JPH04223481A

JPH04223481A - 両面複写機

Info

Publication number: JPH04223481A
Application number: JP3066922A
Authority: JP
Inventors: Dennis N Muck; デニス・エヌ・マック; Dennis M Ankrom; デニス・エム・アンクロム; George B Brown; ジョージ・ビー・ブラウン
Original assignee: Xerox Corp
Current assignee: Xerox Corp
Priority date: 1990-04-04
Filing date: 1991-03-29
Publication date: 1992-08-13
Anticipated expiration: 2016-12-04
Also published as: JP3234607B2; US5014976A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、代理人認証番号第Ｄ／８９００
４号として「両面印刷のための排出ローラ逆転ゲート　
（Ｅｘｉｔ　Ｒｏｌｌｅｒ　ＲｅｖｅｒｓａｌＧａｔｅ
　ｆｏｒ　Ｄｕｐｌｅｘ　Ｐｒｉｎｔｉｎｇ）」の標題
でジー・エム・デビット（Ｇ．　Ｍ．　ＤｅＶｉｔｏ）
によって１９８９年８月２４日付けで出願され、本文に
おいて相互に参照されて引例として組み込まれている、
同じ譲受人によって米国特許出願第０７／３９８，１１
７号として認められている共同出願に関する改良である
。

【０００２】本開示の発明は、逆転可能な複式モードの
コピー用紙ローラを採用する光学的又は電子的ページ情
報からコピー用紙に印刷するためのコピー機又は印刷機
において周知の所望のシステムに特に適用可能なもので
ある。詳細には、ゲート、シールド又はバッフル手段を
自動的に介在させて、ローラが逆転されるとき用紙ロー
ラから先に給紙された用紙の偶発的な再捕獲を防止する
ように成した、簡便で安価なシステムが開示されている
。

【０００３】本開示のシステムは、先に排出され積み重
ねられたコピー用紙が逆回転用紙排出ローラによって再
び捕捉されることを自動的に防止するが、通常の紙送り
を妨害することはない。先に排出された用紙を装置の中
へ不注意に引き戻すことは、紙詰り等を引き起こす可能
性があるのである。

【０００４】本開示のシステムは、通常は積み重ねてお
くために隣接したコピー用紙トレー又はソータ区分け棚
の中へコピー用紙を排出するが、用紙をそのニップ内に
留めたまま逆転可能であって、選択されたコピー用紙を
第２面のコピーのために逆転して両面印刷通路の中へ又
はハイライトカラー等のための同一面の上重ね印刷のた
めに第２通路の中へ戻すようにしたコピー用紙排出ロー
ラに組み合わされると特に有益である。ここに開示され
る本システムは、種々のそのような（今では一般的な）
逆転可能ローラ複式モード出力スタッカ／両面印刷シス
テムについての一般的な問題に取り組むものである。即
ち、片面印刷された用紙を両面印刷へ戻すためにニップ
内に留めたまま出力ローラが逆転されるとき、先に出力
され排出され仕上げられ両面印刷されたコピー用紙の最
後のものを不注意に再給紙したり再び捕捉してしまうと
いう傾向のことである。より詳細には、本システムは、
排出ローラ駆動が逆転して片面コピーを両面印刷のため
の第２用紙通路内へ送り返すとき、排出スタックトレー
又はソータ区分け棚の中に先に積み重ねられ仕上げられ
た両面印刷コピーが排出ローラを介して処理装置の中へ
引き戻されることを確実に制止するのである。

【０００５】本開示のシステムは、上記の相互参照され
た米国特許出願第０７／３９８，１１７号「両面印刷の
ための排出ローラ逆転ゲート」のシステムより更に安価
で簡便な解決策を提供する。そのシステムは、能動的で
機械的に駆動される押出しシステムを要求するので駆動
システムを必要とし、逆転ローラニップの中へ戻るよう
に誘引される用紙の確実な捕捉又は制止ゲート制御を保
証していない。これに対して、本システムでは、簡単な
シールド部材が機械的な駆動接続部又はシステムを使用
することにより用紙自身によって簡単に偏向されるので
ある。

【０００６】開示される実施例に注目すると、上記の目
的及びその他の目的は、コピー用紙を隣接したスタック
トレー内に積み重ねられるように排出ローラを介して出
力する複写機であって、排出ローラはニップ内に留まっ
ている選択されたコピー用紙を更に処理するように複写
機の中へ送り返すために逆転可能でもあり、先に出力さ
れ積み重ねられたコピー用紙は、積み重ねられたコピー
用紙と排出ローラの間に一方向ゲート又はトラップ及び
バッフルを自動的に介在させて、逆転されたローラの中
へのそれらの用紙の偶発的な再捕獲を防止することによ
り、これらの逆回転排出ローラによって再び捕捉される
ことを防止されるが、そのゲート又はトラップは、出力
された用紙自身によってその他の作動機構を必要とする
ことなく排出ローラのニップから出力される用紙の通路
から押し出されて自動的に偏向されるようにした、当該
複写機において達成され得ることが理解されるであろう
。

【０００７】本開示の実施例のように、この一方向ゲー
ト又はトラップは、単体シールド部材の可撓性部分であ
り、逆送りされる選択された用紙の底部に対して支持さ
れるようにしてその頂部に位置決めされて、選択された
用紙によってローラのニップに向かって引き戻されるそ
の他の用紙の端部を捕捉し、一体的な凹状の用紙端部ト
ラップの中へ偏向させるようにした用紙端部捕捉舌状部
を備えたものであることが望ましい。更に、弧状のバッ
フル部もまた、同じく可撓性のある底部排出ローラの周
辺の外側に延在することが望ましい。

【０００８】本開示のシステムは、障害のない用紙排出
と排出ローラの用紙出力ニップを介する用紙の外側への
運動とを許容するが、排出ローラの回転が逆転されると
きニップの中に送り返されようとする先に排出された用
紙の端部を捕らえて捕捉し保持するものである。

【０００９】簡単な一体的コピー用紙出力装置と任意の
コピー用紙戻し通路を準備するようにした、本システム
が開示されている上述の両面印刷その他の第２通路コピ
ーシステムにおける更なる背景として、１例が後述の米
国特許明細書第４，７０８，４６２号において記述され
ているが、その他にも種々のものがある。本文において
開示される本システムは、その他の様々な形式の両面印
刷又はその他の第２通路コピーシステムと共に使用可能
である。これらには、トレーなしのバッファループと、
第１と第２のコピー（画像転写）作業の間におけるバッ
ファトレーからのコピー用紙の積み重ね及び再供給、又
はそれらの組合せが備えられ得る。これらのシステムは
、公開された技術において周知である。

【００１０】１９８７年１１月２４日にディー・ジェイ
・シュテムル（Ｄ．　Ｊ．　Ｓｔｅｍｍｌｅ）に対して
発行されたゼロックスコーポレーション所有の前記米国
特許明細書第４，７０８，４６２号及びその中で引用さ
れた技術は、片面コピー又は両面コピーを選択して逆転
する排出ローラを備えた複式モード転換器／出力通路給
紙システムを有する両面印刷通路コピー機に関して本文
に開示されるものの具体例として重要であり、本発明は
、これに対して非常に効果的に組み合わされて、説明し
たように利用され得るのである。ディー・ジェイ・シュ
テムルの前記米国特許明細書第４，７０８，４６２号は
、両面印刷バッファトレーを覆って延在し迂回するトレ
ーなしの両面印刷ループ通路という任意選択の通路をも
開示している。

【００１１】１９８７年４月２８日付けでディー・ジェ
イ・シュテムルに発行された米国特許明細書第４，６６
０，９６３号及びその中で引用された技術もまた参照さ
れるものである。用紙転換器として機能する逆転可能な
用紙出力ローラを包含する両面印刷通路を備えた両面コ
ピー機のその他の特許の例には、キャノンのササキらの
米国特許明細書第４，７８７，６１６号と、リコーのツ
ジハラの米国特許明細書第４，６９２，０２０号とが包
含される。１９８２年９月７日付けでＡ．ショーンフェ
ルドら（スペリーコーポレーション）に発行された米国
特許明細書第４，３４８，１０１号は、幾分類似する出
力装置及び転換通路を備えた両面印刷レーザプリンタを
示している。逆転する両面印刷作業は、ハイロフト（Ｈ
ｙｌｏｆｔ）の米国特許明細書第４，６９９，５０３号
においても示されている。

【００１２】前述の相互参照された米国特許出願第０７
／３９８，１１７号の背景として関連するその他の引例
は、現金支払機における一部の機械サイクルの間におい
て用紙のスタックに対してフェンス３５を選択的にカム
係合させて、用紙が供給ローラによって引っかけられな
いことを保証する（図面５枚目及び第７節を特に参照）
ようにした、グラエフ（Ｇｒａｅｆ）　の米国再発行特
許明細書第４，４９４，７４７号を包含する。同様な効
果を意図するものには、ヴァン・ダーレン（Ｖａｎ　Ｄ
ａｌｅｎ）　の米国特許明細書第３，１０８，８０１号
及びビンツォーニ（Ｂｉｎｚｏｎｉ）　らの米国特許明
細書第３，１７３，６８４号がある。トイメル（Ｔｅｕ
ｍｅｒ）らのゼロックスコーポレーション所有の米国特
許明細書第４，４９３，４８３号及びビューロック（Ｂ
ｕｌｌｏｃｋ　）によるＩＢＭ社のＴＤＢの１９７７年
６月の第２０巻１号２２ページは、逆転される用紙の適
切なニップ内への供給を保証するためにバックル制御又
はキッカープレートを備えた用紙逆転機の例を示してい
る。

【００１３】本発明の更なる特徴は、添付される特許請
求の範囲において個別的に又は組み合わされて述べられ
る。

【００１４】本件の明細書において引用された総ての引
例及びそれらの引例は、補足的又は代替的な細部、特徴
、及び／又は技術的背景に関する適切な教示として適当
であれば、本文に引例として組み込まれる。

【００１５】上述された様々な特徴及び利点とその他の
特徴及び利点は、特許請求の範囲ばかりでなく、以下に
示される具体例において説明される特定の装置及びその
機能からも明らかとなるであろう。このようにして、本
発明は、図面（ほぼ一定の縮尺の）を包含している実施
例に関する記述から更に理解されるであろう。

【００１６】図１は、本発明の排出ローラ逆転ゲートシ
ステムを組み込んだ両面コピー機の１例を示す概略的な
側面図である。

【００１７】図２は、図１の実施例の主題の単体逆転ゲ
ート部材の１つを示す分離部分の拡大側面図である。

【００１８】図３は、図２に例示された排出ローラゲー
ト部材の２つの作動位置（及びニップ内の用紙）がそれ
ぞれの運動の矢印と共に実線及び一点鎖線においてそれ
ぞれ示されている、図１の実施例の排出ローラ及び逆転
ゲート部を示す図１の拡大図である。

【００１９】上述の各図を注目すると、図１には、両面
コピー機又は印刷機１０が、本発明のシステムを利用す
るために適した形式の両面印刷静電写真式複写機の単な
る１例として示されている。装置１０はここでは静電写
真式複写機として例示されているが、その他の形式の複
写機又はレーザプリンタやインクジェットプリンタ等の
装置も想定され得る。本システムはそのような小型のコ
ピー機や印刷機という用途に特に適しているが、広範な
複写システムにおける使用にも同様に適合するものであ
り、その適用がここに示される特定の実施例に限定され
ないことは、以下の説明から明らかとなるであろう。両
面コピー機１０を示した図１は本質的に上述の米国特許
明細書第４，７０８，４６２号その他に説明されている
ので、ここで再び説明される必要はない。従って、以下
の記述は、その他の図面で更に詳細に示される、コピー
機１０の主題のコピー用紙出力通路部１２のみに関する
ものである。

【００２０】主題のコピー用紙出力通路部１２には、特
に、嵌め合わされニップが備えられる２組のコピー用紙
出力通路即ち排出ローラ１４が包含される。ローラ１４
は、回転軸１５と共に軸方向に可動である下部ローラ組
１４ｂと、上部ローラ１４ａと、それらの間に形成され
るニップ１４ｃとを含んでいる。ローラ１４の前記１組
は、逆転可能な駆動装置１６によって選択可能に逆転駆
動される。その他のローラ組は、従来通りに、アイドル
ローラであっても良い。

【００２１】ローラ１４は、通常、一方の方向に回転を
続け、用紙１７を下流へ送って搬送し、出力トレー１８
（固定式の単独トレー又は選択されたソータの区分けト
レー）の中に積み重ねられるように用紙を排出ニップ１
４ｃから排出させる。しかし、両面印刷のコピー用紙で
は、ローラ１４は、一面だけに印刷された（片面印刷）
コピー用紙１７がローラニップ１４ｃ内に留まっている
間に逆転され、それらのコピー用紙を両面印刷通路２０
の中へ送り返すことになる。即ち、それらのコピー用紙
を逆転してコピー処理装置に戻すと、それらの反対側の
面に画像が形成されるので、図１に示されるようにして
両面コピーが形成される。このことは、上述の引例及び
その他の引例によっても教示されるが、特にここで開示
された米国特許明細書第４，７０８，４６２号の実施例
によって教示されるものである。図示されたように、機
能を転換するための用紙のこの逆転は、通常の用紙排出
駆動機構及び用紙通路と一体的なものであり、ローラ１
４の逆転によって実行されるので、選択されて逆転され
る用紙１７もニップ１４ｃ内に留まる。両面印刷される
ことになる片面印刷された用紙１７は、例えば、その後
端部がニップから排出されてしまうまでに凡そ１５ｍｍ
だけしかないという個所においてニップ１４ｃ内に制止
され得る。従って、片面印刷された用紙の連続部分は既
にそのニップから出てトレー１８の区域に入り込んでお
り、用紙の逆転運動において、その連続部分は、その他
の完成され先に出力された用紙をそれと共にニップの中
へ引き戻しがちとなる。本システムは、それを防止する
ものである。

【００２２】完成され両面印刷されたコピー用紙の実際
の出力が望まれるとき、ローラ１４は、用紙の一部だけ
がそこから延在しているようにした後の逆転の代わりに
、用紙がローラ１４のニップ１４ｃから完全に排出され
るまで、同じ前進方向即ち下流給紙方向において単純に
回転を続けるのである。

【００２３】ここで、用紙捕捉ゲート、ガイド又はバッ
フル部材を自動的に介在させて、逆転されたローラ１４
による偶発的なコピー用紙の再捕捉を防止する本開示の
逆転ゲートシステム３０に注目すると、これは、ここで
は、複数の単純単体即ち部分的に可撓性のある一体的な
プラスチックシールド部材３２によって具体化されてい
る。それは、用紙排出ローラ１４の区域に対して直角に
離間配置されて固定される複数の同一の単純単体プラス
チック部材３２であることが望ましい。ここに示されて
いる本開示の単体部材３２のそれぞれは、その一方の端
部においてスナップ式外嵌装着部３３によって片持ばり
装着され、底部排出ローラ１４ｂの半径を僅かに越えて
垂直に延在する弧状のローラシールド部３４を有する。その外側の端部は、排出ローラ１４の用紙通路の出口で
あるニップ１４ｃに隣接して下流の用紙排出通路の前に
垂直に位置決めされる「くちばし（ｂｅａｋ）」形状の
可撓性部分３５を含んでおり、この可撓性部分３５には
、特に凹状の一体的な逆転給紙トラップ３６及び連絡す
る用紙端部捕捉舌状部３７が包含される。可撓性部分３
５の全体（及びそれに接続するシールド部３４）は、こ
れとスナップ式外嵌装着部３３との間における一体的な
中間バネ部（薄い部分）３８上における片持ばり装着の
故に排出される用紙の先端部によって屈曲可能である。この可撓性のある単体部材３２は、通常の用紙排出とニ
ップ１４ｃを介した用紙の外側への運動とを許容するが
、ニップの中に送り返されようとする先に排出された用
紙の後端部を捕らえて捕捉し保持することも可能である
。

【００２４】このことを言葉を換えて表現すると、複写
機１０は、通常はコピー用紙を隣接したスタックトレー
１８内に積み重ねられるように排出ローラ１４を介して
出力しているが、これらの排出ローラ１４は、断続的に
逆転されて、ニップ１４ｃ内に留まっている選択された
コピー用紙１７を更に処理されるように複写機１０の中
へ送り返すことになる。しかし、先に出力されて積み重
ねられたコピー用紙は、本開示の一方向ゲート又はトラ
ップ及びバッフルを積み重ねられたコピー用紙と１つ又
は好ましくはそれ以上の単体部材３２の可撓性部分３５
が備えられる排出ローラとの間に自動的に介在させて、
逆転したローラ１４内へのそれらの用紙の偶発的な再捕
獲を防止することにより、これらの逆回転排出ローラ１
４によって再び捕捉されることを防止される。しかし、
ここでも、一方向ゲート又はトラップは、出力された用
紙自身の力によってその他の作動機構を必要とすること
なく排出ローラのニップ１４ｃから出力される用紙の通
路から押し出されて自動的に偏向される。その偏向は、
出力される用紙の下の通路からそれが押し出されるまで
、例えば５ｍｍ程度だけ下向き及び外側又は下流に向け
られる。これは、図３における一点鎖線の位置によって
示されている。「くちばし」の上部表面は、ニップの用
紙排出通路を横断して垂直に延在するように示されてい
る初めの角度からほぼ水平位置にまで偏向され得る。その運動により、可撓性部分３５の下流の側面が、先に
排出された用紙をその偏向通路内において下流へ下向き
に押し付けることになる。図示されているように、ここ
での弧状バッフル即ちシールド部３４もまた、この同じ
偏向によって底部排出ローラ１４ｂの周辺の外側へ更に
偏向されて、積み重ねられる用紙を押しのけることにな
る。

【００２５】単体部材３２のこの可撓性部分３５は、逆
送りされる選択された片面印刷用紙１７の底部に対して
直接に掛る上向きのバネ力（バネ部分３８からの）によ
って支持されるようにしてその頂部に位置決めされて、
逆方向に運動する用紙によってローラ１４のニップ１４
ｃに向かって引き戻されるその他の用紙の端部を捕捉し
、一体的な凹状の用紙端部トラップ３６（その表面延長
部）の中へ偏向させるようにした用紙端部捕捉舌状部３
７を有する。即ち、この舌状部３７は、用紙剥ぎ取りフ
ィンガーとして作用するのである。用紙端部が一旦この
凹面区域３６の中に捕らえられると、その用紙は、ニッ
プの中に引き戻されることはできないが、トレー１８の
中に次に出力される用紙によって自由に落下するか又は
押し出されることが可能となる。

【００２６】本開示のシステム３０は、ローラニップ１
４ｃ及び下部ローラ１４ｂから先に排出された用紙の後
端部を確実に捕捉し、押しのけ、離して保持するので、
能動的なゲートを提供して、既に排出トレー１８の中に
あるそれらの用紙がローラ１４のニップの中に係合され
、引っかけられ、送り返されることを防止することにな
る。そのことは、後端部をローラ１４ｂに係合させてし
まう傾向を有し、表面はローラ１４が逆転されるとき上
向きにニップの中へ移動してしまうという、毛羽立ち又
は捻じれのあるコピー用紙に関する特殊な問題を克服す
るのである。

【００２７】当該分野では周知であるように、逆転可能
なローラ１４と、適切にプログラマブルコントローラ１
００と、関連するコントロールパネルとを包含する複写
機１０の機能の制御は、従来通りに準備されることが望
ましい。従来型及び／又は容易にプログラマブルソフト
ウェアマイクロプロセッサ又はその他の電子的な制御装
置が、装置の全体と、用紙通路の操作及び検出とを制御
するために使用され得ることになる。

【００２８】本文において開示された実施例は好ましい
ものではあるが、当該分野における熟練者によれば、本
出願の教示から、添付された特許請求の範囲に包含され
るべきものであると意図される、種々の代案、修正、変
更又は改良が為され得ると認識されるであろう。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明の排出ローラ逆転ゲートシステムを
組み込んだ両面コピー機の１例を示す概略的な側面図で
ある。

【図２】　　図１の実施例の主題の単体逆転ゲート部材
の１つを示す分離部分の拡大側面図である。

【図３】　　図２に例示された排出ローラゲート部材の
２つの作動位置（及びニップ内の用紙）が運動の矢印と
共に実線及び一点鎖線においてそれぞれ示されている、
図１の実施例の排出ローラ及び逆転ゲート部を示す図１
の拡大図である。

【符号の説明】

１０　　両面コピー機（印刷機）、１２　　コピー用紙
出力通路部、１４　　排出ローラ、１５　　回転軸、１
６　　駆動装置、１７　　用紙、１８　　出力トレー、
２０両面印刷通路、３０　　逆転ゲートシステム、３２
　　プラスチック部材、装着部、３４ローラシールド部
、３５　　可撓性部分、３６　　トラップ、３７　　舌
状部、１００　　プログラマブルコントローラ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　ニップ付き排出ローラを介してコピー
用紙を出力し出力されたコピー用紙を前記排出ローラに
隣接したスタックトレー内に積み重ねるように成した手
段を有する複写機であって、前記排出ローラは選択され
た用紙が出力される前にその選択された用紙を前記排出
ローラのニップを介する戻し通路内において前記複写機
の中へ送り返すために回転方向において逆転可能である
ように成した前記複写機において、次のものを有するそ
の改良；前記逆回転排出ローラによって出力されたコピ
ー用紙の再捕獲を防止するために、前記スタックトレー
内に出力された用紙と前記排出ローラの前記ニップの間
において前記ニップ付き排出ローラのニップに隣接して
断続的に介在された用紙端部捕捉手段を含む、先に出力
されたコピー用紙が前記逆回転排出ローラによって再び
捕捉されることを防止される自動ゲート手段、出力され
た用紙自身によって前記ニップ付き排出ローラのニップ
から出力される用紙の通路から自動的に押し出されるよ
うにした前記用紙端部捕捉手段。
【請求項２】　　前記自動ゲート手段は、前記排出ロー
ラに接近隣接するが前記スタックトレーに向かって面す
る側面において前記排出ローラの最下部の周辺の半径方
向外側の廻りに弧状に延在して、出力されたコピー用紙
の接触を前記排出ローラの最下部の前記周辺によって制
限するように成した弧状シールド部分を付加的に有する
、請求項１に記載の複写機。
【請求項３】　　前記自動ゲート手段は、コピー用紙を
前記排出ローラに接近隣接して出力する前記手段に対し
て直角方向に離間配置された複数の単体成分部材であり
、各々の前記単体成分部材は前記用紙端部捕捉手段を可
撓的に装着する弾性部分を有するものである、請求項１
に記載の複写機。
【請求項４】　　前記用紙端部捕捉手段は、前記スタッ
クトレーに向かって面し前記排出ローラの前記ニップか
らは逸れる方向に面して位置決めされ、前記排出ローラ
の前記ニップの中に逆に送り返されようとする先に出力
された用紙の先端部を捕捉するようにした前記自動ゲー
ト手段上における小さな凹面を有している、請求項１に
記載の複写機。
【請求項５】　　前記自動ゲート手段は、コピー用紙を
前記排出ローラに接近隣接して出力する前記手段に対し
て直角方向に離間配置された複数の単体成分シールド部
材であり、各々の前記単体成分部材は前記用紙端部捕捉
手段を可撓的に装着する弾性部分を持つ、請求項２に記
載の複写機。
【請求項６】　　前記単体シールド部材は一体的なプラ
スチック成形物である請求項５に記載の複写機。
【請求項７】　　前記用紙端部捕捉手段は、前記排出ロ
ーラの前記ニップに接近隣接して面し、前記自動ゲート
手段に可撓的に装着され、前記のように出力された用紙
自身によって前記ニップ付き排出ローラのニップから出
力される用紙の通路から自動的に押し出されるように成
した可撓性のあるくちばし状の部分を更に含んだもので
ある、請求項１に記載の複写機。
【請求項８】　　前記自動ゲート手段は、前記スタック
トレーに向かって面する側面において前記排出ローラの
最下部の周辺の廻りに弧状に延在して、出力されたコピ
ー用紙の接触を前記排出ローラの最下部の前記周辺によ
って制限するように成した弧状シールド部分を補足的に
含んで成る単体部材であり、前記用紙端部捕捉手段は、
前記排出ローラの前記ニップの用紙出力通路内に接近隣
接し、前記のように出力された用紙自身によって前記ニ
ップ付き排出ローラのニップから出力される用紙の通路
から押し出されることによって自動的に偏向されるよう
に可撓的に装着されるようにした前記単体部材の可撓性
部分を含んでおり、前記可撓性部分の前記偏向はまた、
前記可撓性部分が前記ニップ付き排出ローラのニップか
ら出力される用紙によって偏向されるとき前記弧状シー
ルド部分を前記排出ローラの最下部から離間して移動さ
せるものである、請求項１に記載の複写機。
【請求項９】　　前記用紙端部捕捉手段は、上部用紙端
部を捕捉する舌状部内において終端し、前記スタックト
レーに向かって面し前記排出ローラの前記ニップからは
逸れる方向に面するように位置決めされ、前記排出ロー
ラの前記ニップの中に逆に送り返されようとする先に出
力された用紙の後端部を捕捉するように成した前記単体
部材の前記可撓性部分上における凹状の用紙端部捕捉面
を有している、請求項８に記載の複写機。
【請求項１０】　　前記単体シールド部材は一体的なプ
ラスチック成形物である請求項９に記載の複写機。
【請求項１１】　　前記単体部材の前記可撓性部分上に
おける前記上部用紙端部捕捉舌状部は、前記逆転可能排
出ローラによって前記複写機の中に送り返される前記選
択された用紙の底面に対して支持されるように位置決め
されて、前記選択された用紙によって前記排出ローラの
前記ニップに向かって送られるその他の用紙の端部を捕
捉して前記凹状用紙端部捕捉面の中に偏向させるように
した、請求項９に記載の複写機。
【請求項１２】　　前記用紙端部捕捉手段を提供する前
記単体部材の前記可撓性部分は、前記排出ローラの前記
ニップに向かって面する下向きのくちばし形状部であり
、前記凹状用紙端部捕捉面は、その後部表面を形成し、
その最上面まで延在して、前記上部用紙端部捕捉舌状部
を画成するようにした、請求項９に記載の複写機。
【請求項１３】　　前記用紙端部捕捉手段は、前記逆転
可能排出ローラによって前記複写機の中に送り返される
前記選択された用紙の底面に対して支持されるように位
置決めされて、前記選択された用紙によって前記排出ロ
ーラの前記ニップに向かって送られるその他の用紙の端
部を捕捉し、逸らして偏向させるようにした用紙の可撓
要素上における上部用紙端部捕捉舌状部を含んでいる、
請求項１に記載の複写機。