JPH04225186A - レーダ受信機 - Google Patents

レーダ受信機

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Publication number
JPH04225186A
JPH04225186A JP2408083A JP40808390A JPH04225186A JP H04225186 A JPH04225186 A JP H04225186A JP 2408083 A JP2408083 A JP 2408083A JP 40808390 A JP40808390 A JP 40808390A JP H04225186 A JPH04225186 A JP H04225186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video signal
band
bandwidth
video
Prior art date
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Pending
Application number
JP2408083A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Matsuno
達夫 松野
Hiroki Sugawara
博樹 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2408083A priority Critical patent/JPH04225186A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス信号の反射によ
り目標物を検知するレーダ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パルスによるレーダ装置が知
られている。このレーダ装置においては、レーダ送信機
によってパルス信号が外部に放射され、目標物が存在し
た場合、この目標物により当該送信に係るパルス信号が
反射される。反射されたパルス信号は、レーダ受信機に
より受信され、その受信の結果に基づき目標物の存在等
が検知される。
【0003】図5には、一従来例に係るレーダ受信機の
構成が示されている。
【0004】この図に示される従来例は、まず、入力端
子10及びIF増幅器12を備えている。
【0005】すなわち、従来のレーダ受信機においては
、高周波(RF)において受信に係る信号を増幅した後
、ミキサ等の手段によりより低い周波数のIF信号に変
換する。このIF信号は、入力端子10からIF増幅器
12に取り込まれ、帯域制限を受けながら増幅される。 また、この従来例は、コヒーレントオシレータ(COH
O)14及びミキサ16,18を備えている。ミキサ1
6及び18は、COHO14から供給され互いにπ/2
だけ位相が異なる信号によりIF増幅器12からのIF
信号を位相検波する。ただし従来においては、位相検波
に係る技術の他対数増幅検波に係る技術も知られている
【0006】ミキサ16及び18から出力される信号、
すなわちビデオ信号は、ビデオ増幅器20及び22によ
って増幅される。ビデオ増幅器20及び22は、ミキサ
16及び18からのビデオ信号を増幅し、出力する。
【0007】ビデオ増幅器20及び22の後段には、そ
れぞれローパスフィルタ24及び26が接続されている
。ローパスフィルタ24及び26は、ビデオ増幅器20
及び22から供給されるビデオ信号を、送信に係る信号
のパルス幅の逆数に応じた帯域幅で帯域制限する。
【0008】ローパスフィルタ24及び26の後段には
、AD変換回路28及び30が接続されている。AD変
換回路28及び30は、ローパスフィルタ24または2
6から供給されるアナログのビデオ信号をディジタルの
ビデオ信号に変換する回路である。このようにして得ら
れたディジタルのビデオ信号は、後段に接続される信号
処理回路32に供給される。
【0009】信号処理回路32は、例えば移動目標を検
出するレーダにおいてはいわゆるMTI処理を行う回路
である。このような処理が施された後、信号処理回路3
2から出力が得られ、DA変換回路34に供給される。 DA変換回路34は、信号処理回路32の出力をアナロ
グの信号に変換する。この信号は、目標物を表すアナロ
グ信号であり、出力端子36を介して例えばPPI指示
器に供給され、当該目標物が表示されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来のレーダ受信機においては、次の
ような問題点があった。
【0011】まず、この従来技術においては、IF増幅
器から出力されるIF信号の帯域幅をパルス幅に応じて
設定しなければならない。具体的には、IF信号の帯域
幅をパルス幅の逆数に取る。従って、パルス幅が変化し
た場合には、ミキサに供給すべきIF信号の帯域幅を切
り替えねばならない。この結果、IF増幅器の構成が複
雑になってしまう。
【0012】また、AD変換回路は所定のビット数を有
しているが、AD変換回路の入力に係る信号が、AD変
換回路のLSB(最下位ビット)に対応するレベルまで
増幅されていない場合、目標の検出ができない。すなわ
ち、AD変換回路への入力レベルが低いと、目標物の検
知が困難乃至不可能となる。
【0013】AD変換回路の入力レベルを確保するため
には、これ以前における信号の増幅率を大きくとるのが
好ましい。しかし、このようにすると、RF、IF及び
ビデオを総合したトータルゲインが上がってしまい、受
信機雑音が増え、雑音の中に目標物に係る信号が隠れて
しまうという問題が生ずる。
【0014】これらの問題を、具体的な数値をとって説
明すると次のようになる。
【0015】まず、送信パルス幅が1μsecと0.1
μsecの2種類あり、AD変換回路の入力レンジが±
5Vpp、ビット数が8ビットであるとする。このとき
、IF帯域幅は送信パルス幅の逆数であるので1MHz
及び10MHzの2種類である。このような帯域幅を有
するIF信号をCOHO出力により位相検波した場合、
ビデオ信号の帯域幅は0.5MHz及び5MHzとなる
【0016】このような場合において、増幅された雑音
のレベルがAD変換回路の4ビットのレベルに相当して
おりノイズファクター(NF)が6dBであるとするな
らば、受信機の雑音レベルはkTBNFにより次のよう
に定まる。すなわち、ビデオ帯域幅B=1MHzの時は
−99dBm、10MHzの時は−109dBmとなる
。ここで、1ビット=6dBで換算できるため、AD変
換回路の最大入力レベルを+24dBm(±5Vpp)
とすれば、トータルのゲインとして0dBmまでの増幅
のため99dBまたは109dBの増幅が必要となる。
【0017】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、IF信号及びビデ
オ信号の帯域幅を一定に保ちつつトータルのゲインを抑
圧しながらS/N比を向上させ良好な受信性能を得るこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のレーダ受信機は、AD変換回路にお
けるサンプリング周波数が、当該AD変換回路の出力に
おける雑音のレベルがディジタルビデオ信号のレベルよ
り小さくなるよう、ビデオ帯域幅の2倍以上に設定され
、オーバーサンプリングによりディジタルビデオ信号に
対応する雑音のレベルを抑圧することを特徴とする。
【0019】また、本発明の請求項2は、ディジタルビ
デオ信号をビデオ帯域幅に帯域制限するよう、ビデオ帯
域幅に応じて通過帯域が可変設定されるディジタルロー
パスフィルタを備えることを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明のレーダ受信機においては、AD変換回
路によりアナログビデオ信号がオーバーサンプリングさ
れる。このオーバーサンプリングにより、AD変換回路
のビット数が等価的に上がることになり、この結果、ト
ータルゲインの抑圧、従ってノイズレベルの抑圧が可能
になり、S/N比が向上する。
【0021】また、請求項2においては、オーバーサン
プリングされたディジタルビデオ信号がディジタルロー
パスフィルタにより帯域制限される。このディジタルロ
ーパスフィルタにおいては、通過帯域がビデオ帯域幅に
応じて可変設定される。従って、送信パルス幅を切り替
えて使用する場合においても、この切替に伴う設定変更
が容易となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づいて説明する。なお、図5に示される従来例と同様
の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0023】図1には、本発明の一実施例に係るレーダ
受信機の構成が示されている。
【0024】この実施例においては、本発明の特徴に係
るオーバーサンプリングが、ローパスフィルタ24及び
26の後段に配置されるAD変換回路38及び40によ
り実行される。
【0025】まず、この実施例においては、送信パルス
幅τの逆数である1/τの帯域幅を有するIF増幅器1
2によりIF信号が増幅され、ミキサ16及び18に供
給される。必要に応じて送信パルス幅が切り替えられる
場合、この実施例においては、最も狭いパルス幅に対応
する帯域幅でIF増幅器12の増幅が実行される。
【0026】ミキサ16及び18においてCOHO14
出力により位相検波された信号は、ビデオ増幅器20及
び22に入力される。ビデオ増幅器20及び22におい
ては、ミキサ16及び18から供給されるアナログビデ
オ信号が、AD変換回路38及び40の所定の入力レベ
ルまで増幅される。この場合、受信機のトータルゲイン
は、NFとビデオ帯域幅Bで定まる熱雑音kTBNFが
AD変換回路38及び40のLSBに相当するレベルと
なるよう設定される。このことは、一般にディジタル信
号処理の分野で知られ、AD変換回路の量子化誤差を低
減するためのノイズを発生させるディザ信号と同様の効
果を有する。
【0027】ビデオ増幅器20及び22から出力される
アナログビデオ信号は、ローパスフィルタ24及び26
により帯域制限される。このローパスフィルタ24及び
26は、ビデオ信号を1/2τの帯域に制限するフィル
タである。AD変換回路38及び40におけるサンプリ
ングは、この1/τのn倍(n:自然数)のサンプリン
グ周波数で行われる。
【0028】図2には、AD変換回路38または40へ
の入力に係る信号のスペクトルの一例が示されている。
【0029】この図において、目標物からの反射に係る
信号のスペクトルはS1及びS2により示されている。 スペクトルS1は、AD変換回路38及び40の最大入
力レベルに対応するレベルを有しており、スペクトルS
2には最小入力レベルに対応するレベルを有している。 このとき、ノイズレベルがスペクトルS2と同一のレベ
ル、すなわちAD変換回路38及び40の最小入力レベ
ルと一致しているため、スペクトルS2はノイズにより
隠された状態となっている。
【0030】このようなスペクトルを有する信号がAD
変換回路38及び40に供給されると、n倍のオーバー
サンプリングにより、ノイズのレベルが1/n倍となる
。すなわち、図3に示されるように、ノイズの周波数帯
域がn/2τまで広がり、これに応じてノイズレベルが
1/n倍になる。従って、この状態においては、スペク
トルS2についてもノイズの影響が除去された状態とな
る。
【0031】AD変換回路38及び40の後段には、デ
ィジタルローパスフィルタ42及び44が接続されてい
る。ディジタルローパスフィルタ42及び44は、AD
変換回路38及び40の出力を帯域制限する。この帯域
制限は、送信パルス幅に応じて実行される。すなわち、
図4に示されるように、1/2τまで帯域制限される。   この結果、ノイズのパワーを示す面積が1/n倍と
なる。
【0032】ディジタルローパスフィルタ42及び44
の後段には、間引き回路46及び48が接続されている
。この間引き46及び48は、ディジタルローパスフィ
ルタ42及び44からの出力に係る信号を時間間引きし
、クロックの読出し周波数を1/τとする回路である。 このようにして得られた信号は、信号処理回路32に供
給され、例えばMTI処理が施された後に、従来と同様
DA変換回路34及び出力端子36を介してPPI指示
器に供給される。
【0033】従って、この実施例においては、S/N比
が10lognだけ向上する。これは、雑音の面積が1
/n倍となることによる。これにより、例えばノイズと
同レベルにある信号(スペクトルS2で表される)の検
出も可能となる。
【0034】また、ディジタルローパスフィルタ42及
び44は、その通過帯域が係数の設定により調整される
フィルタである。従って、送信パルス幅が切り替えられ
た場合にも、この切替後の送信パルス幅に対応する帯域
幅となるようディジタルローパスフィルタ42及び44
の係数を変更すれば、当該切替に対応して最適な応答を
得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
AD変換回路においてオーバーサンプリングを行うよう
にしたため、S/N比を向上させることができ、受信性
能が向上する。この結果、例えば送信パワーを下げた場
合にも同一のレーダ感度を実現することができ、あるい
は、同一送信パワーでもより遠くまで探知することがで
きる。
【0036】請求項2によれば、送信パルス幅の切替に
容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーダ受信機の構成を
示すブロック図である。
【図2】この実施例において用いられるAD変換器への
入力スペクトルを示す図である。
【図3】この実施例において用いられるAD変換回路か
らの出力スペクトルを示す図である。
【図4】この実施例において用いられる間引き回路の出
力スペクトルを示す図である。
【図5】一従来例に係るレーダ受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
14  コヒーレントオシレータ(COHO)16,1
8  ミキサ 20,22  ビデオ増幅器 24,26  ローパスフィルタ 32  信号処理回路 38,40  AD変換回路 42,44  ディジタルローパスフィルタτ  送信
パルス幅 S1,S2  信号のスペクトル n  AD変換回路のサンプリング周波数とビデオ帯域
幅との比

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標物からのパルス信号の反射として受信
    される信号に係るIF信号を検波してアナログビデオ信
    号を生成する手段と、アナログビデオ信号を増幅し所定
    のビデオ帯域幅に帯域制限する手段と、帯域制限された
    アナログビデオ信号をビデオ帯域幅に応じたサンプリン
    グ周波数でサンプリングして所定ビット数のディジタル
    ビデオ信号に変換するAD変換回路と、ディジタルビデ
    オ信号に所定の処理を施しレーダの目標物に係る信号を
    出力する信号処理回路と、を有するレーダ受信機におい
    て、AD変換回路におけるサンプリング周波数が、当該
    AD変換回路の出力における雑音のレベルがディジタル
    ビデオ信号のレベルより小さくなるよう、ビデオ帯域幅
    の2倍以上に設定され、オーバーサンプリングによりデ
    ィジタルビデオ信号に対する雑音のレベルを抑圧するこ
    とを特徴とするレーダ受信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のレーダ受信機において、デ
    ィジタルビデオ信号をビデオ帯域幅に帯域制限するよう
    、ビデオ帯域幅に応じて通過帯域が可変設定されるディ
    ジタルローパスフィルタを備えることを特徴とするレー
    ダ受信機。
JP2408083A 1990-12-27 1990-12-27 レーダ受信機 Pending JPH04225186A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113606A (ja) * 1995-09-15 1997-05-02 Raytheon Co アナログ・デジタル変換システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09113606A (ja) * 1995-09-15 1997-05-02 Raytheon Co アナログ・デジタル変換システム

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