は、入力サンプルの結合
確率分布に依存する。ほぼ一定の更新速度を得るために
、各繰り返しにおいてdn (i n(B))またはd
n (in (B−1) )の何れかをランダムに更新
する手順が、本発明によって導入される。簡便化された
決定指向の確率的傾斜手順は式(12)によって与えら
れる。
【数15】 ここで、{zn }はシーケンス{xn }に無関係な
2進i.i.d.ランダム変数のシーケンスであり、z
n ∈{0,+1}である。またαは、各繰り返しにお
いてただ1つのシフト及び加算演算が必要とされるよう
に、2の累乗に等しくなるように選択される。
【0027】チャネル離散の存在において、適応が開始
すると、記号誤差率が非常に大きくなるので、確率的傾
斜アルゴリズム(12)は失敗する。即ち、訓練シーケ
ンスを使用しないと、ルックアップ値は最適設定値へ収
束しない。一方、適応プロセスの間のシステム固有の非
線型性のために、線型適応等化器のために設計された自
己訓練適応アルゴリズムは、分散算術等化器へ適用され
ると失敗する。事実その場合には、ルックアップ値は、
2乗平均誤差の局所最小値に相当する非最適設定値へ、
高い確率で収束する。
【0028】線型適応等化器にとって、決定指向の確率
的傾斜アルゴリズムの失敗は、推定誤差^en の符号
が真の誤差nn の符号と異なる確率が大きいことに起
因するものである。しかしながら、等化器出力ynの絶
対値が理想システムの最大出力レベルよりも大きければ
、即ち、
【数16】 であれば、
【数17】 である。ここで、P{ω}は、事象{ω}の確率を示す
。一方、セクション2で考えられる分散算術の実現が使
用されて条件(13)が満足されるとき、式(7)は、
【数18】 を与える。事実、条件(13)が満足されると、0<d
n (j)<2,∀j ,∀n なので、高い確率で、
sign(yn )=xn−k0(B) =xn−k0
(B−1) である。続いて、式(14)によって真の
誤差の符号へ関連付けられる推定誤差の符号もまた、高
確率で、サンプルxn−k0q の両最上位ビットと等
しい。従って、条件(13)が満足されるときは何時で
も、dn (in (B−zn))を更新するための傾
斜ベクトルの構成要素は、1に近い確率で正であること
が見出される。
【0029】更に、定常状態のシステム性能は、基準指
向の確率的傾斜アルゴリズムを使用するシステムの性能
に近接することが必要とされる。従って更新規則(12
)は、出力yn と理想システムの2M−1の出力レベ
ルの何れかとの間の距離が、与えられた正定数ν<1よ
りも小さいときには何時でも適用される。最後に、大き
い2乗平均誤差を生成する設定へ収束する確率を減少す
るために、条件(13)が満足されず、且つyn と理
想システムの2M−1の出力レベルの何れかとの間の距
離がνよりも大きいときは何時でも、ルックアップ値d
n (in (B−zn))は正定数によって増大され
る。
【0030】本発明によると、自己訓練適応等化のため
のルックアップ・テーブル更新手順は以下の様に公式化
される。
【数19】 ここで、
【数20】 であり、上記α1 、α2 及びα3 は、正の定数で
ある。 図7は、xn−k0(B−zn)=1、及びM=4のと
きの、yn に対するΔdn を示す。dn+1 (i
n (B−zn))を演算するために、式(17)で定
義される訂正項もまた、Bd ビットで表示されている
【0031】D)本発明を具体化する等化器の例  上
記の本発明の更新手順の原理に従って演算する、四元系
PRIVシステムのための適応分散算術等化器の実行は
、図3及び図4に示されている。ここで図3及び図4は
、便宜上2つの図面に分割されているが、連続する1つ
のプロセスの流れを示すものである。
【0032】この等化器ユニットは、図5(A)に示さ
れたタイミング信号発生器65から送信されるいくつか
のタイミング信号によって制御されている。タイミング
信号の時間線図は、図5(B)に示されている。各変調
間隔の間に、クロック信号CLの4つのパルスが生じる
(クロック信号ライン66)。更に、変調間隔の4分の
1(1/4間隔 quarter−interval 
)の間にそれぞれ1つづつ、4つの連続位相信号パルス
P1... P4が与えられる。ライン67A... 
67Dでそれぞれ送信される2進選択器信号S1...
 S4は、4つの位相パルスを示す。それらは、レジス
タのロードを選択的に制御するために、及び、各変調間
隔Tの4分の1づつの間に選択器出力で各1つの入力が
現れるようにそれぞれが4つの入力及び1つの出力を有
するいくつかの選択器を制御するために、備えられてい
る。
【0033】図3及び図4の等化器は、5つの6ビット
レジスタRX0...RX4から成る遅延ライン69(
図2の遅延ライン配列35に相当する)を含む。これら
のレジスタは、入力23へ供給された量子化受信入力サ
ンプルxnq を記憶する。各入力サンプルのレジスタ
RX0への記憶、更に他のレジスタによるシフトは、ラ
イン67Cの選択器信号S3の位相パルスP3によって
、各サンプリング期間の間に一度もたらされる。
【0034】遅延ラインレジスタのビットは、b0(最
下位ビット)からb5(最上位ビット)まで番号付けら
れる。出力ラインは、5つ全てのレジスタの第1ビット
b0がライン71Aに、5つ全てのレジスタの第3ビッ
トb2がライン71Bに、及び5つ全てのレジスタの第
5ビットb4がライン71Cに現れるように配列される
。同様に、全てのレジスタの5つのビットb1、b3及
びb5はライン71D、71E及び71Fにそれぞれ現
れる。この配列は表1に記載されている。
【0035】ライン71A、71B及び71Cは、選択
器73の3つの入力へ接続されている。選択器73は、
ライン67A/B/Dで3つの選択器信号S1、S2及
びS4をも受信する。その結果、各変調間隔の4つの1
/4間隔の内3つの間に、5ビット入力グループの1つ
が選択される。そして、レジスタRX0、RX1、RX
3及びRX4の4つの対応ビットがライン77上で得ら
れ、レジスタRX2の各々の対応ビットbc−Aがライ
ン79上で得られる。XOR回路構成81では、ライン
77上の4つのビットのそれぞれは、ライン79上のビ
ットbc−Aと論理的に結合される。その結果、クロッ
ク間隔につき一度、4ビットグループがレジスタRA(
83)に記憶され、等化器ルックアップ値のルックアッ
プ・テーブルを含む2重ポートランダムアクセスメモリ
(RAM89)のためのアドレスとして、ライン87で
与えられる。
【0036】遅延ライン出力71D、71E及び71F
で現れるビットは、選択器91によって同様に選択され
る。出力ライン93、95で得られるビットは、XOR
回路構成97で論理的に結合され、各クロック期間に一
度レジスタRB(99)に記憶され、ライン101でア
ドレスとして与えられる。
【0037】従って、各サンプリング間隔の3つの1/
4間隔の間、即ちS4、S1及びS2によって定義され
る間、一対のアドレスA及びBが利用可能になる。2つ
のアドレス指定された記憶値がルックアップ・テーブル
から取り出され、それぞれライン103及び105でレ
ジスタR1(107)及びR2(109)へ送信される
。これらのテーブル・ルックアップ値は、それぞれ12
ビットの長さを有する。
【0038】本発明の重要な特徴は、ルックアップ・テ
ーブルから取り出された値のただ1つを選択及び更新す
ることである。このために、レジスタRX0の第1ビッ
トb0は、ライン111で制御ビットz(0)として独
立的に得られ、レジスタRX1に記憶された第1ビット
b0は、ライン113で制御ビットz(1)として独立
的に得られる。このことについても、表1に示されてい
る。
【0039】更新された1つのルックアップ・テーブル
値を後で再記憶するために、RAM89のルックアップ
・テーブルをアドレス指定するためにライン87及び1
01で利用可能となった6つのアドレスのうち1つが選
択されて遅延される。各アドレス対A/Bは選択器11
5へ与えられ、選択器115は、ライン111の制御ビ
ットz(0)の2進値に依存して、1つのアドレス対を
選択する。各サンプリング間隔の間に発生した6つのア
ドレスのうち1つ(遅延ラインの記憶されたサンプルの
最上位ビット又は第2上位ビットによって発生されたア
ドレスに相当する)が位相パルスP4の制御の下、遅延
レジスタR12(117)に記憶され、次の変調間隔で
遅延レジスタR13(119)へシフトされ、ライン1
21で選択器91の4番目の入力へ伝達される。選択器
91は、論理値1へセットされた第5ビットも、ライン
22で受信する。従って、選択器信号S3によって表示
される1/4間隔P3で選択器91によってゲートされ
たアドレスは、ルックアップ・テーブルへ更新値を書き
込むためのライン101のアドレスizとして、1/4
間隔P4の間に利用可能になる(ルックアップ・テーブ
ルから値が読み取られない場合)。
【0040】レジスタR1に記憶され、出力ライン12
3に現れる12ビットのルックアップ・テーブル出力値
VL−Aは、XOR回路構成129内で、ライン79か
らの対応ビットbc−A(クロック信号CLの制御の下
、一対の遅延素子120によって遅延されたもの)とそ
れぞれ論理的に結合された後、ライン127上に現れる
。素子130内での因子2による除算及び符号拡張の後
、得られた値は加算器133への14ビット入力として
ライン131で与えられる。同様に、レジスタR2に記
憶されてライン137で利用可能な出力値VL−Bの各
ビットは、XOR回路構成143内で、ライン95から
の対応ビットbc−B(遅延素子対139によって遅延
されたもの)と論理的に結合された後、ライン141で
利用可能になる。得られた結果は、符号拡張され、ライ
ン145で加算器133への第2入力として与えられる
【0041】各加算器出力値(147)の12の最上位
ビットはレジスタR3(149)に記憶された後、ライ
ン151で利用可能である。また、クロック信号CLの
次のパルスでレジスタR4(153)に記憶され、ライ
ン155でも利用可能である。
【0042】レジスタR1及びR2に記憶されてライン
123/137で得られる2つのルックアップ・テーブ
ル出力値VL−A及びVL−B、並びにライン127/
141で得られる対応単一ビットbc−A及びbc−B
(以下、”コンパニオン”単一ビットと称する)は、選
択器157へ供給される。選択器157は、制御ビット
z(0)の値によって決定されて、これら2つの値の内
1つ及びそのコンパニオン単一ビットを選択する。6つ
の値VL−A/VL−Bの選択された1つ及びそのコン
パニオン単一ビットbcs(選択されたコンパニオンビ
ット、selectedcompanion bit)
は、ライン159で得られ、ライン67Aで供給される
選択器信号S1の位相パルスP1の制御の下、各変調間
隔でレジスタR9(161)に記憶される。ライン16
3で利用できる選択値dn は、次の変調間隔でレジス
タR10(165)へ伝達される。この値(遅延ライン
に記憶されたサンプルの最上位ビット又は第2上位ビッ
トの何れかによって選択された値に対応する)は、次に
ライン167で利用可能であり、そのコンパニオン単一
ビットbcsはライン169で利用可能である。
【0043】選択器171は、その入力ライン151及
び155でレジスタR3及びレジスタR4の内容を、ま
たそのもう1つの入力ライン173で訂正項(後で説明
する)を受信し、選択器信号S1... S4の制御の
下、変調間隔毎に順次、それらの各1つを選択し、ライ
ン175を介してレジスタR5(177)に記憶する。 同様に、選択器179は、レジスタR4の内容をシフテ
ィング回路183で4で除した値をその入力ライン18
1で、レジスタR10の内容をその入力ライン181で
、ライン187の出力値(後で説明する)から発生し、
シフティング回路189で4で除された入力値をその入
力ライン185で受信する。変調間隔の間に順次、それ
らの各1つを選択し、ライン191を介してレジスタR
6(193)に記憶する。
【0044】レジスタR5及びR6に記憶された値は、
ライン195及び197を介して、それぞれ加算器19
9へ供給される。ライン201で得られるその出力は、
次のクロックパルスでレジスタR7(203)に記憶さ
れる。ライン205の12ビット出力値の8つの最上位
ビット(205A)は、(選択器信号S1の位相パルス
P1による)サンプリング間隔につき一回、等化器出力
yn としてレジスタRY(207)に記憶される。こ
の値は、ライン27で等化器出力として供給される。1
/4間隔の1つで、ライン205の12ビット出力値は
また、ライン187(及び除算器189)を介して選択
器179の入力185へフィードバックされる(等化器
の次の出力値を累算するための中間ステップとして)。
【0045】更に図3及び図4に示された等化器の回路
構成は、サンプリング間隔毎に単一ルックアップ・テー
ブル値を更新するために使用される。レジスタR7に記
憶されライン205で得られる値のうち8つの最上位ビ
ット(205A)は、図6でより詳細に示されるように
、訂正項発生器209へ伝達される。訂正項発生器は、
(レジスタR9から)ライン169で与えられる選択さ
れた単一ビットbcs及びライン113で得られる制御
ビットz(1)もその入力で受信する。出力ライン21
1で現れる発生した訂正項−Δdn は、選択器信号S
1の位相パルスP1の制御の下、変調間隔につき一回、
レジスタR11(213)に記憶される。そして、選択
器171への入力としてライン173で得られる。 変調間隔につき一回、レジスタR10に記憶された値d
n (1つの変調間隔の間に選択された6つの値の内選
択された1つである)及び発生器209によって供給さ
れた訂正項は、選択器171/179によってゲートさ
れ、加算器199で加算されるように、レジスタR5及
びR6を介して伝達される。その結果は、ライン205
で更新項として得られる。
【0046】2つの事前選択された制限値間でライン2
05からの更新項を制限する制限器回路215が提供さ
れる。その結果、更新されたルックアップ・テーブル値
dn+1 は、選択器信号S4の位相パルスP4の制御
の下、レジスタR8(217)に記憶される。レジスタ
R8の内容は、ライン219を介して、RAM89への
入力として伝達され、ライン101でその時利用可能な
アドレスの制御の下、そこに記憶され、前回選択された
ルックアップ・テーブル値dn と置換わる。
【0047】要約すると、等化器は、ルックアップ・テ
ーブル値を選択するアドレスを発生するために記憶され
た受信サンプルのビットを利用すると共に、変調間隔毎
に1つの等化器出力yn を発生するためにこれらのテ
ーブル値を結合する。更に、等化器回路構成は、1つの
出力値yn を形成するために選択されたルックアップ
・テーブル値の1つの値dn を選択し、出力に依存し
てdn のための訂正項−Δdn を発生し、dn へ
訂正項を加算し、その結果を2つの所定の制限値間で制
限し、選択されたテーブル値dn を置換えるために更
新テーブル値dn+1 として、その値を記憶させ直す
【0048】図4の訂正項発生器209は、図6により
詳細に示されている。訂正項発生器209は、レジスタ
R7(8つの最上位ビット)から現在の等化器出力値y
n をライン205Aで受信する。更に制御信号z(1
)をライン113で受信し、前述の式(17)で見られ
る値xn−k0(B−zn)を表示する選択された単一
ビットbcsをライン169で受信する。
【0049】訂正項発生器の出力211で供給される訂
正項−Δdn は、2つの制御入力233及び235へ
それぞれ供給される2つの2進制御信号a1,n 及び
a2,n の制御の下、入力227、229及び231
で現れる3つの入力値の中から選択器225によって選
択される。
【0050】図7は、xn−k0(B−zn)=1及び
M=4に対して、yn の関数としての訂正項Δdn 
を示す。
【0051】制御信号a1,n は、以下のように発生
される。ライン205Aの入力値yn から、推定記号
が、7レベル決定回路237によって得られる。7レベ
ル決定回路237の特徴は、図8に示される。ライン2
39に現れる推定記号^bn は、減算器241で入力
値yn から減算され、推定誤差値^en をその出力
243で供給する。この推定誤差値は、2レベル決定回
路245へ供給される。ここでは、ライン233で2進
制御信号a1,n を得るために、誤差値と第1しきい
値t1 とが比較される。決定素子245の特徴は図9
に示される。
【0052】制御信号a2,n は、以下のように発生
される。もう1つの2レベル決定回路247で、ライン
235上の2進制御信号a2,n を得るために、入力
値yn と第2しきい値t2 とが比較される。決定素
子247の特徴は、図10に示される。
【0053】選択器225の3つの入力値は以下のよう
に発生される。2の累乗ユニット249(実際にはシフ
ティング素子である)で、ライン251、253及び2
55で3つの項−2zn、−2−zn 、2znをそれ
ぞれ発生するために、ライン113上に現れる制御値z
(1)が使用される。3つの定数α1,α2,α3 は
、レジスタ257、259及び261によってそれぞれ
供給される。ライン251に現れる項は、乗算ユニット
263で定数α1 によって乗ぜられ、ライン227で
値d1,n が得られる。この値は、選択器225の第
1入力へ供給される。
【0054】ライン253に現れる項は、乗算ユニット
265で定数α2 によって乗ぜられ、その積は更に、
乗算ユニット267で、ライン243に現れる誤差値^
en によって乗ぜられ、ライン269で中間項を発生
する。この中間項は、乗算ユニット271で、ライン1
69に現れる選択単一ビットbcsによって乗ぜられ、
ライン229で選択器225の第2入力として値d2,
n が得られる。bcsは、2進関数xn−k0(B−
zn)に対応する単一ビットなので、乗算器271はX
OR回路である。
【0055】ライン255の項は、乗算ユニット273
で第3定数α3 によって乗ぜられ、ライン231で選
択器225の第3入力として値d3,n が得られる。
【0056】3つの定数α1,α2,α3 が正整数且
つ2の累乗となるように選択されると、レジスタ257
、259及び261は不要であり、乗算ユニット263
、265、267、271及び273は、単にシフティ
ングユニットで置換えることができる。従って、等化器
は乗算器が無くても実現可能である。
【0057】E)等化器及び更新手段の演算  表2(
表2A及び表2Bに分割されている)は、3つの連続変
調間隔Tn...Tn+2 の連続した1/4間隔で種
々のレジスタ(RX1... RX5,R1... R
13,RY)の内容を表示することによって、上記に説
明した等化器の連続演算ステップを説明している。それ
ぞれP1/P2/P3/P4の行で位相パルスを表示す
る”1”によって示されるように、表の各列は、1つの
1/4間隔を表示する。
【0058】5つのレジスタRX1... RX5から
成る等化器遅延ラインは、始めは、5つの連続入力サン
プルx nq ... x n−4q を保持する。第
1間隔Tn の中間で、新しい入力値x n+1q が
RX1で遅延ラインへ入力され、他の値はシフトされ、
最も古い値はドロップされる。同様に、続く各変調間隔
の中間で、入力及びシフト演算が生じる。
【0059】間隔の始めに遅延ラインに記憶された全て
のサンプルのビットは、6つのアドレスi1... i
6を発生するために、対応ビットの6グループで使用さ
れる。このアドレスは、表2Aに示されるように、3つ
の連続1/4間隔で、2つのレジスタRA及びRBで利
用可能である。アドレスの各対は、2つのそれぞれのル
ックアップ・テーブル値を取り出すために使用される。 これらの値は、次にレジスタR1及びR2でそれぞれ利
用することができる(1つの1/4間隔で)。各対の値
(図3でそれぞれVL−A及びVL−Bとして示される
)は、シフティング素子で、第1の値、例えばd(i1
)を2で除し、その結果を第2の値、例えばd(i2)
へ加算することによって結合され、中間値J1が得られ
、次の1/4間隔でレジスタR3に記憶される。こうし
て、表2Aに示されるように、連続した1/4間隔で、
3つの中間値J1、J2及びJ3がレジスタR3で利用
可能である。1つの1/4間隔の他の遅延で、同一値が
レジスタR4でも利用可能である。
【0060】レジスタR3、R4と、R5、R6、R7
との間の選択的伝達演算によって、そのいくつかは、因
子4によって中間的に除され、第2変調間隔Tn+1 
の最後にレジスタR7(表2B)で、出力値yn を表
示する量が得られる(しかし、等化器出力での最終8ビ
ット精度の代わりに、12ビット精度である)。レジス
タR7のこの値は、3つの中間値J1、J2及びJ3の
”重み付け”和である、即ち、J3+J2/4+J1/
16(又は、d(i6)+d(i5)/2+d(i4)
/4+d(i3)/8+d(i2)/16+d(i1)
/32)である。次の変調間隔Tn+2 の始めから、
値yn (8ビット)が出力レジスタRYで利用可能で
ある。
【0061】6つのルックアップ値d(i1)... 
d(i6)から選択された1つは、それぞれ第2(Tn
+1 )及び第3(Tn+2 )変調間隔の間、値dn
 としてレジスタR9及びR10で利用可能である。対
応アドレスizは、1/4間隔が進行するとレジジスタ
R12及びR13で利用可能である。第3変調間隔Tn
+2 の第2の1/4間隔(P2)で、選択されたルッ
クアップ値dn はレジスタR6で利用でき、対応訂正
項−Δdn (表では−grad(n+0)で示される
)は、レジスタR5で利用できる(表2A参照)。何れ
も、加算演算で結合され、その結果は、次の1/4間隔
(P3)で中間項JdとしてレジスタR7で利用可能で
ある(表2B参照)。この量は、制限器を通過し、次の
1/4間隔(P4)で更新ルックアップ値dn+1 (
表ではud(n+0)で示される)としてレジスタR8
で利用可能である。この値は次に、選択されたアドレス
iz(レジスタR13に記憶されたものであり、レジス
タRBへ伝達され、第3変調間隔の最後の1/4間隔(
P4)で利用可能となる)を利用して、ルックアップ・
テーブルに記憶される。
【0062】従って、間隔Tn の始めに等化器遅延ラ
インに記憶されたサンプルに基づいて、出力値yn は
、次の間隔Tn+1 の最後にレジスタRYで利用可能
になる。 次に、続く間隔Tn+2 の最後に、1つの対応更新ル
ックアップ値dn+1 がレジスタR8で利用可能とな
り、対応RAMアドレスizは、レジスタRBで利用可
能になる。
【0063】
【発明の効果】上記に説明したように、本発明の分散算
術等化器は、受信データ信号上での自己訓練が可能なの
で、訓練シーケンスを必要とせず、ハードウェアの複雑
性が軽減される。
【0064】本発明明細書及び要約書において、
【外1
0】
【外11】
【外12】
【外13】
【外14】
【外15】
【外16】
【外17】
【外18】
【表1】
【表2】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が使用されたシステムのモデルのブロッ
ク図である。
【図2】本発明に従う適応分散算術等化器の原理を説明
している。
【図3】図2の分散算術等化器のより詳細なブロック図
である。
【図4】図2の分散算術等化器のより詳細なブロック図
である。
【図5】A及びBは、図3及び図4の等化器で使用され
たクロック及び位相信号のためのブロック図及びタイミ
ング図である。
【図6】図3及び図4の等化器の訂正項発生器の詳細を
示す。
【図7】xn−k0(B−zn)=1の場合に、等化器
出力値に対する訂正項値を示す図である。
【図8】図6の訂正項発生器の7レベル決定素子の特性
を示す。
【図9】図6の訂正項発生器のしきい値t1を有する2
レベル決定素子の特性を示す。
【図10】図6の訂正項発生器のしきい値t2を有する
2レベル決定素子の特性を示す。
【符号の説明】
21    量子化器 25    等化器 29    多重レベル決定素子 41    ランダムアクセスメモリ 45    乗算手段 51    加算手段 53    レジスタ 55    除算手段 59    更新手段 65    タイミング信号発生器 69    遅延ライン 73、91    選択器 81、97、129、143    XOR回路115
、157、171、179    選択器117、11
9    レジスタ 133、199    加算器 209    訂正項発生器 215    制限器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  取り出されるべきテーブル値のアドレ
    スを決定するために、記憶された受信信号サンプルx 
    nq を表示するビットを使用して、ルックアップ・テ
    ーブルからテーブル値dn (j) を取り出し、前記
    取り出されたテーブル値をシフト及び加算演算すること
    によって、各等化器出力値yn が得られる、という等
    化器の特徴を決定するルックアップ・テーブルに記憶さ
    れたテーブル値dn (j) を更新することによって
    分散算術等化器を適応する方法において、記憶された信
    号サンプルx nq の完全セットの単一所定ビットz
    (0)を2進制御値znとして得るステップと、等化器
    出力値yn を得るために取り出されたテーブル値の1
    つを2進制御値に依存して選択し、前記等化器出力値y
    n と前記2進制御値zn とに依存して発生された訂
    正項−Δdn を前記選択された1つのテーブル値dn
     へ加算し、その結果を2つの所定の値の間で制限し、
    それを更新テーブル値dn+1 として記憶し直すこと
    によって、ただ1つのテーブル値dn を更新するステ
    ップと、を、各変調間隔で実行することを特徴とする分
    散算術等化器の適応方法。 【外1】
  2. 【請求項2】  等化器出力値yn と、使用される変
    調構成によって決定される記号の目標セットとを比較す
    るステップと、f1 が前記2進制御値の所定の第1関
    数であり、Mが記号の目標セットの最大値であり、νが
    第1の所定定数であるときに、もし|yn |が(M+
    ν)より大きければ、f1 (zn )に等しい−Δd
    n を選択するステップと、f2 は前記2進制御値の
    所定の第2関数であり、^en は等化器出力値と記号
    の目標値セット内の近接記号との間の差異であり、xn
    −k0(B−zn)は、前記2進制御値がzn =1又
    はzn =0の何れであるかに関係して選択された記憶
    受信信号サンプルx nq の所定の値の1つの選択さ
    れた1つのビットの2進関数であり、B+1は各入力サ
    ンプルx nq のビット数であるときに、もし|^e
    n |がνより小さいならば、f2(zn ) ・xn
    −k0(B−zn)・^en に等しい−Δdn を選
    択するステップと、f3 が前記2進制御値の所定の第
    3関数であるときに、他の場合にf3 (zn )に等
    しい−Δdn を選択するステップと、によって、前記
    訂正項−Δdn が得られることを特徴とする請求項1
    記載の方法。 【外1】 【外2】 【外3】
  3. 【請求項3】  (B+1)ビットをそれぞれ含むN個
    の信号サンプルx nq を記憶するステップと、w=
    0,..,BであるN個の対応ビットx n(w) の
    グループからそれぞれ、N個の対応ビットの所定のコン
    パニオンビット(bc)と前記グループの残存ビットの
    それぞれ1つとを論理的に結合することによって、ルッ
    クアップ・テーブル値を取り出すための(B+1)個の
    アドレスを形成するステップと、取り出されたルックア
    ップ・テーブル値全ての所定の対(VL−A,VL−B
    )と、そのアドレスを発生するために使用される所定の
    コンパニオンビット(bc−A,bc−B)の対応対と
    を予め選択するステップと、前記対の1つのルックアッ
    プ・テーブル値dn を更新のために最終的に選択する
    と共に、前記訂正項−Δdn を発生するための付加的
    入力としてその対応される所定のコンパニオンビット(
    bcs)を選択するために、2進制御値zn を使用す
    るステップと、によって、特徴付けられる請求項1又は
    請求項2記載の方法。 【外1】 【外4】
  4. 【請求項4】  前記所定の第1関数が、次式によって
    得られることを特徴とする請求項2記載の方法。 【数1】
  5. 【請求項5】  前記所定の第2関数が、次式によって
    得られることを特徴とする請求項2記載の方法。 【数2】
  6. 【請求項6】  前記所定の第3関数が、次式によって
    得られることを特徴とする請求項2記載の方法。 【数3】
  7. 【請求項7】  順次受信される信号サンプルx nq
     を記憶するための遅延ラインと、等化器特性を決定す
    るテーブル値dn (j) を有するルックアップ・テ
    ーブルを記憶するためのランダムアクセスメモリと、前
    記テーブル値の内の選択されたテーブル値を取り出すた
    めの手段と、取り出されたテーブル値を処理して等化器
    出力値yn を発生するための手段とを含む、部分応答
    通信又は記憶システムにおけるチャネル等化のための等
    化装置であって、前記遅延ラインに記憶された全てのビ
    ットの所定の1つ(z(0);z(1))を、2進制御
    値zn として得るための手段(111、113)と、
    供給された前記2進制御値zn の制御の下、ルックア
    ップ・テーブルから取り出されたテーブル値dn (j
    ) の1つを選択するための手段(157、161)と
    、2進制御値及び等化器出力値に応答して、訂正項−Δ
    dn を提供するための手段(209)と、中間項を得
    るために、1つの選択されたテーブル値dn と発生し
    た訂正項−Δdn との加算を引き起こすための手段(
    171、177、179、193、199、203)と
    、所定の制限値間で、前記中間項を制限して、更新され
    たルックアップ・テーブル値dn+1 をその出力で提
    供するための手段(215)と、更新されたテーブル値
    dn+1 を前記ルックアップ・テーブルに記憶させる
    ための手段(115、117、119、217、219
    )と、を、ルックアップ・テーブル値更新手段が含むこ
    とを特徴とする等化装置。 【外1】
  8. 【請求項8】  訂正項−Δdn を提供するための前
    記手段(209)が、等化器出力値yn と、使用され
    る変調構成によって決定される記号の目標セットとを比
    較するための手段(237)と、もし等化器出力値が目
    標セットの最大記号Mと第1定数νとの和よりも大きけ
    れば、前記2進制御値の第1所定関数f1 (zn )
    として訂正項−Δdn を発生するための第1手段(2
    49、257、263)と、もし誤差項の絶対値が前記
    第1所定定数νよりも小さい場合は、前記2進制御値と
    、2進関数xn−k0(B−zn)と、誤差項^en 
    との第2所定関数f2 (zn )の結果として、訂正
    項−Δdn を発生するための第2手段(241、24
    9、259、265、267、271)と、他のすべて
    の場合に、前記2進制御値の第3関数f3 (zn)と
    して、訂正項−Δdn を発生するための第3手段(2
    49、261、273)と、を含むことを特徴とする請
    求項7記載の等化装置。 【外2】 【外3】
  9. 【請求項9】  前記選択手段(157、161)が、
    1つの取り出されたテーブル値(VL−A、VL−B)
    及びアドレスを発生するために使用されたその対応する
    所定のコンパニオンビット(bc−A、bc−B)をそ
    れぞれが受信する2つの入力グループ(123,127
    ;137,141)と、1つの選択されたテーブル値及
    びその対応コンパニオンビットを選択器出力(159)
    で得るために前記2進制御値zn を受信する制御端子
    (111)と、を有する選択器(157)と、所定のタ
    イミング信号パルス(S1/P1)の制御の下、前記選
    択されたテーブル値dn として前記選択器からの連続
    出力値の単一の値及びその対応コンパニオンビットbc
    sを記憶するためのレジスタ手段(161)と、を含む
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の等化装置
  10. 【請求項10】  前記第1発生手段(249、257
    、263)が、前記2進制御値に応答して、第1累乗項
    −2znを発生するための手段(249)と、第1の2
    の所定累乗(α1 )によって、前記第1累乗項を乗ず
    るための手段(257、263)と、を含むことを特徴
    とする請求項8記載の等化装置。 【外5】
  11. 【請求項11】  前記第2発生手段(241、249
    、259、265、267、271)が、前記2進制御
    値に応答して、第2の累乗項−2−zn を発生するた
    めの手段(249)と、第1の中間項を得るために、第
    2の2の所定累乗(α2 )によって前記第2の累乗項
    を乗ずるための手段(259、265)と、前記等化器
    出力値yn と、前記比較手段(237)の出力値^b
    n とから、誤差値^en を発生するための手段(2
    41)と、第2の中間項を得るために、前記第1中間項
    を前記誤差値で乗ずるための手段(267)と、前記対
    応コンパニオンビットbcsに対応する2進関数xn−
    k0(B−zn)によって前記第2中間項を乗ずるため
    の手段(271)と、を含むことを特徴とする請求項8
    記載の等化装置。 【外2】 【外3】 【外6】 【外7】
  12. 【請求項12】  前記第3発生手段(249、261
    、273)が、前記2進制御値に応答して、第3の累乗
    項2znを発生するための手段(249)と、前記第3
    の累乗項を第3の2の所定累乗(α3 )によって乗ず
    るための手段(261、273)と、を含むことを特徴
    とする請求項8記載の等化装置。 【外5】
JP3194819A 1990-10-30 1991-07-09 自己訓練式適応等化装置 Expired - Lifetime JPH0793594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP90810828A EP0483439B1 (en) 1990-10-30 1990-10-30 Self-training adaptive equalization method and apparatus
CH90810828.5 1990-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04227129A true JPH04227129A (ja) 1992-08-17
JPH0793594B2 JPH0793594B2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=8205964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3194819A Expired - Lifetime JPH0793594B2 (ja) 1990-10-30 1991-07-09 自己訓練式適応等化装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5319674A (ja)
EP (1) EP0483439B1 (ja)
JP (1) JPH0793594B2 (ja)
DE (1) DE69020568D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016821A (ja) * 2008-06-30 2010-01-21 Fujitsu Ltd ベースバンド・プレディストーション装置及び方法
JP2011182349A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Iwate Industrial Research Center 適応フィルタ

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5268848A (en) 1992-09-30 1993-12-07 International Business Machines Corporation Equalizer adjustment for partial-response maximum-likelihood disk drive systems
WO1995024805A1 (en) * 1994-03-09 1995-09-14 Sierra Wireless, Inc. Method and apparatus for decreasing modem retraining due to blank and burst signalling in analog cellular systems
JPH10511822A (ja) * 1994-12-28 1998-11-10 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン Priv伝送システムのための適応等化
FR2740286B1 (fr) * 1995-10-23 1998-01-02 Inst Eurecom Dispositif et procede de communication hybride numerique- analogique sur un canal telephonique
US6819514B1 (en) 1996-04-30 2004-11-16 Cirrus Logic, Inc. Adaptive equalization and interpolated timing recovery in a sampled amplitude read channel for magnetic recording
US5999355A (en) 1996-04-30 1999-12-07 Cirrus Logic, Inc. Gain and phase constrained adaptive equalizing filter in a sampled amplitude read channel for magnetic recording
US5892632A (en) * 1996-11-18 1999-04-06 Cirrus Logic, Inc. Sampled amplitude read channel employing a residue number system FIR filter in an adaptive equalizer and in interpolated timing recovery
US5978379A (en) 1997-01-23 1999-11-02 Gadzoox Networks, Inc. Fiber channel learning bridge, learning half bridge, and protocol
US6049574A (en) * 1998-04-17 2000-04-11 Trustees Of Tufts College Blind adaptive equalization using cost function that measures dissimilarity between the probability distributions of source and equalized signals
US6704317B1 (en) 1998-05-27 2004-03-09 3Com Corporation Multi-carrier LAN modem server
US6507585B1 (en) 1998-05-27 2003-01-14 3Com Corporation Multi-carrier LAN adapter device using frequency domain equalizer
US6891887B1 (en) 1998-05-27 2005-05-10 3Com Corporation Multi-carrier LAN adapter device using interpolative equalizer
US6377683B1 (en) 1998-05-29 2002-04-23 3Com Corporation Low complexity frequency domain echo canceller for DMT transceivers
US6603811B1 (en) 1998-05-29 2003-08-05 3Com Corporation Low complexity frequency domain equalizer having fast re-lock
US6751202B1 (en) 1999-04-30 2004-06-15 3Com Corporation Filtered transmit cancellation in a full-duplex modem data access arrangement (DAA)
US6643271B1 (en) 1999-04-30 2003-11-04 3Com Corporation Adjustable gain transmit cancellation in a full-duplex modem data access arrangement (DAA)
WO2001084702A2 (en) * 2000-04-28 2001-11-08 Broadcom Corporation High-speed serial data transceiver systems and related methods
US7245638B2 (en) 2000-07-21 2007-07-17 Broadcom Corporation Methods and systems for DSP-based receivers
US7564866B2 (en) 2000-07-21 2009-07-21 Broadcom Corporation Methods and systems for digitally processing optical data signals
GB2392066B (en) * 2002-08-16 2005-11-09 Toshiba Res Europ Ltd Equaliser apparatus and methods
US20050201457A1 (en) * 2004-03-10 2005-09-15 Allred Daniel J. Distributed arithmetic adaptive filter and method
US7774398B2 (en) * 2005-05-10 2010-08-10 Adaptive Spectrum And Signal Alignment, Inc. Tonal rotors
US7991122B2 (en) 2005-06-02 2011-08-02 Adaptive Spectrum And Signal Alignment, Inc. DSL system training
US20070147491A1 (en) * 2005-12-22 2007-06-28 Intel Corporation Transmitter equalization
US20140369480A1 (en) 2013-06-12 2014-12-18 Adaptive Spectrum And Signal Alignment, Inc. Systems, methods, and apparatuses for implementing a dsl system
EP2337371B8 (en) * 2006-06-06 2018-05-23 Assia Spe, Llc DSL system
US8737491B1 (en) 2010-08-20 2014-05-27 Cadence Design Systems, Inc. Analog-to-digital converter based decision feedback equalization
US8737490B1 (en) * 2010-08-20 2014-05-27 Cadence Design Systems, Inc. Analog-to-digital converter based decision feedback equalization

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01149618A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Nec Corp 判定帰還型等化方式
JPH02272881A (ja) * 1989-04-13 1990-11-07 Victor Co Of Japan Ltd ゴースト除去装置
JPH0435113A (ja) * 1990-05-25 1992-02-05 Nec Corp 判定帰還形等化器
JPH0481015A (ja) * 1990-07-20 1992-03-13 Fujitsu Ltd ディジタル可変等化器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8100650A (nl) * 1981-02-11 1982-09-01 Philips Nv Inrichting voor het corrigeren van pulsvervorming bij homochrone datatransmissie.
GB8400791D0 (en) * 1984-01-12 1984-02-15 British Telecomm Digital filter
US4829463A (en) * 1985-03-27 1989-05-09 Akai Electric Co. Ltd. Programmed time-changing coefficient digital filter
US4635276A (en) * 1985-07-25 1987-01-06 At&T Bell Laboratories Asynchronous and non-data decision directed equalizer adjustment
JPH0421207A (ja) * 1990-05-16 1992-01-24 Oki Electric Ind Co Ltd 適応等化器
US5132988A (en) * 1990-12-03 1992-07-21 Board Of Trustees, Leland Stanford Jr. University Adaptive decision feedback equalizer apparatus for processing information stored on digital storage media

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01149618A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Nec Corp 判定帰還型等化方式
JPH02272881A (ja) * 1989-04-13 1990-11-07 Victor Co Of Japan Ltd ゴースト除去装置
JPH0435113A (ja) * 1990-05-25 1992-02-05 Nec Corp 判定帰還形等化器
JPH0481015A (ja) * 1990-07-20 1992-03-13 Fujitsu Ltd ディジタル可変等化器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016821A (ja) * 2008-06-30 2010-01-21 Fujitsu Ltd ベースバンド・プレディストーション装置及び方法
JP2011182349A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Iwate Industrial Research Center 適応フィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
US5319674A (en) 1994-06-07
EP0483439B1 (en) 1995-06-28
EP0483439A1 (en) 1992-05-06
DE69020568D1 (de) 1995-08-03
JPH0793594B2 (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04227129A (ja) 自己訓練式適応等化装置
CA1211812A (en) Distortion compensation apparatus and method
US5617450A (en) Digital subscriber loop interface unit
JP2885269B2 (ja) 適応制御ろ波器
US5214671A (en) Adaptive equalizer
US3822404A (en) Digital filter for delta coded signals
GB1591545A (en) Frequency domain equalizer
JP2573567B2 (ja) 等化器
JP3267911B2 (ja) 循環型構造のフィルタ入力回路を備えた適応等化器
US4701873A (en) Method and a circuit arrangement for digital signal processing utilizing adaptive transversal filter techniques
US5586068A (en) Adaptive electronic filter
JP3099745B2 (ja) 自動等化器
JPH0421207A (ja) 適応等化器
AU703643B2 (en) Fast fourier transform processor
JPH04326229A (ja) 多振幅サンプル発生装置およびその方法
JPS643370B2 (ja)
US5912828A (en) Equalizer filter configuration for processing real-valued and complex-valued signal samples
US20070014345A1 (en) Low complexity Tomlinson-Harashima precoders
US5898731A (en) Auto-coefficient renewal digital channel equalizer
JP2002505834A (ja) ディジタルフィルタにおける係数のダイナミックレンジを変更するためのシステム
JPH10511822A (ja) Priv伝送システムのための適応等化
US4233683A (en) Cascaded equalizer technique
US5805481A (en) Update block for an adaptive equalizer filter configuration capable of processing complex-valued coefficient signals
Chen et al. A simplified signed powers-of-two conversion for multiplierless adaptive filters
JPH01258502A (ja) デジタル計算装置