JPH0422664Y2 - - Google Patents

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JPH0422664Y2
JPH0422664Y2 JP8473085U JP8473085U JPH0422664Y2 JP H0422664 Y2 JPH0422664 Y2 JP H0422664Y2 JP 8473085 U JP8473085 U JP 8473085U JP 8473085 U JP8473085 U JP 8473085U JP H0422664 Y2 JPH0422664 Y2 JP H0422664Y2
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door
lock plate
engages
striker
micro switch
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JP8473085U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車のドアロツク機構に関する。
従来の技術 従来、自動車のドアを閉じた場合の半ドア(不
完全閉塞)かフルロツク(完全閉塞)かを確認す
る確実な検知機構がなく、運転者の目視によるか
又は夜間の場合には車内灯が点灯している時は未
閉状態で、消灯すれば閉状態となるということに
よつて確認していた。考案が解決しようとする問
題点 併し前者の目視による方法は煩わしかつた。ま
た後者の場合はドア開口部周縁に外方に向つて車
内灯の電気回路のスイツチを設けて、このスイツ
チを閉じるドアによつて押圧して車内灯を消灯さ
せてドアの閉塞を確認し、ドアを開いた際のスイ
ツチに対する解放によつて車内灯を点灯させてド
アの全開或いは半開の状態を確認する機構であつ
たが、スイツチの頭部と閉めた際のドアの内側と
の間隔をドアの半開状態を確実に確認出来る程に
高い精度に製作する事が難しく、更に長期間に亘
り走行させて使用していると振動等による各部の
変位・摩耗等によつて、両者の位置関係が変化し
ドアの半開状態を確認出来ない程に精度が低下し
てしまうという問題があつた。
本考案はドアの状態、特に半ドア状態を簡単且
つ迅速に確認することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、ドア1の開閉に際して、ドア開口部
2の周縁2aに設けたストライカー3に係脱する
ロツクプレート4に近接してマイクロスイツチ5
を設け、該マイクロスイツチ5の操作ボタン5a
を前記ロツクプレート4の周縁4aに接離自在に
臨ましめると共にマイクロスイツチ5の端子5
b,5cを検知回路6に接続して成るものであ
る。
尚、検知回路6は電源6aとランプ6bとマイ
クロスイツチ5とから成り、前記ランプ6bは例
えば運転席の如く比較的確認し易い所に設定す
る。
実施例 本考案の実施の一例を図面について説明する
と、7は車体、3は車体7のドア開口部2の周縁
2aに突設したストライカーである。1は前記ド
ア開口部2を開閉するドアであり、該ドア1内に
はドアロツク機構のハウジング8が取り付けてあ
る。そして該ハウジング8とドア1の内側面1a
には、ドア1を開閉した際に前記ストライカー3
が嵌脱する案内長孔9を形成すると共に円形のロ
ツクプレート4を軸11によつて廻動自在に軸支
し、該ロツクプレート4には廻転している際に前
記案内長孔9と重合する範囲に於いてストライカ
ー噛込用の切欠部4bを形成する。更にロツクプ
レート4の周縁4aの一側には、切欠部4bに続
いて突起部4cと段差4dを形成し、周縁4aに
凹部4eを形成する。このロツクプレート4に
は、その突起部4cを、ハウジング8に固定した
ストツパー10に押圧する方向に、スプリング1
2を捲回してある。5はマイクロスイツチで、ロ
ツクプレート4の凹部4eに近接してハウジング
8に設置し、マイクロスイツチ5を開閉するため
の操作ボタン5aは凹部4e及び周縁4aに接離
自在に臨ませてある。そして、マイクロスイツチ
5の操作ボタン5aによつて開閉操作される一方
の端子5bは電源13の一極に接続し、他方の端
子5cは運転席に設けたランプ14の一方の端子
に接続し、電源13の他極とランプ14の他方の
端子とは直列に接続することによつて検知回路6
が形成されている。15はロツクプレート4に対
向させ且つハウジング8に軸16により支承した
ラツチで軸16にはラツチ15を常時ロツクプレ
ート4側に回転させようとする弾力を有するスプ
リング17を捲回すると共にラツチ15の一側に
ロツクプレート4の突起部4c及び段差4dと噛
合する凹部15aを、また他側の先部に下レバー
18の前部18aと接触している爪15bを夫々
形成する。前記下レバー18はハウジング8に軸
19によつて支承し、その前部18aを前記爪1
5bに接離自在に臨ませ、後部18bにはロツド
20の一端20aを廻動自在に支承してある。2
1は上レバーで、軸22には上レバー21を常時
時計方向に回転させようとする弾力を有するスプ
リング23を捲回すると共に上レバー21の前端
部21aに前記ロツド20の他端20bを廻動自
在に支承する。24は軸25によりドア1に支承
したドアハンドルで、手掛部26に連設したアー
ム27の先部27aを前記上レバー21の後端部
21bに接離自在に臨ませ、前記軸25にはドア
ハンドル24を旧位に復させようとする弾力を有
するスプリング28を捲回してある。
図中29はドアハンドル24の回転を規制する
ために設けたストツパーである。
作 用 次に作用について説明すると、第1図に示した
ドアの開状態からドア1を閉める方向に廻動させ
ると各部材はストライカー3に向つて変位し、案
内長孔9はストライカー3を嵌合し、切欠部4b
の開口縁がストライカー3に衝合する。更にドア
1を押すと切欠部4bに於いてストライカー3と
衝合しているロツクプレート4は時計方向に廻動
し、スプリング17の弾力によつてロツクプレー
ト4の周縁4aを圧接していたラツチ15の凹部
15aが、ロツクプレート4の段差4dに噛合す
る。この状態が、いわゆる半ドア状態である。こ
の時には、マイクロスイツチ5の操作ボタン5a
はロツクプレート4の周縁4aに接触して押され
検知回路6は閉成(ON)されてランプ6aが点
灯し、ドア1の開状態を示している。更にドア1
を押しストライカー3によつてロツクプレート4
が廻転し、ストライカー3が案内長孔9の奥に達
すると、ラツチ15はスプリング17の弾力によ
つて廻転し、凹部15aが突起部4cに噛合し、
ロツクプレート4は停止しドア1は完全に閉塞す
る。この間、ロツクプレート4の凹部4eが廻動
変位して操作ボタン5aが凹部4eに突出し検知
回路6が開成(OFF)しランプ6aは消え、ド
ア1が完全に閉塞されたことを報らせる。
次に、ドア1を開ける場合は、ドアハンドル2
4をスプリング28の弾力に抗して軸25を中心
に外方(矢印)へ廻動させると、アーム27の先
部27aがスプリング23の弾力に抗して上レバ
ー21の後端部21bを下方に押すので、上レバ
ー21は軸23を中心に反時計方向(矢印)に廻
動する。これと同時に上レバー21の前端部21
aに連結したロツド20が引き上げられ、ロツド
の一端20aに連結してある下レバー18は軸1
9を中心に反時計方向に廻動し、前部18aがス
プリング17の弾力に抗して爪15bを下方に押
してラツチ15を反時計方向に廻動させるため、
凹部15aがロツクプレート4の突起部4cより
外れ、ロツクプレート4は、スプリング12によ
つて反時計方向に回動し、ストライカー3を案内
長孔9から押し出す様に作用し、ドア1は開いた
状態となる。この状態では、マイクロスイツチ5
の操作ボタン5aはロツクプレート4の周縁4a
に接触して押されており、検知回路6は閉成
(ON)されてランプ6aが点灯し、ドア1の開
状態を示している。
効 果 依つて、本考案によれば、ドアの開閉時のロツ
クプレートの廻動を利用してマイクロスイツチの
操作ボタンを開閉して検知回路を閉成(ON)又
は開成(OFF)するように構成したので、ドア
の開状態或いは半開状態(半ドア状態)の時には
ランプが点灯し、閉状態の時には消灯するので、
ドアの閉状態又は開状態が確認出来、而もマイク
ロスイツチの操作ボタンの操作をロツクプレート
の廻動によつて変位する凹部との係脱によつて行
うので確実で、而も構造が簡単であるから長期に
亘つて車体を走行させて使用しても在来のように
複雑な構造に伴う故障の多発や各部材の位置関係
の変化による半ドアの確認の不確実性はなく、半
ドアの状態を長期に亘り確実に認識出来、ドアが
半開状態のまゝ走行した場合に生ずる諸々の危険
性が排除され、走行中の安全性が長期間確実に保
持出来るものである。またマイクロスイツチの組
み付けもドア内のロツク機構の為のハウジングへ
予め組み付けておけばよいので、在来の車体組み
付け流れ作業工程中に多数の部材と共にドアスイ
ツチを組み付ける作業に比べて組み付け工程と時
間は少くて済み、労働負担を軽減する事が出来、
組み付け部材も少く生産価格の低減化を計ること
が出来、また検知回路の配線もドア内のスピーカ
ーやパワーウインドウ、オートロツク等の配線と
平行して同時に行えばよいので、設置作業負担が
増大することもなく容易に取り付けられるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を内装した自動車の左ドアが開
いている状態の概略縦断面図、第2図はドア取付
前の車体の側面図、第3図はドアが閉じた時のロ
ツクプレートとストライカーの位置関係を示した
概略縦断面図、第4図は検知回路図である。 符号;1……ドア、5c……端子、1a……内
側面、6……検知回路、2……ドア開口部、6a
……ランプ、2a……周縁、7……車体、3……
ストライカー、8……ハウジング、4……ロツク
プレート、9……案内長孔、4a……周縁、10
……ストツパー、4b……切欠部、11……軸、
4c……突起部、12……スプリング、4d……
段差、13……電源、4e……凹部、14……ラ
ンプ、5……マイクロスイツチ、15……ラツ
チ、5a……操作ボタン、15a……凹部、5b
……端子、15b……爪、16……軸、21b…
…後端部、17……スプリング、22……軸、1
8……下レバー、23……スプリング、18a…
…前部、24……ドアハンドル、18b……後
部、25……軸、19……軸、26……手掛部、
20……ロツド、27……アーム、20a……一
端、27a……先部、21……上レバー、28…
…スプリング、21a……前端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア1の開閉に際して、ドア開口部2の周縁2
    aに設けたストライカー3と噛合つて回転するロ
    ツクプレート4と、このロツクプレート4の反転
    を阻止するラツチ15と、このラツチ15の前記
    ロツクプレート4に対する係合を係脱させる下レ
    バー18と、ロツド20及び上レバー21並びに
    アーム27を介して前記下レバー18を回動させ
    るドアハンドル26から成る施錠解錠装置に於い
    て、前記ロツクプレート4に近接してマイクロス
    イツチ5を設け、更にこのマイクロスイツチ5に
    は、ロツクプレート4がストライカー3と係合す
    る前に、廻動するロツクプレート4の周縁4aに
    摺接してマイクロスイツチ5を開成する操作ボタ
    ン5aを設け、前記周縁4aの途中には、ロツク
    プレート4の切欠部4bとドア1の案内長孔9と
    がストライカー3に係合してドア1が閉じた際
    に、検知回路6を閉成させてランプ6aが点灯す
    るように前記操作ボタン5aが係合出来る凹部4
    eを形成し、更に前記周縁4aの一端に突起部4
    cを形成し、ロツクプレート4と共に廻動変位す
    る凹部4eに操作ボタン5aが係合してランプ6
    aが点灯した時に、スプリング17の弾力によつ
    て前記突起部4cに係合してロツクプレート4の
    逆転を阻止するラツチ15を、ロツクプレート4
    に近接して設けたことを特徴とする自動車のドア
    ロツク機構。
JP8473085U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0422664Y2 (ja)

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JP8473085U JPH0422664Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP8473085U JPH0422664Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JPS61201455U JPS61201455U (ja) 1986-12-17
JPH0422664Y2 true JPH0422664Y2 (ja) 1992-05-25

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ID=30634485

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JP8473085U Expired JPH0422664Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55129573A (en) * 1979-03-26 1980-10-07 Mitsui Mining & Smelting Co Automobile lock

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147863U (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 三井金属鉱業株式会社 自動車用扉の開閉検知装置

Patent Citations (1)

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JPS55129573A (en) * 1979-03-26 1980-10-07 Mitsui Mining & Smelting Co Automobile lock

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JPS61201455U (ja) 1986-12-17

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