JPH0422459Y2 - - Google Patents

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JPH0422459Y2
JPH0422459Y2 JP10734286U JP10734286U JPH0422459Y2 JP H0422459 Y2 JPH0422459 Y2 JP H0422459Y2 JP 10734286 U JP10734286 U JP 10734286U JP 10734286 U JP10734286 U JP 10734286U JP H0422459 Y2 JPH0422459 Y2 JP H0422459Y2
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lid
disk
cleaning body
cleaning
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば、デイジタルオーデイオデ
イスク(商品名コンパクトデイスク)、光デイス
クなどに付着している塵埃や指紋などの汚れを効
果的に拭き取るデイスククリーナに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のデイスククリーナとしては、第
6図に示すようなものがある(文献不詳)。そこ
では、本体ケース1にデイスク3を載置する載置
面5を設けるとともに、載置面5の中央位置にタ
ーンテーブル45を、また偏心位置に清掃体46
をそれぞれ駆動回転可能に備える。かくして、デ
イスク3をこのレーベル面を上にし信号面を下に
してターンテーブル45の上に置き、プラスチツ
ク製の蓋2を閉じ、スイツチ47を押すと、ター
ンテーブル45および清掃体46が回転してデイ
スク3の信号面上の汚れが清掃体46で拭き取ら
れるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記した従来のデイスククリーナで
は、回転するターンテーブル45および清掃体4
6が共に本体ケース1側に配置されており、その
ため蓋2を開けたままスイツチ47を誤つて押す
と、清掃体46が回転するため、このとき誤つて
デイスク3を清掃体46の上に落とした場合デイ
スク3に変形、破損が加えられる危惧があつて取
扱上安全性に欠ける憂いがある。また、清掃体4
6が本体ケース1側に配置されているため塵埃を
かぶり易いという問題がある。さらに、デイスク
3は信号面を下にし、レーベル面を上にして載置
面5上に置くセツト方式をとつているため、清掃
中に信号面の清掃状況を確認することができない
という不利な面もある。
そのため、蓋2を開けているときは、たとえ誤
つてスイツチ47を押すようなことがあつても少
なくとも清掃体46は回転せず、静止状態にある
ことが安全に取り扱う上で望まれるし、また開蓋
時にはできる限り清掃体46への塵埃付着を少な
くすることが要望されるところである。
また、かかる要望に応える手段のひとつとし
て、蓋2側に清掃体46を、本体ケース1側にそ
の駆動機構をそれぞれ分離配置せしめて、蓋を閉
めてはじめて駆動機構の動力が清掃体46に伝達
されて清掃体46が駆動するようにすることが考
えられるが、そうする場合は、蓋2に清掃体46
およびその付帯機構の全重量が加わり、また蓋2
を閉じてクリーニングするとき清掃体46がデイ
スク3に所定圧で押圧接当するがこのときの反力
が蓋2に加わる。そのため、蓋2がたわみ変形し
やすい。この蓋2の変形防止手段としては、蓋2
全体の肉厚を大きくしたり、補強リブをつけるこ
となどが考えられるが、肉厚を大きくする場合は
材料費がかさ張つて高価につくばかりか、外部か
らデイスク3の清掃状況を確認できるように蓋2
を透明にする場合その透明度が肉厚を増すだけ低
下して見えにくくなり、また補強リブをつける場
合はヒケが発生し、また見えにくくもなり、この
点の改善策も要望されるところである。
〔考案の目的〕
この考案はかかる要望に応えるためになされた
もので、蓋側に清掃体を配置せしめて、蓋を閉め
ない限り清掃体が駆動しないようにし、もつて取
扱上の安全性の向上を図るとともに、開蓋時にも
清掃体に塵埃ができる限りかぶらないようにする
ことを第1の目的とする。
また、この考案は、蓋側に清掃体を配置せしめ
る場合も蓋の厚肉部分を最小限にとどめてその剛
性アツプを図ることを第2の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するために次のよ
うな手段をとつた。すなわち、第1の目的を達成
するために、この考案は第1図に示すように、デ
イスク3を載置する載置面5を有する本体ケース
1と、その載置面5を覆う蓋2とを備えてなるデ
イスククリーナを前提としたうえで、蓋2側にデ
イスク3をクリーニングする清掃体12を支持す
る。
第2の目的を達成するために、この考案は、蓋
2をその略中心部に向けて漸次厚肉とする断面ド
ーム形状に形成したうえで、この蓋2の最大厚肉
部分で清掃体12を支持する。
ここで、蓋2の開閉形態としては、蓋2の一部
を本体ケース1に軸9などをもつて枢結して該軸
9まわりに回転させて開閉する形態以外に、本体
ケース1に対し着脱させて開閉するものも含む。
また、蓋2はデイスク3の信号面上の清掃状況
を確認するためにそれ全体を透明に、またはデイ
スク3と対向する箇所のみに透明窓2aを設けて
中身を透視可能に構成することが好ましい。
〔作用〕
しかるときは、蓋2を開けると、清掃体12は
蓋2側にあつて回転せず、従いこのときデイスク
3を誤つて落として清掃体12により傷がつけら
れたりする危惧はなく、また塵埃をかぶることが
少なくなる。
また、蓋2がドーム形断面の厚肉部で清掃体1
2の重量に十分耐えられ、またクリーニング時に
清掃体12を介して加えられた反力にも十分対抗
できることになる。また、この蓋2が透明に構成
される場合、内部でのデイスク3の清掃状況はド
ーム形断面の最大厚肉部から径方向外方に向つて
漸次薄肉になつている箇所からよく見えることに
なる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に基づき本考案に係るデイ
スククリーナの一実施例を説明する。
第1図および第2図において、このデイスクク
リーナはプラスチツク製の本体ケース1および蓋
2を備えており、本体ケース1の上面にはデイス
ク3を載置して位置決めするための円形の凹所4
を形成するとともに、凹所4の内底面を載置面5
としてこの上にデイスク3のレーベル面を受ける
マツト6を敷設している。マツト6は摩擦係数の
大きい、柔軟性を有する材質、例えばセーム皮、
ゴム等からなるものがデイスク3の滑り止め、傷
つき防止のうえで好ましい。
本体ケース1の上面の凹所4より後方部には電
池ボツクス部8が上方へ突出する形で形成されて
おり、この電池ボツクス部8の両側に本体ケース
1の上面を開閉する上記蓋2の後端部が軸9をも
つて回転自在に枢支連結されている。
本体ケース1には出力ギヤ10および駆動源1
1を収納する一方、蓋2側に清掃体12と、前記
出力ギヤ10から回転を受けて清掃体12を公
転、自転させる清掃体回転機構13を装着してい
る。
本体ケース1側において、駆動源11としては
モータが用いられ、このモータは本体ケース1の
電池ボツクス部8内にその電源たる電池14と並
べて収納している。そして本体ケース1の載置面
5の中央に開口部5aが形成され、この開口部5
aの下方のケース内底面上に突設したボス15に
出力ギヤ10がギヤ軸16をもつて回転自在に垂
直状に挿通支持される。出力ギヤ10の載置面5
より上方へ突出する上端外周と、載置面5より下
方の下端外周とにそれぞれ歯10a,10bを設
けてなる。そして出力ギヤ10は、モータ11の
軸上のウオーム17に噛合しているウオームギヤ
18と出力ギヤ10の下端の歯10bとにわたつ
て掛けたタイミングベルト19で伝動され、減速
されて回転する。
上記モータ11の制御は、第3図に示すように
蓋2に装着したスイツチボタン22の押圧操作に
よつて行われるが、蓋2を閉じてはじめて本体ケ
ース1内に設けた駆動スイツチをオン操作できる
ようにしてある。
蓋2はこれを閉じたときデイスク3の上方に対
応する箇所に円形または角形の窓孔2bを開口
し、この窓孔2bに透明窓2aをはめ込んで超音
波溶着などで一体的に結合する。透明窓2aは断
面ドーム形状に成形してその略中心部に向つて漸
次厚肉に形成している。
この蓋2の透明窓2aの内面側の略中心部には
清掃体12を公転させながら自転させる清掃体回
転機構13が装備される。
清掃体回転機構13は、蓋2を閉じたとき出力
ギヤ10の歯10aと噛合する歯26aをもつ入
力ギヤ26と、蓋2の透明窓2aの内面上の略中
心部にねじ28をもつて締結固定された公転中心
の固定ギヤ29とを有する。前記入力ギヤ26の
上面中央から一体に突設した自転中心のギヤ30
と公転中心の固定ギヤ29間にはタイミングベル
ト31を掛ける。また入力ギヤ26は、その基端
が前記固定ギヤ29上に回転自在に挿通された支
持プレート32の先端に結合ピン33をもつて回
転自在に支持する。
一方、清掃体12は、立毛ウレタンとスポンジ
からなる環状のパツド24を円盤形のパツド保持
ベース25の下面側に取り付けてなる。そのパツ
ド保持ベース25は入力ギヤ26の下方に突出し
た前記結合ピン33の下端に上下動自在にかつ回
り止め状に挿通支持される。パツド保持ベース2
5と入力ギヤ26間にはばね36を介装し、清掃
体12はそのばね36の力で常時押し下げ付勢さ
れた状態にある。そして、清掃体12は蓋2を閉
じたときデイスク3の面上に対し所定圧で押圧接
当するように設定してなる。
上記固定ギヤ29を透明窓部2aに固定するに
は、窓部2aの厚肉中心部に開口した孔37にね
じ受体38を回り止め状に嵌合し、該ねじ受体3
8の盲孔39に、固定ギヤ29の中心孔40にこ
の下方から挿通するタツピングねじ28をねじ込
むことにより固定ギヤ29が締め付け固定され
る。このさい、透明プラスチツク製の透明窓2a
は脆弱で機械的強度に弱いため、ねじ28の締め
つけによりねじ受体38の盲孔39を有する筒部
38aが径方向に拡開変形して透明窓2aの孔3
7周辺を破損するおそれがあり、これを防止する
ため固定ギヤ29からボス29aを突設し、この
ボス29aでねじ受体38の筒部38aの外周に
嵌合してなる。
〔別実施例〕
蓋2を断面ドーム形状に形成する場合その外方
に凸形にするに代え、第5図に示すごとく内方に
凸形にするもよい。
また、蓋2に透明窓2aを設ける場合、二色成
形法でその透明窓2aと蓋2とを一体成形しても
よい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、蓋2
側に清掃体12を支持してあるので、蓋2を開け
たときもデイスク3を安全に取り扱うことがで
き、また塵埃がかぶるのを可及的に少なくするこ
とができる。
とくに、この考案では、蓋2をその略中心部に
向つて漸次厚肉とする断面ドーム形状に形成し、
清掃体12をその最大厚肉部分で支持するものと
してあるので、清掃体12の重量に十分耐えら
れ、またクリーニング時における清掃体12を介
しての反力にも十分対抗でき、しかもその蓋2を
透明にする場合も機械的強度を確保しながらも清
掃状況を見やすくすることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るデイスクク
リーナの一実施例を示しており、第1図は閉蓋状
態で示す縦断面図、第2図は開蓋状態で示す縦断
面図、第3図は蓋の一部を除去して示す内部平面
図、第4図は清掃体およびその回転機構の分解斜
視図である。第5図は本考案に係るデイスククリ
ーナの別実施例を示す蓋の断面図である。第6図
は従来のデイスククリーナの一例を開蓋状態で示
す斜視図である。 1……本体ケース、2……蓋、2a……透明
窓、3……デイスク、5……載置面、10……出
力ギヤ、11……駆動源、12……清掃体、13
……清掃体回転機構、26……入力ギヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイスク3を載置する載置面5を有する本体
    ケース1と、その載置面5を覆う蓋2とからな
    り、蓋2がその略中心部に向けて漸次厚肉とす
    る断面ドーム形状に形成され、この蓋2の内面
    側の最大厚肉部分でデイスク3を拭く清掃体1
    2を支持してなることを特徴とするデイスクク
    リーナ。 (2) 蓋2の断面ドーム形状部分が透明窓2aに構
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のデイスククリーナ。
JP10734286U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0422459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10734286U JPH0422459Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10734286U JPH0422459Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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Publication Number Publication Date
JPS6313482U JPS6313482U (ja) 1988-01-28
JPH0422459Y2 true JPH0422459Y2 (ja) 1992-05-22

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JPS6313482U (ja) 1988-01-28

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