JPH04226548A - エラストマー性低密度発泡性組成物 - Google Patents

エラストマー性低密度発泡性組成物

Info

Publication number
JPH04226548A
JPH04226548A JP3188307A JP18830791A JPH04226548A JP H04226548 A JPH04226548 A JP H04226548A JP 3188307 A JP3188307 A JP 3188307A JP 18830791 A JP18830791 A JP 18830791A JP H04226548 A JPH04226548 A JP H04226548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
composition
carbon atoms
resin
lower alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3188307A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard B Allen
リチャード・ブリアン・アレン
Popkin Shenian
ポップキン・シーニアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH04226548A publication Critical patent/JPH04226548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
    • C08J9/12Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
    • C08J9/14Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent organic
    • C08J9/141Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
    • C08J9/12Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
    • C08J9/14Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent organic
    • C08J9/143Halogen containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L53/00Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L53/02Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2353/00Characterised by the use of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers
    • C08J2353/02Characterised by the use of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers of vinyl aromatic monomers and conjugated dienes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S264/00Plastic and nonmetallic article shaping or treating: processes
    • Y10S264/10Foamed polystyrene mold filling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、主要量のアルケニル芳香族と共役ジエンとか
ら成るブロック共重合体と小量の1種又はそれ以上の他
の熱可塑性樹脂とから成るブレンドから製造される低密
度発泡性エラストマー組成物に関する。好ましくは、本
発明は、前記ブレンドが主要量のA−B−A型のトリブ
ロック共重合体と小量のポリスチレン樹脂及び/又はポ
リフェニレンエーテル樹脂とから成る前記発泡性組成物
に関する。又、本発明は前記低密度発泡性組成物の製造
方法及び前記組成物から製造される物品に関する。
【0001】
【発明の背景】一般的に、高い発泡倍率を有するポリス
チレンビーズを得ることは易しい。前記ビーズから製造
される発泡物品は、高い剛性及び良好な形状保持性を有
するが、しかし壊れ易く、そして耐薬品性、耐油性及び
熱安定性に劣るという欠点を有する。予め発泡させたビ
ーズの形態で、ポリスチレンは例えば80乃至95℃と
いったガラス転移温度を有し、例えばフードの下の自動
車用発泡品への使用が妨げられていた。
【0002】例えば米国特許第4,442,232号明
細書から、ポリスチレン及びスチレン−無水マレイン酸
の発泡製品が公知であり、これらは高い耐熱性を有する
が、しかし製造はむしろ難しく、そして耐衝撃性及び圧
縮強さに限界があった。
【0003】例えばコジマらの米国特許第4,303,
756号明細書から、ビニル芳香族単量体をグラフトさ
せたエチレン−プロピレン共重合体から成る発泡性熱可
塑性ビーズも公知である。製造される前記組成物は優れ
た熱安定性を有するとされているが、しかし耐溶剤性及
び耐酸化性が望ましい水準よりも低い傾向にある。
【0004】これらの欠点を克服するために、液体発泡
剤をしみ込ましたポリフェニレンエーテルとポリスチレ
ン又は耐衝撃性、即ちゴム変性グラフトポリスチレンと
のブレンドから発泡体を形成することも提案されている
。米国特許第3,492,249号明細書を参照するこ
とができ、この明細書にはポリフェニレンエーテルとポ
リスチレンとの物理的ブレンドを発泡させることが提案
されている。しかし、最大の強さを発現させるためにセ
ルを伸長させる必要があり、これには望ましくない加熱
延伸工程が含まれる。
【0005】米国特許第4,598,100号及び同4
,598,10号各明細書においては、ポリフェニレン
エーテル樹脂と耐衝撃性ポリスチレンとのブレンドが、
大気圧下、押出機内で揮発性塩素化炭化水素をしみ込ま
され、そしてその後ブレンドは発泡体として押出されて
いる。
【0006】米国特許第4,532,263号及び同4
,598,104号各明細書に、ポリフェニレンエーテ
ルと耐衝撃性ポリスチレンとのブレンドのペレットを含
浸し、ペレットを予備発泡させ、その後開口型内で成形
して発泡体を形成することが開示されている。後者の特
許明細書には、またブレンドされたポリフェニレンエー
テルとポリスチレンとの発泡シートが成形発泡物品に熱
成形可能であることも開示されている。
【0007】成形品の製造に使用する発泡性ビーズの製
造方法は、当業界で周知である。従来からの発泡ポリス
チレン(EPS)技術は、1950年代初期から存在し
た。
【0008】発泡性ビーズの製造には、3つの方法のう
ちの1つによる発泡剤の導入が含まれる。「1工程」法
として知られる1つの方法は、水中にスチレン単量体、
開始剤及び炭化水素発泡剤を懸濁させ、そして高温で重
合させる方法である。この方法が、特公昭45−326
23号公報に教示されている。
【0009】「1と半工程」法と呼ばれる第2の方法に
おいては、発泡剤を系内に導入する前に重合を80%完
了させる。
【0010】「2工程」法では、発泡剤を懸濁重合した
ビーズ(100%転化)中かあるいは溶融配合されたペ
レット中に導入する。2工程法は特公昭47−3609
7号公報において用いられており、該公報にはポリマー
を熱溶融し、溶融体をペレット化し、そして形成された
ペレットに発泡剤を導入することが開示されている。
【0011】カナダ特許第1,023,521号及び米
国特許第3,003,193号各明細書には、樹脂をダ
イに通過させ、そして断続的に押出すペレットの製造方
法が開示されている。カナダ特許第1,023,521
号明細書には、樹脂を熱可塑化した形態で、連続的に加
えた圧力下で、複数の出口への複数の狭い通路を通して
低圧のゾーンへ断続的に押出して複数の近接した押出小
球を得、それらをその後発泡させ、そして互いに合着さ
せてストランドを形成し、それらをその後機械的にかく
はんしてストランドを個々の粒子に分離することが開示
されている。米国特許第3,003,193号明細書に
は、非反応性流体を断続樹脂粒子間で射出流体として用
いて、樹脂をダイを通して断続的に押出すことが教示さ
れている。
【0012】発泡剤の押出機内への導入方法が、コリン
ズの米国特許第3,250,834号明細書に開示され
ている。コリンズは、発泡剤を導入する前に加熱したポ
リスチレンを圧縮し、混合物を冷却し、その後混合物を
ストランドに押出し、その後ストランドをペレットに切
断した。
【0013】ダイの閉塞を起すような、ダイを通過する
押出物を冷却する間の温度調節の問題が、英国特許第9
48,200号(プラッツら)及びカナダ特許第682
,464号(シュローダーら)各明細書で扱われている
。プラッツらは、径2乃至8mmの開口を有する、ポリ
テトラフルオロエチレン製かあるいはポリテトラフルオ
ロエチレンで内張りされたダイを使用している。一方、
シュローダーらは、自由な流動を確保するために、ダイ
に入る組成物の温度を調節し、そしてダイを出る殆ど直
後に温度を下げることにより、この問題に対処している
【0014】発泡性樹脂組成物の他の製造方法が、米国
特許第3,026,273号(エンゲル)、同3,02
6,272号(ルーベンスら)、同3,121,132
号(ベーン)及び同3,026,274号(マクミラン
ら)各明細書に開示されている。これらの開示内容では
、組成物の予備発泡が扱われている。これらの方法の夫
々は、ストランドをペレットに切断する前に、場合によ
っては高圧でダイを離れる「殆ど直後」に冷却するスト
ランドの製造を意図している。
【0015】様々なペレット寸法用に調節可能なブレー
ドを用いる、ポリマーの水面下ペレット化方法が、スミ
スの米国特許第4,500,271号明細書に開示され
ている。
【0016】米国特許第3,003,193号明細書に
、熱可塑性ポリマーのビーズの製造方法が開示されてお
り、該方法では連続加圧下で樹脂をダイに強制的に通す
ために、二軸押出機を通しての押出を用いている。ダイ
の面に切断手段そしてその後流体を接触させこの流体で
小球を低圧のゾーンへ搬送し、この低圧ゾーンで流体を
沸騰又は蒸発させ、そして小球を液体から取り出し、そ
してビーズに冷却する。前記特許明細書には均一ビーズ
の製造方法が教示されているが、ビーズの寸法には最小
寸法に制限がある。
【0017】今般、発泡性低密度エラストマー組成物及
びそれから誘導されるビーズが、主要量のアルケニル芳
香族樹脂と共役ジエンとから成るブロック共重合体と小
量の1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂とを含む組成
物から製造することができることを見い出した。
【0018】また、発泡性組成物及び発泡体の新規な製
造方法も見い出した。この方法には、乾燥状態のポリマ
ー組成物のビーズ又はペレットを、高温、高圧条件下で
、発泡剤を含浸されたビーズ又はペレットから成る発泡
性組成物を得るのに十分な時間、発泡剤処理に付すこと
を含む。
【0019】
【発明の概要】本発明により、 (a)  (a)と(b)との総量を基準として主要量
のアルケニル芳香族樹脂とジエンとから成るブロック共
重合体、 (b)  (a)と(b)との総量を基準として小量の
1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂及び(c)  前
記樹脂の組合せを約20ポンド/(フート)3 未満の
密度に発泡させるのに十分な量の易揮発性発泡剤を含む
低密度発泡性エラストマー組成物が提供される。本明細
書において使用する「主要量」という用語は、成分(a
)が重量部に基づいて成分(b)を構成する1種又はそ
れ以上の他の熱可塑性樹脂の各々よりも多くの量で存在
することを意味する。好ましくは、「主要量」は成分(
a)が(a)と(b)との組合せの総量の50重量%よ
り多い量で存在することを意味する。また好ましくは、
前記ジエンは共役ジエンである。
【0020】また、本発明により (a)  固体の乾燥した熱可塑性樹脂組成物を準備し
、(b)  前記樹脂組成物を約20ポンド/(フート
)3 未満の密度に発泡させるのに十分な量で易揮発性
発泡剤を添加し、そして (c)  (a)と(b)との組合せを、前記ブロック
共重合体のアルキレン芳香族セグメントの少なくとも約
ガラス転移温度の温度と大気圧より大きい圧力に、成分
(a)を成分(b)で含浸させるのに十分な時間かけ、
これにより前記樹脂組成物を約20ポンド/(フート)
3 未満の密度に発泡させることを含む低密度発泡性エ
ラストマー組成物の製造方法が提供される。本明細書に
使用する「乾燥」という用語は、前記樹脂組成物が、例
えば水中のサスペンションから回収されるなど、重合さ
れた後に重合媒体から回収されているか、あるいは重合
されそして沈殿されてから回収されているかの何れかを
意味する。更に、本明細書において使用する「乾燥」と
いう用語は、例えば組成物の約ガラス転移温度またはそ
れ以下で水分除去を行なうのに十分な時間加熱するなど
して、前記樹脂組成物から過剰の又は吸収された水分を
除去する本発明の態様を包含する。最後に、本明細書で
使用する「乾燥」という用語からは、ガラス転移温度又
は融点を超えて溶融又は流動状態に均一に加熱された樹
脂組成物は排除されている。
【0021】更に、本発明により、 (a)  (i)  (i)と(ii)との総量を基準
として主要量のアルケニル芳香族樹脂とジエンとから成
るブロック共重合体、 (ii)  (i)と(ii)との総量を基準として小
量の1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂及び(iii
)  前記樹脂の組合せを約20ポンド/(フート)3
 未満の密度に発泡させるのに十分な量の易揮発性発泡
剤を含む組成物の粒子又はビーズをしみ込ませる工程、 (b)  しみ込ませた粒子又はビーズを、このしみ込
ませた粒子又はビーズの密度よりも有意に低い密度に発
泡させるのに十分な温度に加熱する工程、(c)  前
記発泡させた粒子又はビーズを型に充填し、そして前記
粒子又はビーズを互いに融着させるのに十分な熱にかけ
る工程、及び (d)  融着した粒子又はビーズを冷却して成形され
た密着発泡体構造物を形成する工程からなる、成形され
たポリマー発泡構造体を形成するのに適した、低密度発
泡性エラストマー組成物の使用方法が提供される。
【0022】
【発明の詳述】成分(a)のブロック共重合体は、ジブ
ロック、トリブロック及び/又は放射状テレブロック共
重合体、これらの混合物等であることができる。
【0023】アルケニル芳香族化合物Aと共役ジエンB
との前記ジブロックA−B共重合体は、式:
【0024
【化5】 [式中R1 及びR2 は水素原子及び1乃至6個の炭
素原子を含む低級アルキル又はアルケニル基から成る群
から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、水素
原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル基か
ら成る群から選ばれ、そしてR5 及びR6 は水素原
子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及びア
ルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5 
及びR6 は炭化水素基と互いに結合してナフチル基を
形成している]のアルケニル芳香族化合物から誘導され
る。
【0025】アルケニル芳香族単量体Aの具体例には、
スチレン、ブロモスチレン、クロロスチレン、α−メチ
ルスチレン、パラメチルスチレン、ビニルキシレン、ジ
ビニルベンゼン、ビニルナフタレン及びビニルトルエン
が包含される。
【0026】これらを、例えば1,3−ブタジエン、2
−メチル−1,3−ブタジエン及び1,3−ペンタジエ
ン等から誘導されるジエンBと共重合させる。
【0027】前記A−Bブロック共重合体は、当業界で
周知の、又は例えば英国特許第1,145,923号明
細書等の特許文献に記載されている下記方法に従って製
造することができる。そのほか、これらのポリマーは例
えばシェル・ケミカルズ(Shell  Chemic
als)からシェルビス(Shellvis)50の商
品表示で市販されている。好ましくは、これらはジブロ
ックBにおける様な脂肪族不飽和が水素化により減少さ
せられているジブロック共重合体である。この種の共重
合体は、好ましくはゴムジブロックBの平均不飽和を元
の値の20%以下、更に好ましくは10%以下に減少さ
せられている。
【0028】水素化は、例えばニッケル又はけいそう土
、ラニーニッケル、銅、クロマイト、硫化モリブデン、
及び担体上の微粉白金又は他の貴金属等の様々な水素化
触媒を用いて行なうことができる。
【0029】水素化は、例えば大気圧から3,000p
sigまでの範囲及び華氏75−600°Fまでの範囲
等の事実上いかなる所望する温度又は圧力で、24時間
まで行なうことができる。この種の方法は周知である。
【0030】本発明において好適なビニル芳香族とジエ
ンとの前記A−B−A型ブロック共重合体は当業界で周
知であり、そして市販されている。これらは、例えば「
合成エラストマーのポリマー化学」、ケネデイら編、イ
ンターサイエンス・パブリッシャーズ、23巻、II部
(1969年)、553−559頁[”Polymer
  Chemistry  of  Syntheti
c  Elastomers”,edited  by
  Kennedy  et  al.,Inters
cience  Publishers,Vol.23
,Part  II(1969),pages  55
3−559]に記載されている。そのほかに、ゼリンス
キの米国特許第3,251,905号及びホルデンらの
米国特許第3,321,635号各明細書にも記載があ
る。
【0031】一般的に、前記ブロック共重合体は、同一
であるか又は異なることができる末端ブロックAが、芳
香族部分が単環又は多環の何れかであることができるビ
ニル芳香族化合物から製造される熱可塑性ホモポリマー
又は共重合体であるA−B−A型のものである。その例
には、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
、ビニルキシレン、エチルビニルキシレン、ビニルナフ
タレン等又はこれらの混合物が包含される。
【0032】中央ブロックBは、例えば1,3−ブタジ
エン、2,3−ジメチルブタジエン、イソプレン、1,
3−ペンタジエン等又はこれらの混合物などの、ジエン
炭化水素、好ましくは共役ジエンから誘導されるエラス
トマー性ポリマーである。
【0033】共重合体の比及び各共重合体の平均分子量
は、広範に変動することができる。しかし、頻繁には中
央ブロックBの分子量が末端ブロックの組合せの分子量
よりも大きい。末端ブロックAの分子量は、好ましくは
約2,000乃至100,000の範囲であり、中央ブ
ロックBの分子量は好ましくは約25,000乃至約1
,000,000である。
【0034】所望する場合、前記ブロック共重合体を前
記A−B型共重合体の水素化と同様に共重合体のゴム部
分を水素化処理することができる。
【0035】水素化A−B−Aブロック共重合体につい
て、約4,000乃至約115,000の平均分子量を
有する末端ブロックA及び約20,000乃至約450
,000の平均分子量を有する中央ブロックBを形成す
ることが好ましい。更に好ましくは、末端ブロックAが
8,000乃至60,000の平均分子量を有し、中央
ブロックBが約50,000乃至300,000の平均
分子量を有する。
【0036】とりわけ好適な水素化ブロック共重合体は
、ブタジエン炭素原子の35乃至55%、更に好ましく
は40乃至50%がビニル側鎖であるポリブタジエン中
央ブロックを有するものである。
【0037】前記水素化ブロック共重合体は、更にジョ
ーンズの米国特許第3,431,323号及びデラメー
らの同3,670,054号各明細書に記載されている
【0038】好適な組成物においては、前記ブロック共
重合体は、ポリブタジエン又はポリイソプレン部分が水
素化されているか、又は水素化されていない、ポリスチ
レン−ポリブタジエン−ポリスチレン又はポリスチレン
−ポリイソプレン−ポリスチレン型のA−B−Aブロッ
ク共重合体である。
【0039】最も好適な本発明に係わるブロック共重合
体は、アルケニル芳香族化合物(A)とエチレン−ブチ
レン中央ブロック(B)とから成り、そして一般式:

0040】
【化6】 [式中R1 及びR2 は水素原子及び1乃至6個の炭
素原子を含む低級アルキル又は低級アルケニル基から成
る群から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、
水素原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル
基から成る群から選ばれ、R5 及びR6 は水素原子
及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及び低級
アルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5
 及びR6 は炭化水素基とナフチル基を形成している
]の化合物から誘導され、該化合物は第三級炭素原子を
含まない。好適なビニル芳香族化合物は、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、
ビニルナフタレン等である。
【0041】前記ブロック共重合体の好適な態様では、
前記ビニル芳香族化合物(A)としてスチレン及び前記
アルケン(B)としてエチレン−ブチレンブロックを与
える。最も好適なのは、スチレン−エチレン/ブチレン
−スチレン(S−EB−S)トリブロック共重合体及び
スチレン−エチレン/プロピレン(S−EP)ジブロッ
ク共重合体である。
【0042】これらの好適な態様が、シェル・ケミカル
ズ(Shell Chemicals)から入手できる
様々なクレートン(Kraton)エラストマーとして
市販されている。クレートン群の構造組成の詳細を、表
1に示した。
【0043】
【表1】                         表
1:ブロック共重合体               
                         
分子量(×1,000)クレートン        型
        S/XX比    PS      
XX    PS    総量D−1101  S−B
−S    30/70  14.0    64  
  14    92D−1102  S−B−S  
  28/72    9.5    47  9.5
    66G−1650  S−EB−S  28/
72  10.0    54    10    7
4G−1651  S−EB−S  33/67  2
9.0  116    29  174G−1652
  S−EB−S  29/71    7.5   
 37  7.5    52GX−1701  S−
EP    36/64      39    70
    −−  109GX−1702  S−EP 
   26/74      43  121    
−−  164  前記「放射状テレブロック共重合体
」という用語は、周知の物質群を定義する。これらは市
販されているか、あるいは例えば米国特許第3,595
,942号及び同4,090,996号各明細書等の特
許文献に記載されている方法に従って製造することがで
きる。
【0044】例えば、ブタジエン等の共役ジエンとスチ
レン等のビニル芳香族化合物とをn−ブチルリチウム等
の有機金属化合物の存在下で共重合させて例えばリチウ
ム等の活性金属原子で末端停止されている鎖から成る共
重合体生成物を生成させる。これらの共重合体を、前記
ポリマー鎖上の末端金属原子と反応し、そしてこれに置
換することができる1個以上の活性部位を有するカップ
リング剤と反応させる。得られる共重合体は、中央に位
置するカップリング剤と、該カップリング剤から様々な
方向に伸長するいくつかの共重合体鎖から成る構造で特
徴づけられる。水素化を所望する場合、前記共重合体を
その後例えばデボーの米国特許第3,696,088号
明細書に記載されている方法など公知の方法により水素
化することができる。
【0045】1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂成分
(b)は、成分(a)と実質的に混和性の樹脂の何れで
あってもよい。とりわけ好適なのは、他のアルケニル芳
香族樹脂及び/又はポリフェニレンエーテル樹脂である
【0046】本明細書中で使用する「アルケニル芳香族
樹脂」という用語は、アルケニル芳香族化合物のホモポ
リマー並びに共重合体及びターポリマーを包含すること
を意図して用いている。好ましくは、前記アルケニル芳
香族ポリマーは、少なくとも部分的に式:
【0047】
【化7】 [式中R1 及びR2 は1乃至6個の炭素原子を含む
低級アルキル又はアルケニル基及び水素原子から成る群
から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、水素
原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル基か
ら成る群から選ばれ、そしてR5 及びR6 は水素原
子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及びア
ルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5 
及びR6 は炭化水素基と互いに結合してナフチル基を
形成している]の単位に基づく。
【0048】前記単位は、スチレン並びにスチレンの同
族体及び類似体を包含する。具体例には、スチレン以外
にスチレン−無水マレイン酸共重合体、クロロスチレン
、ブロモスチレン、α−メチルスチレン、パラメチルス
チレン、ビニルスチレン、ジビニルベンゼン及びビニル
ナフタレンが包含される。スチレンがとりわけ好適であ
る。
【0049】本発明の実施に際して使用するのに好適な
前記ポリフェニレンエーテルは、通常下記式(I):

0050】
【化8】 の構造単位を含み、これら各単位の夫々において各Q1
 は水素原子、ハロゲン原子、第一級又は第二級低級、
即ち7個までの炭素原子を含むアルキル基、フェニル基
、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン又は窒素原子を
ベンゼン環から隔てているハロアルキル又はアミノアル
キル基、炭化水素オキシ基又は少なくとも2個の炭素原
子がハロゲン原子と酸素原子とを隔てているハロ炭化水
素オキシ基であり、そして各Q2 は夫々水素原子、ハ
ロゲン原子、第一級又は第二級低級アルキル基、フェニ
ル基、ハロアルキル基、炭化水素オキシ基又はQ1 で
定義した様なハロ炭化水素オキシ基である。適切な第一
級低級アルキル基の例は、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−アミル基
、イソアミル基、2−メチルブチル基、n−ヘキシル基
、2,3−ジメチルブチル基、2−,3−又は4−メチ
ルフェニル基及び対応するヘプチル基である。第二級低
級アルキル基の例は、イソプロピル基、sec−ブチル
基及び3−ペンチル基である。好ましくは、全てのアル
キル基は枝分かれであるよりも寧ろ直鎖である。最も頻
繁には、各Q1 がアルキル基又はフェニル基であり、
とりわけ炭素数1乃至4のアルキル基であり、そして各
Q2 が水素原子である。
【0051】好適なポリフェニレンエーテルは、式:

0052】
【化9】 [式中1つの単位の酸素エーテル原子は次の隣接する単
位のベンゼン核に結合しており、nは正の整数であり、
そして少なくとも50であり、そして各Qは水素原子、
ハロゲン原子、第三級α炭素原子を含まない炭化水素基
、ハロゲン原子と式中のフェニル核との間に少なくとも
2個の炭素原子を含むハロ炭化水素基、炭化水素オキシ
基、及びハロゲン原子と式中のフェニル核との間に少な
くとも2個の炭素原子を含むハロ炭化水素オキシ基から
なる群から選ばれる1価の置換基である]の単位を含む
【0053】ホモポリマー及び共重合体の両方が包含さ
れる。適切なホモポリマーは、例えば2,6−ジメチル
−1,4−フェニレンエーテル単位を含むものである。 適切な共重合体には、前記単位を例えば2,3,6−ト
リメチル−1,4−フェニレンエーテル単位と組合わせ
て含むランダム共重合体が包含される。多くの適切なラ
ンダム共重合体及びホモポリマーが、特許文献に開示さ
れている。そのほかに意図しているのは、ポリフェニレ
ンエーテル鎖上にアクリロニトリル及びスチレン等のビ
ニル芳香族化合物などのビニル単量体及びポリスチレン
及びエラストマーなどのポリマーをグラフトさせて製造
されるものを包含するグラフト共重合体である。更に他
の適切なポリフェニレンエーテルは、カップリング剤が
ポリマーの分子量を高めるために2つのポリフェニレン
エーテル鎖のヒドロキシ基と反応しているカップリング
されたポリフェニレンエーテルである。カップリング剤
の例は、低分子量ポリカーボネート、キノン、複素環化
合物及びホルマールである。
【0054】前記ポリフェニレンエーテルは、通常約5
,000乃至40,000の範囲の分子量(本明細書で
この用語を使用する限りにおいて、ゲル透過クロマトグ
ラフィーで測定した数平均)を有する。前記ポリマーの
固有粘度は、クロロホルム中での溶液の状態において、
25℃で測定して通常約0.38乃至0.5デシリット
ル/グラム(dl/g)の範囲である。
【0055】前記ポリフェニレンエーテルは、公知の方
法により、そして典型的には少なくとも1種の対応する
モノヒドロキシ芳香族(例えばフェノール)化合物の酸
化カップリングにより製造することができる。特に有用
で、そして容易に入手できるモノヒドロキシ芳香族化合
物は、2,6−キシレノール(前記式において各Q1 
がメチル基であり、そして各Q2 が水素原子である)
であり、それに対応するポリマーはポリ(2,6−ジメ
チル−1,4−フェニレンエーテル)と表示することが
できる。
【0056】当業界でポリフェニレンエーテルの製造に
有用であることが知られている様々な触媒系の何れをも
、本発明で使用するポリフェニレンエーテルの製造に使
用することができる。大抵、前記触媒系は、通常は様々
な他の物質との組合せで少なくとも1種のコバルト化合
物を含む。好適な触媒系には、銅を含むものがある。 この種の触媒が、例えば前出の米国特許第3,306,
874号及び同3,306,875号各明細書その他に
開示されている。それらは、通常第一銅又は第二銅イオ
ン、ハロゲン化物(即ち塩化物、臭化物又はヨウ化物)
イオン及び少なくとも1種のアミンの組合せである。
【0057】そのほかに好適なのは、マンガンを含む触
媒系である。それらは、通常二価のマンガン、及びハロ
ゲン化物、アルコキシド及びフェノキシド等のアニオン
を含むアルカリ性の系である。最も頻繁には、前記マン
ガンは例えばジアルキルアミン、アルカノールアミン、
アルキレンジアミン、o−ヒドロキシ芳香族アルデヒド
、o−ヒドロキシアゾ化合物、α−ヒドロキシオキシム
(モノマー性及びポリマー性の両方)、o−ヒドロキシ
アリールオキシム及びβ−ジケトン等の1種又はそれ以
上の錯化剤及び/又はキレート化剤との錯体として存在
する。
【0058】当業者は、ポリフェニレンエーテル製造用
のマンガン及びコバルト含有触媒系を開示している特許
文献に精通していよう。
【0059】本発明にとりわけ有用なポリフェニレンエ
ーテルは、下記式(II):
【0060】
【化10】 及び式(III):
【0061】
【化11】 [式中Q1 及びQ2 は前述の意味を有し、各R1 
は夫々水素原子又アルキル基であり、但し両方のR1 
基の炭素原子の総数は6以下であり、そして各R2 は
夫々水素原子又は炭素数1乃至6の第一級アルキル基で
ある]の末端基の少なくとも1種を有する分子から成る
。好ましくは、各R1 は水素原子であり、そして各R
2 はアルキル基、とりわけメチル又はn−ブチルであ
る。
【0062】式(II)のアミノアルキル置換末端基を
含むポリマーは、酸化カップリング反応混合物の成分の
1つとして適切な第一級又は第二級モノアミンを混合し
、とりわけ銅又はマンガン含有触媒を使用した場合に得
られる。前記アミン、とりわけジアルキルアミン、そし
て好ましくはジ−n−ブチルアミン及びジメチルアミン
は、最も頻繁にはポリマー鎖の末端単位上のヒドロキシ
基に隣接する1個又はそれ以上のQ1 基上のα−水素
原子の1つを置換して、しばしばポリフェニレンエーテ
ルと化学結合する。その後の加工及び/又はブレンドの
間に、前記アミノアルキル置換末端基は、恐らく下記式
(IV):
【0063】
【化12】 [式中R1 は前述の意味を有する]のキノン−メチド
型の中間体を伴ない、しばしば他のブレンド成分との相
容化の増進を含む優れた効果を伴なう、様々な反応を受
ける可能性がある。
【0064】式(III)のビスフェノール末端基を有
するポリマーは、典型的には下記式(V):
【0065
【化13】 の副生物ジフェノキノンが存在する反応混合物から、と
りわけ銅−ハロゲン化物−第二級又は第三級アミン系に
おいて得られる。これに関して、米国特許第4,234
,706号、同4,477,649号及び同4,482
,697号各明細書の開示内容が特に関連が深い。この
類型の混合物において、前記ジフェノキノンは、主とし
て末端基として最終的にポリマー中に可成りの量で組み
入れられる。
【0066】前記条件下で得られる多くのポリフェニレ
ンエーテルにおいて、可成りの割合のポリマー分子、通
常はポリマーの約90重量%程度が、前記式(II)及
び(III)の一方、又はしばしば両方の末端基を含む
。しかし、他の末端基も存在することができ、そして本
発明は、最も広い意味において、ポリフェニレンエーテ
ル末端基の分子構造に依存しないことに留意すべきであ
る。
【0067】従って、認識されたポリフェニレンエーテ
ル樹脂の全群を包含する広範なポリマー性物質が本発明
の実施に使用するのに適していることが、本発明におい
て意図されていることが当業者にとって明らかであろう
【0068】そのほか、他の成分も前記組成物に含ませ
ることができる。これらは、従来から使用されている用
途及び従来からの量での充填剤及び/又は補強剤、強化
繊維、可塑剤、着色剤、染料、難燃剤、酸化防止剤、顔
料、離型剤、滴下防止剤等の一般に使用されている添加
剤から選択することができる。組成物の総重量の1乃至
60重量部の範囲で、少量であるが、しかし有効な量を
通常選択する。
【0069】本発明において使用するのに適切な成分(
c)の発泡剤には、従来からの炭化水素又は過フッ化炭
化水素発泡剤が包含される。発泡剤の例には、プロパン
、n−ブタン、iso−ブタン、n−ペンタン、イソペ
ンタン及びn−ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シクロペ
ンタン及びシクロヘキサン等の脂環式炭化水素、及び塩
化メチル、塩化エチル、ジクロロジフルオロメタン、ク
ロロジフルオロメタン及びトリクロロフルオロメタン等
のハロゲン化炭化水素が包含される。好適な炭化水素試
剤には、脂肪族炭化水素、とりわけ4乃至7個の炭素原
子を含むものが包含される。その例には、ペンタン、イ
ソペンタン、ペンテン、ヘキサン、ヘプタン等が包含さ
れる。
【0070】過フッ化炭化水素発泡剤には、CCl3 
F、 CCl2 F2 、 CHClF2 、 CClF2 −CClF2  が包含される。
【0071】これらは、夫々フレオン(FREON)1
1、フレオン12、フレオン22及びフレオン114と
して市販されている。そのほかのハロゲン化炭化水素発
泡剤には、塩化メチレン、クロロホルム、CCl4 等
が包含される。
【0072】前記発泡剤を組合わせて使用することがで
き、そして通常は前記熱可塑性樹脂ビーズの重量を基準
として4乃至40重量%の範囲、好ましくは約5乃至1
5重量%の範囲の量で使用する。
【0073】本発明方法により得られる発泡性の熱可塑
性樹脂組成物、粒子又はビーズ中に含浸された前記発泡
剤は、組成物から容易には逃散せず、そして樹脂を安定
な条件下で長期間貯蔵することができる。そのため、例
えばポリエチレン−スチレンビーズの場合のように、加
圧下の容器中で貯蔵する必要がない。従って、得られる
発泡性熱可塑性ビーズを、製造したままの状態で貯蔵し
あるいは輸送することができる。例えば、本発明による
発泡性樹脂粒子を大気圧下1週間貯蔵した後に水蒸気で
予め発泡させた場合、十分な発泡倍率を有する発泡ビー
ズを得ることができる。
【0074】高発泡倍率を有する発泡物品を、水蒸気等
の加熱媒体により本発明による前記発泡性熱可塑性樹脂
を加熱することによって製造することができる。
【0075】本発明方法により得られる前記発泡性熱可
塑性樹脂を、ビーズを予め発泡させ、そして型キャビテ
イ内で融着させることにより所望する形態の発泡成形品
に成形することができる。
【0076】更に、本発明方法によると、防火剤、着色
剤、帯電防止剤等を添加することができる。
【0077】
【好適な態様の説明】以下の実施例により、本発明を例
証する。
【0078】実施例1  結晶ポリスチレン[ホストリ
ン(Hostryn)50]250重量部を、ワーナー
・フライダラー(Werner−Pfleiderer
)30mm二軸押出機内で、500重量部のスチレン−
ブタジエン−スチレン型非水素化トリブロック共重合体
であるクレートンD1101と溶融配合した。押出物を
冷却し、そして約1/8インチ径のペレットに切断した
【0079】22ccパーボンベに、2.5グラムの押
出されたペレットを2.84グラムのフレオン12と共
に装入した。フレオン12は室温で気体であるため、気
体が逃散する傾向を減らすためにボンベを最初に液体窒
素中で冷却した。その後、ボンベをニードルバルブを有
するカバーでキャップした。ボンベを100℃のオーブ
ン内に20時間置いた。その後、ボンベを取出し、そし
て圧力を解除するためにニードルバルブを全て開けた。 ボンベを水中で冷却し、そしてペレットを取り出した。 ペレットが、最初の約1/8インチ径の寸法から約3/
8インチ径の寸法へと膨張しており、そして表面に小さ
な泡が現われていた。また、ペレットは極めて弾力性に
富み、そして7.3ポンド/(フート)3の密度を有し
ていた。
【0080】実施例2  実施例1の結晶ポリスチレン
の代りに250重量部のゴム変性耐衝撃性ポリスチレン
を用いて実施例1の方法を繰り返して、同様の結果を得
た。当初の寸法から膨張した、密度の減少したペレット
を得た。
【0081】実施例3  組成物に更に200重量部の
ポリフェニレンエーテル樹脂を含ませた以外は実施例1
の方法に従い、同様の結果を得た。ペレットは当初の寸
法から膨張し、そして密度の減少を示した。
【0082】実施例4  組成物に更に250重量部の
ポリフェニレンエーテル樹脂を含ませた以外は実施例2
の方法に従い、同様の結果を得た。ペレットは当初寸法
から膨張し、そして密度の減少を示した。
【0083】実施例5  実施例1のクレートンD11
01の代りに500重量部のクレートンGX1701を
用いて、実施例1の方法に従い、同様の結果を得た。ペ
レットは当初寸法から膨張し、そして密度の減少を示し
た。
【0084】実施例6  クレートンD1101の代り
に500重量部のクレートンGX1701を用いて実施
例3の方法を繰り返して、同様の結果を得た。ペレット
は当初寸法から膨張し、そして密度の減少を示した。
【0085】実施例7  クレートンD1101の代り
に500重量部のクレートンG1651を用いて、実施
例1の方法に従い、同様の結果を得た。ペレットは当初
寸法から膨張し、そして密度の減少を示した。
【0086】実施例8  クレートンD1101の代り
に500重量部のクレートンG1651を用いて、実施
例3の方法に従い、同様の結果を得た。ペレットは当初
寸法から膨張し、そして密度の減少を示した。
【0087】本発明を詳細に、そして具体的態様につい
て記載したが、本発明の本質から逸脱しないで様々な変
化及び変更が可能であることは当業者に明らかである。 例えば、S−B−S共重合体の代りに、スチレン−イソ
プレン−スチレン及び/又はスチレン−エチレン/ブチ
レン−スチレン型の共重合体を使用することができる。 ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル
)の代りに、ポリ(2,6−ジメチル−コ−2,3,6
−トリメチル−1,4−フェニレンエーテル)を用いる
ことができる。エステル又はエーテル基でキャップされ
たポリフェニレンエーテル樹脂を使用することができ、
例えばホロクらの米国特許第3,375,228号及び
ヘイとホワイトの同4,048,143号各明細書を参
照することができる。スチレン単量体の代りに、α−メ
チルスチレン、ブロモスチレン、クロロスチレン、ビニ
ルトルエン、これらの混合物等を使用することができる
【0088】フレオン12のほかに、前記発泡剤はペン
タン、n−ブタン、塩化メチル、ジクロロジフルオロメ
タン、クロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメ
タン、これらの混合物等から成ることができる。この種
の明白な変形例の全てが、完全に意図した本発明の範囲
内である。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)  (a)と(b)との総量を
    基準として主要量のアルケニル芳香族樹脂とジエンとか
    ら成るブロック共重合体、 (b)  (a)と(b)との総量を基準として小量の
    1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂及び(c)  前
    記樹脂の組合せを約20ポンド/(フート)3 未満の
    密度に発泡させるのに十分な量の易揮発性発泡剤を含む
    低密度発泡性エラストマー組成物。
  2. 【請求項2】  成分(a)が(a)と(b)との組合
    せの総量の50重量%より多い量で存在する請求項1記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】  成分(a)のブロック共重合体がジブ
    ロック、トリブロック、放射状テレブロック共重合体、
    及びこれらの2種以上の混合物から成る群から選ばれる
    請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】  成分(a)がアルケニル芳香族化合物
    と共役ジエンとのジブロック共重合体から成る請求項3
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】  アルケニル芳香族化合物が式:【化1
    】 [式中R1 及びR2 は水素原子及び1乃至6個の炭
    素原子を含む低級アルキル又はアルケニル基から成る群
    から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、水素
    原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル基か
    ら成る群から選ばれ、そしてR5 及びR6 は水素原
    子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及びア
    ルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5 
    及びR6 は炭化水素基と互いに結合してナフチル基を
    形成している]を有するアルケニル芳香族化合物から誘
    導される請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】  アルケニル芳香族化合物がスチレンで
    あり、そして共役ジエンがエチレン/プロピレンブロッ
    クである請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】  スチレン−エチレン/プロピレンジブ
    ロック共重合体の分子量が約50,000乃至約200
    ,000である請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】  エチレン/プロピレンブロックがスチ
    レンブロックよりも高分子量である請求項7記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】  成分(a)が、(A)がアルケニル芳
    香族樹脂から成り、そして(B)が共役ジエンから成る
    A−B−A型のトリブロック共重合体である請求項1記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】  アルケニル芳香族化合物が式:【化
    2】 [式中R1 及びR2 は水素原子及び1乃至6個の炭
    素原子を含む低級アルキル又はアルケニル基から成る群
    から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、水素
    原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル基か
    ら成る群から選ばれ、そしてR5 及びR6 は水素原
    子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及びア
    ルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5 
    及びR6 は炭化水素基と互いに結合してナフチル基を
    形成している]を有するアルケニル芳香族化合物から誘
    導される請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】  各末端ブロックAの分子量が約2,
    000乃至約100,000であり、そして中央ブロッ
    クBの分子量が約25,000乃至約1,000,00
    0である請求項9記載の組成物。
  12. 【請求項12】  中央ブロックBが水素化されている
    請求項9記載の組成物。
  13. 【請求項13】  各末端ブロックAの分子量が約4,
    000乃至約115,000であり、そして中央ブロッ
    クBの分子量が約20,000乃至約450,000で
    ある請求項12記載の組成物。
  14. 【請求項14】  ブロック共重合体が、各末端ブロッ
    クAがスチレンから成り、そして中央ブロックBが水素
    化及び非水素化ブタジエン、イソプレン、エチレン/ブ
    チレン又はこれらの2種以上の混合物から成る群から選
    ばれるジエンから成る請求項1記載の組成物。
  15. 【請求項15】  各末端ブロックAの分子量が約7,
    500乃至約29,000であり、そして中央ブロック
    Bの分子量が約37,000乃至約116,000であ
    る請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】  成分(b)の1種又はそれ以上の他
    の熱可塑性樹脂がアルケニル芳香族樹脂及びポリフェニ
    レンエーテル樹脂から成る群から選ばれる請求項14記
    載の組成物。
  17. 【請求項17】  アルケニル芳香族樹脂が少なくとも
    部分的に式: 【化3】 [式中R1 及びR2 は1乃至6個の炭素原子を含む
    低級アルキル又はアルケニル基及び水素原子から成る群
    から選ばれ、R3 及びR4 はクロロ、ブロモ、水素
    原子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル基か
    ら成る群から選ばれ、そしてR5 及びR6 は水素原
    子及び1乃至6個の炭素原子を含む低級アルキル及びア
    ルケニル基から成る群から選ばれるか、あるいはR5 
    及びR6 は炭化水素基と互いに結合してナフチル基を
    形成している]の単位に基づくホモポリマー、共重合体
    及びターポリマーから成る群から選ばれる請求項16記
    載の組成物。
  18. 【請求項18】  アルケニル芳香族樹脂がスチレンで
    ある請求項17記載の組成物。
  19. 【請求項19】  成分(b)のポリフェニレンエーテ
    ル樹脂が下記式: 【化4】 の構造単位を含み、これら各単位の夫々において各Q1
     は水素原子、ハロゲン原子、第一級又は第二級の低級
    、即ち7個までの炭素原子を含むアルキル基、フェニル
    基、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン又は窒素原子
    をベンゼン環から隔てているハロアルキル又はアミノア
    ルキル基、炭化水素オキシ基又は少なくとも2個の炭素
    原子がハロゲン原子と酸素原子とを隔てているハロ炭化
    水素オキシ基であり、そして各Q2 は夫々水素原子、
    ハロゲン原子、第一級又は第二級低級アルキル基、フェ
    ニル基、ハロアルキル基、炭化水素オキシ基又はQ1 
    で定義した様なハロ炭化水素オキシ基である請求項16
    記載の組成物。
  20. 【請求項20】  ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ
    (2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)か
    ら成る請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】  ポリフェニレンエーテルがポリ(2
    ,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)とポリ
    (2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテ
    ル)との共重合体から成る請求項19記載の組成物。
  22. 【請求項22】  成分(c)の発泡剤がプロパン、n
    −ペンタン、iso−ブタン、n−ペンタン、イソペン
    タン、n−ヘキサン、シクロペンタン、シクロヘキサン
    、塩化メチル、塩化エチル、ジクロロジフルオロメタン
    、クロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン
    、ペンテン、ヘプタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジ
    クロロテトラフルオロエタン及びこれらの2種以上の混
    合物から成る群から選ばれる請求項1記載の組成物。
  23. 【請求項23】  成分(c)の発泡剤が(a)と(b
    )との樹脂の組合せを約15ポンド/(フート)3 未
    満の密度に発泡させるのに十分な量で存在する請求項2
    2記載の組成物。
  24. 【請求項24】  成分(c)の発泡剤が(a)と(b
    )との樹脂の組合せを約10ポンド/(フート)3 未
    満の密度に発泡させるのに十分な量で存在する請求項2
    3記載の組成物。
  25. 【請求項25】  成分(c)の発泡剤が(a)と(b
    )との樹脂の組合せを約5乃至約10ポンド/(フート
    )3 の密度に発泡させるのに十分な量で存在する請求
    項24記載の組成物。
  26. 【請求項26】  (a)  固体の乾燥した熱可塑性
    樹脂組成物を準備し、 (b)  前記樹脂組成物を約20ポンド/(フート)
    3 未満の密度に発泡させるのに十分な量で易揮発性発
    泡剤を添加し、そして (c)  (a)と(b)との組合せを、前記ブロック
    共重合体のアルキレン芳香族セグメントの少なくとも約
    ガラス転移温度の温度と大気圧より大きい圧力に、成分
    (a)を成分(b)で含浸させるのに十分な時間かけ、
    これにより前記樹脂組成物を約20ポンド/(フート)
    3 未満の密度に発泡させることからなる低密度発泡性
    エラストマー組成物の製造方法。
  27. 【請求項27】  (a)  (i)  (i)と(i
    i)との総量を基準として主要量のアルケニル芳香族樹
    脂とジエンとから成るブロック共重合体、 (ii)  (i)と(ii)との総量を基準として小
    量の1種又はそれ以上の他の熱可塑性樹脂及び(iii
    )  前記樹脂の組合せを約20ポンド/(フート)3
     未満の密度に発泡させるのに十分な量の易揮発性発泡
    剤を含む組成物をしみ込ませる工程、(b)  しみ込
    ませた組成物を、このしみ込ませた組成物の密度よりも
    有意に低い密度に発泡させるのに十分な温度に加熱する
    工程、 (c)  前記発泡させた組成物を型に充填する工程、
    (d)  前記組成物を互いに融着させるのに十分な熱
    にかける工程、及び (e)  融着した組成物を冷却して成形された密着発
    泡体構造物を形成する工程からなる成形されたポリマー
    発泡構造体の形成方法。
JP3188307A 1990-07-09 1991-07-03 エラストマー性低密度発泡性組成物 Pending JPH04226548A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US550,549 1990-07-09
US07/550,549 US5130340A (en) 1990-07-09 1990-07-09 Elastomeric low density foamable compositions and process of making the same and articles made therefrom

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04226548A true JPH04226548A (ja) 1992-08-17

Family

ID=24197639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3188307A Pending JPH04226548A (ja) 1990-07-09 1991-07-03 エラストマー性低密度発泡性組成物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5130340A (ja)
EP (1) EP0468215B1 (ja)
JP (1) JPH04226548A (ja)
DE (1) DE69128111T2 (ja)
ES (1) ES2108699T3 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5389320A (en) * 1991-10-28 1995-02-14 General Electric Company Method of making expandable polyphenylene ether and polyolefin blend
DE4416852A1 (de) * 1994-05-13 1995-11-16 Basf Ag Expandierbare Styrolpolymerisate
DE4416862A1 (de) * 1994-05-13 1996-02-22 Basf Ag Expandierbare Styrolpolymerisate
US5792552A (en) * 1996-04-12 1998-08-11 Providence Industries, L.L.C. Reusable concrete form panel sheeting
US6110404A (en) * 1998-08-14 2000-08-29 Ligon Brothers Manufacturing Company Method of extruding thermoplastic elastomer foam using water as a blowing agent
US6093352A (en) * 1998-09-16 2000-07-25 Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. Process for producing foam by monitoring key process parameters
AU4064200A (en) * 1999-04-28 2000-11-10 General Electric Company Compositions of styrenic block copolymer resin and polyphenylene ether resin
US6583205B2 (en) 2001-05-07 2003-06-24 General Electric Company Flame retardant expandable poly(arylene ether)/polystyrene compositions and preparation thereof
US20040209968A1 (en) * 2001-05-07 2004-10-21 Jos Bastiaens Flame retardant expandable poly(arylene ether)/polystyrene compositions and preparation thereof
US20060121170A1 (en) * 2004-12-06 2006-06-08 Howard David L Rubbery gels made from vegetable oils
TW200704700A (en) * 2005-05-10 2007-02-01 Nova Chem Inc Expandable resins
EP2341103A1 (en) * 2006-08-03 2011-07-06 Asahi Kasei Chemicals Corporation Flame-retardant resin composition
US20120108691A1 (en) * 2009-05-18 2012-05-03 Polyone Corporation Low density thermoplastic elastomers
WO2011040585A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 株式会社クラレ 発泡成形体からなる容器用栓

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308009A (ja) * 1987-05-01 1988-12-15 モービル・オイル・コーポレーション ブタジエンの分散重合方法

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA682464A (en) * 1964-03-17 Shell Oil Company Process for preparing expandable thermoplastic material
DE948300C (de) * 1951-12-20 1956-08-30 Bataafsche Petroleum Pumpe zur Foerderung geringer Fluessigkeitsmengen
DE1229722B (de) * 1957-11-29 1966-12-01 Dow Chemical Co Verfahren zum Herstellen verschaeumbarer Formmassen aus vinylaromatischen Polymerisaten
US3003193A (en) * 1959-01-15 1961-10-10 Dow Chemical Co Method for making beads of thermoplastic polymers
US3026274A (en) * 1961-05-08 1962-03-20 Dow Chemical Co Production of foamable vinyl aromatic resin compositions
US3121132A (en) * 1961-12-18 1964-02-11 Koppers Co Inc Stress relieving expandable plastic particles
US3250834A (en) * 1962-07-19 1966-05-10 Sun Chemical Corp Method for making foamable polystrene pellets
NL295699A (ja) * 1962-07-24
BE635349A (ja) * 1962-07-24
NL144314B (nl) * 1964-10-31 1974-12-16 Akzo Nv Werkwijze ter bereiding van een anisotroop schuim van een polymeer en daaruit vervaardigde voorwerpen.
US3743611A (en) * 1966-06-08 1973-07-03 Hitachi Ltd Foamable thermoplastic beads and a process for the preparation thereof
GB1130773A (en) * 1966-07-16 1968-10-16 Dunlop Co Ltd Improvements in or relating to rubbers
FR2003581A1 (ja) * 1968-03-09 1969-11-07 Asahi Chemical Ind
US3909463A (en) * 1968-11-29 1975-09-30 Allied Chem Grafted block copolymers of synthetic rubbers and polyolefins
US3959545A (en) * 1974-02-06 1976-05-25 Phillips Petroleum Company Unvulcanized expanded high green strength synthetic rubber product and method of manufacture
CA1023521A (en) * 1974-10-15 1978-01-03 The Dow Chemical Company Process for making expanded synthetic resinous beads
US4234706A (en) * 1977-05-26 1980-11-18 General Electric Company Quinone-coupled polyphenylene oxides
US4303756A (en) * 1978-10-16 1981-12-01 Sekisui Kaseihin Kogyo Kabushiki Kaisha Process for producing expandable thermoplastic resin beads
JPS6049217B2 (ja) * 1979-05-07 1985-10-31 積水化成品工業株式会社 発泡性粒子の製造法
US4385016A (en) * 1980-12-19 1983-05-24 Phillips Petroleum Company Method of extruding and pelletizing expandable polymeric composition with recycling of transparent water supplied across the face of the extrusion die
US4482697A (en) * 1983-03-11 1984-11-13 General Electric Company Process, complex and catalyst for preparation of polyphenylene oxide
US4477649A (en) * 1983-03-25 1984-10-16 General Electric Company Two-stage continuous process for preparation of polyphenylene oxides
IT1163386B (it) * 1983-05-19 1987-04-08 Montedison Spa Procedimento per la produzione di granuli espandibili di polimeri termoplastici e relativa apparecchiatura
US4500271A (en) * 1983-12-06 1985-02-19 Gala Industries, Inc. Underwater pelletizer with adjustable blade assembly
US4598101A (en) * 1983-12-12 1986-07-01 Mobil Oil Corporation Polymer foam, thermoformed shapes thereof and methods of forming same
US4532263A (en) * 1983-12-12 1985-07-30 Mobil Oil Corporation Expansible polymer molding process and the resultant product
US4598104A (en) * 1983-12-12 1986-07-01 Mobil Oil Company Polymer foam, thermoformed shapes thereof and method of forming same
US4598100A (en) * 1983-12-12 1986-07-01 Mobil Oil Corporation Polymer foam, thermoformed shapes thereof and methods of forming same
US4544677A (en) * 1984-04-10 1985-10-01 General Electric Company Foamable polycarbonate compositions, articles and methods
US4764535A (en) * 1984-08-06 1988-08-16 Q'so, Inc. Thermally applied sealants and process
US4587272A (en) * 1984-10-01 1986-05-06 General Electric Company Foamable polycarbonate compositions, articles and methods
US4661302A (en) * 1986-04-07 1987-04-28 The Dow Chemical Company Expandable polymeric composition and method
US4705811A (en) * 1986-04-07 1987-11-10 The Dow Chemical Company Expandable polymeric composition and method
US4734441A (en) * 1986-04-07 1988-03-29 The Dow Chemical Company Expandable polymeric composition and method
US4666946A (en) * 1986-08-11 1987-05-19 Atlantic Richfield Company Expandable polypropylene interpolymer particles
JP2505543B2 (ja) * 1988-08-01 1996-06-12 積水化学工業株式会社 結晶性プロピレン系樹脂含有発泡体の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308009A (ja) * 1987-05-01 1988-12-15 モービル・オイル・コーポレーション ブタジエンの分散重合方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2108699T3 (es) 1998-01-01
EP0468215B1 (en) 1997-11-05
EP0468215A3 (en) 1992-05-13
DE69128111D1 (de) 1997-12-11
US5130340A (en) 1992-07-14
EP0468215A2 (en) 1992-01-29
DE69128111T2 (de) 1998-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0294783B1 (en) Expandable thermoplastic resin beads
EP0305862A1 (en) One-step process for the production of expandable foam beads
JPH04226548A (ja) エラストマー性低密度発泡性組成物
US4727093A (en) Low density particles of polyphenylene ether resins
JPS63113036A (ja) 発泡体製造用ポリフェニレンエーテル樹脂組成物
US5064869A (en) Polyphenlene ether foams from low i.v. polyphenylene ether expandable microparticles
JPH0711035A (ja) 改良された発泡剤濃縮物ならびにそれから得られる組成物および物品
US5525637A (en) Expandable styrene polymers
US5190986A (en) Elastomeric low density foamable compositions and process of making the same and articles made therefrom
US5880166A (en) Expandable styrene polymers
US5506276A (en) Expandable polyphenylene ether and polyolefin blend and process of making same
US5091256A (en) Polyphenylene ether foams from low I.V. polyphenylene ether expandable microparticles
US4874796A (en) Expandable thermoplastic resin beads
US4920153A (en) Expandable thermoplastic resin beads
JP5726735B2 (ja) 発泡性熱可塑性ポリマーブレンド
US5095041A (en) Simple process for imbibing blowing agents in thermoplastic resin granules
US5008298A (en) Expandable thermoplastic resin beads
US4968466A (en) Expandable thermoplastic resin beads
EP0081005B1 (en) Improved alkenyl aromatic-olefinically unsaturated acid foams and process for preparation
JP2604067B2 (ja) 発泡性ポリフェニレンエーテル樹脂/アルケニル芳香族ポリマー組成物およびその製造方法
JPH0581612B2 (ja)
CA2030646A1 (en) Process for producing expandable termoplastic microparticles
CA2029164A1 (en) One step process for simultaneous extrusion and impregnation of blowing agent in the production of expandable thermoplastic resin particles
JPH1025361A (ja) 発泡性樹脂粒子及びそれからなる発泡樹脂粒子、発泡成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950307