JPH0422324Y2 - - Google Patents

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JPH0422324Y2
JPH0422324Y2 JP13188587U JP13188587U JPH0422324Y2 JP H0422324 Y2 JPH0422324 Y2 JP H0422324Y2 JP 13188587 U JP13188587 U JP 13188587U JP 13188587 U JP13188587 U JP 13188587U JP H0422324 Y2 JPH0422324 Y2 JP H0422324Y2
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JP
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front frame
hinge
glasses
groove
temples
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JP13188587U
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JPS6436818U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、眼鏡の改良、詳しくは、テンプルお
よびノーズパツドをフロントフレームを面一に折
り畳めて従来の眼鏡に比較して驚くほど平薄な状
態で携帯することができる薄折り眼鏡に関するも
のであり、掛け外しの頻繁な老眼鏡・サングラス
類に利用することが可能である。
〔従来の技術、および解決すべき問題点〕
周知のとおり、これまでの眼鏡は折り畳んだ際
にテンプル部分とノーズパツド部分とがフロント
フレームの接眼側へ膨出するため分厚くなつて携
帯に不便であるところから、老眼鏡やサングラス
の利用者より改善の要望が聞かれた。このような
要望に対応する製品としては、所謂「六折眼鏡」
と呼ばれる多関節折畳み式眼鏡が提供され、フロ
ツトフレームにおけるブリツジ部およびテンプル
の中間部において折り畳むことにより平面積にし
て約半分にまで小さくすることが可能になつてい
る。
ところが、かゝる従来の六折眼鏡にあつては、
関節部分が多いため製造コストが高価になるう
え、構造的には弱く、また折畳み・拡開操作が面
倒で、しかも分厚くなつてポケツトなどに収納す
るのにも不都合であるとの難点があつた。
本考案は、掛け外しの頻繁な従来の老眼鏡・サ
ングラス類に前述のごとき欠点があつたことに鑑
みてなされたもので、折り畳んだ際にテンプルが
フロントフレームと面一の薄板形態になつて携帯
に利便であり、しかも折畳み・拡開操作も通常の
眼鏡と同様に簡単に行える実用的な薄折り眼鏡を
提供することを技術的課題とするものである。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記課題を解決するために採用した
手段を、添附図面を参照して説明すると、次のと
おりである。
即ち、本考案は、フロントフレーム1の接眼側
シヨルダー部位11に蝶番2を埋込固定し、この
蝶番2の可動蝶片21にテンプル3を折畳み操作
自在に接続して構成される従来周知の眼鏡を技術
前提として、 前記蝶番2の固定蝶片22が埋め込まれたフロ
ントフレーム1の接眼側シヨルダー部位11に
は、其処からブリツジ部12方向に向つて沈み溝
13を凹設すると共に、テンプル3の自由端部が
当接するフロントフレーム1のリム縁面にも耳掛
沈み溝14を凹設するという手段を採用したこと
により、 テンプル3をフロントフレーム1の接眼側面に
略面一に折畳める薄折り眼鏡を実現することがで
きたのである。
〔実施例〕
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基いて
説明する。なお、第1図は本考案に係る実施例眼
鏡を折り畳んだ状態の片側部分のみを切断して示
す斜面図、第2図は同実施例眼鏡におけるブリツ
ジ部近傍の構成を拡大して示した接眼側平面図で
ある。
図面上、符号1で指示するものはフロントフレ
ームであり、本実施例では合成樹脂材料を成形し
て作製されている。このフロントフレーム1のシ
ヨルダー部位11には、其処を基点としてブリツ
ジ部12に向つて沈み溝13が凹設されると共
に、下コーナ部のリム縁面にも耳掛沈み溝14が
凹設されており、その沈み溝13,14の中に後
述の蝶番の可動蝶片およびテンプルが沈み込んで
フロントフレーム1と略面一状態になるのであ
る。また、図中の符号15は、当該フロントフレ
ームにおける接眼側のノーズ部対向位置に形成さ
れた凹段部であり、後述のノーズパツドおよび同
ノーズパツドを駆着すべきヒンジが装着される。
つぎに、符号2で指示するものは蝶番であり、
可動蝶片21と固定蝶片22とをヒンジ結合して
構成されている。この蝶番2は、上記フロントフ
レーム1におけるシヨルダー部位11の沈み溝1
3の端際に固定蝶片22が埋設されることによつ
て、フロントフレーム1に連結され、ブリツジ部
12の沈み溝13方向へ向けて回動可能になつて
いる。
符号3で指示するものはテンプルであり、上記
蝶番2を構成する可動蝶片21の自由端部にロウ
付けしてある。このテンプル3の自由端部は耳掛
部(図示せず)となつており、フロツトフレーム
1の耳掛沈み溝14に沈み込むように配置されて
ある。
符号4で指示するものはヒンジであり、上記フ
ロントフレーム1に形成された凹段部15に植設
してある。このヒンジ4の可動片にはクリングス
方式のノーズパツド5が約90°ほど回動できるよ
うに連結されてある。
本実施例は概ね上記のように構成されるが、本
考案は前述の実施例に限定解釈されるべきもので
は決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記
載内において種々の設計変更が可能であつて、例
えばフロントフレーム1およびテンプルの材質は
従来汎用されている素材を適当に取捨選択可能で
あるとともに、テンプルおよびノーズパツドを駆
着する蝶番2およびヒンジ4の機構についても、
従来周知の蝶番・ヒンジを適宜採択可能であるこ
とは云うまでもない。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもつて説明したとおり、本考案の
薄折り眼鏡は、テンプルを折り畳むと、同テンプ
ルがフロントフレームの接眼側に凹設された沈み
溝内に略面一状態に折り込まれるのであり、 さらに、図示の実施例のようにクリングス形式
のノーズパツドを採用し、これをヒンジ手段によ
つて回動可能に装着した場合には、ノーズパツド
をヒンジを介して内側へ倒せば、これまたフロン
トフレームの接眼側面と面一に並んで、ハンデイ
ーな薄板状のコンパクトな形態を形成するのであ
る。それゆえ、本考案は、老眼鏡やサングラスな
どの如き掛け外しの頻繁な眼鏡の構造に適用すれ
ば従来製品に比較して驚くほど平薄に折畳み可能
になるので、その携帯が実に利便となる。
また、本考案の眼鏡は、従来の六折眼鏡のよう
に関節部分が多くなく、構造的にも頑丈で、か
つ、操作も従来一般の眼鏡と殆ど変わらないの
で、頗る使い易く実用的である。
このように本考案によれば、従来より改善を求
められていた技術的課題を悉く解決できるのであ
つて、その産業上の利用価値は実に大きいものと
確信する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例眼鏡を折り畳んだ
状態の片側部分のみを切断して示す斜面図、第2
図は同実施例眼鏡におけるブリツジ部近傍の構成
を拡大して示した接眼側平面図である。 1……フロントフレーム、11……シヨルダー
部位、12……ブリツジ部、13……沈み溝、1
4……耳掛沈み溝、15……凹段部、2……蝶
番、21……可動蝶片、22……固定蝶片、3…
…テンプル、4……ヒンジ、5……ノーズパツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントフレーム1の接眼側シヨルダー部位1
    1に蝶番2を埋込固定し、この蝶番2の可動蝶片
    21にテンプル3を折畳み操作自在に接続して成
    る眼鏡において、前記蝶番2の固定蝶片22が埋
    め込まれたフロントフレーム1の接眼側シヨルダ
    ー部位11には、其処からブリツジ部12方向に
    向つて沈み溝13を凹設すると共に、テンプル3
    の自由端部が当接するフロントフレーム1のリム
    縁面にも耳掛沈み溝14を凹設することにより、
    テンプル3をフロントフレーム1の接眼側面に略
    面一に折畳めるように構成したことを特徴とする
    薄折り眼鏡。
JP13188587U 1987-08-28 1987-08-28 Expired JPH0422324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188587U JPH0422324Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188587U JPH0422324Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436818U JPS6436818U (ja) 1989-03-06
JPH0422324Y2 true JPH0422324Y2 (ja) 1992-05-21

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ID=31388354

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JP13188587U Expired JPH0422324Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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JPS6436818U (ja) 1989-03-06

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