JPH04224288A - 容積型ポンプのセンサ装置 - Google Patents

容積型ポンプのセンサ装置

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JPH04224288A
JPH04224288A JP3049923A JP4992391A JPH04224288A JP H04224288 A JPH04224288 A JP H04224288A JP 3049923 A JP3049923 A JP 3049923A JP 4992391 A JP4992391 A JP 4992391A JP H04224288 A JPH04224288 A JP H04224288A
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JP
Japan
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liquid
flow
valve member
flexible tube
positive displacement
Prior art date
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Application number
JP3049923A
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English (en)
Inventor
Vernon R Natwick
バーノン・ルーベン・ナットウィック
Michael W Lawless
マイケル・ウィリアム・ローレス
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Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
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Publication date
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14212Pumping with an aspiration and an expulsion action
    • A61M5/14228Pumping with an aspiration and an expulsion action with linear peristaltic action, i.e. comprising at least three pressurising members or a helical member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M5/16831Monitoring, detecting, signalling or eliminating infusion flow anomalies
    • A61M5/16854Monitoring, detecting, signalling or eliminating infusion flow anomalies by monitoring line pressure
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61M39/28Clamping means for squeezing flexible tubes, e.g. roller clamps
    • A61M39/281Automatic tube cut-off devices, e.g. squeezing tube on detection of air

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容積型ポンプの作動を
監視する容積型ポンプのセンサ装置に関し、更に詳しく
は、容積型ポンプにおける液体の流れの状態を監視する
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】患者の静脈に薬を投与するためにポンプ
を使用する場合の安全に関し最も重要なことの一つは、
薬物が所望の速度で患者に到達することである。医療人
員(medical  perslnnel)が、上記
した速度で患者に薬物を供給するために、注入するポン
プの制御を適切に設定するにもかかわらず、液体の経路
を構成するポンプへのライン又はポンプからのラインは
、ねじれたり、又は、例えば、患者が該ラインの上に転
がってくる等の他の妨害を受ける。多くの薬物注入用の
ポンプは、例えば自由流れのようなに超過した速度で薬
物が患者に供給されるのを防止するフェール・セーフ機
構を備えるが、ほんのわずかのものしか供給用のライン
における閉塞を検知する手段は備えていない。供給用ラ
インでの妨害を検出するポンプは、通常、ポンプの出力
ポートでの圧力を監視している。ポンプからの液体の流
れの閉塞は、ポンプの出力ポートでの圧力が予め定めた
敷居値を越えた時に検出される。薬物用の容器から導入
される供給ラインでの妨害を検出し、或いは、該容器が
空になったのを検出するために、幾つかのポンプでは、
ポンプ入口の直上に位置する供給ラインに取付ける滴下
検知装置を備えている。しかしながら、上記滴下検出装
置を接続すると、薬物注入システムを組み立てるために
要する時間が加わり、ハードウエアを付加することが要
求され、また、該システムの使用方法は複雑となる。
【0003】上記したタイプのシステムにおける他の潜
在的な問題は、患者の循環器系に過剰な量の空気が注入
されることに関する。このような情況を防ぐために、幾
つかの注入ポンプは、例えば、100マイクロライター
(microliters)以上のような特定の大きさ
以上の空気の泡を検知するライン内空気センサを備えて
いる。なぜなら、上記の気泡により患者の循環器系に有
害な空気閉栓症が生じることが有るからである。上記ラ
イン内空気センサは、通常、ポンプ内の液体の経路の両
側に配置した共振周波数超音波圧電送信器と受信器の組
合を用いて、ポンプの吐出する液体を監視する。上記超
音波圧電送信器は、上記液体の経路の一方側に超音波信
号を印加する一方、上記受信器は該経路の他方側での信
号のレベルを監視する。上記した最大サイズより大きい
液体経路中の気泡は、上記受信器に到達する超音波信号
を弱め、出力信号は予め定めた最小レベルを下回るよう
になる。ポンプ制御回路は大きな気泡により起こされる
出力信号のレベルの低下に反応し、患者に上記気泡が注
入されるのを回避するためにポンプを停止して閉鎖して
しまう。更に、気泡が生じさせる問題を正し、ポンプの
作動をもとに戻すために、医療人員にポンプを止めるよ
う警告するための警報が鳴る。
【0004】多くの小さい気泡は合体して患者の循環器
系内で危険な空気閉栓を形成する可能性があるため、ラ
イン内空気センサは、注入ポンプを使用して投薬される
液体中の予め定めた大きさより大きい気泡を検出するの
に加えて、理想的には、液体内に混入する割合を検出す
べきである。例えば、注入される液体が10パーセント
以上の空気を含有しているのを検出すれば、上記した小
さい気泡により生じる状態を是正するためにポンプを停
止すると共に警報をならすべきである。しかしながら、
この場合、広範囲の気泡の大きさに反応するようにライ
ン内空気センサをキャリブレーションしなければならず
、その結果ライン内空気センサは、一層誤って警報をな
らし易くなると共に、小さい気泡の形状で注入される空
気の割合の決定の点では正確さに欠ける。従って、比較
的大きな体積の空気が患者の体内に注入されるのを防ぐ
ためには、異なる機構を使用するのが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した問題をそれぞ
れ考慮して、本発明の目的は、液体が容積型ポンプを通
って流れているか否かを検出することにある。また、本
発明の目的は、液体の供給要の容器が空になったことを
検知し、或いは、供給容器からの供給ラインが妨害され
、ポンプの入口に到達する流体が妨害されるのを検出す
ることにある。更に、本発明の目的は、大きい体積の空
気又はポンプのポンプ・チャンバ内の他の気泡混入液体
の存在を検知し、該気泡混入液体がポンプから吐出され
るのを妨ぐことにある。更に、本発明の目的は、ポンプ
は作動しているが、ポンプ・チャンバから液体が吐出さ
れない状態となると作動するような報知手段を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、容積型
ポンプの可撓性部材により規定される経路における液体
の流れを検出するセンサ装置であって、枢動軸まわりに
枢動するように容積型ポンプに取付けると共に、可撓性
部材と係合する表面部を備える弁部材と、弁部材を付勢
するように取付けて、弁部材が枢動軸まわりに枢動して
クラッキング力により可撓性部材の一部を圧縮し、経路
を通る液体の流れを制限するようにしているばね手段で
あって、経路内の液体の圧力が予め定めたクラッキング
力による圧力を上回ると、ばね手段によるクラッキング
力と対抗する力を発生して、液体が弁部材を通過して経
路を流れることができるようにしているばね手段と、ば
ね手段の近傍に取付け、ばね手段によるクラッキング力
に対抗して弁部材に作用する液体の圧力によりばね手段
に生じるたわみを標示する信号を発生する流れ検出手段
と、流れ検出手段の発信する信号を受容するように接続
すると共に該信号を関数処理し、液体が経路内において
弁部材を通過して流れているか否かを決定する制御手段
とを備えることを特徴とする容積型ポンプのセンサ装置
を提供するものである。
【0007】上記容積型ポンプが経路内の液体ではなく
気泡混入液体を移送しようとすると、液体の圧力は上記
クラッキング圧力よりも低くなり、よって、気泡混入液
体は弁部材を通過して経路内を流れることができない。
【0008】好適には、上記可橈性部材は容積型ポンプ
内で液体を流す可橈性チューブである。上記弁部材は、
可橈性チューブを容積型ポンプの背面に圧縮して、弁部
材を通過して液体が流れるのを制限するようにしている
。また、上記ばね手段は、好適には、長尺で平坦状の弾
性部材で、長手方向に沿って一部分を容積ポンプに取付
け、該部分から延在して弁部材に担持される。流れ検出
手段は、弾性部材を容積ポンプに取付けた位置と弾性部
材を弁部材に担持した位置との間に配置している。更に
、上記制御手段は流れ検出手段の発生する信号の強さが
予め定めた基準レベルを越えた場合に、液体が弁部材を
通過して流れていると判断するようにしている。流れ検
出手段は、歪ゲージ、光学センサ、ホール効果センサ、
或は可変リアクタンス・センサ(例えば、線形可変位置
変換センサ又は可変容量センサ等)を使用することがで
きる。
【0009】また、本発明は、容積型ポンプが液体を可
撓性チューブのポンプ部から移送するために可撓性チュ
ーブを圧縮したときに、容積型ポンプの出口部から液体
が流出していることを測定し、液体の流れを検出するセ
ンサ装置であって、枢動軸まわりに枢動して可撓性チュ
ーブと接触するように容積型ポンプに取付けた出口側弁
部材と、可撓性チューブのポンプ部内の液体の圧力が出
口側弁部材に作用する力を発生して、液体が出口側弁部
材を通過すると共に容積ポンプの出口部を流れるように
なるまで、出口側弁部材にクラッキング力を与え、出口
側弁部材を枢動軸まわりに枢動して可撓性チューブを背
面板に圧縮し、出口部を通過する液体の流れを制限する
ばね付勢手段と、ばね付勢手段の近傍に配置して、可撓
性チューブ内の液体の圧力による出口側弁部材の揺動を
監視するように作動し、それに対応して、可撓性チュー
ブのポンプ部内の圧力が、クラッキング力を上回って出
口側弁部材に作用して、該出口側弁部材を開弁して容積
型ポンプから液体が流れることができるようにする力を
発生しているか否かを標示する信号を発生する流れセン
サとを備える容積型ポンプのセンサ装置を提供するもの
である。
【0010】好適には、出力側弁部材はばね付勢手段に
より作動する作動部と、該作動部と接続する流れ制御部
を備え、該流れ制御部は、ばね付勢手段が作動部に付加
するクラッキング力により可撓性チューブを通過する液
体の流れを制御するために可撓性チューブを圧縮するよ
うにしている。
【0011】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づき本発明につ
いて詳細に説明する。
【0012】本発明に係るセンサ装置を使用する容積移
送型ポンプに対して、以下、「容積型ポンプ」という語
句を用い、このポンプの更に重要な利点を適切に強調す
る。特に、各吐出行程の間、上記容積型ポンプは、確実
にかつ繰り返して決まった体積の液体を決まった圧力で
移送し、そのため、該容積型ポンプにより所望の速度の
液体の流れの供給を確保することができる。本発明に係
るセンサ装置は上記容積型ポンプに使用され、その作動
を監視すると共に、該容積型ポンプからの液体の流れが
阻止された場合には警報を発する。
【0013】図1に、本発明に係るセンサ装置を備える
容積型ポンプ30における流体回路のブロック図を示す
。この容積型ポンプ30の構成部品は、その吸込口から
吐出口にかけての流体回路の沿ってほぼ直列に配置され
ている。容積型ポンプ30により吐出される液体31は
、容器32から可撓性チューブ34からなる経路へと吸
い込まれ、その後可撓性チューブ34のポンプ入口部3
4aへと流れ、ポンプ部34bを経てポンプ出口部34
cから吐き出される。可撓性チューブのポンプ出口部3
4cは、患者の静脈に液体31を注射する注射針もしく
はカテテール36に接続されている。言うまでもなく、
本発明の容積型ポンプ30は他の用途にも利用できるも
のであり、その場合でもポンプ装置の下流側に他の流体
装置を設けて可撓性チューブ34の出口部34cをその
流体装置に接続する。
【0014】尚、本発明の説明の便宜上、可撓性チュー
ブ34の入口部34a、ポンプ部34b、出口部34c
などは可撓性チューブ34の一部分として説明している
。 この可撓性チューブ34は、医学分野で広く使われてい
る静脈注射用接続管としての、内径0.100インチ、
外径0.137インチの使捨て式塩化ビニール(PVC
)製チューブが望ましい。
【0015】この様に容積型ポンプを利用する場合には
、液体31が容器32から患者へと自由に流れるのを防
ぐのが望ましい。そのため、容積型ポンプ30には、水
頭圧の作用で容器31から患者へと液体31が自由落下
するのをせき止めるべく可撓性チューブ34の入口部3
4aをクランプする流体ラッチ38を設けている。この
流体ラッチ38は、容積型ポンプ30の通常作動時には
液体31の流れをせき止めるようなことはしないが、容
積型ポンプ30へのアクセス扉78(図2及び図3に示
す)を開扉すると、可撓性チューブの入口部34aが自
動的にクランプされるようになっている。他方、閉扉し
たままの場合では、後述の場合に限って容積型ポンプ3
0により液体31の自由流が阻止されるようになってい
る。アクセス扉78の位置、即ち、アクセス扉78が開
扉したか、閉扉したかどうかは、扉検出器62により検
出されるようになっている。この扉検出器62は、アク
セス扉78が開扉すると開扉信号を発して容積型ポンプ
30の動作を停止させるようになっている。同様に、流
体ラッチ38にチューブ検出器40を接続して、流体ラ
ッチ38内に可撓性チューブ34が接続されているかど
うかを検出するようになっており、可撓性チューブ34
が接続されていない場合には無接続信号を発して容積型
ポンプ30の動作を停止させるようになっている。可撓
性チューブ34が接続されている場合には、このチュー
ブ検出器40は接続信号を出力するが、この接続信号が
出力されている限り、容積型ポンプ30は動作すること
ができる。
【0016】可撓性チューブ34の入口部34aに平衡
ブロック42を設け、可撓性チューブ34の弾力性の変
動を補償するようになっている。この平衡ブロック42
の詳細な機能と動作については後述する。
【0017】平衡ブロック42の次段には入口側圧力検
出器44が設けられていて、可撓性チューブ34の入口
部34aにおける液圧を検出するようになっている。こ
の入口側圧力検出器44の出力である圧力信号は、容積
型ポンプの動作を監視すると共に、可撓性チューブ34
の入口部34aが閉塞したかどうかを検出するのに用い
られる。
【0018】上記入口側圧力検出器44の直ぐ下流側に
は、入口側クラッキング弁46を配置している。該入口
側クラッキング弁46は、その下流側に順次設けられて
いるプランジャー48と出口側クラッキング弁52と協
働して、容積型ポンプ装置30により可撓性チューブ3
4のポンプ部34bからの所定量の液体を移送すると共
に、例えば容器32内の水位の上昇や、可撓性チューブ
34の出口部34cの背圧の変動等による入口部及び出
口部での液圧の変動による影響が容積型ポンプ30に及
ばないようにしている。プランジャー48の両側にはチ
ューブ整形器50a、50bを設け、該チューブ整形器
50a、50bはポンプ各動作サイクル時において、可
撓性チューブ34のポンプ部34bに液体が再充填され
る時に、可撓性チューブ34のポンプ部34bの形状を
即座に整形し、各ポンプ作動サイクル毎に所定容量の液
体が確実に再充填されるようにしている。
【0019】本発明に係るセンサ装置の流れ検出器54
は機能的には、出口側クラッキング弁52と接続してい
る。該流れ検出器54は、容積型ポンプ30により、液
体が可撓性チューブ34の出口部34に支障なく送られ
ているか否かを標示する信号を発生する。後述するよう
に、容器32内の液体31が空になったり、或いは、他
の何等かの問題により、容積型ポンプ30からの液体3
1の流れが阻害された場合には、上記信号に対応して医
療人員に警告が発せられる。
【0020】出口側圧力検出器56は、可撓性チューブ
34の出口部34cにおける液圧、即ち、容積型ポンプ
30の液体31の吐出圧に対応する出力信号を発するよ
うになっている。出口側圧力検出器56により検出され
る吐出圧は、容積型ポンプ30の動作を監視したり、可
撓性チューブ34での閉塞の有無を検出したりするのに
利用される。
【0021】この出口側圧力検出器56の下流側にも平
衡ブロック58が設けられていて、前述の入口側クラッ
キング弁46と協働する前述の平衡ブロック42と同様
に、出口側クラッキング弁52と協働して、可撓性チュ
ーブ34の剛さないし弾力性の変動を補償するようにな
っている。
【0022】前述の流体回路の最終段には、気泡検出器
60が設けられている。この気泡検出器60は、容積型
ポンプ34から吐出される所定量の液体よりも大きい気
泡を検出するものであって、液体におけるこの気泡の存
在が検出されると、気泡検出信号を出力してポンプ装置
30の動作を停止させると共に、警報を発することによ
り、気泡混入液体の注入による患者の対内での塞栓発生
を防ぐようにしている。この気泡検出器60は、従来公
知の圧電型超音波発信器と超音波受信器とで構成し、超
音波発信器からの出力である超音波信号が可撓性チュー
ブ34を横切って受信器に受信されるように、両者は可
撓性チューブ34の出口部34cを挟んで両側に配置さ
れている。従って、可撓性チューブ34の出口部34c
を正常に流れていると、発信された超音波は効率よく受
信器に受信されるが、流れている液体に気泡が存在する
と超音波の伝送パターンが乱れるので、液体における気
泡の混入を検出することができる。即ち、液体に気泡が
混入されていると、受信器が受信する超音波の振幅が変
動するが、それにより可撓性チューブ34の出口部34
cを流れる液体31における気泡の存在を検出すること
ができるのである。この気泡検出器60の詳細な構成に
ついては、当業者にはよく知られているところであるの
で、ここでは説明しない。
【0023】入口側圧力検出器44、デジタル圧力セン
サーからなる出口側圧力検出器56、気泡センサー60
及び流れ検出器54は、容積型ポンプ30の適切な作動
を確保するための完全な監視システムを構成する。上記
の構成要素はある範囲までは余分な機能を備えるが、上
記流れ検出器54は、例えば、液体31を吸い込むこと
等基本的な機能が行なわれているかを検知するものであ
り、上記監視ステムの最終的なバックアップを構成して
いる。
【0024】図2及び図3に容積型ポンプ30の斜視図
を示す。図示のように容積型ポンプ30は、その上面に
持ち運びの都合を考えて形成したハンドル72を備えた
成形プラスチック製ハウジング70と、操作パネル74
と、表示パネル76とで構成されている。操作パネル7
4と表示パネル76とは容積型ポンプ30の前面の右側
に設けられていて、取扱い者がポンプ装置を操作したり
、表示されたデータを視認、監視するようになっている
【0025】ハウジング70の背面にはクランプ88が
形成されているので、例えば患者が横臥するベッドのフ
レーム等の柱86に容積型ポンプ30を取外し自在に装
設できるようになっている。このクランプ88は、垂直
支持柱に装設する従来公知の医療機器によく使われてい
るものと同一であってもよく、ここではその詳細な説明
は行わない。
【0026】図2において、アクセス扉78は閉扉され
ているものとして図示してある。それに対し、図3では
アクセス扉78は開扉されている。アクセス扉78に設
けられているハンドル80は掛け金式ハンドルで、それ
を上方に引いて枢動させるとアクセス扉78がヒンジ9
6を中心として開扉するようになっている。この様に開
扉していると、可撓性チューブ34が辿る流体回路が形
成された内カバー92にアクセスできるようになる。前
述のように、容積型ポンプ30が可撓性チューブ34を
介して容器32と接続されている状態でアクセス扉78
を開扉すると、流体ラッチ38が可撓性チューブ34の
入口部34aを自動的にクランプするので、容器32か
らの液体31が容積型ポンプ30へと深く流入するのが
阻止される。アクセス扉78の開閉に応動して流体ラッ
チ38を作動させる機構については、本発明の要旨に特
に必要なものではないので、ここでは説明しない。アク
セス扉78の側壁には上スロット82と下スロット84
とが形成されている。可撓性チューブ34の入口部34
aは、ハウジング70の内部を上方へと延在した後下方
へと折曲されてこの上スロット82を介して外部へ延在
しており、換言すれば、ハウジング70の内部上方でル
ープを形成している。従って、容器32から漏れた液体
31は、このループに滞留して容積型ポンプ30へと流
入しないようになっている。アクセス扉78を開扉すれ
ば、内カバー92の長手方向中心軸に沿って形成されて
いる流路90に直に接続できる。可撓性チューブ34の
出口部34cは、下スロット84を介して外部へと延在
している。また、アクセス扉78の内面には背面又は背
面板を構成する圧板94が配設されていて、アクセス扉
78が閉扉され、しかも、ハンドル80を元に戻してラ
ッチを掛けると、この圧板94が流路90の長手方向に
沿う可撓性チューブ34と接触するようになる。
【0027】図4から図6までには、容積型ポンプ30
の内部構成が詳細に図示されている。前記した圧板94
は、可撓性チューブ34を圧搾する容積型ポンプ30の
各構成部品に対して基準面を定めるものであって、複数
の螺旋ばね212によりアクセス扉78に対して浮上し
た状態で取り付けられていると共に、その螺旋ばね21
2の作用でアクセス扉78の内面から隔離する方向に付
勢されている。従って、アクセス扉78を閉扉すると、
圧板94は、複数箇所にて内カバー92と接触して比較
的剛い螺旋ばね212を幾らか圧縮する。この様に螺旋
ばね212を圧縮することにより、閉扉時のアクセス扉
78のがたつき及びその他の構成部品のがたつきを吸収
することができる。もし、この様にがたつきを吸収でき
ないのであれば、圧板94により定められる基準面の位
置が狂うことになる。容積型ポンプ30の大部分の構成
部品は、ハウジング70内のフレーム100に装架され
ている。例えば、フレーム100は入口側クラッキング
弁46と出口側クラッキング弁52をそれぞれ枢動して
枢動軸を構成する枢支マウント102、104を備えて
いる。
【0028】入口側クラッキング弁46は、弁面106
aに沿う可撓性チューブ34の入口部34aと接触する
。 同様に、出口側クラッキング弁52も、弁面106bに
沿う可撓性チューブ34の出口部34cと接触する。そ
こで、入口側クラッキング弁46と出口側クラッキング
弁52とが枢動すると、それぞれの弁面106a、10
6bと可撓性チューブ34との接触圧が変化して、この
可撓性チューブ34を圧板94に押しつけることにより
当該弁での液体の流れを制御するようになっている。プ
ランジャー48は、圧板94に対して可撓性チューブ3
4のポンプ部34bを圧搾して、入口側クラッキング弁
46と出口側クラッキング弁52との間に形成されてい
るポンプ・チャンバ内の液体を吐出するようになってい
る。この様に容積型ポンプ30には入口側クラッキング
弁46と出口側クラッキング弁52とが設けられている
ことから、後述の説明から一層明らかになるように本発
明に係るセンサ装置を使用する容積型ポンプ30は従来
の蠕動プランジャー型ポンプ装置とは異なった態様で作
用される。
【0029】入口側クラッキング弁46の弁面106a
から上方に延在しているのは弁アーム108である。入
口側クラッキング弁46用の枢支マウント102のほぼ
上方には平坦状の金属製弾性屈曲体、即ち、金属製板ば
ね110があって、前記した平衡ブロック42がこの板
ばね110を介して、弁アーム108の背面に形成され
たスロット134に連結されている。板ばね110はス
ロット134内に差し込まれて、屈曲することにより圧
板94から弁面106aを離間させるべく弁アーム10
8を枢動させるようになっている。この時の弁アーム1
08の枢動角は、平衡ブロック42による可撓性チュー
ブ34の圧縮にともなう当該チューブ内での液体の流れ
を遮断しない限りできるだけ大きく採られている。入口
側クラッキング弁46の枢支マウント102は、入口側
クラッキング弁46から可撓性チューブ34の両側へ図
中下方に延在する枢動アーム136と枢動自在に連結さ
れていると共に、平衡ブロック42と弁面106aとの
間に調心されている。そこで、可撓性チューブ34の剛
性が平衡ブロック42と板ばね110とに作用するが、
その際作用した剛性(もしくは、弾力性の喪失)に比例
して発生する平衡力により弁面106aが圧板94の方
へと枢動するので、可撓性チューブ34を圧縮すべく入
口側クラッキング弁46のその部分で発生する力が増大
する。また、可撓性チューブ34の剛性はある程度弁面
106aによる圧搾力に抵抗する。従って、弁面106
aが可撓性チューブ34を圧搾するのに要する力に影響
を及ぼす当該可撓性チューブの弾力性の変動が、平衡ブ
ロック42により自動的に補償されるのである。
【0030】前述の入口側クラッキング弁46は3つの
動作モードを有し、また、可撓性チューブ34を圧搾す
べく弁面106aに印加される力も各動作モードごと異
なっている。弁アーム108には、二つの異なったばね
付勢力が作用するようになっている。また、弁アーム1
08には、この弁アーム108の一端に配置されて、ノ
ブ114に作用している平坦状の金属製クラッキング用
弾性部材、即ち、クラッキング用板ばね112から流れ
制御力が作用するようになっている。それに、入口側ク
ラッキング弁46を通る液体の流れを完全に遮断し得る
程度可撓性チューブ34を圧搾するのに必要な力が平坦
状の金属製遮断用弾性部材、即ち、遮断用板ばね120
から生ずるようになっている。この遮断用板ばね120
は、弁アーム108の片側に配置した側アーム116に
作用しているから、この遮断用板ばね120とクラッキ
ング用板ばね112とから生ずる合成力により(また、
平衡ブロック42による平衡力と共に)、枢支マウント
102を通る枢支軸を中心として入口側クラッキング弁
46を枢動させられ、それにより可撓性チューブ34で
の液体の流れを完全に遮断することができる。
【0031】板ばね112、120から弁アーム108
に力を作用させるべきかどうか、換言すれば、入口側ク
ラッキング弁46の動作モードを選択的に定めるのに、
入口側弁用カム追従子122が用いられている。このカ
ム追従子122は、追従子用弾性部材、即ち、追従子用
板ばね128を介して複数のブロック130に取り付け
たフード126に回転自在に装架したローラ124で構
成されている。ブロック130は、クラック用板ばね1
12と遮断用板ばね120とを、フレーム100の一部
分を構成するブラケット135に取り付けるためにも使
われており、両者間には適当な間隙が設けられている。
【0032】前記したローラ124は、回転カムアセン
ブリ142に設けた入口側弁用カム軌道140に沿って
転動するようになっている。回転カムアセンブリ142
は、ベアリング220(図5及び図6を参照)を介して
フレーム100にその両端を支承させたカムシャフト1
44上で回転する。図5と図6に示すように、駆動モー
ター146からは駆動シャフト148が下方に延在して
おり、この駆動シャフト148の下端に螺旋ギャ224
が装着されているが、この螺旋ギャ224がカムアセン
ブリ142の一端に形成もしくは装着させたギャ222
と係合しているので、駆動モーター146の駆動時には
カムアセンブリ142が図4から見て時計方向に回転す
る。ローラ124がカム軌道140のカム面と接触する
位置とカムシャフト144との間の距離は、カムアセン
ブリ142の回転に伴って変わるが、その時カムアセン
ブリ142は、弁アーム108に作用する力を制御する
べくカム追従子122を前後動させる。つまり、フード
126が遮断用板ばね120に抗して半径方向後方へ移
動させられると、遮断用板ばね120が側アーム116
から離れる方向へ持ち上げられて、遮断用板ばね120
から側アーム116に通常作用していた力が除去され、
従って、弁面106aから可撓性チューブ34に作用し
ている全ての力が減少する。この状態にあっては、入口
側クラッキング弁46は「クラッキングモード」になっ
ている。
【0033】また、フード126が半径方向外側に更に
移動させられると、遮断用板ばね120が弁アーム10
8の片側に形成されているV−字形側アーム118と接
触するので、側アーム108の作用により圧板94から
遠方へと弁面106aを枢動する。この状態にあっては
、入口側クラッキング弁46は「開モード」にあって、
容器32内の液体31が可撓性チューブ34の入口部3
4aを介してポンプ部34bへと自由に流入する。同時
に、弁面106aが圧板94から離間すると板ばね11
0が屈曲するので、平衡ブロック42は可撓性チューブ
34の入口端34aを流れる液体31を遮断するような
ことはない。
【0034】更に、両方の板ばね120、112が弁ア
ーム108に作用するようになると、可撓性チューブ3
4が弁面106aにより圧板94との間で圧搾されるの
で、可撓性チューブ内での液体の流れが完全に遮断され
る。この状態では、入口側クラッキング弁46は「閉モ
ード」にある。
【0035】入口側弁用カム軌道140とプランジャー
用カム軌道152との間に出口側弁用カム軌道150が
介装されている。プランジャー用カム軌道152のカム
面は、可撓性チューブ34のポンプ部34bを圧板94
に対して押圧するためにカムシャフト144から半径方
向への距離が外周に沿って変わるように形成されている
。即ち、プランジャー48のベース156にローラ15
4が回転自在に装架されており、そのローラ154がカ
ム軌道152のカム面上を転動するようになっている。 また、ローラ154の両側におけるベース156の部分
にはチューブ整形用ローラ160が装架されているが、
詳細な配置関係は図5及び図6に示してある。この整形
ローラ160による可撓性チューブ34の成形作用につ
いてはこれらの図面を参照しながら後述する。
【0036】図4において仮想線で示すように、カムア
センブリ142の背後には、トルク補償軌道170が配
置されている。このトルク補償軌道170には円錐形の
トルク補償ローラ172が転動してカムアセンブリ14
2に回転トルクを作用させるようになっている。これに
より、入口側弁用カム軌道140、出口側弁用カム軌道
150、プランジャー用カム軌道152の形状の急速変
化に伴う対抗トルクを補償するようになっている。この
トルク補償ローラ172は、カムアセンブリ142に付
勢力を作用させるトルク補償用平坦金属製弾性部材、即
ち、トルク補償用板ばね174に装架されている。
【0037】弁部材を構成する出口側クラッキング弁5
2は、入口側クラッキング弁46と同様にY−字形の構
造を呈していて、出口側弁用弁面106bと流れ制御手
段を構成する平衡ブロック58とに連結した、作動部を
構成する出口側弁用アーム180を備えている。出口側
クラッキング弁52の枢動アーム136は下方に延在し
て可撓性チューブ34を跨っていると共に、フレーム1
00に支持された枢支マウント104に装架されている
。 平衡ブロック58はこの可撓性チューブ34の出口部3
4cと当接して、可撓性チューブ34の剛性(もしくは
弾力性の喪失)に対応した力を作用させている。これに
より、出口側弁面106bが可撓性チューブ34に印加
する圧縮力が増大するようになっているので、可撓性チ
ューブ34の剛性により生ずる圧縮作用に対する抵抗を
補償もしくは平衡させるようになっている。前述した平
衡ブロック42が入口側クラッキング弁46における可
撓性チューブ34の弾力性の変動を補償するようになっ
ていたのと同様に、この平衡ブロック58も出口側クラ
ッキング弁52における可撓性チューブ34の弾力性の
変動を補償するようになっている。しかし、出口側クラ
ッキング弁52は入口側クラッキング弁46と同様に開
モードへ枢動するようなことはないので、この平衡ブロ
ック58は出口側弁アーム180に取り付けられて一体
化されている。また、出口側クラッキング弁52の枢動
範囲が入口側クラッキング弁46の枢動範囲よりも一層
限られていることから、板ばね110は不必要である。 従って、容積型ポンプ30が液体31を吐出していない
時には、入口側クラッキング弁46と出口側クラッキン
グ弁52のいずれか一方が閉モードにあって、液体31
の可撓性チューブ34での自由流を阻止している。
【0038】図4では、出口側クラッキング弁52は閉
モードにあるものとして示してある。この状態では、可
撓性チューブ34は圧板94に押圧されていて、可撓性
チューブ34での液体31の流れを遮断している。この
時、ばね手段を構成する平坦状で長尺な金属製クラッキ
ング用弾性部材、即ち、クラッキング用板ばね182か
ら、出口側弁アーム180の頂部の表面部を構成するノ
ブ194に付勢力が作用している。また、平坦状の金属
製遮断用弾性部材、即ち、遮断用板ばね188からの付
勢力も、出口側弁アーム180の片側から外側に延在す
る側アーム186に作用している。
【0039】出口側弁用カム追従子190はカム軌道1
50上を転動するローラ192を備えている。このロー
ラ192は、平坦金属製追従子用弾性体、即ち、追従子
用板ばね196に連結したフード194に回転自在に装
架されている。この板ばね196はローラ192を付勢
してカム軌道150に接触させている。これらの板ばね
196、182、188のそれぞれの下端は、入口側ク
ラッキング弁46における対応板ばねと同様にボルト1
32によりブロック130を介してブラケット135に
連結している。従って、カム追従子190がカム軌道1
50に沿って転動すると、フード194が遮断用板ばね
188と周期的に接触して、板ばね188を側アーム1
86から離間する方向へ変位させるので、平衡ブロック
58とクラッキング用板ばね182の付勢力からなる合
成制御力が弁面106bに伝達されて可撓性チューブ3
4を圧板94に対して押圧するようになる。この状態で
は、出口側クラッキング弁52はクラッキングモードに
ある。
【0040】そこでプランジャー48が圧板94に対し
て可撓性チューブ34のポンプ部34bを押圧すると、
閉弁している入口側クラッキング弁46と出口側クラッ
キング弁52との間に捕捉された液体31による圧力が
平衡ブロック58とクラッキング用板ばね182の付勢
力からなる合成制御力に対抗して弁面106bに作用す
る。ところが、この捕捉された液体の圧力が、出口側ク
ラッキング弁52を僅かだけ開方向に枢動させるのに充
分なレベルに達すると、可撓性チューブ34のポンプ部
34bにおける液体が出口側クラッキング弁52から吐
き出される。この様にして容積型ポンプ30から所定量
の液体31が吐出されるのである。
【0042】好適な第1実施例では、流れ検出器54は
クラッキング用板ばねの182に取付けた流れ検出手段
、或は、流れセンサを構成する歪ケージ198を備えて
いる。該歪ゲージ198は、クラッキング用板ばね18
2の応力の増大に対応して出力信号を増大し、出口側ク
ラッキング弁52を液体31が通過できるようにするた
めの出口側弁アーム180の回転を標示する。従って、
歪ケージ198は、プランジャー48による変位により
、可撓性チューブ34の出口部34cを介して液体が吐
出しているか否かを決定する。もし可撓性チューブのポ
ンプ部34bが比較的大きな割合で空気又は他の圧縮性
の気泡混入液体を含んでいる場合には、プランジャー4
8は、クラッキング用板ばね182及び平衡ブロック5
8により作用するクラッキング圧に打ち勝つだけの十分
な液圧を作り出すことができない。そのため、上記歪ゲ
ージ198は、プランジャー48の作動サイクルの間に
、出口側弁アーム180が旋回して開いて、出口側クラ
ッキグ弁52を液体31の流れが通過する場合には生じ
るであろうクラッキング用板ばね182の歪を検出する
ことができない。従って、歪ゲージ198からの信号は
、容器32内の液体31が空になって、空気が可撓性チ
ューブ34のポンプ部34bに流入し得る状態となった
か否か、或いは、容積型ポンプに流入する液体31の流
れが他に理由により阻止されているか否かを検出する。 歪ゲージ198が発生する信号は、出口側弁アーム18
0の移動と正確に比例する信号に対して、点なるオン/
オフの信号として使用される。この液体の流れを検知す
るオン/オフの信号は、所望の液体31の流れが得られ
ない場合に容積型ポンプ30を停止すると共に警報を発
し、医療人員にこの事態を警告して、是正することがで
きるようにしている。
【0043】入口側圧力検出器44は、入口側クラッキ
ング弁46と平衡ブロック42との間に介装され、可撓
性チューブ34の入口部34aと当接するようにばねで
付勢されたブロック204で構成されている。このブロ
ック204を付勢するばねは、プランジャー48の両側
に配置され、かつ、長手方向に延在する二対の板ばね2
02である。これらの板ばね202は、そのほぼ中間点
を以て取付け部材106によりフレーム100上の指示
部206な連結されている。ブロック204を支持板2
06に連結されている。ブロック204を支持板206
に連結している板ばね202には、可撓性チューブ34
の入口部34a内での液体の圧力に対応して板ばね20
2に生ずる応力に反応する歪ゲージ200が設けられて
いる。従って、可撓性チューブの入口部34aでの液圧
が装架すると、ブロック204と連結した板ばね202
の応力も増加するので、歪ゲージ200の出力もそれに
応じて変動する。
【0044】出口側圧力検出器56も入口側圧力検出器
44と同様に、板ばね202の他端に連結したブロック
210で構成されている。4本の板ばねの内の中間板ば
ね210といずれかの支持板266とに歪ゲージ208
が設けられている。この歪ゲージ208も、可撓性チュ
ーブ34の出口部34cでの液圧に応じて板ばね202
に生ずる応力に基づいて、前記出口部34cでの液圧に
応じた出力信号を発する。この出口側圧力検出器56は
、例えば患者が可撓性チューブ34を踏んだり、その上
を寝転んだりしたために可撓性チューブ34の出口部3
4cがねじれて、液体31の流れが遮断したか否かを判
断するのに用いる。この様な状態で可撓性チューブ34
の出口部34cがねじれると当該出口部34cでの液体
31の圧力が異常増大するから、出口側圧力検出器56
によりそれを検出して、警報を発するようにすると共に
、容積型ポンプ装置30を停止させるようにしている。
【0045】図5から図7までにチューブ整形器50a
、50bの詳細な構成を示す。容積型ポンプ装置30を
利用するに当たっては比較的低廉な塩化ビニール製チュ
ーブを用いるのが望ましい。この様な塩化ビニール製チ
ューブを可撓性チューブ34として用いた場合、容積型
ポンプ30を稼働させている限り、可撓性チューブ34
のポンプ部34bでの作用が一貫し、しかも、吐出する
流量も一定となるのを確実にするために、チューブ整形
器50a、50bを用いる。つまり、吐出流量が比較的
大きいと、吐出しに伴って一旦圧縮されたチューブは、
それが塩化ビニール製であれば、元の状態(最大断面積
)に原状回復するのに時間がかかる。そうなれば、各吐
出し行程で吐き出される流量が、所望値よりも少なくな
る。この様な問題を避けるためにチューブ整形器50a
、50bを用いて所定流量の液体が可撓性チューブ34
のポンプ部34bを貫流するように、当該ポンプ部34
bの原状回復を促進している。
【0046】各整形器50a、50bは、長手方向に延
在するジョー236を一端に備えた「く」字形アーム2
34で構成されている。それぞれのアーム234は、整
形ローラ160がアーム234の内面232に沿って転
動すると枢支マウント230を中心として枢動するよう
に、その枢支マウント230に装架されている。従って
、プランジャー48が往復動する軸に沿って上下動する
と、その動きがロック状態にある整形ローラ160に伝
達されて適時にジョー236が可撓性チューブ34のポ
ンプ部34bを挟持するので、プランジャー48が圧板
94から離間する方向へ上昇すると可撓性チューブ34
は所定吐出量を呈する、即ち、最大断面積を呈する形状
に整形させられるようになる。
【0047】図5では、プランジャー48は可撓性チュ
ーブ34を圧板94に対して押圧してポンプ部34bか
ら液体を吐出する状態に描かれているので、整形器50
a、50bは互いに反対方向に離間して可撓性チューブ
34のポンプ部34bを離れている。それに対して、図
6では、プランジャー48は圧板94から離間すべく上
昇しているので、プランジャー48の上昇が整形ローラ
160を介してアーム234に伝達され、それに伴って
アーム234が枢支マウント230を中心として互いに
近接する方向に枢動しつつ、ジョー236を以て可撓性
チューブのポンプ部34bを元の形状に強制的に整形し
ている。
【0048】プランジャー用カム軌道152の形状と寸
法は、可撓性チューブのポンプ部34bにおいて常時所
定流量が得られるように、たとえプランジャー34bが
その移動ストロークの最降下位置にきても可撓性チュー
ブのポンプ部34bを完全に圧搾しない程度に、また、
最上昇位置にあれば可撓性チューブのポンプ部34bと
接触を保つように選定されている。換言すれば、プラン
ジャー48の押圧作用による可撓性チューブ34の内側
への圧縮率は、プランジャー48が上昇位置にあれば元
の形状に対して約15%で、反対に下降位置にあれば元
の形状に対して約85%とするのが望ましい。この様に
可撓性チューブ34はその最大断面積を呈する状態に完
全に復帰する必要はないので、繰返し圧搾により可撓性
チューブ34の弾力性が変動しても、可撓性チューブ3
4のポンプ部34bでの流量が悪影響を受けるようなこ
とは殆どない。
【0049】尚、チューブ整形器50a、50bの移動
範囲は前述のように圧搾された可撓性チューブのポンプ
部34bを元の形状の約85%となるまで復帰させるの
に充分な範囲に調節されているが、この調節は、アーム
234に外側上部に設けた楔受けスロット240に楔部
材238を差し込んで、仮想線242で示したようにア
ーム234の内側上部の内面232を対応する整形ロー
ラ160に対して前屈み状態にすることにより達成でき
る。実線で示した内面232と仮想線242との間の調
節角度は、整形器50a、50bを製造している際、叉
は、容積型ポンプ30のこの様な構成部品を組み立てて
いるときに適当な矯正治具を用いて定めることができる
【0050】入口側クラッキング弁46と出口側クラッ
キング弁52のそれぞれの詳細な構成を図8と図9とに
示す。これらの図面から明らかなように、枢動アーム1
36は、可撓性チューブ34を跨っていると共に、入口
側及び出口側圧力検出器44、56のそれぞれのブロッ
ク204、210とが両者間で嵌合する程度、互いに隔
離されている。図8では、入口側弁アーム108の頂部
にある側アーム116とV−字形側アーム118とが明
確に図示されている。図9では、カム追従子190と遮
断用板ばね188、クラッキング用板ばね182とに対
する側アーム186の具体的な配置関係が明確に示いる
【0051】弁アーム108を付勢するのに平坦金属製
弾性体、即ち、クラッキング用板ばね112と遮断用板
ばね120とを用いれば、他の付勢手段を用いるよりも
迅速に付勢力を制御できる利点がある。例えば、この板
ばねの形状をトリミングしたり、或いは、厚みを変えた
りすることにより、その板ばねから得られる付勢力(換
言すれば、ばね定数K)を特定状況ないし使用条件に合
うように変えたり、適当に制御することができる。この
ことは容積型ポンプ装置30で用いる他の板ばね、即ち
、追従子用板ばね128、平衡ブロック用板ばね110
などについても言えることである。従って、容積型ポン
プ装置30のクラッキング圧とその他の特性を正確に定
めることができる。
【0052】出口側クラッキング弁52が開弁する時に
、上記クラッキング板ばね182の応力を感知する歪ゲ
ージ198の代わりに、出口側弁アーム180の旋回運
動を標示するための信号発生するために、該出口側弁ア
ーム180他の種類のセンサをクラッキング板ばねの近
傍に取付けてもよい。例えば、液体の流れが出口側クラ
ッキング弁52を通過するときの出力側弁アーム180
の旋回運動は、図13に示すような光学センサ300を
使用して検知することができる(第2実施例)。該光学
センサ300に適合するように、出口側弁アーム180
の上端にはタブ部308を形成している。タブ部308
の中心部には三角形状の孔部306を設けている。タブ
部308の反対側には、発光ダイオード302(LED
)及びホトトランジスタ304を配置している。LED
302が発光した光は、上記孔部306を通過してホト
トランジスタ304に受光される。出口側クラッキグ弁
52が閉弁している時には、ホトトランジスタ304は
、上記三角形状の孔部306の頂点の部分を通過した極
めて少ない光により照らされる。しかしながら、出口側
クラッキング弁52を通過する液体の流れにより、出口
側弁アーム180が移動すると、上記三角形状の孔部3
06の基部周辺の大きな領域を光が通過することができ
るため、LED302が発する光のうちホトトランジス
タ304に到達する光の量が増大する。従って、上記ホ
トトランジスタ304が発する信号は、出口側弁アーム
180が容積ポンプ30からの液体の流れを通過させる
ように移動しているか否かを検知することができるよう
になっている。
【0053】図14では、出口側クラッキング弁52を
通過した容積ポンプ30からの液体が流れるように出口
側弁アーム180が移動したか否かを検知するために線
形可変変位変換器(LVDT)318を使用している(
第3実施例)。この実施例では、出口側弁アーム180
の上端部に該上端部を横断するタブ部326を設けてい
る。該タブ部326は、上記LVDT318の中心から
突出するフェラス・メタルからなるコアに当接している
。また、LVDT318は、複数の電磁コイル320を
備え、該電磁コイル320は一次コイルと二次コイル(
図14においては、分割して示していない。)を備えて
いる。出口側クラッキング弁が開弁して上記フェラス・
メタルからなるコア320が更に電磁コイル320に押
し込められると、コア322は、電磁コイル320間の
電磁結合の範囲を増加させ、LVDT318が発する信
号が変化する。ブラケット324は上記コア322の移
動に対して、電磁コイル320を定まって位置に固定し
ている。LVDT318内の螺旋ねじ(図示せず)が上
記コア322をタブ部326に接触するように付勢して
いる。
【0054】また、容積型ポンプ30から液体が流れる
ように、出口側クラッキング弁52が開弁した時に、出
力側弁アーム180に固着した磁石の動きを検知するた
めに、該出力弁アーム180の近辺にホール効果センサ
を取付けてもよい。更に、流れ検出器54は、出口側弁
アーム180が旋回した時に、容量が変化する可変容量
コンデンサを備えるようにしてもよい。上記LVDT3
18と可変容量コンデンサは、単に、可変リアクタンス
のセンサとしての種類が異なるだけである。明らかに、
当業者は、上記した又はその他のタイプのセンサを容積
型ポンプからの液体の流れを標示する際に、出口弁アー
ム180の移動を検出するために使用することができる
【0055】図13は、出口側弁アーム180の移動を
標示する信号を発生し、よって、容積型ポンプ30から
の液体の流れを標示する流れ検出装置54を構成する上
記した歪ゲージ198、光学センサ300、LVDT3
18又は他の好適なセンサを接続するために使用する回
路340を示している。図13に示すように、センサの
ブロック42は、容積ポンプからの液体が流れるように
出口側弁アーム180が移動したか否かを標示するため
の信号を発生する。上記ブロック342のセンサが発し
た信号は、信号インターフェイス344に送られる。上
記信号インターフェイス344の機能は、上記出口側弁
アーム180の移動を監視するのに使用するセンサの種
類による。例えば、光学センサ300を使用する場合、
信号インターフェイス344は、ホトトランジスタから
の信号を増幅するための単純なアンプである。しかし、
LVDT318を使用する場合、信号インターフェイス
344は、フェラス・メタルからなるコア322がLV
DTの中心に移動する際の電磁コイル320を構成する
一次及び二次コイルの間の電磁結合の差異を標示するた
めの差動アンプ備えている。
【0056】上記信号インターフェイス344からの出
力信号は、基準レベル発生器346が発する基準信号と
比較するために比較器348に入力されるアナログ直流
レベルを備えている。もし、例えば、上記信号インター
フェイス344からの出力信号が基準レベル発生器46
からの基準信号を越えると、比較器348は、出口側弁
アーム180が容積ポンプ30からの流れを示す所望の
距離移動したことを示す論理レベル信号を発生する。従
って、該比較器348からの論理信号は御装置280に
入力される流れ検知信号350となる。即ち上記基準レ
ベル発生器346、比較器348は制御手段を構成し、
センサからの信号を関数処理する。
【0057】図14に示すように、システム制御装置2
80は、CPUとメモリからなるマイクロプロセッサ2
82を備えている。容積型ポンプ30を制御するソフト
ウエアのアルゴリズムは、キーボード286により操作
者が入力した入力データに対して上記CPU内に与えら
れている。例えば、操作者は、容積ポンプ30が予め定
めた流速で、予め定めた体積の液体を静脈から患者の体
内に投与する時間を入力する。キーボード286を介し
て入力される制御データは表示装置76に示されている
。キーボード286に入力した制御データに対応して、
CPU及びメモリカらなるマイクロプロセッサ282は
、駆動モーター146を所望の時間に作動させ、該駆動
モーター146を予め定めた速度で予め定めた体積の液
体31を投与するように制御し、また、容積型ポンプ3
0に取付けられ、該容積型ポンプ30の性能に影響を及
ぼすような問題の発生を検出する種々のセンサが発生す
る信号に関連するポンプの作動サイクルを通じてその進
行を追跡している。例えば、もし、プランジャ48がポ
ンプの作動サイクルの吸入、吐出区分がを完了した時に
、流れ検出器54が液体が出口側クラッキング弁52を
開いたことを標示する信号発生しなかったととするとC
PUは警報器292により視覚及び聴覚信号を発生し、
医療人員に容積型ポンプ30が患者に液体31を送るの
を止めていることを警告する。同様に、センサ288が
供給する他のいかなる信号であっても、気泡が可撓性チ
ューブ34のポンプ出口部34の液体中に含まれる等の
潜在的な有害な誤りを標示すれば、警報が発せられる。 患者の病歴を記録するとと共に、他の制御装置ヘのイン
ターフェイスとして、CPU及びメモリー・ブロック2
82にデータ出力経路を設けてもよい。また、上記CP
U及びメモリー・ブロック282と警報装置292に電
力を供給する電力源294を備えている。
【0058】尚、好ましい実施例について本発明を詳述
したが、本発明は当業者には種々の変形ないし改変が考
えられる。そのような変形や改変は本発明の真髄から逸
脱しない限り、本発明の範囲に含まれるものと解すべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1実施例に係る容積型ポンプの
センサ装置における流体回路を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】  アクセス扉が閉扉された状態での容積型ポ
ンプの外観斜視図である。
【図3】  アクセス扉が開扉された状態での容積型ポ
ンプの外観斜視図である。
【図4】  図2と図3に示した容積型ポンプの縦断面
図である。
【図5】  液体を吐き出すべく可撓性チューブが圧搾
された状態での容積型ポンプの概略側断面図である。
【図6】  圧搾された可撓性チューブが整形されてい
るところを示す容積型ポンプの概略側断面図である。
【図7】  可撓性チューブを整形に用いられる整形器
を示す側面図である。
【図8】  容積型ポンプに用いた入口側クラッキング
弁の斜視図である。
【図9】  容積型ポンプに用いた出口側クラッキング
装置の斜視図である。
【図10】  吸入行程にあるときの動作を説明するた
めの容積型ポンプの概略断面図である。
【図11】  逆戻し・加圧行程にあるときの動作を説
明するための容積型ポンプの概略断面図である。
【図12】  吐出し行程にあるときの動作を説明する
ための容積型ポンプの概略断面図である。
【図13】  本発明の第2実施例に係るセンサと出口
側クラッキング弁の部を示す概略斜視図である。
【図14】  本発明の第3実施例に係るセンサと出口
側クラッキング弁の一部を示す概略斜視図である。
【図15】  本発明に係る容積型ポンプの液体の流れ
を検出するセンサ装置の制御回路を示す概略ブロック線
図である。
【図16】  図15に示すセンサ装置の回路から出力
された信号に対応する容積型ポンプの制御装置を示す概
略ブロック線図である。
【符号の説明】
30  容積型ポンプ 34  可撓性チューブ 38  流体ラッチ 42  平衡ブロック 44  入口側圧力検出器 46  入口側クラッキング弁 48  プランジャー 50a  チューブ整形器 50b  チューブ整形器 52  出口側クラッキング弁 56  出口側圧力検出器 58  平行ブロック 60  気泡検出器 90  流路 94  圧板 142  回転カムアセンブリ 160  整形ローラ 180  出口側弁アーム 198  歪ゲージ 300  光学センサ 318  線形可変変位変換器

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  容積型ポンプの可撓性部材により規定
    される経路における液体の流れを検出するセンサ装置で
    あって、a)枢動軸まわりに枢動するように容積型ポン
    プに取付けると共に、可撓性部材と係合する表面部を備
    える弁部材と、b)弁部材を付勢するように取付けて、
    弁部材が枢動軸まわりに枢動してクラッキング力により
    可撓性部材の一部を圧縮し、経路を通る液体の流れを制
    限するようにしているばね手段であって、経路内の液体
    の圧力が予め定めたクラッキング力による圧力を上回る
    と、ばね手段によるクラッキング力と対抗する力を発生
    して、液体が弁部材を通過して経路を流れることができ
    るようにしているばね手段と、c)ばね手段の近傍に取
    付け、ばね手段によるクラッキング力に対抗して弁部材
    に作用する液体の圧力によりばね手段に生じるたわみを
    標示する信号を発生する流れ検出手段と、d)流れ検出
    手段の発信する信号を受容するように接続すると共に該
    信号を関数処理し、液体が経路内において弁部材を通過
    して流れているか否かを決定する制御手段と、を備える
    ことを特徴とする容積型ポンプのセンサ装置。
  2. 【請求項2】  容積型ポンプが経路内の気泡混入液体
    を移送する時の液体の圧力がクラッキング力より小さく
    、気泡混入液体が弁部材を通過して流れないようにして
    いる請求項1記載のセンサ装置。
  3. 【請求項3】  制御手段は、上記信号を関数処理して
    、容積型ポンプが気泡混入液体を圧縮しているのか、或
    いは、液体を容積移送しているのかを決定するように作
    動する請求項2記載のセンサ装置。
  4. 【請求項4】  可撓性部材はその中を液体が流れる可
    撓性チューブからなり、弁部材は該弁部材を通過して容
    積型ポンプを流れる液体の流れを阻止するように、可撓
    性チューブをポンプの背面に圧縮するようにしている請
    求項1記載のセンサ装置。
  5. 【請求項5】  上記ばね手段は、長尺で平坦状の弾性
    部材で、長手方向に沿って一部分を容積ポンプに取付け
    、該部分から延在して弁部材に担持される請求項1記載
    のセンサ装置。
  6. 【請求項6】  弁部材は、該弁部材が可撓性部材を圧
    縮するように付勢する力を与える弾性部材を担持する表
    面部を備えている請求項1記載のセンサ装置。
  7. 【請求項7】  流れ検出手段は、弾性部材を容積型ポ
    ンプに取付けた位置と弾性部材を弁部材に担持した位置
    との間に配置している請求項6記載のセンサ装置。
  8. 【請求項8】  制御手段は流れ検出手段の発生する信
    号の強さが予め定めた基準レベルを越えた場合に、液体
    が弁部材を通過して流れていると判断する請求項1記載
    のセンサ装置。
  9. 【請求項9】  流れ検出手段は、ばね手段に取付けた
    歪ゲージであって、弁部材が変位することによりばね手
    段に生じる応力に対応する信号を発生するようにしてい
    る請求項1記載のセンサ装置。
  10. 【請求項10】  流れ検出手段は光学センサ備える請
    求項1記載のセンサ装置。
  11. 【請求項11】  流れ検出手段はホール効果センサを
    備える請求項1記載のセンサ装置。
  12. 【請求項12】  流れ検出手段は可変リアクタンス・
    センサを備える請求項1記載のセンサ装置。
  13. 【請求項13】  容積型ポンプが液体を可撓性チュー
    ブのポンプ部から移送するために可撓性チューブを圧縮
    したときに、容積型ポンプの出口部から液体が流出して
    いることを測定し、液体の流れを検出するセンサ装置で
    あって、a)枢動軸まわりに枢動して可撓性チューブと
    接触するように容積型ポンプに取付けた出口側弁部材と
    、b)可撓性チューブのポンプ部内の液体の圧力が出口
    側弁部材に作用する力を発生して、液体が出口側弁部材
    を通過すると共に容積型ポンプの出口部を流れるように
    なるまで、出口側弁部材にクラッキング力を与え、出口
    側弁部材を枢動軸まわりに枢動して可撓性チューブを背
    面板に圧縮し、出口部を通過する液体の流れを制限する
    ばね付勢手段と、c)ばね付勢手段の近傍に配置して、
    可撓性チューブ内の液体の圧力による出口側弁部材の揺
    動を監視するように作動し、それに対応して、可撓性チ
    ューブのポンプ部内の圧力が、クラッキング力を上回っ
    て出口側弁部材に作用して、該出口側弁部材を開弁して
    容積型ポンプから液体が流れることができるようにする
    力を発生しているか否かを標示する信号を発生する流れ
    センサと、を備える容積型ポンプのセンサ装置。
  14. 【請求項14】  容積型ポンプが気泡混入液体を圧縮
    することにより可撓性チューブのポンプ部内で上昇する
    圧力は、クラッキング力を上回る力を発生するために必
    要な圧力より常に低く、圧縮された気泡混入液体が出口
    側弁部材を通過して容積ポンプから流出することができ
    ないようにしている請求項13記載のセンサ装置。
  15. 【請求項15】  流れセンサは、気泡混入液体を圧縮
    しても出口側弁部材を開弁する力に対応する十分な圧力
    を発生しないことから、液体が容積移送されているか、
    或いは、可撓性チューブのポンプ部で気泡混入液体が圧
    縮されているかを検出するように作動する請求項14記
    載のセンサ装置。
  16. 【請求項16】  ばね付勢手段は、ポンプに取付けて
    出口側弁に担持される長尺で平板状の弾性部材である請
    求項13記載のセンサ装置。
  17. 【請求項17】  流れセンサは弾性部材に取付けた歪
    ゲージであって、該歪ゲージは、出口側弁部材から弾性
    部材にたわみを生じるように付加される応力に比例する
    信号を発生するようにしている請求項16記載のセンサ
    装置。
  18. 【請求項18】  流れセンサは弾性部材の容積型ポン
    プに取付けた位置と出口側弁部材に当接する位置との中
    間位置で弾性部材に配置している請求項16記載のセン
    サ装置。
  19. 【請求項19】  流れセンサは光学センサを備える請
    求項13記載のセンサ装置。
  20. 【請求項20】  流れセンサはホール効果センサ備え
    る請求項13記載のセンサ装置。
  21. 【請求項21】  流れセンサは可変リアクタンス・セ
    ンサ備える請求項13記載のセンサ装置。
  22. 【請求項22】  出力側弁部材はばね付勢手段により
    作動する作動部と、該作動部と接続する流れ制御部を備
    え、該流れ制御部は、ばね付勢手段が作動部に付加する
    クラッキング力により可撓性チューブを通過する液体の
    流れを制御するために可撓性チューブを圧縮するように
    している請求項13記載のセンサ装置。
JP3049923A 1990-03-15 1991-03-14 容積型ポンプのセンサ装置 Pending JPH04224288A (ja)

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