JPH04224236A - タービンエンジン圧縮機からの導入空気を補助冷気装置内でバイパスしかつ温度調節した後用いる補助冷気装置 - Google Patents
タービンエンジン圧縮機からの導入空気を補助冷気装置内でバイパスしかつ温度調節した後用いる補助冷気装置Info
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- JPH04224236A JPH04224236A JP3082922A JP8292291A JPH04224236A JP H04224236 A JPH04224236 A JP H04224236A JP 3082922 A JP3082922 A JP 3082922A JP 8292291 A JP8292291 A JP 8292291A JP H04224236 A JPH04224236 A JP H04224236A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D13/00—Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft
- B64D13/06—Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft the air being conditioned
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C6/00—Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
- F02C6/04—Gas-turbine plants providing heated or pressurised working fluid for other apparatus, e.g. without mechanical power output
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【関連米国特許出願】本発明の内容と関連するものを扱
った同時係属米国特許出願を次に示す。なお、これは本
発明の譲受人(本件出願人)に譲渡されたものである。 レニンガー(S. W. Renninger)等によ
り発明された「タービンエンジン圧縮機から抽出した空
気と補助冷気装置内を再循環する空気との混合気を用い
る補助冷気装置(Auxiliary Refrige
rated Air System Employin
g Mixture Of Air Bled Fro
m Turbine Engine Compress
or And Air Recirculated W
ithin Auxiliary System )」
についての1990年3月30日付米国特許出願第50
1,578号
った同時係属米国特許出願を次に示す。なお、これは本
発明の譲受人(本件出願人)に譲渡されたものである。 レニンガー(S. W. Renninger)等によ
り発明された「タービンエンジン圧縮機から抽出した空
気と補助冷気装置内を再循環する空気との混合気を用い
る補助冷気装置(Auxiliary Refrige
rated Air System Employin
g Mixture Of Air Bled Fro
m Turbine Engine Compress
or And Air Recirculated W
ithin Auxiliary System )」
についての1990年3月30日付米国特許出願第50
1,578号
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンエンジンに
関し、特に、適当な導入空気源からの、例えば、タービ
ンエンジン圧縮機からの導入空気を分割し再混合して所
望冷却空気として用いる航空機の補助冷却空気装置に関
する。
関し、特に、適当な導入空気源からの、例えば、タービ
ンエンジン圧縮機からの導入空気を分割し再混合して所
望冷却空気として用いる航空機の補助冷却空気装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】従来、航空機のタービンエンジン装置に
より、機内環境制御用、航空電子装置冷却用等の航空機
維持装置で用いる低温空気を送給することが必要であっ
た。従来の一種の航空機維持装置では、新鮮な空気がま
ず一つ以上の航空機エンジンからの抽気によって得られ
、次いで温度調節されてから航空機の与圧胴体内に導入
される。グプタ(Gupta )等の米国特許第426
2495 号に開示されているようなこの種の航空機維
持装置では、抽気後の空調は、同装置のパワータービン
と再循環空気圧縮機と空気フィルタと空気対空気熱交換
器との併用によってなされる。エンジン抽気を利用して
エンジン燃料を加熱する他の公知航空機維持装置がコフ
ィンベリ(Coffinberry )の米国特許第4
404793 号に開示されている。
より、機内環境制御用、航空電子装置冷却用等の航空機
維持装置で用いる低温空気を送給することが必要であっ
た。従来の一種の航空機維持装置では、新鮮な空気がま
ず一つ以上の航空機エンジンからの抽気によって得られ
、次いで温度調節されてから航空機の与圧胴体内に導入
される。グプタ(Gupta )等の米国特許第426
2495 号に開示されているようなこの種の航空機維
持装置では、抽気後の空調は、同装置のパワータービン
と再循環空気圧縮機と空気フィルタと空気対空気熱交換
器との併用によってなされる。エンジン抽気を利用して
エンジン燃料を加熱する他の公知航空機維持装置がコフ
ィンベリ(Coffinberry )の米国特許第4
404793 号に開示されている。
【0004】従来の航空機維持装置の空気量と空気温度
の要件はこれまで比較的穏やかであった。未来のタービ
ンエンジン装置の冷却要件は、おそらく、より低温の空
気をかなり多く必要とするであろう。このような例の一
つは超伝導体の分野にある。開発が進められている超伝
導体技術は、その用途の一例として、未来の動力発生用
タービンエンジン装置に応用され、また他の例として、
磁気軸受に応用されよう。超伝導体の技術は、機能温度
を高める点で大いに進歩してきたが、通常の基準からは
依然として低い温度が要求される。
の要件はこれまで比較的穏やかであった。未来のタービ
ンエンジン装置の冷却要件は、おそらく、より低温の空
気をかなり多く必要とするであろう。このような例の一
つは超伝導体の分野にある。開発が進められている超伝
導体技術は、その用途の一例として、未来の動力発生用
タービンエンジン装置に応用され、また他の例として、
磁気軸受に応用されよう。超伝導体の技術は、機能温度
を高める点で大いに進歩してきたが、通常の基準からは
依然として低い温度が要求される。
【0005】航空機に用いる従来の低温または冷却空気
装置は、未来のタービンエンジン装置の予想冷却要件に
適合するような十分低い温度で十分な量の空気を供給す
るものではない。従って、予想される未来要件に適合す
る冷気装置が必要である。
装置は、未来のタービンエンジン装置の予想冷却要件に
適合するような十分低い温度で十分な量の空気を供給す
るものではない。従って、予想される未来要件に適合す
る冷気装置が必要である。
【0006】
【発明の概要】本発明は前述の要件を満たす補助冷却空
気装置を提供する。本発明の補助装置は、現在利用し得
るタービンエンジン技術と、適当な空気源、例えば、タ
ービンエンジン圧縮機からの空気を用いる熱交換器とを
組合せて、未来の要件に合う十分な低温と十分な量の冷
却された空気つまり冷気を発生する。空気は2つの部分
に分けられる。一方の部分は補助空気圧縮機と熱交換器
と第1タービン部とによって温度調節され、他の部分は
このような空調をバイパスし、最後のタービン部の入口
で温度調節ずみ空気と混合して冷気を生じる。簡約のた
め、以下の説明と特許請求の範囲における「空気」とい
う用語は、大気のほか流体状および(または)ガス状の
任意の他の材料を包含するものとする。
気装置を提供する。本発明の補助装置は、現在利用し得
るタービンエンジン技術と、適当な空気源、例えば、タ
ービンエンジン圧縮機からの空気を用いる熱交換器とを
組合せて、未来の要件に合う十分な低温と十分な量の冷
却された空気つまり冷気を発生する。空気は2つの部分
に分けられる。一方の部分は補助空気圧縮機と熱交換器
と第1タービン部とによって温度調節され、他の部分は
このような空調をバイパスし、最後のタービン部の入口
で温度調節ずみ空気と混合して冷気を生じる。簡約のた
め、以下の説明と特許請求の範囲における「空気」とい
う用語は、大気のほか流体状および(または)ガス状の
任意の他の材料を包含するものとする。
【0007】本発明の補助装置は、前述の関連米国特許
出願の発明による装置の代替物であり、次の点で同関連
出願の装置と異なる。すなわち、空気混合弁と空気分割
弁の位置が入れ替わり、そして温度調節ずみ空気の一部
が装置内の補助空気圧縮機と熱交換器と第1タービン部
とを再循環する代りに、導入空気の一部がこれらの装置
構成部をバイパスする。本発明の装置における両弁の入
れ替えは、利用し得る空気量の比率が前記関連出願の装
置における比率と異なる場合に冷気を発生するためにな
される。
出願の発明による装置の代替物であり、次の点で同関連
出願の装置と異なる。すなわち、空気混合弁と空気分割
弁の位置が入れ替わり、そして温度調節ずみ空気の一部
が装置内の補助空気圧縮機と熱交換器と第1タービン部
とを再循環する代りに、導入空気の一部がこれらの装置
構成部をバイパスする。本発明の装置における両弁の入
れ替えは、利用し得る空気量の比率が前記関連出願の装
置における比率と異なる場合に冷気を発生するためにな
される。
【0008】両装置のいずれかを設けるために混合弁と
分割弁を入れ替える基準は、当該装置の特定作用条件に
対して利用できる空気の量と特性に基づく。いずれの装
置においても、最終タービン部からの排出空気圧力を所
与の排出空気温度に対して最高にするには、熱交換器を
通る空気の相対流量を調節すればよい。前記関連出願の
装置では、排出空気圧は希釈空気を補助空気圧縮機と熱
交換器と第1タービン部とを再循環するように流すこと
により最高となるのに対し、本発明の装置における排出
空気圧は、空気を補助空気圧縮機と熱交換器と第1ター
ビン部とに対してバイパスすることにより最高となる。 第2または最終タービン部の目的、すなわち、空気温度
をさらに下げることは両装置において同等である。希釈
空気を再循環させる装置でも、あるいは抽出空気をバイ
パスする装置でも、冷却装置の排出空気圧を最高にする
には、熱交換器を通る空気量を調節すればよい。
分割弁を入れ替える基準は、当該装置の特定作用条件に
対して利用できる空気の量と特性に基づく。いずれの装
置においても、最終タービン部からの排出空気圧力を所
与の排出空気温度に対して最高にするには、熱交換器を
通る空気の相対流量を調節すればよい。前記関連出願の
装置では、排出空気圧は希釈空気を補助空気圧縮機と熱
交換器と第1タービン部とを再循環するように流すこと
により最高となるのに対し、本発明の装置における排出
空気圧は、空気を補助空気圧縮機と熱交換器と第1ター
ビン部とに対してバイパスすることにより最高となる。 第2または最終タービン部の目的、すなわち、空気温度
をさらに下げることは両装置において同等である。希釈
空気を再循環させる装置でも、あるいは抽出空気をバイ
パスする装置でも、冷却装置の排出空気圧を最高にする
には、熱交換器を通る空気量を調節すればよい。
【0009】従って、本発明は、例えば航空機タービン
エンジンと関連する補助冷却空気装置を提供する。この
補助冷気装置は、(a)直列に配置した第1および第2
補助タービン部と、(b)空気分割弁と、(c)空気混
合弁と、(d)空気バイパスループと、(e)補助空気
圧縮機と、(f)熱交換器とからなる。第1および第2
補助タービン部はそれぞれ流入側と流出側とを有し、流
入側で空気を受入れそして流出側でエネルギー減少空気
を送り出すように作用し得る。空気分割弁は、導入空気
を受入れて2つの部分に分割するために導入空気源に接
続し得るものである。空気混合弁は第1補助タービン部
の流出側と第2補助タービン部の流入側との間に連通状
に接続される。空気バイパスループは、空気分割弁と空
気混合弁との間の連通をなすように接続され、分けられ
た導入空気の第1部分を混合弁にバイパスし、そこでバ
イパス空気が第1補助タービン部から流出した空気と混
合される。
エンジンと関連する補助冷却空気装置を提供する。この
補助冷気装置は、(a)直列に配置した第1および第2
補助タービン部と、(b)空気分割弁と、(c)空気混
合弁と、(d)空気バイパスループと、(e)補助空気
圧縮機と、(f)熱交換器とからなる。第1および第2
補助タービン部はそれぞれ流入側と流出側とを有し、流
入側で空気を受入れそして流出側でエネルギー減少空気
を送り出すように作用し得る。空気分割弁は、導入空気
を受入れて2つの部分に分割するために導入空気源に接
続し得るものである。空気混合弁は第1補助タービン部
の流出側と第2補助タービン部の流入側との間に連通状
に接続される。空気バイパスループは、空気分割弁と空
気混合弁との間の連通をなすように接続され、分けられ
た導入空気の第1部分を混合弁にバイパスし、そこでバ
イパス空気が第1補助タービン部から流出した空気と混
合される。
【0010】本装置の補助空気圧縮機は入口側と出口側
を有する。この補助圧縮機は第1および第2補助タービ
ン部に駆動式に連結されており、また入口側で空気分割
弁と連通している。さらに補助圧縮機は、第1および第
2補助タービン部の作動時に、入口側で分割弁からの導
入空気の第2部分を受入れそして出口側で圧縮空気を送
り出すように作用し得る。熱交換器は第1側と第2側を
有する。熱交換器は第1側で、ヒートシンクとなる流体
、例えば、航空機エンジン燃料の流れと連通するように
接続可能である。また熱交換器は第2側で、補助空気圧
縮機の出口側と第1補助タービン部の流入側との間に連
通をなすように接続されており、補助空気圧縮機の出口
側から圧縮空気を受入れそして第1タービン部の流入側
に温度調節ずみの空気を放出する。本補助装置はまた共
通駆動軸を含み、この駆動軸は、第1および第2補助タ
ービン部の作動時に補助空気圧縮機を働かせるように補
助空気圧縮機と両補助タービン部とを駆動式に連結して
いる。
を有する。この補助圧縮機は第1および第2補助タービ
ン部に駆動式に連結されており、また入口側で空気分割
弁と連通している。さらに補助圧縮機は、第1および第
2補助タービン部の作動時に、入口側で分割弁からの導
入空気の第2部分を受入れそして出口側で圧縮空気を送
り出すように作用し得る。熱交換器は第1側と第2側を
有する。熱交換器は第1側で、ヒートシンクとなる流体
、例えば、航空機エンジン燃料の流れと連通するように
接続可能である。また熱交換器は第2側で、補助空気圧
縮機の出口側と第1補助タービン部の流入側との間に連
通をなすように接続されており、補助空気圧縮機の出口
側から圧縮空気を受入れそして第1タービン部の流入側
に温度調節ずみの空気を放出する。本補助装置はまた共
通駆動軸を含み、この駆動軸は、第1および第2補助タ
ービン部の作動時に補助空気圧縮機を働かせるように補
助空気圧縮機と両補助タービン部とを駆動式に連結して
いる。
【0011】本発明の上記および他の特徴と利点と達成
事項を明らかにするため、次に添付図面により本発明の
実施例を詳述する。
事項を明らかにするため、次に添付図面により本発明の
実施例を詳述する。
【0012】
【実施例の記載】以下の説明において、同符号は全図を
通じて同部分または対応部分を表す。また、以下の説明
における「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上方
」、「下方」等の用語は便宜上の用語であって本発明を
限定するものではないことを理解されたい。
通じて同部分または対応部分を表す。また、以下の説明
における「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上方
」、「下方」等の用語は便宜上の用語であって本発明を
限定するものではないことを理解されたい。
【0013】添付図面、特に図1に、本発明を適用でき
るガスタービンエンジンを総体的に符号10で示す。エ
ンジン10は長さ方向中心線Aと、中心線Aの周りに同
軸的かつ同心的に配置した環状ケーシング12を有する
。エンジン10にはガス発生器であるコアエンジン14
が含まれ、圧縮機16と燃焼器18と単段または多段の
高圧タービン20とで構成され、これらの構成部は全て
エンジン10の長さ方向中心線Aの周囲に同軸的に設け
られ直列軸流関係に配置されている。環状駆動軸22が
圧縮機16と高圧タービン20とに固定されそれらを連
結している。
るガスタービンエンジンを総体的に符号10で示す。エ
ンジン10は長さ方向中心線Aと、中心線Aの周りに同
軸的かつ同心的に配置した環状ケーシング12を有する
。エンジン10にはガス発生器であるコアエンジン14
が含まれ、圧縮機16と燃焼器18と単段または多段の
高圧タービン20とで構成され、これらの構成部は全て
エンジン10の長さ方向中心線Aの周囲に同軸的に設け
られ直列軸流関係に配置されている。環状駆動軸22が
圧縮機16と高圧タービン20とに固定されそれらを連
結している。
【0014】コアエンジン14は燃焼ガスを発生するよ
うに作用する。圧縮機16からの圧縮空気は燃焼器18
で燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生する。 燃焼ガスのエネルギーの一部が高圧タービン20により
仕事用として抽出され、圧縮機16を駆動する。残りの
燃焼ガスはコアエンジン14から排出されて低圧パワー
タービン24に入る。
うに作用する。圧縮機16からの圧縮空気は燃焼器18
で燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生する。 燃焼ガスのエネルギーの一部が高圧タービン20により
仕事用として抽出され、圧縮機16を駆動する。残りの
燃焼ガスはコアエンジン14から排出されて低圧パワー
タービン24に入る。
【0015】低圧タービン24は環状ドラム形ロータ2
6とステータ28とを有する。ロータ26は適当な軸受
30により回転自在に支承され、そして複数のタービン
動翼列34を有し、これらの動翼列はロータ26から半
径方向外方に延在しかつ軸方向に相隔たっている。ステ
ータ28はロータ26の半径方向外側に配置され、そし
て複数の静翼列36を有し、これらの静翼列は静止ケー
シング12から半径方向内方に延在するようにそれに固
定されている。静翼列36はタービン動翼列34と交互
に軸方向に離間している。ロータ26は駆動軸38に固
定され、また差動軸受32を介して駆動軸22に連結さ
れている。駆動軸38は前方のブースタロータ39を回
動する。このロータはブースタ圧縮機40の一部をなし
、またナセル42内にある前方ファン動翼列41を支持
する。ナセル42は、複数本(1本だけを図示した)の
支柱43により静止ケーシング12の周りに支持されて
いる。ブースタ圧縮機40は複数のブースタ動翼列44
と、複数のブースタ静翼列46とからなり、ブースタ動
翼列44はブースタロータ39にそれから半径方向外方
に延在するように固定されて同ロータとともに回転し、
またブースタ静翼列46は静止ケーシング12にそれか
ら半径方向内方に延在するように固定されている。 ブースタ動翼列44とブースタ静翼列46は軸方向に交
互に位置するように離間している。
6とステータ28とを有する。ロータ26は適当な軸受
30により回転自在に支承され、そして複数のタービン
動翼列34を有し、これらの動翼列はロータ26から半
径方向外方に延在しかつ軸方向に相隔たっている。ステ
ータ28はロータ26の半径方向外側に配置され、そし
て複数の静翼列36を有し、これらの静翼列は静止ケー
シング12から半径方向内方に延在するようにそれに固
定されている。静翼列36はタービン動翼列34と交互
に軸方向に離間している。ロータ26は駆動軸38に固
定され、また差動軸受32を介して駆動軸22に連結さ
れている。駆動軸38は前方のブースタロータ39を回
動する。このロータはブースタ圧縮機40の一部をなし
、またナセル42内にある前方ファン動翼列41を支持
する。ナセル42は、複数本(1本だけを図示した)の
支柱43により静止ケーシング12の周りに支持されて
いる。ブースタ圧縮機40は複数のブースタ動翼列44
と、複数のブースタ静翼列46とからなり、ブースタ動
翼列44はブースタロータ39にそれから半径方向外方
に延在するように固定されて同ロータとともに回転し、
またブースタ静翼列46は静止ケーシング12にそれか
ら半径方向内方に延在するように固定されている。 ブースタ動翼列44とブースタ静翼列46は軸方向に交
互に位置するように離間している。
【0016】図2に本発明の原理により構成した補助冷
却空気装置の概略を総体的に符号48で示す。補助装置
48は適当な空気源からの導入空気、例えば、好ましく
は図1のタービンエンジン10のコアエンジン圧縮機1
6から抽出した空気を利用して所望低温かつ所望量の冷
気を供給する。すなわち、補助装置48を用いることに
より、エンジン10から抽気され導管49を経て装置4
8に達する圧縮機排出状態の空気を、航空機維持装置の
予想冷却要件に合う温度に下げかつ同要件に合う流量で
送給することができる。
却空気装置の概略を総体的に符号48で示す。補助装置
48は適当な空気源からの導入空気、例えば、好ましく
は図1のタービンエンジン10のコアエンジン圧縮機1
6から抽出した空気を利用して所望低温かつ所望量の冷
気を供給する。すなわち、補助装置48を用いることに
より、エンジン10から抽気され導管49を経て装置4
8に達する圧縮機排出状態の空気を、航空機維持装置の
予想冷却要件に合う温度に下げかつ同要件に合う流量で
送給することができる。
【0017】補助冷気装置48は、その基本構成部とし
て、第1および第2直列配置補助タービン部50、52
と空気分割弁54と空気混合弁55と空気バイパスルー
プ56と補助空気圧縮機58と熱交換器60とを有する
。補助装置48の第1および第2タービン部50、52
はそれぞれ流入側50A、52Aと流出側50B、52
Bとを有する。また各タービン部50、52は、周知の
仕方で、その流入側50A、52Aでのエネルギー保有
空気の受入れに応じて動力を発生しそして流出側50B
、52Bでエネルギー減少空気を送り出すように作用し
得る。補助装置48はまた共通駆動軸62を含み、この
駆動軸は補助圧縮機58と補助タービン部50、52と
を駆動式に連結しており、補助タービン部50、52の
作動時に補助圧縮機58を周知の態様で働かせ、圧縮機
58により処理される空気のエネルギーを高める。
て、第1および第2直列配置補助タービン部50、52
と空気分割弁54と空気混合弁55と空気バイパスルー
プ56と補助空気圧縮機58と熱交換器60とを有する
。補助装置48の第1および第2タービン部50、52
はそれぞれ流入側50A、52Aと流出側50B、52
Bとを有する。また各タービン部50、52は、周知の
仕方で、その流入側50A、52Aでのエネルギー保有
空気の受入れに応じて動力を発生しそして流出側50B
、52Bでエネルギー減少空気を送り出すように作用し
得る。補助装置48はまた共通駆動軸62を含み、この
駆動軸は補助圧縮機58と補助タービン部50、52と
を駆動式に連結しており、補助タービン部50、52の
作動時に補助圧縮機58を周知の態様で働かせ、圧縮機
58により処理される空気のエネルギーを高める。
【0018】補助装置48の空気分割弁54は導管49
によってコアエンジン圧縮機16に接続され、コアエン
ジン圧縮機16から抽出された導入空気を受入れて2つ
の部分に分割する。空気混合弁55は第1補助タービン
部50の流出側50Bと第2補助タービン部52の流入
側52Aとの間に連通状に接続され、導入空気のバイパ
スされた第1部分を受入れそれを第1補助タービン部か
ら出たエネルギー減少空気と混合する。空気バイパスル
ープ56は、分割弁54と混合弁55との間の連通をな
すように接続され、分割弁54により分けられた導入空
気の第1部分を混合弁55にバイパスし、混合弁55で
バイパス空気が第1補助タービン部を出た空気と混合さ
れる。
によってコアエンジン圧縮機16に接続され、コアエン
ジン圧縮機16から抽出された導入空気を受入れて2つ
の部分に分割する。空気混合弁55は第1補助タービン
部50の流出側50Bと第2補助タービン部52の流入
側52Aとの間に連通状に接続され、導入空気のバイパ
スされた第1部分を受入れそれを第1補助タービン部か
ら出たエネルギー減少空気と混合する。空気バイパスル
ープ56は、分割弁54と混合弁55との間の連通をな
すように接続され、分割弁54により分けられた導入空
気の第1部分を混合弁55にバイパスし、混合弁55で
バイパス空気が第1補助タービン部を出た空気と混合さ
れる。
【0019】補助装置48の補助空気圧縮機58は入口
側58Aと出口側58Bを有する。補助圧縮機58は駆
動軸62により第1および第2補助タービン部50、5
2に駆動式に連結されており、また入口側58Aで分割
弁54と連通している。補助圧縮機58は、補助タービ
ン部50、52によって駆動された時、入口側58Aで
(分割弁54からの)導入空気の第2部分を受入れそし
て出口側58Bで圧縮空気を送り出すように周知の態様
で作動する。
側58Aと出口側58Bを有する。補助圧縮機58は駆
動軸62により第1および第2補助タービン部50、5
2に駆動式に連結されており、また入口側58Aで分割
弁54と連通している。補助圧縮機58は、補助タービ
ン部50、52によって駆動された時、入口側58Aで
(分割弁54からの)導入空気の第2部分を受入れそし
て出口側58Bで圧縮空気を送り出すように周知の態様
で作動する。
【0020】補助装置48の熱交換器60は第1側60
Aと第2側60Bを有する。熱交換器60はその第1側
60Aで、ヒートシンクとなる流体、例えば、航空機エ
ンジン燃料と連通するように接続される。例えば、燃料
貯蔵タンク(図示せず)からタービンエンジン10に至
る燃料流路Pを熱交換器60を経由するように設け得る
。熱交換器60はその第2側60Bで、補助圧縮機58
の出口側58Bと第1補助タービン部50の流入側50
Aとの間に連通をなすように接続されており、補助圧縮
機出口側58Bから圧縮空気を受入れそしてタービン部
50の流入側50Aに温度調節(冷却)ずみの空気を放
出する。
Aと第2側60Bを有する。熱交換器60はその第1側
60Aで、ヒートシンクとなる流体、例えば、航空機エ
ンジン燃料と連通するように接続される。例えば、燃料
貯蔵タンク(図示せず)からタービンエンジン10に至
る燃料流路Pを熱交換器60を経由するように設け得る
。熱交換器60はその第2側60Bで、補助圧縮機58
の出口側58Bと第1補助タービン部50の流入側50
Aとの間に連通をなすように接続されており、補助圧縮
機出口側58Bから圧縮空気を受入れそしてタービン部
50の流入側50Aに温度調節(冷却)ずみの空気を放
出する。
【0021】補助装置48の作用中、抽出空気はコアエ
ンジン圧縮機16から導管49を経て抽出された後、空
気分割弁54により分割されるので、導入空気の第2部
分は補助空気圧縮機58に流れ、そして導入空気の第1
部分はバイパスループ56を通って混合弁55に流れ、
そこで第1タービン部50から出た空気と混合する。第
1タービン部50の出口における空気の圧力は、コアエ
ンジン圧縮機16から抽出されて空気分割弁54に入っ
た空気の圧力にほぼ等しい。
ンジン圧縮機16から導管49を経て抽出された後、空
気分割弁54により分割されるので、導入空気の第2部
分は補助空気圧縮機58に流れ、そして導入空気の第1
部分はバイパスループ56を通って混合弁55に流れ、
そこで第1タービン部50から出た空気と混合する。第
1タービン部50の出口における空気の圧力は、コアエ
ンジン圧縮機16から抽出されて空気分割弁54に入っ
た空気の圧力にほぼ等しい。
【0022】分割弁54からの導入空気の第2部分は補
助圧縮機58を通ってその圧力と温度を高め、次いで熱
交換器60を通ることにより温度が下がるように調節さ
れる。燃料を空気の冷却に用いた場合、その燃料はエン
ジン燃焼装置で燃やし得る。燃料は、空気冷却のために
航空機上で利用しやすいので、ヒートシンクとしての使
用に適する。もし他の適当な液体を機上で利用できれば
、それを同じ目的のために燃料の代りに用いてもよい。
助圧縮機58を通ってその圧力と温度を高め、次いで熱
交換器60を通ることにより温度が下がるように調節さ
れる。燃料を空気の冷却に用いた場合、その燃料はエン
ジン燃焼装置で燃やし得る。燃料は、空気冷却のために
航空機上で利用しやすいので、ヒートシンクとしての使
用に適する。もし他の適当な液体を機上で利用できれば
、それを同じ目的のために燃料の代りに用いてもよい。
【0023】温度調節ずみ空気は次いで第1補助タービ
ン部50を通り、圧力降下が生じる。この圧力降下は、
補助装置48内の管路損失補正のため、補助圧縮機58
により生じる圧力上昇より少ない。従って、第1補助タ
ービン部50の排出空気圧は、コアエンジン圧縮機16
から抽出した空気の圧力と対等である。圧力降下に伴っ
て温度降下が生じる。
ン部50を通り、圧力降下が生じる。この圧力降下は、
補助装置48内の管路損失補正のため、補助圧縮機58
により生じる圧力上昇より少ない。従って、第1補助タ
ービン部50の排出空気圧は、コアエンジン圧縮機16
から抽出した空気の圧力と対等である。圧力降下に伴っ
て温度降下が生じる。
【0024】その後、第1タービン部50を出た温度調
節ずみ空気は、空気混合弁55により、分割弁54から
バイパスループ56を経て混合弁55にバイパスされた
導入空気の第1部分と混合する。次いで、コアエンジン
圧縮機16から抽出した空気量に等しい量の再混合空気
が第2補助タービン部52を通る。
節ずみ空気は、空気混合弁55により、分割弁54から
バイパスループ56を経て混合弁55にバイパスされた
導入空気の第1部分と混合する。次いで、コアエンジン
圧縮機16から抽出した空気量に等しい量の再混合空気
が第2補助タービン部52を通る。
【0025】エネルギーが第2補助タービン部52によ
り抽出される結果、空気の温度はさらに下がる。タービ
ン部50、52によって奪われるエネルギーは、駆動軸
62を介する補助圧縮機58の駆動に要するエネルギー
と等しくなり得る。もしエネルギーが等しければ、補助
装置48の運転のために(高圧抽出空気以外に)外部動
力を取入れる必要はない。しかし、所望に応じ、装置4
8を特定要件に適合させるために外部動力を供給しても
よく、あるいは動力を抽出してもよい。装置48により
送給される冷気の最終温度は、コアエンジン14内の空
気源からの導入空気の圧力と温度に対する第2タービン
部52の背後の背圧に依存する。
り抽出される結果、空気の温度はさらに下がる。タービ
ン部50、52によって奪われるエネルギーは、駆動軸
62を介する補助圧縮機58の駆動に要するエネルギー
と等しくなり得る。もしエネルギーが等しければ、補助
装置48の運転のために(高圧抽出空気以外に)外部動
力を取入れる必要はない。しかし、所望に応じ、装置4
8を特定要件に適合させるために外部動力を供給しても
よく、あるいは動力を抽出してもよい。装置48により
送給される冷気の最終温度は、コアエンジン14内の空
気源からの導入空気の圧力と温度に対する第2タービン
部52の背後の背圧に依存する。
【0026】補助装置48は、導管49だけによりエン
ジン圧縮機16に接続される航空機上の別設単独装置と
して設け得るものである。さらに、補助タービン部50
、52は図示のような個別タービン部でも、あるいは図
2に破線で示すように単一タービン64の個別段でもよ
い。バイパス空気は単一タービン64の両段間の内段に
導入され得る。タービンエンジン圧縮機は補助装置48
への導入空気の適切な空気源の一例に過ぎない。他の使
用可能な導入空気源はラム空気、ファン抽出空気等であ
る。任意の高圧気体源を用い得る。
ジン圧縮機16に接続される航空機上の別設単独装置と
して設け得るものである。さらに、補助タービン部50
、52は図示のような個別タービン部でも、あるいは図
2に破線で示すように単一タービン64の個別段でもよ
い。バイパス空気は単一タービン64の両段間の内段に
導入され得る。タービンエンジン圧縮機は補助装置48
への導入空気の適切な空気源の一例に過ぎない。他の使
用可能な導入空気源はラム空気、ファン抽出空気等であ
る。任意の高圧気体源を用い得る。
【0027】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明の範囲内で本発明の全ての実質的な利点を損なうこと
なく本発明構成部の形態、構造、構成等に様々な改変を
施し得ることはもちろんである。
明の範囲内で本発明の全ての実質的な利点を損なうこと
なく本発明構成部の形態、構造、構成等に様々な改変を
施し得ることはもちろんである。
【図1】ガスタービンエンジンの概略図である。
【図2】本発明による補助冷気発生装置の概略図である
。
。
48 補助冷却空気装置
50 第1補助タービン部
52 第2補助タービン部
54 空気分割弁
55 空気混合弁
56 空気バイパスループ
58 補助空気圧縮機
60 熱交換器
62 駆動軸
Claims (12)
- 【請求項1】 (a)それぞれの流入側と流出側とを
有する第1および第2の直列配置補助タービン部であっ
て、順次、前記流入側で空気を受入れそして前記流出側
でエネルギー減少空気を送り出すように作用し得る第1
および第2の補助タービン部と、(b)導入空気を受入
れて第1および第2の導入空気部分に分割するために導
入空気源に接続し得る手段と、(c)前記第1の補助タ
ービン部の前記流出側と前記第2の補助タービン部の前
記流入側との間に連通状に接続されて前記導入空気の前
記第1の部分と前記第1の補助タービン部から出たエネ
ルギー減少空気とを混合する手段と、(d)前記分割手
段と前記混合手段との間の連通をなすように接続され前
記分割手段から前記混合手段へ前記導入空気の前記第1
の部分をバイパスする空気バイパスループと、(e)入
口側と出口側を有し、前記第1および第2の補助タービ
ン部に駆動式に連結されておりかつ前記入口側で前記分
割手段と連通している補助空気圧縮機であって、前記第
1および第2のタービン部の作動時に前記入口側で前記
分割手段からの導入空気の前記第2の部分を受入れそし
て前記出口側で圧縮空気を送り出すように作用し得る補
助空気圧縮機と、(f)ヒートシンクとなる流体流と連
通するように接続し得る第1の側と、前記補助空気圧縮
機の前記出口側と前記第1のタービン部の前記流入側と
の間に連通をなすように接続されており前記補助空気圧
縮機の出口側から圧縮空気を受入れそして前記第1のタ
ービン部の流入側に温度調節された空気を放出する第2
の側とを有する熱交換器とからなる補助冷却空気装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2の補助タービン部
の作動時に前記補助空気圧縮機を働かせるように前記補
助圧縮機と両タービン部とを駆動式に連結している共通
駆動軸をさらに含む請求項1記載の補助冷気装置。 - 【請求項3】 前記導入空気の前記第1の部分と前記
第1の補助タービン部から出る前記エネルギー減少空気
とからなる、前記混合手段により混合された空気の圧力
が前記分割手段への導入空気の圧力とほぼ等しい請求項
1記載の補助冷気装置。 - 【請求項4】 前記混合手段は空気混合弁である、請
求項1記載の補助冷気装置。 - 【請求項5】 前記分割手段は空気分割弁である、請
求項1記載の補助冷気装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2の補助タービン部
が2つの個別のタービンである、請求項1記載の補助冷
気装置。 - 【請求項7】 前記第1および第2の補助タービン部
が単一タービンの構成である、請求項1記載の補助冷気
装置。 - 【請求項8】 空気圧縮機を含む航空機タービンエン
ジンと組合せた補助冷却空気装置であって、(a)それ
ぞれの流入側と流出側とを有する第1および第2の直列
配置補助タービン部であって、順次、前記流入側で空気
を受入れ仕事をする原動力を発生しそして前記流出側で
エネルギー減少空気を送り出すように作用し得る第1お
よび第2の補助タービン部と、(b)前記タービンエン
ジンの圧縮機から抽出された導入空気を受入れて第1お
よび第2の導入空気部分に分割するために前記タービン
エンジンの圧縮機と連通するように接続された空気分割
弁と、(c)前記第1の補助タービン部の前記流出側と
前記第2の補助タービン部の前記流入側との間に連通状
に接続されて前記導入空気の前記第1の部分と前記第1
の補助タービン部から出たエネルギー減少空気とを混合
する空気混合弁と、(d)前記分割弁と前記混合弁との
間の連通をなすように接続され前記分割弁から前記混合
弁へ前記導入空気の前記第1の部分をバイパスする空気
バイパスループと、(e)入口側と出口側を有し、前記
第1および第2の補助タービン部に駆動式に連結されて
おりかつ前記入口側で前記分割弁と連通している補助空
気圧縮機であって、前記第1および第2のタービン部の
作動時に前記入口側で前記分割弁からの導入空気の前記
第2の部分を受入れそして前記出口側で圧縮空気を送り
出すように作用し得る補助空気圧縮機と、(f)ヒート
シンクとなる流体流と連通するように接続し得る低温側
と、前記補助空気圧縮機の前記出口側と前記第1のター
ビン部の前記流入側との間に連通をなすように接続され
ており前記補助空気圧縮機の出口側から圧縮空気を受入
れそして前記第1のタービン部の流入側に比較的低温の
空気を放出する高温側とを有する熱交換器とからなる補
助冷却空気装置。 - 【請求項9】 前記第1および第2の補助タービン部
の作動時に前記補助圧縮機を働かせるように前記補助圧
縮機と両タービン部とを駆動式に連結している共通駆動
軸をさらに含む請求項8記載の補助冷気装置。 - 【請求項10】 前記導入空気の前記第1の部分と前
記第1の補助タービン部から出る前記エネルギー減少空
気とからなる、前記混合手段により混合された空気の圧
力が前記分割手段への導入空気の圧力とほぼ等しい請求
項8記載の補助冷気装置。 - 【請求項11】 前記第1および第2の補助タービン
部が2つの個別のタービンである、請求項8記載の補助
冷気装置。 - 【請求項12】 前記第1および第2の補助タービン
部が単一タービンの構成である、請求項8記載の補助冷
気装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/502,893 US5056335A (en) | 1990-04-02 | 1990-04-02 | Auxiliary refrigerated air system employing input air from turbine engine compressor after bypassing and conditioning within auxiliary system |
US502,893 | 1990-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224236A true JPH04224236A (ja) | 1992-08-13 |
JPH073180B2 JPH073180B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=23999841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3082922A Expired - Lifetime JPH073180B2 (ja) | 1990-04-02 | 1991-03-25 | タービンエンジン圧縮機からの導入空気を補助冷気装置内でバイパスしかつ温度調節した後用いる補助冷気装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5056335A (ja) |
JP (1) | JPH073180B2 (ja) |
CA (1) | CA2034326A1 (ja) |
DE (1) | DE4109216A1 (ja) |
FR (1) | FR2660367A1 (ja) |
GB (1) | GB2243408A (ja) |
IT (1) | IT1247846B (ja) |
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