JPH0422493Y2 - - Google Patents

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JPH0422493Y2
JPH0422493Y2 JP13978886U JP13978886U JPH0422493Y2 JP H0422493 Y2 JPH0422493 Y2 JP H0422493Y2 JP 13978886 U JP13978886 U JP 13978886U JP 13978886 U JP13978886 U JP 13978886U JP H0422493 Y2 JPH0422493 Y2 JP H0422493Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、例えば自動車のブレーキ検出用・
バツクギヤ検出用として用いられるようなスイツ
チに関し、さらに詳しくは安定したスイツチ性能
を維持できる耐久性に富むスイツチに関する。
(ロ) 考案の背景 一般に、この種のスイツチは、例えば第3図に
示すように、スイツチベース131上に、プラン
ジヤ132の進退動作に基づいて開閉操作される
スイツチ機構133を構成し、この上面をスイツ
チカバー134で被覆保護している。
ところで、このスイツチカバー134を取付け
る際は、スイツチベース131上に、このカバー
134の一部を被嵌し、この被嵌したカバー13
4の端縁を、ベース131の中間部に刻設した周
溝135に係合し、この係合部と、その内方の被
嵌部端面との挟持部間Lで、このカバー134を
挟持固定すべく、係合部を強固にカシメてベース
131上に取付けている。
しかし、上述のスイツチベース131は、スイ
ツチ機構133を支持する構成上、その複雑な製
作に適した樹脂製にて設けられ、またスイツチカ
バー134はスイツチを被嵌保護する構成上、金
属製にて設けられるため、カシメ固定された樹脂
製のベース挟持部が圧縮変形したり、また冷熱サ
イクル等を受ける条件下で使用された際に、この
樹脂製の挟持部136が温度ストレスによるクリ
ープを生じて、内部のスイツチ機構133が位置
ズレを起こし、スイツチ性能が低下することがあ
つた。
(ハ) 考案の目的 そこでこの考案は、冷熱サイクルを受けるよう
な使用条件下であつても、その冷熱影響を受け難
い構造にして、安定したスイツチ性能を維持する
ことができるスイツチの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、スイツチ機構の接点部と対応する
スイツチベースの外周面上に、金属製の鍔部を形
成し、この鍔部両端面をスイツチカバーの端縁部
で挟持したスイツチであることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、スイツチベースの外周面に
設けた金属製の鍔部を、金属製のスイツチカバー
で挟持固定して取付けるため、この挟持固定部分
は相互に金属製同志の挟持面となり、強固な挟持
による圧縮変形等を一切起こさず、精度のよい安
定した取付けとなる。
また、この挟持固定部はスイツチ機構の接点部
と対応するベースの外周面上に位置するため、冷
熱サイクルを受けるような使用条件下で使用して
も、接点位置を中心に両方向に均等にクリープが
生じるので、接点部の位置はほとんど変らず、熱
影響による伸縮バランスが維持されて、内部のス
イツチ機構は常に安定したスイツチ性能を維持す
る。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はプランジヤ形のスイツチを示し、第1図
および第2図において、このスイツチ11は、金
属製カバー12とゴム製カバー13とを両側より
連結して一体化し、この内部に、スイツチ部品を
支持する合成樹脂製のプランジヤ14とターミナ
ルベース15とを内設している。
上述のプランジヤ14は、軸中央部を大径に、
これより両端部にかけて小径となる段付き軸体に
設けられ、大径部の段付き内端面側には復帰用ス
プリング16の凹部座面17を形成し、さらにそ
の内端側の小径部端面を、後述するコンタクトス
プリング19で付勢されたコンタクトプレート1
8の押下面20に設定している。また、外端側の
小径軸部には、シール材21を嵌着する周溝22
を形成している。
前述のターミナルベース15は、有底筒状体に
設けられ、この内孔24の略中央には上述の復帰
用スプリング16の他端面側と対応する半円形座
面25が両側に形成され、この座面25には平座
金23を介在させ、この平座金23でスプリング
16を支持対応することにより、復帰用スプリン
ブ16を安定して支持するように設けている。
また、これより内方の壁面軸方向にはコンタク
トプレート回動規制用の摺動溝26と突起27と
を形成しており、底面にはコンタクトスプリング
19の円形座面28を形成し、また内孔径方向の
相対向する位置には、軸方向にターミナルプレー
ト取付溝29,29を形成している。
さらに、該ベース15の一端面には、シール材
保持用の凹部30を、他端面には樹脂材充填用の
凹部31を有し、また外周の中央部付近には、金
属製フランジ32と周溝33とを連ねて形成し、
この金属製フランジ32は、ベースの外周部に金
属リングを一体にインサート成形して設け、これ
に後述する金属製カバー12を挟持固定させる。
また、周溝33には両カバー12,13の周縁を
両側より係合固定させる。
上述のターミナルベース15にスイツチ部品を
組み込む場合には、コンタクトスプリング19を
内孔24に挿入し、この内孔24の内部周面で該
コンタクトスプリング19の外形がガイドされ
る。
さらに、この内孔24にはコンタクトプレート
18を挿入し、このコンタクトプレート18は長
方板形を有する中央部両側に半円形状の摺動突起
35,35を有しており、これら両突起35,3
5が、上述のターミナルベース15の摺動溝26
にガイドされるので、コンタクトプレート18は
位置ズレすることがなく、ターミナルベース15
に安定して摺動支持される。
また、ターミナルプレート取付溝29,29に
は、L形状に設けられたターミナルプレート3
6,36の長片側を圧入して取付け、この長片側
にはリード線接続孔37と圧入固定用の一対の小
突起38,38とを形成し、短片側にはコンタク
トプレート18との接触性を向上させるための固
定接点部39を突設している。
この場合、ターミナルプレート36を圧入した
とき、このターミナルプレート36の短片が、タ
ーミナルベース15の突起27に当接したところ
で、ターミナルプレート36の位置決めがなさ
れ、固定接点部39が、該プレート36の内面側
に位置し、この内方に予め挿入されたコンタクト
プレート18と対応して、このコンタクトプレー
ト18に内方に圧縮状態で介在されたコンタクト
スプリング19の付勢力を受けた該コンタクトプ
レート18が、ターミナルプレート36,36に
付勢対接したON接点状態に設けられている。
そして、このコンタクトプレート18が、プラ
ンジヤ14の押下面20に押されて、コンタクト
スプリング19の付勢力に抗した内方に移動した
際に、このコンタクトプレート18がターミナル
プレート36と離間して、ON接点からOFF接点
状態に切換えられる。
なお、コンタクトプレート18およびターミナ
ルプレート36の両接触面には、接触性を向上さ
せるための金メツキ等を施している。
また、ターミナルベース15の底面より突出さ
せたターミナルプレート36のリード線接続孔3
7には、リード線40の導電材をハンダ付けして
接続し、接続後は、これら接続部を覆うべくター
ミナルベース15の凹部31内にエポキシ樹脂等
の充填材41を充填して、この部分の両ターミナ
ルプレート36,36間の絶縁およびシール性を
保持している。
さらに、リード線40を圧着貫通するリード線
挿通孔34を有する環状のゴム製カバー13をタ
ーミナルベース15の底面部を覆うように装着
し、ターミナルベース15に形成した周溝33
に、ゴム製カバー13の周縁係合部42を係合さ
せて装着する。
そして、このターミナルベース15の上面部よ
り、上述のプランジヤ14を、その押下面20側
を臨ませた状態で組込む。
次に、ターミナルベース15の開放面側を覆う
ように金属製カバー12を装着する。この金属製
カバー12は、小径部と大径部とを有する段付き
筒状体に形成され、この小径部は外周面に接続用
の雄ネジ43を有し、かつ小径部側の外端縁をカ
ーリングすることにより、この内方に配設される
スチールボール44を、カバー12内で進退許容
して支持する。
一方、大径部側は、外周面に六角ナツト部を有
し、内周面に挟持固定用の内周段部45を有し、
さらに端縁側に係合固定用の薄肉部46を有して
おり、ターミナルベース15への装着時に、該ベ
ース15の金属製フランジ32の一端面側に、こ
の内周段部45を係止対応させた状態で、薄肉部
46の端縁を、金属製フランジ32の他端面側に
カーリングして、金属製フランジ32の両端面を
両側より挟持固定する如くカシメることにより、
この金属製カバー12をターミナルベース15上
に一体的に取付けて、各内部のスイツチ構成部品
を所定の位置に堅固に組付ける。
この場合、金属製フランジ32は、金属製に設
定することにより、挟持して取付けるときに圧縮
変形せず、また挟持力の調整が不要であり、さら
に樹脂製と異なり、熱影響を受け難くい特性を有
している。
さらに、内部に形成されるスイツチの接点部と
対応する外部位置に設け、内部の接点部と対応さ
せることにより、該スイツチを冷熱サイクルを受
けるような悪使用条件下で使用しても、このスイ
ツチは接点部を中心として、均等に伸縮作用が働
くことになり、その結果、接点部の位置がほとん
ど変らず、安定したスイツチ性能を維持する。
なお、この組付けによつて、金属製カバー12
とターミナルベース15との対向面間に介在され
たシール材21の外周縁部が押圧支持されて、こ
の部分の密封性を確実に維持する。
このように構成されたスイツチの動作状態を次
に説明する。
通常、コンタクトプレート18は、コンタクト
スプリング19の付勢力を受けて外方側に付勢さ
れ、その付勢方向に位置するターミナルプレート
36,36に付勢対接したON状態にある。
このON状態で、今、外力を受けて、スチール
ボール44が内方に押込められると、これに伴い
プランジヤ14が内方へ移動し、プランジヤ14
の押下面20がコンタクトプレート18を押して
内方へ移動させるため、コンタクトプレート18
はターミナルプレート36,36と離間し、この
結果、OFF状態となる。
そして、スイツチの組立に際しては、スイツチ
ベースの外周面に設けた金属製の鍔部を、金属製
のスイツチカバーで挟持固定して取付けるため、
この挟持固定部分は相互に金属製同志の挟持面と
なり、強固な挟持による圧縮変形等を一切起こさ
ず、精度のよい安定した取付けとなる。
また、この挟持固定部はスイツチ機構の接点部
と対応するベースの外周面上に位置するため、冷
熱サイクルを受けるような使用条件下で使用して
も、接点位置を中心に両方向に均等にクリープが
生じるので、接点部の位置はほとんど変らず、熱
影響による伸縮バランスが維持されて、内部のス
イツチ機構は常に安定したスイツチ性能を維持す
る。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のスイツチは、実施例のスイツチ11
に対応し、 以下同様に、 金属製のスイツチカバーは、金属製カバー12
に対応し、 樹脂製のスイツチベースは、ターミナルベース
15に対応し、 スイツチ機構の接点部は、コンタクトプレート
18と、ターミナルプレート36,36とに対応
し、金属製の鍔部は、金属製フランジ32に対応
するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はス
イツチの分解斜視図、第2図はスイツチの縦断面
図、第3図は従来のスイツチの縦断面図である。 11……スイツチ、12……金属製カバー、1
5……ターミナルベース、18……コンタクトプ
レート、32……金属製フランジ、36……ター
ミナルプレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂製のスイツチベース上に構成されたスイツ
    チ機構を金属製のスイツチカバーで被覆して、カ
    バー端縁をスイツチベースの外周部に固定したス
    イツチであつて、 前記スイツチ機構の接点部と対応するスイツチ
    ベースの外周面上に金属製の鍔部を形成し、この
    鍔部両端面を前記スイツチカバーの端縁部で挟持
    することを特徴とするスイツチ。
JP13978886U 1986-09-10 1986-09-10 Expired JPH0422493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13978886U JPH0422493Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13978886U JPH0422493Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6345925U JPS6345925U (ja) 1988-03-28
JPH0422493Y2 true JPH0422493Y2 (ja) 1992-05-22

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JP13978886U Expired JPH0422493Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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