JPH0422592B2 - - Google Patents

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JPH0422592B2
JPH0422592B2 JP19955983A JP19955983A JPH0422592B2 JP H0422592 B2 JPH0422592 B2 JP H0422592B2 JP 19955983 A JP19955983 A JP 19955983A JP 19955983 A JP19955983 A JP 19955983A JP H0422592 B2 JPH0422592 B2 JP H0422592B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
air
area
zone
fire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19955983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6090571A (ja
Inventor
Isao Shioiri
Juzo Nishinami
Kiichiro Kuze
Juichi Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Toyota Tsusho Corp
Original Assignee
Hitachi Plant Construction Co Ltd
Toyota Tsusho Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Plant Construction Co Ltd, Toyota Tsusho Corp filed Critical Hitachi Plant Construction Co Ltd
Priority to JP19955983A priority Critical patent/JPS6090571A/ja
Publication of JPS6090571A publication Critical patent/JPS6090571A/ja
Publication of JPH0422592B2 publication Critical patent/JPH0422592B2/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防災装置を備えた薬品室に係り、特に
薬品冷蔵庫等に用いられる防災装置を備えた薬品
室に関する。
病院等に於いて、ホルマリン、エーテル、アル
コール等の薬品を保管する倉庫においては、容器
の破損等によつて薬品が有毒ガスを揮発、あるい
は引火を招く等の恐れがある。そこで、このよう
な状況における被害を最小限に抑えるために、保
管倉庫を複数区域に分割し、各区域ごとに保管す
ることが考えられる。しかしながら、各区域が完
全な独立した小部屋形式にすると、頻繁に出入り
する倉庫等に於いてはドアの開閉等がわずらわし
く、また倉庫内のレイアウト変更時に迅速に対拠
できず、更に費用の点でも好ましくない。従つ
て、理想的には、平常時には倉庫内には一切仕切
壁は設けずに自由に倉庫内を使用でき、災害発生
と同時にその災害発生区域のみを隔離するような
仕切壁が天井から降下する防災設備があれば好ま
しい。しかしながら、このような防災設備は、倉
庫内のあらゆる場所に昇降自在な仕切壁に設けな
ければならず、装置の構造が複雑となり、また費
用の点でも極めて高価なものとなり現実的ではな
い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、室内の分割された区域の出入りが容易で、
比較的室内のレイアウトの変更が自由にできる防
災装置を備えた薬品室を提供することを目的とし
ている。
本発明は、前記目的を達成する為に、仕切壁に
より複数の区域に仕切られた室内と、各区域の出
入口部の天井に配設され内蔵するシヤツタを垂下
させることにより出入口部を閉じるシヤツタ装置
と、各区域にエア吹出口を備えエアを供給するエ
ア供給装置と、各区域に消火剤吹出口を備えた消
火装置と、各区域に設けられ異常発生を検知する
センサと、センサが検知信号を発生した際に異常
が発生した区域のエア供給装置、排気装置、シヤ
ツタ装置、消火装置の作動を制御する制御装置と
からなることを特徴としている。
以下添付図面に従つて本発明に係る防災装置を
備えた薬品室の好ましい実施例を詳説する。
第1図は薬品倉庫の分割構造を示す平面図、第
2図はその防災装置の系統図である。第1図に示
すように倉庫10は、2枚の仕切壁12,12に
より4つの収納室14と1つの共有スペース(廊
下等)16に区分されている。各収納室14と共
有スペース16とは開放した出入口部14Aを介
して連通され、この出入口部14Aには後述する
シヤツタ装置が配置される。次に第2図を中心に
収納室14の給排気装置について説明する。収納
室14の天井15にはエア吹出口18が設けら
れ、このエア吹出口18からはフイルタ20、フ
アン22、ダンパ24の経路(ダクト25)によ
り取入れたエアが室内に供給される。また天井1
5にはエア吸込口26が設けられ、このエア吸込
口26からはダンパ28、フアン30、排出口3
2の経路(ダクト27)により室内のエアが排気
される。また、天井15には消火剤吹出口34が
設けられ、この消火剤吹出口34からはガスボン
ベ36からハロゲン系ガスの消火剤が噴出され
る。
天井15には温度検知センサ38が設けられ、
このセンサ38の検出信号は制御装置40に送ら
れる。制御装置40は、消火剤開閉弁35を開閉
制御すると共に、給気ダクト25のダンパ24を
開閉制御し、また排気ダクト27のダンパ28を
開閉制御する。また収納室14にはガス検知セン
サ42が設けられ、このセンサ42の検知信号は
制御装置40に送られる。制御装置40は、更に
給気フアン22、排気フアン30を駆動制御す
る。温度検知センサ38が火災発生を検知した
時、並びにガス検知センサ42が有毒ガス発生を
検知した時には制御装置40から図示しない警告
装置に信号が送られ、警告装置は異常事態発生を
知らせるべく警告音等を発生する。尚、各収納室
14には、空調機41が設置され、室内を所定の
温湿度に維持する。
更に、収納室14と共有スペース16の境界線
14A(出入口部)には、その天井15にシヤツ
タ装置48が設けられる。シヤツタ装置48は第
3図にその形状が示され、巻取部50と可撓性の
シヤツタ52とから構成され、シヤツタ52は、
ガラス繊維、アスベスト繊維、金属繊維等の不燃
性材料で構成される。巻取部50の巻取軸54は
図示しないモータにより巻取作動、巻戻し作動さ
れ、シヤツタ52を巻取つて収納、若しくは巻戻
しして垂下させる。シヤツタ装置48の上部に
は、ローラ53,53を設け、第1図に示すガイ
ドレール55に沿わせてその設置位置を左右方向
に変更できるようにしてもよい。シヤツタ装置4
8の作動制御は制御装置40によつてなされる。
また、共有スペース16の天井にはエア吹出口
56が設けられ、このエア吹出口56からはフイ
ルタ58、フアン60、ダンパ62の経路(ダク
ト57)からエアが供給される。吸気フアン6
0、ダンパ62は制御装置40によつてその制御
がなされる。
前記の如く構成された本発明に係る実施例の作
用は次の通りである。先ず、平常時に於いては、
シヤツタ装置48のシヤツタ52は巻上げ状態に
あり、従つて共有スペース16から収納室14へ
の出入りは自由に行なうことができる。
次に、容器の破損等によつて有毒ガスが発生し
たときは、ガスセンサ42がこれを検知し、制御
装置40に検知信号を送る。制御装置40は、こ
の信号に基づき、ガス発生区域の収納室14のシ
ヤツタ装置48を作動させ、シヤツタ52を降下
させて、他の区域と遮断する。同時に、制御装置
40は、ダンパ28を全開させ、フアン30を作
動させることによつて有毒ガスを室外に排出する
と共に、ダンパ24を全開させてフアン22を作
動させ、新鮮エアを室内に導入する。これにより
汚染された室内を逸早く原状に復帰させる。
次に火災発生時に温度検知センサ38が火災発
生を検知すると、該当する収納室14のシヤツタ
装置48に制御装置40から信号が送られ、シヤ
ツタ52が垂下する。この状態で火災の発生収納
室14は他の収納室14並びに共有スペース16
と遮断され、延焼が防止される。また、同時に制
御装置40からはフアン22,30に停止信号が
送られると共にダンパ24,28に閉信号を送
り、給排気システムを停止させる。次に制御装置
40からの信号により消火剤開始弁35を開き、
吹出口34から消火剤を散布して速やかに消火す
る。
更に、火災発生、有毒ガス発生等の異常時に
は、共有スペース16には吹出口56から高圧エ
アを吹込んで共有スペース16を陽圧とし、避難
通路等に煙、有毒ガス等が浸入するのを防止する
ことができる。このような陽圧制御は、制御装置
40からの信号によつてなされる。
以上説明したように本発明に係る防災装置を備
えた薬品室によれば、室内を複数区域に仕切壁で
分割し、各区域の出入り口にはシヤツタ装置を設
け、異常事態発生時にその該当する区域のシヤツ
タ装置のシヤツタを垂下させて遮断することにし
たので、他区域への被害の波及び防止することが
できる。また、シヤツタ装置は、平常時はシヤツ
タを巻上げているので各区域の出入りは容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例が適用される倉庫の平面図、
第2図は倉庫の防災装置の系統図、第3図は本実
施例で用いられるシヤツタ装置の斜視図である。 10……倉庫、12……仕切壁、14……収納
室、16……共有スペース、18……エア吹出
口、25……給気ダクト、26……エア吸込口、
27……排気ダクト、34……消火剤吹出口、3
8……温度検知センサ、42……ガス検知セン
サ、48……シヤツタ装置、52……シヤツタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 仕切壁により薬品を保管する複数の区域に分
    割された室内と、 各区域の出入口部の天井に配設されると共に内
    蔵するシヤツタを垂下させることにより分割され
    た区域の出入口部を閉じるシヤツタ装置と、 各区域にエア吹出口を備えエアを供給するエア
    供給装置と、 各区域にエア吸込口を備え各区域のエアを排気
    する排気装置と、 各区域に消火剤吹出口を備えた消火装置と、 各区域に設けられ火災の発生を検知する第1の
    センサと、 各区域に設けられ有毒ガスの発生を検知する第
    2のセンサと、 前記第1のセンサから検知信号を入力すると、
    前記シヤツタ装置のシヤツタを垂下をせ、前記エ
    ア供給装置及びエア排気装置をそれぞれ停止さ
    せ、並びに前記消火装置に作動させ、前記第2の
    センサから検知信号を入力すると、前記シヤツタ
    装置のシヤツタを垂下させ、前記エア供給装置及
    びエア排気装置をそれぞれ作動させる制御装置
    と、 から成る防災装置を備えた薬品室。
JP19955983A 1983-10-25 1983-10-25 防災装置を備えた薬品室 Granted JPS6090571A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19955983A JPS6090571A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 防災装置を備えた薬品室

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JP19955983A JPS6090571A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 防災装置を備えた薬品室

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Publication Number Publication Date
JPS6090571A JPS6090571A (ja) 1985-05-21
JPH0422592B2 true JPH0422592B2 (ja) 1992-04-17

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ID=16409833

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JP19955983A Granted JPS6090571A (ja) 1983-10-25 1983-10-25 防災装置を備えた薬品室

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0670991A (ja) * 1991-02-01 1994-03-15 Shimizu Corp 防火・防煙システム
JP4679113B2 (ja) * 2004-10-29 2011-04-27 株式会社竹中工務店 低酸素濃度防火システム
US10994836B2 (en) 2015-12-11 2021-05-04 Amazon Technologies, Inc. Feathering propeller clutch mechanisms
JP7304146B2 (ja) * 2018-11-21 2023-07-06 ホーチキ株式会社 防災設備のシート展開装置

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JPS6090571A (ja) 1985-05-21

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