JPH04223836A - 工具の交換方法 - Google Patents
工具の交換方法Info
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- JPH04223836A JPH04223836A JP40780190A JP40780190A JPH04223836A JP H04223836 A JPH04223836 A JP H04223836A JP 40780190 A JP40780190 A JP 40780190A JP 40780190 A JP40780190 A JP 40780190A JP H04223836 A JPH04223836 A JP H04223836A
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- JP
- Japan
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- tool
- pallet
- abnormal
- conveyor
- processing machine
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 26
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 claims 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 17
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ等の
工具交換式の加工機械で工具の異常が発生した場合に適
用する工具の交換方法に関する。
工具交換式の加工機械で工具の異常が発生した場合に適
用する工具の交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークを加工ラインに沿って搬送し、該
加工ラインの途中に配設したマシニングセンタ等の加工
機械によって上記ワークの加工を行う加工システムが実
用されている。
加工ラインの途中に配設したマシニングセンタ等の加工
機械によって上記ワークの加工を行う加工システムが実
用されている。
【0003】このような加工システムにおいて加工機械
の工具に異常を生じた場合、この異常工具を正常な工具
に交換しなければならない。そこで従来は、担当者が交
換用工具を加工機械まで運ぶとともに、異常工具を研磨
場所等まで持ち帰るようにしている。
の工具に異常を生じた場合、この異常工具を正常な工具
に交換しなければならない。そこで従来は、担当者が交
換用工具を加工機械まで運ぶとともに、異常工具を研磨
場所等まで持ち帰るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】工具の異常が発生する
度に加工機械まで担当者が出向くことは面倒である。ま
た上記の方法は、上記加工システムを無人運転する場合
に適用不可である。そこで、加工機械への交換用工具の
搬送と、該加工機械からの異常工具の搬送とを行う搬送
手段を設置することも考えられる。しかし、かかる手段
は設備コストを大幅に増大させ、しかも上記搬送手段の
設置スペースを必要とするので、実用性に欠ける。
度に加工機械まで担当者が出向くことは面倒である。ま
た上記の方法は、上記加工システムを無人運転する場合
に適用不可である。そこで、加工機械への交換用工具の
搬送と、該加工機械からの異常工具の搬送とを行う搬送
手段を設置することも考えられる。しかし、かかる手段
は設備コストを大幅に増大させ、しかも上記搬送手段の
設置スペースを必要とするので、実用性に欠ける。
【0005】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、交換
用工具および異常工具の搬送を設備費用の大幅な増大を
伴うことなく非人為的に行うことができ、かつ加工ライ
ンを無人運転する場合に有効な工具の搬送方法を提供す
ることにある。
用工具および異常工具の搬送を設備費用の大幅な増大を
伴うことなく非人為的に行うことができ、かつ加工ライ
ンを無人運転する場合に有効な工具の搬送方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークパレッ
トを搬送するコンベアの途中に工具交換式の加工機械を
配設した加工ラインに適用され、加工機械の工具に異常
を生じた場合に、交換用の工具を保持させた工具パレッ
トを上記コンベアを利用して上記加工機械まで搬送する
工程と、上記加工機械に所定の工具交換処理を実行させ
て、上記工具パレットに異常工具を保持させるとともに
上記交換用の工具を該加工機械にセットさせる工程と、
上記異常工具を保持させた工具パレットを上記コンベア
を利用して所定の場所まで搬送する工程とを実施してい
る。
トを搬送するコンベアの途中に工具交換式の加工機械を
配設した加工ラインに適用され、加工機械の工具に異常
を生じた場合に、交換用の工具を保持させた工具パレッ
トを上記コンベアを利用して上記加工機械まで搬送する
工程と、上記加工機械に所定の工具交換処理を実行させ
て、上記工具パレットに異常工具を保持させるとともに
上記交換用の工具を該加工機械にセットさせる工程と、
上記異常工具を保持させた工具パレットを上記コンベア
を利用して所定の場所まで搬送する工程とを実施してい
る。
【0007】
【作用】交換用工具を保持させた工具パレットがワーク
パレット搬送用のコンベアで加工機械まで搬送される。 加工機械では、工具パレットに異常工具を保持させる処
理と交換用の工具を加工機械にセットさせる処理が実行
され、その後、異常工具を保持させた工具パレットが上
記コンベアで所定の場所まで搬送される。
パレット搬送用のコンベアで加工機械まで搬送される。 加工機械では、工具パレットに異常工具を保持させる処
理と交換用の工具を加工機械にセットさせる処理が実行
され、その後、異常工具を保持させた工具パレットが上
記コンベアで所定の場所まで搬送される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0009】図1において、加工ライン10は、コンベ
ア11と、このコンベア11に沿って所定間隔で配列設
置した工具交換式加工機械たるマシニングセンタ12−
1、12−2および12−3と、これらのマシニングセ
ンタにそれぞれ接続されたプログラマブルコントローラ
13−1、13−2および13−3とを備えている。な
お、以下においては、マシニングセンタよびプログラマ
ブルコントローラをそれぞれMCおよびPCと略称する
。
ア11と、このコンベア11に沿って所定間隔で配列設
置した工具交換式加工機械たるマシニングセンタ12−
1、12−2および12−3と、これらのマシニングセ
ンタにそれぞれ接続されたプログラマブルコントローラ
13−1、13−2および13−3とを備えている。な
お、以下においては、マシニングセンタよびプログラマ
ブルコントローラをそれぞれMCおよびPCと略称する
。
【0010】コンベア11は、ワークパレット搬入部1
1Aと、工具パレット搬入部11Bと、主搬送部11C
と、ワークパレット搬出部11Dと、工具パレット搬出
部11Eと、工具パレット回送部11Fと、MC12,
13間およびMC13,14間にそれぞれ配設された待
避部11Gおよび11Hとから構成されている。
1Aと、工具パレット搬入部11Bと、主搬送部11C
と、ワークパレット搬出部11Dと、工具パレット搬出
部11Eと、工具パレット回送部11Fと、MC12,
13間およびMC13,14間にそれぞれ配設された待
避部11Gおよび11Hとから構成されている。
【0011】MC12−1、12−2および12−3は
、後述する工具パレット20からの情報を受取るための
読取ヘッド121および工具の異常を検出する工具異常
検出手段122をそれぞれ備えている。また、図2に示
したように、MC12(12−1〜12−3)は、工具
マガジン123を備えた自動工具交換装置124を有し
、主軸125に対する工具30の交換は上記自動工具交
換装置124によって行われる。なお、図2に示すよう
に、上記読取ヘッド121はコンベア11の側近に位置
されている。
、後述する工具パレット20からの情報を受取るための
読取ヘッド121および工具の異常を検出する工具異常
検出手段122をそれぞれ備えている。また、図2に示
したように、MC12(12−1〜12−3)は、工具
マガジン123を備えた自動工具交換装置124を有し
、主軸125に対する工具30の交換は上記自動工具交
換装置124によって行われる。なお、図2に示すよう
に、上記読取ヘッド121はコンベア11の側近に位置
されている。
【0012】この実施例では、MC12−1、12−2
および12−3で使用される各種の工具30の実寸法(
工具径、工具長等)が順次ツールプリセッタ40によっ
て計測され、その計測値を示すデータは工具30の種類
を表すデータおよびその他のデータ(オフセット値、回
転数等)とともに工具仕様データとして入力部50から
FAコントローラ60のメモリ61に格納される。ツー
ルプリセッタ40によって計測される工具30には、一
連の工具番号が付されている。FAコントローラ60は
上記工具番号とこの工具番号に係る工具についての上記
工具仕様データとを対応させてメモリ61に格納し、こ
れによってこのメモリ61に工具ファイルが作成される
。なお、ツールプリセッタ40では種類の同一な工具が
複数本計測され、これらの工具には上記工具ファイルに
おいて共通のグループ番号が付される。
および12−3で使用される各種の工具30の実寸法(
工具径、工具長等)が順次ツールプリセッタ40によっ
て計測され、その計測値を示すデータは工具30の種類
を表すデータおよびその他のデータ(オフセット値、回
転数等)とともに工具仕様データとして入力部50から
FAコントローラ60のメモリ61に格納される。ツー
ルプリセッタ40によって計測される工具30には、一
連の工具番号が付されている。FAコントローラ60は
上記工具番号とこの工具番号に係る工具についての上記
工具仕様データとを対応させてメモリ61に格納し、こ
れによってこのメモリ61に工具ファイルが作成される
。なお、ツールプリセッタ40では種類の同一な工具が
複数本計測され、これらの工具には上記工具ファイルに
おいて共通のグループ番号が付される。
【0013】ところで、工具30はその適所にIDカー
ド31を付設してあり、このIDカード31にはそれら
の工具30についての工具番号、グループ番号および上
記工具仕様データが書込まれる。このIDカード31へ
の書込みは、ツールプリセッタ40に設けられた書込ヘ
ッド41によって行なわれ、書込まれるデータはFAコ
ントローラ60から与えられる。
ド31を付設してあり、このIDカード31にはそれら
の工具30についての工具番号、グループ番号および上
記工具仕様データが書込まれる。このIDカード31へ
の書込みは、ツールプリセッタ40に設けられた書込ヘ
ッド41によって行なわれ、書込まれるデータはFAコ
ントローラ60から与えられる。
【0014】ツールプリセッタ40による計測を終了し
た工具30は、ツールストッカ70の搬入ベース71上
に載置された後、そのIDカード31に記録されている
工具番号およびグループ番号が読取ヘッド72によって
読取られる。ローダコントローラ73は、読取られた工
具番号に対して保管場所番号を指定し、かつ該工具番号
と保管場所番号とを対応させて内蔵するメモリ73aに
格納する。なお上記保管場所番号は、上記グループ番号
の等しい工具が後述の保管庫75内で集合配列するよう
に適宜設定される。一方、ローダコントローラ73はロ
ーダ74を作動させ、保管庫75における上記保管場所
番号に該当した収納位置に工具30を格納させる。工具
番号の読取を終了した工具30は、上記のようにして保
管庫75内に順次格納される。そして、全ての工具30
の格納を終了した時点では、工具番号と保管場所番号と
の対応関係を示す保管ファイルがメモリ73aで作成さ
れる。
た工具30は、ツールストッカ70の搬入ベース71上
に載置された後、そのIDカード31に記録されている
工具番号およびグループ番号が読取ヘッド72によって
読取られる。ローダコントローラ73は、読取られた工
具番号に対して保管場所番号を指定し、かつ該工具番号
と保管場所番号とを対応させて内蔵するメモリ73aに
格納する。なお上記保管場所番号は、上記グループ番号
の等しい工具が後述の保管庫75内で集合配列するよう
に適宜設定される。一方、ローダコントローラ73はロ
ーダ74を作動させ、保管庫75における上記保管場所
番号に該当した収納位置に工具30を格納させる。工具
番号の読取を終了した工具30は、上記のようにして保
管庫75内に順次格納される。そして、全ての工具30
の格納を終了した時点では、工具番号と保管場所番号と
の対応関係を示す保管ファイルがメモリ73aで作成さ
れる。
【0015】図2に示したMC12の工具マガジン12
3には、保管庫75から取出された工具が挿着される。 MC12で使用される工具の番号は、FAコントローラ
60に入力された後、ローダコントローラ73に転送さ
れる。これに伴いローダコントローラ73は、転送され
た工具番号に基づいて上記保管ファイル内から該工具番
号についてのデータを末梢する。
3には、保管庫75から取出された工具が挿着される。 MC12で使用される工具の番号は、FAコントローラ
60に入力された後、ローダコントローラ73に転送さ
れる。これに伴いローダコントローラ73は、転送され
た工具番号に基づいて上記保管ファイル内から該工具番
号についてのデータを末梢する。
【0016】MC12−1によって加工されるワークは
、図示していないワークパレット上に置かれた状態でコ
ンベア11のワーククパレット搬入部11Aにローディ
ングされ、該搬入部11Aおよび主搬送部11Cを介し
てMC12−1まで搬送される。MC12−1は、図示
していないパレット引込・払出手段によってワークをパ
レットごと加工位置まで引込み、該パレットをロックし
た後、ワークに所定の加工を施す。そして、MC12−
1での加工を終了したワークは、上記パレット引込・払
出手段によって払出されたのち、MC12−2およびM
C12−3に順次供給されて所定の加工を施される。 そして加工を終えたワークは、主搬送部11Cおよびワ
ークパレット搬出部11Dによって搬出される。
、図示していないワークパレット上に置かれた状態でコ
ンベア11のワーククパレット搬入部11Aにローディ
ングされ、該搬入部11Aおよび主搬送部11Cを介し
てMC12−1まで搬送される。MC12−1は、図示
していないパレット引込・払出手段によってワークをパ
レットごと加工位置まで引込み、該パレットをロックし
た後、ワークに所定の加工を施す。そして、MC12−
1での加工を終了したワークは、上記パレット引込・払
出手段によって払出されたのち、MC12−2およびM
C12−3に順次供給されて所定の加工を施される。 そして加工を終えたワークは、主搬送部11Cおよびワ
ークパレット搬出部11Dによって搬出される。
【0017】つぎに、MC12に工具の異常が生じた場
合について説明する。MC12において折損、磨耗等の
工具異常が発生した場合には、前記工具異常検出手段1
22より工具異常信号が出力される。なお、工具異常検
出手段122は公知であるので詳しい説明を省略するが
、たとえばワークに対する工具30の刃先の接触の有無
、主軸駆動モータを流れる負荷電流の値、加工回数等に
基づいて工具異常を検出する。
合について説明する。MC12において折損、磨耗等の
工具異常が発生した場合には、前記工具異常検出手段1
22より工具異常信号が出力される。なお、工具異常検
出手段122は公知であるので詳しい説明を省略するが
、たとえばワークに対する工具30の刃先の接触の有無
、主軸駆動モータを流れる負荷電流の値、加工回数等に
基づいて工具異常を検出する。
【0018】工具異常検出手段122より出力された工
具異常信号は、PC13に与えられる。PC13は、工
具マガジン123に収容された各工具30の工具番号を
該マガジン123のツールポット番号と対応づけてファ
イルしている。そして、工具異常信号を入力したPC1
3は、異常工具の工具番号を示す信号、機械番号を示す
信号および工具交換要求信号をFAコントローラ60に
与える。そこで、FAコントローラ60は、上記異常工
具の工具番号とメモリ61内の工具ファイルの内容とに
基づいて、該工具ファイル内から異常工具と同一な種類
の工具を交換用工具として探し出し、その工具の番号を
指定する。
具異常信号は、PC13に与えられる。PC13は、工
具マガジン123に収容された各工具30の工具番号を
該マガジン123のツールポット番号と対応づけてファ
イルしている。そして、工具異常信号を入力したPC1
3は、異常工具の工具番号を示す信号、機械番号を示す
信号および工具交換要求信号をFAコントローラ60に
与える。そこで、FAコントローラ60は、上記異常工
具の工具番号とメモリ61内の工具ファイルの内容とに
基づいて、該工具ファイル内から異常工具と同一な種類
の工具を交換用工具として探し出し、その工具の番号を
指定する。
【0019】FAコントローラ60で指定された交換用
工具の工具番号は、ローダコントローラ71に転送され
る。該コントローラ71では、前記メモリ73a内の保
管ファイルに基づいて上記転送された工具番号の工具の
保管場所を認識し、その保管場所にある工具を保管庫7
5から取り出す指令をローダ76に与える。これにより
ローダ76が、上記異常工具と同一な種類の交換用工具
を保管庫75から取り出し、コンベア11の工具パレッ
ト搬入部11B上で待機している前記工具パレット20
にその交換用工具をセットする。なお、ローダコントロ
ーラ71は、そのメモリ73aに格納されている保管フ
ァイル内から上記交換用工具についてのデータを末梢す
る処理も実行する。
工具の工具番号は、ローダコントローラ71に転送され
る。該コントローラ71では、前記メモリ73a内の保
管ファイルに基づいて上記転送された工具番号の工具の
保管場所を認識し、その保管場所にある工具を保管庫7
5から取り出す指令をローダ76に与える。これにより
ローダ76が、上記異常工具と同一な種類の交換用工具
を保管庫75から取り出し、コンベア11の工具パレッ
ト搬入部11B上で待機している前記工具パレット20
にその交換用工具をセットする。なお、ローダコントロ
ーラ71は、そのメモリ73aに格納されている保管フ
ァイル内から上記交換用工具についてのデータを末梢す
る処理も実行する。
【0020】図3は、工具パレット20の構成を例示し
ている。この工具パレット20は。台部21と、この台
部21に立設した工具保持板22と、台部21の上面隅
部に取付けたメモリ23とを備えている。工具保持板2
2は、両側部に複数の工具ホルダ22aを有し、左方の
ホルダ22aには上記ローダ76によって上記交換用の
工具30がセットされる。
ている。この工具パレット20は。台部21と、この台
部21に立設した工具保持板22と、台部21の上面隅
部に取付けたメモリ23とを備えている。工具保持板2
2は、両側部に複数の工具ホルダ22aを有し、左方の
ホルダ22aには上記ローダ76によって上記交換用の
工具30がセットされる。
【0021】図1に示す工具パレット20の待機位置に
は、メモリ23に対向する態様で書込ヘッド80が配設
されている。この書込ヘッド80には、工具パレットを
示すデータ、加工機械番号を示すデータ(工具交換要求
信号を発したMCを特定するデータ)、上記交換用工具
の番号を示すデータ等がFAコントローラ60から入力
され、その結果、これらのデータが工具パレット20の
メモリ23に書込まれる。
は、メモリ23に対向する態様で書込ヘッド80が配設
されている。この書込ヘッド80には、工具パレットを
示すデータ、加工機械番号を示すデータ(工具交換要求
信号を発したMCを特定するデータ)、上記交換用工具
の番号を示すデータ等がFAコントローラ60から入力
され、その結果、これらのデータが工具パレット20の
メモリ23に書込まれる。
【0022】工具交換のためにコンベア11の工具パレ
ット搬入部11Bが起動されると、該搬入部11Bおよ
び主搬送部11Cによって工具パレット20が搬送され
、その際、主搬送部11CはMC12の前方に設定され
た待機位置で一旦、工具パレットを停止させる。そして
、この待機位置では、MC12の読取ヘッド121によ
って工具パレット20のメモリ23に記憶されているデ
ータが読取られ、このデータはPC13に加えられる。 PC13は、読取ったデータに基づいて対応するMC1
2に工具パレット20を引込むべきか否かを判断する。 そして、工具パレット20を引込むべきと判断した場合
には、前記パレット引込・払出手段を起動させて工具パ
レット20をMC12上の所定の位置まで引込みかつロ
ックする。
ット搬入部11Bが起動されると、該搬入部11Bおよ
び主搬送部11Cによって工具パレット20が搬送され
、その際、主搬送部11CはMC12の前方に設定され
た待機位置で一旦、工具パレットを停止させる。そして
、この待機位置では、MC12の読取ヘッド121によ
って工具パレット20のメモリ23に記憶されているデ
ータが読取られ、このデータはPC13に加えられる。 PC13は、読取ったデータに基づいて対応するMC1
2に工具パレット20を引込むべきか否かを判断する。 そして、工具パレット20を引込むべきと判断した場合
には、前記パレット引込・払出手段を起動させて工具パ
レット20をMC12上の所定の位置まで引込みかつロ
ックする。
【0023】工具パレット20を引込んだMC12に接
続されたPC13は、工具交換プログラムに基づいてM
C12を以下のように制御する。すなわち、まず図2に
示した工具交換装置124を作動させて、工具マガジン
123内の異常工具を主軸125にセットさせ、ついで
主軸125が図3の軌跡126を描くようにコラム12
7を移動させる。コラム127が上記のように移動され
た場合、工具パレット20における右方のホルダ22a
に異常工具30が挿着され、かつ主軸125から抜出さ
れる。そして、工具パレット20における左方のホルダ
22aにセットされている交換用工具30が主軸125
に挿着される。
続されたPC13は、工具交換プログラムに基づいてM
C12を以下のように制御する。すなわち、まず図2に
示した工具交換装置124を作動させて、工具マガジン
123内の異常工具を主軸125にセットさせ、ついで
主軸125が図3の軌跡126を描くようにコラム12
7を移動させる。コラム127が上記のように移動され
た場合、工具パレット20における右方のホルダ22a
に異常工具30が挿着され、かつ主軸125から抜出さ
れる。そして、工具パレット20における左方のホルダ
22aにセットされている交換用工具30が主軸125
に挿着される。
【0024】PC13は、上記コラム127の移動後に
工具交換装置124を作動させ、それまで異常工具が挿
着されていた工具マガジン123のツールポットに交換
用工具30を装着させる。ついで、それ自身に内蔵され
た工具ファイル中の異常工具番号を交換用工具の番号に
書き換える。
工具交換装置124を作動させ、それまで異常工具が挿
着されていた工具マガジン123のツールポットに交換
用工具30を装着させる。ついで、それ自身に内蔵され
た工具ファイル中の異常工具番号を交換用工具の番号に
書き換える。
【0025】以上にようにして異常工具と交換用工具の
交換が終了すると、PC13が上記パレット引込・払出
手段を作動させて工具パレット20をコンベア11の主
搬送部11C上に払い出す。この払い出された工具パレ
ット20は、その後、主搬送部11Cと工具パレット搬
出部11Bによって工具処理部90まで搬送される。工
具処理部80には、図示していない点滅ランプ等の警報
手段および工具パレット20の到着を検出するセンサが
設置されており、FAコントローラ60はこのセンサの
検出信号に基づき上記警報手段をさせて工具パレット2
0の到着を作業者に知らせる。そこで作業者は、工具パ
レット20から異常工具を取外し、その工具の異常が磨
耗の場合にはこれを研磨してツールプリセッタ40に送
り、また該工具が折損の場合にはそれと同種の新規な工
具をプリセッタ40に送る。異常工具が取外された工具
パレット20は、作業者によって前記待機位置まで戻さ
れるか、もしくはコンベア11の工具パレット回送部1
1Fを介して待機位置まで戻される。
交換が終了すると、PC13が上記パレット引込・払出
手段を作動させて工具パレット20をコンベア11の主
搬送部11C上に払い出す。この払い出された工具パレ
ット20は、その後、主搬送部11Cと工具パレット搬
出部11Bによって工具処理部90まで搬送される。工
具処理部80には、図示していない点滅ランプ等の警報
手段および工具パレット20の到着を検出するセンサが
設置されており、FAコントローラ60はこのセンサの
検出信号に基づき上記警報手段をさせて工具パレット2
0の到着を作業者に知らせる。そこで作業者は、工具パ
レット20から異常工具を取外し、その工具の異常が磨
耗の場合にはこれを研磨してツールプリセッタ40に送
り、また該工具が折損の場合にはそれと同種の新規な工
具をプリセッタ40に送る。異常工具が取外された工具
パレット20は、作業者によって前記待機位置まで戻さ
れるか、もしくはコンベア11の工具パレット回送部1
1Fを介して待機位置まで戻される。
【0026】ところで、上記実施例においては、前記ワ
ークパレットがMC12−1の前方を通過している際に
、MC12−2で工具折損等の緊急を要する事態が発生
することがある。そこで、この実施例では、かかる場合
にワークパレットを前記待避部11Gに一時的に退避さ
せて、工具パレット20を優先的にMC12−2まで搬
送させる処理を実行し、これによって工具交換の迅速化
を図っている。なお、ワークパレットがMC12−2の
前方を通過している際に、MC12−3において上記の
事態が発生した場合にも、ワークパレットを前記待避部
11Hに一時的に退避させている。
ークパレットがMC12−1の前方を通過している際に
、MC12−2で工具折損等の緊急を要する事態が発生
することがある。そこで、この実施例では、かかる場合
にワークパレットを前記待避部11Gに一時的に退避さ
せて、工具パレット20を優先的にMC12−2まで搬
送させる処理を実行し、これによって工具交換の迅速化
を図っている。なお、ワークパレットがMC12−2の
前方を通過している際に、MC12−3において上記の
事態が発生した場合にも、ワークパレットを前記待避部
11Hに一時的に退避させている。
【0027】また上記実施例では、MC12に供給され
た交換用工具に係る前記IDカード31の記録データを
該MC12に設けられた図示していない読取りヘッドに
よって読み出し、このデータに基づいてNCデータの補
正、たとえばオフセット量、寸法データ等の補正を行う
ようにしている。もちろん、この補正処理はPC13で
実行される。なお、上記ワークパレットおよび工具パレ
ット20を搬送させるためのコンベア11の制御は、上
記FAコントローラ60によって行われる。
た交換用工具に係る前記IDカード31の記録データを
該MC12に設けられた図示していない読取りヘッドに
よって読み出し、このデータに基づいてNCデータの補
正、たとえばオフセット量、寸法データ等の補正を行う
ようにしている。もちろん、この補正処理はPC13で
実行される。なお、上記ワークパレットおよび工具パレ
ット20を搬送させるためのコンベア11の制御は、上
記FAコントローラ60によって行われる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、工具の異常が発生する
度に加工機械まで担当者が出向くこという面倒な作業が
不要になるので、加工ラインを無人運転する場合に有効
である。また、ワークパレットを搬送するコンベアを利
用して工具パレットを搬送しているので、設備コストを
増大させないで実施することができる。
度に加工機械まで担当者が出向くこという面倒な作業が
不要になるので、加工ラインを無人運転する場合に有効
である。また、ワークパレットを搬送するコンベアを利
用して工具パレットを搬送しているので、設備コストを
増大させないで実施することができる。
【図1】図1は、本発明の一実施例を示した概念図であ
る。
る。
【図2】図2は、マシニングセンタの構成を概念的に示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】図3は、工具パレットの構成と工具交換時にお
けるマシニングセンタのコラムの移動軌跡を例示した斜
視図である。
けるマシニングセンタのコラムの移動軌跡を例示した斜
視図である。
10 加工ライン
11 コンベア
12−1〜12−3 マシニングセンタ13−1〜1
3−3 プログラマブルコントローラ20 工具パ
レット 23 メモリ 30 工具 31 IDカード 40 ツールプリセッタ 41 書込ヘッド 60 FAコントローラ 61 メモリ 70 ツールストッカ 72 読取ヘッド 73 ローダコントローラ 73a メモリ 74 ローダ 75 保管庫 76 ローダ 80 書込ヘッド 124 工具マガジン 121 読取ヘッド
3−3 プログラマブルコントローラ20 工具パ
レット 23 メモリ 30 工具 31 IDカード 40 ツールプリセッタ 41 書込ヘッド 60 FAコントローラ 61 メモリ 70 ツールストッカ 72 読取ヘッド 73 ローダコントローラ 73a メモリ 74 ローダ 75 保管庫 76 ローダ 80 書込ヘッド 124 工具マガジン 121 読取ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】ワークパレットを搬送するコンベアを備え
、このコンベアの途中に工具交換式の加工機械を配設し
た加工ラインに適用され、上記加工機械の工具に異常を
生じた場合に、交換用の工具を保持させた工具パレット
を上記コンベアを利用して上記加工機械まで搬送する工
程と、上記加工機械に所定の工具交換処理を実行させて
、上記工具パレットに異常工具を保持させるとともに上
記交換用の工具を該加工機械にセットさせる工程と、上
記異常工具を保持させた工具パレットを上記コンベアを
利用して所定の場所まで搬送する工程とを含む工具の交
換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40780190A JPH04223836A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 工具の交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40780190A JPH04223836A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 工具の交換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223836A true JPH04223836A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18517349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40780190A Pending JPH04223836A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 工具の交換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223836A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261918A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Nippei Toyama Corp | 工具交換装置 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP40780190A patent/JPH04223836A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004261918A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Nippei Toyama Corp | 工具交換装置 |
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